「先行事例」があると、ついそこから「学んで」しまいがちです。でも、へたに学ぶと自分の内側からの思いがわからなくなるんじゃないかとも思います。
自分の内側の言葉に耳を傾けるためには、学んだことを一度放棄することも大切じゃないかなと。
カテゴリー: 考え
そっちにはいかず、こっちにいくな
最近FBという略称を見るのですが、わたし、どうしても最初に思いつくのがこのサイトでして^^;;
今日は休みの日だから仕事なんてしたくないのですが、やはりたまりまくっているんですね。なので、ちょいと時間がかかりそうな仕事をすることにしましょう。
で、どういう仕事かというと、人権学習用のDVDづくりです。
いや、沖縄関係の人権学習をしたいんですが、これが教材がない。
そもそもわたしの守備範囲になかったということをさっ引いても、どうも世間にあまり出まわっていないみたいです。あ、人権担当だからといって、すべてに網羅しているわけではありません。逆に、専門が深ければ深いほど他のことについてはわからない場合の方が多いかと思います。まぁわたしは浅いので、その分だけ広いっちゃぁ広いんでしょうけどね…。にしても、「沖縄 人権学習 DVD」で検索しても、ほとんどでてきません。まぁ出てくるとしてもジャンルとしては「平和学習」なんですね。でも、人権学習的には、例えば「なぜ沖縄が唯一の地上戦の場所になったのか」とか「なぜ基地が沖縄にたくさんあるのか」とか、その「なぜ」のところを問いたいわけです。その教材がなかなか見つからない。
考えてみたら、「人権教育のための国連十年国内行動計画」にも「個別の課題」としてあげられていないからなぁ…。
で、某所でぼやいたら、お友だちが
「探してみる」→「あったよ」
と連絡をくれました。
てことで、DVDづくりです。まぁ幾多の困難を乗り越え(笑)、なんとかDVDの作成を終了。終わったら夕方でしたよ。
でも、これでなんとかなるかな…。
これ、使えるな
ある意味わたしの人生を大幅に変えた改悪教育基本法ですが、よくよく読んでみると、こんな条文が…。
(家庭教育)
第十条 父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする。
2 国及び地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない。
いや、正直
「家庭教育への介入じゃ!」
と思っていたのですが、これ、使えるやん(笑)。さらに
(学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力)
第十三条 学校、家庭及び地域住民その他の関係者は、教育におけるそれぞれの役割と責任を自覚するとともに、相互の連携及び協力に努めるものとする。
この「協力」って、「協力」のことですよね(笑)?
深いぃ〜
といっても、1分間のヤツじゃないです。ディープピープルです。
今日のテーマは落語。
前々からま゛さんから
「一度落語を聞きに行け」
と言われていたし、ほんとうに行きたいと思っているんだけど、なかなか行く時間がとれないんですよね。で、伸ばし伸ばしになっています。まぁ、伸ばし伸ばしになっているということは、逆に言うと
「「本当に行きたい」と思っていない」
ということのあらわれなのかもしれないけど…。
でも、ほんとうにすごい世界だなぁと思いました。
ちょっとファイトがわいてきた。
ぜったいヤバイと思う
政治家の評価が政策ではなく言葉によるものだとすると、これはヤバイと思います。いったいマスコミや世間は何を求めているんだろう。
たぶん物言わぬ政治家がベストなんでしょうね。この国では…。
でも、ちょっとはマシなんだと思う
2発
ハードルの高低
ちなみにその「久しぶりに聞いてくださった方」は、地区別学習会の時にお世話になった方でした。
その方、歩く時にちょっと足を引きずっておられたので、車で一緒になった時にそんな話をしていたんですよね。で、その方が
「実は小さい頃小児マヒで」
と言われた時に、わたしのリアクションが
「出た(笑)」
だったそうな。その時その方は
「なんじゃこいつ!」
と思われたとか。まぁそりゃそうでしょう。
でもねぇ。
いろんな人がいろんな自分のしんどさをかかえておられるんですよね。そんなしんどさに、ふと出会えた時、すごくうれしいんですよね。だって、その人にしても「小児マヒ」だけで終わるわけじゃなくて、そのことに付随していろんなことがあるわけです。その「いろんなこと」を話すことがすごく大切なんだと思います。そして、その「話し相手」に選んでもらえたことがすごくうれしいんです。その喜びの表現が
「出た」
っていうのは、かなり悪趣味ではあると思いますが(笑)。
こんなところに差があるのか
で、行ったクラスは、いわゆる「進学系」のクラスです。
初めて来るクラスのなので、もちろん生徒たちはいつもの混乱をしています。あー、めんどくせー。
でも、これまたいつもの通り、そんなことはお構いなしに授業をします。と、びっくりしました。黒板をさして
「これな…」
と言った瞬間に、みんなの意識が黒板に集中します。
「ちょっと待って、書くのをやめて話を聞いてな」
と言った瞬間に、みんなの意識がわたしの話に集中します。長い長い長い長い間忘れていた感覚です。
おそらくこの差が学力差と結びつくんだろうな。