去年もおじゃました滋賀県の中学校。今年も呼ばれました。
この中学校、しんどい子どもがたくさんいる中で、ほんとうに豊かなとりくみをしておられます。で、わたしはそれで充分だと思うのですが、
「中学校時代最後のしめくくりをいつきさんに」
とか言われてしまい…。いや、それを「蛇足」というのではないかと思うのですが…。でも、去年行った時もすごく真剣に話を聞いてくれて、すごい感想が出てきて、こちらが元気をもらうという経験をしました。なので、今年も行かせていただくことにしたのですが…。
なにせ、昨日の今日です。眠い。でも、眠気に負けてはいけません。
最近、生徒さん相手のショートバージョンの場合、プレゼンをつかいながらすることにしています。といっても、いろんなものが飛んできたりするわけではないです。単なるスライドです。
でも、そんなチープなのでも、今年も生徒さんたち、すごい真剣な眼差して聞いてくれました。
終わってからの後かたづけ、ちょいヤンチャそうな子が、なぜか残って教員を手伝っていたり、ホームルームのあとの休み時間の廊下で
「生まれ変わるなら、次は女がいいなぁ」
とか言う子がいたり。
うん、おもしろいなぁo(^^)o
カテゴリー: お座敷
そっちかい!
で、朝日を見たところで、移動開始。
実は昨日のお座敷を入れたあとで、ふと嫌な気分がしてメールの過去ログを見たら、今日の昼に兵庫県中部でお座敷を入れていたことが判明。
「果たして行けるのか?」
と真っ青になりましたが、幸い始発とは言わないまでも、7時半くらいの電車に乗れば間にあうことが判明。ホッと一息ということでした。
にしても、かつてトリプルブッキングとかやったことあるからなぁ。こわいです。
てことで、4時間ほど電車に揺られて、福知山線沿線の駅に到着。そこから小一時間ほど車に乗せてもらって、会場に到着。
ところが、車の中の話題が、なぜか「部落史の見直し」です。なんでも、現在研究途中とか。となると、ついいらん虫が騒ぎはじめます。
「ちょいとちょいと、ええ資料、ありまっせo(^^)o」
てことで、会場に到着したところでいろんな資料をパソコンから出したり。
さらに、昼ごはん中も部落史談議。結局、お座敷開始15分前まで部落史の話で盛り上がっていました。
うーん、頭のモードの切換しなくちゃ^^;;。
で、お座敷の方は…。
主催者の方が
「動員ではない集まりをと思ってはじめた」
というセミナーだけあって、みなさん、すごく積極的な感じです。たしかに人数はそんなには多くはないのですが、そのかわりに「ほんとに聞こうと思って来た」という人たちなんですね。なんというか、しっかりと食いついてきてくださる感じ。おかげさまで、なんかすごく噛みあった感じで話ができました。
終わってからも、いろんな人と、楽しい話やまじめな話ができて、なんだろう…。「小さな大切」が生まれたいい時間を過ごさせてもらいました。
すごい!
校正は、とにかく強制一段落プレイです。いや、他のことがまったくできません。
てことで、この一週間やり残してきたあんなことやこんなことをさくさくやります。まぁ、頭を使う仕事は最後まで残るわけですが(T_T)。
で、夕方から移動開始。
夜は三重県南部に到着。なんでも、夏に行かせてもらった時に「もっかい来い」となったみたいです。
しかし、人権教育研究会の研修会が、金曜日の夜のゴールデンタイムにあるってのが信じられません。思わず
「うちの研究会だったら、確実に飲み屋の座敷でやろうかとなって、参加者見たらカウンターでできるやんみたいな人数になりますよ」
と、わけのわからんマクラではじめたのですが、ウケませんでした^^;;。
集まってこられたのは130人ほど。研究会の人数が200人くらいということなんで、半分以上の方が参加されていることになります。
つくづくすごいと思います。
みなさん、研究会に入るのが当たり前で、研修会に参加するのも当たり前なんですね。いや、「それが当たり前ではないところに行ったら」って批判は可能なんですが、でも「当たり前でないところ」しか知らないわたしにとって、やはりすごいことだと思うわけです。というのは、それが当たり前である間に、いかにたくさんの蓄積が得られるかと思うわけです。
おそらく、なんにつけても、どんな逆風が吹こうが、たとえそれが暴風であろうが、あくまでもやる「確信犯」なんてのは、ごく少数の人なんだと思います。
例えば、わたしだって、ある局面では「確信犯」でしょうが、別の局面ではまったくそうではない。そんなもんです。
で、「確信犯」はどうでもよくて、そうではない人がどれだけ蓄積を得られるかは、やはり「当たり前」であることが大切だと思うのです。そして、今目の前にいるみなさんにはそれがあると思った時、素直に「すごい!」と思ってしまうわけです。
かと言って、みなさん、嫌そうでもなければ、まじめくさっているわけでもありません。「どうせ聞くなら楽しく」という空気がすごく伝わってきます。
今日は二時間もらっているおかげで、普段しゃべれないところまでしゃべらせてもらえて、うん、感謝です!
今年初
今日は泉南の方でお座敷です。でも、天気は雨。しかも、考えてみたら成人式の日。まぁ、わたしが「この日はあいてます」って指定した日なわけで、もうしわけないなと。
てなことを考えながら、会場に到着。
んー。もしかしたら、お座敷はかなり久しぶり。前回から一ヶ月以上あいてます。はたしてネタを覚えているかどうかですね。
で、しゃべりはじめたのですが…。
いつものように、ほんとにしょーもない話なんですが、さすがは「笑い」に厳しい泉南の人々です。反応はだいたい3通りにわかれます。「まったくウケない」「ウケにつきあってくれる」「意外なほどに大ウケ」。で、他の場所ならば、最後の人々は反応を殺しはじめてしまうのですが、ここの方々は反応を殺すことは芸人を殺すことにつながることをわかっておられるんでしょうね。ちゃんと最後までウケてくださいます。それにつられて、ウケにつきあってくださる方もちゃんと反応してくださって、ほんとにお客さんに救われたお座敷でした。
飛んだ!・ハードな3日(5/5)
担当の方々と昼ごはんを食べて、しばし休憩。思わずパイプ椅子を並べて身体を伸ばしてしまいました。あー、気持ちいい。そのまま少しだけウトウト。
さて、気合を入れ直して、もう一発行きますか。
わたしは何度もしゃべっているけど、聞く人ははじめてです。だから、毎回気持ちをリセットして、はじめて話すくらいの気持ちにならなきゃね。
話はじめの雰囲気は、あるいは昨日からの3回で一番いいかも…。でも、ヤバイです。途中、言葉が繰り返されてしまったり口ごもってしまったり。たぶん、緊張が切れかかっているな…。と、やってしまいました。セリフが飛んだ!でも、そのおかげで、緊張感を持ち直して、最後までしゃべり切れました。
みなさんも午後最初なのに眠りもせずに*1ニコニコ聞いてくださって、よかった…。
*1:「ほとんど」ですが
おどろきの…・ハードな3日(4/5)
朝、身体が動きません。当たり前です。自業自得です。それでもなんとかシャワーを浴びて、新大阪に向かいます。今日も昨日の午後と同じ場所でお座敷です。
行きのコンビニで、思わず「ウコンの力クール」を買ってしまいました。いや、しんどさの主たる原因は寝不足なんですが、「ウコンの力クール」の清涼感はけっこう好きかも。
で、10時まで担当の方と話をしたり、しばしボーっとしたり。それにしても、担当の方、忙しそうです。昨日の晩に東京から帰ってこられて、午前中にまた東京に行かなきゃならないとか。
「泊まってこられないんですか?」
「いや、いつきさんにあいさつを…」
どんだけていねいなんですか(T_T)。でも、これが企業なんですねぇ。
てことで、お座敷開始。「朝からテンションの高いことですみません」という気分です。でも、みなさんのんびり楽しんでいただけたかなぁ。リアクションもけっこうよかったしo(^^)o
ちなみに、見事に1時間半ジャストで終了。担当の方も驚いておられたけど、わたしの方がもっとびっくりしましたわ。
微妙に緊張・ハードな3日(3/5)
布団に入ったのが3時半。で、朝起きたのが5時半〜6時。いや、これ以上寝るのは不安です。てことで、7時前にチェックアウトして、バス停へ。
とにかく眠い。てことは、バスの中で寝ればいいのか(^^)。でも、ウトウトできたのは1時間半ほど。結局ボーっと起き続けていました。大丈夫かなぁ。
今日の会場は新大阪駅近くの某ビル。もしかしたら、企業の研修ってはじめてかもしれません。待ち合わせまでかなり時間があったので、ロビーにたたずんで「本読み、本読み」とやっていたら、おもしろいもので、次々とわたしの近くで立ちどまる人が出てきます。おもしろいなぁ。そのうちしゃがみこんだら、ガードマンの方に注意されてしまいました(T_T)。
で、企業の担当の方と合流して会社のエリアへ。んー。なんか、いかにも「大企業!」って感じです。にわかに、なんとなく緊張しはじめました。が、一方でなんとなく緊張が緩むというか投げやりというか…。あ、寝不足でマヒしてるんだ(笑)。
で、お座敷開始です。今日の持ち時間は1時間半しかありません。厳しいです。どこを削除するかは、あまり事前には考えられません。その時の反応と流れと残り時間を見ながら、瞬時に判断するのが常です。
今日は…。か、壁の時計の針が見えにくい(T_T)。たぶん聞いている人たちはなにを見ているかわからないでしょうけど、わたしはひたすら時計の手前の人を見た直後に時計の針を見ているのです(笑)。
そのかいあってか、なんとか時間ちょうどくらいで終了。
うーん、こんなにへつらないと1時間半で終われないんだ。勉強になりました^^;;。
で、なにをしゃべれと^^;;・ハードな3日(2/5)
で、バスに乗って移動開始。ちなみに昼ごはんをどうすべきかをメールで友だちとやりとり。最終的に友だちの提案通りオベントにすることに決定!バスに乗って
「いま、ぷしっ!とやったよ」
とメールしたら
「え!今から仕事じゃないんですか?」
という返事。いや、仕事は夜ですねん。
で、到着したのは松山。愛媛LGBT映画祭のトークとのことです。
んー。ひとりでトーク。なにをしゃべればと。どれだけ考えてもわかりません。なので、エディさんにお手伝いをしてもらうことにしました。ありがとうございます。
久しぶりに映画を見ました。んー、こんな言い方はあれだけど、超個人的には「青春の1ページ」とも言えるな^^;;。
で、トーク開始。やっぱりエディさんに相手をしてもらってよかったです。たぶん聞いている人がわからないであろうところをフォローしてくださいます。そんなのを交えながら、個人的なところから少し運動よりのところまで、会場からの質問も交えて一時間半ほどのトークも無事終了。
しかし、個人的にヒットだったのは、終わってからの、とあるお友だちのひとこと。
「「なぜうまくいってるか?」って、そりゃいつきさん、前から自分のやりたいようにやってるもん」
確かに言われてみたらその通りです^^;;。笑ってしまいました。
いとおしい・ハードな3日(1/5)
朝、とある小学校の一時間目の授業におじゃましました。なんでも、ここに当事者の子がいるとか。わたしは助っ人です。
いや、はじめこの話が来た時、正直気が進みませんでした。もしもみんなに話したければ自分でやればいい。それは、小学生であろうが大人であろうが同じです。
でも、「どうしても」ということだったので、そう言われると、まぁしゃあないなと。
ところで、行くことにしたのはいいですが、小学生相手に30分〜40分。なにをしゃべれと(T_T)。この数日間ずっと考えていました。で、一応昨日の夜に大筋完成させて、今朝の道中に最後の微調整をして、いよいよスタート。自分の話をしたり、「仲間とは」みたいな話をしたり、まぁ、ちょいとわかったふうのことをしゃべっていると40分なんてあっという間に終わりました。
話が終わったら、センセが
「感想を誰か」
と、一人の子どもが手をあげて
「わたしもいつきさんも同じ気もちがあって…」
と語り出しました。
この子か…。
メッチャしっかりしています。わたしなんて来なくてええやん^^;;。そう思ったのですが、話し終えてしばらくしたその子を見ると、目から涙があふれているのが見えました。そうだったんだ。
センセから解散の声がかかったので、すぐにその子のところに行って、思わず抱きしめてしまいました。
しっかりしてるんじゃなくて、しっかりしないと生きていけないんだ。自分の内からパワーを出すことで、ようやく立てている。そんなオーラが伝わってきました。小さな仲間に出会えたこと、そしてその子への愛おしさに、わたしも思わず泣いちゃいました。
来てよかった。もしもその子な望むなら、長くつきあいたいな…。
これが原点かも
今日は午後から「きたかわち近未来塾」というグループのお座敷です。
このグループ、この4月からスタートしたらしいです。
スタッフをしている人たちは、人研関係の人たちですが、完全な自主グルーブなんです。つまり、参加は自由で会費制。金銭面だけじゃなく、あらゆる制約があります。でも、だからこそ、とても自由に活動ができる。
今日集まってこられたのは15人ぐらい。
「小さな集まりです」
と笑っておられます。たしかに。でも、集まって来られた皆さんの表情がいきいきしています。
まぁ、あまり大ウケといかなかったのはわたしの力量不足なんですが、でも伝わっている感が感じられます。
んー、なんか、原点って言葉が頭の中を駆けめぐったひとときでした。