眠い目をこすりながら職場に行って、とりあえず試験監督を一コマこなして、そのまま脱出。向かうはいまのおべんきょ場所です。が、今日はおべんきょではありません。なんか、学長自らが企画したのかな?diversity & inclusionのパネルディスカッションらしいです。ちなみに、基調講演は日本IBM最高顧問の下野さん。メッチャえらい人じゃないですか!そのあとのパネルディスカッションは、コーディネーターが東さん。なんか、どないなってんねんと。
てことで、行きの電車の中で、ひたすらプレゼンづくりです。とはいえ、ほとんどがネタのスライドです。メッチャまじめな企画なのに、こんなネタだらけでええのかなと思ったけど、まぁええわと。
てことで、下野さんの話。前半はIT関係の話でしたが、なまじわかるだけにおもしろい。そして、後半はdiversityのとりくみです。これもまたすごい。ものを考えるにあたって、かなり参考になることがありました。
で、パネルディスカッション。冒頭にわたしから問題提起をしたのですが、時間がないから壊れたテープレコーダーのようなスピードで話さざるをえなかったのですが、なかなか笑いもとれてうれしかったです。なかでも、一度やりたかった「Ally≠arai」ができて満足でした(笑)。
にしても、40分くらいのシンポの短いこと。ほんとにあっという間に終わりました。
カテゴリー: お座敷
素直な反応と12年ぶりのお座敷と・怒涛の4日間(2日目)
今日の午前は滋賀県の湖西にある中学校でお座敷です。このお座敷、実は10月に急遽決まりました。なんでも、この時の話を聞いてわたしを呼ぼうと思ったとか。なにかが響いてくれたならうれしいですね。
それにしても、呼んでくださったK川さんはなかなか闘っておられるようです。まぁそれはそうか…。ということで、久しぶりに湖西線に乗って中学校へ。気持ちのいい坂道を登ると、広いグランドでソフトボールやったりサッカーやったりしてる子どもたちの姿がありました。いい感じてすね。
で、お座敷開始。なんというか、すごくまっすぐな顔でこちらを見てくれる子どもたちです。すごく素直です。ほんとにいい子らです。しっかりと話を聞きながら、反応すべきところで反応してくれます。しゃべりやすいから、どんどんしゃべってしまいます。もちろん、授業ですから時間は厳守なわけですが、話を深く掘り下げようという気になります。深く掘り下げることで、自分の中の気づきみたいなものがあって、お座敷中に内容に少し補足を入れたり。そんな気づきも、この子どもたちの前でしゃべったからこそなんでしょうね。
50分があっという間に終わって、子どもたちが武道場から出ていくのを見送りました。
で、移動開始。午後は大東市人教の大会です。
大東の人たちにはほんとにお世話になっているというかお世話をしてるというか(笑)。ここがおもしろいのは、わかい教員が育っているところです。そこには仕掛けがあって、「北河内未来塾」の存在が大きいんだと思います。ここで自腹を切って人権を学んで、その中で人権にかかわることの楽しさみたいなものを経験しておられるんですよね。
ちなみに、わたしは2004年に呼んでもらっていて、その時も当時の若手教員が「時期尚早」と言われながら、強烈にわたしをプッシュしてくださったとか。まぁ、人騒がせっちゃぁ人騒がせなわけですが、結果オーライならよしとしましょ。
今回は12年前とは違ってpattern2です。
舞台に上がって、ひょいと前を見ると、目の前に12年前にわたしに声をかけてくださった方が座っておられます。とたんに緊張です(笑)。
で、お座敷開始。
少し音響が悪くて聞き取りにくいかなと思いながらも、しかたないものはしかたないわけで、いつもの調子でヘラヘラと話すことにしました。途中、気を失っている人もおられましたが、わたしも気を失いそうなわけで(笑)、お互いさまです。だって、授業を終えてから残りの仕事をやらずに来ておられるわけですから、しかたないです。そんな人が聞きたくなる話をするのがわたしの仕事のはずですからね。でも、強烈にウケてくれてる人もたくさんおられて、ひとまず安心しました。
終わってからも、わざわざ話しかけに来てくださる方もおられて、ホッと一息です。
慣れないことはするものじゃない・怒涛の4日間(1日目)
わたしはふつうに8時半〜17時まで勤務しているので、基本的には平日昼間はお座敷はしません。でも、行かなきゃならん時は行くのですが、それはごくたまに例外はありますが、基本的には定期テスト中と長期休業中に限られます。逆に言うなら定期テスト中や長期休業中にお座敷が固まるわけです(;_;)。
で、今日から定期テストなので、怒涛の4日間がはじまります。
ちなみに、定期テストって、試験監督と採点があるわけで、両方とも免除になるわけもなく、お座敷がない時間に集中してきます。てことで、お座敷行ってないときはどちらかをしています。
てことで、試験監督をふたコマこなして、奈良県南部へと移動開始。今日は某市人教とPTA連合会と人権協の合同研修会だとか。「なんでわたしが」と思ったけど、理論的なのはウケないからと言われて納得(笑)。
てことで、久々に「元ネタ」です。
で、話はじめたのですが、なんか話しにくい。音が向こうから跳ね返ってくるんですよね。それと、みなさんの笑い声が拡散します。これは、ウケてる人の顔を探しながら話すしかないです。
で、はじめの方の説明で、最近仕入れたパターンにチャレンジしてみたのですが、これが困ったことを引き起こしました。あとでそのネタを使うはずなのにパターンを変えたから使えない。ヤバイです。あせります。自分の話って、こんなに伏線をはりまくっていたんだと、あらためて感心するわけですが、感心しながらも、必死でなくなった伏線をどうリカバーするか考えます。こうなると、未来を探りながら今を話すので、脳みそがふたついります。そのうちとうとう後で使うネタを先に使ってしまいそうになってしまいました。あーあ。
それでも、ずっと笑い続けてくださった人もいたりして、聞いてくださるみなさんに助けられながら話せました。終わってからも「おもしろかった」と言ってもらえて、申し訳ないやらホッとするやら。
にしても反省やな。修正しなきゃ。
ダブルヘッダー
山田別荘の朝は、とにかくきれいです。光と影のコントラストが素晴らしい。とくに、影がきれいです。絵画や写真にうといわたしがこんなふうに思えるわけですから、ほんとにきれいなんでしょうね。
で、おいしい朝ごはんをいただいて、別府中央小学校へ。今日の午前はなぜか小学校5年生・6年生対象のお座敷です。なにを話すか、ものすごく悩んだのですが、たまにある中高生向けの話をすることに決定。ほんの少しだけプレゼンはいじったけど、まぁええかと。
与えられた時間は45分。どうなるかと思ったけど、質疑応答もいれてほぼほぼオンタイム。よかった。にしても、質問がすごいです。「トランスジェンダーの人で尊敬している人はいますか?」なんていう質問は、大人のお座敷ではまずありません。もちろん尊敬する人はたくさんおられるのですが、やはりここはマレーシアのニーシャさんをあげなくちゃならないでしょう。「世界の中には、トランスジェンダーであるというだけで投獄されるような国もあります。そんな中で闘う人もいます。あるいは、性別を変えて生きられるなんて考えられなかった時代に性別を変えた先輩もいます。わたしはそんな人たちを尊敬します」。もしかしたら、wpathに行ってから、ほんとに自分の世界が広がったのかもしれないなと思います。
なんか、小学生対象のお座敷、ものすごく不安でしたが、話をしてよかったっていうふうに思いました。
午後は人権・同和保育研究大会。
ここで、「トリカブトの純子」を見ました。なんと、基調報告をするために登壇された橋本さん、基調報告を読まずに「人の値打ち」の朗読です。瞬間、橋本さんの右手に匕首が見えたのはわたしだけじゃないと思います。これだったんですね。この鋭さだったんですね。
で、わたしの番です。
今日は2時間もらっているので、かなり余裕があります。最近目覚めた「タイピンマイク」もあるので、動きがメチャクチャ自由です。今日聴いてくださるのは保育士関係の人々です。たしかに中学生や高校生の話は実感がわかないでしょうけど、保育園段階の話をすると、とたんに身を乗りだしてきかれるあたりはすごいです。「笑い」は少なかったものの、なごやかな雰囲気でお座敷を終えることができました。
演歌が似合いそうな街で
朝は7時起床です。休みの日に何が悲しぅてとは思うのですが、すべてわたしの責任です。
てことで、特急に乗って北へ北へ。到着したのは豊岡です。
豊岡は雨。迎えに来てくださったY谷さん曰く。
「この季節の豊岡は雨です。これがやがてみぞれになって、雪になると、冬になるんです」
カッコイイ!なんか、都はるみか細川たかしあたりが歌いそうなフレーズです。
ちなみに、冬の雨はキライじゃないです。
てことで、向かったのは「但馬こうのとり空港」です。ここにホールがあって、そこが今日のお座敷の場所です。にしても、どこにあるのかと思ったら山の上なんですね。なんか、天空の飛行場です。
まずはプロジェクタのセット。最近は連戦連敗なので緊張しましたが、今日はスパッとつながって、かなりうれしかったです。
で、昼ごはん。トンカツ定食でおなかいっぱいです。
で、お座敷開始。
うーん、リアクションが薄い。あきらかにとまどっておられます。そのとまどいは「笑っていいのかどうか」と「このネタ、なに?」ですね。なんせ、ネタが古い。若い人にはわからないです。でも、いいんです。それも含めてネタです。でも、そうこうするうちに、なんとなくツボにハマった人が笑いはじめてくださって、場も和んできました。
今回の自分なりのチャレンジは「タイピンマイク」です。今まではハンドヘルドだったけど、なんとなく「TED風」にしてみたいなと思ってタイピンマイクにしたのですが、両手があくって、案外楽ですね。これからはこれだな。で、もっとジェスチャーを考えよう(笑)。
そうこうするうちに、ネタ写真のところに来た時、とうとう笑いが決壊しました。よかった、ここは関西だo(^^)o。
てことで、2時間ぴったりで終了。
さてと。ここからが難しい。すぐにある4時台の特急か、いっぱい飲むのにちょうどいい5時台の特急か。激しく葛藤したのち、4時台をチョイス。かなり疲れてるな、自分。
でも、家に帰ってお風呂から上がったら、まだ8時。早く寝よう。
新ネタかな?
朝、のそのそ起き出して、宴会場所を7時半頃に脱出。あとはまかせた。
てことで、9時前の新幹線に乗って東京へ。向かうは早稲田大学です。今日は、なんかイベントがあって、わたしはそこの分科会で話をするらしいです。ちなみに、役まわりは「当事者と地方/教育」だとか。当事者…。ま、いいか(笑)。
とりあえず、会場に着いたのが1時前。まずは腹ごしらえです。にしても、お腹が減っているのかいっぱいなのかわかりません。昨日の夜中に鍋のラーメン食べたからなぁ。
で、軽く立ったままで打ちあわせ。そして全体会です。
まずは金井景子さんからの発表。かつてつくられたビデオなんかを見せてもらいました。まぁ、わたしとは芸風が違うけど(笑)、こういう観点は必要なんだろうなというビデオでした。ただ、唯一…。トランス男性とレズビアンと女性のバイセクシュアルがほとんどなんですよね。まぁ、そういうことなんでしょうね(笑)。
その後、ヒューマンライツウォッチの土井香苗さんの基調講演。去年の夏にトランスジェンダー生徒交流会にも調査に来られたものの結果報告です。たぶん、うちの交流会の子らのインタビュー、使えるような使えないようななんでしょうね。だって、きついきつい状況を生きている子はもちろんいますが、そこからまわりを変えている子もいますからね。もちろん、こういった調査は必要なんですが、「どんな年齢の人に聴いたか」=「いつの話か」ということを常に留意しないと、10年前の教員の素行で現在の教員が断罪されるなんてことが起こりかねません。さらに言うなら、地域差を考慮することも必要で、関西の教員の素行で東北の教員が断罪されるなんてことも起こります。それくらいに、時代や地域によって意識はバラバラです。まぁ、結論としては、そういうバラバラな状況を、より高いレベルで統一していくように働きかけるための調査ですからいいんですけどね。それにしても、「全教職員に研修」かぁ。わたしも研修受けるのかぁ(笑)。
で、分科会。
今回は、「当事者の困難・教育編」について「自らのこととして」話すということなんですけど、困難ないし(笑)。でも、それは「当事者」にはさまざまなフェーズがあって、今のわたしはそのフェーズにないということなんですよね。
ということで、まずはそのフェーズについて話をして、その時々のわたしの状況を話してみました。このあたりが新ネタですね。これもまたふくらませたら使えるかな(笑)。その後はお定まりの話。最近はこちらの話の需要が増えました。
で、分科会の後半は「高知ヘルプデスク」の浜口ゆかりさん。地方における困難です。これはたぶんすごいぞと思っていたら、やっぱりすごかったです。「東京や大阪とは違う」。いや、それはもう、その通りです。そんななかですごく精力的に活動をされています。そして最後に、特例法以前と以降の話でしめくくられました。ものすごく大事な問題提起なんだけど、これ、聴いていた人にわかるかなぁ…。
で、質疑応答。やはり出てくるのはカミングアウトですね。そしてもうひとつは、教員による「性同一性障害への囲い込み」問題です。これ、どう返そうかなぁと思いながら、とりあえずは「外部からは性自認はわからないので、性的指向から性自認を判断しちゃう」と話したんですけど、これもイマイチインパクトがなぁと思っているうちに、そうか、なぜそうなるのかがわかりました。で、「同性愛を認めたくないがゆえに、そうなる」っていうことをつけ加えたら、ものすごく反応してくださる方がおられました。
終わったあと、いろんな人と話をしていたら、その方が来られて、名刺をもらうとパフスクールの沢部ひとみさんでした。もう、感激ですね。その後、杉山文野さんともあいさつ。「ロールモデルネタで使わせてもらってます」と言うと「どんどん使ってください」とのことでした(笑)。
教え子と教え子の教え子
今日は、わたしが現任校に赴任した最初の年に1年生で入学してきた子が現在務めている大学でお座敷です。ちなみに、その人のコースに3年前に教えた子がいたりして、どうやらその子のために&ご自分のためにわたしに声をかけてくださったらしいです。
光栄でございます(^^)。
てことで、朝はしばしのんびりして、昼前にスタートです。
大学に着いたら、とりあえず学食へ。うーむ、女子大やなぁ(笑)。「トマトラーメン」にしようかとかなり悩んだけど、「塩ダレ」という文字に誘われて「カフェごはん」に決定。これが失敗のもとでした。量が多い(笑)。てか、なぜに唐揚げがトッピング?
で、会場へ。
今日はセカンドパターンなので、プロジェクタを使います。どうも1ヶ月くらい前からうまくつながらないことが多いのですが、今日もつながりません。どうしたんだろ。修理に出すのはイヤだなぁ(;_;)。それでも、HDMIで接続したらきれいに映りました。よかった…。
さぁ、2時間の話を1時間半に圧縮です。ところどころネタは飛ばしたけど、それでもシャワーのように言葉があふれます。しかも、たぶん聞いたことのない言葉です。そこにもってきて、ところどころにネタが転がっていて、「笑え」と(笑)。まぁ、聞いてる学生さんはたいへんですわな。
それでも大学の時間は1時間半厳守なので、そこのところはちょうどの時間に終わりました。
あんなんでよかったんだろうか…。
その後、最近の教え子さんとしばし時間をつぶしながら話。
そして、なぜか3人で「おさんぽ」です。今日はふだんとは逆コースなので、むずかしい。
「えっとね。いま、それぞれの場所をつなぐ一筆書きみたいなのを考えていて、さらにそれの絵描き歌も考えてるんです」
もちろん「絵描き歌」は説明のことです。たぶんそういう感じで「おさんぽ」を考えているんでしょうね。
今回はこないだのホンマモンのフィールドワークで聞いた話があるので、それもおりまぜながらのコースになります。必然的に長くなる(笑)。
歩きはじめたのが4時。暗くなってくるわ、雨がパラついてくるわで、少し疲れてきたので、最後の1時間はカットしちゃいました。
最近の教え子さんは、4年前に「部落がわからへん」って言ってくれた子です。あの時は30分くらいでサックリと話をしたのですが、その背景には今回のおさんぽとか、その前のお座敷なんかがあるんです。
「実はね、そんなのがワンサカあるんだよ。わかった?」
って言ったら
「わかった(笑)」
って言ってくれました。それだけならフツーなわけですが、さらに
「先生、好きなんやね。趣味の世界みたい」
って言われたので
「そのとーり」
と笑いました。
で、3人で「チヂミの王様」へ。
やっぱりここのチヂミはおいしいわ。うまいぅいと3人でチヂミをパクつくと、肉を食べる胃袋の隙間なんてなくなります。でも、ワインの入る場所はあるのでワインボトルを頼んだんですが、他のふたりはあまりお酒は飲まないみたいです。
「余ったら持って帰るわ」
って言ってたのですが、なんか、8分目まで飲んじゃったので、ついでだわと全部飲みきってしまったのは、今日2回目の失敗のもとです。なんか、えらい勢いでしゃべって、さらにフラフラになって帰ったのですが、最近の教え子さん、帰れたんだろか。
ほんまにゴメン。って、ここ読んでないだろうけど(笑)。
とんぼ返り
朝起きて、しばしウダウダ。でも、すぐに出なきゃなりません。
てことで、地下鉄に飛び乗って、京都駅からは新幹線。到着したのは博多です。さらに地下鉄に乗って…。なんなんだ、この駅の配置は!天神から天神南は長ーい地下道なんですね。参った。
てことで到着したのは福大病院(笑)。Sんちゃんゆかりの地です。
今日は九州思春期研究大会らしく、そこでしゃべれと。うーん。しゃべれるのか?
迎えてくださったお三方、「わたしたち、みんなK都教育大学出身で」とのことです。なのでわたしも「実はわたしも」と返すと、みなさんびっくりなさいました。そりゃそうです。博多のとある一室に、K都教育大学に縁のある人間が4人集まるって、K都教育大学の規模の小ささを考えたら奇跡的とも言えるわけで。
ということで、お座敷開始。
「すんません。今日は心拍数高いので早口です」と、いちおう念を入れておきましたが、さてさてどうなるんだろ…。
でも、今日は2時間もらっているので楽勝です。ところどころで時計を見ながら時間調整。いろんなネタを振りましたが、みなさんついてこられます。モロに関西ネタ&モロに20世紀ネタなのに、すみませんすみません(笑)。
それにしても、2時間枠はやはり楽です。少し力を入れてみようかとか、少していねいに説明してみようかと思ったら、それができる。しかも、聞いてくださる方が「うんうんうん」と力強くうなずいてくださるので、しゃべりやすい。なので、さらに力が入ります。
ということで、いい感じでしゃべっていて、さて最後のネタに行こうかなと思ったら、あれ?すでに2時間^^;;?
てことで、2時間15分しゃべってしまいました。でも、終わってから「4時間分でしたね」と笑われたので、たぶんそれくらいはしゃべったんでしょうね。
帰りに博多で呑もうかと思ったけど、終電がすごく早いんですよね。なので、とりあえず帰ることにしましょう。
帰りの新幹線の中でいろいろ見てたら、そうか、今日は九州レインボーパレードだから、九州の友だちはみんな博多にいたんやんか!しもたなぁ…。
四人会
先週は「三人会」でしたが、今日は四人会です。場所は近江八幡、滋人教の大会だとか。京都の大会の場合は平日開催だし動員もないし各学校の担当者が来るか来ないかみたいな感じで、参加者数は2〜300人といったところのようですが、滋賀はぜんぜん違います。なにせ、ホールの収容人数が1000人超え。土曜日開催です。たぶん、学校だけじゃなくて、いろんな人が参加するんでしょうね。
てことで、9時すぎに近江八幡に到着。中倉さんたちと合流して会場へ。今日のお座敷は14時からですが、それまでに入念に打ち合わせ。シンガーソングライターのS見さんはさっそくの声出しです。その横で人権書道家のA部さんは今日のネタの仕込みに余年がありません。そんな中、しゃべくりのわたしはやることがない(笑)。
で、昼過ぎに機材の設定。ここでトラブル発生です。プロジェクタがつながらない。認識をしないんですよね。てか、はじめは認識してたんだけど、徐々に認識しなくなっていって、最後は信号を出してくれないところまでいっちゃいました。letsnote使うようになってずいぶん長いですけど、こんなのははじめてです。結局、他のパソコンで映像を出すことになってしまいました。少し悲しい…。
で、本番です。今回は中倉さんの登場の音楽をかけたり、S見さんの歌詞の上映を担当したりと、けっこう忙しい。そして、わたしの持ち時間は20分です。
長く話すのは簡単なんですが、長いのを短くするのはとても難しいです。でも、それにチャレンジすることで、自分が伝えられるエッセンスがどこにあるのかがわかってきます。そして、わたしひとりじゃなくみんなでやるから、他の人のほうがふさわしいことはその人に任せればいい。それがチームワークってものなんでしょうね。協調性のないピン芸人のわたしにはとてもいいトレーニングの場です。
そんなこんなで、薄く笑いをとりながら、なんとか話をまとめて舞台袖へ。
「今日は2分オーバーでしたよ」
と、厳しい指摘。でも、3度目でここまできたのはたいしたもんでしょう(笑)。
人権書道ははじめてですけど、なるほどな。文字を書いてもらうための場の温め方もすごいし、なにより出てきた文字にとっさに対応する力も要求されます。すごいな…。
そしてエンディングはそれぞれが書いた人権にまつわる一文字をお見せして、みんなで歌を歌って、無事終了。
てことで、4人で1時間半という、ひとりで2時間しゃべるわたしには想像もできない密度の濃いお座敷でした。
それにしても、わたしが書いた「変」という色紙をほしいと言われた方がおられたのには驚きました(笑)。
全部終わって中倉さんの車に乗せてもらった瞬間どっと疲れが襲ってきました。たぶん、ものすごく緊張してテンションあげてたんだろうな…。
三人会
今日は草津でお座敷です。が、ピン芸人のわたしとしては、まだまだ経験の少ない「人権エンタメ集団「友輝」」のメンバーとしてのお座敷です。
今回のユニットは、トップバッターがシンガーソングライターのS見さん、2番手が「謎の生命体」のわたし。そしてトリが中倉茂樹さんです。与えられた時間は30分。はたしてこなせるのか?
とりあえず11時過ぎに待ち合わせをして会場に向かいます。中倉さんは、基本的に「全力投球派」です。講演会ではけっして力を抜くことはされません。なので、かなり時間の余裕を持って会場に到着して、そこから念入りに打ち合わせをされます。わたしとは真逆のタイプです。わたしなんて、30分くらい前に行って、あとはヒマにしてますから^^;;。
でも今日はシンガーソングライターがおられるので、そりゃ準備の時間は必要ですね。つかない舞台照明を火花を散らさせながらつけてみたり、アンプから抜けてるコネクタを探し出して音を鳴らせたり、得意な分野を発揮しながら、開始時間の14時を待ちました。
で、お座敷開始。
S見さん、うまいなぁ。てか、歌詞がいいです。ちなみに、わたしはS見さんが高校生の時からの知りあいで、まさかこんな形で会えるとはその頃は思いませんでした。だから、すごくうれしい。なんてことを考えながら音に身を委ねていると、あっという間にわたしの出番に。「登場の音楽」に乗せて、謎の生命体が登場します。さてと、30分。散々削りまくったネタですがはたしてどうなるのか?うーん、メッチャウケてる人もいたけど、やはりネタのつながりがイマイチなのか、全体的に笑いが薄めです。来週は20分だから、さらにネタを精選しなきゃならんですね。
で、次の中倉さんにバトンタッチ。タッチの間際に「3分オーバー」とつぶやかれてしまいました(笑)。
中倉さんの話はさすがです。したい話題をひとつに絞って、それを的確に伝えられます。
ただ、いつも思うんですけど、セクマイ系の話はライフヒストリーだけではダメで、でも「知識」の話だけでもダメで、両方話さなきゃならないんですよね。それが時間的にキツイです。ちなみに、今回は違うけど、よくある依頼が「ご自身の経験と、基礎知識と、できれば子どもたちの話も…」なんていうので、それぞれ1時間としても3時間はかかるわけです。なので、コンパクトになりにくいんですよね。まぁでも、そういう状況だからこそお座敷に呼んでもらってるわけですけどね(笑)。
てことで、三人会終了です。
5時から懇親会とのことなので、それまでプラプラあたりをお散歩。なるほどなぁ。農村的な町の場合、ほんとうに集落と集落の境界は田んぼなんだなぁ。そしてその向こうにある集落は、明らかに「囲い」がある感じなんだなぁ。おもしろい…。
で、懇親会。中倉さんがこっそりと持ち込んでくださったヱビスと赤ワインを呑みながら、しばし話。
さらに二次会はスナックです。おじさまワールドが全開です(笑)。
そんなこんなで、草津の夜はふけていくわけで…。