今回「おもしれ〜!」と思ったのは、ふたつ。
ひとりは大分の高校教員。この方、国語の教員なんですが、漢字の書き取りに男女雇用機会均等法とか労働基準法の条文を使うそうな。やるな…。
もう一人は三重の小学校教員。まぁなんというか…。確信犯ですわ*1。
*1:帰りのバスの中で、「自分の机のまわりは汚いけど、教室はめちゃくちゃきれいにするよね」「そうそうそう!」と意気投合した
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今日は人権学習。今回一番力を入れたのは、やっぱり2年生のデートDVです。それだけに、人権学習の前は、自分がピリピリしているのがわかります。なにせ、うちの学校でとりくむのは完全にはじめてであるにもかかわらず、担任さんと「練る」時間がほとんどありませんでしたから。それでも人権学習の前にみなさんがあちこちググリながらいろいろ調べておられる姿を見て、かなりホッとしました。というか、
い「あ、そこ見つけましたか。プリントのネタ、そこからとったんですよね」
担「他にもプリントのネタ、見つけましたよ」
みたいな会話はとても楽しいものです。おそらくわたしがこの半年考え続けてきたのと同じように、この1週間、常に頭の片隅で考え続けてこられたんでしょうね。
で、人権学習を終えて帰って来られた担任さんの姿を見てホッとしました。みんな笑顔です。結局わたしがだした教案を使わなかった人もいたそうな。大歓迎です。
うん、やってよかった!
昨日3人で飲んでいるときに、Iさんからメールがありました。でも、飲んでいるからぜんぜん内容がわからない(笑)。で、今日返事を返したら
「京都にもどって、おんぼろ部屋を引き払う」
ということでした。
そうか…。まぁ1月はまったくこっちにいなかったし、こっちにはもう用事はないものね。
それにしても…。
この半年間のすざまじかったこと。
鴨川の河原で酒を呑むは、Aバンティの広場で酒を呑むは、餃子を食べるために5キロぐらい歩くは。やっていることがほとんど大学生、というか、今の大学生はこんなことしないか。もう、ほとんど30年近く前にもどったような生活をしていました。あの生活、多分自分ひとりではできなかった。UITトリオがいたからやっていたんだと思います。
まぁそんなハチャメチャな生活も、これで終わりです。
かなり寂しい…。
てことで、京都にもどってきたITコンビ*1と呑み。とはいえ、昨日も外だったので、今日は家呑みにしましょう。せっかくなので王将で餃子を買ってきて、ビールで乾杯。ふたりとこの半年間を振り返り、これからの話をし。
ほんの2時間だったけど、それはそれでいいクールダウンにはなったかもしれません。
あ、もしかしたら3月5日〜6日の玖伊屋で上映会をするかも…。てことでいいのかな?>Uさん
*1:Uさんは関東でお仕事
3学期の人権学習で「デートDV」を扱います。
で、昨日ようやくその教案をつくったわけですが、担任さんの中にはとまどいの言葉もあったりします。で、なぜそういうふうになるのかなぁと思ったのですが…。
やっぱり「教案をつくる側」っていうのは、何ヶ月も前からずっとそのテーマが頭の片隅にあります。たぶん、いつも小骨が喉の奥に刺さったように、それを意識し続けているんですね。その蓄積があって、あるタイミングでそれが顕在化する。その瞬間に、「教案」という「形」になる気がします。まぁそのタイミングは、わたしの場合は「小ネタの神様」だし、ある牧師は「精霊が降りてくる」とか言っておられたし、まぁ人それぞれなんでしょうけどね。
ところが、「教案をもらう側」というのは、その蓄積がない。
すると、自ずとそこに意識の差が出てしまいます。
これが案外致命的な気がします。なんというか、自分が言っていることが伝わらなくなるんですよね。
ただ、もしもDVとかジェンダーとかを意識せざるを得ない人であれば、直接「デートDV」について意識し続けていなくても、案外通じたりもします。
さて、どうしたらいいんだろう…。
やっぱり、「話題にし続ける」ということかなぁ…。
実はこの1週間、担任さんが休まれたので、わたしがかわりに担任をさせてもらっていました。
いや、久しぶりの担任はやっぱり楽しい。
もちろん、担任としての雑務をまったくしていないので、ものすごく楽なんですが、それにしても楽しい。
朝、ホームルームで顔をあわせて、子どもたちと雑談をして。夕方はだれもいない教室に行って、机を並べて簡単に掃除が不充分なところをちょこっと掃除して。でも、そんな繰り返しの中で、子どもたちとの距離はグッと近づきます。
で、今日はロングホームルームがあるわけなんですが、特にネタは決まっていないそうな。ならば、人権学習をしたいなと思うのが、私の性でして(笑)。まぁなんかビデオを見せようかと思ったのですが、ちょうどいいのがありません。いろいろ考えて「読んでいただく」かと(笑)。
ただそうなると、こいつは「カムアウト」のなるわけで、そうなると、担任しているクラスの一部は授業で担当していて、こいつらに先にきちんとカムアウトせなあかんやろうと。
てことで、急遽授業で「つないだ番組」を見せてしまいました。
まぁ、どうせいつも今の時期に見せているし、それはそれなりに時が来たんだろうなと思ったわけです。
で、ホームルームでは子どもたちに「読んで」もらって、感想文書き。
放課後は子どもたちの感想文をぜ〜んぶワープロで打って、さて、月曜日に返そうかな。
たぶん月曜日は単になんが復帰されていると思うけど、もう一日だけやらせてもらおう。
あ、こんな内容のエントリーがなぜ「考え」なのかですよね。
「雑談」「机の整理」「人権学習」「ワープロ打ち」みたいなのが、わたしにとっての担任としてのルーティーンワークだったんですよね。まぁそれだけのことですが…。
ところで、たまたま常連さんとリフトに乗った時の会話。
常「あ、ところで、テレビ見ました」
い「は?」
常「いや、嫁さんが「あ、先生出てる」って言ったので」
い「へ?」
常「なんか、本を読むとかなんとか」
い「あ〜あれですか…」
常「ふだんはあの番組見ないんですけどねぇ」
い「ですよね〜。でも、みんなたまたま見ちゃうんですよね〜」
みんなたまたま見ちゃうんですよ(笑)。
11月19日にも書いたんですが、あるクラスが「異様な雰囲気」の中で授業が進んでいます。で、当然試験の平均点もいい点を取ってきます。というか、1学期の2倍の点を取ってくる子もいるし、あかんかった子もそれなりに納得してくるし。
で、みんなに
「2学期になにがあったんだ?」
というアンケートをとってみました。
で、わかったことがいくつか。
ふむふむ。で、休むヤツとか寝るヤツがいなくなったんや。
そりゃそうだな。
それは大きいやろなぁ…
すごい!
結局、これが一番大きいんやろなぁ…。
ほんとうによくわかったよ。みんな、ありがとう!
電車の中のサラリーマン(先輩のAくんと後輩のBくん)の会話。
A「あのなぁ、◯◯の受付の女の人、ひとりカワイイ人いるよなぁ」
B「あ、そうですか?」
A「あれ?見てへんの?」
B「あぁ、見てなかったです」
A「見といて。てか、ヒマやし見てるやろ」
B「たしかにヒマですねぇ」
A「まぁきれいというより癒される感じなんやけどね」
B「あ、あぁ、そうですか。ところで、◯◯の件ですけどね」
A「あぁあの件ね」
Bくん、なかなかうまく話をはぐらかしたな(笑)。