で、別のお散歩

午後からは「反在特会」の集会@円山野音です。
集会の方は2時から3時半まで。あまり長くはありません。お二人と一緒に会場に到着すると、すでに900人の参加者が集まっておられます。あたりをぐるりと見渡すと、こちらに気づかれた方があちこちから手を振ってくださいます。せっかくなので、集会の内容はそっちのけでごあいさつに行きます。で、しゃべっていたら、近くのおじさまに怒られてしまいました。まぁ、正しい態度です。
途中北海道のお友だちと新潟のお友だちは帰って行かれましたが、わたしは当然デモ。
それにしても、円山公園からすでに機動隊が警備をはじめます。かなり物々しいですね。と、円山公園の桜の下から
「いつきさ〜ん!」
とご指名がかかります。いや、◯機がいるんですが(笑)。
声の主はSっこさんでした。
せっかくなので、桜の下でわたしもいっぱいおよばれ。その後石段下まで走ります。で、デモ隊と合流。

やがて四条河原町。かなり騒然としています。なんでも在特会が来ているそうな。「過激さ」では完全に負けています。ちょっと情けない気がしてしまいました。まぁいいんですけどね。

そうそう、ここに来ている在特会の人たちは実は別働隊で、本隊は九条にいるとか。もう、メチャクチャです。
河原町通りを、向こうは歩道をデモしてきます。なんでもデモ申請をしていて許可しているとか。で、解散地点。こちらはこちらでシュプレヒコール。向こうは向こうでアジっています。
なんか、警察権力(笑)相手じゃなくて、市民vs市民なんだなということ、そしてそういう時代が来ているということを、あらためて実感します。
やがてデモ指揮から「解散していいよ」という指示が出たので、あらためて円山公園へ(笑)。

恒例のお散歩

金曜日の夜から北海道のお友だち&そのお友だちの新潟の人が来られています。今日の午前はあいているとのことなので、せっかくですから恒例のお散歩に行くことにしました。
午後から雨ということですが、午前中はいい天気。暑すぎず寒すぎず、ところによっては桜も咲いています。
おふたりとも部落の歴史や在日の歴史をあまりご存じないので、少々ディープなところやなぁと思いながらも、知っている内容をできるだけかいつまんで説明します。
運動というのは、ともすれば「光の面」のみが強調されますが、光の当たるところがあれば必ず「影の部分」が存在します。そのことも含みこんで、次の世代の運動は学ばないと、あまりにももったいないと、わたしは思っています。
あと、あまりにも狭く変化のある「京都」を味わっていただきたいということもありますね。「脚光を浴びる京都」だけじゃなく、「脚光を浴びない京都」もまた「京都」です。いや、わたしにとっては後者の方こそが「京都of京都」なわけで(笑)。
てなことで、約2時間歩いたところで、これまた恒例の「おたふく」です。
途中◯本のおかあちゃん6人衆も来られて、雰囲気満開です。いやぁ楽しかった。

やっぱり限界を知った(GID学会2日目・その1)

朝起きると7時過ぎ。とてもしんどい…。でも、日野さんはすでに元気にパソコンに向かっておられます。どんだけ元気やねん…。
いずれにしろ2日目は10時開始です。なので、がんばって行かねば…。と思ったのですが、ダメ。朝ご飯を食べたりお風呂に入ったりしているうちに、どんどん時間が過ぎていきます。
結局会場に入ったのは11時。すでに塚田さんが話をしていました。

てことで、特別講演2。座長は齋藤さん。でも、あいさつは聞いていないです。

途中までは診断基準の話とかがスライドに出ているので、「ふ〜ん」という感じで聞いていました。ところが、途中から「ガバ!」っとパソコンを取り出し、メモを開始してしまいました。
昨日お会いした塚田さん、なんかゆっくりしか歩けないみたいだし、首はまわらないっぽいし、思わず
「大丈夫ですか?」
と聞いたのですが、
「足以外は元気です」
と、空元気みたいな返事を返されてしまったのですが*1、たしかに大丈夫です。だって、とても細かく細かく笑いをとっていかれるんですから*2
で、すごく「おぉ!」と思ったのが、
「カムアウトはハードルが高い人から」という話です。
やっぱりカムアウトはハードルが低い人からやってしまうのですが、実はハードルが低い人は、後々までサポートがイマイチだったりするみたいです。でも、ハードルが高い人は、そのハードルを乗りこえると、本当に真剣に考え、支えてくれるということなんですね。自分の経験を考えても、たしかにそうだなぁと。困難な道ではありますが…。
あと、診断基準を「ネガティブ・忌避的」と「ポジティブ・親和的」にわけて考えるというのもなるほどと。
診断基準には
1、自らの性別に対する不快感・嫌悪感
2、反対の性別に対する強く持続的な同一感
3、反対の性役割を求める
というのがありますが、「不快感や嫌悪感=性別違和」はネガティブ系。それに対して、「同一感や希求感」はポジティブ系という分類。で、診断する時に、ネガティブ系で判断をすると「性成熟障害」のジャンルの人を鑑別しにくいという話。なので、ポジティブ系の方を重視した方がいいという話です。これもなかなかわかる話やなぁと思います。
ただ、あまり「ポジティブ系を重視」とか言うと、「突撃系」が混じり込んでくるような気もしますが(笑)。
あと、学齢期のサポートの話もありました。「学校は「教育の機会均等の保障」という言葉に弱い」という提言には笑ってしまいましたが、笑ってたの、ひとりだけでした^^;;。

で、質問。
まずは、岡山の松本さん。
松「ネットなどバーチャルなところで性別移行をした人が、リアルな世界での性別移行をしたがるケースがある。こういう人は発達障害系かと思うが、どう鑑別したらいいか?」
答「RLEを検討したらいいのでは」
さらに質問
松「DSMの小児期のGIDについては、ケースブックでは「身体にあわせる」というニュアンスだが、先生の話はちょっと違う気が…」
答「症状の継続性と安定性をみる。ただし、性指向から出発しているのは要注意」。
なるほど…

続いて「匿名希望さん」(笑)
匿「最近、パスしはじめているかなと思っているけど、まわりの変化はない気がする。これまでの生き方は場当たり的だった気がするけど〜。ガイドライン1は「職業的利得のためを除外」とあったが、ニューハーフを除外したことはあるか?」
答「タイのニューハーフをたくさん雇っている人が「ここはホルモン投与をしてくれるか」と言った時には丁重にお断りした」
匿「では、個人としては除外していないのか?」
答「していない」

さらに続いて針間さん
針「「似て非なるもの」とあるが、DSM5ではGIになりつつあるみたいだ。これはたいへん広範な概念になると思うが、どう考えるか?」
答「個人的にはその方向に批判的ではない。治療に関してのバラエティを現場にまかせられたということ。それだけ責任は大きい。したがって、きめ細かい基準をつくる必要があると思う」

と、ここで終了。
さて、昼ご飯。出足が遅かったためか、行った店は満員。というか、そもそも今日は店が開いていないです。てことで、スープカレーの店へ。おいしかったです。◯ールも(笑)。
順子姐さんから午前の話をちょっと聞きました。なんでも、北陸のゴッドハンドが、隠されたベールを脱いだとか。なんかすごい人みたいですね。聞けばよかったorz。

で、会場に帰ると、ちょうど大島さんがステージから降りてくるところ。残念!退任のあいさつを聞き逃してしまいました。そのまま大島さんから「食事に行こう!」と誘われたのですが、今行ってきたところやし。すんません。
などとロビーでウダウダしていると、会場から出てきた人が、
「あーゆー血みどろ系はだめ」
とか言っておられます。中に入ってみると、おしっこしている人がいました(笑)。尿関係(笑)はあまり趣味ではないので、会場から出て、ロビーでダラダラ。というか、他に精神科医がふたり、やっぱりロビーでダラダラしていましたから。まぁわたしも精神的治療の分野とか、社会科学系の話の方が好きなので、おふたり+前事務局長とダラダラ話をしていました。
そうこうするうちに、池田先生の動きがあわただしくなります。いよいよ今回の大会も終了のようです。中にはいると「ぐわし」の話で盛りあがっていました。にしても、話を聞きながらみんな手を見ていました。もちろんわたしも見ちゃいましたけどね。

てことで、今年のGID学会も終了。池田先生、ほんとうにお疲れ様でした。

にしても、わたしの集中力が1日しか持たないということがわかったのが、もうひとつの収穫でした。まぁ原因はいろいろありますが…。

*1:ちなみに、常連患者(笑)には「もうあかん」と弱音をはいていたとか

*2:「それだけFFSをするんだったらSRSをしたらと思う人もいる」とか

限界を知った(GID学会1日目・その2)

で、いよいよ札幌医科大学へ。
到着すると、順子姐さんがすでに到着しておられます。受付をすませてごあいさつ。あちらこちらとごあいさつをしているうちに、いよいよ学会の開始です。てか、針間さん来ないよ。
埼玉の時の「ロビー活動」のひどさを反省して、最近はきちんと学会に出ることにしています。

一般演題1
座長はO田さんです。隣にいたT村さんに「まんまるの会の受診者は、みんな「くまさん」と呼んでる」というと、ウケてました。

抄録集を読めばできるんだけど、あらためてまとめてもらうとおもしろいですね。というか、織田さんのツッコミ*1が、かなり秀逸。まぁ診察室でしている話なんですがね。

  • 2、当事者グループのウェブサイトの分析

永瀬まどかセソセイ(笑)。
たくさんのグループがあるんだなぁ。隔世の感がある。にしても、わたしのかかわるグループでサイトがあるのは玖伊屋だけか…。あとで「京都 GID 自助」でググってもなんもありませんでした。当たり前だけど。
「裏はとれているか」という質問への回答。「自分で確認して下さい」(笑)

  • 3、教員を対象とした性同一性障害に関する講演前後の知識や対応の変化について

参加者、女性教員が多いです。さらに、養護教諭はすべて女性。
学校全体としての対応を見ると、やっぱりトイレ問題はハードルが高いみたいです。講演前のアンケートによると、「MtFのトイレ・制服」はきついなあ。
それにしても、女性教員の意識の高さが目立ちます。それは、制服・トイレについて顕著。
「若手の女性養護教員をオピニオンリーダやナビゲーターとして重点起用を」というのは、「たしかに!」とT村さんと大笑い。
「恋愛に問題→レズビアン・ゲイとの混同は?→当事者と面談をして説明している。
選択肢をつみとることにならないか。学校だけではダメではないか。
宮島さん、さすがに昔からやっているだけあって、すごい!

  • 4、学校における性別違和感のある子どもへの対応:教員の意識

人権教育担当者研修会。508人。すごいなぁ。校長が多い!岡山ってすごいなぁ。
接したことはあるか?→27.2パーセント(高校は39.2パーセント・小学校22.7パーセント)えらい高率やなぁ。てか、高すぎる気がする。
教えるべきかどうかについては、「本人に対して教えるべき」が高率。全体に対しても「教えるべき」が高率。演者は「意外だった?」と言ってたけど、そうだろうか…。
「ほしい資料」については、「チェックリスト」が55.9パーセント。う〜ん、マニュアル化されているというか、なんというか…。
「当事者への対応の主体」は、担任・養護教員・保護者・専門医・学校カウンセラーらしい。なんか、「担任」というのはわかるけど、ある意味担任にとっては苛酷な気もする。
「本人が必要と考えることに対応すべきか」については、「本人の希望があれば対応する」が92.2パーセント、「保護者の希望があれば対応する」が75.9パーセント。裏返すと、「保護者の同意がないときつい」と言っていた。ごもっとも。他に「教育委員会の了承」「学校全体」「校長の了承」など。診断書が30.4パーセントしかない。「必要な条件かなぁ」とのこと。でも、それを言うなら「十分条件」な気がする(笑)。
ちなみに、「当事者の生徒が在籍して対応したかどうか」については、44.2パーセントが「対応できなかった」。14.0パーセントが「問題がなさそうなので、対応をせず」これについては、中学校が25パーセント。演者の方、「これが一番問題」とのこと。たしかに!
「今後対応できるか?」へのパーセンテージが意外だった。へー、MTFFTMで、ほぼ差はないんだ。
「「教えるべきでない」の根拠は?」という質問に対しては、「他にやらなくちゃならないことがある」「希望されたらやる」みたいな。まぁ、みなさん忙しいからねぇ。

  • 5、性別違和を持つ人々の経済状況と不安傾向の実態調査

これ、アンケートに答えたし。そういえば、「分析結果を送る」とか書いてたけど、返ってきていない気が…。
アンケートの回収率は、MTF:FTMが4:6。
MTFは経済格差が大きい。MTFFTMの雇用形態は総務省の男女比と同じ。年収も同様。ということは、「生まれの性別」の影響が大きい。MTFは年収と通院率に正の相関があるけど、FTMは年収によらず、ほぼ同じ。
自己受容と他者からの受容について。MTFにとっての性別移行は、関係が満たされているかどうかが大きい。多角的なコーディーネーターを育成する必要がある。性別移行には「ジェンダーと社会制度」という、より多くの人々に共通した問題を含んでいるという結論。
ごもっとも…
演題が終わった直後、「情報量が多い」との座長のO田さんがつぶやいてました。ごもっとも。
ここで、質問あり。
「多角的なコーディネーターの育成とは?プランはあるのか?」。これに対する返答。「医療関係はいる。当事者団体が独自にやるのもいい。専門家をつくるのはいいと思うけど…」。とか言っているところで、突然割ってはいる質問者あり。
「他者からの不理解/理解って、抽象的じゃないか?もう少し詳しく教えてほしい」。これに対する返答。「データはあるけど、まぁいろいろ聞いたってことで」。
まぁ、きわめて社会の問題ってことが結論でした。そりゃそうだ。少なくとも服に「隠された性別」は社会的なものですからねぇ。それにしても、膨大な資料で、せめて添付資料がほしかった希ガス

で、一般演題2。座長の康さんは飛行機の遅れがあったので、まだ到着しておられませんでした。なので、札幌医科大学齋藤さん(?)橋本さんがピンチヒッター。

  • 6、性同一性障害当事者のカミングアウト(1) −自己開示の観点に立脚した探索的面接調査−

自己開示のcritical pointとして設定したのは、次の3つ。「開示対象」「開示抵抗と開示動機」「開示成果」。ひとつひとつについてデータを発表。
まずは「開示対象」から。友人が多いという結果が出たけど、「調査対象が青年期だからかも」とのこと。あと、はじめての開示対象を「親」とした人は少ない。ある当事者が友だちは失敗してもかわりがある」とあかしたとか。
続いて「開示動機と開示抵抗」。「開示動機」には2種類あって、ひとつは積極的なもの。主として「苦しみをしってほしい」。ただし、その根底には「信頼できるから」とか「人間関係を築くため」とかいうのがあるらしい。もうひとつは消極的なもの。「ひょっとしてバレたかも」みたいな。他にアウティングがきっかけになって開示せざるを得なかったという人が13人もいたそうな。これに対して「開示抵抗」としては「親を悲しませる」とかいうのがあったと。
で、「開示成果」。これにすいては、成果が好意的だとサポートが期待できる。一方否定的な場合は拒絶される。というか、脅迫された事例もあるらしい。
結論としては、カミングアウトは一連のプロセスで考える必要がある。よりよい成果を出すためには、社会的スキル・トレーニングの適用が可能。詳細な分析は今後の課題とのこと。
で、質疑。「脅迫の具体例は?」。返答は「他の人にも言うぞ」。
まぁ、これはその通りでしょうねぇ。てか、ある部落出身の人が言っていた「カムアウトはドッチボールではなくキャッチボール」という言葉を思い出しました。たしかにドッチボールみたいなカムアウトが多いかも…。

問題意識は、ジェンダーアイデンティティが「男性/女性」ではなく、「X」であることを、従来は「不適応」と言っていたが、ほんとうに不適応なのか?調査対象となったのは某ジェンダークリニックの受診者、肉体男は154人のうち11人。肉体女は272人のうち15人。調査内容は、基本的には自由記入。大きくは次の3つに分類できる。
過渡型…今は自信がないのでXアイデンティティ
揺曳型…ジェンダーアイデンティティが揺れている
積極型…積極的にXジェンダーを模索している
で、「アイデンティティの拡散や混乱とされるのは過渡型と揺曳型では?」とのこと。なぜなら
過渡型…自己を非受容
揺曳型…これを受容している人もいるので、いずれの可能性もある
積極型→自己を受容している
で、阿部さんの質問。
「パートナーの有無による変化は?」。「性的指向のデータはあるけど、まだ分析していない」とのこと。続いて別の人の質問
GIS*2?」。「データはある。まだ分析していない。ただ、中間くらい」とのこと。
たぶん、自由記入だから膨大なデータなんでしょうね。にしても、調査対象となった「肉体女」はここでも多いなぁ…。

  • 8、一般男女及びGIDMTFFTMのTCI検査結果の比較

今年は「中核群と辺縁群の対照」がテーマみたいです。調査対象は、FTMが91人、MTFが25人プラスK大学の受診者(笑)25人で50人。ちなみに、平均年齢は、MTFのみ40歳オーバーです(笑)。
で、結論は、FTMは持続性が高く、協調性が高く、自己超越性が低い。に対して、MTFの自己指向は低く、自己超越性は高い。これは去年と一緒です。ただ、損害回避の有意差はなかったとか。で、今回のテーマになった中核群と辺縁群の話。FTMの中核群は86人で、MTFの中核群31人。
MTFでは中核群と辺縁群は変化ないけど、FTMははっきりとちがう結果が出ている。中核群は全体同様、楽観的。ところが、辺縁群は、不安が強くクール、性格は優柔不断とのこと。
ここで、Iさんが質問。「年齢による影響があるのでは?」。返答は「あると思います。ただ、平均年齢をそろえると、MTFの人数が極端に減るので…」そりゃそうです。K大学の受診者は年齢層が高いもん(笑)。

  • 9、人格の生涯発達と性同一性の統合について −発達論的にみた性同一性障害の発症に関する一考察−

なんか、「性同一性と自我同一性」にかかわる話みたいです。
性同一性は、一度形成されると生涯変化しない固定されたものではない。性同一性障害は、性同一性が自我同一性に統合されず、そのために苦悩している状態と考える。すなわち、性同一性を自我同一性に統合することに成功できた人は発症しない。なので、性同一性を自我同一性に統合させようと試みている。中核群、辺縁群といった分類を越えて、個々の当事者に適応したものにしたい。とのこと。
で、塚田さんの質問。
「自分の経験では、性同一性の根幹を発達論的に考えて解決した事例はない。結局、自我同一性との妥協点を模索するのでは」で、返答。
「自我同一性の統合を試みる。外科的治療は、あくまでも統合の手段である。当事者は自我同一性の混乱を自覚しているか?」

254人(m=27.6)が対象。内訳は、FTMが165人(平均年齢25.6歳)でMTFが82人(平均年齢31.5歳)。

FTM MTF
被害なし 73 12
被害あり 92 70

だと思う。あまり自信はありません。
で、結論は、FTMは精神的に安定している。しかし、いじめ経験のあるものは、精神的な不安定感。それに対して、MTFは基本的に不安定。MTFの女性性が充分に容認されない文化での適応しにくさがある。
質問
「いじめの内容は?」。返答「内容については問わなかった。内容の分類をすればたしかにクリアになるだろうけど、そもそも分類はできないのではないか」

ここで挫折。着替えたり、トイレに行ったりしたついでに、しばしロビーでM木ちゃんに肩をもんでもらいました。だって、肩・首・背中がパンパンだったし、しかもこのあと「ご用」がありますんで。
てことで、
一般演題4
座長はわたし(笑)。「TCI検査でMTFの平均年齢をあげたいつきです」と自己紹介したけど、ウケませんでした。
それにしても、壇上だとスクリーンの文字がよく見えるのにびっくりです。そのかわり、パソコンでメモがとれない(笑)。なので、手書きのメモが頼りです。

性別変更の数は都道府県別にわけて、それの各都道府県ごとの人口比を計算。東京と大阪が突出している。さらに他のデータと比較してみたけど、有意な相関関係は見られなかった。ただし、大阪については「お笑い系」との相関はあるかも。とのこと。
順子姐さんのコメント
「大都市周辺の都市も他の地域と同様低いのは、中途半端にそこに行くよりも、大都市に行くから」。
「大阪の相関関係」についてはすべってはりました。

  • 17、地方の当事者支援団体における今後の活動展開

COMらっどの活動紹介でした。
驚いたのは、いろんな財団のお金をうまく利用して財源を確保しておられることですね。なんしか、遠いところで、医療機関までJRで4時間、車だと8時間かかるという現状で、いろんなことをしておられます。びっくり。
あと、子ども向けの書籍をつくりたいとのこと。おもしろいなぁ。
そうそう、講演が、あの虎井まさ衛さんに集中しているのはなぜだ*3

  • 18、地方におけるGIDセルフヘルプグループの現状と可能性 ーWITH US雪の日の集い4年間の歩みを通して−

参加者が増えている。で、アンケートをとったら、リピーターが多かった。しかも、一般の人のリピーターが多い。記述欄を読んだら、「勇気をもらった」などの意見が多かった。当事者や家族だけではなく、一般の人を入れることに大きな意味がある。

で、特別講演1。記念講演です。座長は大島さん

  • GID当事者活動 −これからの課題−

「依頼を受けたのは1週間前。しかも、座長がO島さんというのは云々」からはじまった1時間の講演。
まずは略歴紹介から。でも、けっこう「略」じゃなかった希ガス。そこからさらに.jpをつくった経緯へと話は移行。某◯NJとの違いを強調。
「会員制」「代表制」「民主主義の導入」「選挙によって責任者を選出」etc。
活動は大きくは「対外的活動」と「当事者向け活動」のふたつ。まずは対外的活動から説明があったけど、いっぱいありすぎてよくわかりませんでした。ただ、印象に残ったことをいくつか。
ひとつは特例法制定の頃のこと。「子なし要件」をめぐった対処の仕方について「もうひとつのグループ」を批判してはりました。
さらに、今回の改正について、「全面改正できなかった理由」をあげてはりました。理由は次の6点。
(1)運動を一本化できなかった
(2)勝手な動きをする一部当事者がいた
(3)運動を主導できる強力なリーダーが存在しなかった
(4)運動に介入する非当事者の存在
(5)ロビー活動を制限された
(6)一部の子どものいないGID当事者から運動に対する批判や反対を受けた
これ、前にも言ってはりましたな。で、再改正については、「子なし要件」以外は改正の見込みなしとのこと。
さらに、「性別変更の履歴が残る」という問題について。なぜ困るかというと、いろいろあるけど、そのうちのひとつとして「子どもが書類をとったら、子どもにわかる」。個人的には「ええやん」と思うけど、子どもにも隠したい人がいるんでしょうねぇ。で、この記載がどうしても削除できないのは、特例法の中にある「法律に別段の定めがある場合を除き」という文章らしいです。つまり、将来的に出てくる可能性があるので、「ネーチブ」にはない「痕跡」をつけておかなくちゃならないらしいです。
続いて、パスポート問題。で、ご自身のパスポートをプレゼン。ふぅ…。なんだかんだ言ってはったけど、最終的には「なんらかの法律が整備される必要がある」と言われたそうです。
健康保険証の性別欄の問題。地方自治体によっては、性別欄に記載しないところもあるらしいです。「チャレンジしてみたら」とのこと。ちなみに、パスポートについては、ニュージーランドだったかは「X」という記述があるそうです。「これをうれしいと思うかどうかはわかりませんが」とのこと。
で、雇用問題。突然、麻美さんの後ろ姿が…。自彊館裁判の新聞記事でした。ふぅ…。
他にも「若年層当事者問題」とか「教育問題」とかの話があったみたいですが、疲れてメモがしてありません。
で、続いて当事者向けの活動。最近はこちらに軸足をおいているとか。
当事者活動をより充実する必要がある。ボランティアでは限界がある。バラバラに動いていたのでは力が分散する。と立て続けに提起。で、「個人ではなく組織として」という提起。ふぅ…。
で、.jpを社団法人化するとか言ってはりました。ふぅ…。
で、質問に野宮さんが登場。
まずは、「特例法の時にはご心労をかけました」と仁義を切ってから、
「考え方が違う団体がたくさんあるのが健全だと思います」とまずはジャブ。さらに、嫡出子問題や手術要件問題について話。
特例法の要件については、「線引きをどこにするか」ではないのではないか。イギリスなんかではRLE(服の上からの性別)を重視するのではないか?という質問。
R「判定する機関は?」
N「裁判所」
R「私見が入る。議論を深める必要」
N「その通り。どちらがいいではなく、どちらもよしあし。議論が必要」
R「議論の場がないのが問題。野宮さんとはどこで話をするのか」
N「ぜひこういうところで話をしましょう。この後懇親会もあるし」
てことで、オチがつきました。
続いて、石原さん(だったと思う)の質問
「嫡出子問題は、嫡出子と非嫡出子に区別があることが問題。DNA判定は「多様性を認める」の反対側。.jpの方向はどこを向くのか?」
R「なぜ嫡出にこだわるのか。嫡出でなくてもいいのでは。それよりも、精子を提供した人間は子どもにかかわる責任を持つべきだ」
I「それは、現場としてはなかなか受けいれがたい。精子の提供者とのかかわりを切りたいという当事者が多い。しかし、子どもは自分のDNAの中身にアクセスする権利を持つ(病気なんかのこともある)。各国を見てもいろいろあるので難しい。

てことで、あー疲れた…。

(追記)
あ、「限界を知る」の「限界」を書き忘れていました。
自分の集中力が持続する限界は、せいぜい2時間なんだなぁと…。ふぅ…。

*1:書くことによって考えをまとめたり、「あーだろうか、こーだろうか」と話をすることが大切→社会性を育む

*2:GISってなんだったっけ?

*3:あとで聞いたら、交通費だけで来るらしい。えらいなぁ…

で、0日目がはじまる(GID学会0日目)

安心したところで、友だちに最寄りの駅まで送ってもらいます。
電車を乗り継いで関空へ。今から1000キロの移動の開始です。つっても、パイロットががんばるだけで、わたしは原稿を書くだけですけどね(笑)*1

で、新千歳空港到着。
結局1800字の原稿と1500字の原稿、両方とも空の上で完成です\(^o^)/
さぁ、札幌に着いたら呑むぞ〜

で、札幌到着。速攻すすき野へ。いや、単にホテルがすすき野なんですが^^;;
と、駅で見覚えのある顔が…。GID学会事務局長でした。チェックイン後、近くのジンギスカン屋さんへ。ここで、今回いろいろお世話になるT村さんとか、某北海道支部長とか、某学会理事長とか、いろんな人と合流。すでに時間は10時です。みなさん、ええ加減になってはります。急いで追いつかなければなりません。そうこうするうちに、事務局長が突然
「あ、監査がどうのこうの」
と言いはじめたので、O田さんに電話。結局合流。
と、某最年少理事のT田さんから連絡。結局合流。
なんだかわけのわからん会になっています。話の方もH海道新聞のI島さんと同性愛問題について大激論。わけわかりません。結局お店の閉店時間までいて、さらにキューバ関係の店へ移動。
ここでもI島さんと(が)
「カクメーがどーの、マルクスがどーの、民度がどーの」
と、わけのわからん話になっています。なんでも酔うとめんどくさい人らしいです(笑)。まぁ、わたしと一緒か(笑)。
てなことで、お開きは3時半。
いきなり飛ばしすぎか?

*1:ようやくひとりで時間を独占できるんだな

少しずつ終わりを迎える

今日が〆切の原稿。なんとかギリギリで出せました。タイトルは「航海図を描きながら」。まぁまぁのできだとは思いますが…。さてさて、どうなることやら…。
18日〆切の原稿が、あと2本。
それでも書き続ければ、必ず終わるはずだと信じながら…。でも、書かないと絶対に終わらないorz。

民族料理研究会

今日は京都・在日外国人生徒交流会の例会です。
毎回生徒が来るのかどうか、かなり不安で、プレッシャーに負けそうになるのですが…。今回は、なかばあきらめモードです。
というか、おそらくはこういう交流会って「続ける」ということが大切なんだと思います。
10年ほど前に、まったく生徒が来ないことがあり、引率と卒業生だけでしみじみと交流会をしていた時期がありました。でも、その翌年だったかにいっぱい参加があって、それから数年はほんとうににぎやかでした。もしもあの「しみじみ」していた時に「やーめた」と放り出していたら、その後はなかったんだと思います。
もしも「会」があれば、来ようと思えば来る「場」がある。でも、「会」がなくなったら、来ようと思ってもその「場」がない。「場」を維持することにも意味があるんだと、最近強く思います。
で、今回、フタを開けてみたら、案の定卒業生ばかり。でも、京都の子らだけじゃなくて、奈良の子らも来てくれて、ほんとうに気を遣わない楽しい会になりました。
ちなみにメニューも今回はすごかったですね。
まずは恒例の水餃子。

中のあんにしっかり味つけがしてあるので、めちゃくちゃおいしいです。あと、中国人の子がつくってくれたタレが、また、めちゃくちゃおいしい。単にしょうゆ・酢・ごま油・ニンニクだけなんですけどね。つくりかたなんですね。また玖伊屋で紹介しましょう。

続いて、これまた恒例のチヂミです。

たっぷりのごま油で焼くので、エッジの部分がカリッと揚がります。めちゃくちゃおいしいです。ちなみに、チヂミを焼くのは歴代の「チヂミ焼き職人」です。初代はもう30歳はゆうに越しています。現在は4代目なんですが中国に留学中なので、今回は3代目が焼いてくれました。

お次はトッポギです。これは交流会としては初メニューですね。つくってくれた人の好みで、少し甘めにしてありますが、でも、すごくおいしい!ちなみに、交流会作成の「焼肉のタレ」でやってもいいみたいです。

最後は、交流会卒業生がつくって持ってきてくれたボルシチです。この子、2年ほどロシアの日本人学校に行っていた経験をもっています。でも「だからといって、みんながボルシチが好きなわけではない」と、これまた味わい深い発言をしてくれました。デンマーク産のビートを使ってくれいているので、鮮やかな赤が美しいです。さらに、サワークリームと葉っぱ*1を散らしてあるので、香りもいいです。

で、ある卒業生曰く。
「わたし、この交流会、ただでおいしい昼ご飯が食べられるから来るねん」
なるほど。もっともです。なにせ、参加者がそれぞれ腕によりをかけてつくる料理ですから、まずいわけがない。しかも、たまにすごく珍しい料理も食べられます。
で、ある卒業生曰く。
「この交流会の名前、民族料理研究会にしたら?」
それでいこか(笑)

*1:種類は忘れた

頼れる人たち

今日は朝から某在日外国人教育関係の会議です。
午前はいつもの通り、事務局メンバーで事前打ち合わせ。昼食の後、午後からは本格的な会議です。
まぁ通常はわたしはダラダラモードで会議に参加しているのですが、今回はそうもいかなさそうです。
人権関係の組織・グループはどこともそうなんでしょうが、うちらのグループもご多分に漏れず、なかなかじり貧の状態です。なんというか、世代間の継承がうまくいかないんですね。
今、喫緊の課題というやつはやっぱりありまして、まさにその課題で集まる「若い人」はたくさんいます。でも、その人たちが前からやっている人とつながるかというと、そうはいかない。かといって、前からやっている人が「若い人のグループ」に行くかというと、みなさんいっぱいいっぱいだから*1、これまた行かない。で、同じようなことをやっているけど、いろんなグループがあって、それぞれがバラバラにやっている。ほんとうは、そういうさまざまなグループを横断的に動く人がいたらいいんだけど、そういう人こそ、中心メンバーとして動いているので動きがとれない。
てなことで、今日の会議の内容もかなり厳しい状況をどうするかということを、直接的ではないにしろ、話しあわざるを得なかったんです。
そんな中で、
「2011年のセミナーをどこでしよう」
という話題が出てきまして…。何気なく
「T島…」
と漏らしたら、
「それ、おもしろいな。ちょっと模索してみて」
となりまして、速攻メール。そしたらしばらくして
「やりますよ」
という返事が返ってきました。さすがや…。そこにいた人たちも、どよめいていました。
てことで、2011年5月に、T島でセミナーをやることになりそうです。おそらく、「在日外国人教育とは何か」あたりの、そうとう基本的なあたりを攻めることになるかと思います。でも、やはりいつも原点を見据えながらとりくみをする必要があると思います。なので、ちょっとワクワクしています。

あ、じゃぁT島の人たちとわたしとのつながりっていったいなんだろうと、あらためて思うと…。
もちろん、課題としての共通点はあります。でも、それはそれぞれがそれぞれの場所でやればいいこと。じゃなくて、
「互いが互いをおもしろいと感じている」
というところにあるんじゃないかなぁ。
もしかしたら、「課題」で集まるんじゃなくて「興味」で集まったら、もっと横断的につながることができるんじゃないだろうか。
たしかにみなさん忙しさの中で、そういう余裕を奪われているとも思います。最近連絡を取りあっている極北の地(m(__)m)の人も、ほんとうに忙しそう。でも、その人、好奇心と興味の塊みたいな人なんです。そういう人こそが、横断的に動くし、つながりをつくれる。
そんな人たちを頼りながら、わたしも横断的に動けるかな…。

*1:それだけじゃなくて、テイストがあわないとか、見ていて歯がゆいとか、まぁいろいろあるわけですが

痛い(笑)(雪と氷の世界2月版・2日目)

朝起きると筋肉痛です(笑)。
右肩が痛いのは当たり前として、お尻から腰からあちこちが痛い。原因はわかっています。コブです。毎年のことです。やっぱり普段使わない筋肉を使いますから、くるんですよね。
でも、この痛みが「コブをやったんだなぁ」という充実感につながります。
「いてて」と思いながら起きて、外へ出ると雪が降っています。やるな…。
今日の午前はレベルがバラバラの4人です。ひとりはある程度滑れるけど「基礎がしたい」という人。もうひとりは去年初心者で2時間だけスクールに入った人。あとの2人は昨日の小学生です。
さて、この4人をどう料理するかな。
学校で教科を教えるなら学力的に真ん中にあわせるとか上にあわせるとかできますが、スキー指導でそんなことをやった日には、一番下の生徒さんがえらいことになります。当然あわせるのは、一番技術的に下の人です。それでいてそれ以外の人を退屈させず「レッスンを受けてよかった」と思わせるのが、スタッフの仕事です。難しいけどね。
まぁ「滑走距離」という意味では不満が残ったかもしれませんが、技術的にはよかったんじゃないかな。←自己評価ですけどね。
昼休み。しんどい…。やはり寝不足&コブのダメージ&昨日からのプルーク攻撃ですね。
しんどい身体にムチを入れて午後のレッスン。
午後は午前の技術的に一番しんどい人ひとりだけ。こうなると気が楽です。生徒さんは、結婚で日本に来られたフィリピン人の若いお母さん。
いやぁ、おもしろい!すんごいポジティブな人なんですよね。
リフトから落ちそうになっても、きちんとそれを「ネタ」にしてくれます。リフトを降りる時も、いつも大騒ぎ。おかげさまで、リフトの係員の人にきっちり顔を覚えてもらいましたよ。
レッスンも、うまくいかなくても、常に「次」へ気持ちが向かいます。
たぶん、この人、上達が早いだろうなぁ。
リフト上でも、フィリピンと日本の学校の違いとか、子育ての違いとか、いろんな話ができました。う〜ん、もっとA久◯さんからフィリピンのことを聞いておけばよかったよ。
レッスンが終わったら、約1時間フリー。
今日の雪はグサグサ。当然ありとあらゆるところに小さなコブができます。それが、夕方の冷え込みで凍ります。こういう斜面はやっぱり難しい。だから燃えます(笑)。
なんだかんだと気持ちよく滑って、今回のスキーは終了。来月も来られるかな。
さぁ、あしたは卒業式だ。

で、山奥へ(雪と氷の世界2月版・1日目)

毎シーズン、目標としては「月1回・シーズン10日」を掲げています。やっぱり、いちおう「プロ」の末端ですから…。
てことで、ようやくあいた土日なので、山にこもることにしました。
にしても、金曜日から雨です。全国的に気温も高いので、きっと山も雨だろうなぁと思いながら向かいます。
さいわい、山に着く頃には雨もやんで、まぁまぁのコンディション。
今日の午前はお客さんはなし。てことで、フリーです。ラッキー!
当然高度があがった方が雪のコンディションがいいので、一番上まで行きます。コブが育っています。つい入ってしまうのは性ですね。
1本目は失敗。途中、「なんじゃこりゃ?」というえらいリズム崩しのコブがあったんですよね。で、2本目挑戦。「まぁ、なんとかなるか」と思って行ったけど、なんとかなるものです。ふぅ。でも、1本目からいけないとあかんよなぁ…。
あちこちのコブをやるわけですが、いずれのコブもでかい。と、あるコブで失敗。そうでなくてもあがらない右肩が持ち上げられて、痛いのなんのって。しばらくうずくまってましたよorz
午後はレッスン。小学校2年生と4年生のきょうだいです。去年はじめてスキーをはいて、今年2回目とか。
「教え方を教えてもらえ」
と言われたアシスタントがついてきたけど、小学生相手に教え方も何も(笑)。とにかく姿勢だけ気をつけて、あとはどんどん滑らせるだけです。とにかく、子どもがクッタリなるまで、いっぱい滑らせてやりました。でも、楽しそうだったからいいよな。