駅前の駐輪場にて

今日は朝は少しゆっくりできるので、とりあえず雑務をしたり、机のまわりを整理したり。なにせ、昨日一日で、机のまわりの山が2層ほど高くなってます。
授業はどうせ図書室学習。
そうそう、大切なインフォメーションをしておかなくちゃ。
「わたし、試験前の補習とかせえへんしな。試験前に「教えて」って来ても却下するしな。5時になったら帰るしな。だって、帰ってビール呑みたいもん。だから、この時間を有効に使うんやで」
すると、子どもたち、けっこう質問に来てくれました。よしよしo(^^)o。
放課後は早めに職場を出て、昨日の人権学習で使ったDVDの返却のために本店に行きました。行きの途中はずっと交流会の連絡です。たぶんBCCで送ってるけど、たぶん100人くらいに送ると、さすがに疲れます。そんなこんなで本店でDVDを返してると、そこになぜか知り合いが…。DVDの感想言ったりして、ひとしきりみなさんの仕事をじゃましてしまいました。

で、北摂地方のとある都市へ移動。ここで、高校教員と保護者(母)と生徒と合流です。5人で謀議はいいのですが、なぜか場所はサイゼリア。理由は「安い」「キリン」「ワイン」です。ちなみに飲んだのは保護者とわたしだけ。
カンパーイ
とやって、すぐに話しかけようとした教員を手で制止して、心ゆくまでビールを流し込んで、ひとこと
「うまい」
とつぶやくこの保護者、好きですo(^^)o。てか、トランスジェンダー生徒交流会の保護者、こんなんばっかりやけどね。
で、ひとしきり謀議がすんだら子どもは家に帰して大人の時間です。さて、どこで呑むか。
「めんどくさいし、コンビニで買いましょか」
ということで、思い思いの飲み物を買って、乾きものも買って、ちょっとした小径の地べたに座って呑み再開です。いやぁ、これぞ呑みです。なにをしゃべったかわからないけど、なんしか10時くらいまで飲んだところでお開きです。
ほんとにサンクチュアリだなと。

母の日のジンギスカン

今日は久しぶりに朝はのんびりできる日です。
まずは軽く朝ごはんを食べて、ランニングです。昨日わかったことは、1kmを5分台で走ろうと思ったら、6分台でどれだけ走ってもダメということです。5分台で走る練習をしないと5分台で走れない。とてもシンプルです。なので、昨日からペースを上げることにしました。問題は、そのペースをどれぐらいの距離維持できるかです。
てことで、今日もペースを上げ気味で走って、こないだ50分くらいかかったコースを大幅に時間短縮しました。でも、25分ほどでガクンとペースがさがります。距離にして4.5キロくらいかな。これをもっと伸ばしていかなきゃなりません。道は遠いけど、楽しいかな。いや、追い込むからしんどいです。
家に帰ってきたら、とりあえずふとん干しです。

なんか、キャンプ場みたいです。ついでにジャージも干しますか。

で、おべんきょタイム。ほんの少しの時間であっても確保しないとね。まぁ、一章読めたからよしとしましょう。
で、夕方は実家に行って、母親の誕生日と母の日の合わせ技のジンギスカン。実家の庭、かつては広かったけど、今は森になってます。その森をパートナーと子どもが開墾してくれました。なかなかいい感じです。弟家族も来て、ワインを飲みながら…(;_;)。ワインオープナーがない…(;_;)。きっとこないだ東京に忘れたな(;_;)。
でも、ワインオープナーってどこかにあるものだなので、無事赤ワインにありつけました。
実家のあとは、なにやらぁゃιぃ飲み会に参戦。久しぶりにA久○さんと金Sんぎゅんさんたちと飲み。なぜかフィリピンからの旅行者を相手にトランスの高体連問題を語るなど。
そんなこんなの夜が更けていきました。
にしても、Sんぎゅんさん、たぶん会ったの2回くらいなのに、なんでわたしのこと認識しておられるんだ?こないだのことといい、不思議すぎる…。

stnの交流会

今日は夕方から東京でstnの交流会があります。本来はそれにだけ行こうかと思ってたけど、せっかくなのでそらにじでおにぎりを買って昼ごはんにしようかと。てことで、朝からスタートしました。ちなみに、家を出るのが少し遅くなったので、予定していた新幹線に乗れずに、少しあとのに変更しようかと思ったのですが、すでにほぼ満席。どうしようかと思ったところで「グリーンポイント」がたまってることを思い出して、グリーン車で行くことにしました。
快適です。てか、仕事が進みます。ふたつほど仕事をこなしたところで東京に到着。会場に向かいます。
それにしても人が多い。なんなんだこれは。
とりあえず「司法書士」のみなさんのところにあいさつして、お腹も減ったので、「そらにじブース」へ向かいます。で、筋子のおにぎりと生ビールをゲットして、裏手にまわってお昼ごはんです。

うまい!
そうこうするうちに、大御所たちがやってこられて、わたしも一緒にパチリ。

と、なにやらメインステージでシンポがあるとか。しかも登壇するのが「シゲせんせー」とか「まめたさん」とかだとか。これは行かねばと、田酒を持ってスタンドへ。すると、Kんまるちゃんがいたので、ふたりでダラダラ雑談しながらシンポを聞きました。まぁ、炎天下、日本酒を呑みながら、ひそひそ話をしながら話を聞くって最低の客ですね。
シンポが終わったら、Kんまるちゃんと速やかにバックヤードに突進。シゲせんせーの出待ちをして、一緒に今日の会場に向かいます。
会場でしばしゴロリとして、準備開始。といっても、やることは特になしです。せいぜいやるのは買い出し程度。あとは、みなさんの到着を飲みながら待つ(笑)。
そうこうするうちに、気がつくと交流会がはじまっていました。今日の交流会は、ほんとに交流するだけです。なので、飲み物片手に話をしたい人と話をする。わたしはよくわからないので、逆に話をしに来てくれる人を迎え撃つ感じですか。
と、すごい拍手。何かと思ったら、「前」に注目させるための仕掛けでした。シゲせんせー、せんせーかよ!
で、軽いトークです。わたしの役回りは「昔話」です。こないだここに書いた内容をもっかいおさらいする感じです。
てなことをやってると、あっという間に交流会は終了です。それにしても、今日はワインをこぼさなかった自分、えらい!
で、二次会の鎌倉パスタ。このあたりから、完全な酔っぱらいになりました。なにせ、昼から食べたのはおにぎり2個だけ。飲んだのはビール→日本酒→日本酒→チューハイ→ビール→チューハイ→赤ワインです。そらあきませんわ。酔っぱらうとおしゃべりになるのは定番です。なので、ひたすらしゃべって、みなさんの交流をじゃましちゃいました。ごめんなさいごめんなさい(;_;)。
そんなふうにして、TRP初参加の1日目が終わるのでした。

謀議の果て

今日は午後からK厶МョンスさんとSんい・じゅごんさんと3人で謀議です。ちなみにМョンスさんから「コーヒー飲めるところ知ってる?」と聞かれたので、「ビール飲みながらじゃないんですね」と返したのは、ここだけの話です。てか、それへの返答が「話が終わったら水月亭」とかいうのだったんですけどね(笑)。
てことで、午前は時間があるので、久しぶりにジョギング&筋トレして、部屋の片づけして、おべんきょなんぞをしました。
で、京都駅へ。ここで、3人で謀議です。それにしても、人のつながりってすごいなと思います。なんだか、わけのわからんところでみんながつながっていて、わたしがやることは詰まったパイプの掃除くらいです。
で、4時前にコーヒー屋さんを脱出。水月亭に行ったら、あまりにも当たり前ですが休みです。さてどうするか…。まぁここで「わかば」に足が向くのは当たり前といえば当たり前です。
「久しぶりやな」
と歓迎してくださって飲み開始。なるほど、マッコリとメッチュを混ぜるとおいしいわ。なんでも「メッコリ」というそうな。
でも、速やかに
ハイボールください」
と移行。と、オモニ、
ハイボールやな、わかった!」
とめっちゃうれしそうです。なにかがおかしい。
そうこうするうちに、お客さんも集まってくるわ、娘さんも来られるわ。えらいことになりはじめました。МョンスさんもSんいさんもすでにハイボール濃いめです。
「色がおかしい」
とか騒いでます。はい、ここのハイボール濃い目は色がおかしいです。
てことで、9時過ぎまで呑んで、フラフラになって帰りましたとさ。
でも、話はメッチャおもしろかった!

久々かな

なんで連休の谷間に授業やねんとは思いながら出勤してたのですが、明らかに電車はすいてます。まぁ、今日はカレンダーどうりに仕事する人の日なんでしょうね。でも、わたしらはマシかな。これ見たら、大学はめちゃくちゃです。
てことで、1時間目は図書室学習です(笑)。まぁ、ひと息つくにはいいでしょう。3・4時間目の連続授業はほんとは半分質問受け付けにしようかと思ったけど、キリのいいところまでやったら、2時間やってました。午後は薬物乱用防止教育だけど、仕事が立て込んでるのでパス。隣の体育館でこの日の講演の校正をするなど。放課後も続行して、定時が来たらあがりです。
電車に乗って向かうは十三。今日はEのいさんのお誘いで、久々の呑みです。他のメンバーはKちゅかるさんとかKよぽんとかFぁよんとか。気のおけないメンバーです。
とりまビール→ワインといったのですが、次になにを呑むかが問題です。結局、蛇口から注ぐことにしました(笑)。

で、話の方はというと、いつものように迷走します。まぁ、ある種安定してるのはわたしくらいで、他の人たちは変化が多いからなぁ。てか、わたしの変化は、どちらかというと、珍しく「いい方」に向かってるから、たまにはさむネタ程度です。それよりも波乱万丈なみなさんの話を聞きながら、ところどころでツッコミというかチャチャを入れるというか、そんな感じで暴言吐きまくっているうちにお開きの時間です。
うん、今日もいいお酒が呑めたな。

延々と

で、今年度事務局に入られたOさんと3人で、なぜか角打ちへ。まぁ、ウォームアップが必要ということです。続いて本番の場所へ。ここで、いろいろ話が盛り上がります。
それにしても、金さん、わたしのことを知っておられたとか。
「何度かお見かけしました」
ってなんでやねん^^;
「いや、「あの人がいつきさん」って教えてもらったんです」
いや、その「あの人」ってなんやねん(;_;)。
謎です。
そして、なぜか「崇仁新町」へ。ここでは、みなさん酔っ払いながらも、ガチな話です。話をしながら、いろいろ気になることがあったりして、そんな話でOさんにからんでみたり^^;。
てことで、方向音痴を自称される金さんを京阪に送りがてら、わたしも京阪で帰ることにしました。
さてと。明日は仕事か…。あ、今日も仕事だったわ^^;

よく飲むことは知ってるけど

夜は懇親会。でも、その前にホテルでシャワーを浴びたいです。でも、さらにその前に、あたりをくるりとひとまわりしたいな。
てことで、みなさんとわかれてあたりを散歩。なんか、労働者の街から福祉の街に変わってますね。でも、あちことの街角におじさまやおばさまがおられて、なんかいいなぁ。
その後、ホテルでシャワーを浴びて、中華街の「一楽」へ。I井さん、飲み放題メニューにもかかわらずヱビスを出してくださるよう交渉されたとか。あまりにもうれしすぎます。ここでおいしいチャーシューをスタートに、おいしい料理とヱビス→赤ワイン→紹興酒、そして楽しい話で、メッチャいい時間を過ごさせていただきました。
そして2次会。ここでI井さんのパートナーさんも参戦。ちょっと落ち着いた感じでいろんな話。なんか、才能豊かな人の話って、まったりするなぁ。ここではおいしい日本酒で、ふらふらになるまで呑ませていただきました。
さてと、もうすぐ日付が変わります。ホテルに帰らなきゃ。

なんもしない

朝、ふくらはぎが激痛です。そういや、昨日の夜、足がつった夢を見たけど、あれは夢じゃなかったんだ(笑)。
てことで、足を引きずりながら出勤。これを治すためには…。走るしかないな(笑)。てことで、放課後軽くランニング。

で、夜の部へ。今日は職場の歓送迎会です。で、わたしはなぜか職場の懇親会の今年度前期幹事長をやるはめになってしまいました。まぁ、長くいるし、たぶん5回目くらいだし、そもそも年齢的にたいがいだし^^;。まぁ、断りきれなかったということです。でも、実は一番大変なのは会計だったりするし、かつてやったことあるし、まぁそんなもんです。
てことで、早めに会場入り。スタッフの人と軽く打ち合わせをして、そうこうするうちに受付の時間→支店長あいさつ→乾杯とすすみます。ちなみに、幹事長あいさつはなにげになし(笑)。わたしは外の受付の机で会計担当の同僚とひそかに乾杯(笑)。なにせ、この同僚、酒呑みですからね。
そんなこんなのうちに、受付もたたんで、会場内へ。サクサクとごはんを食べて、転出者のスピーチタイム。これ、長い人はメッチャ長いからなぁ。それでも、忖度して短く終わってくれた人もいたおかげで、なんとかオンタイムに近い感じで終了。そのまま一気に最後までなだれこんで、副支店長の締めのあいさつ。てか、そこで「仕事が好きです。10時まで働きましょう」とか言うかよ(笑)。わたし、仕事嫌いやし。まぁでも盛り上がってるんだろな。
てことで、宴会終了。わたしは出番をつくらない。と、ここからがわたしの出番。
「君たち、早く出なさい。さっさと出なさい」
と追い出し役。幹事全員でみんなを追い出して、10分で追い出しきりました。やったね!
てことで、幹事のうちの3人で近くの居酒屋に行って、ようやく締まりました。
もうこれで幹事はないやろな…。

懐かしい音

朝、マダンセンターに行くと、四日市のおふたりは起きたところだったみたいです。
い「朝ごはん、どうしますか?」
T「なくてもいいですよー」
い「この、ちょっとだけ残った鈴鹿川、どうしますか?」
T「飲んじゃいましょう」
てことで、朝ごはんは日本酒でした(笑)。
その後、近鉄に乗って移動開始です。途中、丹波橋でやたら大きい荷物を持った人が乗ってきたなと思ったら、Aおひょんでした。長いつきあいやけど、同じ電車になったのははじめてやな。
てなことで、向かうはウトロ。今日は久しぶりの焼肉です。前の焼肉は…。この日ですね。そうか、おべんきょ成果を提出した日だわ。
最寄りの駅からウトロへ向かって歩きはじめます。明らかに下り坂。ということは、水は低きに向かって流れるので、雨水が集中するのは当たり前です。
やがて、ウトロに入ります。なんか、懐かしい風景と、新しくできた団地のコントラストがハンパないです。でも、今日の焼肉は、この団地ができたお祝いです。
考えてみると、日本の敗戦の瞬間から「ここで生きる」ための闘いがはじまったんですよね。はじめは米軍相手、次は日産車体、そして西日本殖産です。そんな中、ようやく安定して住める場所を勝ちとったんですよね。ほんとうに長い長い闘いでした。
到着したら、とりあえず集会所へ。なにせ、コンナムルつくってるメッチャいいにおいがしてます。
「アンニョンハシムニカ」
というと、当然のことながら
「コンナムル、食べ」
というお返事です。しばしモシャモシャいただいて、2階へ。サムルノリの練習しなくちゃね。
そんなこんなをしているうちにお昼を過ぎました。アカンアカン。放送セットの開始だわ。てことで、放送機材を取りに行ったりセットしたり。
そんなこんなでワチャワチャしているうちに、ボチボチと人が集まりはじめました。と、集会所の中から「ウトロの歌姫」が!当然のことながら、マイクを渡します。すると当然のことながらノレがはじまります。キョンナムさん、ほんとうに歳をとらはったなぁ。かつてはお富さんを歌いながら踊ってはったけどなぁ。てか、いつも「もう終わるで!」怒られながらも「いったれ!」とかやって遊んでたよなぁ。
やがて焼肉の開始です。でも、わたしは食べません。ひたすら待ちます。なにを?もちろんTにさんに買いに行ってもらってる○ビスです。その代わり、あちこちに行って、懐かしい人々とあいさつです。
「あんたも長いなぁ。水道の頃からか?」
「そうですね。その少しあとですね。もう30年ですね」
みたいな会話。やがてヱ○スが来たので焼肉開始。
そして、いよいよサムルノリの順番が来ました。今回は強力な助っ人がおられるので安心です。それにしても、純粋なウトロ住民はひとりだけです。そんな中、ウトロ農楽隊に数えてもらってるのがうれしいです。
サムルノリが終わると、農楽です。この雰囲気は、他では味わえません。ウトロの農楽は、踊るためにあり、歌うためにあります。だから、太鼓は目立つわけじゃなく、あくまでも気持ちよく歌い踊るための伴奏です。だから、ノレを聞きながらあうチャンダンを探して太鼓を叩きます。
一方、サムルノリは完全にチャンダンの順番が決まってて、合図にあわせてチャンダンを変えていきます。もちろんそこに「遊び」は入りますけどね。まぁ、聞かせる音楽です。ちなみに、わたしは農楽あがりなので、けっこう農楽が好きです。「お富さん」にだってあわせます(笑)。まぁ、サムルノリを叩きまくれるほどうまくもないし、そもそも練習してませんからね。
でも、今回は、わざわざ太鼓を演奏しようとして来てくださった方がおられて、ちょっとそこでパッティングしてしまいました。やはり打ち合わせしておかなきゃならなかったんだな。
てことで、ノレも出なくなったことなので、太鼓も終わり。あとは焼肉の続きです。Tにさんが買ってきてくださった赤ワインをグビグビやりながら肉をつついていたら「片づけるから続きはあっち」とか言われてそちらに行くと、ちゃんへんさんが声をかけてくださいました。ありゃ、認識されてた^^;。うれしいですね。
そうこうするうちに暗くなってきました。と、放送機材も車に積めたとか。じゃ、返しに行きますか。
いろんなことが終わったら、すっかり夜です。とりま、ウトロにもどって忘れ物をピックアップしたりして、そのまま卒業生の車で北へ北へと。
い「お腹減ったなぁ、ラーメン食べよ」
卒「いいですよー」
い「天一行こ、天一
ということで、なぜか小倉をパスして竹田まで行きました。天一でお腹をふくらませたら、そのまま京都駅をパスして、うちまで送ってくれました。
卒「京都駅でおろして、あとがどうなるか心配するより送ったほうがマシ」
とのことです。ほんとにすんません。
そんなこんなで、長い長い2日間が終わりました。

「男ですか?女ですか?」

今日は出張のない出張日です。でも、出張に行きましょう。ということで、「地域との連携」をしに行きました。今回は、はじめて「副担当」にも来てもらいました。なにせ、この間ずっと副担当がわたしと同年代で「若手をつけろ」と言ってたんですよね。でないと「同和教育の継承」なんてできないです。
教員の仕事って「徒弟制度」的なところがけっこうあると思います。もちろん、そうじゃないところもあるんだけど、「そうじゃないところ」だけではないということです。「地域との連携」みたいな話は、徒弟制度なんです。だから、「地域との連携は大切です」なんて話を研修で聞くんじゃなくて、一緒に行って、どんな空気感でどんな話をしてるのかを実際に見ないとわからないんです。だから「若手をつけろ」「若手と一緒に仕事をさせろ」と言ってきたんです。もちろん、その若手が後を継ぐなんて考えてません。でも、若手がそれを知ったうえで取捨選択する、その選択肢を与えろとずっと言ってきたんです。
で、今回は、やっとつけてくれた「若手の副担当」と一緒に行ってきました。ちなみに、「地域」の人はほとんど知りあいです。中には教え子もいっぱいいます。それだけじゃなくて、地域の人たちは子どもたちのことをよく見てよく知ってます。そんな地域の人たちの姿を見て、いろいろ考えてくれたみたいです。よかった、よかった。

で、夜は恒例の会議です。その会議の中で、小学校教員が、子どもから
「先生、男ですか?女ですか?」
と聞かれたというエピソードが出てきました。それを聞いた会議参加者のT田さん
「子どもたちはそんなことを聞くんですか?」
と、えらい剣幕です。
「なぜ聞くんですか?」
と。なので
「そりゃ聞きますよ。子どもだからこそ聞くんです」
と答えました。
当然のことながら、終わったあとの飲み会でもその話です。
たぶん子どもたちは子どもたちだからこそ聞くんです。年齢が低くなればなるほど聞くんです。そしてそれは、決して「率直」とか「素直」とか「遠慮がない」とか、そういう話とは違うのです。
子どもたちは、自分がどのジェンダーに属するのかを確認したいんです。なぜなら、「幼児教育段階ではカテゴライズによる性別分離の基礎が築かれ、小学校では幼児教育段階での性別カテゴリーを引き継ぎつつも、男女均質化の原則が強く支配する」からです。
子どもたちは自分がどの性別カテゴリーに属するかを幼児教育段階で教わります。その性別カテゴリーは、単独で存在しているのではなく、「もうひとつの性別カテゴリーとの「差」」として存在しています。だからこそ、「らしさ」が強く提示されるわけです。ちなみに、これは別に保育園や幼稚園がやってるだけじゃなく、社会が総掛かりでやっています。
そうして「自分がどの性別カテゴリーに属するか」を知った子どもたちは、「その性別カテゴリーに属する人はどんな人か」ということを学びはじめます。そのことによって、自分が属する性別カテゴリーのロールモデルの選択肢を増やしていくわけです。
たいていの場合、まわりの大人がどの性別カテゴリーに属するかはわかります。一番わかりやすいのは親です(ごく一部の親を除く(笑))。教員もわかりやすい(ごく一部の教員を除く(笑))。でも、どちらの性別カテゴリーに属するかがわかるらない人には聞かなきゃならない。なぜなら「自分と同じかそうでないか」を確認して、ロールモデルとなるかならないかを決めなきゃならないからです。
だから子どもたちは聞くんです。
「先生、男ですか?女ですか?」
ついでに言うなら、そう聞かなきゃならない人は、どちらの性別カテゴリーの人からもロールモデルとはならない人になります。そこで「おかま」という言葉で排除されることになります(笑)。

ここで何が言いたいか。
それは、子どもの行動だけをとらえて、それを禁止することで解決できるかということなんです。あるいは、「学校で性別を教えるから」というひとことで解決できるかということです。
実はT田さんはズバリと言われます。そのT田さんが言われることを、わたしなりに翻訳してひとことで言うなら
「性別二元制を解体せよ」
です。
T田さん、極めてリベラルというかラディカルというか、ムチャクチャです(笑)。でも、たぶんそういうことなんですよね。
ちなみに、「なぜ性別二元性なのか?」という問いをT田さんは発せられるのですが、まぁそれはそういうものとしかいいようがないです。カテゴリーは「AかBか」ではなく「AかAではないものか」でつくられるからです。なので、カテゴリーは他にもあります。「whiteかcolored(not white)か」みたいな。
それにしても、こんな話ができる飲み会は楽しいです。
ちなみに、そのあとはKうさんがいろいろ話してくださっていたみたいですけど、わたしは帰らなきゃ、帰れなくなります。
Kうさん、あとはよろしく(笑)。