チームで走る

今朝はすっきりした目覚めです。よかったよかった。やはり家で呑む量は少ないのかな。
今日は午後から出張の予定だったけど、寒波の関係で中止になりました。もったいない。まぁでも代講頼んでた人に行ってもらわなくてもよくなったので、それはよかったかな。
てことで、1時間目の空き時間は夏の仕事のための書類をつくったり。しかし、見覚えのない項目ができてます。んー、あー、そーゆーことね。「全出席が前提」になったのね。まぁ、わたしですらいろいろあったからなぁ。他の人はもっといろいろあるんだろな。
で、2時間目のクラスに行くと、今日は3年生がテストなので5分後に授業なのが判明。まぁ、5分くらい子どもらと遊びましょう。
い「今日の体育、どないなんの?グラウンド、ぐっちょやん」
生1「そやで、しかも校門のところ凍ってるし」
生2「体育館で30分走やわ」
マジか…。
生3「せんせい!一緒に走る?」
い「3時間目、授業やわ」
みたいな。考えてみると、今シーズンは走りの授業はほとんど出てます。今までで一番多いかな。
で、授業開始。えーと、取り出ししようと思ってた子がふたりとも欠席です。詰んだな…。
3時間目は質問攻めにあったり。
で、4時間目は走りの授業。なんでも「追い越し走」らしいです。5人チームになって、30分間ジョグをしながら、チームのうち一人はダッシュして体育館を一周してチームの後に追いつく。追いつかれたら、チームの先頭がダッシュするってのらしいです。
まずはクロカンのタイム順に1列に並びます。
い「20分15秒くらいやし、どこ?」
生「ここやわ」
講座で5位のようです。と、体育の教員が
「番号はじめ!」
と号令をかけたら、みんな「イチ!」「に!」ってはじめます。わたしも「ゴ!」って言わなきゃなりません。まわりの子、笑ってます。
てことで、わたしはトップ集団の最後尾になってしまいました。まぁええけど。
で、スタート。スパートかけて一周まわって追いついたら「1班!」と声をかけなきゃなりません。なので、わたしも「1班!」と声をかけます。
しかし、ジョグとスパートを繰り返すの、案外きついです。15分くらいのところで、「まだ半分?」って思ってしまいます。20分も走ると、一周まわってうしろについた子が息を切らしてるのが聞こえてきます。でも、ジョグもスパートも手を抜かない。もちろんわたしも手を抜かない。
で、30分走りきりました。体育の教員が
「すごい!」
と言ってくれました。でも、ふだんはひとりで走るから、こんなふうにチームで走るのは楽しいな。
で、おべんと。ふと「サラマンカ宣言」を読もうかなと。で、プリントアウトして、おべんと食べ終わったどころでソファに横になって読みはじめたら寝てしまいました。そりゃ、走っておべんと食べたら眠くなります。てことは、あの子らも5時間目の授業は寝てるな(笑)。
で、6時間目は一緒に走った子らのクラスです。プリント学習なので、サラマンカ宣言を読みましょう。
と、生徒が
「せんせい、なに読んでんの?」
「これ?サラマンカ宣言。簡単に言うと、インクルーシブ教育をやりましょうって話やねん。きみら、小学校・中学校では障害のある子と一緒のクラスやったやろ?でも、高校ではちゃうやん。国際的にはそういうのはアカンって言われてるねん。でな、こないだ国連の人権委員会が日本政府に質問したんやわ。大きく2つ指摘したのが「精神障害者の強制入院」と「インクルーシブ教育」やったんやわ。両方とも国際的には人権侵害って言われてるけど、日本はその人権侵害してるねん」
みたいな話から松高の準高生の話まで。
こないだ数学でちょいと焦ったけど、こっちはスラスラ話せます。まぁ、わたしの専門は教育社会学やしな(笑)。
てことで、定時までメールのやりとりしたりして、さぁ退勤と思ったら、I田さんから共同おべんきょ成果が送られてきて、大急ぎでプリントアウト。帰りの電車で読みましょう。
で、読みました。おもしろくなってきました。ただ、少し苦しいところもありますね。そこはわたしが分担しなきゃならんのかな。
しかしいい1日だった気がするな。

いろいろ書く

朝、電車の中でふと気が変わりました。なので、担任の人権担当のところに行って
「SNSのことをやるとして、それを通して生徒に何を伝えたいのか、みなさんから聞いてください。ちなみに、わたしは1年生の最初に子どもたちに「人権学習は「○○をしちゃいけない学習」じゃない」と言ったということは覚えておいてくださいね」
と言いました。ちなみに、SNSなんて最近のことじゃないです。
「煽り叩きはネットの華」
という言葉があった掲示板の頃からやってます。2chのDTP板にはお世話になりました。sub allも質の高い議論をしてました。一方情報発信をしたくて、いわゆる「ほーむぺーじ」なんかもつくってきました。今もこのブログをやってますしね(笑)。てか、そもそとネットとか、その前のパソコン通信の時代ですよ。
「今からつなぐからね。電話できないよ」
とか言って、2400bpsのモデムにつないでnifty serveやってました。使ってたソフトはw-term。
いかんいかん。
まぁ、わたしにとって、ネットでのやりとりは自分を鍛えるものだったってことです。そしてそれは今も変わらない。そういうわたしが
「他人を傷つける言葉を書いちゃいけないよ」
みたいな話をできる/するわけがないってことです。
てことで、授業です。今日は時間割変更で1・2と授業があります。ただし、どちらもプリント学習です。ちなみに、どちらのクラスもあと1時間で試験範囲が終わるかな。そしたら、ヤバイ子の取り出しをする時間もできます。
しかし、さすがにこの期に及んで遊ぶ子はいませんね。よかった。
昼前は、今日も生徒と一緒にクロカンコースです。引き続き20分切りが目標です。でもアカンやろな。走りはじめると、なんかしんどい。全部で6周走るのですが、5周目あたりで「なにやってんだろ」って気持ちになりますね。結果、5分00秒→5分16秒→5分09秒→5分11秒で、4kmを20分36秒。アベレージが5分09秒。1週間前が20分50秒だったので、14秒速くはなりました。しかし、何をめざしているんだろう…。まぁええか。とにかく子どもたちが「走り」の授業をやってる間はつきあいましょう。明日は30分走か(笑)。
午後は某在日外国人教育関係のことで、少し事務仕事。あとはいつものゲンコを考えたり。
今までリビングライブラリにはいろんな人に来てもらいたした。それぞれがとても大切なことを子どもたちに伝えてくださいました。おひとりおひとりにどんなことを伝えてほしいと思ったのか、あるいは子どもたちに伝えてくださったのか、あらためて振り返る時間です。
そうだ、3月末のゲンコについても考えなきゃ。てか、書きはじめないと。てことで、冒頭だけ書きはじめてみたり。
しかし、書籍化しなきゃならないのに、なにをやってるんだろ。
そんな感じで定時が来たので退勤。と、副支店長がやってきて、なにやら話。やれやれ。ただ
「わたしたちがやってることは間違ってないですよね」
と尋ねると
「もちろんです」
という答えが返ってきたからよしとしましょう。
さてと、バッテリーあがりから帰ってきた車で帰りますか。オルタネーターいってなかったからよかったです。でも、車の引き取りとバッテリーと点検代で3万オーバーは安くしてもらってるけど、きついな。

身近でない/ある

今日は帰りに買い物をしたいので車出勤。まぁ楽は楽ですね。しかも、朝は早い。だから、仕事に余裕ができます。のんびりとメールのやりとりをしたり、昨日の出張の復命書を書いたり。
今度のウトロの研修にも担任さんから参加したいという話があって、それもうれしい。
と、3年生対象のアンケートをしてもらうのを忘れてることに気づいて担当者のところに行きました。すると
「今年はないのかなぁ」
という声があったんだとか。いや、めんぼくない。
てことで、印刷。
印刷してると、別の学年の担当者が来られて、来年度の人権学習についての話。
「あの、担任団で話し合って、SNSについてやってはどうかという話が出たんですが…」
SNSかよ…。
「そんなことを人権学習でやらなきゃなりませんか?」
と思わず言ってしまいました。
おそらくネットリテラシーというか、もっというとネットいじめとかの話なのかな。しかしわたしが生徒の前で
「こんな投稿をしてはいけません」
とかいう話をしている姿はまったく想像できません。てか、そもそも、1年生の最初の世界人権宣言の授業で
「人権とは「差別しちゃいけない」ではない」
って話てるのに、それをさせるのかと。
しかも、話の中で「身近な差別」という発言がぽろりとあったそうで、それに反応してしまいました。
「わたしにとって、部落差別も在日外国人差別も障害者差別も身近なことですよ。というか、そもそも差別って身近なことですよね。それをそう捉えていないということこそが問題だと思います。だって、差別の話をする時に自分から遠いこととして話すことになりますからね」
ほんとにガックリ来ました。ただ
「もしもわたしがSNSについてやるなら、おそらくヘイトスピーチについてやることになるし、それは関東大震災までいく話になりますよ」
きっとわたしにとってのSNSの問題は私人間の話ではなく、そういう話なんですよね。SNSがつくり出す社会構造の問題。あるいはヘイトの三角形の問題。具体的には、例えばトランスジェンダー排除の問題。
一方で、カウンターもtwitterでつながりました。はじめて京都でカウンターのあと飲んだとき、誰も本名がわからないのに、ハンドルネームを言えば
「あぁ、あなたが」
っなった。そういうつながりもまたつくることができる。まぁそれはわたし(たち)とは立場を異にする人たちにとっても同じなんでしょうけどね。
なんか、ガックリきたけど、でも、ほんの少し「自分ならどんなことができるだろう」という気持ちが残ってることもまた確かです。
そんなことを考えながら、今日も授業です。
ひとつのクラスは特性方程式を使った漸化式の問題。もうひとつのクラスはグラフ描きです。とにかくこいつに1時間あげましょう。なんか、いろいろやってましたね。まぁよしとしましょう。
放課後は職員会議。今日も勤務時間をオーバーします。まぁ車だから今日は残るけど、よくないですね。みんな「大切なこと」と思うから、それに時間を使うんだろうけど、ほんとうに大切なことってなんだろうかと思います。特に今の職員会議のように、論議をするというよりも周知をするという内容の場合、ほんとうに大切なことってなんだろうかと思います。
まぁそんな感じで買い物をして帰宅。
と、Uりんちゃんからメール。
「今度の集まり参加します」
ん?今度の集まり?え?あ!
ダブルブッキングしてた_| ̄|○。
久しぶりやなぁ…。

今年は今日話す

朝、いつもの時間に出勤。いつものように朝の用事をすませて職朝へ。教科のチーフがちょいちょいと手招きしたのでそちらに行くと、「黒板を見ろ」との身振り。
えーと。おひとり休みですか。6時間目代講ですか。そうですか。1・3・4・6プラス5時間目が会議ですか。そうですかorz。
職員室にもどってメールチェックすると、I田さんからメール。なんでも順番を入れ替えたことがプラスだったみたいなので、よかったよかった。
てことで、怒涛の授業に突入。でも、今日は話さなきゃなりません。本来は明日話をするべきなのですが、明日は出張日なので今日しかありません。
もちろん、話の内容は17年前から変わるものではありません。なぜなら、わたしの経験は「それ」だからです。ただ、今年はipadとスクリーンがあるので、かつて見た風景を子どもたちに見せることができます。みんな「マジか」ってびっくりしていました。それくらい阪神淡路大震災は風化してしまったんですね。だからこそ、語り継がねばなりませんね。
てことで、プリント学習なんぞを混じえて自分の授業をして、さらに代講もやって。ちなみに、代講のクラスは隣のクラスですが、ほんとうに性格が違います。わたしの担当クラスはフリーダムです。まぁ1年かけてそうしてきたから、それはそれです。でも、根っこのところはそう変わるものではありません。「インターバルメッチャしんどかったわ」というと、地味にウケてました。
そんなこんなで定時が来たので脱出。
今日は血液検査の結果が出ています。
こんな感じ。

2020/09/1033.70.0322.336.42/71本◎

測定日 E2(pg/ml) T(ng/dl) 薬(錠/日) ビールの本数 ビールの味
2006/08/10 67.3 0.05(ng/ml) 4 1本弱
2007/02/08 1430.0 5 1本弱
2007/04/10 1386.0 4 1本弱
2007/06/14 587.2 3 1本
2007/08/16 104.1 2 1本
2008/02/14 681.1 2 1本
2008/04/10 418.0 1.5 1本+α
2008/06/04 65.0 1 1本では足りない
2009/01/27 69.0 1.5 1本
2009/09/17 88.8 603.9 1.5 1本
2009/12/8 174.9 33.6 2 1本
2010/04/26 97.5 5/3 1本
2010/08/09 10以下 0.4 12.9 43.3 0 1本
2011/02/16 43 0.3 13.7 35.3 0.5 1本(無敵)
2011/09/21 24 0.2 14.3 36.3 0.5 1本
2012/07/24 10以下 0.1以下 17.8 63.0 0.5 1本
2012/11/17 30 0.2 9.9 25.1 1 1本
2013/11/11 42 0.1 4.7 19.2 1 1本
2014/03/04 50 0.1 10.2 22.1 1/2 1本
2014/11/06 20 0.1 8.2 17.3 1/2 1本
2015/04/18 42 0.2 4.6 11.9 1/2 1本
2015/11/10 72 0.3 4.3 15.2 1/2 1本
2017/02/13 41 0.2 5.4 14.7 1/2 1本
2017/07/01 18 0.2 10.1 28.2 1/5 1本
2017/10/31 118 0.2 8.5 21.5 1/3 1本
2018/02/13 13 0.2 15.3 43.3 1/3 1本
2018/05/05 105 0.3 7.7 24.7 2/7 1本
2019/07/01 65.1 0.03 26.5 41.5 2/7 1本
2020/02/06 40.9 0.03 21.5 38.6 2/7 1本
2021/03/18 80.2 0.03 26.3 40.3 2/7 1本
2022/05/20 33.3 0.03 28.1 44.7 2/7 1本
2023/01/06 20.7 0.03 18.9 37.6 2/7 1本

※2013/11/27よりエストラーナを1/2
※2017/03よりエストラーナを1/5
※2017/07よりエストラーナを1/3
※2017/10よりエストラーナ0.360mmを1/3
※2018/02よりエストラーナ0.720mmを火・金
狙う値はE2が50〜100

ちなみに、基準値は以下の通り。

ホルモン 男性 女性
E2(pg/ml) 19〜51 19〜226(卵胞期)・49〜487排卵期)・78〜252(黄体期)・39以下(閉経後)
テストステロン血清(ng/dl) 225〜1039 3〜67
望ましいT値(ng/dl) 100

 

いろいろあって、測定するものを減らさなきゃならないかもしれません。そうなるとテストステロンですね。数値が変わってないし、そもそも意味がないですからね。

で、ホルモンよりも問題なのはγGTP関係です(笑)。

測定日 γGTP ALT
基準値 1-80 5-45
2010/08/24 107 36
2011/08/23 223 82
2011/09/21 184 57
2012/07/24 100 29
2012/11/17 72 26
2013/11/11 118 34
2014/03/04 100 22
2014/11/06 118 23
2015/04/18 90 26
2015/11/10 94 39
2017/02/13 115 26
2017/07/01 124 34
2017/10/31 129 28
2018/02/13 86 25
2018/05/08 100 32
2019/07/01 55 21
2020/02/06 117 30
2020/09/10 144 42
2021/03/18 88 28
2022/05/20 66 24
2023/01/06 79 26

お医者さん曰く「まぁ落ち着いてますね」とのこと。
測定したのは越冬合宿前夜だったので、そりゃ落ち着きますよ。週明けに測定したら「ファンダンゴ・パーリー」になっていたはずです。
そんなこんなでお家へ。
今日はいろいろあってのびのびにしていた上の子どもの誕生日パーリーです。パートナー手づくりのシチューを楽しんで、さらに先週に引き続いて「ピンクの服」を見てみたり。今回はけっこうガッツリ出てましたね。それにしても
「カミングアウトって、自分にまつわることを延々としゃべること」
というひと言の源流がどこにあるかわかる人は、あの中にいるだろうか。まぁそういうことなんですよね。
てことで、ケーキを食べて、寝ましょうか。

この年末年始の成果

世間は三が日ですが、個人的には「動かなくちゃ」という気持ちになっています。ただし、朝は除外。なので、ウトウトゴロゴロからスタートです。
朝ごはんを食べて、小一時間うだうだして、zoomです。なんでも某大学のオンデマンド授業で話をしてほしいという連絡があって、年末に録画する予定だったけど、事情が事情だったので、今日に延期になっていたという。で、1時間半しゃべりまくって終了。
さて、走りましょうか。
と思ったけど、腰が痛い。どうしよう。それでもロキソニンテープを貼ったら、少し楽になったので、やっぱりラン。今日もゆっくり走ろうと思ったんだけど、橋を渡るときとかに人をよける際、少しペースを上げてしまい、結局そのままいいペースで走りきってしまいました。6分19秒→6分10秒→6分00秒→6分12秒→6分11秒→5分59秒→6分09秒で、7,1kmを43分36秒。アベレージが6分08秒。ちょっと速すぎますね。てか、ロキソニンテープ貼って走るのは間違ってる気もします。
帰ってきたら箱根を見ながら昼ごはん。あらためて速いな。あたりまえか。
その後、久しぶりに音声データに向きあいます。そうか、こういう口調で話してたっけ。沈黙の時間とか、わたしの質問との掛けあいとか、あの頃は文字化する必要がないと思っていたことが、8年たって、かなり大切なんだなと再認識しますね。
ただ、音声データを聞くのはけっこう集中力が必要なので疲れます。なので、こたつの中でダウン。
その後気分転換に少しお出かけ。街中はまだまだ人も車も多いですね。
で、家に帰ってテレビを見ながら晩ごはん。
ふと気になって、このブログのアクセスログを見ると、ユニークIPが400オーバー、PVが700オーバーでビビりました。が、おそらくbotがあちこちにアクセスしているみたいです。まぁ明日にはもとの50暗いにもどるでしょう。
そんな感じで、結局だらだらな1日でした。

ただ、この年末年始、成果はあった気がします。フルボッコ大会から1年10ヶ月、「やらなきゃいけない」と思ってたけど、あまりのダメージに、おべんきょ成果を触ることができませんでした。もちろんダメージは残っています。そして達成感はいまだ1ミリもありません。が、ダメージの中身と向きあうことができるようになったし、なによりおべんきょ成果を読みなおすことができるようになりました。2ヶ月前に高橋さんからもらった宿題をするためのスタートラインに、ようやく立てた感じがします。
それが、この年末年始の成果です。ただし、あくまでもスタートラインなので、これからですね。

今年1年を振り返る

ということで、今年1年を振り返ってみます。

1月 これといってなにもなかった
2月 伊藤さんのシンポがあったな。あとは花束をもらいました
3月 てことで、退職。あとはGID学会もありました。文章を1本送りました。
4月 てことで、現職に再任用。すぐに骨折。そしてウトロウィークがスタート。
5月 まずはウトロ農楽隊の復活です。久しぶりに走った翌日は日本哲学会大会で、マキコマレたのでした。
6月 マキコミヤ番宣収録ですね。完成品はこれとこれです。
7月 そしてマキコミヤです。月末にはプライドセンター大阪の収録もありました。
8月 BTSの勢い」と言われたのはビックリ。そして盆明け仕事がこの日から三日間ありました。
9月 こもりんしたけど、なにもできなかったなぁ。
10月 まずは路線変更しました。トランスジェンダー国会もありました。無謀な依頼にも応えました。正しい焼肉はおいしかった。
11月 11月の人権学習2連チャンは死にかけました。なぜか東京で異種格闘技戦やりました。
12月 月初めはお座敷だらけでした。そして、後半はこもりん。

続いて「書き物」かな。

土肥いつき, 2022, 「支援・配慮の客体から権利の主体へ ――トランスジェンダー生徒交流会の事例から」『小児内科』54(10): 1727-1729.

土肥いつき, 2022, 「性の多様性教育」『こころの科学』223: 44-48.

土肥いつき, 2022, 「『性の多様性教育』をすすめるために」『思春期学』40(4): 341-345.

土肥いつき, 2023, 「トランスジェンダーによる『実践』しない実践 マコトさんの語りから」『解放社会学研究』36: ◯-◯.

あとは
いつきの”ヒューマン・ビーイング”・人権について考える

最終日は10km走ってなにもしない

朝、のんびりと目覚め。さすがに体調はもどりました。
朝ごはんの後は掃除のジャマにならないように待避をしながら、自分のところを少し掃除。
昼前にラン。とりあえず、1.5kmの周回コースを2周するのが目標です。ちなみに、そこまで片道が2kmばっかあるので、合計7kmということになります。周回コースは気持ちいいです。ただ、散歩客と鴨とハトがたまにジャマをするのはご愛敬。走っているうちに、「3周走ろうか」という気持ちになったのでもう1周。このあたりで身体が
「リミッターをはずそう」
と言ったので飛ばします。で、3周終わったところで4周走ったら10kmになるなということで、4周目も走りました。帰りの2kmはゆっくり走りましょう。結局、6分57秒→6分21秒→6分24秒→6分10秒→5分59秒→5分34秒→6分19秒→6分17秒→6分35秒→6分41秒で、10.3kmを1時間05分40秒。アベレージが6分21秒。リミッターをはずした5kmと6kmはそれぞれ5分台ですね。よしよし。
帰ってきたら昼ごはん。今日もマルタイの棒ラーメンです。
その後、家族はお節づくり。わたしはボーとしながら書籍化へ向けてものを考えたりします。そんな感じで晩ごはん。
晩ごはんのメインは九一そば。もちろん、そば粉が一です(笑)。なのに、そばの香が少しします。不思議ですね。
夜はなんとなく紅白歌合戦。最初から最後まで見るのは、もしかしたら生まれて初めてかも。今年は時代遅れのロックンロール・バンドだな。
で、行く年来る年を少し見て、さぁ寝ましょう。除夜の鐘の音が聞こえるな。

保健デーのち望年会

今日は久しぶりの授業です。まぁ、子どもたちは期末試験→研修旅行だったし、わたしはその間お座敷だったので、こういうことになったのですがね。
てことで、朝イチ、「保健デー」の放送をセットしたり、メールのやりとりしたり。で、落ち着いたところで授業の時間がきました。そうか、40分授業か。
試験返しは悲喜こもごも(笑)。
しかし、マークしてたふたりのうちのひとりは「取り出し」に応じてくれて危険な状況から少し脱したけど、来なかったひとりは撃沈。しかたないので、机のところに行って
「あの時、きみに向けて「おいで」って言ってたんだよ」
すると
「そうやろなーと思ってた」

「なんで来なかったん?来なくて、笑いながら楽しそうにしている姿を見た瞬間にオワタと思ったよ。次は必ずおいでな」
「うん」
さて、どうなるか…。
午後は「保健デー」。なので、昼休みはスクリーン吊りと放送セット。講師の方が来られたので、動画の確認。うーん、再生しない。ちらりと「Quick timeに対応してない」とか出てきたから、そのあたりかな。なんでも職場では再生できたんだとか。まぁ、うちの職場のPCに入ってるpower pointは2010やからなぁ。
「新しいのを借りてきて」
とやってたら、生徒が入ってきて少し焦るなど。最終的に、古いPCはD-sub15でつないで、新しいPCはHDMIでつないで、音声はプロジェクタからとってくることにしました。ただし、テストしてないのがこわいです。たぶん爆音が鳴るやろな。
なんでも動画の再生は40分くらいあととのことなので、セットが終わったら、とりまおべんと。おべんと食べながら、とあるゲンコの書式をつくるなど。
食べ終わったら体育館へ。ちょうど望まない妊娠の話に入ったところです。
避妊、大切だよなぁ。あと、中絶のことも大切だよなぁ。
「中絶は獲得した権利」
って言い切っておられる助産師さんっていいなぁ。
ともすれば、「産むことが正しい」みたいな、当事者を置き去りにした価値観の押しつけみたいなのに巻き込まれてしまいがちだからなぁ。でも、実際産むと、確実に「産ませたヤツ」は逃げるからなぁ。
そうならないためにも避妊は大切だし、確実に避妊するためには妊娠のプロセスを知ってないといけない。そういう科学的な知識は、やはり「ジブンゴト」として教えなきゃね。
ただ、一方で、若年で出産したカポーが、例えば学業を続けながら子育てできる社会じゃないと、本来はアカンと思います。これは価値観の押しつけではなく、中絶しか選択肢がないってのがアカンって話です。「出産・育児か高校か」みたいな社会は間違ってると思うし、例えば高校生の妊娠を隠さなきゃならないような社会は間違ってると思います。だって、その背後にあるのは高校生は妊娠してはならない=純潔教育があると思うからです。産まないのは権利だけど、産むのも権利なんで、それは高校生にも保障されるべきだし、保障されるということは、それが可能な社会である必要があるってことですよね。
なんか、そんなことを考えたので、講演のあと講師さんにひとこと話をしに行ってみたり。で、職員室に帰ってメールチェックしたら、ここが見つかってしまってることがわかってビビるなど(笑)。
放課後はノートの点検。終わったら4時。うーん…。腰が痛いから走るか(笑)。
てことで校舎まわりを5km走りました。アベレージは6分42秒→6分16秒→5分59秒→5分33秒→6分22秒。3kmと4kmは飛ばそうと思ってたから、いい感じです。
帰ってきたら、即着替えて脱出。今日は「ちょぼやき会」の望年会です。ほんとは「多様性ワークショップ」をやってからの飲み会の予定だったけど、参加者が少ないのでワークショップは2月にまわして、今日は飲み会のみ。
メンバーはF尾さんとUりんちゃんとわたし。
話はお座敷のことだったりします。まぁ子ども相手の話は、いつもドキドキってこととか、だんだん自分の話をしなくなるねってこととか。はたまたアウティングとカミングアウトをめぐる話とか。つくづく人権がらみのことしか話せない面々です(笑)。
そんなこんなで、あっという間に2時間のコースが終わって、その後クールダウンでしばらく話してバイバイ。
しかし赤ワインをかなり飲んだから、明日はしんどいかもね。まぁいいか。望年会です。

誰が社会を動かすか

朝、7時前に目が覚めました。ここしばらく目覚ましで起きるのではなく、自然に目が覚めているので、朝が楽です。やはりこういう生活が必要なんだろうな。仕事なんて「反自然」なんでしょうね。まぁ、生きるためには仕方ないというか、生きることそのものが「反自然」なのかもしれませんがね。
で、卵を焼いてコーヒーを淹れて、猫の額。

さすがに寒いです。なので、早々に中に入りました。で、走る準備です。ここしばらくは平坦路を走ってきましたが、今日は久しぶりに坂道を踏みたいなと。てことで、ラン開始。朝の空気がメッチャ冷たいです。なかなか身体の中に入ってきません。前半は登りなので、それと相まって、かなりきついです。それでも、スマホのコールによると、6分30秒を切ってるみたいです。おかしいな。メッチャゆっくり走ってるのにな。このコース、3kmまでが登り区間です。特に最後がそうとうにきつい登りで、ここを登れるかどうかが分かれ道です。まぁ急ぐわけではないから、ゆっくり登りましょう。登り切ったら、あとは下るだけ。このあたりから身体が緩んできて軽くなりました。そうか、身体が温まるって、こういう感じなんだ。あとは下り区間と平坦区間なので、気持ちよく走りましょう。で、結局7kmちょい走りきって、アベレージが6分17秒。区間ごとのタイムは6分28秒→6分21秒→6分16秒→6分18秒→6分19秒→6分05秒→6分18秒です。ビックリしたのは、最初の3kmがけっこういいペースだったんですね。この3kmで100mくらい登ってるから、たいしたものです。うれしいな。
帰ってきたら筋トレ。
昼のビールがうまいです。
午後は、某翻訳です。翻訳こんにゃくがほしい。あ、DeepLがそれか。でも、これがなぁ。まぁとにかく、いろいろ見比べながらの作業ですね。

そう言えば、Y本Rさんが亡くなられましたね。これでご一緒したのが最後かな。
Rさんの思い出というか何というか。もともと2002年頃かな、わたしに.jpの関西支部長をやってほしいという話が「鴉さん」という方を通してありました。いろいろ考えた結果「わたしは「玖伊屋のいつき」だ」といって断りました。このあたりから関係がこじれたのかな。まぁでも断ってよかったと思っています。だからこそ、いろんなことができました。やはりピンがあってるんでしょうね。
その後、まぁ嫌われましたね。たった一度だけ.jpがらみのシンポのオファーがあったときは、総帥自らが「出る」とか言われたらしく、まぁ関係はこじれまくっているのですよ。ただ、Rさんとわたしの共通点や差異点はこのあたりにあるってことはわかっていました。わたしもかつて藤村美沙さんから「あなたはTSですね」って言われたことがありましたからね(笑)。そういうことがなんとなくわかってたので、沖縄のGID学会で和解しようと思ったんだけどな。でも、やはりダメだったんだろうな。てか、大阪の交流会にかかわっては、マジでいろいろややこしいことがありました。まぁでも第19回GID学会@北海道の時のこのやりとりで、完全に潮目が変わったなぁという気はしましたね。で、その後にあった懇親会の時にいろいろ話をしました。
まぁいろいろありました。特例法の時は、「協議会派」「.jp派」「トランスジェンダリズム派」みたいな感じで分類されていましたね。ただ、わたしは関西ということもあってあまり発信しなかったけどね。たしかに特例法によって救われた人がいるわけで、功罪の「功」があることはもちろんなわけです。が、あの法律の成立にかかわっては、いろんな人が動いていました。Rさんと厳しく対立していたゼロ島さんなくして成立しなかっただろうと思います。もちろんH間さんとかT井さんとかもね。
誰かヒーローがいて社会が動くわけじゃない。さまざまな人々の多様な動きの力学の中で社会が動いていく。そんなことを感じますね。

「らしさ」考

今日は神戸市の北の方にある小学校でお座敷です。なので、おにぎりを持って移動開始。新開地を越して、さらに進みます。てか、新開地に来たの、はじめてじゃないかなぁ。だいたい三ノ宮までですね。神戸電鉄に乗ると、電車はすごい勢いで急勾配を登っていきます。と「鵯越」なる駅があります。あの「ひよどりごえ」か?えらいところです。さらにトンネルの中も勾配です。そして到着した駅から向こうが下っているので、ここは峠の駅なのか?
降りると寒い。あたりまえか。
とりあえず学校の中に入っておにぎりをパクつきます。うまいなぁ。
で、ごあいさつ。なんか、バタバタしておられます。それもそのはず、午後イチの授業は公開授業で、近隣の小中学校のみなさんが続々と来られます。なので、わたしも勝手にうろついて、授業を見させていただきます。
今回の公開授業は、基本的には「性の多様性」がテーマとのこと。各学年でテーマを決めてとりくんでおられます。わたしが入ったクラスは「女らしさ/男らしさではなく、自分らしさを」という内容です。はじめに「女らしい◯◯/男らしい◯◯」というイメージに沿ったものを子どもたちに出させます。例えば色とか仕事とか遊びとかですが、子どもたちは見事にジェンダーバイアスのかかった答を出してくれます。すごいな。せんせいはそれらを黒板に書いていく。で、最後に「女らしさ/男らしさ」をひっくり返して「どう?」と問いかける。子どもたちははじめは反発するけど、たたみかけると「反対にしても大丈夫だと思います」みたいな子どもが出てきて、みんなが「そうだそうだ」となる。絵に描いたような授業です。
小学生だから、ああいう感じなのかな。でも、もやるところもあります。それは、「性の多様性につながるのか?」ということです。
例えば、トランスジェンダーにかかわる話でいうなら「らしさ」の話ではなく「割り当て」の話が問題なんですよね。例えば典型的なトランスジェンダーの場合は、「性自認とは異なる性別に割り当てられている」ことが問題なわけです。あるいはXとかノンバイナリーの場合は、そもそも「割り当てられる」という行為が問題なわけです。でも、「らしさ」は、「すでに割り当てられた」人が、どのようなジェンダーを生きるかということで、割り当てそのものは問題にしていない。だから、例えばトランス男性に「男らしくしても、それはあなたらしさ」とか、トランス女性に「そんなに過剰に女らしくしなくても、あなたはあなたのままで」とか、さらには「トランスジェンダーはジェンダーを強化する」とか、まぁいろんな話が出てくるわけです。このあたりをどう説明したらわかってもらえるかなぁ。
もちろん、「自分らしさ」の授業そのものは大切です。でも、それがそのまま「性の多様性」につながるわけじゃない。さらにいうなら、トランスジェンダーの子どもがその授業を受けたら、どんな思いを抱くのかな。もしかしたら、自分を否定するかもしれない。
そんなことを思いながら、第2部の会場の体育館へ。ここからが本番です。
ちなみに、この学校、これまでにKうさんとかIっぽ&Kんちゃんとかに来てもらっています。もう、わたしはしゃべらんでええやんと思うのですが、まぁ、わたしならではの話をしましょう。
ということで、ミッション3です。
とにかく寒いので、しゃべりが暑くなります。よくないな。よくないけどしかたないな。てことで、いつもの通り、笑う間を与えずネタを繰り出します。案の定、笑いが起こらない(笑)。まぁ自業自得です。
みなさん、すでにいろいろ知っておられます。なので、そういう知識の斜め上を行く話をしなければ、相手にしてもらえません。まぁでも、そのあたりがわたしの持ち味なので、あまり気にせずにガンガン進みましょう。
てことで、最後にふたネタ残して1時間40分ちょうどで終了です。みなさん、煙に巻かれてくださったかな。
終わったあと校長室でコーヒーをいただきながら、しばし話。でも、あまりゆっくりしたら、帰るのが遅くなります。てことで外に出たら、すでに暗い。そして寒い。神戸市北部をなめていました。反省です。
さあ、帰ってお風呂に入ってビールを呑もう。