今日はなんの日?

授業の最初に、子どもたちに「今日はなんの日?」と質問。
もちろん返ってくる答は「ひなまつり!」
で、「それ以外に?」
耳の日!」よう知ってんなぁ…。
で、「それ以外に?」
「…」
で、おもむろにプリントを配りました。

で、ひとくさりうんちくを垂れて朗読。
そして授業がはじまりました。
ほんまに趣味やなぁ…。

今日の〆

夜は、大阪市内で謀議。
すごくしんどい話からはじまったことなんだけど、わたしにとっては豊かな出会いを与えられたかなぁと思います。そのオポチュニティを与えられたことにこたえるためにも、いっちょがんばろう。

LD・ADHD等のある生徒の理解と特別支援教育

今日の午後は、タイトルのタイトルの講演を聞いてきました。実は、このタイトルでこの講師さんの話を聞くのは2回目なんですよね。なので、あまり新鮮みがないのが残念というか…。あ、これ、そのまんま自分に跳ね返ってくるな^^;;
でも、あらためて聞くと、やっぱりすごくおもしろい=興味深い話でした。
基本的には、LDやADHD、あるいは高機能自閉症の定義と診断基準を示しながら、具体的にその子どもたちが見える(であろう)風景について、過去かかわってこられた子どもたちを例にとりながら話をされました。
なんというか…。きっと、わたし(たち*1)が見える風景とはずいぶんと違うんだろうなぁと思いました。というか、わたし「たち」という時、実際には一人ひとりの見えている風景は、実はぜんぜん違うんだけど、それを「同じ」とみなして話が進んでいる。でも、LDやADHD高機能自閉症の人たちって、それを正直に「違う」と言っているのかなぁという気がしました。
ただ、「同じとみなす」社会の中では、そりゃぁ、ものすごく生きにくいだろうなぁと思います。
そんなことを考えながら、一方で、トランスのことをやっぱり考えている自分がいました。
おそらく、トランスの見る風景って、やっぱり独特なんだと思います。別にそれはそれでいいんだけど、もしもその独特の風景を伝えなくちゃならないことが起こったら、どうすればいいんだろう…。自己言及をせずに、しかし「あなたにはわからない」と相手を切り捨てるのでもなく、「あぁ…」と心にストンと落ちる伝え方…。宿題だな…。

*1:というくくりがはたしてできるのかというのは、かなり疑問なんですが…

スクール・2日目

今日の午前はレッスンなし。「せっかくだから子どもの相手をしてやれよ」という校長の言葉に甘えて、しばし子どもの相手。
基本的には今までは放っておいたので、やっぱり悪いクセがそれなりについています。なので、直滑降からやりなおし。

  • 直滑降では、両腕の構えや足首の締め、その他姿勢のチェックができます。
  • プルーク滑降では、両スキーのインエッジをずらす感覚を身につけることができます。また、足首を締めていないとプルークが維持できません。
  • プルークボーゲンには、荷重移動の大きいものとひねりによるものがあります。荷重移動の大きいもので、外スキーをずらす感覚を身につけます。また、ひねりによるもので切り込みの感覚を身につけます。
  • 山開きプルークには、引き寄せるタイミングによって、フォールライン後の引き寄せ・フォールラインでの引き寄せ・フォールライン前の引き寄せの3種類があります。まずは、フォールライン後の引き寄せで、内スキーを引き寄せることにより、エッジの切替を練習できます。スピードを上げることにより、徐々に引き寄せのタイミングが早くなります。それにともなって、開きだしにあわせてストックを使うようになります。
  • 斜滑降・横滑り・山まわりの練習がここで入ります。外向外傾の姿勢を学ぶことで、しっかりと谷スキーに乗ると同時に、谷側の足首を締めることができるようになります。特に大切なのが、横滑りの姿勢。外向をより強くすることでエッジがはずれ、横滑りがはじまります。その姿勢で足首の締めを強めてエッジを立てると、山まわりがはじまります。
  • ギルランデによって、片方の山まわりをしっかりと練習します。ギルランデは、苦手ターンの矯正にも役立ちます。
  • このあと、開脚のパラレルへと導入していきます。

て感じかなぁ。
午後のレッスンでは、上級者2人を担当。こちらのほうは、基本的にはどこでも滑ってこられる方ですが、伸身のウェーデルンを練習させろという校長からの話があったので、主としてそれをやりました。でも、ウェーデルン、わたしも苦手なんですよね。まぁ、わたしにとってもいい*1練習でした。
てことで、2日間のスクール生活は終了。
今回は、19号線から「権兵衛トンネル」を通ってみたのですが、高速に乗るまでがめちゃくちゃ早いです。料金は少々上がりますが、これからは帰りはここを使いそうな気がする…。
帰りの滋賀県は、吹雪。今年はいい冬だ…。

*1:「いい」と打ったら「(・∀・)イイ!」が出てきたorz

スクール・1日目

なんしか、今年はなんとか滑走日数を2ケタにのせたいという思いがあります。なので、とりあえず月1回は行こう、と。てことで、今日〜明日は2月の分です。
朝起きると、えらい冷えてます。幸いエンジンが一発でかかったので、ラッキーでした。で、山へ向かいます。街中は見事に凍結しています。でも、山道にはいると除雪がきちんとされているのか、逆に大丈夫。途中、子どものスキーのレンタルなんかをしながら、スクールに到着。
今日の生徒さんは、小学1年生と幼稚園の年長さんのきょうだい。かわいいというかなんというか…。ゴーグルをしていると人相がわからなくて、「こいつ」と思わないわけでもないのですが、ゴーグルをはずすと、ふにゃふにゃの顔をしています(笑)。
小学1年生の方は、さすがに力があるのでプルーク滑降はできるのですが、年長さんはプルークを維持することができません。これをどうするかですね。とりあえず、はじめはスキーのトップを持ってあげて一緒に滑ります。だんだんとそれをなくしながら、どんどん距離を伸ばしていきます。気がつくと、ずいぶんと滑れるようになっていました。
なので、午後からは相当な長距離にチャレンジ。と、「おしっこ」のひとこと。「じゃぁレストハウスに入ろうか」で休憩。一本滑っていよいよリフトを乗り継いで上へ。と、「寒い」とひとこと。そりゃそうです。あたりは-10℃の世界ですからねぇ。またまたレストハウスに入ってしばし手をあぶります。で、スタート。たいしたもんですわ。子どもたちは。
結局午前午後のレッスンで、小学1年生はプルークボーゲンができるようになり*1、年長さんはプルーク滑降+少し曲がれるというところまできちゃいました。
子どもを教えるのは、ある意味楽だ。
レッスンの後は30分ほどフリー。雪質は最高。コブを見ると、そうとう深いものの雪は柔らかそうです。で、コブにはいると、これがまたいい感じです。たった2本だけではあったけど、しっかりと楽しませてもらいましたm(_ _)m。
宿に帰ったら、ちょいと仕事のお手伝い。子どもも一緒に皿洗いをやっていました。まぁ、こういうところで働くのも勉強です。仕事の邪魔はしたけど、それを受けいれてくれるスクールの厨房スタッフに感謝です。
手伝いが終わったら、子どもと一緒に温泉に入って、布団を敷いて一休み。と、子どもは寝ていました。まだ8時半だよ(笑)。久しぶりのスキーで、そうとう疲れたみたいだな。

*1:指導した内容は「曲がってごらん」だけ。まぁ、一度だけ前を滑りましたが、それもフォームなんて見せていません。「こっちにおいで」ってやっただけです。

久々の2人旅

特殊任務の日は仕事が早く終わるので、さくっと家に帰って、子どもを連れて出発。
そうだ…。期日前投票をしなくちゃ…。「◯ん◯味のカレー」か「カレー味のう◯こ」か、はたまた…、どれにいれようかと迷ってしまうような選挙ですが、とりあえず入れなくちゃならないと考えていますので、行ってきました。
で、区役所から琵琶湖方面へ。さらに北上して、高速道路に乗ります。途中、いらん用事をしちゃいましたが、なんとか中部地方の大都市に到着。友だちと落ちあって呑み。久々に同じスクールでスタッフをしている人とのんびりと話ができました。ちなみに、行った店の店長は、もともと同じスクールでスタッフをしておられた方なので、料理を出すついでなんかにちょろっとスクールの会話ができたりして、これもまたいい感じです。何品か注文をしたのですが、出てくる料理の量がハンパじゃないです。かなりおすすめかも。緑町にある凡蔵という店ですので、お近くに行かれた時はどうぞ。ちなみに、「いつき」と言っていただいても店長さんはご存じないです(笑)。そうそう、子どもは「うまい!うまい!」と連発していましたが、途中で「もう食べられへん…」とギブアップしていました。
で、お友だちの家に泊めてもらいました。
さて、あしたは「雪と氷の世界」に突入だ。

で、新大阪へ

新大阪某所で、某集会があるのでおでかけ。いや、一度家に帰ろうと思っていたのですが、やっぱり時間的に無理でした。
新大阪からあるいて会場へ。途中、前に行って「うま!」と思ったお好み屋さんに寄って昼ご飯。やっぱ、ここおいしいわ。残念だったのは、今日は昼のビールを飲んではいけない集会だったので、お好みだけしか注文できなかったことです。そのかわり、安かったです(笑)。
集会の方は、2時間半ほどかかる予定がすぐ終わってしまい、時間があまりまくり。
ちょうどよかったので、某交流会の打ちあわせを現地の人たちとすることにしました。
現地の人たち、ほんとうに協力的です。地元の組織をあげて、某交流会のバックアップをして下さいます。感謝感謝!
打ち合わせの時に、「昼ご飯、お好み食べてきましてん」と言って写真を見せると、みなさん「お好み焼き食べたなってきたわ」と完全に釣られはじめています。てことで、打ち合わせの後、お好み焼き屋に移動してしばし呑み。
ここで、「なんでこないに協力してくれはるのかなぁ」という話になりました。
やっぱり、地元にもトランスの人がいるらしいです。個人的にはつきあいがあるけど、地元の組織の中にはからかいの対象にしかしない人もいます。そういう地元の組織のあり方を考えるとともに、地元のトランスの人ときちんとつながりたいという思いを持っておられるようです。そのために、「もっともっとたくさんのトランスの人と交流して、そこから学んで、自分たちを変えていきたいんだ」と熱く語っておられました。
いろんな思いがひとつに結集した姿として、今年の某交流会があるんだなぁと思いました。

日常からの参加

まぁ、「生きる」っていうことは「非日常」と「日常」の間を往復することなのかもしれないなぁとは思いながら、あまりにもギャップがありすぎて笑ってしまいます。
今日の午後まで某研究大会はやっているのですが、わたしは一足お先に職場へ。でも、きのうの夜にお友達から来たメールを参加者に送ってあるので、もしかしたら、午後だけ瞬間参加かな?
こんなメールでした。

先日、ウチのムラの人が来て、
「こないだ人権文化センター統廃合反対の集会で発言してくれてた、トランスジェンダーって何の事か教えてくれへんか?」
と言われ、参考資料を渡して、若干の説明をさせてもらいました。
その人に
「急にどないしたん?」
と聞くと、
「こないだの集会で、ウチらは単に残してくれしか言えんかった。でもあの子らは違ごた。何で無くしたくないか言うてくれた。ウチらは、困った時に相談するとことしか思ってなかったけど、あの子らがホンマの人権文化センターの大切さを、もう一回教えてくれた気がしたんや。せめてあの子らが、どんなけ苦しい思いしてるか知ったらな、このお礼が返せんやろ?日之出を好きや言うてくれる人に、ウチらも何か返せなウソになるやん」
という、とても温かい返事が来ました。そんなワケで、つい嬉しくて今日はメールしちゃいました。

やっててよかった。つながっていると、本当に心の底から思ったんです。だから、その気持ちを、すでに帰ってはいたんですけど伝えたかった。
で、伝えて下さったお友だちからのメール

「京都のいつきさんから「これ言うてくれ」とメールが来たので紹介しなければなりません」と言ったら笑いが起こりました。

あくまでもウケをとっていただき、たいへん感謝しております(笑)。

さぁ、ほんとうに研究集会は終わりました。これから日常だ。あたらしく実践を積み重ねていかなくっちゃ。

某全国集会・2日目

今日は昨日の討論の続き。
ところが、ひたすら「育児休業」の話に終始しています。
いや、大切なのはわかりますがね…。育児休業をとれない人もたくさんいるんですよ。たとえば、うちの組合みたいに「限界集落」にたっしているような組合の組合員は、すでに範囲外。あるいは、子どもをつくらないというポリシーの人。そして、レズビアン・ゲイなど、従来の家族形態にあてはまらない人々。そういう人が、かならず「ここ」にいるはずなのに、それを考慮せずにひたすら育児休業にのみ話が終始するのはどうよ。
と思ったので、つい発言。
やれやれ…。
その後、鹿児島の方が出されたレポートにコメント。
まずは、「いやだと思わない環境をどうつくるか」みたいなことを言われたので「イヤだと思った時に、安心して声をあげられる環境をつくることが大切なんじゃないかなぁ」みたいな。あと、メインになるテーマが「同性介護」にかかわる話だったので、「同性」ってなに?みたいな。まぁ、前日に、ぷれいす東京の池上さんが「マッチング*1」という概念を言われたので、2番煎じですしたが(;_;)。
で、午後からは、わたしもレポーター。せっかくなので、pdfファイルをあげておきます。またそのうち、きちんと「いろいろリソース」にアップしますね。
で、あまりにも場違いなレポートで、ほとんど反応なし。
やれやれ…。
でも、司会の方や助言の方が気をつかって下さって、なんとか少しだけ討論の時間をつくっていただきました。ありがとうございます。
てか、今回、ほんとうに司会の方々・助言の方々によくしてもらったなぁ。
なにせ、ほんとうはあしたまでいなくちゃならないのですが、仕事の関係で今回は今日で帰ることにしていました。すると、司会の方が「最後に、どうしても今日帰らなくちゃならない方から発言はありますか?」みたいな、ある意味見え見えの運営もして下さいました。いや、ほんとうにありがとうございました。

*1:性別・年齢・宗教などあらゆるニーズを本人に聞いて介護者をコーディネートする