今日はなんだかいろいろある日なので、朝からローテンションです。
まずは組合に行って、選挙の開票作業。なぜか去年からだったから、選挙管理委員長をしています(笑)。厳正に開票作業をしました。もちろん、票の廃棄とかはしていません(笑)。
で、さっくりと開票作業が終わったので、少し時間があまりました。なので、確定申告です。なんせ、医療費がすごい(;_;)。
そんなことをしていると、午前の会議のメンバーがボチボチ登場。今日は某在日外国人教育関係の会議です。わたしとしてはこないだの交渉の結果とか、こないだの謀議の結果なんかを報告しなきゃなりません。
午前の会議が終わったら、昼ごはん。いつものラーメン屋でギョーザ・ラーメン・ビールの鉄板の昼ごはんです。
その後、午後の会議。今日は参加人数も少なく、そんなに大きな論議もなく、けっこうあっさり終了です。
みんなは飲みに行きましたが、わたしはジョギング。御所のまわりは4kmなので、ちょうどいいです。それにしてもあきません。ゆっくり走りたいのに、つい「あげ」てしまいます。結局、22分くらいかな。1kmが5分30秒というところでしょうか。まだ遅いけど、まぁこんなもんでしょう。
で、飲みに合流。しばし遊んで、すぐに離脱。お次はダメダメ先輩と合流です。向かうは崇仁新町です。なかなか賑わってるけど、ちょっとしんどいかも。なんだかせわしないです。でも、たぶん京都のいろんなお店が出店を出してるのかな。ちょいと高めだけどおいしいですね。にしても、卒業生がいたのはびっくりしました。悪いことはでけへんな。
その後、マダンセンターに移動。今日は卒業生の会です。でも、誰も来ない。たしかに告知が遅かったというのはあるにしろ、事前に年間スケジュールは告知してあるし、ええかなと思ったのですが、来ない。まぁ、みんな仕事をしたり子育てしたりして忙しくなっているんだろうな。その次の参加者を発掘してないのがアカンのだと思います。が、来ない。
12時をまわったあたりにAっちゃん登場。このあたりで、わたしもそれなりに呑んでるので、フラフラです。しばし今後のことを話したりしているうちに寝てしまいました。
が、突然部屋が明るくなりました。え?と思ったら、Yりかさんがお友だちと登場。マジか?仕事が終わってから奈良の南部から来てくれたみたいです。朦朧とした頭で近況を話しあったりして、そのうち「明日仕事があるから」って言って、電気を消して帰っちゃいました。
うれしいな。わざわざ来てくれたんだ。というのと、もしかしたら、近況を話したかったのかな。ということは、やはり「ここ」を必要としてる人がいるんだってことなんですね。
誰も来なくて、かなりめげそうだったのですが、少し元気が出てきました。Aっちゃん、Yりかさん、N島さん、ありがとーo(^^)o
カテゴリー: 趣味
木を植えるように
今日は毎年恒例のフィールドワークの日です。去年は、とある大きなムラに行ったのですが、今年は打って変わって小さなムラです。ここ、山肌にへばりつくようにあるムラです。どんな歴史があるんだろう。いったいなにがあったんだろう。ほんとうに興味深いムラです。
ということで、まずは支部長さんの話。
なるほど。冒頭「木を植えるように家を植えているムラ」という比喩。まさにその通りです。道を見ると、めくりあがるようにそびえ立つ道です。こんなところに人が住んでいるということそのものが驚きです。でも、きっと意味があってそこに住んでおられるはずなんですよね。
ここのムラの歴史を聞いていると、かつては火葬場があったとか。お墓の話とか、やたら出てきます。支部長さん、直接はおっしゃいませんが、もしかしたら隠亡系なのかな。わかりませんがね。
それにしても、同和対策事業ができて、なにを改良したいかといった時に、火葬場・お墓、そして上水道、住居。生業と生活です。当然ですよね。そして、子育て。つまり、保育園です。でも、もうひとつあるのはお寺です。ムラの人たちが何を大切にしながら、どんな生活をしてこられたのかがすごく伝わってきます。これがフィールドワークの楽しさですね。
そして外まわり。建物の中で聞くだけではわからないことが、外をまわるとわかります。坂道のたいへんさも、水くみのたいへんさも、すべてが想像できます。もちろん「わからない」けどね。それは、わたしだけじゃなくて、そこにいる人すべてが感じられたんじゃないかな。だからこそのフィールドワークです。そしてなにより大切なのは、例えばわたしの勤務校にも「ここ」から通う子がいるという事実を知ることなですよね。
なんだか、ほんとうに奥深さを感じたフィールドワークでした。
限界超えるかもな(;_;)
今日はカントク3連発です。なんでこんなことになったかというと、急遽あさってお座敷が入ってきたからです。あまり気乗りはしなかったけど、お世話になっている人を通してなので、断るわけにもいきません。なので、あさってのカントクを代わってもらった結果3連発になりました。
ある仕事Bが入ってきて、そこにあった仕事Aをどけた時、もともとあった仕事Aはなくなりません。別のところに行くだけです。なので、仕事の総量は増えます。で、時間は一定ですから、密度があがるということです。
さらに、今日は午後から休みをとって滋賀県北部の町に行かなきゃならない用事ができました。なので、午後ゆっくりやるはずだった仕事も午後一番にしなくちゃならなくなりました。
とにかく、職場に着いたらバタバタバタです。
時間を刻むように用事をして、あわただしくおべんとを食べて、職場を飛び出しました。
で、滋賀県の町へ。わたしを待ち構えてくださったのは、町のトップのおふたりです。とは言え、そのうちのおひとりは「講座ではお世話になりました」とか言ってくださったので、やはりお座敷にはいくもんだなと^^;。
で、話の内容は、来年度の某在日外国人教育関係の生徒交流会の会場の交渉です。交渉といっても、もともと受け入れてくださるつもりのところにお願いに行ったようなものなので、格段難しいことはありません。
ということで、ひと通りお願いをしたら、万全の体制で迎えてくださる空気が伝わってきました。まぁ、11年前に受け入れてくださったので、今回もきっと同じように受け入れてくださるんだろな。ほんとに心強いです。
「お願い」が終わったら、湖岸道路をめざします。駐車場に車を停めて、ジョギングです。湖岸を走りたかったんですよね。でも、今日は風が強い!頭の中に「風が強く吹いているー♪」なんて歌がでてくる余裕もありません。
とりあえず、10分走って、そこからもどってきたら20分です。時間走の場合よくやるパターンです。汗なんか出ないほど寒くて、帰ってきたら速攻車の中で着替えて、さてと帰りましょう。今日もビールがうまいだろなo(^^)o。
セクシャルマイノリティ生徒交流会
現在、セクシュアルマイノリティの集まりの中で子どもたちをターゲットにしたものは、全国にどれくらいあるんだろう。青森の「トランスジェンダー生徒交流会」、東北の「サークル・カメレオン」、東京の「にじーず」、関西の「トランスジェンダー生徒交流会」、福岡の「FRENS」あたりが、まぁ老舗というか、ここ数年のグループですか。
でも、今年度新しく新潟でも交流会が立ちあがりました。それが「セクシャルマイノリティ生徒交流会」です。きっかけは、お友だちの高校教員A井さんが、トランスの生徒をトランスジェンダー生徒交流会に連れて行きたいと思ったんだけど、新潟からはあまりにも遠いので、どうするかと思っていたら、A井さんの仲間が「新潟でも交流会をつくったらいい」と言って、そこから立ちあがりました。ほんとに、極めて正しいですね。どこかの交流会が全国から子どもたちを集めるのではなく、各地にそれぞれの場所にカスタマイズした交流会があることがいいと、わたしは思っているので、「交流会をやった」と聞いて、すごくうれしかったのです。
で、今日は第4回の交流会。なぜかわたしも呼んでいただけました。
てことで、サンダーバード→北陸新幹線と乗り継いで、上越妙高に移動。ちなみに、金沢駅のトイレでトレーニングウェアに着替えたり。で、上越妙高駅から会場までの4kmは恒例のジョギングです。25分かぁ。かつてより1kmあたり1分遅いです。でも、しかたないです。これでいいんです。25分走り続けられたことがうれしいです。
で、17時から交流会スタート。それにしても、うちの交流会とは違い、名義だけとは言え、すんごい後援団体の数です。A井さんのパワーを感じます。
今回は残念ながら現役高校生はひとりとのことですが、卒業して間なしの若い人が来ておられます。みなさん、「悩み」のまっただ中です。そんな人たちが、自分の思いを口に出してくれます。たぶん、すごいパワーを使うんだろうな。でもそうやってパワーを使って言葉にすることを通して、自分を見つけることができるんでしょうね。
それにしても、集まってきてる子ら、すごくしっかりしています。この交流会をやるきっかけになった子も来ておられましたが、前に一度会った時とはずいぶんと違っていて、自分を見つめてきたんだなとあらためて思いました。
そして、この交流会を支える大人達の多いこと!それも、教員が多い。京都で交流会をやったとして、これだけの教員が一緒にやってくれるだろうか。無理でしょうね。うらやましいです。
でもまぁ、あまり「すごいな」とばかり思っていてもしかたないので、ふだん交流会で「ツッコミ」を入れてるのと同じように、「自分を女/男と思う根拠はなに?」みたいな、ほとんど回答不能な問いを出してみたりしました。まぁ、ものわかりのいい教員のフリをしてもしかたありません。わたしが呼ばれたのは、子どもたちの脳みそをシャッフルするためだろうから、その役まわりを果たすのが仕事というものです。
てことで、1時間半の交流会は2時間になってしまって終了です。
そのあとは懇親会。A井さんが選んで下さったお店は「DINING BAR SUN LIGHT」です。ちなみに選択の基準はヱビスビールがあることです(笑)。てことで、ビール→ワインをガブガブ飲みながらも、もちろんわたしは「若者」と遊びです。でも、あまりわたしが独占するのもアレなので、、解放同盟の県連の人や、工業高校の教員なのに日本性科学会の会員という人や、議員さんなんかとも話。
議「LGBTの人たちが生きやすいようにするためには、どんな法整備が必要ですか?」
い「LGBTではない人たちと同じ処遇を得られることです。単にそれだけ、とても簡単です」
という、身もふたもない話をしたりして^^;;
そんなこんなで、懇親会も終了です。その後、A井さんの案内でフィールドワークをしながらA井さんのお家へ。A井さんはレズビアンカップルで生活しておられて、なんかとてもいい雰囲気の生活をしておられます。でももちろん、困難は山のようにあるんでしょうね。なんか、こういう家族に諸権利が与えられないことの理不尽さを、あらためて感じました。
とは言え、そういうややこしい話をするわけではなくて、ワインを飲みながら、なんだか話をしていました。が、そのうち、こたつにふとんを敷かれたので、そこに横になると、あっという間に爆睡です。そりゃ、走ってしゃべって呑んだら寝るわな。
始動
最近腰が痛いです。ひどくなったのはキックスケーターでこけたあたりですが、たぶんもっと前、たぶん1年半ほど前まで遡るんじゃないかな。
でも、この間の痛みは、ほんとによくないです。イスから立ち上がるのも用心しながらという感じです。なのに3kmばっか走ったりするのは、我ながらアカンなと思います。しかも、この土日は雪と氷の世界に行きましたしね。
ここで、この腰痛をどうするかです。
接骨院に行ったりマッサージに行ったりして「治してもらう」のもひとつの方法です。でも、たぶん、それはわたしが今までやってきた方法とは違うなと。やはりここは走らなきゃなりませんね。
ちなみに走ろうと思った動機はもうひとつ。こないだの雪と氷の世界で、ウェアを着ようと思ったら、正月の時より少しきつかったというのも大きいですね(笑)。
ちなみに、仕事はないわけじゃない。というか、頭の中は焦りでいっぱいです。でも、仕事ってずっとやってるわけじゃなくて、考えたり悩んだりする時間があります。その時間をイスでやるんじゃなくてグラウンドでやるだけのことです。
てことで、放課後ジャージに着替えてグラウンドへ。試験前なので、いるのは野球部だけです。
野「センセイ、走んの?」
い「うん、腰が痛くてな」
みたいな会話をしながら、まずはストレッチ。そしてジョギング開始です。
とにかく20分、とまらずに走る。決して飛ばさない。ゆっくりとでいいから20分動き続けることができる身体にもっていくのが大切です。そして何より大切なのが「気持ちよかったな」と思えること。もちろんしんどいです。でも、そのしんどさが「しんどかったけど気持ちいい」がいいんです。
20分だと、たいていグラウンドは8周です。はじめの2周は5分で走れたので「いけるかな」と思ったんですが、あれあれ?だんだん時計の針のほうが早くなっていきます(笑)。で、20分たったら6周しか走れてません。でもいいんです。20分たったからヤンペ。それ以上は走らない。
ジョギングのあとは補強です。実はこれが目的です。腰痛を治す一番いい方法は筋力をつけること。腹筋と背筋です。なので、Vシット・Uシット・ハーフスクワットを5回ずつ3セット。かつてはもっとたくさんのメニューを20回5セットやってましたが、そんなにやらなくていいんです。
とになくイヤにならない程度です。でも、明日もやる(^^)。
ジョギングが終わって、そういや試験前の補習をしてるなと、教室をのぞくと、いますいます。
生「センセイ、走ってたん?」
い「うん、おなかがプニュプニュでな」
生「細、見えるけどなぁ。着痩せするタイプか」
い「うん、脱ぐとすごいで」
みたいな会話(笑)。
帰り道は太ももがパンパンです。駅の階段の登り降りがきついです。でも、これは身体を動かした証拠です。おふろに入ってひと晩寝たらなんとかなるでしょう。
いきあたりばったり・雪と氷の世界(2日目)
今日も担当するのは昨日と同じく、常連の上級者のおふたりです。さてと、なにをしようかな。とにかく、まずは滑りたいところを聞きましょう。そのバーンでできることをやることにしました。
まずは一番上のゲレンデということだったので、そこに行くことにしました。そこのゲレンデ、一番上が超緩斜面で、次にいきなり2種類の急斜面がきます。とりあえず緩斜面で、昨日のビデオに基づいた練習をして、次の急斜面は、なぜかコブの練習です。にしても、急斜面のコブはあきませんわな。急斜面のあとの中斜面は快適にクルージング。そのあとは急斜面のコブはやめにして、もうひとつの急斜面を使って小パラ中パラあたりをしながらエッジを立てる練習です。エッジを立てるの、バンクを深めなきゃならないんですけど、案外これが難しいんですよね。なので、そんなのを体験してもらおうかなと。
午後の1番は、ほとんどレッスンで使わないバーンの探検です。が、残念なことに「競技の練習専用」とか書いてあるので断念。その後、朝に行った斜面がほどよく浅めのコブができていたので、そんな斜面パラレルで滑る練習です。コブで大切なのは、リズムを切らさず、決めたコブで曲がるということです。そのコブを逃しちゃうと、リズムは切れるはスビードが出るわで、ほとんどの場合破綻しちゃいます。そうならないためには、曲がると決めたコブで曲がる。あるいはリズムを決めて曲がることが必要かなと。
で、最後に別の尾根の急斜面でクルージングをして、本日ラストは天然もんのバーンです。ここ、このスキー場で一番好きなバーンです。
で、レッスン終了。そのあと、宿の人に少しレッスンみたいなことをやって、1本練習をして、今シーズン2回目の「雪と氷の世界」も終了です。
あとは帰るだけ。帰ってお風呂に入って、ビールを飲まなくちゃ(笑)。
酒のアテづくり・雪と氷の世界(1日目)
朝起きると7時過ぎ。でもまぁいいか。もしも今日の早朝にスタートしていたら、着くのは8時過ぎだから、しばらくゴロゴロさせてもらいましょう。ちなみに、雪と氷の世界の起床時間は7時です。雪が降っていたら、朝から雪かきがありますが、昨日の夜は晴れていたから大丈夫かな。
ということで、8時頃にのそのそ起き出して、朝のごあいさつとスキー出し。朝ごはんを食べさせてもらって、出動です。
今日は常連の上級者の方の担当です。いつも一緒に滑っているし、このお正月も一緒だったし、何を教えろと。でもたぶん、滑りに来ておられるんですよね。そして、ひとりで滑るよりも誰かと滑りたい。その中で、ひとつでも上達したい、あるいは自分の悪いクセを直したい。きっと一人で滑っていたら、上達も矯正もできません。というか、下手になるだけです。なので、わたしはそんなスキーのお手伝いです。
これ、楽しいというか、もうしわけないのは、わたしもまた同じ感覚なんですね。フリースキーはおもしろくないし、上達もしない。生徒さんと一緒に考えながら滑ること。見られていることを意識しながら滑ることが、自分自身の上達や矯正につながります。だから、他のスキー場に行かずに、雪と氷の世界でスタッフを続けているんでしょうね。
午前の前半は、主に脚の動きです。わたしもカービングはできません。なので、お客さんと一緒に「あーでもない」「こーでもない」と、いろいろ試しました。って、レッスンじゃないじゃん(笑)。午前の後半は、エンジョイスキー。でもその中で、やはり気になるのが姿勢です。なので、午後への課題として姿勢を残しておきました。
午後のレッスンは、いきなり泣く子も黙るギルランデ。連続山まわりというヤツです。これ、姿勢のクセがすごくわかるし、うまくできないからみんなが嫌う練習です。でも、だからこそやる意味がある。で、今日のテーマは「上体を動かさない」です。スキーって、回転するから上体が一杯動いているみたいだけど、基本的には動かしません。上体とスキーの位置関係が変わるだけです。でも、上体が動いてしまう。だから、上体をとめる。その練習です。続いて、腰の位置ですね。腰の位置は意識しないとすぐに落ちていきます。なので、それをあげる。今日担当しているおふたりは、もともと「できる」人です。でも、できていたことを忘れておられる。それを思いだしていただくのが今日のレッスンです。
で、これらをすべてビデオに撮りました。ちなみに、一本滑るたびに見てもらおうと思ったら「いいです」と。「これ、今夜の酒のアテです」とのこと。まぁそれもそうですね。夜にゆっくり見て、明日の意識づけに使ってもらいましょう。
夜は校長にごはんを食べに連れて行ってもらって、親の敵のような量の豚の生姜焼きを食べさせてもらいました。そのあとは温泉につかって、生徒さんと一緒にビデオを見ながらお酒を呑んで。こんなことやってていいのかなぁ。あまりにも楽しすぎる。
「みなす」「みなされる」
今日は第2のふるさとの人権教育研究会の総会です。記念講演は、「部落問題学習ネタをつくろう会代表の星野勇悟さんです。タイトルは「いま、自分が、ここで −部落問題学習をするということ−」。
実は、星野さんを紹介したのはわたしです。ちなみに、星野さんとはじめて出会ったのは14年前のことです。このお座敷の時に「とにかくいつきを呼びたい」と言ってくださった方です。ちなみにその時の事務局長が、S久間さん、のちのダースベイダー(by Tじさん)で、「そんなに呼びたいから理由を論文形式で提出せよ」と言ったらしく、必死で論文を書かれたとか。なので、今回はその意趣返しですね。てか、「部落問題学習ネタつくろう会」っていい感じですよね。きっと緩い感じを醸しながらガチでやってるんやろな。そんな星野さんと第2のふるさとのみなさんを出会わせたいと思ったんです。
で、会場に到着すると、さっそく呼び出しです。なんでも「講師接待をせよ」とのことです。なので、しばしグダグダ話。
で、時間が来たので、星野さんは演台へ。わたしは部屋の一番後ろの指定席へ。
星野さん、いきなり火起こしの話からスタートです。どこかで聞いたなと思っていたのですが、たぶんこれかなんかかな。でも、おもしろいです。社会の教科書の挿絵ひとつからここまでやるかということと、そこから「別火」へとつながっていく「伏線の張り方」はすごいです。
そして話はご自分の経験の話へ。そしてそこから「部落問題の本質は「みなす」「みなされる」というところにあると思う」と。なるほどね。そもそも「同対審答申」だったかにも、部落の定義として「まわりからそのようにみなされる地域」みたいなことが書いてあった気がします*1。でも、まさにそうですよね。住んでいる/いた場所や、親戚縁者が住んでいた/いる場所、さらには親族関係などで「みなされる」「みなす」わけです。ちなみに、現在部落の人と部落外の人の結婚が増えているので、部落関係者はかつてに比べて格段に増えているはずなんですけどね。
で、星野さんの話はとてもシンプルでした。「みなす人がいなくなればいい」。ただそれだけです。そのために部落問題学習をする。そして、「教員って、部落差別をなくすことができる仕事。とてもすごいことじゃないか」という、ものすごくポジティブなメッセージをわたしたちに伝えてくださいました。
話を聞かれたみなさん、元気をもらえたかなぁ…。
総会が終わったら、車で難波へ。今日は「おべんきょ仲間」と読書会です。テキストはフーコーの『知への意志』です。それぞれが章を分担して、自分の疑問や関心事を出して、それについてみんなで議論するというものです。今回は第1章から第3章まで。わたしが「担当します」と言ったのは第3章「性の科学」です。なんかももう「性」が精神病理化されていく歴史についてのフーコーの怒りみたいなものが奥底から伝わってきて、すごくおもしろい。やはり、こんな感じで深く読まないとダメなんですね。
第4章・第5章は来月です。楽しみですね。
読書会が終わったら、車で雪と氷の世界へ。到着したのは2時過ぎです。少しクールダウンのビールを呑んで、さてと寝ましょうか。今日は1日よく動きまわった。
*1:要、確認
親の思いを聞く
今日はトランスジェンダー生徒交流会です。交流会で一番大変で、一番大切なのは、実はメニュー決めと買い出しだったりします。なので、ここ数日、ひたすらそんな話がネット上を駆けめぐりました。で、結論は「キンパと鍋」になりました。妥当ですねo(^^)o。
で、いつもの時間にいつもの集合場所へ。すでに何人か来ておられます。今日もにぎやかなことになりそうです。
とりあえず、買い出し第一陣が到着。飲み物は確保です。そして、第二陣が帰ってきたところで調理スタートです。参加者のみんなはひたすら野菜きり。厨房では鍋のダシとキンパの具材づくりです。そしてわたしはひたすらビールを呑む(笑)。たまに厨房に入ってそこにあるものをつまむ、単なるジャマ者です。
子どもたちは公園で遊んでます。少し大きな参加者は、気がつくとあちこちで輪をつくって話しあってます。こんなのが自然発生的にできるのがいいですね。
そうこうするうちに、鍋の準備もでき、キンパの準備もできました。
公園から帰ってきた子どもたちはキンパづくりです。
メッチャ楽しそう!そしてひとくちほおばるとうまい!
鍋も豪勢です。
ひと通り食べ終わったところで、いつもの自己紹介です。今日はYーきがいないので、Rくに仕切りを頼みました。こういう感じで仕切りを頼める人がたくさんいてくれるのもうれしいです。
今回は年度末ということもあって、上の学校に行くにあたってのいろんなことがあります。小さな子どもの場合は、保護者が交渉しますから、子どもにはわからないこともたくさんあります。なので、保護者にも話をしてもらうことにしました。するとまた、これがすごいです。親の思いや子どもの思いが本当に出てます。
「子どもはここに来るのがほんとうに楽しみなんです。ほんとうに楽しんでるんです。でも、自己紹介でしんどい聞いたり話をしたりすると、普段の自分のしんどいことがフラッシュバックして、よけいしんどくなるんです。だから、話したくないんです」
なるほどなぁ。しんどいことを話すってことは、子どもにとってはそういうことなんだなぁ。でも、だからこそ話さなきゃならないこともあるんだけどなぁ。まぁ、それはもう少し先でもいいかな。いまは楽しんでもらえばいいのかもしれません。きっとそのうち話してくれる日が来るでしょう。
それにしても、ほんとうにきつい経験をしてますね。学校は精一杯配慮しています。いや、たぶんできる限りのことをしています。が、それは「できる限りのこと」であって、できないこともある。それは、今の枠組みを保持しているからという側面もあるし、生徒たちの心にまで踏み込めないということもあります。そんな中で、精一杯「自分」を生きている子どもたちは、本当にすごいなと思います。
で、ひと通り自己紹介が終わったところで、片づけです。でもわたしはマッサージタイム(笑)。いや、腰痛が^^;。
で、全部の片づけが終わったところで打ち上げです。交流会も大切だけど、打ち上げも大切です。まぁ、こちらは大人の交流会てすか(笑)。
向かうは「幸楽」です。ここはS輔の家のお店です。なんかもう、大人たちでワイワイと楽しく呑んで食べてなんですが、お酒もお惣菜もおいしい。すごすぎます。
結局12時くらいまで遊んでました。てか、終電じゃん^^;。
まさか同じ分科会?・近ブロ母女
今日は、近畿ブロックの「母と女性教職員の会」です。いちおうわたしは女性部長なので、行かなきゃなりません。が、ほんとうは9時に行かなくちゃならないんですけど、他の人にお願いして昼頃に行きました。
わたしの役割は、午後の分科会でレポートです。ネタは「リビングライブラリ」とか「シンポジウム」とかです。ちなみに、もうひとりのレポーターは前田良さん。えーと、いったいなんなんだ^^;;
てことで、昼ごはんを食べながら打ち合わせをして、その後分科会開始です。
まずは前田さんの話。話を聞きながら、いろんなことを思い出しました。わたしも第2のふるさとでトランスをはじめた頃は、まわりの人からいろいろ言われたよなぁとか、子どもが小学生の頃はいろいろあったよなぁとか、トランスしようと思った最初期に、まわりの人から「子どもがかわいそう」と言われたよなぁとか。なので、せっかくですから、ふだんはしゃべらない、そういう話を重ねてみました。
で、お次はわたしのレポートです。20分しかありませんから、フルスロットルです。しかも、なぜかマイクの調子が悪いから、けっこう広い会場だけどマイクなしです。いろいろたいへんだ。でも、一番言いたかった「被差別経験談のインフレーション」についてはきちんと話ができたからよかったかな。
質疑応答の後、最後にレポーターからのひとことの時間があったので、ここは一発stn21の宣伝です。宣伝した限りはきちんと活動しなくちゃなりません。そういう自分へのプレッシャーがなかったらダメなんですよね。
その後、懇親会。なにやら京都から出し物を出さなきゃならないらしいので、おとついの話とか昨日の話とかでごまかしました。まぁ、ネタには困りませんね。