今日もパタパタ

今日は「まんまるの会」の日です。が、とてもではないけど大阪に行ける体調というかメンタルというか、そんな感じじゃないです。なので欠席連絡を入れました。
てことで、まずは歯医者さんからスタートです。ここ、家の近くなのはいいけど、最寄りの駅までのちょうど真ん中あたりにあって、バスに乗るほどではないけど、歩くのはなって感じのところにあります。しかも、台風の影響で軽く雨が降ってます。まぁ帽子をかぶって行きますか。
治療の方は、最後のかぶせをしてもらって終了。次は右の下をやるとのことです。とにかくスッキリと治療してもらいましょう。
外に出ると雨が少し強くなっています。ちょうどバスが来たので飛び乗って駅まで移動。午後の滝井参りはやめたので出勤です。
とりまガッコに着いたら事務室に行ってこないだの某在日外国人教育関係の請求書を渡しましょう。
「このために来られたんですか?」
いやいや、やりかねないけど、今日は違います。てか、夏休みはほとんど出勤しないのが例年ですからね。でも今年はお座敷は入っていません。
職員室に行って、各種書類を書いて提出。こういうのをサッサとやってしまいたい。
で、「季刊セクシュアリティ」のオンライン座談会です。なんでもテーマは子どもの居場所づくりなんだとか。メンバーはs-pecの人と真木さんとわたしです。地味です。てか、「にじーず」がいない(笑)。まぁ忙しいだろうからなぁ。
ここで、交流会をしようと思ったきっかけとか、今の話とか。
つくづくうちの交流会は「生まれ」も「育ち」も、他とは違いますね。やろうと思ったきっかけを話すと、1988年まで遡ります。当時うちのガッコに在籍してた在日のこの話とか、隣保館で学習会をはじめた話とか、社研をはじめてやった時のこととか。そこでの子どもたちの話なんかからスタートです。トランスの交流会の源流はそこにあるし、そこに源流があることを今かかわってる人たちは知っているからこそ、今の交流会があります。
あと、ほんとうに恵まれてますね。なによりも場所です。いろんな人が、交流会のやり方を知っててくれるから、それができるところを探してくださいます。そしてキャンプもおかしい。なぜに場所に到着したら樽があったり炭の上にサザエとかカキがあるんだろ。
たぶんみんないろんな意味で「おかしい」と思ってるだろうと思います。でもそれは「人権ベース」でスタートして、今もそのベースを変えずにやってきてるからこそ、それに協力してくれる人権のなかまが助けてくれます。てか、みんな、子どもたちと会ったら「また会いたい」と思ってくれるし、そう思わせる子どもたちです。
そうそう。スタッフがいないのもいいですね。みんな参加者です。でも、お客さんは誰もいない。みんなでつくる交流会です。だから、交流会がてきなくなるようなことはしない。もちろんもめごとはあります。でも、誰かが動くし、もめごとの当事者も交流会を優先してくれます。
あと、真木さんの話を聞いて「そうかぁ」と思ったのは、「死ぬ」ことを考えてるってことを表明する人が少ない。もちろん、来たことがある人で自死した人はいると聞いてます。でも、多くの参加者は、意外と死と遠いところにいるような気がします。なぜなら、リアルな人が味方になってるし、少しずつではあれ、自認する性別での生活を実現し続けてるからかな。それはネット上のヘイトへの免疫にもなる。
なんか、そんな話をしました。
2時間ばっかの座談会を終えたら、4人のおべんきょ成果です。昨日の夕方、トレーニングのあとに思いついたことを文字化してみました。たぶん方向性は出ています。が、未完成です。ただ、未完成ではあっても、とにかく送りましょう。みなさんの意見を聞いて、また修正すればいい。しかし、図がむずかしいな。
てことで、定時が来たので帰りましょうか。疲れた。おふろとビールだな。

学力の推移とその要因 とか

今日は1日第2のふるさとに出張です。なので、おにぎりを持って少しゆっくり家を出ました。最寄り駅から子どもたちの母校までプラプラ歩いて移動。やはり市内よりかは涼しいですね。
午前は地域の同研の夏季研です。まずは全体会。不登校生徒へのていねいなとりくみが報告されました。地域の同研なので、ひとりの子どもをめぐって、いろんな人が話されます。これを聞くのが醍醐味です。が、一方でなんかモヤモヤ。なぜ近年不登校の子が増えてきてるんだろう。というか、そもそもやんちゃくれが減ってます。なんでだろう。「子どもの気質が変わった」という安易なところにはいきたくないです。おそらくは社会的要因が関係してるんだろうな。例えば「逸脱」や「失敗」を許さない社会に変わってきたとか。はたまたコミュニケーションを強要される社会になってきたとか。はたまた面倒見がよくなったとか。
モヤモヤしたまま、全体会終了。分科会は学力進路保障に行くことにしました。
いきなり「まんから」がはじまりました。なんでねん。でも、見ているとおもしろいです。ちなみに「まんから」は保育園がやってることらしいです。なんでも年中さんになったらできるんだとか。その後「3ヒントクイズ」です。なんでやねん。でも、これも保育園がやってることらしいです。こうした遊びを通してつけたい力があるんだとか。たしかにいろいろつくでしょうね。
とにかく、保育園•小学校•中学校が連携して子どもたちを見ているのは、この地域の強さだと思います。今日のテーマは実は言語能力を高める話ですが、それへの保育園から出した答えが、「まんから」であり「3ヒントクイズ」だということです。その後、グループディスカッション。これもおもしろい。が、これまたなんとも言えないモヤモヤが。プレゼン力をつけるのはわかるんだけど、読解力をどうつけるかって、また違う気がします。と思って、そういや、かつてなんか考えたことがあるなと。で、思い出したのがindexの話でした。
まぁいいや。
そんな感じで、午前の部、終了。昼まで時間があるので、あたりを散歩。懐かしいなぁ。でもさびれたなぁ。お店がまったくありません。かつてはちょこちょこあったんですけどね。結局30分ほど歩いてなにもないので、コンビニでコロッケを買って、午後の会場へ。
午後は小中連携の研究会です。まずは記念講演。演題は「学力の推移とその要因ー子どもの成長を長い目で見るー」です。講師は前馬優策さん。はじまる前にあいさつに行ったら、この時におられたのことです。恐縮です。
話の内容は、まずは、学力の伸びと、さまざな要因との相関関係です。おもしろいのは、小学校と中学校では相関関係が変わるところですね。例えば読書冊数と学力の伸びは、小学校ではあまり関係ないけど、中学校では正の相関になったりします。なんとなく「なるほど」と思えます。しんどい家庭の子とそうではない家庭の子の格差が学年進行にしたがって拡がっていく感じ?後半は「学習方策」「非認知能力」と学力の伸びの相関関係です。特に「非認知能力」と学力の伸びの相関関係はおもしろいですね。自制心とかやりぬく力が相関がある。
そんな問題提起をされて、前馬さんは広島に帰って行かれました。あとはグループディスカッションです。各学校の行事が、非認知能力のどの要素を育てることとかかわってるかを、みんなで考えるということです。こういうリフレーミングは大切ですね。高校に最も欠けてるところかな。みんな「例年通り」の行事を「こなしてる」感じだからなぁ。
結局、みなさんのディスカッションに最後までつきあって、終了。疲れた…。
家に帰ったらトレーニングです。
まずは筋トレ。さすがにクーラーをかけないとムリですね。そしてラン。

今日もインターバルです。まずはゆっくりと2分ほどジョグ。なんか、軽いですね。そしてスパート。この間買ったcw-xがメッチャいい感じです。とにかく20分やりましょう。結局1周ジョグ→スパート7本→1周ジョグで3.2km分を21分。アベレージが6分30秒ばっかでした。ただ、一番速いスパートが20.7km/hだったので、まぁよしとしましょう。

その後角打ちへ。

みなさんから「お嬢」と呼ばれて照れるなど。まぁええか。
今日は1杯だけです。これで330円。安いな。
さてと、家に帰ってビールを呑みましょう。

効いた

今朝はヤクゲトの日です。なので、朝は少しゆっくり。とりまいつものお医者さんへ。まぁいつもの会話をしたのち
「実は筋トレしてまして」
というと
「あぁそれで、少し締まって見えたわ」
とのお言葉。なんでもBMIが19くらいらしいです。医療者としては22が推奨なので、少し痩せ気味なんだとか。てことは、筋肉量を増やさねば(笑)。
まぁいつものようにホルモンをもらって、脱出。職場へ向かいます。
しかし暑い。
職場に着くと、やはり夏休みな感じですね。ゆったりとしてます。ちなみに金曜日に終業式で、3日職場に来なかっただけなのに、なんとなく久しぶり感があります。とりま、自炊からやりますか。
その後、あれやこれやをやって、2時前に、ふと「走ろうか」と思いました。なのでお着替え。すると着替えたわたしを見て
「走るんですか?死にますよ」
とのお言葉。前も聞いたな。まぁ屋外スポーツの人は、その過酷さを知ってるからこそ心配してくださるんですね。ただ、走るつもりなわたしを見て
「校舎まわりですね?1時間して帰ってこなかったら探しに行きます」
との優しいお言葉。さて走ろう。

気温を見ると34℃。湿度は39%。カラッとしてるってことですね。こないだは15分でした。今日の目標は20分かな。
まずはジョグ。日陰はそんなに暑くないです。雲が出てるので、たまに日が陰ります。すると楽です。グラウンドを見るとあいてます。気持ちよさそうですね。ではグラウンドに行きますか。
とりあえずグラウンドの最外周を東西方向にスパートをかけましょう。南北方向はジョグです。効きますね。結局7本スパートしたところで限界かなと思って、あとはジョグですね。途中、体育館の中から「がんばれ!」のエールがあったりしてうれしいですね。
スパートの速度が18.1km/hのようです。最後の1本はかなり遅いです。トータルは3.2kmを20分26秒。アベレージが6分18秒/km。まぁいい感じでしょう。

しかし効きますね。汗が吹き出ます。脱水症状にならないように水分をとらなくちゃ。3時前にようやく落ち着きました。
3時からzoomの会議です。まぁなんだかんだで1時間ほどでつつがなく終わりました。と、担任さんが来られて、成績の根拠を教えてほしいという生徒さんがおられるとか。すばらしい!生徒さんが来られたので、根拠を伝えたら、納得してくれました。成績にこだわるのは大切だし、根拠を聞いてくれるのも大切です。
てことで、職場を脱出。しかし暑い。電車を乗り継いで歯医者さんへ。ちなみに歯医者さんまではバス停ふたつ分です。ビミョーな距離です。すぐにバスが来たらいいけど、5分待つのであれば、歩くほうが早い。結局いつも歩いてます。まぁ、直線なので、目的地を見て近く見えたら体調がいいってことで、近く見えたからいいんでしょう。
歯医者さんをさっくり終えて、再び京都駅へ。今日はSさんプロデュースの飲み会です。なんでも、わたしをHさんに会わせたいんだとか。
てことで、いつものニューエビスノです。ここで、なぜか笑いのとり方とか説明するハメに。いや、最近ウケてないからなぁ。
なんでもHさん、岐阜の出身で、ムラの人ではないけどムラ中の野球チームにおられたんだとか。ただ、そのチームで大学に行ったのはHさんひとりだけなんだとか。そんな話から、とうぜんのことながら人権の話へと展開していきます。
いろいろおべんきょすると、難しい概念を手に入れてしまったりします。ただ、それを生徒に伝えるのは難しい。Hさんは「だからあきらめる」とのこと。でも、Sさんは
「いつきさんは伝えられるよ。きっと小学生にだって伝えられる」
うーん。まぁそうですね。伝えるのが仕事ですからね。わかりやすく伝えることと、中身を簡単に変えることは違います。それを工夫してきたこれまでの教員人生なので、できてあたりまえか(笑)。
そんなこんなで10時前にお開きです。少し飲みすぎたかなぁ…。
しかし、昼間のスパートは効いてるな。

沈没のちゼミ?

朝、さすがにしんどいです。とにかく身体が動きません。無理は禁物ですね。なのでのんびりしましょう。
昼前に少し外出。気分転換です。
昼ごはんは冷麺にしようかな。

沖縄そばのタレで味つけしたら、濃いけどおいしいな。
ビールを飲んだらそのまま眠くなって昼寝です。
5時過ぎに起きて、ゲンコを少し修正。うーん、イマイチ決まりません。
と、7時からゼミに誘われてるのを思い出しました。あわててzoomに接続。すると自己紹介をしてはります。そんなん、聞いてない…。これはちゃんと参加せねば。
てことで、本日の発表者の渡辺さん登場です。
なんか、ハンナ・アーレントがどうとかこうとか…。ダメです。頭の中に入ってきません。まぁでも簡単に言うと、「生徒主体って、それでええの?」みたいな話だったのかな。でも、最後はわかりました。
例えば「「伝える」ではなく「伝わる」」
たしかに。そのためには
「まずは大人が闘う」
うん。そうですね。
発表のあとは質疑応答。でも、質問できるほど理解ができてないです。てか、哲学・倫理系の人たちなので、少し作法が違います。しばらく話を聞いていたら、司会の方が
「はじめて参加した人」
とかいうトスをあげてくださいました。なので発言。
「わたしは高校教員だけど、教員って権力を持ってますよね。そのことに自覚的でありたいです。でも、一方で闘うことは伝えたい」
そんな話をしてこのエピソードを話してみたり。
おそらく教員が闘うのは、まずは自分自身なんでしょうね。それは「葛藤」という形をとる。その葛藤をなくすと、権力に無自覚な支配者になる。自己矛盾をはらみながらも自らと闘い続ける。
そしてもうひとつ、学校の外でも闘う。それは例えばカウンターでもいいです。交流会でもいい。なんでもいいです。そしてそれを教室にフィードバックする。
「伝わる」んだけど、それは「伝える」から伝わる。そんな中で、例えばこんなことが起こるんじゃないかなぁ。
そんなことを話したり考えたりしていたら、10時半ですがな。ということで、ミーティング終了。即時のシャットダウンは、いまだに慣れないな。
さてと、クールダウンのウィスキーを飲んで寝ようかな。

あるメールの問いかけ

今日は午前に出張が入ってます。なので、朝は少しのんびり。そして谷間の町へ。
中学校に到着すると、支店長さんがあいさつに来られて恐縮するなど。ちなみに、以前すごくお世話になった人が直営店に行ってたけど帰ってこられたんだとか。うれしいやろな。
で、会議スタート。まぁ、初回はこんなもんでしょう。でも、力の入った冊子をもらってお得な気持ちになりました。ここの中学校、ずっと部落差別については扱ってこなかったんだけど、前の支店長の時から扱うようになりました。その後、試行錯誤ののちに、3年間のカリキュラムが固まってきたんだとか。地道なとりくみですね。あと、小中がともに世界人権宣言を扱っておられるのもうれしかったですね。京都府南部も世界人権宣言を扱う学校が増えてきているので、小中高の連携ができそうです。ただ、少し不足気味なので、支援級の話を聞いてみたり。あとはいつもの通り物量作戦で出した資料の説明ですね。高校の教員は聞き飽きてるから寝てますね(笑)。
てことで、会議も終了。
ガッコに行って、書類書きをしようと思ったけど、かなりややこしいので、少し先送りしましょうか。先にやらなきゃならないのは「夏休みの友」の作成かな。今度の土日に印刷されるだろうから、それに間に合わせなきゃなりません。
と、一本のメールが…。差出人はこの記事を書いた人でした。
「「女子トイレや女湯にトランスジェンダーを装った男性が入ってきたらどうする」という論にどう答えればいいと思うか」
とのことです。なんでも経産省のトランスジェンダーの職員についての最高裁判決にまつわるコラムを書かれるんだとか。
やれやれ。この手の話に時間をさくことそのものがめんどくさいのですが…。まぁ行きがかり上書きますか。

まず大前提として、この手の質問に対しては「知らんがな(笑)」としか言いようがないんですよね。
部落がなぜ差別されているのかは部落の人に聞いてもわからなくて、差別している人に聞かないとわからないんです。それと、基本的には同じことです。
「女子トイレや女湯に、トランスジェンダーを装った男が入ってくる」という問いは、トランスジェンダー(特にトランス女性)を排除するためにトランスヘイターが持ち出してくる話で、それに対してトランスジェンダー当事者が何か言っても、またその言葉を根拠に差別の理由をつくるという感じです。
そもそも、トランスジェンダーはすでに女子トイレにも女湯にも入っています。そしてなにも問題は起こっていない。なぜなら、多くのトランス女性は女性に見えるからです。
そして、すでに女子トイレや女湯にトランスジェンダーを装った男は入っています。多くの場合、それは性犯罪を目的としているので、そういうケースは処罰されています。
つまり、こういう話は既に解決がついているということです。にもかかわらず、それを解決がついていない新たな問題として提示することそのものに、すでに意図があるということです。
わたしはずっと女子トイレを使っています。たまに多目的トイレを使いますが、多くの場合は洋式トイレを使いたいからです。公衆浴場については、原則としてめんどくさいので入りませんでした。なにがめんどくさいかというと、男湯に入るとあたりが騒然となるからです。それがトランスジェンダーの現実です。
もちろん、これはかなり性別移行が進んでいる状態の話で、トランスした当初はこうではありませんでした。つまり、ひとりの人間であっても、状況によって変化するということです。これは当たり前のことです。
経産省のトランスジェンダーの職員に関する最高裁判決は、きわめてまっとうだと思います。それ以外に、例えば女子大がトランス女性に受験資格を与えることもまっとうだと思います。こういうまっとうなことに対して、ヘイターの人たちは差別することを目的とした「論理(とは言えないと思いますが)」を振りまわしているだけです。
ということで、まぁ「トランスジェンダーを装った男は、長くて3日しか持たない。女性のコミュニティーでは過ごせない。ずっと女性を装えるのであれば、その人はトランスジェンダーですよ」というのが現実です。

と返事しておきました。
放課後は明日の中庭コンサートのリハです。ミキサーの使い方がわかってないな。まぁひとつひとつ教えなきゃな。さすがに夏休みの合宿を復活させる元気はないので、今年も機材講習をしようかな。
職員室にもどると、誰もいません。みんなクラブかなんかやってるのね。わたしはそっちは終わったので、雑務をしますか。と思ったら、あとからあとから生徒がやってきます。やれやれ。
と、数学科のチーフから電話。
「あの、少し打ち合わせをしたいことがあるので、来てもらえませんか?」
「こっち、誰もいいひんし、離れられへんねん。こっちに来る?」
ひとりで来るのかと思ったら、みんな来ました(笑)。ものものしい雰囲気です。
こちらの話も「知らんがな」な話ではあるのですが、そうもいかないのでつきあうことに。なんかいろいろ話してますが、解決策が出てきません。しかたないので
「「なにかありましたか?」と聞いて見るところからスタートやね。その結果次第で次の一手が決まる」
と提案しておきました。で、話し合いが終わった時、定時を30分まわってました。
「こんな時間までいたら「なにかありましたか?」って聞かれるやん」
とオチをつくって、今日の仕事は終了。
疲れたな…。

がんばる、のちダラダラ

朝、なんとか目覚めました。とは言え7時過ぎなのでふだんよりはゆっくりです。しばしボーとして、事前合宿の会場へ。事前合宿は今日の昼までです。
会場に着くと、朝ごはんづくりがはじまってます。と言っても、つくってるのはひとりですが…。まぁ特に手伝わなくてもいいでしょう。やがて朝ごはん。S水くんとわたしは台所でステイ。あまりものを食べましょう。
やがて朝ごはんの食器がやってきます。まぁでもみなさん、食器洗いはしてくださいます。このあたり、教員ってよく働きますね。ひと通り食器の片づけが終わったところで、S水くんとわたしの朝食です。あまり残ってないから少し食べるだけですみました。
それにしても、2年ばっか使ってなかったので、油とか酸化しまくってます。えいやと、古い油をすべて中華鍋に放り込んで油固っで処理しちゃいました。その後台所を掃除機かけて、あとはしばし生徒さんたちのディスカッションを見るなど。
しかし、IチローやS水くんは、わたしに向かって
「せんせいの時はもっとみんな話してたけど、今はAっちゃんが話をして、それに答える感じで生徒が話してる。やっぱりせんせいのほうがうまくまわしてたのかなぁ」
とか言ってくれました。んー、たぶん、あの頃はしゃべるやつが多かっただけな気がする。でも、もしもやり方が違うとすれば、わたしはあまりしゃべらないようにしてたなぁ。委員長が話をしてくれるのを待って、あとは軌道修正したりする程度かな。逆に言うと、その程度でできる生徒たちだったとも言えるかな。あーでも、その程度だからみんなが話したのかな。
わからん(笑)。
そんなことをしてると、突然ディスカッションの時間が終わりました。まぁいい時間ですね。最後にみんなを外に追い出して、あちこち掃除機をかけて、冷蔵庫のチェックをして…。
アイスが2つ残ってるやん…。
と、下から
「落としてー」
という声が聞こえたので落としてあげました。
たぶんこういうところが生徒が話をするようになる要素なんでしょうね。
言われたことをやる。なぜなら子どもが受け取ることを信じるからです。そして、もしも落としたら、一緒に笑う。ただそれだけのことです。
ということで、事前合宿が終了。本当は「いっぱい飲もうか」と言いたいところですが、そうもいかないので解散。
さてと。午後はどうするか。ちょこざっぷとか走りは夕方に気持ちが乗ったら行くことにしましょう。
とりま、ブログの更新か。あとは読まなきゃならん本の続きかな。本を読みはじめたら、速攻寝ちゃいました。それでも気を取り直して再び読書。
おもしろいな。
ただ、この本をわたしはどの立場で読むべきなんだろう。高校教員なのか、ジェンダー研究やってるものなのか、はたまたトランスジェンダー生徒のアライとしてなのか、それとも当事者としてなのか。まぁ、最後のやつか(笑)。そうなりますよね。
その立場から見ると、時代がようやくここまで来たんですね。おそらく「わたし」の頃はなかった言葉がいっぱいある。でも、その言葉は誰かがつくったのではなく、既存の言葉からほんの少しはみ出た人がつくってきた。では、既存の言葉からはみ出さなかった人は「鈍感」なのかというと、それは違います。なぜなら、それらの人も既存の言葉から大幅にはみ出てたからです。
そうやって、既存の言葉からはみ出た存在が新たな言葉をつくってきた。ただ、その時に、既存の言葉しか理解できない人の「ため」に新たな言葉がつくられた。なので、自分の説明のためにはそういう言葉しか使えなかった。それが、ようやく「自分を理解するために」新たな言葉をつくり、あるいは言葉の定義のし直しをしている。
でもそれは新たな営みではない。例えばべてるの家でもしてるし、熊谷さんと綾屋さんもしてる。そういう営みはあちこちで繰り広げられている。そういう営みが「わたしたち」のところにもようやく来たという感じでしょうか。
そんなことをぼんやりと考えながら、一気に読み切ってしまいました。
さてと。ちょこざっぷに行くか?うーん、やめときましょう。てか、一番使いたいマシンが壊れてますからね。あれを使わないなら、すべてのトレーニングは家でできます。なので、お家で筋トレ。しかしこれではちょこざっぷの会員になってる意味がないな。まぁいいか。モチベーションにはなってます。
そして、筋トレのあとのビールはおいしいな。

守らなきゃな

朝、ようやく金曜日かと思ったら、まだ木曜日でガックリくるなど。
サクッと授業を終えて、支店長のところへ。昨日の懸念を話しました。
今のセクションの仕事を「手伝う」のは別にかまわないんです。が、人権担当が今のセクションの仕事のうちのひとつとカウントされたらまずいってことです。一定程度の独立性は必要ってことです。本来は独立してたわけなので、他の仕事と兼任になると、必然的に人権の比重がさがります。それは、校内の人権教育の質の低下につながる。おそらく人権教育にはまってる教員は、一般的な教員とは別の方向を向いていると思います。それがあるから、学校があさっての方向に走らない。人権教育の質の低下は、わたしはその学校の教育の劣化につながると思ってます。
まぁでも、わからんやろな。
午後は授業がないので、少しゲンコをいじってみるなど。毎月やってくるゲンコも、わたしの教員人生のまとめみたいなもんだから、それはそれで人権につながっていきます。まぁそんなもんです。
で、定時になったので退勤。今日はリハビリに行きますか。腰を牽引してもらうと気持ちいいです。その間、ずっと金城さんの本を読んでました。あまりリハビリにはよくないかもしれないけど、おもしろい本です。
整形外科を出たら7時。帰ってビールにちょうどいい時間ですね。

理解増進法をめぐって

それにしても、理解増進法ですね。
そもそもあの法律、当事者が「つくれ」といってつくった法律ではないです。どちらかというと、首相補佐官の差別発言に端を発し、さらにG7のタイミングでできたものです。つまり、政権側の都合でつくったものです。なので、当事者の声なんてまったく反映されていません。
Nothing about us, without us.
のま反対です。んなもん、まともなものになるはずがない。
もっとも、この間問題になっている「すべての国民の安心」ってヤツですけど、文科省のハンドブックにも
「学校においては、性同一性障害に係る児童生徒への配慮と、他の児童生徒への配慮との均衡を取りながら支援を進めることが重要であること」
とか書いてあるし、実は「まぁさもありなんきん玉すだれ」と思っていました。あと、保護者のことも
「保護者が受容していない場合にあっては、学校における児童生徒の悩みや不安を軽減し問題行動の未然防止等を進めることを目的として、保護者と十分話合い可能な支援を行っていくことが考えられること」
とか書いてあるし、まぁそんなもんです。
で、ああいう悪法ができてどうなるか。
実は、わたし個人については、ほとんど影響がないだろうなと思っています。まぁ、法律があろうがなかろうが、これまでひとりでいろんなことをやってきたし、これからもひとりでいろんなことをしていく。それはわたしだけじゃないです。例えば交流会の子どもたちだって、結局はひとりでいろんなことをしてきたし、これからもしていく。単にそれだけのことです。
まぁでも使えるところはうまく使うというのはアリだよなとも思っています。
まぁそんな感じ。

「わたしのとりみだし方」

先週に引き続き、今週も人権学習です。ゲストスピーカーは金和永さん。昨日待っていたメールはふぁよんさんからのものでした。
ということで、1時間目がはじまる前に体育館のセットをしちゃいましょう。
ちなみに今日は担任さんが「イスに座って聞かせたい」とのことで、すでに体育館にはシートが敷いてありました。水曜日が保健の日なのでこれが可能になるんですね。ありがたい。
今日は授業変更してもらって、1時間目は授業です。サッカー部の子が朝練のあとなんでしょうね。「暑い」と騒いでます。わたしも暑い。
「クーラーは?」
って生徒が聞いてきたので
「んなもんあるかいな。昔の子は暑かったら走りまわってたで。走ったら風くるから涼しぃなんねん。せやけどな、欠点があってな、止まると一気に汗がくるねん」
生徒は苦笑してました。
そんな感じで昼前まで過ごしたところで、ふぁよんさんが来られました。たぶんかなり忙しい間を縫ってきてくださってるので、ほんとうにありがたい。
機材の最終チェックをして、しばし待機。やがて生徒がやってきて、イスを並べはじめました。担任さんは汗だくになりながらサポートをしておられます。わたしもやろうかやるまいかと思ったけど、ここで動かないほうがいいかなということで、ふぁーさんと話をすることにしました。
やがて人権学習スタート。
いつものように、自己紹介からです。というか、ふぁーさんの話はほとんど全部が自己紹介です。子どもたちはそのすごさというか、その不思議さに気づいていません。いつしか話題は日朝関係史へ。たぶん子どもたちは「歴史の話がはじまった」と思ってるんでしょうね。でも、これは歴史の話じゃないんです。自己紹介なんです。歴史抜きには自己紹介はできないんです。そういうメタレベルのメッセージが含まれてるんだけど、子どもたちはそのメタレベルのメッセージがわからない。だから、脳みそが講演からはずれていくのが伝わってきます。
やがて話は「「ルーツ」のルーツ」へ。
ルーツってなんだろう。
ふぁよんさんは「自分をつくってる自分ではないもの」とされます。なるほど。
このあたりでチャイムが鳴って、前半が終了。
後半最初にコメントを入れることにしました。

君たちね、いつも言ってることを言うのを忘れてた。人権学習って、なんなのか。差別されてるかわいそうな人の話を聞く時間じゃないって言ってるよね。今日もそうだよ。
ふぁよんさんはずっと自己紹介をしておられる。君たちは50分間自己紹介できる?できないよね。後半も、まだ自己紹介が続く。それほど長くできる?できないよね。
別にふぁよんは頭がいいからできるわけじゃない。この社会の中で、ふぁよんさんの自己紹介は、それほど長くしないと伝わらないってことなんだ。逆に言うとね、もしもみんながそれほど長くしなくても伝わるとすれば、そこに社会の構造があるってことなんだ。
わたしはふぁよんさんの話を聞いている間脳みそがフル回転してる。「なぜふぁよんさんは延々と語らなきゃならないんだろう。なぜ自分はそれほど語らなくてもいいんだろう。その不均衡はどこにあるんだろう」。
今日の人権学習は、ふぁよんさんの話を通して、この社会の構造を明らかにすることが目的なんだ。だから、後半、脳みそをフル回転させながら聞いてください。

さぁどうかな。
後半の最初は「なにじん」から。なるほど。いきなりとーますが登場します。そして、みんな「なにじん?」と聞かれ身悶えします。
なぜみんな身悶えするのか。それが伝わるかな。伝わらなかったら、それをフォローするのはわたしの役割かな。
ふぁよんさんは、
「けっきょく自分は「在日」を「やってきた」」
と語られます。それです。「being」ではなく「doing」です。ガーフィンケルです(笑)。
そういや、ぼんちゃんも言ってたよなぁ。いろんな人の顔が浮かびます。
そして話は「とりみだし」へ。一緒にとりみだすところから関係ははじまる。それはその人を無視しないことでもある。
最後に哲学で学んだこと。それは「同じ中に違いがあって、違う中に同じものがある」。
そういや、わたしもこのpdfで同じようなことを書いたな(笑)。
そんな感じで終了。
うーん、ふぁよんさんの話は難しいんだろうか。でも、この話を理解してほしいな。それは「受験の学力」とは異なる「学力」の問題です。
片づけがすんだら、ふぁよんさんを駅まで送って、わたしも帰る準備です。今日から歯医者さんがはじまります。
歯医者さんに向かう電車の中では、ひたすら感想文読み。なかなか伝わらないな。やはりフォローが必要かな。
歯医者さんでは
「痛くしないでくださいね」
と頼んでみたり。ちなみに歯医者さん、苦笑しながら
「痛くないと思いますよ」
とのことでした。そりゃそうか。神経抜いてる歯ですからね。
そんなこんなで、長い長い1日が終わりました。もう、身体がボロ雑巾のようです。限界やな。

メールを待つ→つい吠える

今日は午前も午後も出張です。なので、朝は少しのんびり。と思ったけど、こんな日に限って早くに目が醒めてしまう悲しさです。まぁでも朝がゆっくりできるからいいでしょう。
てことで、メールチェック。来てない…。マジか。てことは、PC持っていかなきゃならんか。最悪、ipadでテザリングして作業して送るってパターンですね。
てことで、まずは午前の会議です。第2のふるさとに行って、情報交換です。ただその前に授業見学。1年生が元気です。教員は少々お疲れです。まぁこの学校、かつては、中の人が
「京都一学力が低いです」
って胸張ってたけど、最近では学校クチコミランキングがトップクラスになってるくらい変わったからなぁ。それが、かつての1/10だけど元気だから、しかたないか。ただ、その国名は省略しないほうがいいと思うなぁ。他にもイレギュラー発言をフォローしきれてない感じなので、やはりいっぱいいっぱいなのかな。
で、会議の方は、いつもの感じです。とにかく保・小・中の人はよく知ってます。高校はついていけない。思わず
「黒板に相関図を書いてもらわないとわからない(笑)」
と言ってしまいました。もっとも
「跡が残りますがな(笑)」
と却下されましたけどね。
そんなこんなで午前の会議を終えて、午後の会議に向かいます。
午後の会議は某人権教育研究会です。京都府中部の高校が会場です。到着したら、まずはおべんとです。そして昨日ワチャワチャしたゲンコの修正です。他のゲンコにコメント入れるのはたいへんですが、自分のゲンコの修正はそんなに苦ではありません。
で、会議開始。
会議中も、ずっとメールが来るのを待ちます。
やがて来た!速やかにPCに火をくべてテザリング。ダウンロード。そしてレジュメにリメイクします。そして、ガッコにいる若い衆に送信!
あとは若い衆がやってくださるでしょう。助かった…。
しかしなんでこんなことやってるんだろと思うけど、これくらいの綱渡りでやってるんですよね。てか、綱渡りも辞さずってことかな。
なので、安心して会議に参加。が、気になる。会議の番頭が、勝手なことを言ってます。いや、それ、まずは事務局会議に議題としてかけなきゃならんでしょう。雑談レベルの話しかしてないし。
そしてなにより、ひたすら元号を連発されます。記憶力のよさには感服しますが、でも、元号はアカンやろ。たぶん元号がどういう意味を持つかをわかってないんですよね。ここ数年ずっと気になってたけど、たまらず
「さっきからずっと元号使ってるけど、元号は天皇が時間を支配するもんやで。だから、人権やる人間は元号は使わへんで。部落問題やってる人間は使わへんで。もうええかげんにして」
会長さんも黙っておられました(笑)。
きっとめんどくさいヤツやと思ってるでしょうね。どこで怒りはじめるかわかりませんからね。
しかし、元号への嫌悪感というか拒否感というか違和感が、これほどまでに血肉化されてたんだと、あらためてびっくりします。それくらいに頭がクラクラするというか、吐き気がするというか。
帰り道、駅までまぁ信頼してる教員に送ってもらった時に
「有能ではあるけど、根本のところでわかってないねんな」
とグチっておきました。
てことで、帰りましょう。ほんの少し早目に帰れる火曜日はトレーニングの日です。なので、まずはちょこざっぷ。えーと、レッグプレスのピンが折れてますがな。さすがはちょこざっぷです(笑)。ちなみに、あとから来て使おうとした人に
「ピン、折れてますよ」
と言うと、その人も笑っておられたから、そういう人が「そういうもんや」と思ってきてるってことが、あらためてわかりました(笑)。

なので、省略版のトレーニングを終えて、ランです。
今日も平坦な周回路。6kmでやめるか7kmいくか。まぁそれはあとで決めましょう。
走りはじめて1kmのコールで時計をチェック。6分15秒くらいです。走りながら「速いな」とは思ってましたが、速いです。まぁいいでしょう。しんどくなったらペースを落とせばいい。とにかくこのペースで走りましょう。その代わり6kmやな。
結果、6分17秒→6分15秒→6分24秒→6分11秒→6分10秒→6分07秒で、6.4kmを39分51秒でした。アベレージは6分14秒です。ペースがあまり変わってないのが好ましいですね。

さてと。あとはシャワーを浴びて、からのビールだな。