朝の長湯は寒いくらいです。昨日は倒れ込むように寝てしまったのですが、とても心地よい目覚めです。
のんびりとコーヒーを飲んで、朝ご飯を食べて、久住の山並みを見て。
考えてみると、このあたりに住んでいる人って、すごくぜいたくですよね。普通はみなさん休息をとるためにわざわざ来られるのに、そこに住んでいるんですから。もっとも、その分の不便もあるんでしょうけど…。
久々にのんびりした朝を過ごしたら、お友だちの来るまで大分へ。途中、地場の野菜を売っている店に寄ったのですが、これがすごい。基本的にはなんでも100円です(笑)。でも、とうもろこしなんかは店の前の畑で朝とれたものですから、新鮮もいいところです。ぜいたくだなぁ…。
大分の町に着くと、友だちの知りあいのお店へ。昼ご飯だというのに、関サバ半身分のお刺身とか、ウニが一枚分出てきたり、すごい店です。お友だちが古くから知っている店だとかいうことですが、それにしてもすごすぎ。お友達の子どもも「鉄火丼」を頼んだら一面マグロでした。こういうの、京都では食べようと思っても食べられないです。やっぱり「そこでとれた」というのが大きいんですよね。山あり海あり自然ありの大分ならではの昼ご飯でした。ごちそうさまでした!
あとは、列車に乗れば自然に京都に着きますわ。てことで、2日間の「オフ」を堪能しました。ほんとうにありがとうございました〜>K村さん、G藤さん!
カテゴリー: 日常
オフ
高座が終わると、お友だちが待っていてくれました。そのままお友だちの家まで移動です。途中、滝に寄ったり*1しながら、お友だちの家のある長湯へ。
「いつきさん、どこの温泉に入りたい?」「あ、ガニ湯がいいかなぁ」
なんでガニ湯かというと、これを思い出したからです(笑)。ただ、全身つかるほどの気合いもなかったので、足湯だけ。それでも、すごく気持ちよかったです。
あ、気持ちがいいのはお湯の問題だけじゃないんですよね、きっと。天気はいい。あたりにはトンボが飛んでいます。友だちと一緒に他愛のない会話を楽しんだり、海水パンツの子どもが「アチチ」とか言っているのを見ながらのんびりと過ごす時間は、ほんとうに久しぶりです。
友だちの家に着いたら、今夜の宴会の準備です。まずは、水餃子から。強力粉を練って練って。ニラを切って切って。続いて、カスのお好みの準備です。この間教えてもらったとおり、ちょっと大きめにざくざくと切ります。あとは、中力粉を溶いておしまい。
ちょっと休憩ということで、ながのの湯へ。わたしも同じミスをしたのはご愛敬と言うことでしょうか*2。
のんびりお湯に浸かって友だちの家にもどると、宴会が始まりかかっていました。ぎょうざの皮ののばし方を子どもたちに見せて、あとは「包み」はおまかせ。わたしはひたすらお好み焼き屋さんです。なるほど、上からぎゅうぎゅう押さえつけると、全体に味がまわってなかなかいい感じです。
ぎょうざを食べて、お好みを食べて、友達がつくって下さった料理を食べて、軍鶏を焼いて、ビールを飲んで。そんな感じで夜は過ぎていきました。外は満天の星空です。
で、長距離移動開始
延長できない理由は、先方さんにもあるけど、わたしにもあったりします。なにせ、15時半の列車に乗らないとえらいことになるんです。
なんとか予定の列車に乗って、京都駅へ。とりあえずチューハイを仕入れて新幹線に乗車。座席を見ると、すでにとなりでおばちゃんが伸びています。わたしは窓側…。てことは…。えらいこっちゃ…。まぁ、トイレに行くのは1回程度だし、2時間ほど我慢をすればなんとかなるのでまぁいいか…。で、小倉でソニックに乗換。座席を見ると、すでにおっさんが座っています。自分の指定席に座った瞬間、すごい臭い。タバコの臭いです。さては、1時間半ほどの禁煙に備えて、駅でたんまり吸ってきたな…。「フゥー」と大きな行きをするたびにタバコの臭いがして、もう吐きそうです。これはつらい…。早く大分に着いてくれ〜!
大人たち
夜、テレビ欄を見ていると、嬬恋ライブをやっているみたいです。思わず見てしまいました。
う〜ん。やっぱかぐや姫はあくまでもかぐや姫だし、拓郎はあくまでも拓郎でした。でも、拓郎が言ったひとこと「昔は「夜が明けるまで歌ってくれ」と言われたけど、今日は「終電までにしてくれ」って言われた(笑)」は、ちょっとこたえたなぁ…。
すごくよかった。よかったんだけど、大人になって、落ち着いて、ちょっとお金もできてっていう感じのライブだった気がします。なんか、豪華。でも、その豪華さゆえになくしてしまったものがあるんじゃないかなぁという気もしました。
ギター一本で絶唱する拓郎が見たかった。
でも、久しぶりにカラオケで落陽が歌いたくなりました(笑)。
で、家族旅行終了
さて、今日の午前は親はあちこち用事をしに行きます。でも、子どももパートナーもそんなことにつきあわせるのは「あれ」です。ですから、別行動。わたしは親のエスコート。とりあえず「移動」と「待ち」が仕事です。
昼頃に合流。近くにあったそば屋に入ったのですが、期待はずれ。わたしはそば粉のザラザラした感じが好きなのですが、このお店のおそば、腰はあるもののツルツルです。メニューを見ると「つなぎに小麦粉と卵を使っています」と書いてあるので、まぁそうなんでしょうね。
昼食後、もう2件用事を済ませて京都へ。
高速道路の入り口を見ると、「塩尻〜諏訪、渋滞」とか書いてあります。てことは、あの登りで渋滞を起こしているわけね。「んー」と思ったのですが、ここは一発賭けに出ることにして、19号線を走ることにしました。これがけっこうヒットです。途中、一部渋滞はあったものの中津川までけっこうスイスイと行けて無事京都へ。
家族のみんなは車の中でごはんを食べたけど、ドライバーとしては「家に帰ってからビールを飲みたい」てことで、家に到着してビールを飲んで、そのまま寝転がったら爆睡でした。
忙しかったのかゆっくりできたのか、よくわからない1泊2日です。あぁ、もうちょっとゆっくりとしたかったなぁ…。
草刈り
起床は朝6時。
荷物を車に積み込んで、7時半スタート。目指すは長野県。親も一緒の家族旅行です。で、ネタはなんだか知らないけど、長野県で草刈りをするとか(笑)。
途中、渋滞に巻き込まれそうになりながらも、2時頃に長野県に到着。現地に着くと、あまり草がありません。なにしに来たのかよくわからないのですが、まぁそれはそれ。せっっかく刈り払い機にガソリンを入れたので、「脱毛開始半年後のひげそり(笑)」みたいな草刈りをしました。
夕方、ペンションに到着。ここ、露天風呂とか洞窟風呂のある温泉です。どれもこれも貸し切り=家族風呂なので、わたしでも入れます(笑)。とりあえず、洞窟風呂を満喫して晩ご飯。ビールを飲んでワインを飲んでおいしいごはんを食べて、しばし骨休め。
それにしても、今年は長野県も暑いです。部屋に帰るとなんとなく暑い。でも、熱さ対策に弱いのが長野県です。部屋についているクーラーはウィンドファン型。しかも、宿の人に言わせると「ブレーカーが飛ぶからつけないでください」とのこと。まぁ、全館クーラーに耐えるブレーカーはたぶんついていないよなぁ。てことで、クーラーなしの夜を過ごしました。
子どもは食後にお風呂へ。子ども曰く「汗を流しにお風呂に行ったのか、汗をかきにお風呂に行ったのかわからない」。そのとーりです。お風呂とはそういうもののような気がします。
なんとなく落ち着いてきたところで、わたしもパートナーに誘われて(笑)、露天風呂へ。お風呂の外は渓流が流れています。あぁいい気持ち。
お風呂からあがったら、ビール&ワインの酔いも手伝ってダウン。
大会準備
今日は年休を出していたけど、やっぱり学校に行かなきゃまわりそうにありません。「とりあえず午前中だけでも」と出勤。いざ行ってみると、仕事がこんもりと山をなしています。あっという間に午前の部は終了。結局午後の部にくいこんで、なおかつ準備が終わりません。
幸い、交流会の名簿は確定したので、「班分け」はできそうです。夕方から交流会の京都のスタッフと生徒実行委員が東九条に集まって班分け開始。
わたしはというと、この時点でほとんど倒れかけ。最初に方針だけ出して「あとはまかせた」とか言って、しばし休憩。まぁ、これができるから、なんとかやってられますわ。
8時頃に本日の日程終了。はぁ…。
宅急便屋
合宿から帰ったら、とにかく荷物運び。来週末にある集会用に奈良県から運んできたスリッパ500足を会場に搬入です。まぁ、それだ
けのことといえばそれだけのことですが、もうイヤ。
で、移動
ホテルで朝食を済ませて、再び移動。っても、京都に帰るだけですが…。
京都に着いたら、すぐに実家に置いてある車に乗って、再び南下。放送部の生徒と待ち合わせです。あぁ、せわしない。
思いがけない出会い…
朝、コーヒーを飲んで一息ついたら移動開始です。
新幹線に乗って「隣だれも来んといてな…」と祈っていたのですが、わたしよりかなり年上の女性が座られました。ま、若いビジネスマンよりよっぽどいいや。
しばらくパソコンをいじりながら仕事をしていたのですが、最も恐れていた?ことが起こりました。
「小さいパソコンですねぇ」
「えぇ」
「インターネットもつながっているんですか?」
「ま、携帯電話みたいなのがついているんで、つなげられるところだったらつながりますよ」
「小さいから持ち運びできますね」
「いやぁ、どこでも仕事をしなくちゃならなくなってよくないです」
「そう、文筆家かなにかですの?」
「いえ、単なるしがない高校教員です」
てな会話が延々とはじまりました。仕事にならへん(;_;)。
と思いきや、話は予想外の方向へ。
「あなた、本を書かれたらいいんですよ」
「えぇ、たまに友だちから「書いたらいいよ」と言われることがありますけど…*1」
「わたしはね、この年になって漱石の研究をはじめているんですよ」
「えぇ〜!」
てなところから、ひとくさり漱石的観点から時事問題を語りあいます。
「あなた、漱石は読まないの?」
「う〜ん、龍之介の方がいいですねぇ」
「龍之介も漱石の言うことをきちんと聞いていればあんなことにはならなかったのにねぇ」
いや、そりゃそうですが…。でも、タイプぜんぜん違うし。
「漱石ってね、若い人たちは「つむじ曲がり」としか思わないみたいだけど、単なるつむじ曲がりとは違うのよ。自分の場所をきちんと持っていて、そこから物事を見ているからつむじ曲がりに見えるだけなのよ」
「そういや、漱石ってイギリスに留学していましたよね。そういうところから見ることって大切なんでしょうね」
「そうなのよ」
「まぁ、わたしはへそ曲がりですから」
「へそ曲がりとつむじ曲がりはどう違うの?」
えらいむずかしい質問をされました。で、核心をつくひとこと。
「あなた、アウトローをめざしているんでしょ」
「…」そのとーりです(笑)。
「ところで、あなた、なんの仕事をしていたの?」
「いや、今度全国から在日外国人の子どもたちが集まってくる集会があるんですよ。その準備の文書をつくっていまして…。まぁ、集まれば集まるほど赤字が増える集会なんですけど、でもこんな集会するの、大切なんですよね」
「そう。じゃぁあたしもカンパ」
「へ?」
取り出された金額を見てビク〜リ。いちまんえんです…。
「じゃぁね」と新山口で降りて行かれました。すげぇ…。
あ、この方、「椿わびすけの家」というサイトを運営されているとか…。
*1:てか、普通「しがない高校教員」に「本を書け」って言わないですよね(笑)