やっぱり電車が楽

今日は午後から出張。で、夜は呑み。少し考えたけど、今日の出張は電車で行くことにしましょう。
で、実際に行くと。
楽ですね。ほんとうに。車だとのんびりできないし、バイクだともっと集中していないといけません。でも、電車だったらぼーっとしていてもいいし、他のことを考えていてもいい。あたりまえのことだけど、あらためて感じます。そうそう、駅から歩くというのも、これまたいいかも。
マジで、ライフスタイル変えてみたい気がしてしまいます。まぁ、無理だろうけどね。

子どもたちが聞く話

今日は保健関係の講演がありまして、わたしは例のごとくセッティング。まぁそれはそれでいいのですが。
せっかくの話を生徒たちはぜんぜん聞いていない。大切な話をしてくださっているのになぁ。それにしても、人権学習の講演とはまったく違います。なんでなんだろう…。
たぶん、子どもたちのなかで、話には二種類しかないのかな。「いい話」と「おもしろくない話」。で、「いい話」は、たいてい当事者性をおびた具体的な経験談。たとえ「大切な話」であっても、「おもしろくない話」であったら聞かない。
でも、「大切なこと」って普遍的な部分があって、必ずしも当事者でないと話せないとは思わないし、逆に当事者だと体験の強烈さにマスクされて伝わりにくい側面すらあると思うんやけどなぁ*1」。
まぁ、「大衆操作したい人」にとっては、すごくやりやすいだろうけど、それはまずいだろうと。
で、そういうふうになってしまう原因のひとつに、「子どもたちに聞かせよう」として、当事者に話をしてもらってきた「わたし(たち)」のやり方がある。やっぱり一度そういうのを聞いちゃうとねぇ。
あぁ、ジレンマ。 

*1:あと、「なんで当事者がしゃべらなあかんねん!」てのもあるんだけど、それはここではおいといて…

ほんまにようがんばってはる

今日は午後から学力向上の指定を受けた中学校の研究発表会に行って来ました。
この中学校、いまから15年ぐらい前に、そこの教員が「うちの学校は、京都府で一番学力が低い学校です」と胸を張っていっていた学校です。いまはどうだろう…。最下位かどうかはわからないけど、まぁそこそこのところで闘っているんじゃないでしょうか。
ここ、かつては「就学保障」のとりくみに重点を置いていたと言います。まさに「今日も机にあの子がいない」をどうするかというとりくみですね。その後「進路保障」にとりくみの重点は移っていきます。「高校進学率を全国並みに」という感じでしょうか。で、現在は「学力保障」です。つまり、「高校に進学しても、その後の進路はどうなっているか」ということなんでしょうか。
でも、学力保障って、一口に言えるほど簡単なことじゃないです。なぜなら、現場の教員がどれだけがんばっても、実はそう簡単につくものじゃないからです。で、どうするか。この中学校の場合、中学校区全体のとりくみとしてさまざまな連携をはかっています。というか、中学校ひとつの問題じゃなくて、その街全体の課題として学力保障のとりくみをしています。だから、教育委員会はもちろん、保育園・小学校・地域、そして卒業後の高校も含めて、どうやって子どもたちに学力をつけていけばいいのかを、15年ぐらい前からずっととりくんでいる。その通過点としての発表会でした。
授業はとても楽しくわかりやすい。でも、そこで話をされている内容を聞いて、やっぱり愕然とします。まぁ、うちの子どもたちと同じとも言えますが(笑)。
研究発表会を聞いて、もう、すごいていねいなとりくみをしておられるのがよくわかります。というか、発表会を聞くまでもなく、保・小・中のとりくみは日々知っていますから。でも、その時に子どもたちの教室での話を思いだして、やっぱり「あぁ…」と思ってしまいます。
なにをどうすればいいんだろう…。

いつきの取り柄

  • 笑い

ただし、すべることが多々ある。

  • 深く考えない

ただし、右往左往してしまうことが多々ある。

  • 酔うと寝る

ただし、大切な話を聞き逃したり、いらんところで降りたり、必要なところで降り過ごしたりすることが多々ある。

まぁ、これくらいか…。3つもあったら上出来としよう。

温故知新

慌ただしい数ヶ月が終わって、ふと我に返ると日常の日々です。
てことで、日常業務にもどりましょう。まずは、各クラスから出された感想文打ちかな。淡々とした日常を大切にしないと、やばいやばい…。

スタートかゴールか

今日は京都府北部の学校で人権教育の研究指定校の発表会です。なので、授業が終わって速攻でかけました。
まずは公開授業。1年生は「調べ学習」の発表会です。高校では今日日珍しいんじゃないですかねぇ。2年生は「多文化共生」がテーマですが、教室をのぞいてみると、やってることがバラバラです。いいなぁ…。担任さんが自分で考えて、自分の伝え方でやっておられるんでしょうね。きっとうちの学校でもできるんだろうけど、そこに踏み切るのが難しいんですよね。
そのあとは講演。こちらは…。まぁお弁当直後だったということで(笑)。
で、研究発表会。
冊子を見ると、ほんとうにいろんなことをやっておられます。頭が下がる思いです。でもなぁ。
来年度以降も続けられるんだろうか。
うちの職場で言うなら、発表会の翌年から人権教育は縮小されちゃいましたからねぇ。
指導主事の方は
「これをスタートに」
と言っておられました。ほんとうにそうしたいし、そうでないといけないと思うんだけど…。

やっぱり「慣れ」だろう

今日は、人権教育の研究会。場所は、福祉関係の学科と特別支援学校が併設されている珍しい学校です。で、今日のメインは高校生と特別支援学校小学部の授業交流の見学です。
とりあえず見ていたのですが、高校生たちの動きがいいです。特に気負うこともなく、日常の延長で小学部の子どもたちとつきあっているのがわかります。
あとで聞いたら、普段から「昼食交流」なんていうのもあるそうな。その風景のビデオを見せてもらったんですが、これまたメチャクチャ普通に交流をしています。なんか、わかっているのかわかっていないのかわからないけど、みんなが楽しそうです。それだけで、みているわたしもホッコリします。
こういう機会が日常的にあるこの学校、ちょっとうらやましいです。
やっぱ、「慣れ」って大事なんだろうなぁ。

最近のマイブーム

とにかく、ここ1ヶ月くらい、いろんなことを考えなくちゃならなくて、完全にマルチタスクを要求される状態です。で、そんな状況ですから、当然のことながら、ひとつやふたつタスクが落ちて、killしなくちゃならないわけで。ちなみに、system自体もけっこう脆弱なんで、たまにsystem全体も落ちるのは、ことの道理というものです(笑)

というのは置いといて、いま一番優先順位をあげているのが、やはり人権学習です。メインになるものはほぼできたとして、「もうひとつなにか」を探していました。そんななかで、すごいヒーローがやってきました。「琉神マブヤー」のDVDです。送ってくださったのはこの間東京でご一緒したY里さん。
もう、すっかりはまってしまいました。
単なる戦隊ものかと思いきや、第1シリーズはピンもの。はじめはおちゃらけかと思いきや、最後はかなり深いところまでいっちゃっています。
もう、完全に決まりです。こいつの上映会をやったらおもしろいやろなぁ。

隙間をつくる

てことで、無事大阪に到着。
向かうは大正区です。今日は関西沖縄文庫の金城馨さんの案内でフィールドワークです。
わたしは金城さんのフィールドワークは2回目なのですが、みなさんははじめて。なかなかみなさん興味津々で歩いておられます。わたしも前回のことを思い出しながら、
「あぁ〜、そうやったなぁ」
と歩きます。
途中、デーゴの花のことを話されたり、エイサー祭の話をされたり。すごく味わい深いフィールドワークでした。
その後、関西沖縄文庫に行って金城さんの講演。
前回聞いたのは6年ぐらい前になるでしょうか。その時よりも今回の方がよりわかりやすい気がしたのは、わたしがこの間少しではあるけど勉強したおかげなのか、はたまた金城さん自身もこなれてきたからなのか。
中でもすごくおもしろいと思ったのが「隙間をつくる」「隙間を広げる」という発想です。
AとBが
「A||B」
みたいな感じで壁をはさんで隣同士の状態だったら、Aであることから逃げる時Bに入るしかない。ところが、
「A|  |B」
みたいな感じで壁と壁の間に広い隙間があったら、Aであることがら逃げる時、隙間に入れる。すなわちBに入るという選択肢以外のものができる。
いま、金城さんにとっては、関西沖縄文庫もエイサー祭も、そのような「隙間」であるということなんですね。
これを聞いて、もう、いろんなことがストンと落ちてきました。なるほどなぁと。いままで自分が出会ってきた/やってきたさまざまなことを言葉化できた気がしました。
やっぱり異種格闘技戦はおもしろいなぁ…。

うちの子、案外すごいかも

今日は出張。なのに、仕事が長引いて、急いで帰宅。その途中のできごと。
一生懸命バイクで走っていたら、必然的に前の車に追いついてしまいます。で、前の車が左折ウィンカーを出したので停止。すると、おっちゃん、ドアをあけて、「後ろにつくな、ボケ!カス!」と怒鳴ります。
「はぁ?」
あんたなんかどーでもいいし。早よ左折して。急いでんねん。
「早よ行ってくださいよ」
と言っても、まだこっちをにらんでます。ほんま、ベンツなんてどーでもええっちゅうに!
まぁ、気がすんだのか行きましたよ。
で、うちに帰って上の子に話をしたら、曰く。
「ベンツ乗ってる人はうぬぼれが強いんやな」
なるほど、みんなに注目されてると思っているわけね。
おかげさまで、バスに乗り遅れて、駅まで走ったっちゅうねん。