歴史をどこまで遡るか

今日から月曜日のおべんきょがスタートです。
去年読書会で、「おべんきょの楽しさ」を教えてくれたセンセが担当されます。なんでも「大正期の自由教育」あたりがテーマだとか。なんか、よくわかりまけんが、このセンセならきっと楽しいだろうと思って選んでみました^^;;。
で、フタを開けてみると…。
「なぜ大正期なのか?」というと、大正期は大きな分岐点だとか。で、ここでのさまざまな思想や実践が現在にもあてはめることができると。すると、例えば、現在問われている理論と実践の乖離、あるいは理論と現実の乖離みたいなものの分析を大正期まで遡ることで可能になるのではないか。
まぁそのあたりが大正期への着目の理由だったとか。
ところが!
実は大正期にはすでに理論と実践、あるいは理論と現実の乖離はおこっていた。「わかっちゃいるけどできない」みたいな。
さらに、分岐点の前に、継承されなかったものがあるのではないかと。まぁ、ここでは教育がテーマなのでそこにしぼるなら、近代教育が「近代であろう」とするがゆえに切り捨ててしまったものがあるのではないか。あるいは、理論というか根源的なことを伝えなかったままに、形式だけが残っているものがあるのではないか。あるいは、形式すら残っていないものがあるのではないか。
このあたりのことを分析するために、歴史をどこまで遡るのか…。
そこでセンセが着目したのは「江戸期」。それも、江戸の初期らしいです。
去年はデューイに彩られた月曜日でしたが、どうやら今年は貝原益軒に彩られそうですo(^^)o。
にしても、デューイと貝原益軒。センセの語り口だと、なんとなく似てます。たぶん、そういう人が好きなんでしょうね、このセンセ。

にしても…。
おべんきょの進め方として、ひとつのセクションにレポーターとコメンテーターがいるらしいです。で、どちらを選択するかを迫られたのですが…。迷わずコメンテーターを選択しちゃいました。いや、けっしてレジュメを切るのがイヤなんじゃないです。じゃなくて、斜め37度くらいから切り込んでみたいなと、ふと思いまして。それが「ピュアなおべんきゃー*1」ではないわたしの役割かなと^^;;。

*1:「おべんきょプレイヤー」を略してみました^^;;。

今年もおべんきょがはじまった

おべんきょ仲間の部屋に行くと、人がいっぱいいます。
「久しぶりー!」
ほんとうに2月以来かなぁ…。なんか、ちょっと顔つきが変わった仲間もいます。
「就職活動してるから…」
あ、なーるほど。でも、このまま飲みに行くとか(笑)。
で、わたしはおべんきょ部屋へ。
今日のおべんきょはガイダンス。これから半年の内容をザッとさらってくださいました。
んー。「認知行動分析学」「認知行動療法」おもしろそう!
なるほどなぁ。
「「Aさんはこういう人」ではなく「Aさんはこういう行動をする人」と考えることにより攻撃的でなくなる」
「「Aさんはこういう性格の人」と考えると「性格は変わりにくい_| ̄|○」けど、「Aさんはこういう行動をする人」と考えると「変わるかも(^^)」と考えられる」
これから木曜日が楽しみになりそうです!

にもかかわらず、こちらを優先

今日は夜にセンセとふたりの「おべんきょ」があります。にもかかわらず、まだレジュメが半分くらいしかできていません。てか、本もまだ全部は読めていません。どーするよ(T_T)。
なんしか、読むしかないです。
てことで、ボランティア活動のあと、おべんと食べて、本にとり…。ね、眠い^^;;。
気がつくと小一時間経っていたり(T_T)。
しゃーないです。レジュメは路線変更。とにかく形にだけはしてと^^;;。

で、おべんきょ場所へ。
部屋に入っていきなり昨日の「趣味」の振り返りがあったりして、グダグダ一時間ほどそっちの話です(笑)。その後、さっくりとレジュメを見て、センセはひとこと。
「んー、この方向で行ったら、シッチャカメッチャカになるね」
たしかに^^;;。でも、たぶんベースにおいておかなきゃならない内容かなとは思ったので、無意味ではないとは思うのですが…。

まぁ、今日は「おべんきょ」というより、「今後のあり方」についての話だった気がしますが、それはそれで有意義だったかな。
問題は山積み*1ですがね。

*1:最大の問題は、時間とモチベーション^^;;。

コピーの注文とか

午後の出張が中途半端に早く終わったので、久しぶりにおべんきょ場所へ。さすがに季節外れだからか、誰もいません。
とりあえず、パソコンを立ち上げて、あれやこれやと調べもの。そうそう。少しペーパーを読まなきゃ…。でも、
「こんなの手に入らないよ(T_T)」
と思いながら画面を見ていると「複写依頼」という文字が!すばらしい!思わず6本も複写依頼をしてしまいました。あとの支払いが怖いな(T_T)。

その後、センセのところにごあいさつ。
すると、おべんきょ仲間の近況を聞かせてもらいました。
「あの人、恋人とわかれたんだって。いつきさんに背中を押してもらったおかげだって。「すっきりした」って言ってたよ(笑)」
えーと、人助けをしたのか、それともしなかったのか?てか、あん時ヨッパーだったしなぁ…。
まぁ、本人がいいなら正解だったんでしょう(笑)。

突然来る、か?

雑務をしながらも、「おべんきょ」関係は頭の中ですすめてはいるんですけどね。でも、頭の中でしかやれない時って、ぐるぐるぐるぐる、ずっとぐるぐるし続けています。でも、スポンと抜ける瞬間がいずれ来ることを信じてぐるぐるします。
なんしか、キーワードが3つほどあって、どうしてもつなげることができません。うーんうーん。
うなっていると、突然「スポン」という音が聞こえました。
「章にわければつなげなくていいじゃん(笑)」
ハイ〜o(^^)o。
なんとかなりそうな気がしてきました。

とりあえず一段落

ほんとうはおべんきょは先週で終わりなんですが、金曜日のだけは今週まで。
今日は今日で会話分析の濃いぃところを読み解かれたんですが…。
なんか、会話分析って、のめり込むとおもしろいけど、のめり込み過ぎると全体像がわからなくなりそうですね。それくらいおもしろいのですが、なんのためにやってたのかわからなくなりそう。
いや、たぶん専門でやっている人はわかっているんだと思うのですが、わたしみたいに
「ふーん」
と思いながら、とりあえず半年ほどかじっただけの人間にとっては、なんかヤバイです。
そういう意味で、「せっかく最後だから」と思ってセンセに質問する中で、全体像を見失っていたことに気づかせてもらって、うーん。半年間のいいまとめになったなぁと。
でも、こんなに楽しいひとときがこれでおわりと思うと、かなりさびしいです。

正当な当事者とは誰か

今日のおべんきょの担当者はわたし。選んだ題材は「正当な当事者とは誰か」というT田さんの文章です。
この文章、きちんと概念なんかを最初に解説してくださっていて、とてもていねいなつくりです。でも、ていねいさと中身のわかりやすさと、中身の深さは、またそれぞれ別です。
はじめて読んだ時には
「あるある〜(笑)」
とか思って読んでいたのですが、今回は発表ということもあって、もう少していねいに読みました。すると、とても興味深い。
なんというな、かつて理解したつもりだった内容が、かなり表面的なものだったことまわかるし、なにより分析の手法が恣意性を徹底的に排除したところで行われているのとなんかに気づけて、
「うーん」
とうなってしまいました。
いや、わたしの会話とか発言って、かなり薄っぺらだっていうことはわかってはいるのですが、で、たぶんみなさんそれに気づいてもおられるんでしょうが、それにしても、こうも突きつけられるとなぁ…(T_T)。
でも、そこに気づけることは、おそらく大切なことなんですね。いやぁ、おべんきょってするもんだなぁと、あらためて思いました。

きょうはまとめo(^^)o

それでもおべんきょ場所に向かう途中に「お題返し」をなんとかこなして、おべんきょ部屋でプリントアウト…。出ない(T_T)。プリンタが動かない(T_T)。
と、センセ。
「それはあとにして、さっさとまとめをはじめよう」
「で、でも…」
「あしたメールで」
「はい」
ってことで、まとめ開始。ちなみに、まとめの中身は「一品持ち寄り」です(笑)。
「これが楽しみで半年おべんきょしてるんだ」
とは、センセ、まぁ軽い冗談でしょうが、ほんとに楽しいです。いろんなことを題材に話に華を咲かせます。
持ち寄られたものもおいしい!
チヂミとかキンパとか。もちろん、飲み物も豊富にあります。ちなみにわたしは○ビスね。そうそう、デザートはこんなの。

なぜかモアイが見つめあってます。
まぁ、そんなこんなで、楽しいひとときを過ごして、今日一日が終了!

バイアス

金曜日のおべんきょは、なんしかエスノメソドロジー!今日の文献は障害者施設長さんの語りの分析です。
文献を読んでいると、ついつい「その事柄」にからめとられてしまうんですよね。で、ついそこに「評価」を混じえてしまいます。もちろん、そういう読み方はあっていいとは思うのですが、たぶん「おべんきょ」的には違うんだと思うのです。
今日のテキストが、これまた「入り込みやすい」テキストなんですね。いきなり障害者施設の両義性みたいなところから入って「福祉的言説は本来はその両義性をこわす力がある」みたいな話が出てきます。筆者の立場は、今回のテーマについては明確なんですね。で、おそらくは、あえてその立場性をチラチラ出しながら、施設長さんのありようを「批判的に分析」していかれます。
当然、分析とはおそらくは批判的なものを内に抱えるものなんだとは思うのですが、その筆者の立場に読者である「わたし(たち)」が引きずられそうになってしまいます。
幸いにして、「おべんきょ」という場で他の人と議論をする中で、自分が引きずられていることに気づき、それを修正し、純粋に分析の手法とそこにあぶり出される分析結果に集中することができます。
にしても、実は、筆者自身が、施設長さんへの批判をしたその手法を持って「わたし(たち)」に語っている。そういう読み方もできるわけで、このあたりになってくると
エスノメソドロジー、怖ぇぇー」
という感じになってきます。だって、それはわたしにもあてはまるから。

そんなこんなで、今日のスリリングなおべんきょも終了。で、とりあえず、西に向かって移動開始。

とりあえずここまでか…

午後からいろいろあって、移動が続いて、最後に到着したのが「おべんきょ場所」。今日はやむを得ず少し遅刻。でも、一発目はいつものテンションで進んでいます。さすがに半年のおつきあいで、このテンションにもついていけます。すぐに「おべんきょモード」に入って、わたしも参加。
それにしても、朝は保育園で夜はおべんきょかぁ(笑)。

で、二発目。
こちらも半年のまとめです。こちらのセンセも独特のテンションとリズム感を持っておられるのですが、ようやくそれに慣れてきました。まぁ、まだおつきあいは続くはずなので、ここでの「慣れ」は大切です。
内容はまさに「まとめ」。でも、半年間、教わり、考え、発表し、という過程を経てきたからこそ、今日の「まとめ」が理解でき、すとんと落ちてくるんでしょうね。そうそう、
「ここが不足なんじゃないかな」
みたいなこともあって、そんなことを発言したら、センセも真剣にとりあげて考えてくださったりして。なんか、そのあたりは「実践者」としてのイーブンさがあったりして、つくづくおもしろいなと思います。と同時に、
「この考え方って、普段の仕事に使えるじゃん」
みたいなこともあって、なかなかよかったかなと。

そんなこんなで、マジで厳しかった火曜日もほぼ終了。来週は「まとめをゆるくまとめる日」みたいな^^;;。

さて、家に帰ってビールビールo(^^)o!