今日は三田市内の某小学校の教職員研修会です。
とりあえずパートナーに握ってもらったおにぎりをぱくつきながら電車で向かいます。で、駅からちょこっと歩いたら到着。出迎えてくださったのは、知っている人です。でも名前が…。あ、結婚されたんですか…(笑)。
このNさん、校長さんの
「いつきさんの話は前にも聞かれたんですか?」
の問いに平然と
「えぇ、今日で3回目です」
と答えられます。もう飽きたでしょう(笑)。
そうこうするうちに時間になって会場へ。
今日は机の配置が「ロの字型」になっています。もしかしたらはじめて?まぁはじめてではないかもしれないですけど、そうは経験がありません。う〜ん、みなさんの顔が見えるので、しゃべりやすいようなしゃべりにくいような。やはりどうしても
「どわははは!」
とは笑われない人に注意力が集中します。
「なんとかして笑ってもらおう」
と思うのですが、ずっと「ふんわりとした笑顔」なだけです。う〜、きつい。いや、ほとんどの人は笑ってくださっているのですが、どうしてもその人だけは「笑顔」でおしまいです。
てことで、2時間後、敗北です。
まぁ100%なんてプロでも無理だろうと思うので、そんなことにこだわらなくてもいい気がするのですが、でもなぁ…。あ、90%ぐらいは達成していたから、ビールがうまいであろうことは確実ではあるわけですよ。それでよしとしましょうか。
カテゴリー: お座敷
再会
朝起きて、朝食を食べたら移動開始です。
どうしようかと思ったけど、まぁ時間もあることなので、箱崎の駅から門司港行きの普通に乗ります。途中快速の乗り換えたものの、そのままダラダラと門司まで。ここから一駅だけ乗って下関へ。さらに広行きの普通に乗って、到着したのは宇部です。駅を出たところにいたのは川口泰司さんです。
最後に会ったのは2年くらい前かなぁ。川口さん、今は地元での活動に専念しておられるので、山口まで来ないとなかなか会えないんですよね。
とりあえず、再会の握手をがっちりやって、車に乗せてもらってお家に連れて行ってもらいます。ここでもうひとり久しぶりの竹部さんと再会。こちらもいつ以来だろう。でも、メールではしょっちゅうやりとりをしているんですよね。さらにもうひとり、お子さんのしぃちゃんです。こちらはもしかしたら前にあったのは小学校に入る前?玖伊屋への参加について言うなら、K田さんがお子様を連れてこられるまではしぃちゃんとN川さん@大阪のお子さんが最年少記録を持っていたという強者です。
とりあえず4人で昼ご飯を呑んで食べて、近くの隣保館に向かいます。
今日は山口県同教の学習会です。
ほんとうに今回の山口は「念願かなって」という気分です。九州に行く時、いつも新幹線で山口を素通りします。そのたびに
「あぁ、ここに竹部さんや川口くんがいるんだなぁ*1」
と思うわけです。でも、ふだんは日程がタイト*2で、山口には来られませんでした。いや、本来会いに来るのは「自費」じゃないとダメだと思っています。そういう意味では、すでに人間として終わっている気もするのですが、まぁ終わっていますね^^;;。
というのはおいといて、川口くんの「地元」を訪ね、「仲間」と会いたいと、ずっと思っていたのです。
あらかじめ
「少ないよ〜」
と聞いていたのですが、なんのなんの。予想の倍くらいの人が来られました。みなさん、わたしの早口に面食らいながらも、だんだんとペースに慣れてこられたのか、徐々に固さもとれてきていい感じになってきました。
終わってからの質疑応答もたくさん出てきました。さらに、在日のオモニが自分の生い立ちと重ねながら感想を言ってくださったのですが、これがほんとうにうれしかった。
なんでも日本キリスト教団宇部?橋教会というのがあって、ここが本当に活発に社会活動をしておられるとか。感想を言ってくださった在日のオモニをはじめ、そこに通っておられる信徒の方々が、今日もたくさん参加されていたそうです。他にも竹部さんの関係では学校の保護者の方々も来ておられたということで、地域の中でがんばっておられることがよくわかりました。
結局閉館時間ギリギリまでいろんな立ち話をして、追い出されるように(笑)会場を出ました。うん、楽しかった!
そうかぁ、なくなったのかぁ
で、会場へ。かなりさまよい歩いたのですが、会場はラーメン屋さんのすぐ近くでした(笑)。
今回、福教組のお座敷ですが、実は7年くらい前に一度呼んでいただいています。その頃は「地区別学習会」ということで、福岡県を4つの地区にわけて、2人の講師が2年がかりでその4つをまわることになっていました。で、もうひとりの講師が誰だったかというと、これが池上千寿子さんでして、もう、完全に舞いあがってしまっていましたよ。
ところが、この地区別学習会が今年度からなくなって、博多市内で定例学習会をすることになったとか。
たぶんいろいろあったんでしょうね。でも、逆に言うならいろんな地域の人たちが集まってくるという意味では、それはそれで意味があることなのかもしれません。今日も100人以上入りそうな会場が満席です。すごいです。
福岡の皆さんはよく笑ってくださるのはわかっていたのですが、それでもはじめに「協力のお願い」からスタートです。なかにはポカンとしている方もおられますが、そのあたりのことを「わかっている」方もおられるわけで、徐々に協力体制が全体にまわります。そうなると、あとはしめたものでして。
気がつくと2時間、きっちりしゃべりたくってしまっていました。
終わってから久しぶりに聞いてくださった方に、
「話、一緒だったでしょ?」
というと、
「新しいネタもちょっとは入ってた」
ということだったので、ちょっと安心しました(笑)。
今日は2人会
今日は朝から大阪へ。QWRCの「LGBTの医療・福祉2―豊かなサバイバルを考えよう―」でO田さんとの2人会です。
事前に電車の中からO田さんに
「ネタあわせせなあきませんね」
とメールを送っておいたのですが、会場に着いたら
「今、駅前の喫茶店」
というメールあり。あぁ、ネタあわせの場所の連絡をとりあっていませんでした。
しばし待つとO田さん登場。
O「さて、どうしましょう」
い「どうしましょう」
…。
まぁなるようになりますわ。
まずは井戸田一郎さん@しらかば診療所が話をされます。東京から愛知までのさまざまな診療所へのアンケート調査にもとづいて、診療所ごとのセクシュアルマイノリティへの対応について説明がありました。基本的には
「患者として受け入れる」
というのは当たり前なわけですが、中には
「そういう人ばっかりになったら…」
とか
「風評が…」
といった反応もあったみたいで、まぁ正直というかなんというか–;;
一方、
「自分の中にやはり差別意識があるかも」
という答をされたところもあったようで、なかなかおもしろい結果になっていました。
他にもいろんな話をされていたのですが、「次のこと」に気をとられていて、きちんと聞いていなかった^^;;
続いて、O田さんとの2人会。今回は寸劇で攻めてみることにしました。
とりあえず診察室のドアをノックするところから開始。
O「いやぁ、最近暑いですねぇ。こんな時期だと」
い「ビールがうまいですねぇ」
O「いやぁ、そうですねぇ」
と、まぁいつもの診察室での会話そのまんまです。
その後、ふたりで若年層問題について、いろいろボヤキ倒しました。
で、約1時間ボヤいたところで
い「あ、もう1時間もたってしまってますがな。次の人が」
O「あ、そうですね!」
い「じゃぁ、また後で」
みたいな、これもいつもの診察室の会話です。
でも、会場から笑い声も出て、これはこれでありかなと。
初倉吉
なぜか目が覚めたのが4時半。いくら昨日の夜早めに寝たとは言え、やっぱり眠たいです。でも、2度寝は怖いので、なんとなくネットサーフィン。やがて頃合いもよくなったので、ノロノロ起きてコーヒーを入れます。
で、出撃準備→京都駅に向かいます。
列車*1に乗って到着したのは倉吉です。「スーパーはくと」のガッツキ席は快適でした。
到着すると、鳥取の濃いぃ人のうちの一人S伯さんがおられます。この人のフットワークの軽さだけは、ほんとうに頭が下がります。
30分ほど世間話をして、会場へ。主催者の方は
「40人ぐらいですかねぇ」
などと言っておられたのですが、実際会場に行くと60人は越えているみたいです。暑いさなか&高校野球がはじまっているにもかかわらず、ありがたいことです。
それにしても、初めての土地は「お土地柄」がわかりません。笑ってもらえるのか反応が静かなのか、とりあえず探るしかありません。でもまぁ、知りあいとか見たことがある人が何人かおられたから、まぁ大丈夫でしょう(笑)。
話しはじめると、ほんとうにニコニコ話を聞いてくださる方が何人かおられます。助かります。子連れの若い人が何人かおられて、ネタについて来られないところもところどころあるようです。こういうところのフォローも考えていかないといけないでしょうねぇ。まぁ、今もできる限りやっていますが…。
でも、話し終わった時の拍手がすごく力強かったので、おそらく楽しんでいただけたんじゃないかと思います。終わってから、何人かの人から
「今日のビールはおいしそうですか?」
と聞かれたので
「もちろん!」
と正直に答えました。いやぁ楽しかった!
*1:≠電車
熱い担当者と…
今日は滋賀県内の某私立高校の教職員研修会でお座敷です。研修会の開始時間は17時。ってことは、終了は19時。いったいどんな勤務時間なんだ?と思ったら、定時制でした。
ここの担当者の方から幾度かメールがあって打ちあわせをしたのですが、どうもどういう人かわかりません。でも、交友範囲がわたしの滋賀県内の人脈とほぼ一致しているので、まぁ「その筋」だろうとは思っていたのですが…。
学校に到着して応接室で話をしていると、まぁ熱い人です。ムラの子とも在日の子ともきちんとかかわっておられます。それだけじゃなくて、地域にもしっかりと出入りしておられます。いまやこういう人、珍しいかも。でも、とっても楽しそうです。
で、お座敷…。
みなさん、とってもまじめです。でも、顔がニヤニヤニコニコしている人がおられるので、おそらくそれなりに反応してくださっているんだと思います。
「人権教育研修会」とタイトルがついてしまうと、どうしても3K*1のイメージがつきまとうし、また、
「きちんとしなくちゃ」「まじめにしなくちゃ」
というプレッシャーがかかってしまいがちです。まぁそのプレッシャーをどうはねのけるかがわたしの仕事なわけですが、なかなかはねのけきれないことはよくあります。でも、みなさんの顔を見ていると、どういう気持ちで聞いてもらっているかが、なんとなくわかります。
ということで、今日は大ウケというわけじゃなかったけど、しみじみウケた系って感じで、無事終了。
で、熱い担当者の方としばし話をして学校をあとにしました。
*1:カタイ・コワイ・クライ
で、ここからが本番
で、中学について、まずは給食をいただきました。メニューは夏野菜カレー。お味は…。まぁヘルシーですわ(笑)。
で、体育館へ。わたしにしては珍しくプレゼンテーションソフトを使います。いや、400人相手にすると、ホワイトボードではきついんですよね。
で、お座敷開始。
みんな暑いのに体育館に座ってくれて、ほんとうにしんどいやろなぁ。と、元気のいいぼーいずが後ろから入ってきました。えらい騒いでいます。横の扉のあたりにも元気のいいがーるずがなんとなくたむろっています。
先生方、なんか気が気じゃないみたいです。その感覚、わかります。でも、あの子ら、聞かないつもりだったら、おそらく入ってきません。聞こうと思っているからわざわざ入ってくるんでしょうね。でも、おとなしく聞くことはプライドが許さない。まぁそんなプライド邪魔なだけなんだけど、そこは厨房というものです。なんだかんだと言いながら、結局最後まで体育館に居続けてくれました。そうそう、圧倒的多数の400人ぐらいの子どもたちも、暑さに耐えながらも、けっこうまっすぐな目をして聞いてくれていました。
事前に
「聞けるかなぁ」
と言われていたのですが、なんか心地よかったです。もっとも、1時間を越したあたりでみんな限界だったみたいですけどね^^;;*1。
終わってから校長さんが
「校長室へどうぞ」
と言ってくださったんですが、扉付近のがーるずにつかまって、しばし話。でも、こういう時間が実は大切なんですよね。その横を体育館から出てくる生徒たちがいっぱい通ります。みんななんだかんだと声をかけてくれます。やっぱり優しいなぁ。
で、しばし校長さんと話。なんでもかつて奈良の中学校で教員をしておられたみたいで、「やんちゃくれ対応」みたいな話で盛りあがりました。
その後保健室へ移動。もちろんがーるず&ぼーいずの根城です。なんだかんだと興味本位な質問が来るのですが、それは適当に流します。やがて、ぼーいずはお互いにじゃれあって走りまわります。それを横目で見ながら、わたしはがーるずと一緒に、なぜかテーブルの上にあるジグソーパズルをしています。
い「おとこってしょうがないなぁ」
が「おんなが大人なだけなんちゃう?」
い「うん、おんなはいろいろあるから」
みたいな会話をしみじみします。あとで聞いたらこの子、家庭環境がすごく大変らしくて、ほんとうに「いろいろある」とか。ふだんはほとんど学校に来ていないけど、今日は話を聞くために学校に来てくれたとか。ほんとうにうれしいです。
他にも、金髪だけど妙になつこい笑顔の子が、保健室を出たり入ったり。たぶん言いたいこと、伝えたいことがあるんだろうけど、言えないんだろうなぁ。でも、その態度で十分「言いたい」という思いは伝わってきますよ。
やっぱりお座敷のあと、学校に残って保健室に来てよかった。
でも、そろそろ学校を出ないと帰りのバスに間にあいません。みんなと握手して玄関を出たら、野球部の子どもたちが拍手で見送ってくれました。さらに校門の外には金髪の子がいます。たぶんさりげなく見送ろうとしてくれていたのかな。もう、感激です。
でも、みんな混乱しているやろうなぁ(笑)。
*1:いちおう約束は70分だったんですけどね
手づくりの学習会
今日は津山のお友だちH瀬さんに呼ばれての学習会です。事前のメールで「参加者は8人ぐらいかなぁ」と聞いていました。まぁ、1000人でも8人でも、ある意味同じことです。もちろんウケた時の迫力は1000人の方がすごいけど(笑)、快感の質は同じですね。というか、少人数の方がもしかしたら難しくておもしろいかもしれません。一人ひとりの表情がよくわかりますから。
まぁそんなことを考えながら、会場に向かいます。しばらくしてH瀬さん登場。
「久しぶりです〜」
とあいさつを交わして、わたしはしばし待機。というか、↑を書いていたんですけどね。
で、お座敷スタート。みなさん、すごく真剣に聞いてくださいます。「しょーもない漫談をそこまで」と思って、
「いや、そんな真剣な話じゃないんですが」
と言っても、しばらくしたらまた真剣モードに入られます。でも、うれしいです。
途中、なぜか意識が飛びそうになりながらも*1、無事、真剣かつなごやかな2時間のお座敷終了です。
その後、みなさんアンケート(感想文)を書いておられるのですが、これまた鉛筆が走るすごい音がしています。いや、まいったわ…。
*1:理由はきっと↑
怒濤の2日間(その4)・
朝5時に起きる参加者がいます。そ〜と、帰って行かれました。それだけ無理をしてまで来てくれているということです。朝6時に目覚ましをかける参加者がいます。でも動く気配がありません。てことは、目覚ましのセットしてるの、わすれているだけですね。やれやれ…。で、わたしは7時に起き出してシャワーを浴びてスタートです。あとはK淵さんたちにまかせます。まぁ卒業生だからなんとかなるでしょう。
で、京都駅から再び大阪府南部へ。それにしても、昨日堺市にいたんだから、そのまま泊まれば楽なのに、なにが悲しくていったん京都にもどるんだ?まぁ、完全な日程調整のミスですね。
で、到着したのは「南花台公民館」です。
なんでも、東京のある団体に講演依頼をしたら、京都の人が紹介されたらしいです。でも、せっかく京都の人間に声をかけてもらったんですから、東京の人とはひと味違う話をしたいものです(笑)。
お客さんは主として地元のちょっと年齢層が上の方々です。でも、あえて来られているわけですから、皆さん積極的です。はじめは
「ふ〜ん」
という感じだった人も、なんか最後の方は目が笑っていましたから、成功としましょうか。
終わってからも何人かの人に声をかけていただいて、気持ちが通じたんだなぁと感じました。
そうそう、終わってからの会話の中で
「科学的に考えるか否か」
みたいな話が出てきまして。
う〜ん、おそらくは科学的に考えなくちゃならないんでしょうけど、それは簡単にすぱっと切りわけるためのものじゃなくて、直感に頼らないというための「科学的」なんだろうなと思います。
まぁなんのことかわからないな。
怒濤の2日間(その1)・「ええ加減」なお座敷
で、朝、お座敷です。
いつものつかみもできないし、さてさてどうしたものでしょう。まぁ、「1時間15分で」と言われていたので、ショートバージョンで流していきましょう。
と思って話しはじめたのですが、なにせ聞いておられる方が「その筋」の人たちなので、話への食いつき方が半端ないです。てことは、当然話をする側としてもコッテリになりはじめるわけで…。気がつくとあっという間に1時間ほど過ぎています。でもまだ半分も行っていません。
「どうしよう」
と思ったところで司会の人が紙を持ってこられます。これは
「あと15分だぞ!」
という紙だろうなと思ったら、
「30分延長OK!」
という紙でした。なんちゅう…(笑)。延長可能な時間としては、今までで最長です。
もともとがショートバージョンだったおかげもあって、もしかしたら普段よりも深いところまで話ができたかもしれません。
「このパターンもありかな」
と思った瞬間でした。
でも、あとが詰まってきたな…。