レポートは講演とは違うんだな。だから「正しさ」を叫ぶんじゃなくて、実践で語るんだな。
ほんまにもう…。
カテゴリー: 考え
発見
O田さんと話をしながらふと気がついたこと。
「特例法の要件って、すごくハードルが低い」
っていうことです。
非婚要件とか子ども要件は、結婚していなくて子どももいない人にとっては関係ない話。で、年齢要件は20歳以上になれば自動的にOK。問題は生殖機能と手術の話なんですが、これまたFTMにとっては内摘だけでOKなわけで、そんなもの、いまやなんぼでもできます。要は時間と金の問題だけでしかない。つまり、やろうと思えば、お金で戸籍が変更できるという。
これは、ハードルが低いとしか言いようがない気がするのですがねぇ…。
あ、もちろん「結婚していて子どもがいる人」にとってはハードルがすんごく高いし、そもそも手術しないとあかんというのは「性の自己決定」を完全に無視しているので、これはあかんわけですがね。
その先になにがあるのかなぁ
なんか、愛知でえらいことがあったみたいですね。
でもねぇ。いまどき、公務員や議員を叩くと、かなり支持が集められるからなぁ。それでなんとかなるのかなぁ。
議員の人数が多いのは、おそらくそう簡単に「合意」が得られないようにする「仕組み」なんじゃないのかなぁと、わたしは思っているんだけど。変化は急激であるよりも緩やかであるほうがいいという、民主主義の(かな?自信はない)知恵じゃないのかなぁ。
議員の首を切って、減税分がまかなえるとは、到底思えない。その先になにがあるのかなぁ…。
今回の収穫
やってみるものだ
今日は人権学習。今回一番力を入れたのは、やっぱり2年生のデートDVです。それだけに、人権学習の前は、自分がピリピリしているのがわかります。なにせ、うちの学校でとりくむのは完全にはじめてであるにもかかわらず、担任さんと「練る」時間がほとんどありませんでしたから。それでも人権学習の前にみなさんがあちこちググリながらいろいろ調べておられる姿を見て、かなりホッとしました。というか、
い「あ、そこ見つけましたか。プリントのネタ、そこからとったんですよね」
担「他にもプリントのネタ、見つけましたよ」
みたいな会話はとても楽しいものです。おそらくわたしがこの半年考え続けてきたのと同じように、この1週間、常に頭の片隅で考え続けてこられたんでしょうね。
で、人権学習を終えて帰って来られた担任さんの姿を見てホッとしました。みんな笑顔です。結局わたしがだした教案を使わなかった人もいたそうな。大歓迎です。
うん、やってよかった!
そうか、終わったか
昨日3人で飲んでいるときに、Iさんからメールがありました。でも、飲んでいるからぜんぜん内容がわからない(笑)。で、今日返事を返したら
「京都にもどって、おんぼろ部屋を引き払う」
ということでした。
そうか…。まぁ1月はまったくこっちにいなかったし、こっちにはもう用事はないものね。
それにしても…。
この半年間のすざまじかったこと。
鴨川の河原で酒を呑むは、Aバンティの広場で酒を呑むは、餃子を食べるために5キロぐらい歩くは。やっていることがほとんど大学生、というか、今の大学生はこんなことしないか。もう、ほとんど30年近く前にもどったような生活をしていました。あの生活、多分自分ひとりではできなかった。UITトリオがいたからやっていたんだと思います。
まぁそんなハチャメチャな生活も、これで終わりです。
かなり寂しい…。
てことで、京都にもどってきたITコンビ*1と呑み。とはいえ、昨日も外だったので、今日は家呑みにしましょう。せっかくなので王将で餃子を買ってきて、ビールで乾杯。ふたりとこの半年間を振り返り、これからの話をし。
ほんの2時間だったけど、それはそれでいいクールダウンにはなったかもしれません。
あ、もしかしたら3月5日〜6日の玖伊屋で上映会をするかも…。てことでいいのかな?>Uさん
*1:Uさんは関東でお仕事
勇気をもらった
考え続けるということ
3学期の人権学習で「デートDV」を扱います。
で、昨日ようやくその教案をつくったわけですが、担任さんの中にはとまどいの言葉もあったりします。で、なぜそういうふうになるのかなぁと思ったのですが…。
やっぱり「教案をつくる側」っていうのは、何ヶ月も前からずっとそのテーマが頭の片隅にあります。たぶん、いつも小骨が喉の奥に刺さったように、それを意識し続けているんですね。その蓄積があって、あるタイミングでそれが顕在化する。その瞬間に、「教案」という「形」になる気がします。まぁそのタイミングは、わたしの場合は「小ネタの神様」だし、ある牧師は「精霊が降りてくる」とか言っておられたし、まぁ人それぞれなんでしょうけどね。
ところが、「教案をもらう側」というのは、その蓄積がない。
すると、自ずとそこに意識の差が出てしまいます。
これが案外致命的な気がします。なんというか、自分が言っていることが伝わらなくなるんですよね。
ただ、もしもDVとかジェンダーとかを意識せざるを得ない人であれば、直接「デートDV」について意識し続けていなくても、案外通じたりもします。
さて、どうしたらいいんだろう…。
やっぱり、「話題にし続ける」ということかなぁ…。
担任最終日(か?)
実はこの1週間、担任さんが休まれたので、わたしがかわりに担任をさせてもらっていました。
いや、久しぶりの担任はやっぱり楽しい。
もちろん、担任としての雑務をまったくしていないので、ものすごく楽なんですが、それにしても楽しい。
朝、ホームルームで顔をあわせて、子どもたちと雑談をして。夕方はだれもいない教室に行って、机を並べて簡単に掃除が不充分なところをちょこっと掃除して。でも、そんな繰り返しの中で、子どもたちとの距離はグッと近づきます。
で、今日はロングホームルームがあるわけなんですが、特にネタは決まっていないそうな。ならば、人権学習をしたいなと思うのが、私の性でして(笑)。まぁなんかビデオを見せようかと思ったのですが、ちょうどいいのがありません。いろいろ考えて「読んでいただく」かと(笑)。
ただそうなると、こいつは「カムアウト」のなるわけで、そうなると、担任しているクラスの一部は授業で担当していて、こいつらに先にきちんとカムアウトせなあかんやろうと。
てことで、急遽授業で「つないだ番組」を見せてしまいました。
まぁ、どうせいつも今の時期に見せているし、それはそれなりに時が来たんだろうなと思ったわけです。
で、ホームルームでは子どもたちに「読んで」もらって、感想文書き。
放課後は子どもたちの感想文をぜ〜んぶワープロで打って、さて、月曜日に返そうかな。
たぶん月曜日は単になんが復帰されていると思うけど、もう一日だけやらせてもらおう。
あ、こんな内容のエントリーがなぜ「考え」なのかですよね。
「雑談」「机の整理」「人権学習」「ワープロ打ち」みたいなのが、わたしにとっての担任としてのルーティーンワークだったんですよね。まぁそれだけのことですが…。