京都府南部の町にいた頃から、うちの家族(というか、パートナーとわたし)は山遊びが好きでした。何より楽しいのは、山菜探しです。3月の終わりには「ふきのとう」。4月の声を聞いたら「つくし」。桜が散る頃になったら「たらの芽」。5月になると「わらび」。あと、4月の終わり頃からは、朝起きると家の前にタケノコがおいてあることがありました。近所のタケノコ山をもっている人が、売り物にならない堀り損じをおいていってくれます。これを、お米と一緒に大鍋で炊いてやります。あたりには、お米とタケノコの混じったなんとも言えない香りが漂います。
で、京都市北部に引っ越してきて、まだなかなか「沢」を探しあてていないんです。去年も今年も「つくし」くらいしか食べていません。
ところで、昨日パートナーが大原に行って、染め物の工房に出会ったようです。で、たまたま残っていたハンカチを桜染めしてきたとか。上の子どもが前から「桜染めがしたい」と言っていたらしく、今日、再度行くことにしました。
工房の名前は「大原工房」。染め物体験をさせてくれたり、工房の中には藍染めや渋染めの手づくりのいろいろなものがありました。
で、染め物体験。子どもを連れていったこともあるからか、きちんと説明をしてくれて、1時間ほどけっこう楽しめました。
基本的に自然の素材を使って「茶色」「赤色」「黄色」「青色」の4色をで染めるそうです。もちろん、季節や環境によって色はさまざまに変わるみたいでもあります。で、色を濃くする時はミョウバンを使う。あとは、これらをうまく組みあわせてさまざまな色をつくりだすとのことです。
上の子どもは桜の根っこを煮だした桜染め。下の子どもは、「そこに咲いている菜の花をとっておいで」と言われて、工房で働いているお姉さんと一緒に菜の花を摘んでいました。菜の花のまわりを見ると、伸びてしまったふきのとうもあったりして、なかなかいい感じです。
桜染めはきれいなピンクから、ミョウバンをつけることで少し深いピンク色になります。シルクのハンカチなので、光沢があってすごく綺麗です。菜の花で染めると薄い黄色になります。そこに貝殻虫でつくった赤を混ぜてやると、少し深みのあるオレンジになります。輪ゴムで縛って染めたので、黄色とのコントラストのある染めあがりでした。
工房からまわりを見ると、大原の田園風景が広がります。なんとものんびりとした風景に心が和みます。
なかなかゆったりとした春の一日を過ごすことができました。
カテゴリー: 日常
家族で花見
朝、4人分のお弁当をつくって出発。わたしは仕事、家族は前に住んでいた京都府南部の町へ。
京都府南部のその町は、けっこう桜で有名な町で、京都の「桜の開花情報」にも出ています。実際、見事なもんです。とは思うけど、京都ってよく見たら桜だらけな気もするけど…。
で、仕事をサクッと終わらせて、家族と合流。河原に降りてビニールを敷いて家族と一緒につかの間のお弁当の時間。残念ながらまだまだ4分咲きといったところですが、でも逆に歩いている人も少ないし、のんびりできたかな。
その後、前に行きつけにしていたお好み屋というか飲み屋というか、そういう店が出している売店*1に顔を出してひとくさり話。パートナーは通りかかった友だちと話。まぁ15年住んだ町なんだなぁ。
さらにその後、パートナーの友だちが「今年はお米のできがよかったから安くでわけるよ」と言っているそうで、30kgのお米を受けとりに行って、またまたひとくさり話。で、その後その友だちに教えてもらったツクシの宝庫に行って、ツクシとり。と、そこに先ほどの友だちが子ども連れで散歩がてらツクシ取りにきたので、ツクシを摘みながら、またまたひとくさり話。
そろそろ夕方になってきたので、京都府南部の町にさよならして帰ろうと思ったのですが、ふと思い出して、なじみの立ち呑みによって、生レバー(パートナー)、ユッケ(上の子ども)、ドテ焼き(わたし)、エネルゲン(下の子ども・笑)で晩ご飯。
そういえば、去年までこういう生活をしていたなぁ…。
家に帰ったら、ここ数日の疲れがどっと出て、8時過ぎには爆睡でした。
*1:つっても、ブルーシートをひいて前に机を出して「壬生菜の漬け物」と「ホルモンの炊いたん」を出しているだけですけど(笑)。ブルーシートで常連さんが飲んでいるので、単なる友だち同士の花見にしか見えないので、売り上げは限りなくゼロに近いです。
久々の1日OFF
だから、なんでそこを走る…
帰りに、恒例の温泉によろうと思ったんですけど、なんだかたくさんお客さんがいるみたいなので、パス。さっさと帰って、お家でお風呂に入ろうと。
で、19号線→中央道→名神と走ったのですが…。
なぜか追い越し車線に遅い車がよく走っています。
追い越し車線の流れが一定以上のスピードだったら、ゆっくり走る人は無理して追い越し車線に出ないと思うのです。ところが、ふと「追い越してみようかな」と思える程度の流れだと、ふらりと追い越し車線に出てこられる。すると、あとは数珠繋ぎ状態です。で、そうなるとさらに同じような人が追い越し車線に出てこられる。すると、渋滞ができます。
頼むし…。追い越すときは、きちんと追い越そうよ…。
でも、なんとか子どもたちがふとんに入る頃には帰れたから、よかったかな。
帰り道
環境設定
学校到着後、最初にやったこと。
情報処理室のあまったパソコンのケーブルをすべて引っこ抜いて、骸骨と化した職場のパソコンのあったところに設置。必要なケーブルを差し込んで、さて起動。ログイン。
パスワードがわからない(涙)。
情報処理担当の教員が来るのを待ちながら、win95マシンで成績処理。重いっす(涙)。
情報処理担当の教員が来て、ようやくパスワードが「これらしい」というのがわかる。でも、あくまでも「らしい」程度。覚えておいてくれよ(涙)
数十回いろいろそれらしいのを試した末、なんとかログイン成功。さっそく自分のアカウントをadministratorsグループで作成。あとは、ネットにつないで、必要なソフト*1をインストールして、なんとか形になってきました。
午後からは、もう少し使いやすいように、ちょこっといじくって、さらに大物のソフトのインストール。
そうそう、プリントアウトするのがネット経由なので、プリンタドライバを入れなくっちゃ。で、CDを入れたら「administratorじゃなきゃダメ!」と返ってきます。いや、グループには入っているんですけどね…。融通が利かないみたいです。しゃーないから、「プリンタの追加→それらしきドライバをぶち込む→ポートの追加」で試行錯誤して、なんとかテストプリントも成功。
さて、あしたからまた作業だ(涙)。
夜の出来事
家に帰ったら、まずは、iPodのドライバとiTunesを削除。続いて、chkdsk c: /f。さらに続いて、デフラグをスタートして晩ご飯。そのまま数時間おいておいたら、デフラグ終了。その後、iPodのドライバとiTunesをインストール。しかし、iTunesを削除しても音楽データが残してあるのは、いいのか悪いのか…。
で、iPodをつないだら…。「chkdskをかけろ」orz。
ふと思い立って、chkdsk i:/fをしてみました。ちなみに、iドライブは、iPodのドライブね。すると、なにやら画面を流れて、あとはOK。
結局、iPod本体にトラブルがあったみたいです。
で、iPod内のデータはすべて削除されているみたいなので、しょうことなしに、再度転送。ところが、不正なデータがあったりすると、そこで転送終了。そこまでのデータも「なかったこと」に…。不正なデータをプレイリストから削除して、ようやく転送終了。
てことで、復旧終了。やれやれ…。
昼下がりの出来事
前にも書いたように、最近面倒な事務仕事をしています。なので、その作業をしているときは、一太郎とpagemakerが立ち上がっていて、そこにウィンドウが2〜3、ファイラーとエディターも立ち上がっています。もちろん、メーラーとブラウザーは常時動いています。
ところで、明日が成績のための教科会議。今日の昼にみなさんがわたしのところに各クラスの成績を持ってこられるので、平行して成績処理もしなくちゃなりません。
成績処理は、かつてはdBaseを使っていたのですが、最近はめんどくさいのでOooを使っています。ちなみにverは2.04だったりする…。
で、他の人の持ってきた成績データをCut & Pasteしていたんですけど、突然、エディターが落ちました。まぁ、ないことではないので、「そうか…」と思っていたのですが、続いて、Oooの動きが…。そして、砂時計が…。そして、ブラックアウト…。
まぁ、これもないことではないので、スイッチを切って、再起動。
ところが…。動きません。HDDのインジケーターも点灯しません。一度電源コードをぬいて、再度差し込んで、スイッチオン。すると…。HDDが歌っていますorz。
てことで、職場のPCのHDDがめでたく昇天されました。
さいわい、金曜日にふと思い立ってバックアップをとってあったので、被害はかなり少ないのですが、なにより仕事ができません。
とりあえず、Win95(Pen2の266Mのマシン)を引っ張り出してきて、LANに接続して、データの確認。ちょこっとexcelに入力したんですけど、重いのなんのって(涙)。
帰り際に、情報処理室のパソコンを借りる約束ができたので、あしたからはそれで1週間ほどしのごうかな。でも、そのあとの保障はないしなぁ…。
とか言っていてもはじまりませんわな。さて、明日学校に来たら、環境設定だ…。
早朝の出来事
午前4時半、ふと目が覚めました。そして、ハタと気がつきました。仕事をひとつ忘れていた…。
なので、起き出してパソコンに火を入れました。やらなくちゃならないのは、iPodへの転送。今日の授業で使うBGMの用意です。
とりあえず、CDからリッピング。で、iPodをUSBに差し込んで、と。
あれ?なんか、「かってにUSBを引っこ抜きやがって」とか出てきます。いや、抜いてない抜いてない。ささってるやん。そのうち「CHKDSKをしろ」とか言ってきます。どこかドライバ関連のところがこわれたみたいです。「まいったなぁ」と思いながら、一回USBを抜いて、再度差し込むと、「君の名は?」と出てきます。ん?で、iPodをいじくってみると…。あれ?データがない。どうやら、勝手にデータの同期をとって、すべてのファイルを削除したみたいです。
ってね;;_;;。
これが使いやすい全自動のappleテイストなのかな?どうもわたしはそちらにはいけそうにありません。どちらかというと、ファイラー使ってデータを転送して、自分でmp3のタグを打って、勝手にプレイリストをつくっている方が性にあいます。てか、FD+VZあたりでしこしこやっていたころが、一番よかったよなぁとか…。
とか言っていてもはじまりませんわな。さて、今日は帰ったら、復旧作業だ…。
お別れ…
たった1年だけのつきあいだったけど、もうお別れの時が来てしまいました。
たしか、はじめて出会ったのは、去年の「トランス全国交流会」の前日。なんとか、交流会とGID研究会には間にあわせたいと、京都から奈良までかけずり回って、ようやく出会えたのにね。でも、君のおかげでずいぶんと勉強させてもらいました。見た目のかわいさも大切だけど、実際につきあってみると、それだけではダメなんですね。みんなは「かわいい〜!」と言ってくれるけど、やはり、中身も大切。
でも、なによりも勉強になったのは、「人はどんなことからも学べる」ということ。君のおかげでずいぶんと成長させてもらいました。そんなお礼を込めて、君を送ります。さようならW31K…。
いや、マジでまいりました。「私の名前は中野です」しか変換できないんです。「ごりむちゅう」と打ったら「ゴリ夢中」と変換されるのは、たしかにかわいいです(笑)。「文章を書く」と打っても、「文章を各」しか出てこない。「私は思う」と打っても「私は主う」としか出てこない。とにかく、動詞が弱い。たしかに、動詞は活用するのでたいへんなのかもしれないけど、それにしてもあまりにもあまりというか…。しかも、最近では「私の名前はなか5です」とか、Wnnすら変換できなくなってきました。ほとんど、アルジャーノンの後半じゃないですか(涙)。
でも、わたしだけじゃなかったんですね。わたしには、たくさんの仲間がいたんです。その時に、ようやく「自分を肯定」できるようになりました(笑)。