交流会2連発

昨日の交流会があけて、今日は京都・在日外国人生徒交流会です。
考えてみると、6月は玖伊屋からはじまって、翌週は全国在日外国人生徒交流会の事前合宿。間に「まんまるの会」をはさんで、トランスジェンダー生徒交流会、京都・在日外国人生徒交流会。さらに今度の金曜日は「在日外国人生徒交流会・卒業生の会」と、かかわっている交流会がすべてあります。なかでも、この土日はやってる自分でも「アホや」と思います。
とりあえず初参加の生徒との待ち合わせ場所に行かなきゃならないのですが、時間がギリギリ。でも、走る体力の余裕がありません。不安やなぁ…。
でもまぁなんとか間に合って、マダンセンターに移動して、メニュー決め。さんざん悩んだ挙句、水ぎょうざ・トッポギ・チヂミ・生春巻きに決定。
まずは皮づくりから。ここで中国帰国の子が大活躍です。あっという間に皮をこねてしまいました。その生地を見るとうっとりするほど滑らかです。すごい。
今回の水餃子の具は卵とニラとエビのすり身を混ぜたものです。これもささっとつくってしまいます。さらに
「ラー油、つくりましょうか?」
で、これもあっという間。この子ら、ほんとにすごいわo(^^)o
途中、フィリピン人の子や韓国人の大人も参加しながら、みんなでワイワイごはんをつくって、楽しい昼ごはん。で、自己紹介。
なんだろ。少し自己紹介を掘り下げると
「いっしょいっしょ!」
って声が出るのは先週と同じです。
い「日本に来て感じたことは?」
A「めんどくさいねん」
い「なにが?」
A「んー、めんどくさいねん」
B「あー、それそれ!」
みたいな。
でも、とにかく「この感じ」は自分一人じゃないってことを知ることが交流会の意味のひとつです。なので、今回もやってよかったなと。

みんなが帰ったあと、卒業生たちとしばしダラダラ。
で、6時すぎにK淵さんと
「どうしよう」
と顔を見合わせて、一杯だけ「白いビール」を飲むことにしました。
い「もしもわかばに行こうって言ったら、無理って言おうと思ってたんや」
K「うちもですよ」
そりゃそうです。
さて、うまいビールも飲んだことだし、家に帰りましょうか…。
あ、父の日か^^;;。

これこそが(^^)

今日は今年度初のトランスジェンダー生徒交流会です。
今回は事前申し込みもけっこうあって、にぎやかな交流会になりそうな予感です。
とりあえず、いつもの通りアキさんと合流して買い出し。アキさん、さすがに慣れてきたのか、大きなスーツケースを持参です。助かった(笑)。
で、荷物を会場において集合場所に到着。
と…。
笑いました。なんぼ人がたくさんいるねん。てか、子ども多いし(笑)!
なんか、子ども会のキャンプの集合場所みたいです。
「交流会の人、行きまーす。わたし、いつきです!」
と大きな声をだして、集団の移動開始。
会場についたら食事づくりです。
「子どもたち、がんばってつくってね!大人の人たち、子どもをサポートしてあげてください!」
とだけ言って、わたしは餃子の皮づくりです。
それにしても、子どもたちがすごく積極的です。一生懸命包丁を持って切ってます。よしよし(^^)
で、焼きそば・焼きうどん・お好み・水ぎょうざの完成。
あとは子どもたちと大人たち…。というか、○ールなしとビー○ありって感じですか、ふたつにわかれてごはんごはん。
食事のあとは話し合いをしようかと思ったけど、無理ですね。子どもたちはかくれんぼをして遊んでます。若い養護教諭の方がずっと一緒に遊んでくれてます。もう、学童です。
そのうち、なんとなく高校生の輪ができ、保護者の輪ができ、教員の輪ができ、カウンセラーの輪ができ、輪からはずれてる人には誰かが話しに行き。それぞれがそれぞれの話し込みをはじめました。そんな人たちの姿を見て、
「うん、これでいいや。これがいいや」
という気になりました。
結局、交流会なんて一人でできるものではないです。たくさんのサポートしてくれる人と、なにより参加する人の「出会いたい」「話したい」「楽しみたい」という気持ちがなくては成立しないんだなぁと思いました。わたしができることは、「場を設定することぐらい」なんですよね。
でも、それでいいんでしょうね。そこより出過ぎてしまうと、たぶんこの空気は壊れてしまいます。
でも、せっかくです。やはりどんな人が来ているのか、お互いに知りたいんじゃないかな。なので、最後に大きな輪になって、全員の自己紹介。
メッチャ疲れたけど、それを越える元気をもらえた交流会でした。

うん。この子らが大きくなるまではこの交流会、続けようo(^^)o

1学期の一番長い日

今日の午後は3学年一斉の人権学習の日です。さてさてどうなるかなぁ…。

朝、職場まで歩いている途中、はじめて担任をする人から
「しゃべりたいことはいっぱいあるんですが、まとまってないんですよ。「どうしよう」と思って…」
って言われました。もしかしたら、この瑞々しい感覚は、教員生活の中で一回だけしか経験できないものかもしれません。
「まとまってなくていいですよ。なんというか…。きれいにまとまったものは表面がツルッとしていてひっかかりがないんです。たぶんまとまっていない話は表面にザラつきがあって、だからひっかかるんです。だから、まとまってない話でいいし、そっちのほうがいいんですよ」
そんな話をしながら職場へ。

さて、今日は授業以外の時間は、基本的にはなにもしません。というのは、
「ここ、どうしたらいいですか?」
という相談に乗ることが今日の仕事です。ま、この期に及んで、めったにおられませんがね。
職員室に行くと、若い教員がなにやらいろいろやってます。今年は「やること」は決めているけど、あくまでもそれはプランであり、別のことをしたければどうぞということを明確に打ち出しているので、それでいいんです。若い教員には「できるだけ自分の思いを伝えてね」って言ってあって、それを実践しようとしているんですよね。うれしいです。

で、午後。
わたしは2年生の「講演」にはりつかなきゃなりません。今年から保護者や地域にある学校の教員にも公開しているので、誰かが来るかもしれませんから。
講師は大湾昇さん
大湾さんの話はとてもわかりやすいんですね。今日の講演は70分ほどしかないんですが、その中でたくさんのエピソードを話されます。ひとつひとつの話が独立していて、しかもひとつひとつにきちんとまとめがある。なのに、全体を通してやっぱりまとめがある。オムニバス形式の講演って感じです。
なので、例えば、少し集中が切れたとして、あっと思っても、しばらくしたら別の単独の話がはじまるので、ちゃんともとにもどれるんですよね。ある意味、生徒にはピッタリかもしれません。
しかも、大湾さんのすごいところは講演のあとにあります。
基本的に講演の話は自分のことと、出会ってきた子どもたちのことなんですが、どんどん出会いがつながっていくんですね。
今日も講演のあと、何人かの子どもたちが「話をしたい」「話を聞いてほしい」ってやってきました。そんな子どもたちひとりひとりに、大湾さんは延々とつきあってくださいます。
ちなみにわたしがやってたのは、相談に来た子が待っている部屋で暇つぶしに遊ぶ相手ってわけで^^;;。
結局、みんなの話が終わったのは6時過ぎです。メッチャ疲れただろうけど
「子どもたちから元気をもらいました」
って、笑顔で帰っていかれました。

そうそう。
ある担任さん、放課後にわたしにスライドを見せてくれながら
「どの人とどの人がカップルかわかる?」
ってやったらしいです。そしたら、子どもから
カップルって、男同士とか女同士でもいいんだよね」
って返しがあったそうです。すごくうれしそうにその話をしてくれたのが印象的でした。
おもしろいな(^^)

わたしもいろんな人から元気をもらった一日でした。
でも、クタクタ^^;;。

あれやってこれやって

昨日の夜は
「君たち、どんだけ遊ぶねん^^;;」
と思う間もなく寝落ちです。そりゃそうです。体調は絶不調でしたから。
で、今朝は…。遅刻は許されません^^;;。がんばって起きて、とりあえずコーヒーを淹れて、しばし片づけ。やがて朝ごはんの買い出し隊が帰ってきたのでおにぎりをひとついただいて…。
さて、スタートです。
放送コンテストの会場に着くと、すでにあちこちで発声をやってます。さすがに数百人の放送部員が一同に会するとうるさいのなんのって(笑)。
やがて「読み部門」スタート。でもわたしはお外でボーです。いや、寝不足でして(T_T)。
で、昼休みにいったんマダンセンターに帰って、後かたづけの最終チェック。掃除機もきれいにかかっていて、ほぼ終わっているのですが、やっぱ、ゴミ関係とかはみなさんわかりませんからね。そのあたりだけゴソゴソやって、再びコンテスト会場へ。
あとは淡々粛々です。
で、今年もすべて予選落ち(笑)。
まぁ、うちの放送部、コンテスト向けのなにかをしてませんからねぇ。でも、「あの世界」があることを知って、そこでなにかをつかんでくれたら意味はあるし、願わくば「あこがれ」や「悔しさ」を感じて「あの世界」に入ってくれたら、それはそれでうれしいし。

在日外国人生徒交流会・事前合宿だけど眠い(T_T)。

今日〜明日、全国在日外国人生徒交流会の事前合宿です。
はいいんですが、先週が玖伊屋で今週がこれ、来週が京都の交流会で再来週がウジ。その次の週は「おさんぽ」。6月の週末はすべて東九条です。ダメです^^;;。
は、おいといて…。

わたしは昼間は放送コンテストなので、夜のみの参加です。でも、実はメインは夜なんです。昼間は交流会の事務的な話が中心になりますが、夜は「自分のこと」の話し込みです。
なんというか…。
子どもたちの話を聞きながら、これほどまでに共通の経験をしているのかと思いました。
全然別の地域で、全然別の国籍で、それまで会ったこともない。そんな、なんの共通点もない子どもたちの話が、あまりにも似ている。
そんな子どもたちの話を聞きながら、日本社会の情けなさと、一方で、こういう交流会の存在の大切さをつくづく感じました。
が、眠い。あまりにも眠いです。まぁ、昨日の打ち合わせ、メッチャ遅かったしなぁ…。
メッチャ眠いのに、もう2時ですよ。いつまでしゃべんねん(T_T)。

消耗

朝、けっこうスッキリとした目覚めです。考えてみたら、昨日は9時くらいに寝落ちしたわけで…。睡眠時間はかなりです。
さて…。
ゲンコだ(T_T)。
でも、書けない。書けない。書け…。書けた^^;;。絶対に〆切は無理だろうと思っていたのですが、案外いけちゃいました。
てことは、時間ができた。→行かなきゃな^^;;。
てことで、大阪へ。
「通過する時間」まで少しあるので、なんばウォークの立ち呑みに入って、軽く昼食をとって、とある橋の上へ。なにやら、なにやらな人たちがボチボチと集まってきます。
てな感じで、緩やかにはじまったカウンター行動ですが…。
うーん、大阪は激しいです。
それにしても、前回も感じたんですけど、この消耗感とやるせなさってなんだろう…。

排除する社会、排除に抗する学校・再び

月曜日からやる仕事の段取りを完全に忘れていることに気づいた金曜日は悲惨のひとことです。しかも、午後から出張。こんなの、一人で仕事をしてたらどうしようもありません。幸いチームでやってる仕事なので、他の人に振って、わたしは出張。と言っても、エントリに「趣味」とあるように、まぁ半分趣味みたいなものです。と、あえて言い切っていいかどうかは知りませんが^^;;。
てことで、西田芳正さんの講演です。

前もでしたが、前置きが長い!これは長丁場だなと気合を入れます(笑)。
でも、この前置きの長さって、大切なのかもしれません。レジュメって、大切なことは書いてありますが、文字化できることなんてすよね。でも、自分の問題意識は刻一刻と変化しています。で、案外その部分が「ライブ」としての講演のおいしいところかもしれません。そんなことを考えながら、「長大なプレリュード」を経て、本論に入っていきます。
前にお聞きした時は貧困の再生産のあたりをかなり詳しく話をされたのですが、今回は「学校でできること」に焦点をあてるための前提としての話という感じでした。
途中、なんども「学者風情が何を言ってると思われるでしょうが、それが学者の仕事でして、具体的にどうするかはみなさんの仕事」と言われるのですが、まぁなんというか^^;;。でも、この講演を企画した人たちは、ほんとうに地道でていねいな実践をされている人たちなんです。その中で経験的に知っていることは、おそらくは学者をしのぐものがあると思います。でも、経験だけではダメなんです。その経験を言葉にして相対化する中で、具体的な手立てがわかる。たぶん、そういうことなんだと思います。
で、最後は何度も「カノン」を繰り返し、短いCodaでおしまい。
うーん、時間はかなり超過しましたが、個人的にはおもしろかったなぁ^^;;。

にしても、個人的には西田さんには「遊びのプッシュプルとブレーキ要因」あたりを詳しく話してもらいたかったなぁ…。

アフターイベント

まずは、Divaさん登場。さっきのリハでは「まだ声が寝てる」って言っておられましたけど、なるほど納得。すごいパワーです。シリコンブギが炸裂してます。さすがプロです。
続いて、鈴木重子さんバディタイムのセッションです。やっぱ、生はいい。でもそれだけじゃないですね。なんだろ。歌詞がいいんですよ。心の中の少し疲れた部分が、道端の石ころに座って休憩する感じ?
で、楽しみにしていた重子さんの「アメイジング・グレイス」。ア・カペラはいい!
てなことしてると出番です。さて、どうしたものか^^;;。やっぱり、なーんも考えてません。ま、しゃーないので、いつもの通りの出たとこしょーぶです。
それでも、野口さんやDivaさん、重子さんが話を振ってくださったおかげで、なんとか話をすることができました。
てことで、30分ばっかのトーク終了。
あとはロビーでお友だちたちや、聞いてくださった方がたとしばし話。
さて、東九条に向かわなきゃ!

BENT

で、芝居の開始。
わたし、けっして芝居が嫌いなわけではありません。いや、どちらかというと好きな方じゃないかとすら思っています。かつて労演に入っていたこともあったし、近鉄劇場に行ったこともあるし、アートスペース無門館。に行ったこともあるし。でも、最近なかなか見に行かないのは、もちろん時間の問題と、もうひとつは体力の問題かなと思います。ドラマにしても、映画にしても、芝居にしても、それなりの時間、ある世界に入り込むってすごく体力がいるように思います。
でも、今回はそういうわけにはいきません。気合を入れて座席に座って…。

はじまりました。
やはり芝居はいいですね。特に素舞台はいいです。蓮池さん、普段の顔と全然違います。当たり前なんだけど、それが役者ってもんなんでしょうね。
うーん。
わたしはゲイの人たちのライフスタイルは、実はよくわかりません。ま、当たり前なんですけどね。でも、話には聞くところはあるわけで、なんとなく「フムフム」という感じで見続けていました。
しかし、そういう感じが、ナチスが入ってくるあたりでガラリと変わっていきます。
やがて第一幕が終了。言葉が出ません。出そうと思っても出ないんです。とりあえず
「泣いちゃいました」
のひとことでごまかしながら、お腹が減ったので、楽屋に行ってドーナツなんぞぱくついて、第二幕。
もう、のっけからキツイ話なんですけど、けっして「暗い」わけではありません。でも、重さはズシンズシンとボディブローのように効いてくるわけで。
で、エンディング。てか、それがエンディング?ダメですよ。なんなんですか、この涙は。まったくとまりません。困ったものです^^;;。
てことで、BENT終了。

で、とうとう来たこの日・はじまり

この一年半、ずっとわたしを迷わせていた日がやってきました。
思い起こせば一年半くらい前に一本のメールが来たのが発端です。
「京都でBENTっていう芝居をしたい。協力してほしい」
はぁ?
「な、なにを協力すれば…。観客動員ですか?」
「まぁそうです」
「あー、それは無理です。わたしがからむと、かえって人が減りますよ(笑)」
「いいです」
「いや、それ、本末転倒でしょう^^;;」
というやりとりからはじまりました。
で、半年くらい前に、またまたメール。
「アフターイベントに出てください」
はぁ?
「他に、シンガーの方とかも出られます」
いや、歌を歌える人はそれでいいじゃないですか。
「あの、芸、ないですよ。漫談でもしろと?」
「はい」
って、それならそういうプロがいるでしょーに、よりによってわたしかよ_| ̄|○
で、2ヶ月くらい前に玖伊屋に来られて
「ここで打ち上げさせてください」
あ、これならわかります。了解了解(笑)。
ってことで、今日を迎えたと。

集合時間は午前10時。「服なんかの一部にピンクをつけてこい」という支持があったのでピンクの服を着ようと思ったら、シミがついてます。ダメじゃん(T_T)。てことで、代わりの服を探していたら大幅に時間をとってしまって、出町柳から走るハメになってしまいました。やれやれ…。

会場に着くと、みなさん温かい笑顔で迎えてくださいました。が、わたしとしては、いまだ何をすればいいかがわかりません。わかっているのは、マダンセンターに集合して準備をはじめてくれている「愉快な仲間たち」の進捗状況をチェックすることぐらいです。

にしても、出演者っていいです。
リハをすべて見ることができます。鈴木重子さん&バディタイムのセッション、スゲー!Divaさんのオーラ、ハンパねー!そんなこんなで、リハをたっぷり楽しませてもらって、いよいよ打ち合わせです。
楽屋に行ってみんなで話はじめたのですが…。濃いぃよ。みなさん、濃いぃよ。言葉がスルスルと出てきます。わたしは…。いつもの通り
「うーん、なんだろ…。えーと、こんな感じで…。」
みたいな。で、オチがない(T_T)。
完全に「プロの中に放り込まれた一般ピーポー」です(笑)。ま、いいや。本番になったら、どこかからコロボックルさんが来てくれるでしょう。