で、交流会

今日は「お座敷」と並行して「京都・在日外国人生徒交流会」をやっています。わたしがいない間に、卒業生にたのでいるんだけど大丈夫かなぁ。今日の作業は「キムチづくり」「タレづくり」で、これはまぁいいとして、初参加の子がいるという話だったのでそちらがちょっと心配です。
会場に到着すると、すでにみんなでわいわいと作業をしています。みんななんだかなじんでいて、誰が初参加なのか、わからない感じです。よかったよかった。
「お腹が減った」とか言う子がいるので、すぐに昼食の買い出しに行きます。せっかくなので、今日は野菜たっぷりの鉄板焼きにしますか。
作業が一通りすんだところで、お昼ご飯を食べながら交流。その後、ちょっと深めの自己紹介。最初に卒業生がきちんと話をしてくれるので、初参加の生徒もそれなりに話をしてくれます。

このあいだ、友達とケンカした。相手の子は最後に「中国人」と言った。その言葉を聞いて、何も返せなかった。

みたいな。卒業生達は、それぞれに自分の考えを返していきます。そういう子どもたちの姿を見ながら、やっぱりこういう「場」が大切なんだなぁと、つくづく思います。
やがて4時。そろそろ終了の時間です。次は3月だな。

近づいてきた

ここらあたりから、たてつづけに行事がつまってます。なかでも10月31日〜11月1日と11月3日の在日外国人関係の行事は、大量の下準備をしなくちゃならないので、もうワヤです。
きのうはきのうで、しょうゆだのみりんだのをドカンと買って、今日は発泡スチロールのトレイを買って。家では白菜の塩漬けもしなくちゃならないし*1
平行して、あしたはうちの職場の人権学習。そこへ向けての準備もあるし。
正直言って、インフルエンザにかかるヒマもないです。
それが終わったら…。

あ、原稿が2本+1本あるわorz。

*1:これはパートナーがやってくれるm(__)m

ウトロ歴史資料館のための国際ワークショップ

午前中は自転車の手入れ。見栄えもちょっとマシになってきました。
で、午後からはウトロへ。
考えてみると、京都在日外国人高校生*1交流会が1997年秋にやった交流会では、東九条フィールドワークをしていたんですね。その時の写真がこれです。

当時はスキャンした写真を「どーせ」と思っていたので白黒で保存していたんです。
これ、参加者が東九条の40番地、いわゆる「堤防の街」を歩いている風景です。それが、いまや跡形もなくなっています。東九条に限らず、ほとんどの部落では地区改良前の風景は跡形もなくなっていて、とってつけたような*2町並みが並んでいたり、唐突な*3団地があったりというふうになってしまっています。
もちろん住環境が改善・整備されているわけで、それはとても喜ぶべきことなんですが、一方、「歴史」をなかったことにしてしまうことが可能になるわけです。
なので、ウトロでは「歴史資料館」をつくろうという話が、まちづくりの計画が持ちあがると同時に出てきていました。
で、今回は、丹波マンガン記念館の李龍植さんをお呼びして、歴史資料館をつくることの意味みたいな話をしてもらい、守る会からは田川明子さんに話をしてもらうというワークショップが開催されました。
李さんの話からは、政府がいかに歴史を消し去ろうとしているのかということが、ご自分の体験を通して、これでもかこれでもかと突きつけられました。また、田川さんの話は、ドイツにある小さな町の教会がもともとは強制収容所だったことから、町の人々がその歴史を保存するべく歴史の発掘をされた事例が紹介されました。
いずれの話も、「歴史」と向きあうこと抜きに今・これからを生きることができないこと、にもかかわらず、どんどん資料がなくなっていくことの危機感を語られました。
田川さんの話の中にあったエピソードを備忘のために書いておきます。

今から20年前に「守る会」ができた時に、あるハルモニから「なんで終戦の時に守る会がなかったのか」と言われた。

みなさん、「恨(ハン)」を抱えたまま死にたくはないのです。

その後いろいろあったので(笑)、断片的な記憶しかなくてわけわからんけど、ほんとうにいい話でした。

*1:当時

*2:と書くと語弊があるか…←こればっか

*3:ん〜…

撤収

朝起きると、枕元に名刺があります。そうか、ヤツも来たのか…。起きてたらよかったなぁ。でもまぁ、うまくいけば来年会えるかもしれないから、それを楽しみにしておくことにしましょう。
今日は昼から用事があるので、早々に撤収開始。若い衆がそれなりに働くので助かります。まぁこういう「タスク」を繰り返すことで、チームがつくられていくんだと思います。プログラムってそういうことなんだろうなぁ。

秘密の焼肉

今日〜明日は、京都府内の某所で、某グループの焼肉大会です。まぁいろいろあるので伏せ字ではありますが、毎年この時期にやっているヤツです。
夕方某所に集合。やがて、続々となつかしいメンバーがやってきます。山の中なのでちょっと肌寒いのですが、これが焼肉とマッチします。みんなで昔話をしながら肉をつつくのは、やっぱり楽しい。
でも、あまり飲み過ぎるといろいろヤバイので、今年も10時ぐらいに布団にはいることにしました。布団の中でホッと一息ついたら、あっという間に寝てしまいました。

たまった原稿

この間、個人的なことがなんにもできなかったツケがここでまわってきます。これの〆切が昨日だったんですけど、ぜったい無理やし…。担当の方に、きのう「おたふく」から
「あした必ず」
と連絡していたので、絶対に今日出さなきゃなりません。まぁ、導入部だけは書けていたので、なんとかなりました。よかったよかった。
その他、もろもろ雑務をこなしているうちに一日終了。さぁ、今日は家でゆっくりしよう。

これが京都や!

午前、ひと遊びして帰ってきたら、パートナーも子どもたちもおでかけ。台所はそのまんま。またあわてて出ていったな。てことで、片づけ&ご飯を仕掛けてわたしもおでかけです。
向かうは円山野音です。
到着すると、すでにおめあてのパンタと岡さんの話は終わっていました。でもいいんです。この雰囲気を感じたくて来たんですよね。
京都市内に引っ越してなにがよかったかというと、こういう集会があったら、ヒョイといけること。まさに京都ならではなんだと思います。で、行けば行ったであちこちに知りあいがいます。ある人が
「互いの無事を確認する年1度の集まり」
とか言っていましたが、たしかに…。
そうこうするうちに、A久◯さんが登場。ふたりでのんびりと集会の時間を味わいました。
で、集会が終わったらデモ!これですこれ。
反戦老人クラブの人は前!」
とか言われて、レインボーフラッグに身を包んだ人が走っていきます。そんなんあるんや(笑)。
円山公園を出た時は明るかったけど、四河を曲がる頃にはすっかりあたりは暗くなっています。

あんな旗やこんな旗が立っています*1
「長いシュプレヒコール」は覚えられないのは相変わらずですが、久々のデモはやっぱり(・∀・)イイ!

*1:てか、リンク先のサイトの一番上の写真の真ん中の人、見たことあるぞorz

今日もレポート

午前は組合の教研集会です。
今年も全国に遊びに行くために、ここでレポートを出さなきゃなりません。でも、わたしはすでに出がらしです。どうしたものかと考えたのですが、ネタが出てこない。で、逆立ちして考えていたら、
「これがある」
と気づきました。いや、単純にこれの10月号なんですがね*1。でも、レポートを書く時間がありません。しゃーないので、そのまま出したりして^^;;

*1:某所に「うーーーん、ビミョー」と書いてありました。たしかにビミョーなんですが^^;;

某人権研究大会

今日は京都府全体の人権教育の大会ということで、北の方まで出張です。今回のわたしの役割は「レポート」。
夏から「イヤだイヤだ」と言っていたのですが、なんか消去法(笑)でこちらにまわってきました。まぁ別に何か特別なことをやっているわけじゃないんですが、たぶんしゃべくりが達者なのが問題なんでしょうね。「ほんの小さな日常の一コマ」を紹介しただけで、「おぉ」みたいにとられてしまうのは心外なんですが、せっかくレポートをするならそういう日常の一コマを話さないと悪いなぁと思うサービス精神がよくないみたいです(笑)。
同じ分散会に他に3本のレポートがあったんですが、なんかもったいないなぁという感じがひしひしします。だって、みなさんほんとうにていねいな実践をしておられるんですよ。なのに、それをうまくアピールしていない。まぁアピールなんてしなくてもいいんですが、やっぱりしゃべる以上は聞いてもらわないともったいないと思うのですが…。
ところで、「なんだかなぁ」と思うこともやっぱりあるわけで。
レポートのあちこちに「女の子やけど」「男の子やったら」という言葉がちりばめられています。そういう態度が根底にある実践が、どれほどまでに子どもたちを枠の中に縛りつけているのかということが、おそらくは発言者にはわからないんでしょうね。
討論の時間に、わたしは「立場の自覚をすることが、自分の問題を解決する糸口になる」みたいなことを話しました。いちおう部落問題に引っかけて話をしたのですが、例えば部落の女性にとっては、「部落」という立場の自覚だけじゃなくて、「女性」という自覚もまた、自分の問題を解決するための大切な「立場の自覚」だと思うのですが、そのあたり、ものすごく希薄なんですよね。

研修会

まぁ、趣味というか、仕事というか。
今日の午前中は朴実さんの案内で、東九条のフィールドワークです。
いつものことながら、朴さんの案内と、そこで出てくる話には迫力があります。「そこを知っている人」「経験した人」ならではというか。というか、単に知っている/経験しているだけではなくて、そこから悩み・考え・実践する人の迫力なんでしょうね。そしてけっしてそこにあぐらをかかない。だからこそ、迫力があるんでしょうね。2年ほど前にも聞いたけど、やっぱり新たな発見が多々ありました。
そうだ!「いつきのお散歩」新バージョンはあれでいこう(笑)。

午後は、金光敏さんの講演。
この人、かつて某在日外国人教育研究団体と大げんかした人でして、わたしもビビっていた、と。ところが、いろんなかかわりの中で交流ができて、なんでも
某在日外国人教育研究団体の中にもええヤツおるやん」
などと言われちゃったみたいです(笑)。
話の内容は、自分自身の生い立ちからスタートをして、現在やっていることの紹介、そこで出会った子どもたちの姿の紹介、そして今考えていることというあたりかな。でも、朴さんと同じで、知っている/経験している/実践している人ならではの迫力を持った話でした。
ちょっとおもしろかったのが、現在の韓流ブーム*1は「短く見積もって260年ぶり」という表現でしたね。つまり、朝鮮通信使以来ということです。なるほどなぁ…。
まぁそのほか、すごく刺激的だったり、ところどころ感謝の内容*2だったりと、いい話でした。

それにしても、一日どっぷりと東九条在日朝鮮人の空気に浸れるのは幸せだったりします。

*1:ペヨンジュンからはじまり、東方神起とか少女時代とか

*2:京都の在日外国人生徒交流会の宣伝をたっぷりしてもらった