これでいいのか?これでいいんだろうな

今日は久々のトランスジェンダー生徒交流会です。
交流会と言えば、まずは買い出しからはじまるわけで。今日のメニューはどうしようかなぁ…。そういえば、きのうK淵さんと話してたな。でメール*1
「なににしようって言ってたっけ?」
即座に返事
「アドボと生春巻きとナムル。豆もやしをゆがいた残りでスープをつくれば完璧!」
ふぅむ。なるほど。やっぱりそこか。なんともバリエーションがないものだ。まぁええか。
てことで、助っ人のOぎぴーと買い出し。なにがしんどいって、野菜が重い!えっちらおっちら荷物を運んでいると、Mぎちゃん登場。助かった。
今日の交流会は、全員新しい参加者です。卒業生の子らに助けてもらいながら、ご飯づくり中の会話をまわしてもらいます。はじめは固かった子らも少しずつ輪に入ってくれるようになりました。
で、食後は恒例の自己紹介。
今日は参加者が少ないので、全員で輪をつくりましょう。で、珍しくトップバッターを引き受けてしまいました。ちょいガッツリ系の話をしてとなりへ。ひと通りまわしたところで、さらに2巡目。さらにガッツリ系の話をしてハードルをあげます。
と、初参加の子が離脱。
きつかったみたいです。んー、あれでよかったのかなぁ…。でも、きっとよかったんだ。だって、
「なんもしんどいことはない」
というフリをしていても、それは「フリ」。他の人のしんどい話を聞いた時、自分のしんどさと向き合うから離脱したくなる。初参加の子が逃げたのは、自分のしんどさと向き合ったから。たぶんね。
でも、その子らの離脱で、わたしの中の緊張の糸が緩んじゃいました。ふぅ…。

*1:K淵さんは今日は仕事で不参加

こちらは総括

帰りに東九条に行ってKOコンビをピックアップ。ふたりともベッドで爆睡してました。そりゃぁ、昨日一晩がんばって、昼にビール飲んだら寝ますよ。
ふたりを車に乗っけて、よもやま話をしながら送ります。
K淵さんとは
「近所で飲もうか」
とか言っていたけど、どう考えてもその選択はアホです。てことで、今日はおとなしく終了。
あー、やっとおふろ。やっとビール。
疲れた…。
でも、充実してたかなぁ。

で、夜は交流会

これまた例年のように、夜は夏へ向けた代表者合宿です。
わたしは決戦一日目が終わってからの参加。で、例年のように裏方担当です。まぁ、「地」がわかっている人間はわたししかいないので、必然的に裏方はわたしです。
子どもたちが話し込んでいる間に買い出しをして、メニューごとに仕分けして。いきいきとごはんをつくってる子どもたちの姿を見ていると、こちらもうれしくなってきます。で、思わずビールをぷしゅ。
ちょいと人員が足りないところを手伝ったりしているうちに、とりあえずご飯づくり終了。
本日のメニューは「アドボ」「パ・パ・ア・ラ・ワンカイーナ*1」「ソーセージロール」「水餃子」です。「チヂミ」とか「チャプチェ」とか「ナムル」とかが今回はありません。なんか、今の時代を象徴している気がします。

ご飯を食べていると、京都スタッフ*2登場です。この三人が来てくれると、後がずいぶん楽になります。助かるわぁ…。
なんか、夜食をつくったり片づけをしたりしているうちに眠くなってきて、気がついたら廊下に布団を敷かれてしまって、わたしはダウン(笑)。
てか、ダウンしていいのか?

*1:名前が覚えられなかった人が思いついた覚え方が「パパ、洗わんかいーな!」でしたよ(笑)

*2:K淵さん、Oぎちゃん、Sんすけ

またーりいこう

今日は久々の在日外国人生徒交流会の日です。
考えてみると、かれこれ20年近くやってきた、一番長くやっている交流会なんですね。
最近、「趣味は交流会(笑)」などと言っていろんなことに手を出していて、この交流会へかける力があきらかに少なくなっています。でも、参加してくれる生徒にとっては、この交流会こそがその子にとっての唯一の交流会です。日程のメールをしたら
「楽しみにしています!」
と、踊るような返事が返ってきます。その気持ちに応えなきゃなと思います。
てことで、会場へ。
すると、すでにひとり卒業生が来てくれています。うわぁ、ごめん!
そうこうするうちに、いつものメンバーかポツポツ来はじめて、よもやま話がはじまります。でも、あんまりゆっくりしてたら、昼ごはんが食べられません。
「何食べたい?」
「カツオのたたき!」
「それはちゃうやろ(笑)」
みたいな会話をしながら決まったメニューは「かぼちゃのスープ」「チヂミ」

「トマトのスクランブルドエッグ」

「アドボ」

です。
この中で何が一番おいしいか…。
やっぱりアドボですね!しょうゆの辛味とお酢の甘酸っぱさが、メチャメチャごはんにあいます。

  • つくりかた

つぶしたにんにく(一房分)を炒めて香りを出す
(今回は)トンカツ用の豚肉を1cm幅くらいに切ったものを入れて炒める。
玉ねぎを串切りにしたものも炒める。
スライスしたじゃがいもも放り込む。
しょうゆとお酢を入れて煮込む。
基本はこんな感じです。たぶん、正式なレシピとは違うでしょうが、まぁ、そこはそれ「交流会風」ってことで^^;。
これをご飯にかけて食べると、ほんとうにおいしい!
完成したのをみんなで
「うまい、うまい」
と食べるひとときは、やっぱりいいものです。今回は、初参加のフィリピン人が3人も来てくれました。ひとりはほとんど日本語ができないんだけど、交流会の中心メンバーが日本語・英語・タガログ語がペラペラなので、ちゃんと通訳してくれます。中心メンバーの子もタガログ語で話ができるのがうれしいみたいです。あっという間になかよくなっていました。
ごはんを食べ終わったら恒例の自己紹介。初参加の人はなかなか話をしにくいかもしれませんが、そこは常連メンバーや卒業生が「お手本」を見せてくれます。きっと、次に来てくれる時は、もっと話をしてくれると思います。
記念写真をみんなで撮って、後かたづけをして、今回の交流会は終了。

手を出しちまった

きのうの「おべんきょ」で、レジュメの中に引用されていた文章が、あまりにも響いたのでつい図書室に行って探してしまいました。で、当然のことながらあるわけです。リルケの「若き詩人への手紙」(笑)。
いやー、いいです!でも、なんかヤバげな昼下がりですよ。
もっとも、読みながら廊下を歩いてたら、同僚から
「柱に頭をぶつけないでくださいね」
って声をかけられたりする程度なわけですが(笑)。

ボーっと聞く

今日は某所で性教育セミナーがありました。タイトルは「割りきれなさを生きる〜“性分化疾患インターセックス”〜」。
う〜ん。
たしかに従来言われてきた性分化疾患の言説をひっくり返すような話でした。
ただ、話を聞きながら、ずっと
「へー、ほー、ふーん、うんうん」
と思いながら聞いていたんですよね。
というのは、ある性分化疾患の身体を持つ呑み友だちのことを頭に浮かべながら聞いていたからなんです。すると、いちいち腑に落ちてくるんですね。その人、別に運動をしているわけでもなく、でも、淡々と自分のことを話してくれたことがあって、それがわたしにとっての「実像」だったんです。
で、終わってからスピーカーの方のところに行って
「すごくわかりやすかったです」
と言ったら、えらいびっくりされていました。
でも、知識が少ないわたしは、話にバイアスをかけずに、「ボーっと聞く」ことが多いので、そうやって聞けばすごくわかりやすい話だったんですよね。
そうそう。話の最後が性分化疾患についての話じゃなくて、もっと普遍的な話になっていたこともおもしろかったです。
いい時間を過ごさせてもらいました。感謝!

気になってたんですよ

総会の片づけをして、宮前さんとお散歩開始。今回向かうのは、総会会場から2kmほど離れたところにある「子守歌」で有名なT地区です。
ここ、前々から気になっている店がありまして。とにかく、店の前には鍋がひとつ。その横には七輪。夕方になると、地元のおじさまたちが飲んでおられます。もう、今日みたいなチャンス!行くしかありません。
その店で見たものはこれ。

ホルモンのおでんです。入っているのは、ジャガイモ、コンニャク、フク、ハチノス、センマイといったところでしょうか。そのスープの色を見ると、あきらかにダシは継ぎ足しながら大切に育てておられることがわかります。まさにおたふくの対極にあります。味の方も、「濃厚」のひとことです。しかも、値段が安い。一皿200円です。驚愕です。
お店の冷蔵庫を見ると、ホルモン好きには宝の山です。
七輪ではおばあさんがお肉を焼いています。
「これな、テッチャン、これはレバー、これはハツ」
テッチャンの厚みが半端ないです。
いやぁ、いいお店です!またこよう!

ハンセン病に見る排除と隔離について

今日は某研究会の総会。いつものように、わたしは録音録画の担当です。でも、電車通勤に切り替えたし、はたしてできるだろうか…。必要な荷物は…。
mp3レコーダー、ビデオカメラと三脚、パソコン、プロジェクタ、あとはケーブル類。荷物でかっ!重っ!

それでもなんとか会場まで担いでいきました。
午前は総会なんで、まぁボチボチ。午後が宮前さんによる記念講演です。
内容はこの時の話をかなりていねいにされた感じです。あの時も感じたんですけど、
「排除と隔離を生み出したのは、隔離政策だけではなく、善意の人々の存在・行動」
って観点は大事だなぁと思います。ただ、大切なのは「だけでなく」っていうところだと思います。でないと、下手すると
「善意の人々に支えられた隔離政策」
っていうふうに話をすりかえて、そこから「隔離政策は根底的には人々が要求していた」みたいにして、正当性みたいなところに話を持っていかれかねない。
政治か大衆かというとらえかたじゃなくて、政治と大衆がどうからみあって、互いが互いを補強しあってきたのかみたいな観点で見ていく必要があるんだろうなと思いました。もっとも、そういう見方をすると、絶望的になりそうな気もしますが(;_;)。

エンディング・大分の友だち迎撃作戦第3日目(その1)

朝、みんなは静かです。仕事に向かうKよぽんはちゃんと起きました。でも、「一蓮托生」と言っていた「核弾頭」は起きません。まぁ、前回通りなんで、そんなもんでしょう。というか、今回は、ずいぶんおとなしかったです。たぶん、前回はテンションあげて参加してくれてたんでしょうね。
にしても、やたら頭痛がします。二日酔いか?でも、それだけでもないような気もします。
しばらくダラダラしてから、とりあえず朝ごはん。鍋にいれそこねた冷凍うどんとか、K野さんが残してくれたラーメンとかをもしゃもしゃ食べました。お腹にものが入ると、少しずつ頭痛がひいてきたので、きっとお腹が減っていたのでしょう(笑)。
やがて、SHコンビが帰る時間になったので、駅まで送って、今回の迎撃作戦は終了です。
かなり激しかったな(笑)。

今回のメインイベント・大分の友だち迎撃作戦第2日目(その1)

今日は今回のメインイベント、いつもの「お散歩」です。
とりあえずはSHコンビと3人で「南まわり」です。一周まわってきたら、すでに1時間近く過ぎています。年々長くなります。これって、年寄りのくどさなんかなぁ^^;
ここから北まわり。そして七条へ。ここで、コインロッカー捜索の旅に敗れたK野さんが合流。今回は人数が少ないので、ふだんは行けないところにもちょいと寄り道。いまも残る共同流しや共同トイレに一同
「ほんまもんや!」
と、えらい興奮しています。そろいもそろってマニアです(笑)。
そこからいつもの通り五条へ。
今回はここでも少し寄り道。うーんなかなか風情があります。また、ここ、通ろう。
さらに、今回は前に宮前さんに教えてもらったところもおりまぜてみました。
そして、最後の瞬間に歓声があがったのは当然です(笑)。
今回は、〆としてK野さんの案内で「境界線」とか「夜学跡」も教えてもらって、かなり濃いぃ「お散歩」になりました。