ふらり

朝は下駄箱の掃除&整理です。まぁ、そーゆー仕事です(笑)。
午後からは、なぜか「春の交通安全週間」の広報テープづくり。素材は放送部の連中の声ですが、いろいろ加工しているうちに誰の声かわからなくなったりして^^;;。
そんなこんなをしながら、同じセクションの人と、いろいろ今年へ向けて打ち合わせ。途中、
「詰んだ!」
とか叫びだす人もあらわれて、まぁええかと。

そんなこんなをしていると、Kちゃん@カントクからメール。
「いま大阪で、今日東京に帰るんだけど、飲まない?」
「帰りに京都に寄ってくれたら桶」
「りょーかい」
みたいなわけのわからんノリで呑み会決定です。

帰りの電車まちの駅で、いきなり名前を呼ばれて振り返るとかつて担任した卒業生でした。
「覚えてるー」
「忘れるかいな」
で、なぜかハグ(笑)。
なんか、同じクラスだった子と今ごろつるんでるらしいです。おもしろいなぁ。
まぁ、「あの頃」で今も生きてるんじゃなくて、たまたま「あの時」の人間とつるんでるんだろうから、それはそれでありかなと。あの子らのクラスは「わたしがいなくても成立するクラス」を目指してクラスづくりをしましたからねぇ。とはいえ…。
「久しぶりに集まらへん?やっぱり寂しいねん(笑)」
「うん、わかった。わたしが責任持って幹事する」
うれしいなぁ。

で、京都でKちゃんと合流。
とりあえずカンパイ。

あとはグダグダと「あの頃」をしゃべったり「今」をしゃべったり。わずか4年前の話なのに、すごく時間がたったのか、はたまた時間はとまってるのか。
なんか、そんな不思議な時間を過ごして、Kちゃんは東京に帰っていきました。
さて、わたしはお家で晩ごはんをつくらなくちゃ。昨日の夜「一品つくる宣言」しちゃったからなぁ^^;;。

最前線の人々

今日はなんだか淡路でNPOなんかをやっている人たちの集まりがあるとか。で、京都のわたしは関係ないかというと、実は「トランスジェンダー生徒交流会」の会場は東淀川なんで関係があるんですね^^;;。てことで、「NPO法人JUMP」の名前で参加しました。
「軽食を食べながらやるので実費300円よろ」
と書いてあったので、
「あー、健全なミーティングなんだ(;_;)」
と思っていたのですが、レジュメを見ると「乾杯」とか書いてあります。あり?さらに、出された軽食を見て
「アテやん(笑)」
と。しかも、ぁゃιぃボトルやぁゃιぃクーラーボックスがあります。なんでも、こちらはカンパ制らしいです(笑)。
てことで、軽い自己紹介。みなさんの話を聞いてびっくりしました。それぞれが地域でガッツリと高齢者や障害者にかかわっておられる人たちです。+「中国帰国者センター」とか「ゆめ風基金」とか「子ども情報センター」とか地域を超えた活動をしておられる団体も来ています。
はじめは「ふーん」と思っていたのですが、徐々にこれはおもしろそうだなと。
で、乾杯すべくクーラーボックスの中身を見ると、スー○ードライと○番搾りが入っています。発泡酒じゃない!スー○ードライだけじゃない!すばらしい!
で、みなさんのそれぞれの活動を聞いていると、最前線で地域のマイノリティーとかかわっておられることがわかります。だからこそ、感度が高い。例えば、視覚障害をもつ人にとってのタンデム自転車の話が出てくると、すぐに反応されます。子ども情報センターの方は「しんぐるまざーずフォーラム」の人でもあったので、「ベビーシッター問題」を振ってみたら、「地域の高齢者と子育て」みたいな話になって、みなさん「うんうん」と。あるいは、みなさんが関心を持ったのが「中国帰国者センター」の活動でした。なんでも、地域に「中国帰国者センター」があるってしらなかったそうです。すぐに
「もっとつながりたい!」
と。
集まってこられた人は、みなさん、決して「若者」ってわけじゃありません。「若者は敏感」とか「若者の好奇心」とか、若さがもてはやされることもありますが、最前線で豊かな経験を積んでこられた方の感度の高さは、「若さ」とはまったく違うような気がしました。
終わってからも、当然場所を変えて呑みです。
ここでまたディープな話ができる。
淀川地区はすごいわ。

クールダウンかヒートアップか

で、近所の飲み屋に。
たぶん、みなさん2時間黙って話を聞いておられたでしょうから、フラストレーションたまってます。なので、最初はだんまり(笑)。
そのうち、今日の感想なんかを話してくれるようになった時点でスイッチオン(笑)。
ダメですね。まだまだしゃべりたりないらしい^^;;。
にしても、3回ともWinterさんと別のテーブルだったなぁ。ま、英語ができないわたしが同じテーブルに行かなかったのは、単にチキンなだけですよ(笑)。

ポストイベント・どこまで続く?(9日目)

朝、のそのそ起き出して、M木ちゃんと朝ごはん→総括会話。
で、身支度して、わたしは国際通りへ。この4日間で、はじめて会場・飲み屋・宿泊所以外に足を踏み入れます(笑)。で、軽くおみやげ買って、空港へ。第二ターミナル、やたら混みそうなので、さっさと移動して、最後のオリオンビールを楽しみます。マジ、沖縄で飲むオリオンビールはうまいです。
で、しばらく待ち合いの席に座っていると、くぼりえさんが!お互いビックリです。でも、今回の感想をお互い交わしたりしてバイバイ。
二時間ほどで大阪です。
で、なぜか大阪で友だちと合流して呑み(笑)。
ま、これで「どこまで続く?」シリーズも、一旦終了ってことで^^;;。

久しぶりの参加・どこまで続く?(8日目)

今回、久しぶりに「当事者交流会」に参加しようかと。ま、いろいろ理由はありますが、とりあえず、来年への布石ってことで。
で、会場に入ると、目の前に黒いヤツとか島之絆とか。ま、そこに座りますわな。すると、あとからあとからやってくる人がいて、気がつくとえげつないメンバーのテーブルになっていきます。おもしろいなぁ…。
島之絆のメンバーに紹介してもらった人たちとワイワイしゃべったり、まりあちゃんもまじえてワイワイしゃべったり。
そうこうするうちに、中村中さんのライブがはじまりました。すごいなぁ…。
てなうちに、交流会終了。
来年、どうする?

お店から出たら、はじけてしまったH間さんが「二次会!」とか騒いでます。ま、わたしもですけどね。で、近くの居酒屋でもうひと騒ぎ。
しかし、若いFTM
「向こうの人、知ってる?」
「いや、誰ですか?」
「特例法知ってる?」
「知ってます」
「特例法つくった人。この人もね」
みたいな会話をしたりして。まぁ時代も変わりました。
で、いろいろ話をしてたけど、最後は倒れてたみたいで、M木ちゃんが身元引き受け人になって*1、とりあえず沖縄の最後の夜も終了です。

*1:Kうさんが「頼むで、ほんまに頼むで」って念押ししてたとか^^;;。

さて、本番(笑)・どこまで続く?(7日目)

で、いよいよ(笑)懇親会。
ビール→ワインと渡り歩きながら、あちらで話をしたりこちらで話をしたり。にしても、優しい友だちたちが
「ほら、これ、食べ!」
って料理を持ってきてくださるのでとてもうれしいです。コップはずっと持ってるけど、おはしは置いちゃいますからねぇ^^;;。

「こっち来い」
と壇上に呼ばれて、そのまま行ったら
「ワイングラスを置いて来い」
って怒られて^^;;。いや、これ、ほんとはネタなんです。ってわからんか…。で、ひとりずつあいさつしろと。で、トリはわたしかよ…。
「あの、来年のオープニングどうしたらいいか、ずっと考えてました」
結局それです。壇から降りたら東さんがやってきて
「漫才やろか」
って、結局それかよ!

で、二次会ヘ。今回はK城さんつながりで、とってもいいお店を予約することができました。持つべきものは友だちです。ひとりではなにもできないわたしが、それでもなんとかやっていけるのは、すごく力のある友だちがたくさんいるからです。
さて、ようやく一緒に飲みたい人たちとゆっくりできるひとときです。が…。
ゆっくりしすぎて寝ちゃったみたいです(笑)。
目が覚めると
「帰るぞ」
と。で、歩こうとしたら
「乗れ!」
って言われて、タクシー押しこまれてしまいました。いやぁ、力のある友だちに恵まれています(^^)。

プレイベント・どこまで続く?(その6)

今日は終業式。長かった一年も、今日で終わりです。
で、いろいろ残務整理をして、とっとと職場を後にします。で、乗り継ぎ乗り継ぎしながら到着したのは那覇空港(笑)。あしたからはじまるGID学会の前泊です。人使いの荒いわたしは、沖縄の友だちK城さんに迎えに来てもらったりして^^;;。なんでもK城さん
「ツーシータ−やし」
って言っておられるので、どんな車かなと思ったらRX7でした。いやぁ、興奮です!
で、連れて行ってもらったお店が、夏にも来た「ゲジョル」です。
「今回は参鶏湯を注文してあるからね」
との野入さんのお言葉に、こちらも興奮です。とりあえずはオリオンビールからスタートするわけですが、オモニが
「これ、人気あるよ」
と薦めてくださったのが、ラズベリーのお酒。うーん、甘い…。と、突然ひらめきました。チャミスルと混ぜるとうまいはず!てことで、
チャミスル、ください」
「あー、みんな混ぜるとおいしいって言ってるよ」
突然のひらめきは正解でした。
そんなことをやっているうちに、K城さんとパートナーさんが登場。4人でわいわいしゃべりながらおいしい朝鮮料理をつつきます。と、参鶏湯登場。

でかっ!量多っ!うま!でも、完全におなかいっぱいになりました。
楽しいひとときが終わって、今日は野入さんの家にお泊まりです。ゲジョルから歩いて行くのですが、途中の町並みが、もう最高です。

えらい興奮しているわたしを見て、野入さんのひと言
「いつきさん、こういうところ、好きやねぇ」
あきれられてしまいました。
お家に着いたら2匹の犬のお出迎え。気がつくと、完全になつかれてしまっていました。

野入さんのお家でワインをいただきながら、社会学関係の話。うわぁ。魅力的やなぁ…。でも、わたしのいる場所は教育学。う~んと思いながら寝ていく夜でした。

きっとわたしはダメなんだろな・どこまで続く?(5日目)

まぁ、わたしがダメ人間なのは既知のこととして、プラス何がダメなのか…。
今日は校内セクションの忘年度会です。わたしが所属しているセクションは、部長を筆頭にとてもいい人たちで、仕事もバリバリとやる。で、ギャグのセンスも切れてるし、笑いが絶えない。まぁ、ここを逃げ場にする教員も多々いるみたいなところです。なので、その呑み会なら楽しくないわけがないです。ひたすら
「んま!」
「笑」
の繰り返しです。
で、わたしも一緒に笑っていたのですが…。なんか、徐々に「差」が明確になってきます。その「差」をひとことで言うなら「クラブ」です。ほんとに部活が楽しくてしかたない。そして、その部活を通した子どもたちとのつながりをほんとうに大切にしている。そして、子どもたちとのつながりが深い。ほんとうに
「先生なんやなぁ」
と思ってしまえる人たちなんです。
翻って、わたしは…。
部活は放ったらかしです(笑)。クラブは子どもたちの場所だと思っているので、「自分たちが居心地よく楽しめるように、自分たちで考えろ」ってスタンスです。なので、子どもたちとのつながりは薄い。
まぁ、体育系と文系って違いはあるでしょうけどね。
でもまぁ、そんな差を目の当たりにして、でも
「まぁいいか…」
と思ってしまった複雑な気持ちのひとときでした。

あ…。でも…。
トランスジェンダー生徒交流会に来てる子どもから卒業式の写真が「今から家族で飲み会です」というメッセージと一緒に送られてきました。その写真のかわいさに、思わず笑顔がこぼれました。
ま、そんなつきあいをしてるんだな、わたしは…。

「自然」と「反自然」の線引き・どこまで続く?(4日目)

今日の夜はトランス関係のミーティング。当然その後は飲み会なわけですが…。
まぁ、トランス関係の人と飲んでいるわけですから、話題はトランス関係になるわけです。で、話題はホルモン療法のことになっていって、そこではたと考えたわけですが…。

例えば、わたしみたいな年とってからのMTFのホルモンって、まぁ「効き」はたいしたことないです。すでに変化し尽くしたあと、ちょいと変化する程度です。でも、MTFであっても、例えば2次性徴直前あたりのホルモンは、おそらく劇的に効くんじゃないかと。そうすると、放っておいたらあっちにいくであろう成長の曲線を人為的に曲げることになる。そして、身体の形をコントロールしていく。例えば、胸の大きさはこれくらい。身長はこれくらい。声の高さはこれくらい。
しかし、そうした身体の形にはモデルがある。そのモデルは、おそらくは社会のあり方に規定されている。そして、その社会のあり方は、女性のあり方を規定している。そして、その規定に沿わないネーチブ女性の生きづらさをつくっている。
とするなら、「モデル」にあわせて身体の形をコントロールすることは、「モデル」からはずれたネーチブ女性の生き方を抑圧することにつながる。
トランスがトランスとして生きることを決意する時に「ありのままの自分で生きようと思った」なーんていうタームが出てくることがあります。でもその「ありのままの自分」が、実は「モデルとしての女性/男性」であるとしたら、そしてそのためのホルモンや手術ならば、それはほんとうに「ありのまま」なのか?っていうことなんですよね。

じゃぁ、わたしがやっていることは?
程度の差はあれ、同じことと言えるし、でも、違うとも言える。なぜなら、その「程度の差」こそが問題になるんじゃないかと思うからです。
トランスなんていう行為は、基本的に「反自然」なんだと思います。でも、その「反自然」の中に、どの程度「変えないもの=自然」をブレンドするのか。そのことで「モデル」からはずれた身体の形を持つ女性への抑圧を少しでも緩和することができ、そのことは最終的には(モデルからはずれざるを得ない)MTFへの抑圧を緩和することにつながるんじゃないかな。

たぶん正常な呑み会→?・どこまで続く?(3日目)

今日はとある研究会の最終会議です。まぁ、今年一年振り返って、来年を展望する感じでしょうか。
で、終わったら、これまた恒例の呑み会。
まぁ、そんなにひどい飲み方をする人たちではないので、しみじみとこぢんまりと飲むわけです。
と、そこにいきなりメール。
「呑も」
「うん」
早々に終わった飲み会を脱出して、別の飲み会へ。気がつくと終電です(笑)。
まぁこんなもんだわ^^;;。