朝、ウィーンというバイブ音で目が覚めました。そうか。マナーモードにしていたのか。やばかったです。まぁ起きられてよかったです。
てことで、ひとつ早い電車で出勤。それにしても、いつもの電車だけロングシートで、その前後が転クロというのがなぁ。
で、1時間目と4時間目に授業。考えてみたら、来週水曜日から中間試験です。そろそろ切羽詰まってもらわないとヤバいです。ただ、ひとつのクラスはまだやらなきゃならないことが残っています。なので、そちらの方はさっくりと授業。もうひとつのクラスはプリント学習です。まぁ質問が来てよかったかな。
で、午後は労働者の権利を行使して移動開始です。幸にして最寄りの電車も今日は遅延がありません。京都駅近くのコンビニで食料を確保。昼食です。
そのまま西へに西へと移動。とりあえず到着した駅で、お友だちのT部さんにお約束のメール。もっとも、西に移動することが減ったし、T部さんと会うことも減ったから、めっちゃ久しぶりですけどね。
で、そこから」山口線に乗って北上。1時間半ほどで益田に到着。駅にはF川さんがおられました。9年ぶりです。ちなみに、今は支店長さんです。
そのままホテルまで案内してもらって、その後、今日の会場へ。会場には明日の支店の若手の人たちが集まっておられました。
みなさん、仲が良さそうです。いいなぁ。まぁ、うちの支店も仲は良さそうですが、わたしのような古株は入れてもらえません。でも、この支店は支店長さんがいい感じでまとめておられます。というか、支店長さんがジャマをしない感じかな。だから、若い人たちがいきいきしている。ただ、問題はひとつあって、勤務時間を忘れておられる感じです。なので、なかなか来られない人もいたり。もちろん、支店長さんは「早く来い」という立場なんですが、なかなかそうもいかないようです。
それでも、とりま乾杯。
話を聞いていると、わたしが明日出る幕はなさそうな感じまで、みなさん授業を詰めておられます。どうしたものか。
ちなみに、なぜそうなったかというと、支店長さんがハンパない。とにかく、ひたすら制服を変えておられるみたいです。そのきっかけになったのが10年前のこの時だったんだとか。ひたすら恐縮です。
それにしても、益田の魚はすごいです。刺身はこれ。
エッジが立ってます。さらに、甘鯛はこんな感じ。
鱗がうまい。そして、締めのごはん。
あまりにもおいしいいくらです。しかも、酢飯がうまい。
そんなこんなで、10時に飲み会終了。外に出ると「新天街」がいい感じです。
そのまま今日も一緒のT野さんとホテルまで移動。もっともT野は地元なので帰られますがね。
まぁまだ体力が残っているので、まずは半ちゃんラーメン。
塩ラーメン、うまい。そして、大浴場からのマッサージチェア。ところがマッサージチェアの上で気を失ってしまったらしく、次に目が覚めたら2時半です。あかんあかん。ベッドの上で寝ましょう。
カテゴリー: 呑み
今日も「本」と会う
朝、眠いけど、とりま、なんとかガッコへ。1時間目のクラスでは金曜日に出した問題の答えあわせから。ところが、ひとりやらない子がいます。10分たってもやらない。
「あのな。土日があって、しかもすでに授業がはじまって10分たってるやん。立ち歩いてもしゃべっても教えてもらってもええって言ってるのに、なにもせぇへんやん。これは答えないって意志があるときか解釈できへんな」
と言っても、まわりの子とごそごそ話してるだけで出てこない。
「もうええわ。時間のムダや。この問題の答えはヤミな」
と言って
「いま、メッチャ怒ってるしな。できへんのはかまわん。やらへんのはアカン」
と攻撃の手を緩めません。すると机に突っ伏したので
「すねるなよ」
と追い打ちをかけたら、完全にすねました。なので「チッ」と舌打ちをして授業再開。
今日のテーマは三角不等式。簡単に解き方を示して、4問板書。
「名誉回復のチャンスをやるわ」
と言ってさっきの子を指名。まだ机の上に突っ伏しててこっちを見てないので、ちょうどよし。まわりの子に「あの子頼むわ」のジェスチャーをしたら、みんなわかってくれました。なのでそのまま教室を出て職員室へ。しばらく経って教室に帰ると、友だちと一緒に問題を解いてました。よしよし(笑)。
なにをやってもいいんです。問題を解いてくれたらね。その子にはその子なりのプライドがあるやろうし、それを潰したから、わたしの前ではやらない。ならばいなくなればいい。
他の子がいい解答をしてたので
「すばらしい!」
と言うと
「ほんま?!」
とうれしそうな顔をしてたので、気分もほっこり。
怒ったりほめたり、なだめたりすかしたり。すべては問題を解くためです。そのためには、あちこちで教えあいがないとダメ。でもその動きが出るためには時間がかかる。だから説明はしない。解き方を見せて、あとは考えることです。
放課後は追認指導。先週はお話をしたので、今週は足し算・引き算・掛け算です。引き算を間違えたので
「引き算はめんどくさいよね。間違えやすいねん」
とフォロー。30分ばっか補習をしておしまい。それ以上やっても定着しません。
退勤前に若い衆と会話。
い「今から「本」と会って、飲みながら打ち合わせするんやけど、仕事やんなぁ」
若「それは立派な仕事です!」
い「出張にならんかなぁ」
若「それはなりませんね!」
どうやら打ち合わせをする場所と飲むものの問題のようです。
で、京都駅で待ちあわせ。今日もリビングライブラリの「本」と打ち合わせです。
「なにをしゃべればいいんですか?」
っことだったので、いろいろ話。すると、昨日の本が来られました。ここでガールズトークが爆裂。なにやらふたり、仲良くなったみたいです。よかった。
たぶんその中で、なにをしゃべればいいのか、なんとなくつかんでくれたみたいです。
今日の「本」は、「福祉について考えていき隊」のTさんで、施設で働いておられます。でも、リビングライブラリのみなさん、おそらく施設に対しては批判的です。Tさんには、そこの危ういバランスをとってほしい。そのバランスをおしえてくれるのが、昨日の「本」のKさんかなと。で、どうやらはまったみたいです。よかった。
ただ、今日も10時をまわってしまいました。ヤバイよ。明日は健康診断ですよ。
久しぶりの街歩き
今日は午前に授業が3発。てことは空き時間はひとコマ。とにかくさっさとやっつけましょう。
で、午後から労働者の権利を行使。いつもお世話になってるO田さんがこちらに来られてるのでフィールドワークです。
職場の最寄り駅で合流してウトロ平和祈念館へ。まずは館内案内。もちろん知ってることは少ないけど、まったく知らないわけではないです。展示資料があるので、それに基づいて補足する形で話せば、それっぽくはなります。そんなこんなで、2階・3階・展望台をしゃぶりつくしたら、すでに1時間たってます。あらためてすごい資料だなと。
お次はあたりを歩きます。今のウトロになってからは秀煥さんの案内で歩いたことはあるけど、自分で案内するのははじめてです。でもまぁ、公式の案内じゃないからいいでしょう。
あたりを歩いたら、もう一度2階に行きます。たくさんある写真がどこのものであるかがわかると、また写真のリアリティが増します。
そんなふうにして2時間ばっかの案内終了。ここから京都駅方面に移動して、お次は東九条から七条の街歩き。いちおうipadに写真データをとりこんであるので、そんなのをお見せしながら歩きます。最後に光公園でオールロマンスの話をして、本日の街歩き終了。
あとは角打ちです。
今日も常連さんが勢ぞろいです。みなさんにいじられながら飲んでいると、O田さん曰く
「人気者ですね」
と。そうですかいな。と、お店のおねえさんが
「人気者です」
とのお言葉。そうですか^^;。
で、角打ちを脱出して、次のお店へ。ここで少しおなかにものを入れながらホッピーを飲みます。で、ハンセン病をめぐるいろいろマニアックな話。
さらにO田さんがホテルに向かう途中にあるコンビニで、アイスクリームとストゼロをゲット。かつてけーちゃんとさんざん呑んだ場所で最後の1杯。ただ、ごれが悪かったのかな。フラフラです。
帰れるのか?いや、帰ったとして、明日は大丈夫か?
今回も楽しかった
朝起きると雨。猫の額は先週の台風対策で畳んだままです。なので、玄関先で朝ごはん。
ここも気持ちいい。てか、うちの玄関、案外いいかも。
てことで、9時半頃から準備をはじめてスタート。今日はトランスジェンダー生徒交流会です。
集合場所でしばしたたずんでいると、続々と初参加の方が来られます。ちなみに集合場所を間違われる方も多数おられたり。んー、来たら「なるほど、ここですね」と言われますが、どうもわかりにくいらしいです。でもまぁええか。
てことで、いろいろあって11時半くらいに会場に到着。速やかにぎょうざの皮づくり開始です。と、幼稚園児が「自分もやりたい」と手を出してきます。完全に小麦粉粘土と間違えてますね。
まぁそんなこんなで皮ができたら餡づくり。せっかくなので高校生にミンチを練ってもらいましょう。向こうでは小中学生がひたすら野菜を切ってます。そうこうするうちに寝かせていた皮もしっとりしてきたので皮伸ばしです。皮ができたら、今度は餃子包み。やはり水餃子はみんなで作業をするから楽しいですね。
で、みんなでランチタイム。
とにかく今日は人数が多い。60人くらいかな。玄関先は大混雑。
3時過ぎから話し合い。今回は小学生以下と中高生以上。そして大人の3つの輪ができました。わたしはもちろん中高生以上に参加。しかし、小学生以下グループが盛りあがっています。どうやら「にょっき」をしているらしいです。さすがはIっぽくんです。大人の輪は前からやりたいって言ってたSCの人がやってくれているのかな。そして、当然、台所グループもいるわけです。あとで見に行ったら、ワインを投入していたとか。まぁええでしょう。
そんなこんなで6時まで濃いぃ交流会をやって終了。
その後、某所で打ちあげ。当然のことながら、途中から意識が飛んで、結局Kっかわくんに送ってもらうなど。まぁ最後は定番だな。
うん、身体はしんどいけど、心は楽しかった。どっちをとるかというと、やっぱり心か。
長い一日
今日は午前も午後も会議です。ただ、会議の準備をし忘れてたので、いつもより1本遅い電車で出勤。職場に着いて、あれやこれやと準備です。
で、第2のふるさとに移動。まずは授業見学です。小学校の授業はおもしろいです。特にあるクラスがおもしろかった。とにかく子どもたちが動く。この学校としてはクラスの人数が多いのかな。その代わり、教員が3人入っておられます。おそらく、TTプラス支援教員ですね。もしかしたら支援員かもしれませんが。ただ、おそらくそれだけではまわらない。それをサポートしてるのが子どもたちです。
問題が解けたら手を上げる。すると教員が行ってマルをする。マルをもらったら、速やかに「行くべき友だち」のところに行って解き方を教える。そうやって、常にクラスに動きがあります。こんな授業がしたいなと思わせてくれるクラスでした。
授業見学のあとは情報交換というか、情報共有というか。かつてはガッツリ共有してましたが、どうもみなさん、遠慮がちです。なので燃料投下。すると燃えました。よかったよかった。
会議が終わったら午後の出張場所へ。会議まで時間があるのでおべんと食べながら、来週からはじまる「夜のお仕事」の準備です。ほんとにこんなことやってなかったら、すんごい楽な日常を過ごせるんだけどな。でも、自分で選んだんだからしかたないです。
午後の会議はつつがなく。ただ、単につつがないのはあきません。ここに来てよかったって思ってもらえる話題を出さなきゃね。ちょうどこの間の原田さんの話が出てきたので、なので、国際的なインクルーシブ教育の話とかSENなんかのネタをぶっこんでみました。
いま、日本の支援学校がやってることというか、支援学校教員がやってることの否定をしたいわけじゃないです。てか、否定なんてできない。なぜなら、支援学校ではない学校が障害のある子どもたちを排除してるからです。だから、否定すべきは支援学校ではない学校のあり方であり、支援学校を必要としている教育制度であり、それを維持再生産する教育行政であり、それをつくりだす経済界や政治であるわけです。そして、それを肯定する社会の価値観であり、そうやって壮大なブーメランが返ってくるんですけど、ブーメランは一周まわっているところに価値がある。
まぁそんな感じで会議も終わって、少し時間があるので定期の更新です。更新しながら
「また半年働かなきゃならんか」
と暗澹たる気持ちになったので、気分転換に角打ちに行くことにしました。
お店に入ろうとすると常連さんが来られました。
「お久しぶりです」
お店の前で別の常連さんがタバコを吸っておられます。
「おぉ!」
「お久しぶりです」
「久しぶりやな、1杯出したるわ」
「いやぁ」
お店に入るとフルメンバーがそろっておられます。
「センセ、英語教えてや」
「わたし、英語は赤点とりました」
みたいな。奥には徳之島のおにいさまもおられます。なんでも、今はタカバシのあたりで働いておられるんだとか。まずはキザミから。
あぁ、久しぶりやなぁ。
「どうや、うまいか」
「はい」
「もう1杯おごったるわ」
もう、ムチャクチャです。ただ、どうやらみなさんに好かれてるらしいことはわかります。
たまにわたしにちょっかいかけて、あとはそれぞれのシマで話をして、たまにわたしもちょっかいかけて。そんなやりとりをしながら、コロッケを追加して2杯目に突入。と、奥の在日のおにいさまが
「あと3杯出したろか、そしたら5杯や」
すると徳之島のおにいさまが
「5杯も呑んだら倒れるわな」
と助け舟。ちなみに、今日の出張先のことを話したら
「おれ、K署にはいってたことある」
と笑われたので
「次回はその話を聞かせてください」
と笑い返して、角打ちをお暇。160円でした(笑)。
家に帰ると恒例の会議です。家でアクセスできるのも今回まで。これからしばらくは帰りの電車になります。まぁでもしかたない。
今回もT田さんが元気です。最後はNさんも悩みを出されて、そこから「歳をとるとホルモンバランスが崩れるので性自認は揺らぐか」という論議がはじまっていきます。
えーと。
「どうやら性役割とは違う揺るぎないものがあると考えなきゃ整合性がつかんなということで、core gender identityってのができたんですよね」
とツッコミ。するとT田さん
「いつきさんにしゃべってほしくて」
とか言われるので
「エストラーナテープあげましょか(笑)」
で〆。
あー、長い一日だった。でも楽しかったかも。
今日もクズの宴
朝起きたけど、朦朧としています。そりゃそうです。完全な寝不足です。
が、昼前に移動開始。今日はカフェ・ド・M口です。ちなみに、昨日のクズの宴のメインゲストは、当然のことながらIずみちゃんです。なので、本日もIずみちゃんと参戦です。とりあえず最寄りの駅でモルタル職人さんと合流。ヘパリーゼを買っておいてもらいました。
で、30分ばっか遅刻で到着。参加者は、他に、U田さんとか、H下さんとか、濃いぃメンバーです。
出てくる料理は、相も変わらずおしゃれです。そりゃそうです。イタリアンです。わたしがつくるお惣菜とはかける労力がまったく違う。まぁでもいいんです。それはそれ。
てことで、おいしいイタリアンを堪能し、おいしいワインを堪能し、やがて日本酒に移行し、最後はアードベックをいただきました。
が、わたしは途中、何度も寝ました。寝る場所はベンチの上とか床とか。まぁ9時間くらい続く宴会なので、こうやらないともちません。
そんなこんなで9時半に撤収。ぜったい明日はしんどいぞ。
採点の祭典→クズの宴
朝、目覚めはそれなりにいいです。やはりパートナーのアロママッサージのおかげですね。少し前までは、ところどころで「あれ?」とか言ったり、いろいろ迷いながらマッサージをしてくれていましたが、昨日はそんな迷いもなくスムーズに施術してくれたので、安心して受けられました。それが大きいかな。
今日やらなきゃならないタスクはふたつです。ひとつは盆明け仕事の採点です。とは言え、70人程度ですから、いろいろな人の叫びを見ると、まったくたいしたことはありません。てことで、気合いを入れて採点スタート。1000字くらいのレポートですから、そんなに時間はかかりません。とにかく基準点を決めて、加点方式でやればあっという間に点数が決まっていきます。3時間ばっかがんばって祭典終了。その後、excelのシートに入力。点数を換算して、合計点を出していきます。まぁこのあたりはふだんやっていることですね。で、最終チェックをして終了。
その後、友だちの家に移動。お次は晩ごはんづくりです。久しぶりにお惣菜系をガッツリつくろうかなと。玖伊屋が再開した時のためのリハビリみたいなもんですね。てことで、2時間ほどつくったら、ほぼほぼできました。
かぼちゃの炊いたん。
わらびの炊いたん。
茹で鶏。
なすの煮浸し。
イモの蔓のきんぴら。
で、夕方クズのみなさんが来られたので、さらに追加。
HSMで焼いたハンバーグ。
ゴーヤチャンプルー。豚肉は肩ロースのブロックを切りました。そのほうがおいしい。
ただ、やはり身体が疲れているらしいです。やっぱり寝てしまいました。が、2時くらいに復活。そこから5時頃までがんばって、再び睡眠です。まぁええか。
がんばってはるなぁ
今日は2学期はじめての授業です。とにかく1ヶ月半数学から離れてたから、授業できるだろうか…。
と思って授業をはじめたら、案外授業ができたので、よかったよかった。それにしても、午前4時間のうち3時間詰まってるってどうよ。
昼は放送セット。体育館に仮設の放送セットを組みます。最近、機器同士をつなぐケーブルをどんどん短くしてて、おかげさまでミキサー・アンプまわりがスッキリして気持ちいいです。なぜ30数年このことに気づかなかったんだろう(笑)。
で、定時に退勤。同じセクションの人は7時前までいるだろうから、謝りながらの退勤です。しかし疲れた。帰りの電車で身体が疲労困憊で動かなくなりました。早く燃料補給しなくちゃ。
京都駅で無印に行って買い物しましたが、値が上がってきてるな。こわい。
で、近くの居酒屋へ。今日は中島さんと会うことになってます。てことで、お店に行くと、すでに来ておられました。
中島さんとはじめてお会いしたのはいつだろう。この時に要約筆記されてたのは覚えています。が、それより前にお会いしてる気もします。
まぁそこから、性の多様性教育をめぐる話を少ししてると、薬師さんと石倉さんが登場。薬師さん、老けたな(笑)。そりゃそうですね。わたしが写真で知ってる薬師さんは大学生です。ちなみに、石倉さんは「いつきさんと会う」と聞いてはいたけど、それがわたしと知らなくて、お店の前で「え!」ってなったんだとか。で、なぜそんなことになったかというと、ご自分の本棚にこの本があるからなんだとか。まぁ、わたしとか別にたいしたことはしてないし書いてないけど、2000年頃に「なにか」を発信してたってことは、まぁそういうことなのかな。
そこからRe-bitが今やろうとしてることとかをしばし話。で、おふたりは次のところがあるとかで、再び中島さんとサシ。
ここで、中島さんが大学でお世話になった人が倉石さんであるきとが判明。
「倉石さんの博論にわたし出てますよ」
「え!」
みたいな。さらに、大学院では中西さんにお世話になったんだとか。
「あー、ジェンダー・トラックの」
「はい」
みたいな。そこからはジェンダー研究ネタでしばし話。やっぱり楽しいなぁ。
そんなこんなで10時半くらいにお開き。
うん、楽しかった!
しかし、みなさん、がんばってはるなぁ。
社会モデルで考えよう→論客と会う
いよいよ夏休みが終わりかかってます。夏休みの最後は職員会議と校内研修の2日間です。ちなみに、かつてはバラバラにやってたのを2日間にまとめたので、みんなあきらめてくれます。
今日の午前は職員会議。最近はペーパーレスなので、みんなタブレットを持って参加します。なのでわたしもipadに議案書を入れて、ついでにゲンコをちょこちょこいじるなど(笑)。まぁそうなりますわな。
ただ、生徒の個人情報にかかわるものや、冊子として持っておかねばならないものは紙で配布されます。
で、ある生徒にかかわるペーパーを見ると、「〇〇くん」とあります。
んー…。盆明け仕事でジェンダー論をやった人間がこれを放置はできませんね。なので、挙手。
「あのー。そろそろ「さん」とか「くん」とか、生徒を性別で見るのはやめませんか?」
すると、その教員
「次からやめます」
と言われたのですが…。
わかってはるかなぁ。トランスジェンダーの問題ではないんですよ。生徒を性別と紐つけて見ること、あるいは性別に紐ついた形で生徒を見ることの問題なんです。
ちなみに、直後に、またまた「くん」とやりかかって「あっ!」とか言って、結局呼び捨てにされていて、不慣れなことをさせてしまったなと。まぁこれから問題提起していきましょう。
で、午後は人権研修です。講師は松波めぐみさん。タイトルは「社会モデルで考えよう」です。
うちの職場は「合理的配慮」の必要性を充分に認識しておられます。そして、さまざまな子らへの支援をしておられます。ただし、所轄分掌は保健部です。そこに一抹の不安がある。何かと言うと「日本型インクルーシブ教育」的な合理的配慮にならないかってことです。まぁ支援学級がないから、そこへの隔離はないとは思いますが、個に焦点化しすぎるあまり、木を見て森を見ず的な支援にならないかってことです。もっと言えば、従来の授業や評価のありようを問うことなく、支援が必要な子をサポートして「人並みの点をとらせる」みたいなことにならないかってことです。
なので、ここは合理的配慮の根幹にある社会モデルについてガッツリと話していただこうと思い、これは松波さんだなと。実は3年前に松永真純さんに来ていただいて話をしてもらいましたが、今回は、より理論的な話が聞けるのではないかとワクワク。
てことで、若い衆の車に乗せてもらって駅まで迎えに行くと、向こうから来られました。少しお疲れ?でしょうね。かなり忙しそうというか、追い込まれてそうというか。わたしもだけどね。
で、セッティングをしていると、続々と教員が来ます。時代も変わったなぁ。てか、10分前に来るのね。生徒には言うけど、自分はやらない人がほとんどだったのになぁ。
てことで、研修スタート。
まずは自己紹介から。ただ、自己紹介はそのまま自分と人権教育の出会い、そして障害者との出会いへと進んでいきます。このあたりが大切なんですよね。当事者ではない人が、出会いの中で変わっていく。それは、誰にでも開かれている可能性ですからね。なんというか、もちろん社会モデルも学んでほしいけど、そういうところも学んでほしいんですよね。
そして「気づき」へ。松波さんの「気づき」は、具体的な人との出会いの中での気づきです。ただそれだけではなくて、あえて言うなら「失敗」からの気づきです。これも大切ですね。失敗を単に失敗で終わらせずに引きずる。モヤモヤもんもんとする。するとそれが、それ以降の出会いの中で発酵する。そして気づく。性急に答えを求めないからこその気づきです。
そこから「特権」の話へ。最近、出口真紀子さんが発信しておられるのかな。きちんと読んでないというか、ホントに読むヒマがなくて、今どうしようもないのですが、そのうち読まなくちゃ。どんどん置いてけぼりになります。が、そこで言われていることはわかります。てか、「マジョリティとはなにか」という問いは、わたし自身も立てていて、そんな中で考えてきたし、どこかに書いてきたことです。でもそれはネットの片隅のことでした。それがケイン樹里安さんなんかがドカンと問を出されて、まとまってきたのかな。ただ、社会モデルを身につける上で、おそらく特権を自覚することは避けて通れませんね。もちろん、権力は網の目なので、ある特権を持っていることが絶対的な権力というわけではないです。が、「気にせずにすむこと」ということ気づくことは大切です。そしてここから社会モデルへと流れていきます。
社会モデルそのものは、まぁ、個人的には「直感的に知っている」話なのでアレですが、でも、多くの教員にとっては寝耳に水じゃなくて、青天の霹靂じゃなくて、まぁビックリでしょうね。
おそらく今回の話でとても大切だったのは、繰り返しになるけど「特権」ですね。それがストンと落ちるための大切な仕掛けだった気がします。
てことで、研修会終了。
研修終了後にいろんな人に
「どうやった?」
って聞いたら、
「今まで考えたこともなかった」「すごく新鮮だった」
と、かなり好評でした。みなさんの感想が楽しみです。
本来ならば、松波さんを「接待(笑)」しなきゃならないんですが、今日は所用で大阪に行かなきゃなりません。
ということで、JR→京阪→地下鉄の乗り継いで、難波へ。2時間かかりました。
ここで、H野Tまとさん、O崎H菜子さん、M田Rりぃさんと合流。なんか、論客ばかりです。わたしは小さくなりましょう。みなさんが繰り広げられる論議に「ほー」「へー」となりながら、ビール→日本酒→焼酎お湯割りという、身体に優しいコースを歩みます。「ほー」「へー」だけではアレなので、二丁目の話が出てきたところで、M崎R美子さんの話を振ってみました。結論は、あの方はクイアだってことでした。
そんなこんなで、3時間ばっかの呑みが終了。ここから帰るのか…。いや、明日も仕事だよ。
日常かと思いきや
とうとう8月の最終週が来てしまいました。巷のガッコではすでに2学期がはじまってるのかな。ただ、わたしの職場はまだはじまってません。まぁリハビリ期間です。リハビリ期間ということは、日常に向かわなきゃならないです。で、金曜日はそう思ってたけど、よく考えたら、今朝は滋賀県に行かなきゃならないのでした。
てことで、滋賀県へ。今日はリモート研修のビデオ撮りです。それはいいんだけど、そこそこ内容に縛りがあり、しかも1時間という制限もあります。なので、昨日、スライドをいじくっていたのでした。
最寄りの駅に降りたらお迎えの人が来られています。駅からビデオ撮りの会場まで至近距離なのになぁと思ってのですが、やはり歩きでした(笑)。いや、車に乗る距離じゃないし。
で、ビデオ撮り。眼の前にはGoProがあります。なぜに屋内なのにということは考えないことにします。
しばしタイピンマイクのチェックをして、収録開始。これまでやってきたいくつかのものを合体させたものです。ただ、エンディングはオリジナル。幸いGoProのカメラ側のディスプレイには時間が表示されます。それを見ながら話をします。だいたい思い通りの時間にしゃべれて、56分くらいで終了。
収録された方が
「ワンテイクで、しかも時間もピッタリ。すごい!」
とビビっておられました。いや、時計見ながらしゃべってたし。ついでに、ワンテイクじゃなきゃ延々と時間かかるし。てか、自分で収録したことも何度かあって、慣れてるし。
「Youtuberみたいですね」
と言われてしまって、なるほどなと。
そんなこんなで11時前に会場をあとにして、職場へ。
とりあえずおべんとを食べて、明日の研修会の準備をしたり、はたまた1日にあるテストの印刷をしたり。さらに赤点者の補充をしたり。まぁ生徒たちもリハビリってことです。
と
「原稿の進捗状況はいかがですか?」
というメールが来てビビるなど。まぁいつも締め切り前に出してるからなぁ。てか、もしかしたら、ここを読んでて、書いてないなと思われたのかもしれません。なので
「がんばります」
とお返事です。
そんなこんなで定時に退勤。今日は大学の頃によく行った飲み屋に行くことになってます。
お店に入って
「お久しぶりです」
というと
「あー、土肥さんって土肥さんやったんや」
とのお言葉。はい、そうです。
しかしここは時間がとまってるな。
とにかく絵になります。
とりあえず素膳をいただきましょう。
お客さんとマスターの会話がおもしろい。もちろんそこに加わろうとするのですが、そのタイミングが難しい。さらにオーダーするのも難しい。なんかCAやってる気分です。
そうそう。忘れちゃいけないへしこです。
うまいなぁ。
そんなこんなで2時間ばっか、落ち着いた、少し緊張した呑みの時間を楽しみました。
さぁ、帰ろう。日本酒3杯呑んだから、明日はしんどいかも…。