某研究会

先日、突然「ダムの町についての研究会やるよ」という連絡が入って、これは行かねばと。
ということで、企画委員やってるところに行って、研究会に参加してきました。そう言えば、この町、かつて行ったことがあったな。その前からずっと気になっていて、それからもずっと気になっていたのですが、やっと研究会にめぐりあえました。
途中参加だったけど、京都の中のひとつの歴史と現実に出会えたのは、ほんとによかった。次の研究会もぜったいに参加しよう。

その後、「an-chan project」のライブへ。与那国島と台湾の音をたっぷり吸わせてもらいました。
にしても、anchanさん、メッチャ楽しそうに歌わはるなぁ。こちらにもその楽しさが伝わってきます。実は、「表の世界」ではずいぶんとお世話になっていますが、今回が初対面です。しかも、ふだんは出しておられない「顔」を見せてもらえたみたいで、とてもうれしかったなぁ。またいろいろ話してみたいなぁと思いました。

バタバタでしゃべりまくった誕生日

数ヶ月前、あることがあってhrwに連絡をとったら、なんか「3月9日にレインボー国会というイベントやるから来い」とか言われて、「へ?」と思ったけど、まぁ行ってみようかと。で、ここ数日プレゼン資料をつくってみたりしてたわけで…。
で、朝から新幹線に乗って東京へ。さらに地下鉄に乗って国会議事堂前まで行きました。

いい天気です(笑)。
で、衆議院会館とやらに潜入。それにしても、ものものしい警備なのに、わたしのカバンの中にはwengerが入ってていいのか(笑)?
到着して、何人かにあいさつなどしたりしているうちに、12時になってイベント開始。目の前には国会議員がずらり。なんか複雑な気分です。かたや森友問題があって、共謀罪があるのに、こんなところでこんな人ら相手にこんなことやってていいのかと自問自答するわけです。
で、まずは国会議員のあいさつなんですが、長い。なるほど、発言時間が1分しかないわけだ。って、その1分のために25000円ほどかけて、1日職場を休んで来てるわたしは、はっきり言ってアホです。
やがて、「当事者の発言時間」が来たのですが、順番はまわってきません(笑)。まぁそりゃいっばいいはるわけで。そのうち、また国会議員がやってきたらあいさつ。これは発言はまわってこないなと思ったところで、なぜかご指名。てことで、仕込んできた話を1分ほどしました。
なんというか、わたしは自分の話なんてどうでもいいわけで、交流会に来ている子どもたちの姿を伝えたいんですよね。だって、あの子らはここには来られない。ならば来られるわたしが代わりに伝えるしか方法はない。特例法にしても、文科省通知にしても、それが子どもたちになにをもたらしているかは、それをよく知っているわたし(たち)が伝えるしかないわけです。
で、話しはじめると、細野さんがえらい熱心に聞いてくれていたので、やはり子どものことはインパクトあるなと再確認です。
わたしの話が終わったら、衆議院議員はタイムアップ。午後の会議のために出ていかれました。どうやら、主催者の方々、なんとか間に合わせてくださったみたいです。感謝!
でも、そのあともいろんな人のアピールは続きます。そうこうするうちに、福島みずほさんが来るわ、辻元清美さんが来るわ。

なんかもう(笑)
で、あとは「理解増進法」と「差別禁止法」の比較検討があったりして、とりま終了。

ここから3時間のインターバルです。その間、畑野とまとさんとか、長谷川博史さんとか、村木さんとか、いろんな人とランチ。長谷川さんの裏事情話は、とても役に立ちます。わたしにはあの「読み」はムリだなと思いながら、でも、あんな人が暗躍してるなら手伝ってもいいかなと思えたり。

で、5時から学習会。ここでまた3分時間をもらえたので、用意したプレゼンを披露。今回一番流したかった子どもからのメッセージを見てもらいました。さすがにすごいインパクトがあります。そりゃそうです。みんな、「文科省が通知を出して、配慮してもらえるようになって、一歩前進」と思っていることが、実は一歩後退なんて知らないです。
まぁ、ところどころにネタを仕込んであったので、そんなところで和んでもらったり。
わたしの次は「虹ダイ」の村木さん。さすがに時間のマネージメントがうまいだけじゃなくて、わたしのネタもネタにして、関西タッグを組んだ感じでした。

で、6時から報告会。ここで再び国会議員がふたり来られたのですが、なぜかhrwの土井さんがつつつと来られて「せっかくだからもっかいしゃべれ」と。ということで、再び子どもたちの動画を上映です。と、細野さん、座る場所を見やすい平場側に移動して、ガン見です。
この動画、今度のGID学会で上映するつもりです。
ちなみに、細野さんが移動した先は、わたしが座っているところの向かい側なので、終わってからゴソゴソ私語をしたり^^;;。

で、7時半から、ようやく懇親会です。
なんか、いろんな人とあいさつしているうちに、あっという間に帰らなきゃならない時間になりました。
品川まで大急ぎで移動して、最終新幹線に間に合いましたo(^^)o今回はグリーンポイントをつかってグリーン車に乗ったのですが、楽だわ…。

てことで、家に帰るまでがレインボー国会。無事終了。
さてと。明日からは日常だ。
という55歳の最初の日でした(笑)。

迷った時は行けべきなのか?

今日は午前も午後も出張です。
午前は学力問題について語りあう会議です。この会議、なんだかんだで、けっこう楽しいんですよね。いろんなデータを見つめながら、学力が低める要因はなにか、あるいは学力を高めるとりくみはなにかについて、ぐるぐると考えながら、いろんな意見を出しあいます。別に専門の研究者じゃないし、あってるか間違ってるかはいいんです。とにかく出しあう。そんな中に「あ…」って思うことがあれば、それを自分の授業にフィードバックすればいいし、そこで得た実感を話せばいい。で、そういうふうになるためには「safety」であることが大事なんですよね。それを長い時間かけてつくってこられたんです。
まぁ、そんなところで、午前いっぱい、真剣な会議。
午後はとある大きなムラのフィールドワークです。と言っても、歩くことはほとんどなくて、基本は現地で説明を受ける感じです。
前半の話は…。んな、「人権とは?」みたいな大きな問なんて立てなくても、日頃やっておられることを話せばいいのに…^^;;。今晩の話は…。さすが元小学校教員です。話がうまいわ。
ふたつの会場を移動したのですが、移動途中、家の中から窓越しに「研修か?」と声をかけられたられたりして、さすが慣れてはるなと(笑)。

さて、午後の出張もおわったところでどうするか。このまままっすぐ帰るのか、久しぶりの立ち呑みに行くのか。メッチャ悩んでたら、元同僚が「悩んだ時は行くべきです」とキッパリ言い切ったので、行くことにしました。
かつて京都府南部の町に住んでいた時はほんとにお世話になった店です。カウンターに立ったら、みんなお店の仲間ということを教えてもらった店です。
楽しいお酒はおいしいお酒でもあります。単なるパック酒がおいしい。そして、食べ物がメッチャ安くてメッチャおいしい。日本酒一合で帰るつもりが、「一杯も二杯もいっしょや」「二杯も三杯もいっしょや」ということで、気がつくと三杯呑んでました。とは言え、まだ6時前。
さてと、帰ってビールを呑みましょう(笑)。

技術の習得・雪と氷の世界(2日目)

今日は新しい生徒さんが入られました。とは言え、やっぱり上級者の常連さんです。
おひとりは今シーズン初滑りということなので、足慣らし。
初滑りの時は悪いクセが極端な形で出ることが、よくあります。なので、早いうちにそのクセに気づいてもらうことで、そのシーズンをクセを意識しながら滑ることができるようになります。そして、うまくいくとそのクセがなくなる。
クセを取り除くためには、「正しさ」の反対をすることも必要です。なぜなら「正しさ」を意識するあまり、「過剰な正しさ」をしてしまい、それが「悪いクセ」つまり「間違い」になることが往々にしてあるからです。なので「曲げ過ぎ」と思えば、「正しい曲げ方」の練習をするのではなく「伸ばす」練習をするんですね。すると、適度な曲げ方へと収まっていく。
そんなこんなで半日いろんなことを試してみました。
午後はウェーデルンの練習です。
最近はウェーデルンはやらなくて、小回りパラレルらしいですが、両者は似て非なるものなので、どちらかができればいいというものではないと思います。両方ができて、必要なときに使えるほうがいい。
ウェーデルンが教程にないということは、練習方法を知る人がいないということです。でも、わたしがスキーをはじめた頃は最高峰の技術だったわけで、そこにもっていく細かな練習課題がありました。
なので、それをやっていくと、あっという間にできるようになりました。さすがは上級者。でも、上級者も技術の習得はうれしいものです。で、うれしそうな人を見るのはこちらもうれしい。なので、みんなニコニコで、今日のレッスン終了です。
あとは自己練習。
ちょいと行ってみようと思ったバーンが、適度に大きくなくて、適度に密集していない、大好物のコブがあるバーンに育ってました。
もう、滑りはじめた瞬間から楽しさのあまり「きゃほほーい!」と声を出しちゃいました。てことで、はじめは途中でとまろうと思っていたけど、そんなもの無視して、跳ねまわって、あっという間に最終目標地点に到達。いやぁ、気持ちいい!そのあとは、これまた大好物のバーンが適度な雪の硬さになっていてエッジがよく利きます。
2日間の最後の最後に、メッチャ気持ちいい一本が滑れて、よかったぁ。
さてと。おうちに帰ってビールを呑もう。

全身筋肉痛・雪と氷の世界(1日目)

朝、車を走らせていると、先行する軽トラがめっちゃ早いことに気づきました。まぁ、軽トラなくらいだからジモティなのはわかりますが、単なるジモティではなく通勤してる人やな。てことは、ついていったらいいペースで行けそうですね。目的地周辺まで行ったところで、「中の人用」の駐車場に車が入っていったので、リフトの人らしいことが判明しました。そりゃ、早いわけやわ。
とりあえず朝ごはんを食べさせてもらって、レッスンかと思いきや、朝のレッスンはないとか。「休んできたら?」と言われたのでおふとんに潜り込むとドッと疲れが出てきました。そりゃそうだよなぁと思いながらウトウトしてたら、気がつくと11時です。アカン、足慣らしをしようと思っていたのでした。
あわててウェアに着替えてゲレンデへ。で、滑りはじめたら、バランスが悪いのなんのって。まったく身体が動きません。これは身体が寝てるな…。これを起こさないと午後のレッスンができません。どーする?と思うのですが、眠たい身体を起こす方法なんて、寝て起きるしかないわけで、あきらめました(笑)。まぁ、そのうち起きるでしょう。
それでも、午後になったらなんとなく起きてきたので、よかったよかった。
今日の生徒さんはシニアの上級者。常連さんで、何度も一緒に滑ってます。昔はすごくクセがあったけど、ほんとうにクセがなくなりました。でも、実はヒョイとした時に出てきます。それをどうするか。
あるクセを取り除くためには、身体のいろんな場所を動かしてみる必要があるかな。例えば、脚のクセをとるために首の方向を変えてみるとか、腕のクセをとるために足のそろえ方を変えてみるとか。とにかく、ある場所のクセをとるためには、そこを触ったのではダメなんですよね。クセが変化するように他の場所をいじります。それも、ひとつじゃなくて、いろんなところを試してみて、はまるやり方をたくさん考えることかな。
なので、2時間試行錯誤です。まぁ、一発で決まることなんてないので、何ヶ所も考えて、はまるばしょをたくさん見つけたらいいわけです。そんなこんなの2時間を過ごして、そのあとは自己練習。
にしてもバーンが硬いです。なんでも木曜日に雨が降ったとか。そのあと冷えたので、氷です。しかも、小さな氷の粒が一面に撒き散らされてるから、滑りにくいのなんのって。でも、これもまた練習です。先月、スポーツ哲学の人と話しましたが、あの時の話が思い出されます。わたしにとってのスポーツは「誰か他者」と競うことではなく、「自分自身」と競うことです。あるいは、「自分」を「他者化」するなら「過去の自分」かな。今滑るのが困難なこの斜面を、どうすれば滑れるようになるのか。ただそれだけです。そして、滑れるようになったら、次は「いかに気持ちよく滑れるのか」です。わたしにとっての技術はそのためにある。ひたすら斜面と対話をして、リフトの最終客になって、本日の自己練習も終了。

夜、お客さんと飲もうと思って宿の中にあるバーに入ったはいいけど、全身筋肉痛です。ストックを突いた三角筋はガチガチ。なにより腰が痛い。ストレッチしてから滑ればよかったな(笑)。

2軒目があかんのや

朝、職場に着いたら、なにやら会議の資料が机の上に乗っていて、それを見てささくれた気持ちになるなど。ほんまに人権が嫌いな人がおるんやなと。たぶん「人権は大切」って片方で言いながら、「人権はワガママ」と考え「子どもたちに人権なんて教えないほうがいい」と考えてる人がいるんやろなと。
こんなことを考えてると、そのことで脳ミソのリソースを食われてしまうので、仕事ができなくなってしまいます。なので、そいつは頭の隅っこで考えることにして、メインは雑務に振り分けることにしました。なにせ、今日の昼までに完成ささなきゃならないものがありますからね。
てことで、午前いっぱい、あーでもないこーでもないと試行錯誤して、雑務を完成させて、ほっと一息。午後は午後でなんだかかんだかやっていたら、あっという間に定時です。
てことで、夜の部に突入。
今日は「セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク」のミーティングです。長らく活動を休止していたstnですが、最近ニーズの高まりを感じます。というのは、「教室の中のセクシュアルマイノリティ」について取りざたされるようになる一方、「職員室の中のセクシュアルマイノリティ」はほったらかしで、そんな中悲鳴をあげる人が少しずつ出てきている気がするからです。なので、たまに「こんなのありますよ」と言うと、けっこう反応があったりするんですよね。で、反応がある限りは活動しなきゃならんだろうということで、11月のセミナーになったわけです。
今日のミーティングは復活第二弾の打ち合わせです。今回は学習会をしようということで、どんな人の話を聞きたいかを話し合うのですが、まぁ、いろいろ脱線するわけです。その脱線がおもしろい。みんなでワイワイとしょーもない話をしながら、なんとなく概要もできたところで、10時半。
これはたいへんと、いちおうミーティングは終了しましたが、なんとなく3人で2軒目へ。ここで、しばし呑んだのですが、これが悪かった。居心地がいい店なんですよね。なので、つい11時半くらいまで呑んじゃって、結局終電です。
どうしよう。明日も呑み会なんだよな…。

なんか、すごかったわ

今日は今年度最後のトランスジェンダー生徒交流会です。一昨日の夜から今日に向けて準備の情報が飛びまわっていましたが、大人も楽しみにしてるんだろなo(^^)o
いつもの時間にいつもの集合場所に行くと、おられたのは一組の親子だけ。ありゃーと思っていたら、途中からどんどん人が増えていって、これはどないなるねんと。しかも、ほんとに久しぶりのT見さんが来てくれたり、東京からはMめたさんが来てくれたり。気がつくと、たぶん60人くらいいたんじゃないかな。
今日のメニューは手打ちうどんとクレープ。それにバックヤードは簡単アヒージョです。しかし、こんなに人数が多いとは。果たして足りるのかと思ったら、案の定足りませんでした(笑)。
で、恒例の自己紹介。今回はできるだけクローズ感を出すために、少し場所を変えて、大きなひとつの輪になって話しあいです。そして、今回は完全に「先輩たち」にまかせることにしました。だって、みんなほんとうにしっかりしてるし、そこにわたしが入ると、わたしの顔を見ちゃいますからね。だから、そうしたほうがいいんだと思います。
自己紹介、たぶん、感受性の強い子にはしんどいんだろうな。逃げる子もいます。でも、それも含めていいんだと思います。いずれ自分のことを話したくなったり、人の話を聞きたくなる時は来るだろうし、その時に「この場所」があるのはわかっているんだからね。だから、この場所をなくしちゃいけないなって思います。
そうそう。Mめたさんは関東で子どもたちが集まる場所をつくっているし、九州にもあるらしいです。そして、青森でもやろうとしているし、新潟でも立ち上がっているはずです。夢の「全国交流会」が現実になるかもね。Mめたさんと笑いあいました。

交流会が終わったら、もちろん打ち上げです。T見さんも来てくれて、なんかワイン呑みながらダラダラ話をしました。が、昨今朝4時まで呑んでたKうさんはダウン。てことで、お開きです。

なんとか委員会

今日は、今のおべんきょ場所で会議があるらしいです。ちなみに、この会議、12月のネタの流れでメンバーとして参加することになったのですが、なんでも「学生枠」だとか(笑)。もちろん、Hがしさんから「これは今後のあり方を決める会議だから、ぜひ協力を」って要請があってのことなんですが、まぁ「学生枠(笑)」ってなりますね。
てことで、仕事はさっくりやって、途中教材研究もしちゃいました。

で、ちょいと休みをとって、2時間の移動ののちおべんきょ場所へ。やはり遠いです。
で、1時間半ばっかの熱い論議。Hがしさんとわたしの考えははっきりしています。が、あたかも「突拍子もないこと」を言っているように思われちゃうので、普段だとなかなかそこへ持っていくのはむずかしい。現実を知っていれば、別に突拍子もないことじゃないんだけどね。でも、委員長はわたしのセンセです。根性座ってはります。さすがです。事務方の担当の方もすごく勉強しておられて、「ですよね」状態です。もうひとりのセンセも、論議を聞いて「なるほど」と納得されたみたいです。ガイドラインはしょせんはガイドラインだけど、ここで崩したらあとは総崩れです。だから、そうならないように、慎重かつ大胆なところをみんなで攻めて、いい感じのところに落ち着いたんじゃないかな。

てことで、終わってからHがしさんとそば屋に行って、グダグダ話。にしても、Hがしさん、卵とじうどんとカレーうどんをあっという間にたいらげてしまわれました。すごいわ。わたしはというと、日本酒3合飲んでしまって、ちょいと飲み過ぎです。
帰りの新快速で寝ちゃったけど、京都駅のホームに滑り込むところで目が覚めて、「高槻?じゃない!」と思えたおかげで、お家に帰れました。

ええ話がふたつも聞けた

今日は近畿ブロックの「母と女性教職員の会(略称:母女)です。ちなみに、わたしは某組合の女性部長なので(爆)、こいつの運営をしなくちゃならない立場です。
てことで、朝早くにリバティ大阪へ。打ち合わせを終えて、受付業務など。で、午前の全体講演。講師はcpaoの徳丸さんです。
まぁ、ひと通り「子どもの貧困」といわれる課題については知識としては知ってるわけですが、やはり最前線で起こっていることは、「知識」とはぜんぜん違いますね。なかでも、シングルマザーへのインタビューの結果を聞いて、「暗澹たる」としか言いようのない気持ちになりました。ほんとのほんとにどうすりゃええねんと。徳丸さんが繰り返し言われた「自己責任を強いる社会」という言葉が突き刺さりました。
実はわたしは「子ども食堂ブーム」に対しては、あまり賛意を示せないんです。それは結局、こんな話に結びつくと思っているからです。でも、「ブーム」じゃなくて、緊急避難的に「やらざるを得ない」というのはよくわかっているつもりです。それは、ある種、寄せ場における炊き出しと同じなんだと思います。そしてなにより、徳丸さんの子どもやシングルマザーへの温かい眼差しが、なんとなく伝わってきた午前の講演でした。
で、午後の分科会。今日は「ゆきみちゃん」の話が聞けます。楽しみです。ちなみに、わたしは運営スタッフ。黒いジャンパーを着て放送のケーブルをいじってたら、みなさんから「PAスタッフ」って言われてうれしかったわけですが(笑)。
で、ゆきみちゃんの話、すごくいい!たぶん、今日の話は大人向けなんだろうけど、エッセンスは子どもにも伝わるし、なによりそこにいる同じ立場の子どもたちに伝わるだろうな。まぁ、ひとことで言うならと、「探求の物語」ってことですね(笑)。
その後、懇親会。大阪のだしもの「ヨイトマケの歌」の替歌は泣いた(笑)。

ネタが尽きてきたなぁ・日教組教研(3日目)

朝、共同研究者の池上さんにあいさつすると、衝撃の報告がありました。そっかぁ。池上さんも埼玉からの参加かぁ。あれは2004年なので、13年の同期なんですね。
そんな感慨にふけりながらも、今日の討論開始です。さてと、今日は何をしゃべろうかな。今回のテーマは「疑う、気づく、つなげる」です。なるほど、ほんとうです。いまや、何が正しい情報なのかわからない時代です。そんな時代だからこそ、条件反射的に反応するのではなく、一度立ち止まって、疑う。それが気づきへとつながっていく。
じゃ、なにをネタにして発言しよう。ここは「カミングアウト」かな。「カミングアウトの必要がない社会」批判は某所に書いたので、そのあたりのことを念頭に置きながら発言しました。でも、これだけではダメですね。やはりSTNのことも話しましょう。ということで、こないだのシンポの報告などしてみたり。他にもおもいつくままにいろんなことをしゃべってしまいました。
なんか、やはりしゃべりすぎてしまったな。
てことで、今年の日教組教研も終了。

昼ごはんを食べようと、駅から少し離れたそば屋さんに入ると、DPI日本会議のSいさん・Nしおさんコンビがおられました。これ、去年も一昨年も同じことが起こった気がします。
てことで、わたしたちも一緒に食べさせてもらいながら、いろいろ異種格闘技戦をしたりして。で、日本酒おかわりしたところでヒョイと時計を見ると、新幹線の時間まであと15分。アカンやん^^;;
てことで、新幹線に飛び乗ると、そこには鳥取の「取り立て屋さん」とかS口さんがおられて、あいも変わらず偶然だらけの日教組教研だったりするのでした。