朝、ほとんどいつもと同じ時間にスタート。でも、向かう先はおべんきょ場所です。それも少しおめかし気味の服を着て。ちなみにキャリーバッグの中には普段着が入ってます。
とにかくひたすらおべんきょ場所のホールを目指して歩くと、余裕で間に合いました。それにしても駅から遠いな。
ホールでは指定された席に着席。
しばし待つと、「式」がはじまりました。間もなく名前を呼ばれて壇上に上がって、ブツをもらいました。なんでも普段は全員もらえるけど、今年は代表者だけなんだとか。なんでわたしが代表者なんだ?
ようやく席についてひといき。
とったどーo(^^)o
その後、店長のごあいさつ。
さらにポピドンヨードの人のごあいさつ。本人は来ずに録画したものの上映です。壇上のセンセたちを見ると、露骨にイヤそうです。そりゃそうです。テレビには出るけど、ここには来ない。てか、そもそもこのおべんきょ場所をつぶした張本人ですからね。上映が終わったら、みなさんピシっとされました。で、蛍の光で退場。
大学のときはもちろんのこと、前のおべんきょ場所のときも出なかったから、今回くらいは出てもいいかなと。
その後、他の人がブツを受け取るところにおジャマして、センセと顔あわせ。ほんの少しだけ話をして、終了。センセ、忙しいなぁ…。
で、わたしはおべんきょ場所脱出。
昼ごはんをどこで食べるか…。やはりマルフクやなと思ったので、動物園前で下車。ところがシャッターが閉まってます。なんということ!水曜日は定休日なんだ。
しかたないのでどうしようとウロウロしていると、向こうから来た人が
「あれ?」
と指さしておられます。なんと、Mきさんです。そうか。職場の前か。
てことで、Mきさんの職場に荷物をおかせてもらって、ホルモン屋を探すことになりました。なかなかないなぁと思いながら歩いていると、なんとやまきに行列がない!てことで、さっそくビールを頼みました。なにを食べればいいのかわからないなと思いながらまわりをうかがうと「あぶら」って言っておられます。メニューには書いてないけど、どうやらあるらしいです。ということで、キモとホルモンと脂を注文。
うまいわ。
わたしはレバーは苦手なんだけど、これは食べられます。しかも、中はトロトロです。ビールがすすむので、日本酒を注文。いやぁ至福のランチでした。
その後、Mきさんの職場におじゃま。ちょうどzoomを使ったフィールドワークの最中です。案内しておられるのはありむら潜さんです。『カマやん』の作者ですね。いやぁ、詳しいわ。
と思っていると、Mきさんが「つきあう?」と言われたので街歩き。カマ、すんごい変わりました。病院と市営住宅が移転したんですね。でも、変わらないところは変わらない。
街歩きから帰ってきたら、フィールドワークの後半、ライフストーリーの聞きとりです。これがまたおもしろい。なかなか聞かせてもらえない話を聞かせていただきました。
が、途中で電話。とある◯HKの記者さんです。そこから延々と1時間取材を受けました。電話代、高くつくやろなぁ。
てことで、5時にカマを脱出して、向かうは鶴橋です。しかし考えてみると、カマ→鶴橋ってコースはどうよ。ちなみに、明日もおべんきょ場所に行くことになっているので、今日は鶴橋の蚕棚で寝ることにしました。
蚕棚はネットが通じるみたいなので、昨日収録した映像をアップロード。で、ダメダメ先輩と合流して、向かうは紫金城です。ぜんぶおいしそうだけど、どうせ頼みすぎたらどうしようもなくなります。なので、抑え気味にしてみました。が、おなかいっぱいです。
で、鶴橋にもどったところでRぼるてさん登場。さらにFぁよんさんとYささんが合流して、5人でダラダラ話。
いやぁ、楽しい1日やなぁ。
カテゴリー: 呑み
会議のち家呑み
朝、目が覚めると8時過ぎです。まぁ寝たからよかったとしましょう。ほんとにいつもKっかわくんのおかげで家に帰れます。ありがたいし、もうしわけない。てか、甘えてるなぁ…。
今日は10時からzoomで「とある会議」があります。わたしは初参加です。が、かねがね噂は聞いてます。どんなんだろう。
で、会議開始。うーん、わからん。これまでの会議の流れや論議されてきた中身を知らないまま、とりあえず参加してるので、わからんで当たり前か。てか、送られてきた議案書見たら、メッチャ大切な議題があるけど、時間足りるのかなぁ。と思ったら、「これから検討します」とのこと。これは決まらんな。
てことで、会議のあと、少し個人的にやりとり。なるほど、そういうことか。
で、昼ごはん。メニューは昨日のカレーです。おいしいな。
午後はプレゼンつくりです。なんでこんなことやってるんだろうと思うけど、しかたないです。うーん、しかたないのかなぁ。もっとやりたいこともあるし、なによりボーとしたいんだけどなぁ。
と、ラインが入ってきました。そういや今日だ。
この間「日曜日はお店があいてないからどうしよう」と思ったことは覚えてたんですが、なぜそう思ったのかを忘れてました。
てことで、Gっさんと合流して家呑みです。もう、外に出るのがめんどくさいです。ふたりでダラダラトランスのことについて話すなど。まぁGっさんもわたしも「やる気ない系」なので、いろいろ話があいます。
そんなこんなで呑んでたら、あっという間にいい時間になりました。ということで、お開き。さてと、片づけをして、寝ましょうか。明日も仕事だ。
そりゃそうだ
今日はトランスジェンダー生徒交流会です。今年度は、covid-19で振りまわされたけど、それでもなんとかほぼ予定の回数はできました。ただ、参加者数はちょっと少なめな気がします。果たして今回はどれくらいきてくれるかなぁ。
ということで、集合場所に行くと、初参加の人が来ています。よかった。
今回のメニューをどうするか、みんなで論議したけど、やはり安全をとってハヤシライスということになりました。が、ハヤシライスはパンチがないので、カレーもつくることにしました。
子どもたちみんなで野菜の皮むき&野菜切り。さらに玉ねぎをアメ色になるまで炒めてもらいましょう。その間にわたしはごはんを炊きます。
で、いただきます。カレー、おいしいなぁ。食べすぎてしまいます。やばいわ。
食後は公園で腹ごなしです。今回も小学生がいるので、遊ばなきゃ。はじめは「Sケン」をするつもりだったけど、公園に行ったら地面が出てないので断念。結局「はじめの一歩」をすることにしました。が、途中でわたしは離脱。なんでもその後「けいどろ」をやったんだとか。帰ってきたみんなを見たら汗だくになってました。
で、お次はケーキのデコレーション。年度替わりなので、卒業生のお披露目をするなど。それにしても、生クリームを塗ったくるの楽しそうやなぁ。
そしていよいよメインイベントの話し合い。今回は小学生も交えての話し合いです。どうなるかと思ったけど、小学生もちゃんと話をしてくれました。そしてその内容がきつい。ほんとに過酷なところを生き延びていることがわかります。そんな小学生に触発されて、中高生もしんどい話を重ねてくれます。
そんな中の、今回の名言は
「多目的トイレとか、許可されなくても使えるし」
でした。そりゃそうだ。そのための多目的トイレです。みんな腹を抱えて笑いました。
話し合いの最中、サポーターの人たちは片づけをしてくれています。これがほんとに助かります。そこにいる人たちが、誰に言われるわけでもなく、その場でやらなきゃならないなと感じたことをやってくれる。そのおかげで子どもたちは安心してこの場で遊び、語り合えるんですよね。
てことで、6時に終了。今回もいい会やったなぁ。
てことで、あとは打ち上げ。いつものお店で飲んで食べて話し合って。そんなふうにして夜は更けていきます。きっと明日はしんどいぞ。
研修
なんでも今日、クロスベイスのフィールドワークがあるという情報をゲットしたので、急遽「研修願い」を出していくことにしました。「なんの研修?」って言われたら「一生研修」と答えるしかありません。
てことで、11時前に職場を脱出。ちなみに「鶴橋に研修に行く」というと、同僚から笑われました。いや、研修ですよ。
で、昼過ぎに鶴橋に到着。フィールドワークの案内人のためにお礼のお菓子を買って、待ち合わせ場所へ。ほどなく仕掛け人のKよぽんが到着。やがて本来の参加者のおふたりが到着。そして案内人のFぁよんさんが到着。4人が話しておられるところにスススと近寄ると、Fぁよんさんが驚いた顔で「いつきさん…」と絶句してくれたので、サプライズ成功です。
で、フィールドワーク開始。Fぁよんさんの案内ははじめてです。ワクワクします。
フィールドワークって、案内してくださる人によって全然違います。それは案内してくださる人の街の見方が反映されるからですね。
Fぁよんさんのフィールドワークは、ひとつは鶴橋で生まれ育ったということ、しかも一度「外」に出たということ、そして「若い」ということ。それだけでも、これまでのフィールドワークとはまったく違います。道中、さらにFぁよんさんの生い立ちなんかを聞きながら、「なるほどなぁ」と思うなど。家族のこととか「こじらせ方」とかもまた、街とのつきあいかたに影響を与えるんですね。とにかく、そこここにFぁよんさんのルーツを感じさせてもらえる街歩きでした。
そしてクロスベイスの事務所で、さらにクロスベイスの活動について話をしてもらいました。今、生野区の外国人の割合って、日本で第2位なんですね。ちなみに1位は占冠村なんだとか。となると、実質は1位かな。そして、コリアタウンというイメージとはまったく違って、多様な民族の人々が住んでおられるんだとか。となると、当然のことながら、その多様はルーツを持つ子どももたくさん住んでいるわけで、クロスベイスがターゲットとする子どものサポートも多様なルーツを持つわけです。
まぁでも、このあたりは「minamiこども教室」とも共通しますね。てか、大阪市や大阪府の状況なのかな。京都は…。少し様相が違うのかな。
子どもをサポートする時のFぁよんさんの感覚がいいです。中でも、子どもたちの自己決定権を徹底的に重要視する。だから、イレギュラーなこともまた起こります。それを含みこんでなお、自己決定権を重視する。大切ですね。学校にもっとも欠けているところやなぁと思います。
やがて学習サポートの時間が来ました。子どもたちがやってきて、勉強をはじめたけど、気がつくとなぜか「人生ゲーム」がはじまりました。子どもたちと遊ぶFぁよんさんの姿がいいなぁ。こんな顔をするんだ。
そんなこんなで、充実したフィールドワークが終了。
その後、Kよぽんと一緒に茂利屋へ。相変わらずの風景です。と、「もじゃもじゃさん」がお店に入って来られました。なんでも毎日来ておられるんだとか。常連さんたちの地元トークとか、どう考えてもチョソンハッキョの卒業生トークとかが聞こえる中を、おいしいお酒を呑んで、さぁ帰りましょう。
と思ったら、なぜかKよぽんのところにWか槻さんから連絡があって、なぜか十三へ。ここで、Nか川さんという方と合流して、おいしいお寿司をいただくなど。
そんなこんなで、メッチャごちそうを食べた研修の締めでした。
やっぱりやらなきゃ
今年度は会場を使えない関係で、ずっと開催できなかった「京都在日外国人生徒交流会」ですが、やはりやらねばならんだろうと。なにしろ卒業生がいるわけで、お祝いをしなくちゃなりません。
もちろん会場は使えません。ちなみに「橋を貸してほしい」と言ったのですが、それもだめでした。となると、最後の手段です。トイレだけ貸してもらって、河原でやるしかありません。
ということで、今日は河原で焼肉です。ちなみにタレは交流会のものがあるので、こいつを使いましょう。
昨日までは雨でしたが、今日は気持ちよく晴れてます。焼肉日和です。まずは乾杯から。そしてタレの由来を説明しながら肉を食べます。そうそう。せっかくなので鍋でごはんも炊きましょう。このタレの焼肉はオンザライスが最高です。
まぁ焼肉のときは難しい話はなしで、楽しく食べるに限ります。そんなこんなで、夕方まで楽しんで、いったん解散。
その後、チューハイを買い込んで、某所で二次会をするなど。なんかもう、飲みすぎちゃいました。これは明日がキツイだろうな。
今年はほんとに滋賀だな→はじめての店
いろいろあった昨日から、一夜明けての今朝です。職場に着いて、同じセクションの人々や支店長・副支店長に「梅が散らずにすんだ」ことを報告。みなさん、喜んで下さいました。職場の理解があるって、ほんとうにありがたいです。それなしではできませんでした。
で、1時間目の試験カントクを終えたら職場を離脱。一度家に帰って態勢を整えて、向かうは滋賀県中部の町にある中学校です。ちなみに、この中学校に来るのは、今年度3回目です。一度目は4月の研修会でした。これ、全国一斉休校中だったので、「まさかの教職員研修か」と思ったけど、支店長さんの決断でした。2度目は夏休み前で、この時は3年生の子どもたちに向けて話をしました。そして今回は2年生のみなさん向けです。
なんでも、2年生は3年生とは違ってちょっとおとなしめだとか。てか、この人の芸に対しても反応が薄かったとのことなので、これは少々手強いです。
てことで、1時間のお座敷スタートです。はじめはやはり反応が薄めでしたが、途中から反応が返りはじめました。これはうれしい。ところどころで笑いをかみ殺していたりする風景が見られます。ただし、先週の1時間半のペースが頭に残っていて、30分刈り込まなきゃなりません。あちらこちらを少しずつ刈り込んでいきますが、やはりしょうもないネタは残しておかなきゃなりません。と、とあるネタで後ろに座っておられる近隣の小学校教員の方が爆笑されていたので、よしよし。
結局、今回も1時間5分くらいでお座敷修了。最後まで到達しなかったけど、まぁ「切るとこいっぱい」なので、よしとしましょう。
で、しばし支店長室で話。支店長さん曰く
「この中学校のみなさん、ほんとうに熱心でいい人なんですよ」
とのこと。なので、今回段取りして下さった教員の方に
「ただ、人権教育がもうひとつ伸びるためには、「悪い人」にならなきゃならないんですよね」
と言ってみるなど。その方、帰りの車の中で
「アクのある人って言われたい」
って言っておられたので、いいことです。
で、京都に帰ってどうしようかと思ったけど、もう一軒の角打ちに行くことにしました。
はじめて入る店はいつもドキドキしますが、お客さんが話しかけて下さったおかげで、スムーズに入れました。メニューを見たら、久しぶりに見る「きざみ」という文字が。思わず頼みました。
さらに、いつもの角打ちの常連さんがこちらでも常連さんで、お店の人と情報交換したり、はたまたわたしが行っている店のことも話して、おそらくいつもの角打ちの常連認定されたかな。その流れで、こちらの角打ちもこれから来られそうな感じがしました。
収穫大きいな。
出会い→梅は散らずにすんだ
今日の午前は山間の町に出張です。ここでそれぞれのガッコの子どもたちの情報交換。それにしても、小学校の教員の方がおもしろい。
なんでも、前に聞いた中学校のレポートをめぐって、「熱があるレポートでよかった」的なやりとりがなされていたとか。それに対して「熱があればいいんですか」と怒っておられます。つまり「熱はベースでしょう」と。そこにプラスしてとりくみがあると。で、「どう思われますか」と聞かれたので「クールにいこう」と答えました。まぁ実は「熱はベース」ってことなんですけどね。
それにしても、小学校のみなさんと話をしていると、生徒を「見とる」ことの大切さをあらためて感じさせられます。高校って子どもたちにそれほど深く介入はしないけど、「見とる」ことは必要だろうなと。
まぁそんなこんなで午前の会議終了。その間も「あるメール」を待っていましたが、来ない。まぁ午前だしな。
職場に帰って、おべんと食べて、しばし休憩。
その後、若手教職員の研修をするなど。本来はフィールドワークに参加してもらうつもりだったけど、今年はこのご時世なので中止になったので、代わりにわたしがレクチャーすることになりました。何をしようかと思ったけど、せっかくなので部落問題のスライドをすることにしました。すると、なぜか盛りあがるなど。おもしろいな。出会いだなぁ。この出会いは大切にしなくちゃ。この時のことを思い出しました。
で、しばしのんびりして、定時が来たので退勤。
すると、待っていたメールが来ました。
「承認されました」
の文字が。そうかぁ。よかった。ホッとしました。
ただ、もちろんとてもとてもうれしいです。そして、少しは解放感もある。でも、フルボッコ大会の日にも書きましたが、やはり達成感は1ミリもありません。それは、きっと通過点だからでしょうね。もちろん「◯」という返事に答えなきゃなりません。さらに、やりたいことがふたつあります。これらをしようと思ったら、まだまだおべんきょが足りません。そして、先人達のすごさがとてもよくわかります。
それにしても、いろんな人のお世話になって、「承認」まで来たなぁ。
家に帰って
「承認されたよ」
というと、みんなざわつきました。なので、急遽サイゼに行くことになりました。
と、センセからメール。
「誕生日でしたか。2重にうれしいですね」
思わず
「サイゼで赤ワインのマグナム頼みました」
と返すと
「ははは。そりゃたっぷりですね」
とお返事。センセもホッとされたんだろうなぁ。
59歳の誕生日はこんな感じでした。定年まであと1年か。この1年でやらなきゃならんことが、めっちゃたくさんあるなぁ。
次へ向けて
今日は試験カントクが2発あります。しかし、昨日の呑みすぎでメッチャしんどいです。
カントク中はカントクに専念するわけですが、「頭の中」はそうもいきません。「おべんきょ成果」のためにペンディングしていたゲンコが2つばっかあるので、それへ向けて考えてみたり。
午後は会議→特殊業務の準備です。放送部で脚立を買っておいてよかった。腕も少しずつあがりつつあるので、けっこう右手で作業ができます。これもよかった。去年は全部左手でやっていたからなぁ。
で、定時にあがって、「打ちあわせ」という名前の呑み会です。内容はおべんきょ成果にある「共同おべんきょ成果」の次の内容をどうするかってことです。当初「これにしよう」と言っていた内容から、少しずつズレていくのがおもしろいです。結局当初のものとはまったく違う内容になりました。でもなんか、次のネタも楽しそうです。
そんなこんなで、9時に終了。
けっこう早く終わるの、いいかもなぁ。
今年は滋賀づくしだな
今日は午前のはじめにリハビリに行って、午後から滋賀県の中学校でお座敷です。
朝は少しゆっくりできるので、ゲンコの修正をしてみたり。前に原案はつくってたけど、フルボッコ大会の準備で中断してました。原案はとてつもなく長そうだったので、バッサリと削って、規定の文字数にしたんだけど、細かなところが「うーん」となってて、そのあたりを修正しなきゃなりませんでした。
リハビリはというと、はじめから座位で120°くらいあがったのでびっくりされるなど。ただ、横方向に上げると「あり?」ってなって、やはりまだまだなんだなと再認識するなど。
で、リハビリから帰ってきてゲンコを送って、出発です。
着いたのは滋賀県中部の町。なんでも近江商人の町だとかで、会場に向かう途中、古い町並みを見せてもらいました。なんか、つくってない感じがいいですね。
で、中学校に到着。さてさて、どうなるかなぁ。
とにかく子どもって正直です。おもしろいと思ってくれたらウケるし、つまらなかったら寝ます。今日はどうだろう。
生徒さんたちの入場が思いの外早く、少し早目にスタート。1時間半のお座敷です。
はじめはウケるというよりびっくりされてしまったので、必殺技を繰り出して、まずは笑いをとりにいきます。そこからは、ところどころに笑いの場所はあるけど、そんなにウケる話ではありません。が、そのところどころの笑いの場所に反応してくれる子がいるので、これはうれしいです。
と、ひとりつまらなさそうにしてる子がいます。気になるな。もしかしたら…。
と思いながら、話を進めていって、質問タイム。と、気にしてた子がセンセに「質問しろ」って感じなので、その子のところに行くと、「やはり」でした。ネームプレートには南米系の名前が書いてありました。たぶん日本語がわかりにくかったんだろうな。今日はゆっくり目に話をしたんだけど、まぁわかりにくいわな。でも、質問しろって感じだったのは、話に参加してくれてるんだからうれしいです。なので、マイクを渡して「行ってきて」というと、センセのところに走っていって「質問しろ」と。そんなやりとりを見ている生徒さんたちは大盛り上がりです。ええ感じやなぁ。また、指名された教員がいい質問をされます。
「性的指向が異性だけど、同性にドキッとすることもある。そんな時どうすればいい?」
って言われたので
「「異性」に囚われない新たな自分が発見できてよかったって考えたらいいんとちがいますか」
と答えるなど。
そんなこんなで、柔らかい空気になって、最後の締めはすんごい集中して話を聞いてくれました。
あの子に助けられたなぁ。
その後、1時間ばっか教職員研修です。みなさん、いちおう生徒さんと一緒に話を聞いておられるので、内容はミッション3の途中から途中まで。ここでもすんごい集中して聞いてくださってて、メッチャ話しやすかったです。
てことで、無事変形ダブルヘッダーも終了。楽しかったけど、ちょっと疲れたな…。
てことで、Kよ原さんと合流して飲みです。お店は夏に行った参代芽。ここにK坂さんも合流して、3人でしょーもない話をしながらおいしい料理とおいしいお酒で楽しんで、無事終了です。
さて、帰ろう。
最終授業→引っ越しの人生
朝、職場に着いて、まずはダラダラ。なんか、気分は落ちたままです。まぁでもこれでいいのかなとも思います。
ただ、ずっと気になってることがあるのでaさん(笑)にライン。すると、とてもはげまされる返事が返ってきて、ホッとしました。と同時に泣けてきたり。なんだろ。とても暖かい人たちに囲まれてるってことかなぁ。
今日は今年度の授業日としては最終日です。ただ、特にやることもないのでまぁええかと思ったのですが、そういや今日は3月3日じゃないかと思って、プリントをつくるなど。
い「いいかい、今日は話したいことがふたつある。ひとつはね。99年前の今日あったこと、知ってる?」
s「関東大震災!」
い「あれは9月1日」
s「阪神・淡路大震災!」
い「あれは1995年」
s「熊本大地震!」
い「あれはもっと最近や。てか、地震から離れい!」
みたいな会話。で
「今日はな、部落の人らが差別を許さないって立ち上がって、全国水平社を結成した日やねん。その時に、日本ではじめての人権宣言って言われる水平社宣言ってのがつくられたんやわ。もうな、すごいし。配るわ」
と言って、プリント配布。なんか一生懸命読んでます。
い「もうひとつはな、発表会が終わったんやわ。フルボッコにあったけどね。結果は3月9日に出るねん。誕生やけどな(笑)」
s「ほな、37歳になるんや(笑)」
い「いや、36歳(笑)」
という話。
しかし、水平社宣言を一生懸命読んでる子がいてうれしいな。ただ「難しくてわからん!」とか言ってます。まぁ、そんな難しくてわからん文章をつくるわけですから、燕会の人たちはそうとう学力高かったんでしょうね。
そんなこんなで、今年度の最終授業も終了。
で、6時間目のホームルームの時間は、今年度で定年を迎える教員へのサプライズ。みんなで乱入して花束を渡すという、ここ数年されるようになった恒例行事です。もちろん生徒とは打ち合わせ済み。お祝いの言葉を読んだり、花束渡したり、記念品を渡したり。
なんかいいなぁ。いかにも高校教員やなぁという感じです。ずっと「おべんきょ」の世界にいたので、自分がこういう世界にいるってことを忘れてました。
「来年はせんせいですね」
とか同僚に言われたので
「サプライズで年休とったろか」
というと「それは困る」と笑われるなど。そうか、来年、あの場所に立つのか。
大学教員の最終講義は、その人の専門どまんなかの話をカリキュラムとは別にやるみたいで、たぶん盛大なセレモニーになるのかな。そういうのとは違うけど、この世界にはこの世界のやり方があるってのはいいし、それをみんなでつくるってのもいいな。
で、夜はちょぼやき会。
今日話してくださるのはKちゅかる子さん。内容は「引っ越し人生」です。
たぶん「引っ越し」って、人生の節目で、それは人生の節目があるから引っ越すってこともあるかもしれないけど、人生の節目にするための引っ越しってのもあるのかな。だから、引っ越しにはその人の人生があらわれるし、住む場所とか選び方とか、いろんなところに「その人となり」があらわれるんじゃないかな。
そんなことを考えて頼んだんだけど、おもしろかった。なんだろ、笑いを混じえながらなんだけど、それは今振り返ってのことだし、だからこそおもしろい。
なかでも、「車イスの友だちが来られるようにエレベーターつきのところというのがはずせない条件」というところから「居住する場所を選ぶ自由が奪われている人がいる」ってところへ持っていって、だからこそ「こんなふうに引っ越しできるのは健常者の特権」というふうに自らに指を向ける語りは、ほんとうにさすがだなって思いました。
で、懇親会。今日はFじ尾さんのお宅におジャマして、水平社宣言のビデオを見ながらワイワイやりました。
いやぁ、楽しかった!