朝、起きたくないですね。でも、仕方ないので出勤です。
朝ごはんを食べて、メールチェックをして、大職員室へ。実は、昨日、とある相談電話があったので、それへの対応をしなくちゃなりません。教務部長といろいろ話をして、なんとかなりそうな感じになりました。やれやれ。
で、若い衆と一緒に出張です。谷間の町→第2のふるさととまわります。が、新しい道ができた関係で、ものすごく時間の余裕ができてしまいました。せっかくなので、道の駅に寄ってお茶を買ってみたり。なんか、春のドライブ気分です。
出張から帰ってきたら、ちょうど昼です。新入生を呼び出しているので、その対応です。
対応が終わったら、午後の会議の準備かな。その合間を縫って、郵便局に行って、切手を買ってきたり。とにかく郵送料が上がった関係で、前に買っていた切手に足さないと使えません。しかし、郵便局もそのあたりは考えているんですね。26円切手とかあるんだな。
郵便局から帰ってきたら、「会議があるんですか?」とか聞かれて、なんでやねんと思ったら、会議開始45分前なのに、すでに参加者が来ておられるんだとか。早すぎる。人のことは言えませんが。
会議の準備をして、ちょこっと用事をして、そして京都府南部の人権担当者の最終会議です。この間のフィールドワークの感想を言いあったり、それぞれの学校のとりくみの交流をしたり。あっという間に1時間半が過ぎて、会議終了。今年1年、いい会だったなぁ。
そして、最終会議恒例の、夕食会です。かつて担任した子がやってる中華料理屋さんに行くと、かつて授業を担当&一時放送部に所属した子がバイトしています。まぁ、地元ってこういうもんなんでしょうね。
しばらく飲んでると、支店長が来てくれました。これもうれしいですね。忙しいだろうになぁ。ここで昔話をしてみたり、今の話をしてみたり。あっという間に2時間くらい経って、おなかいっぱいになってしまいました。
まぁ来年への不安はあるけど、とにかくやるしかないか。とりま、帰りましょう。なんか、慌ただしい1日だったな。
カテゴリー: 呑み
シンポだらけ・GI学会1日目
朝、目が覚めたのは7時です。うーん、起きねば。昨日が昨日だったので、少々しんどいですね。朝ごはんを食べたら、リュックにおにぎりを放り込んで、重たい荷物をゴロゴロしながら京都駅へ。新幹線→丸ノ内線と乗り継いで、茗荷谷へ。今日と明日、GI学会です。
駅に着いたら昼ごはん。
燃料を補給したら、お茶の水女子大学に向かいます。と、声をかけられて振り返るとRぽたんでした。さらに声をかけられたらKぼりえさんでした。さらに声をかけられたらY之内さんでした。まぁそういうことです。
会場に着いたら、とりあえず「本」を並べましょう。めずらしくゴロゴロしたのは、このためでした。果たして何冊売れるかなぁ。
やがてGI学会開始。まずは、石丸さんによる「企画趣旨説明」です。今回のGI学会のシンポジウムは、それがそのまま石丸さんの「軌跡」という感じがしますね。楽しみです。
まずは「優秀演題賞講演」ということで、日高さんと細井&ズッカ-マンまやさん。日高さんの話は、いつもの通り量的データに基づいて、「現状」を示されます。そして、日高さんは、その「現状」を政策に反映させることの重要性を訴えられました。たしかに、自殺予防大綱でも日高さん活躍していたしなぁ。細い&ズッカ-マンまやさんの話は、スケールの話だったけど、わかりませんでした^^;;。
そして、井手上漠さんのトークショーです。うーん、まぁ才能あふれる人が努力もしたら、そりゃすごい人になりますよね。ただ、「押しつけるのはイヤ」みたいな感じのことを言っておられて、それは違うなと。いや、個人的に「そう」であることそのものはいいんだけど、いかに井手上さんが才能あふれる努力家であったとしても、先人の闘いがなければ、その才能も努力も認められなかっただろうなと思います。てか、そもそもかつて隠岐の島に行った時、「隣の島にトランスらしい生徒がいる」ということで呼ばれたし、隠岐島前高校からも生徒さんが来てくれました。つまり、井手上さんの周囲は「そういうふうに」動いていたということです。で、「そういうふうに」動くようになったのは、やはり先人たちの闘いのおかげだってことです。まぁそんなことをもやりながら聞いていました。
お次はシンポジウム「性別不合に関する法律的な諸課題」です。針間さんからは「現実のデータ」が提示されました。なんでも2024年度の性別変更件数はメッチャ増えたんだとか。まぁそりゃそうでしょう。てか、近くの人でも「SRSなしで変更できるならやろうかな」って人がいますからね。まぁでも個人的には「いいこと」だと思っています。だって、書類上の性別記載と身体の形状が必ずしも一致しない世界が来るわけで、そういう混沌とした状況は歓迎です。次のスピーカーは仲岡さん。まずは「特例法が変更するのは、「法令上の性別の取扱い」である」ということを強調されます。なるほど。そして「要件」と「効果」をわけるべきであるとされます。なるほど。で、今後は「法例上の性別の取扱いを変更したとしても、身体の形状に依存しなくてはならないことがおこる」がゆえに「調整」が必要であるとされます。なるほど。とてもクリアです。ただ、難しいよなぁ。つまり、線引きをした瞬間にその線引きからはずれる人がでてきてしまう。まぁ結局「個別対応」にならざるをえんだろうと思うのですけどね。続いて登壇されたのは渡邉さん。ドイツの「自己決定法」の話でした。なかなかにラディカルですね。とても勉強になりました。最後に登壇されたのは野宮さん。特例法前史をていねいに話されました。虎井さん、若い!ただ、これ、大切なんだよなぁ。その後ディスカッション。が、忘れた…。
本日最後のセッションはシンポジウム「WPATH2024(リスボン)参加報告会」です。お茶の水女子大の博士後期課程の学生さんがポスターで参加されたようです。そして、池袋さんはオーラルで参加されたようです。ちなみに、わたしも2016年にポスターで参加しました。まぁみなさん、楽しそうですね。よかったよかった。ただ、「歴史」を踏まえてほしいなと思ったので、シンポ終了後にみなさんに「このページの2016年を見たら、わたし、載ってます」とだけアピールしてみました(笑)。
ということで、GI学会の1日目終了。
いや、これからが本番か(笑)。まずは交流会です。6時前だけど、ちょっとウォーミングアップ。6時ジャストに食事開始です。今回は食べ物がたっぷりあるのでいいですね。ビール→ワインとすすみながら、久しぶりに三橋さんと話。
「わたし、個人に興味がなくて、人と人との関係に興味があるんですよね」
というと、三橋さんは
「うーん、わたしは個人に興味があるなぁ」
と言われました。あ、そういうことか!
「たしかにそうですね。個人に興味があるからこそ、個人史を発掘されているんですね。そしてそれは先人へのリスペクトなんですね」
というと、
「そう」
というお返事。すごいなぁ。
そんなこんなで交流会が終わったら、2次会です。ちなみに交流会に参加していない人はすでにそちらに行っています。2次会の会場、いろいろ探して、なんとか見つけて数日前に予約したんですよね。なんか、50人くらい集まっています。なんかもう、すごいです。で、わたしがやることは…。
「いつきさん、アピールさせてほしいんだけど」
「ええよ」
ということで、アピールタイムの仕切ですね。アピールついでに、わたしも本を売っていることをアピールです。
そんなこんなで、2次会も終了。すでに0時前です。ホテルに帰って、ゾンさんが部屋に遊びに来てくれたけど、気がつくと寝ていました。ごめん。
解題して、スピーカー修理した
朝、5時40分起床です。眠いけどしかたありません。諸事情があって、今日は車出勤です。職場に着いたのは、めっちゃ早い時間です。ただ、これよりも30分ほど遅く到着するような時間だと道が混むので、結局この時間になります。
今日は子どもたちは「自宅学習日」なので、立番はありません。しかし、あくまでも「学習日」なんですね。単なる休みにはしないという。職朝のあとはダラダラできるので、今年濃密な時間を過ごしたクラスの担任さんのところに行って、一昨日書いてもらった感想文を見せてみました。すると担任さん、学級通信を持ってきて、ある生徒が一昨日の「コメント」についての感想を見せてくれました。なんでもその子、「感動した」らしいです。
「どんな話をされたんですか?」
とお向かいに座っている担任さんからも聞かれたので、解題してみました。
ーーー
いや、前にある人から「車椅子の人が人の手を借りて移動するのはいいのに、なぜ知的障害のある人が人の手を借りて問題を解いたらいけないのかわからない」と言われたことがあって、「ほんまや」と思ったので、次の日から授業のしかたを変えたんです。でね、いつも「全員が30点以上が目標な」って言ってるんですけど、つけ加えるのが「こう聞いたら30点未満の人ががんばればいいと思うやろ。違うねん、80点90点とれる人間が持っている数学を解く能力を独り占めするな」ってことなんです。
これはいつも言ってることなんだけど、昨日は「なぜこういうことを考えているのか」って話をしたんです。
今の社会って、学力を暫定的に能力としているじゃないですか。で、本当にそれが能力なのかどうかはわからない。そんな中で、でも、学力を能力としているから、人の手を借りて問題を解くことを想定していないし、学力は独り占めするものとなってしまっているんです。
でね、「教え合い授業」っていうのは、そういう社会に対する、自分なりの抵抗なんだって話をしたんです。
ーーー
担任さん、「へー」っていう顔をしてくれました。さらに
ーーー
わたしは数学の授業を通して「数学のクラスのクラスづくりをしたい」っていつも思っているんです。だから、生徒と生徒をいかにつなぐかってこと考えているんです。
ーーー
と追加してみました。すると、担任さん
「助かります」
って言ってくれました。うれしいな。この間チーフに言ったことを少し伝えられたかもしれません。そういや、担任さんも、お向かいさんも学級通信を出しておられます。少しずつ伝わっているのかもしれません。
職員室の机にもどると、おいてありました。

ありがとうございます。しかし、照れますね(笑)。
てことで、スピーカー修理です(笑)。
実は、昨日、ツイーターを修理すべくネジを外そうとしたのですが、まわらなかったんですよね。なので、今日はインパクトドライバーを持ってきたんです。てことで、ハンマーでガンガン叩いて、ようやくまわりはじめました。が、それでも固い。いったいどうなってるんだ?結局、ネジの頭、なめてしまいました。さてどうする?そうだ!
ということで、技術職員さんのところに行って、「なめちゃったんです」というと、
「ありますよ」
ということで、貸してもらったのが「ネジザウルス」です。ちゃんとまわりました。すげぇ。これは買わねば。
あとはツイーターをはずして、同僚さんが持ってこられたのに交換して、組みつけて、さらに焦げているケーブルを修理したりして、修理完了です。
まぁまぁいい音が鳴ってます。よしよし。ただ、この同僚さん、今年一年だけかもしれないんだとか。もったいないです。数学の教員としても底知れない力を感じます。きっと若手教員のいいお手本になるだろう人なんだけどなぁ。
「最後のご奉公です」
とか言っておられました。
あとは、軽音の子らに手伝ってもらって、仮設スピーカーを撤去。舞台の上がスッキリしました。
おべんとのあとは読書ですね。諸事情で読みさしだった『セクシュアリティの歴史』です。ただ、2時間ほど読んでいると、脳みそが止まってしまったので、今日はここまでです。
時間が来たので、職場をスタート。途中Sふぁんさんをピックアップして、楽器店へ。放送機材の買い出しです。うちの放送部のために「ややこしい変換くん」を調達しようかと。ちなみに、いま放送部にあるのはこのあたりのものです。

ついでに、ウトロの放送機材も調達しようかと。少々値がはったけど、いい買い物ができたんじゃないかなぁ。
で、車を置いて、九条に向かいます。今日はマッコリーズの飲み会@水月亭です。ここで総連の若い専従の人も交えて、ゲラゲラ笑いながら飲んで食べて。しかし、「誰がポンコツか」ってhなしで盛り上がったんだけど、若い専従の人、いい感じのポンコツ感があって、いいですね。まぁ、わたしもポンコツなんだけど。そんなこんなで、2次会は「りょあん」。ここでお好みとか焼きそばでおなかを膨らませて解散です。
しかし、明日は東京だぞ。
昔を振り返ったり
朝、しんどいなぁ。まぁでも、出勤しなきゃならんので出勤です。
朝の恒例行事をすませて、職朝→立番からの、1時間目は試験返しです。とにかくこのクラスの子らの最後の闘いは終わりました。あとはわたしが引き継ぐだけです。いつもの通り、子どもたちに1年間の感想を書いてもらって、最後の5分をもらってひとことコメント。
毎年、週6時間の授業を担当してるけど、ほんとうに濃密な時間を過ごしてるなと思います。毎年毎年、忘れられないことがいっぱいあります。ただ、このクラスはそれだけじゃなくて、サラダボウルのような子どもたちです。授業が終わって感想を読んだら、なんとなく「自分」を出してくれてる子が多くて、それがうれしかったですね。
とにかくこれで「数字」が確定したので、最後の成績処理です。成績が出たらペアの教員と小会議。原案ができました。
午後はなにをしよう。と、セクションのチーフとふたりになったので、少し話。「しんどい学校のやり方」をめぐる話です。
いまの同僚の人たちは、わたしがかつて担任をしてたときに事を知らないんですよね。てか、そもそも「ギョーカイ」で知られるようになったのは、担任時代の実践がきっかけです。そういうのがないと、単なる「机の上の論議」にしかなりません。でも、今の人たちは知らないから、たぶん「机の上の人」って思ってるんじゃないかな。なので、少し昔話をしてみました。まぁ、どうなるかわからんけどね。
やがて他の人が部屋に帰ってきたので、おしゃべりも終了。さて、なにをしようかな。そうだ、筋トレた(笑)。いや、筋トレ、1ヶ月以上やってないので、ヤバイです。
てことで、着替えて筋トレをして、その流れで走ることにしました。
本日のラン。
校舎と陸上のタータンをつなぐ、1周900mくらいのコースです。とりま5kmを目標にしましょうか。走りの前に筋トレをやったからか、なかなかスピードがあがりません。まぁ今日はこんな感じで淡々と走りましょうか。
結果、5kmを30分29秒でアベレージは6分05秒でした。1km毎のラップは5分53秒→5分57秒→6分13秒→6分09秒→6分11秒でした。
遅いですね…。まぁでも、これが現実ですね。受けとめましょう。
走り終えて、ストレッチをして、軽く仕事をしたら、定時です。
今日は帰りにマダンセンターに寄らなきゃなりません。「かずえちゃん」からお誘いがあったので、飲もうかと。サシか人を呼んでもいいかを聞くと、人を呼んでもいいとのことだったので、それなら久しぶりにマダンセンターで「鍋」を囲みながらの迎撃作戦だなと。
とにかく急いでマダンセンターに行って、野菜を切りまくります。そしてコンロを点火。沸騰したところで手羽元投入。そんなことをやってたら、ボチボチと人が集まってきたのでカンパイです。
ここから各自自己紹介をはじめますが、長い(笑)。まぁしかたないです。そういうメンバーです。そんなこんなで9時過ぎになったところで、水ようかんタイムです。うまいわ。そして「かずえちゃん」の自己紹介。深いですね。
なんだろ。たぶんこういう時間を過ごすことが、自分の人権教育の幅をつくりだすことになってるんだと思いますね。だからこそ、こういう時間を大切にしたいし、ここで得たものを子どもたちにフィードバックしたい。そして、わたしの「後継者」は、こういうことができる/できる人にしかなれない。
まぁでも、わからんやろなぁ。
そんなこんなで、11時が近づいて来たので片づけ開始。かずえちゃんがすべて洗ってくれました。ありがとー!また遊びましょう。
教室の風景をフェミニズムの視点でまなざす
朝、目が覚めると6時前です。せっかくの土曜日なのにもったいない。なので、おふとんの中でしばしゴロゴロ。8時過ぎに起きだして、猫の額で朝ごはん。

3月とは言え、やはりまだ寒いですね。なので、食べ終わったら早々に撤収です。
で、9時過ぎにスタート。今日はセクシュアルマイノリティ教職員ネットワークのセミナーです。が、その前に実家に寄らなきゃなりません。なんでも、浴槽のエプロンがはずれたんだとか。いろいろ見ていると、どういうしくみかだんだんわかってきました。要は、ネジのところに引っかけて、上はパッキンでとめるわけね。かなり力が必要だったけど、なんとかエプロンを取りつけられたので、よかったよかった。
そのまま某所でワインを買い込んで、会場の同志社大学へ。スタッフの集合時間になって、ボチボチとみんな集まってきました。やがて、今回ものすごくお世話になったO寺さんが来られました。今回同志社大学でできるようになったのは、水月亭で、たまたまO寺さんと一緒になったのがきっかけでした。やがて、今回メッチャお世話になった和田さんが来られました。メチャクチャサービス精神が旺盛な方です。やがて参加者の方が来られる時間です。と、「久しぶりです」と声をかけられて見ると杉田さんでした。メッチャ久しぶりです。と、岡野さんが登場です。なので、「東九条マダンでお会いしました」とアピール。
やがて、今回の講師のほっしーさんが来られました。てことで、機材セット開始です。が、なかなかつながらない。どうやらHDMIがいうことを聞かないようです。でも、そのうちつながったので、よし。
で、ほっしーさんの講演開始です。
はっきり言ってすごいです。まずはなにがすごいかというと、先行研究にあたっておられるところです。木村涼子さんとか片田孫朝日さんとかが出てきます。片田さんが出てくるということは、ポスト構造主義に依拠しているということです。もうひとつのすごさは、教員の持つ権力性を自覚して、それをいかに適切に行使するかを考えておられるところですね。そういうふたつの態度を持ちながら、「自分らしさ称揚系」を批判的に乗り越えられていきます。
ちなみに、今回の話は「実践」についてです。その実践を支えるものとして、こうしたバックボーンがある。で、実践の紹介です。これがまたおもしろい。いや、きっとメチャクチャたいへんだったんだろうなと思います。でも、そういう中できちんと実践されます。しかも、「あらかじめ準備しておいた性教育実践」ではなく、偶発的な性教育実践であるところがすごいです。これは質問をせねば。
ということで、いろんな人の質疑応答に混じって
「通常、性教育の実践って、あらかじめ準備しておくことが多いと思うのですが、なぜ突然国語の授業が性教育の授業に切り換えることができるんですか?」
と質問。すると、
「内側からわきあがってくるんです」
とのお言葉。なので、さらに質問。
「ふだん、何を考えてるんですか?」
すると
「ずっとフェミニズムのことを考えています」
まぁそうでしょうね。だからできるんです。そして、このひとことを、若い参加者に聞いてほしかった。
講演会の後は交流会です。みなさん、ワイワイとしゃべっておられますが、わたしは少し用事。さらに交流会パート2があったので、そちらは参加。
そんなこんなで5時に終了です。お次は懇親会です。会場はバザールカフェです。ちなみに、飲み物は持ち込みです。なので、ワインを買ったのでした。
懇親会の最初は店長さんからバザールカフェの説明です。このあたりがおもしろい。そして乾杯です。
まずは前菜。

うまいわ。そしてメイン。

ちなみに、ちゃっかりとほっしーの隣に陣取りました。せっかくなので
「「ずっとフェミニズムのことを考えています」というひとことを聞きたかったんです」
と言うと
「いつきさんもでしょ?」
と返されて
「そうです」
というお約束のやりとりです。
やがて〆のグリーンカレーです。

いやぁ、おいしかったです。
さらに2次会です。ここでようやくみなさん自己紹介。まぁそんなもんでしょう。そんなこんなで、10時過ぎに解散です。
明日、大丈夫かなぁ。まぁ日曜日だからいいか。
しかし、ほんとうにいいセミナーでした。ほっしー、ありがと!
変形ダブルヘッダー・人権教育実践交流集会2日目
朝、ふと目が覚めると7時前です。昨日帰ってきたのは1時前でした。そのまま倒れるように寝たので、なんか身体中が痛いです。とりま、起き上がって、朝ごはん。12階から見える風景はきれいですね。
ちなみに「富山ブラックカレー」なるものがあったので、つい食べてしまいました。食べ過ぎやな。それにしても、ホワイトソーダとか、レモンスカッシュとか、ソフトドリンクがごくごく飲めてしまいます。よほど飲み過ぎだったのかな。
朝ごはんを食べたら、しばし部屋でゴロゴロして、チェックアウトです。
今日はフィールドワークです。「イタイイタイ病コース」と「富山大空襲コース」があったので、後者をチョイスしました。
まずは講演。話してくださるのは、空襲を直接体験した方のお子さんです。と言っても、たぶんわたしより少し若いくらいかな。
なんでも、お父さんの「語り」を踏襲されているんだとか。で、お父さんは、空襲からはじめるのではなく、「その前」の歴史からスタートされるんだとか。なので、それを踏襲されて、中国侵略あたりから話しはじめられました。
うーん。なんというか。いい話ではあります。が、少し違和感がありますね。とりあえず、その違和感は置いておきましょう。
講演が終わったら、バスに乗って神通川へ。雪景色です。

ここにたくさんの人が避難してきたんだとか。そして平和の大切さや、戦争をしないことの大切さを語られます。が、ここでも違和感が。
次に行ったのが、天女像。

横には説明板があります。もともとの説明板の下に、英語の説明板があとから取りつけられています。英語のを見ると、日本語のものに加筆されているみたいです。

日本語の説明は「空襲があったこと」「たくさんの人が亡くなったこと」「その後復興を遂げたこと」が書かれています。が、英語の説明はそれに加えて「広島・長崎の原爆のリハーサルの爆弾が落とされたこと」が書いてあります。なぜ日本語の説明にないことを、英語の説明に「わざわざ」付け加えたんだろう。疑問が残ります。
というか、違和感ですね。それは「被害者として語る」時の語り口なのかな。端的にいうなら、「誰を加害者とみなすのか」ってことです。それがあまり明確でないままに「平和の大切さ」を語られます。もしもこれが「平和学習」の語り口であるなら、やはり自分のテイストとは違うなぁ。
そんなことを考えながら、フィールドワーク終了。ここから「イタイイタイ病コース」に参加しているAっちゃん待ちです。まぁ、『バトラー入門』があるのでいいんですが、なにせ駅構内は寒い。かなり震えながら1時間ほど待って、ようやく合流。昼ごはんを買い込んで、新幹線に乗りましょう。

てことで、新幹線→サンダーバードと宴会をして、無事京都着です。
ここからわたしはなぜか東九条の小さなレンタルスペースへ。今日は安本さんプロヂュースの「トークイベント」です。しかし何を話すんだ。
そうこうするうちに、参加者の方々が来られました。
てことで、トーク&配信開始。まずは「はじめに」の話からかな。なにごとにも「前フリ」というのがあります。そして「ポジショナリティ」のことか。それが終わったところで、ようやく本題ですね。「おわりに」の話を絡めながら、第4章以降の話をしましょう。
そんなこんなで、約1時間話したところで、第1部終了。なぜかそのまま第2部です。ここで質疑応答ですが、やはり「配慮」や「支援」の話になりますね。まぁ、書名が書名なので、そういう方向に行くのは仕方ないけど、実はテーマはそこではないんですよね。
なので、少し話の方向をずらしながら、問題提起をしてみたり。
そんなこんなで、無事、トークも終了。実は来年度フェミゼミで話をするので、その予行演習的なところもありました。
トークが終わったら、当然呑み会です。はじめに行った店は「テント」の中だけど、灯油切れでストーブなしなんだとか。さすがにそれはキツイです。なので、いつもの「赤チリ屋」でゲラゲラ話。
てことで、楽しい時間が過ごせました。安本さん、ありがとー!
今日は〆た・人権教育実践交流集会1日目
土曜日というのに、起床は6時です。そして普段より早くスタートしなくちゃなりません。しかも、ふだんはリュックひとつでいいんだけど、今回は「本」があるので、キャスターバッグをゴロゴロ引きずらなければなりません。きついな。
なんとか京都駅にたどりついて、サンダーバードに乗りましょう。滋賀県北部は吹雪いていますね。さすがです。前に富山に来たときは直通だったけど、北陸新幹線がで来たせいで、敦賀で乗換です。めんどくさいな。ちなみに、電車の中では読書です。今日から『バトラー入門』です。ちなみに、前に半分くらい読んだけど、そのままになってしまっていたので、最初から読み直しです。いや、おもしろい!
富山に着くと、雪ですね。道路は融雪用の水が出ているので、べちゃべちゃです。まいったな。そんなこんなで、会場のホテルに到着。今日と明日は、今や恒例となった「人権教育実践交流集会」です。
まずは打ちあわせ。しまった、『バトラー入門』を読んでいる場合じゃなかった。レポートを読まなきゃならなかったんだ。でも、あとの祭りです。というか、少し前にざっくり読んだので、その時の記憶をたよりに打ち合わせに参加。
打ち合わせが終わったらおべんとです。

量が多い。とりま、おかずを中心に食べましょう。
やがて、全体会です。今回は珠洲市の市議会議員をされている方が「ふたつの災害」について話されました。なんというか、とにかく、ご自身が被災者であるにもかかわらず、「たいへんな中」をかけずりまわって、さまざまなサポートをされているんですね。すごいです。ちなみに、市議会議員になられる前は中学校の教員をされていました。ちなみに、年齢は一緒です(笑)。
ただ、とにかく眠いです。話の内容が眠いのではなく、昨日から眠い。なので、ついウトウトしてしまいました。すみません。
その後、分科会。まずはU海さんから「ジェンダー・セクシュアリティをめぐる現状」についてのレクチャーです。今年はけっこう時間を守られました(笑)。そしてレポート。まずは小学校1年生に対する実践です。「ジェンダーについて、ぜんぜん知らない」と言われますが、4時間にわたる授業を展開されて、やはり小学校だなぁと思うなど。もちろん、ツッコミを入れようと思えば入れられるでしょうが、それはわたしの仕事ではありません。続いて中学校に対する実践です。こちらは本来美術の教員なのに、なぜか家庭科を担当させられて、でもせっかくなので「やろうか」ということで、家事労働の授業を展開されました。美術の方の実践もおもしろいんですが、専門外の家庭科をされるというのが、なんともすごいですね。
そんなこんなでレポートが終わって、グループ討議。討議の柱を言うのがわたしの役まわりです。基本的にはふたつ。ひとつは「「気づき」の共有」です。もうひとつは「「小粒な実践」の共有」です。グループ討議がはじまると、みなさんいきいきと話をされています。いいですね。
で、最後に共同研究者からのまとめ。わたしが先のはずだったけど、ipadがつながらないので、U海さんに先にやってもらうことにしました。ちょっとイヤな予感がしたけど、やはり時間がかなり延びてしまいましたね。まぁでも「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」についての話なので、とても大切です。時間は譲りましょう。
で、わたしのターン。やはりipadがつながらない。と「再起動」という声が聞こえたので、話をしながら再起動。無事つながりました。ちなみに、話の内容は『セックスの発見』の話と、「割り当て」の話です。特に後者は「語り」を使いました。やはり「語り」の力は大きいですね。が、少し焦ったので、シッチャカメッチャカでした。やれやれ。
で、交流会。U海さんやN尾さんといろいろ話。だけど、結局「飲み」がメインになるのは仕方ないですね。
交流会のあとは、なぜか「青年部交流会」に乱入です。30歳ほど年が離れているけど、なんだかんだと楽しく遊ばせてもらいました。そして、最後の〆は「富山ブラック」です。

夜中の0時をまわっているのに、あたしゃなにをやってるんだろう。でもまぁ、おいしかったからいいか。
小さな声を聞く
今日は午後から交流会です。が、朝はゆっくり。とりま猫の額かな。

上の子どもが焼いてくれたパンにスパイシービーンズとスクランブルドエッグです。ここで新聞を読むのが好きです。と、下の子どもがデザートを持ってきてくれました。

しっかり水抜きしたヨーグルトにチョコクリームを混ぜて、バナナを入れて、ライスペーパーで巻いたものです。うまいな。でもおなかいっぱいです。
さてと。出発ですね。まずは待ち合わせ場所へ。ここで参加者と合流して、会場へ。すでに鍋の材料はそろってます。なので、野菜切りですね。
今回みんなには白菜の白いところの「そぎ切り」に挑戦してもらいましょう。しかしなんで包丁の刃を外へ向けるかな。そぎ切りは内へ向けて手前に引くんだけどなぁ。
ひと通り教えたら、お次は大人向けの火鍋づくりです。とはいえ、ネットで調べてつくるだけですけどね。
なるほど、ごま油に麻と辣を染み込ませて、さらに香味をつけて、ガラスープで伸ばすのね。花椒をしっかり入れたので、麻が利いてます。まぁまぁですね。てか、これならつくれるな。
あとは鍋をつつきながら、延々とK賀さんと昨今のトランスヘイトについてディスカッション。まぁ、基本的に「実在しない」藁人形論法というか、火のないところに火をつけてるだけの話なので、本来「なにもない」話なんですけどね。
まぁそんな話をして、その後、恒例の自己紹介タイムです。ここで話し合われていることを聞けば、いかに「藁人形」かということがわかるんですけどねぇ。中には小さな声でしか話せない子もいます。隣の子が「アンプ&スピーカー」役をしてくれます。話すことができない子もいます。そんな子が語るのをじっと待つ時間も貴重ですね。
そんなこんなで、今回の交流会も終了。疲れたけどおもしろかった。
さて、あとは打ち上げですね。Sゅんすけの店に行って、飲んで食べてしゃべっているうちに…。Kっかわくんが来ない感じですね。Sゅーとも来ないと言ってたから、今日は電車で帰らねば。てことで、あわてて駅に行ったら、先に帰った参加者がいて、一緒に帰れました。とはいえ、最後はひとりです。ふと目が覚めると「烏丸」と書いてあります。えーと、ここじゃん!飛び降りて難を逃れました。
さてと、帰ろう。
濃いぃ夜
朝、いつになくスッキリしています。やはり日曜日に飲み会が入らないと、月曜日が楽ですね。しかも、1・2時間目がなくなったので、気も楽です。ということで出勤。それにしても寒いです。季節が違えば歩くと暑くなるのに、歩くと寒くなります。
まずは出席管理をしたり、あれやこれや。
2時間目は新採教員の研究授業です。いつもの通り、教室の窓側の黒板横に陣取ろうと思ったら、ちゃんと椅子を持ってきてくれました。はじめはみんな「えー」となるみたいだけど、慣れると「なるほど」と思ってもらえるみたいです。
研究授業後は、レポートを読んだり。うーん、まぁこんなもんかなぁ。4・5時間目は淡々と授業。それにしても、授業があまりまくっています。どうしたものか。まぁねっとりやりましょう。
6時間目は合評会。みなさん、数学科らしいコメントを入れられますね。なので、いつもの通り
「わたしは数学は苦手なので」
と前置きをしてコメントというか、質疑応答。
「前はスライドを使っていたのに、今日はなぜ使わなかったのですか?」
「生徒に板書させずに、すべて口頭で答えさせて、あなたが代わりに板書しているのはなぜですか?」
前者の質問は理由があればそれでよし。ちゃんと理由を言ってくれたので、納得です。後者の質問は、自分なりのこだわりがあります。
「スキーのインストラクションをするときに、あえて長い距離を滑ってもらって、ミスも服見込んでの滑りを見ることがあります。それと同じで、ひとつの問題をすべて板書してもらって、たとえばdxを書き忘れていたら、そこを修正することで、みんなに定着させる。そのためにはポイントだけを口頭でやってもらったのではダメなんですよね」
みたいな。そしてもうひとつコメント。
「〇〇さんが10時38分に寝ました」
みんな笑いました。が、これも大切なんですよね。〇〇さんは真面目な生徒さんなんです。なので、ずっと集中し続けている。その集中がもたなくなった時間が、授業開始から38分後ということです。ということは、その時間帯に集中しなくてもいいリフレッシュタイムを入れることで、最後まで集中を保たせることができる。
数学のコメントじゃないけど、どうせコメントするなら、こういうコメントの方がおもしろいかなと。
放課後はいつものように掃除カントクから。
「ここ、夏は暑くて冬は寒い、最低の場所やねん」
と生徒にぼやきながらも
「でもな、帰りの生徒全員を見られるええ場所でもあるねん」
というと、納得してくれていました。いい子らです。
定時がきたので退勤。そのまま東九条です。今日はTじさんのお祝い飲み会です。もうひとり、Tじさんに対策をしてくださったK井さんと3人で飲むことになりました。
しかしK井さん、濃いぃわ。もともとは中学校の教員なのかな。だから話が合う(笑)。
い「家庭訪問するやん。親に怒られても、1時間たったら「よろしゅう頼むわな」で終わるねん」
K「そうそうそう!怒りが持続するのは1時間やな」
い「ほんまや」
みたいな。
い「家庭訪問って、相手のテリトリーに、ひとりで丸腰で行くことやねん。だから、かえって打たれへんねん」
K「学校乗り込んでくる親って、たぶん「相手のテリトリーに行ったる!」って思ってはるんやろな」
い「ほんまや」
みたいな。
たぶん、わたしが担任としてやってきたことは、中学校教員と似てるんでしょうね。でも、きっとそういうの、大切なんだと思うんですよね。
ということで、最後は何のお祝いかわからない飲み会になったけど、めっちゃおもしろかったです。とにかくTじさん、「いい教員」になってね。
不意にくらって、クラクラする
朝、土曜日なのに5時45分起きです。そして6時スタート。玄関は雪です。

まだバスは動いていないので、駅まで歩きます。電車に間に合うかどうかと思ったけど、缶コーヒーをゲットして、電車に乗りました。阪急に乗り換えて、西へ西へ。が、ゆっくりですね。どうやら遅延しそうです。電車の中でパンとコーヒーをモシャモシャ。三宮から元町までは阪神です。で、会場に到着。3時間近い旅でした。
まずは女性部長会議(笑)。簡単に打ち合わせをして、受付に立ちます。が、京都からの参加者は、わたし以外ひとりです。もうひとりのレポーターは体調不良で自宅からオンラインでレポートです。便利になったのか、なんなのか。
で、開会行事のあとは記念講演です。今日の講師はウィメンズネットこうべの正井さんです。最初のスライドを見ていると、「チャンピオン・チェンジ大賞受賞」とかいてあります。へ?と思って見に行ったらおられました。
で、話の内容は、災害時における性暴力の話です。ほんとにこれでもかというくらいのキツイ話です。そんな被害者の人たちの「居場所」をつくる。でも、あくまでも対症療法でしかありません。それにしても、男性主体の社会では女性の性暴力サバイバーは「いないこと」にされてしまうんですね。だからこそ「支援の客体ではなく、主体としての参画」と言われます。どこかで聞いたフレーズなんだけど、おそらく共通してるんでしょうね。
講演の後
「実はわたしも」
と言いに行くと、
「前に京都でお会いしましたよね」
とのお言葉。マジっすか^^;。
でも、このあと打ち合わせがあります。なので、本売りをK原さんに頼んで、分科会場へ。おべんとう、多いな。
zoomを接続して打ち合わせ。分科会のレポーターはAっちゃんと大阪の退職された元教員の方です。なにやらフラッグがいっぱいあるので会場セットです。
と、いきなりわたしに向かって
「背が高い男の人が」
とか言われたので、とっさに
「男じゃないです!」
と返してしまいました。いや、別に窓枠につかまって高所作業をするのはいといません。が、それは性別とは無関係で、高所作業が好きだって話です。
しかし、まさか母女で「これ」を食らうとは。ここはわたしにとって、ものすごく「安心できる場所」です。それだけにダメージが大きいです。
分科会がはじまっても、まだクラクラしています。幸い、前半の司会はK部さんなので、おまかせしながら回復をはかります。
後半との間の休憩時間に
「やはり言いにいこう」
と決意して、クラクラしたことを言いました。
しかし、たかがこれだけのことなのに、これほどまでダメージがあるのは、普段が平穏だからなのかなぁ。もっとも、「場」によるものなのかもしれません。ただ、言ってしまったので、これでおしまいです。気持ちを切り替えましょう。
後半の司会はわたしです。グループディスカッションをしたり、全体のディスカッションをしたり。が、全体は難しいな。日常の話を気軽に話してほしいと思ったけど、なかなかそうは行きません。どうしても「強い語り」が出てきてしまう。いい発言もあったけど、それを拾いけれませんでした。反省ですね。
てことで、今年の母女は終了。このあとは交流会です。去年の交流会では「素直にうれしかった」けど、今年はいろいろあって、2人です。ちょっとさびしい。でもまぁこんなもんでしょう。
ということで、散々ワインを飲んで、あとは駅で缶チューハイを買って、滋賀の人たちと一緒に電車に乗って宴会です。京都に着いたのは8時前。これくらいに帰れば楽だろうな。