部落差別の現在

今日は研修日です。ちなみに、研修日は「家で自主研修をする日」ではなく、ガッコで研修をする日です。
てことで久しぶりの電車出勤です。まぁでも高校生がいないのですいてますね。
しばし事務仕事をしましょう。そういや、試験の解答もつくらねばなりません。問題作成は簡単なんだけど、解答と配点がめんどくさいんですよね。
で、午前の研修は進路研修です。講師は某受験産業のB社の方です。最近の入試の状況とか、全体的な受験生の動向とか。なんでも、「入れたらどこでもいい」という生徒が増えてるんだとか。だから、進学の目的をもたせる必要があるんだとか。
んー…。
昔から「モラトリアム」ってのはあったしなぁ。というのと、「入れるところ」を選択するのは、もしかしたら浪人させる経済力がない家が増えてるからかもしれません。
あるいは「点をとるための勉強方法がわからない」と考えてる生徒が多いんだとか。これを生徒の学習意欲と結びつけて考えてはるけど、それだけかなぁ。だって、わたしだって子どもたちの成績がどうなるかわからないもん。なにせ、成績のつけかたが複雑化してしまって、どうなるかわからない。さらに授業の方法もグループ主体になったりしてるから、勉強方法そのものも変わってきてて、そりゃわからんわと。
まぁそんな感じで「反抗的」な聞き方をしてしまいました。
それはそれでいいんだけど、棒グラフにグラデーション使うのはやめてほしい。どこが端かわからん(笑)。
そんな感じで進路研修は終了。その後、hyperQUの分析結果を見て、午前の部は終了。
しかし、なんでも明日の会議や研修はなしにするんだとか。思い切りましたね。
午後もあれやこれややって、2時半くらいにお迎えに行きましょう。で、駅で合流したのは内田龍史さんです。内田さん、13年前に話を聞きました。それ以来です。前回は、若い世代の部落の人たちのアイデンティティについて話をしてもらいました。今回は、部落問題の今日的課題について話してもらいます。
「最近の若い人は部落問題を知らない」
と言われます。厳密には、それはウソです。みなさん、知ってはります。ただ、「習って」はいない。じゃ、今の一定程度以上の年齢層の人が知っているかというと、それも厳密にはウソです。みなさん、ご存知ない。簡単にいうと、情報のアップデートができていない。なので、部落問題の今日的課題は、やはりやらなきゃならないってことです。
ということで、15時に研修会スタート。校長のあいさつは、自分に課した夏休みの宿題のことでした。なんでも、「カムイ伝」を全巻読破するんだとか。でも、まだ5巻なんだとか。大変やな。人のこと言えませんが。あとは、同僚が書かれたレポートが「ひとつ上」に行った報告。拍手が出るのがうれしいですね。そういや、わたしは全国にいっても報告されなかったなぁ(笑)。
ということで、いよいよ講演開始です。まずは自己紹介をされた後、「差別とは何か」ということを、かなりていねいに話されます。それにしても、「イナゴ」と「目玉焼き」と「TKG」でどこまで引っ張るねんと思うのですが、見事に「同化政策」というところに落とされて、なるほどなと。
で、「部落差別とは何か」というあたりから、さらに「人権・同和学習」をすることの意味へと移っていきます。「接触理論」とか「拡大接触理論」とかが出てきて、たぶん、みなさん刺激されてるやろな。
でも、まさにそうなんですよね。私たちは「媒介者」なんです。だから、まず私たちが「出会う」こと。そして「学ぶ」こと。そして「伝える」「つなげる」ことですね。
それにしても2時間ノンストップで話されて、少しドキドキしました。いや、勤務時間が17時までですからね。
でも、みなさん、不満を持たれた感じではなかったので、よかったよかった。
研修の後は、駅前の居酒屋で反省会です。若手教員が3人来てくれて、これもうれしい。ここで、内田さんとわたしはムラとの出会いをいっぱい話をしたり。ちなみに、3人のうちの2人は「若い衆経験者」なので、一緒にムラの児童館に行った経験があります。ああいう、場所に同席してもらうことも必要だけど、やはり「呑み」の場に連れていきたいなぁ。でも、最近はないからなぁ。
そんなこんなで、8時過ぎに反省会も終了。
内田さん、台風が接近している中、ありがとうございました!

終章をやる

朝、とりま副支店長に休む旨をメール。ついでに、明後日の研修会、どうなるかを協議しておいてもらうように依頼しました。
さて、お次は「最初の読者」の依頼です。
実は知念さんから
「遠慮なく意見を言ってくれそうで、かつ、相対的に時間のある研究仲間」
に依頼すればいいのではというアドバイスをもらっていました。ところが、いないんですよね。みんな忙しい。まぁおそらく「相対的に」というのがポイントなんでしょうね。たぶん、D1の人とかに頼めば一番いいんだろうけど、いないんですよね。なにせ、おべんきょ場所がことごとくなくなっていったからなぁ。
でも、ずっと「この人に」とは思っていました。ずっとお願いしている武内さんですね。メールすると、速攻で返事が返ってきました。ありがたいです。メッチャ忙しい合間をぬってだけど読んでいただけるとのことです。
あとは、高橋さんにも送りましょう。前は「こんな感じ」だったけど、今日は「これでいくつもり」です。
そんなこんなで昼ごはんを食べて、いよいよ終章です。
マーカーしてあるところは、一部移動しましょう。あと、冒頭にグダグダ書いていたのは移動です。しかし、移動した先がうまく落ち着きません。うーん。時間だけがドンドン過ぎていきます。
と、「社会モデルを忘れるな」という主旨のアドバイスが…。そうでしたそうでした。とりあえず、メモしましょう。
で、外出。と、バケツをひっくり返したような雨が降ってきました。まぁええか。で、着いたのは、ここ。

夏の終わりなので、ごあいさつ。今日を逃したら、またしばらく来られなくなりますからね。ここで四方山話をして、いっぱいだけ呑んで、おいとま。330円でした(笑)。
で、帰ったら、再び終章です。メモにしたがって文書を組み立てて…。まぁとりあえずできたか…。
あとはタイトルですね。まぁでもこれでとりま終了です。またあとで読み返して、少しいじれば完成かな。知らんけど。
さてと。ビール。

We are マッコリーズ

朝、7時過ぎに目が覚めました。昨日の夜ヘッドをしてもらったまま寝てしまいましたが、今朝は少しマシかな。でも、そのまま8時頃までおふとんでゴロゴロ。いろいろ迷ったけど、朝ランしますか。

ということで、スタート。今日は曇り空なので、先週のように直射日光にはやられないだろうなと。ただ、やはりメチャクチャ暑いので、ショートの周回コースにしました。とは言え、前半2kmは登りです。やはりキツイですね。後半のダラダラした下りもスピードが乗りません。キツイ。
結果、4.2kmを27分03秒で、アベレージは6分26秒でした。スプリットは6分46秒→6分16秒→6分24秒→6分23秒でした。前回よりも少し遅いですね。
やはりインターバルをやらなきゃならないかなぁ。いずれにしろ、去年はもっと早かったみたいです。なので、もっと走り込まなきゃアカンわな…。

帰ってきたら、今日も大汗かいてます。とにかく身体を冷ましてシャワーです。そして朝ごはん。

猫の額も少し暑くなってきてますね。
さて、今日もPCの前に座りましょうか。ブログの更新はあっという間です。そして最終章です。
ちなみに、今朝、大発見をしました。最終章の第4節、研究へのインプリケーションを書こうと思っていたけど、第1節から第3節がそれだったことに気づきました。ということは、第4節は実践へのインプリケーションでいいってことです。であれば、書けそうです。
と思って書きはじめたけど、やはり書けません(笑)。まぁでもこんな感じで、書いたり消したりしながら、とりあえず書くしかないです。きっと明日には「あっ」と思うことがある。
ちなみに、「大前提として」という話があるんですけど、「それはそれとして」という話も書かなきゃなりません。というか、それが現実的な「解」なんですよね。
そんなこんなしていたら、気がつくと3時です。出なきゃ。
てことで、ウトロへ向けてスタート。今日は「マッコリーズ」でサムルをしなくちゃなりません。
とりま平和祈念館に行って、そこから「支部」の建物へ。床がぬめってます。この間の焼肉の脂ですね。ここでサムルを一度おさらいです。Fさん、うまくなったなぁ。音が変わりました。焼肉の時のワークショップのおかげなのかな。しかし、2箇所くらい「?」となるところがあります。まぁええか(笑)。
そして会場の公園へ。途中、こんなものが。

「マッコリーズ」って書いてある。笑いました。
公園に着くと、すでに吹奏楽をやってます。うまいです。そして和太鼓。うまいです。そして「マッコリーズ」。
えーと…。ピョルダルコリを飛ばしたな(笑)。あっという間の7分でした。それでもウトロ農楽隊の人たちが
「よかったよ」
と声をかけてくださいました。元同僚の人も来てくれて、うれしかったなぁ。
さぁ、打ちあげ会場に行きましょう。途中、なんとなくいい風景だったのでパチリ。

で、呑みです。話題は、当然のことながら「マッコリーズ」の今後のあり方についてですね。むずかしいな。でもまぁ「We are マッコリーズ!」とかいいながら、マッコリをおいしくいただいて、記念写真です。

アカンやつらやな…。

アドレナリンでもつ

起床は6時です。さすがに眠いです。が、去年の就寝は3時で、起床は6時半だったので、30分長いということになりますか。
とりま、ランチパックの卵とカゴメの野菜ジュースを飲んで、朝ごはん終了です。その後、気になる班なんかをまわりながら、午前を過ごしました。実は「おべんきょ」をしたかったけど、とうていできる感じじゃありません。
で、交流会の全体会。子どもたちは思い思いに発表します。それを聞きながら、会計担当にメールを送らなきゃならないので、アドレスを探すなど。ところが、電波が弱くてまともにつながりません。うーん。メッセンジャーがあったわ。ということで、無事送信。
全体会が終わったら、いよいよ交流会もおしまいです。残すは大会全体会での発表です。ということで、子どもたちは移動開始。は、いいんだけど、地元の神奈川の人、みんな行っちゃったよ。最後はどうすんねん。まぁしかたないです。京都組が最後を担当しましょう。しかし、大量にあまったペットのお茶、どうやって運ぶ?と、業者の人が自動販売機に補充に来られました。
「あの、段ボールもらっていいですか?」
「どうぞどうぞ」
神降臨でした。
最後に事務室のみなさんにごあいさつ。
事「あの、責任者の方ですか?」
い「いえいえ、違います。スウィーパーです」
なにやら書類を書かなきゃならなかったみたいです。まぁええか。
で、大会会場へ。京都組、なにやらハイテンションです。たぶん、徹マン症候群になってます。まぁええか。
で、大会会場に到着。荷物をおろして、子どもたちを待ちます。やがて子どもたちが来ました。さすがに疲れてますね。でも、例年と違って寝てる子はいない。みんな、昼ごはんを食べて、大会全体会での発表の最終調整です。そして、全体会会場に移動。発表です。
「日本のいいところ」とか「夢」について話しあうのは、今どきやなぁという気がします。ただ、
「あまりにも差別に慣れてしまって、差別されていることに気づかない」
という発言があって、まさにそれやなと。敏感だったら生きていけないんですよね。とにかく、このひとことが聞けただけで、2日間一緒にいた価値があったかなぁ。
その後、交流会の総括集会があって、2日間の交流会もおしまい。
で、全体会会場へ。崔江以子さんの講演です。2月に続いて2回目です。が、時間が短い。もったいない。でも、講演内容は元気がでます。「世界は変えられる」という希望が伝わってきます。
そんなこんなで全体会終了。
会場から出ようとしていると、エレベーターから江以子さんが出てこられました。と、わたしに向かって「わーい」って手を振られてビックリしました。とうとう顔を覚えてもらったんだなと^^;;。素直にうれしいです。せっかくなので石橋さんに
「わたし、西日本新聞に出ました」
と、宣伝(笑)。
さてと、ホテルにチェックインしましょうか。シャワーを浴びてテレビをつけると、「孤独のグルメ」をやっていました。思わず見てしまいました。で、Aっちゃんと合流して、「大反省会」の会場へ。狭い店内に50人以上集まっています。covid-19を恐れない設定です。すでに席はほとんどありません。まぁいいか。わたしは大阪のみなさんの席におじゃま。ここで「在日あるある話」を聞きながら大笑いしました。
そして2次会。この日に来られた方が大会に来て下さってので、関東の人々とつなげなければ。ということで、神奈川・東京の人に声をかけて夜の町を徘徊。案内役は大会実行委員会会長の小ヶ谷さんです。どうやらメッチャファンキーな人のようです。ここで、ちょこっと研究寄りの話を酔っ払いながらしたみたいですが、ほぼ記憶なし。
それでも閉店が11時だったので、逆に助かったかな。なんとかホテルにたどりついて、そのまま落ちました。

カオスな呑み会

朝、ふと走ろうかと。でも、めんどくさいなと。しばし葛藤した後、やはり走ろうかなと。

ということで朝ランです。日陰は涼しいけど、陽射しを浴びるとメッチャ暑いです。やはりあと30分早くスタートすべきだったかな。まぁでもしかたないです。いつものアップダウンコースを走りはじめたけど、3km目の坂道を登るのがイヤになってきたので、途中でショートコースに切り替えましょう。ダラダラとした下りのあと、平坦路を1kmばっか走らなきゃなりませんが、東向きの道なので、完全に日陰がなく、正面から陽射しが来ます。これやきつい。
結果、4.2kmを26分24秒で、アベレージは6分16秒でした。スプリットは6分25秒→6分14秒→6分08秒→6分19秒でした。遅いな…。

汗だくになって帰ってきたので、とにかくシャワーを浴びて身体を冷ましましょう。そして朝ごはん。

猫の額です。暑くはないですね。
その後、ちょっと所用があって職場へ。誰もいないだろうと思ったら、ひとり職員室におられるのが判明。仕事かなぁ。すごいなぁ。
帰ってきたら、今日もPCの前に座ります。昨日、なんとなくいけそうな気がしたので、書き進めましょう。とにかく後ろを振り返らない。うーん。まぁ1節できたかな。続いて2節です。これも出だしは「こんなもん」です。でも、そこからが問題です。ついSNSに逃げます。でも、再び向かいます。そんなのを繰り返していたら、時間が来ました。今日は「つむぎの会」の呑み会です。参加するのはこの日に続いて2回目です。
会場は「らんぷ亭」です。いつもウトロでお世話になっています。
会場に入ると、なんだかカオスです。と、
「なんでいつきさんがここに…」
と。えーと…。BTSの方でした(笑)。ちなみに、その隣の人はハッキョのソンセンニムでした。
「◯◯は1軍で、△△は2軍で、わたしは3軍。覚えたでしょ?」
どんなネタやねん。覚えました。
そうそう、マスターに「いつもお世話になってます」って声をかけなきゃ。
「あのー」
「ウトロの農楽の人ですね」
マジっすか。どんなすごい記憶力やねん。
B「人権にはまる人、去って行く人、忘れる人って前に言ってましたよね。はまる人ってどんな人ですか?」
どんな人だろう…。
い「出会いを忘れない人かなぁ。出会って「いい勉強になりました」で終わらない人?」
みたいな。
そんな感じでしゃべりまくって、おなかいっぱいになるまで食べて、ひたすら呑んで、気がつくと10時をまわっています。これはヤバイ。帰りましょう。
しかし、メッチャカオスで楽しかった。

この夏は新ネタラッシュ

今日は近江八幡でお座敷です。なので、メールのやりとりやったりちょこっとおべんきょしたりしたあと、移動開始です。電車の中でおにぎりをパクつきましたが、なんかおなかが減り気味です。昨日、さんざん肉を食べたはずですが、実はあまり食べてなかったのかな。あ、晩ごはんを食べなかったからか。
駅から10分ばっか歩きましたが、暑い。そして、しんどい。まぁ自業自得です。
会場に着いたら機材セット。そして前に書いてある演題を見ると、レジュメのタイトルと違います。しまった。仕方ないから、スライドのタイトルだけは変えておきましょう。しかし、事務局、気づかなかったか(笑)。
それにしてもおなかが減った。と、会場に来られたK川さんが、なんの脈絡もなく、いきなり
「揚げたてのコロッケ、あげる」
とコロッケをくださいました。助かった。食べよう。
廊下にしゃがみ込んで食べてると
「誰も講師とは思わないでしょうね」
と。いつものことです。
やがて時間が来たのでお座敷開始。1時間か…。まぁ湘南では45分でしゃべったから、アレより少していねいにしゃべればいいんですよね。いけるでしょう。
ということで、新ネタ開始です。この夏4回目なのでさすがにこなれてきましたね。スライドもつくりなおしてるし。ただ、早口だけは止まりません。すみません。
そんなこんなで1時間15分ばっか話をして終了。
10分間のインターバルの後、1時間ちょっと質疑応答とか感想とか。1時間は長いな。でも、充実していますね。聞きっぱなしにしないという主催者の意気込みが伝わってきます。出てくる質問もおもしろいし、ワークへの反応もおもしろい。このあたりは滋賀クオリティですね。出てくる質問に対して、答えるのは、けっこうたいへんです。が、「瞬発力」でなんとか持ちこたえました。
そんなこんなで、約2時間半のお座敷終了。スリリングでした。
で、駅まで送ってもらって京都駅から南下開始です。着いたのは「なかま」です。今日の午後、人権教育の長期研修の報告会があって、夜は懇親会です。到着したら宴たけなわです。久しぶりに前のおべんきょ場所のせんせにお会いして、あいも変わらない「掛けあい」をするなど。さらに、新しく着任された中村さんと少し話し込んでみたり。ここは「人権」でお酒が飲める貴重な場所なので、体調はフラフラで眠いけど、なんとか持ちこたえながら楽しみました。
まぁでも、早めに帰れたので、明日への影響は少ないかな。

なんとなく見つけた気がする

朝、ゆっくり寝られるのがこれほどうれしいとはと思わざるを得ない日々です。やはり6時起きは無理があるんですね。
そんな感じで朝ごはんを食べて、今日もPCの前に座ります。昨日見つけた突破口ですが、その前でウロウロしています。と、メールの返事が来ました。
実は、昨日、突破口を見つけたけど「先行研究」が見つからなかったので、この世界の第一人者のうちのひとりである木村涼子さんにメールしたのでした。なんと身の程知らずなとは思いますが、しかたありません。
で、返ってきた返事を読んで、もだえました。たぶん、うまく疑問を伝えきれてませんね。近いところまで来てるんだけど、届いていない感じ。届く返事をいだくためには、どんな返事を書けばいいだろう。悩み悩み書いては消し書いては消し。そうだ。インタビューデータをひとつ事例として送って、そこに自分の問題意識を乗せよう。ということで、エイッと送りました。
送って、なんとなく自分がこだわっているところがスッキリした気がしました。
たぶん、今やってることは教育社会学ではなく社会学なんですね。別に教育社会学がイヤなわけではないです。たぶんそこにもどります。が、社会学を通過しないともどれない。なぜなら、トランスジェンダーを対象とすることで顕在化するテーマが、自分がやりたいことだからです。
てことで、昼過ぎにおべんきょ終了。向かうはウトロです。いよいよ支部が使えなくなるということで、今日が支部でやる最後の焼肉です。
支部に到着すると、まだ準備中です。やがて屋内に七輪が持ち込まれます。

そして焼肉開始。
向こうが見えなくなります(笑)。

仕方ないので、窓の近くに扇風機を置いて排気します。煙がもうもうと出ます。場所は放火現場の隣です。消防車が来たらどうしようと思いますが、みなさんへっちゃらです。そうこうするうちに「愛の不時着」で裁判長役をやった人が来られて、なぜかプクのワークショップがはじまったり。
そうそう。東京に行かれるKんさんとのんびり話ができました。こんな日が来るとはなぁ。ちなみにKんさん、わたしのためにワインを買ってくださってました。コマスミダ!
そんなこんなで、7時過ぎまでわいわい呑んで、焼肉終了。
とりま京都駅に向かいます。が、Fきちゃんとわたしは竹田で乗り換えです。Sふぁんさんたちはそのまま地下鉄を行かれます。経済力の差です(笑)。
で、京都駅からなぜか九条に行くと、いつもの「うどん屋」さんにみなさんおられました。しかたないので入店。しかたないので歌いますか。
しかし、このおふたり、メッチャうまいな。

おふたりの歌に聞き惚れてたら10時になりました。ヤバイ、帰らねば。
てことで、こっそり帰りました。明日、大丈夫かなぁ。

日本社会のしくみと教育

今日は某人権教育研究会の夏季研です。事務局なので早めに行かなきゃなりません。なので、いつもより少し遅いくらいの時間にスタート。到着したら、すでに他の事務局の人は来ておられます。窓から外を見ると、なにやら続々と人が来られます。君たち、来るのが早すぎるよ。
てことで、午前の分科会用に会場設営。が、フタを開けると満席です。なにしろ、おそらく過去最高の140人ほどの参加ですからね。
今回のわたしの役まわりは「odd socks day」についての代理レポートです。ただし、わたしはトリ。前におふたりレポートされます。ともに厳しい状況の生徒へのかかわりですが、どうも「インクルーシブ」な感じがありません。うーん。
ということで代理レポート。
途中
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うちの学校には車いすの生徒も、突然大声を出したりウロウロしたりする生徒もいません。入試制度や進路指導の結果、そうした子どもがうちの学校から排除されているからです。だから、生徒たちには「そういった生徒と出会えなくて不幸だね」って言ってます。
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とコメント。そのあとはつつがなくレポートして終了。
おべんとを食べたら、今日の講師の知念さんお迎えです。
知念さんには、個人的にものすごくお世話になっています。もっとも、知念さんご本人はご存知ありません。わたしの最初のおべんきょ成果のタイトルは、「〈ヤンチャな子ら〉の学校経験」からパクりました。それだけでなく、全体の構成もメッチャ参考にさせていただきました。実は学校づくり研究会でお会いできたらお礼を言いたいと思っていたのですが、残念ながら会えませんでした。直接メールでやりとりしたのはハクロンを書いたときで、こっそり「ブツ」を送ってもらいました。そんなこんなで、今回の依頼を通して、ようやく直接会えることになりました。
ということで、午後の記念講演。
まずはアリストクラシーからメリトクラシーの話。あるいは近代の学校制度がめざした理想と、結局の現実の乖離の話。さらに、現在の教育格差の話。そんなあたりを説明されます。個人的には、このあたりは知っている話ではありますが、今回の参加者、特に新規採用の人たちには知っておいてほしいところですね。
話はさらにブルデューやコールマン調査へと進んでいきます。マニアックです。そして、ここからが知念さんの真骨頂ですね。X市の調査から浮かびあがるものです。
端的に言うなら、SESというひとつの物差しで測れるのか?ということです。ここで知念さんは「大企業型」「地元型」「残余型」という3類型を持ち出されます。そこから、インタビュー調査結果を類型化して、その語りの特徴を示されます。これが実におもしろい。生徒たちの顔が浮かんできます。
そして「まとめ」です。知念さんは「理想の世界」や「あるべき方向性」は示されません。逆に、これまでめざしてきた方向性への「疑問」を提示されます。つまり、これまでめざしてきた方向性は「大企業型」だということです。なぜなら「メリトクラシーな社会」を目指してきたからです。でも、それは破綻している。そのような中、「地元型」への着目は、おもしろいですね。そして「残余型」の厳しさもまた示されます。つまり、社会関係資本みたいなものが、実はすごく大切だということです。
話を聞きながら、<やんちゃな子ら>の2類系の話を思い出します。あるいは『ヤンキーと地元』『裸足で逃げる』のこととかも思い出します。前者は「地元型」のしんどさを、後者は「残余型」のしんどさを描いていますね。そして、後者が女性を描いているのも象徴的です。
と、質疑応答の中で、ご自分にジェンダーの視点が不足していることを話されました。いや、不足していることがわかっているということは、その視点があるということなんですけどね。ほんとうに不足している人は、「不足している」とは言われません(笑)。
ということで、メチャクチャスリリングな講演も終了。
帰り道ご一緒させていただきながら、いろいろ話。当然のことながら志水さんの話が出てきます。たしかに、志水さんは「大企業型」をめざす方向なんですよね。でもそれは時代かな。まさに志水さんは「メリトクラシーな時代」の中を生きてこられた。でも、知念さんはそれが崩壊した「ペアレントクラシー」の時代を生きておられます。あるいは、インタビュー対象者がそういう時代の人たちです。そういう意味では、志水研が知念研へと移行していくのは、当然の流れなのかもしれません。
ということで、京都駅で「軽く」呑み。今日の振り返りをしたり、はまたた、わたしのおべんきょの話をしてみたり。会長も合流してきて、大盛り上がりです。が、突然「2時間縛り」があることが発覚。まぁでも、その方がいいです。ということで、8時に解散。
ちょうどいいですね。

何年ぶりかなぁ

今日のタスクは午後からです。なので、朝は少しゆっくりと。朝ごはんを食べに1階に降りたら、なんとなく雰囲気が違います。そうか、おにぎりか。
「ご当地おにぎり」なるものがあるので聞いてみると、シューマイのおにぎりだそうです。なるほど。

ということで、鯖のおにぎりとシューマイのおにぎりをゲット。ポタージュスープとコンソメスープでおなかいっぱいです。
部屋に帰ったら、まずはシャワーかな。そこからプレゼンづくりです。
今日は恒例の「湘南教組の教研」です。何年ぶりだろう。最後に来たのが2019年で、その後covid-19で開催できなくて、去年と突然連絡が来たけど日程が開いていなくて不参加でした。なので5年ぶりですね。ちなみに、はじめて来たのが2011年で、そのきっかけになったのが全同教佐賀大会でした。H田さんには世話になったなぁ。
今年のジェンダーの分科会は、なんでもレポートがひとつなので、しゃべってほしいと頼まれました。ちょうど最近新ネタをやりはじめたので、ここでも新ネタをやろうかなと。この新ネタ、もともとは8年前につくったものです。前半はKうさんからもらったプレゼンを使っています。が、少しずつ自分なりのものにリメイクしています。今回も「文章」を時系列にしてみたり、少しスライドを足したりして、「使いやすさ」をアップしてみました。
で、チェックアウトの時間が来たのでホテルを出発。外に出ると、まだカオスの余韻が残っています。向こうから歩いてこられたお姉様らしき人のTシャツがこれで笑ってしまいました。
ここからは相鉄に乗って移動開始です。最寄りの駅からはテクテク歩きましょう。暑いな。やがて会場に到着。まだ午前の分科会をやっているので静かです。わたしはというと、控え室に入れてもらって、プレゼンの作成です。うーん、こんなもんかな。
やがて昼ごはん。

崎陽軒のシューマイ弁当夏バージョンのようです。右上のゼリーの下に漬け物が入ってるのが、わけわかりませんでした。
あとは、久しぶりのY和くんとごあいさつしたりして、午後の分科会スタートです。
今回のレポートはインクルーシブ教育の研修を受けた「その後」の話です。これがなぜジェンダーの分科会にあるのかは謎ですが、インクルーシブ教育の観点はとても大切だし、なにより「多様性」を大切にするレポートなので、それはそれでいいかなと。
それにしても、話を聞きながら「神奈川は進んでいるなぁ」と思いました。県教委の指導主事がインクルーシブ教育の研修会の講師で、話しておられることが的確なようです。てか、藤沢はフルインクルーシブを目指していたりするから、まぁそんなもんかなぁ。
レポートのあとは質疑応答とディスカッション。やはり論議はインクルーシブ教育の方へと流れていきます。まぁいいでしょう。あとでコメントすればいいかな。ついでに
「京都府南部には高校が11校ありますが、支援学校が5校もあります」
と言ったら、メッチャビックリされました。そりゃそうです。わたしもビックリしてます。
休憩のあとは、まずはコメント。インクルーシブ教育って障害のある生徒に特化しがちですが、そうじゃないですよって話です。その実際の例としてこの本の紹介をしてみるなど。
そして新ネタ披露です。
考えてみると、わたしの「ネタづくり」は、すべて「教材づくり」です。言ってみれば、「こういう切り口で授業をすれば、人権学習になりますよ」って感じで、おそらくそのまま人権学習で使えるんじゃないかなぁ。もちろん「放送事故」は多々ありますがね(笑)。
そんなこんなで45分くらい爆走して「ネタの披露」は終了。その後、もう少しディスカッションをしたり、はたまた感想を言いあったり。ということで、今年の湘南教研も無事修了でした。また来年呼んでほしいなぁ。というのと、レポートがほしいなぁ。
その後、女性部のみなさんと「お茶しましょう」ということで、藤沢に移動。なんでも「茂吉」というお店らしいです。これまた古風な喫茶店な感じだなぁと思っていたら「mokichi」というお店でした。
「クラフトビールのお店ですやん!」
というと
「お茶です」
という答が返ってきました。まぁそりゃそうか。
ということで、まずは乾杯。一杯目はピルスナーかな。うん、すっきりした味です。2杯目はIPAにしましょう。

薫りが素晴らしい!
そして料理がこれまたおいしい。

ひな鳥のダッチオープン焼きだとか。
ここで来年へ向けての話をしたりして、1時間半のお茶終了。
その後、恒例の宴会会場へ。清香園です。到着すると、みなさん、宴たけなわです。ちなみにここでの宴たけなわは「議論たけなわ」です。わたしも及ばずながらインクルーシブがらみの実践を話してみるなど。けっこうおもしろがってもらえました。
ということで、8時30分になったのでおいとま。とにかく電車の中で寝てしまわないようにしながら新横浜へ移動です。なんとか新幹線のホームにたどりつけたのでひと安心。あとは新幹線に乗れば帰れますね。
とても2日間のできごととは思えないほど、いろんなことがあった2日間でした。楽しかった。けど、疲れたな。でも、楽しかったな。

2番目に嫌いな仕事

朝、起床は5時半です。眠いです。とりま6時半の新幹線に乗りましょう。ブログの更新をしなくちゃなと思いながら、昨日の呑みすぎもあってウトウト。到着したのは東京です。ここから30分のウォークです。そして到着したのは日本教育会館です。
今日は全国母女の日です。なぜにわたしが全国母女に参加するかというと、今日はRえちゃんのレポートがあるからです。
ちなみに午前はゴージャス理枝さんの講演会です。ちなみに、わたしはこの時にお会いしました。
ということで、講演会の前にごあいさつ。ビックリしておられました。
で、講演スタート。いや、すごいです。ものすごい活動をされています。しかも、やっておられることが的確です。それにしても、沖縄の女性がこれほどきつい状況の中におかれているのかと。それは男性の「ひどさ」の裏返しです。でも、おそらく男性もきつい状況の中におかれている。まさに『裸足で逃げる』と『ヤンキーと地元』です。そして、そうした女性/男性のおかれた状況をつくりだしているのは「本土」です。
そんなことを考えながら、ゴージャス理枝さんの話を聞きました。
講演が終わったら、速やかに分科会の打ちあわせ。
午後の分科会の役まわりは、「記録」です。世界で2番目に嫌いな仕事です。ちなみに一番嫌いな仕事は「教頭」です(笑)。みなさん、よーやらはりますね。
というのはおいといて…。
で、分科会開始。のはずが、なかなかはじまりません。どうやら会場いっぱいに人がおられて、入りきれないんだとか。すごいな。やがて分科会開始。まずはRえさんのレポート。みなさん、ガッツリ聞いておられます。たぶん、このレポートを聞きに来られたんじゃないかな。知らんけど。ちなみに、この時間帯だけはフリーにしてもらいました。
お次は愛知のTのレポート。うーん。どう言えばいいのか…。でも、愛知なんでしょうね(謎)。
ちなみに助言者は竹信さん。あまり研究者っぽくないコメントですね。どちらかというと実践者かな。「誰かとつながる」ことの大切さを力説しておられました。ふむ。
そして総括討論。個人的にはもう少し実践面の話が聞きたいなぁ。ということで、記録者なのは発言。
「最近、うちの学校、変なんです」
ということで、odd socks dayの話をしたり、rainbow weekの話をしたり。何が言いたいかというと
「仲間を見つけることも大切だけど、同じように仲間を探している人もいる。そんな人の仲間になることも大切なんじゃないかな」
って話です。そうそう、もうひとつは
「長くいればいいこともある」
ですね。笑っていただけました。
ということで、分科会も無事修了。さて、呑みに行きますか。
ちなみに、Sきちゃんが限界なので、Rえさんとはここでバイバイ。いつものS渡さん、O谷さんに、I木さんを誘って、まずはホルモン焼きのお店へ。まずは生ビール。うまし。肉、うまし。7時半に入れ替えになったので、さらにもう一軒。O谷さんを泣かしてしまいました。すんません。いい加減呑みすぎたところで終了。
ここから大移動です。なにしろ、ホテルは横浜です。しばしウロウロして、なんとか東海道線に乗れました。横浜に着くと、カオスです。これはひどい。
と、メッチャおいしそうなラーメンの香が…。でも、胃袋が拒否っています。正しい判断です。
てことで、缶チューハイを買って、ホテルで呑んでいるうちに爆睡です。