小さな声を聞く

今日は午後から交流会です。が、朝はゆっくり。とりま猫の額かな。

上の子どもが焼いてくれたパンにスパイシービーンズとスクランブルドエッグです。ここで新聞を読むのが好きです。と、下の子どもがデザートを持ってきてくれました。

しっかり水抜きしたヨーグルトにチョコクリームを混ぜて、バナナを入れて、ライスペーパーで巻いたものです。うまいな。でもおなかいっぱいです。
さてと。出発ですね。まずは待ち合わせ場所へ。ここで参加者と合流して、会場へ。すでに鍋の材料はそろってます。なので、野菜切りですね。
今回みんなには白菜の白いところの「そぎ切り」に挑戦してもらいましょう。しかしなんで包丁の刃を外へ向けるかな。そぎ切りは内へ向けて手前に引くんだけどなぁ。
ひと通り教えたら、お次は大人向けの火鍋づくりです。とはいえ、ネットで調べてつくるだけですけどね。
なるほど、ごま油に麻と辣を染み込ませて、さらに香味をつけて、ガラスープで伸ばすのね。花椒をしっかり入れたので、麻が利いてます。まぁまぁですね。てか、これならつくれるな。
あとは鍋をつつきながら、延々とK賀さんと昨今のトランスヘイトについてディスカッション。まぁ、基本的に「実在しない」藁人形論法というか、火のないところに火をつけてるだけの話なので、本来「なにもない」話なんですけどね。
まぁそんな話をして、その後、恒例の自己紹介タイムです。ここで話し合われていることを聞けば、いかに「藁人形」かということがわかるんですけどねぇ。中には小さな声でしか話せない子もいます。隣の子が「アンプ&スピーカー」役をしてくれます。話すことができない子もいます。そんな子が語るのをじっと待つ時間も貴重ですね。
そんなこんなで、今回の交流会も終了。疲れたけどおもしろかった。
さて、あとは打ち上げですね。Sゅんすけの店に行って、飲んで食べてしゃべっているうちに…。Kっかわくんが来ない感じですね。Sゅーとも来ないと言ってたから、今日は電車で帰らねば。てことで、あわてて駅に行ったら、先に帰った参加者がいて、一緒に帰れました。とはいえ、最後はひとりです。ふと目が覚めると「烏丸」と書いてあります。えーと、ここじゃん!飛び降りて難を逃れました。
さてと、帰ろう。

不意にくらって、クラクラする

朝、土曜日なのに5時45分起きです。そして6時スタート。玄関は雪です。

まだバスは動いていないので、駅まで歩きます。電車に間に合うかどうかと思ったけど、缶コーヒーをゲットして、電車に乗りました。阪急に乗り換えて、西へ西へ。が、ゆっくりですね。どうやら遅延しそうです。電車の中でパンとコーヒーをモシャモシャ。三宮から元町までは阪神です。で、会場に到着。3時間近い旅でした。
まずは女性部長会議(笑)。簡単に打ち合わせをして、受付に立ちます。が、京都からの参加者は、わたし以外ひとりです。もうひとりのレポーターは体調不良で自宅からオンラインでレポートです。便利になったのか、なんなのか。
で、開会行事のあとは記念講演です。今日の講師はウィメンズネットこうべの正井さんです。最初のスライドを見ていると、「チャンピオン・チェンジ大賞受賞」とかいてあります。へ?と思って見に行ったらおられました
で、話の内容は、災害時における性暴力の話です。ほんとにこれでもかというくらいのキツイ話です。そんな被害者の人たちの「居場所」をつくる。でも、あくまでも対症療法でしかありません。それにしても、男性主体の社会では女性の性暴力サバイバーは「いないこと」にされてしまうんですね。だからこそ「支援の客体ではなく、主体としての参画」と言われます。どこかで聞いたフレーズなんだけど、おそらく共通してるんでしょうね。
講演の後
「実はわたしも」
と言いに行くと、
「前に京都でお会いしましたよね」
とのお言葉。マジっすか^^;。
でも、このあと打ち合わせがあります。なので、本売りをK原さんに頼んで、分科会場へ。おべんとう、多いな。
zoomを接続して打ち合わせ。分科会のレポーターはAっちゃんと大阪の退職された元教員の方です。なにやらフラッグがいっぱいあるので会場セットです。
と、いきなりわたしに向かって
「背が高い男の人が」
とか言われたので、とっさに
「男じゃないです!」
と返してしまいました。いや、別に窓枠につかまって高所作業をするのはいといません。が、それは性別とは無関係で、高所作業が好きだって話です。
しかし、まさか母女で「これ」を食らうとは。ここはわたしにとって、ものすごく「安心できる場所」です。それだけにダメージが大きいです。
分科会がはじまっても、まだクラクラしています。幸い、前半の司会はK部さんなので、おまかせしながら回復をはかります。
後半との間の休憩時間に
「やはり言いにいこう」
と決意して、クラクラしたことを言いました。
しかし、たかがこれだけのことなのに、これほどまでダメージがあるのは、普段が平穏だからなのかなぁ。もっとも、「場」によるものなのかもしれません。ただ、言ってしまったので、これでおしまいです。気持ちを切り替えましょう。
後半の司会はわたしです。グループディスカッションをしたり、全体のディスカッションをしたり。が、全体は難しいな。日常の話を気軽に話してほしいと思ったけど、なかなかそうは行きません。どうしても「強い語り」が出てきてしまう。いい発言もあったけど、それを拾いけれませんでした。反省ですね。
てことで、今年の母女は終了。このあとは交流会です。去年の交流会では「素直にうれしかった」けど、今年はいろいろあって、2人です。ちょっとさびしい。でもまぁこんなもんでしょう。
ということで、散々ワインを飲んで、あとは駅で缶チューハイを買って、滋賀の人たちと一緒に電車に乗って宴会です。京都に着いたのは8時前。これくらいに帰れば楽だろうな。

登場人物が多すぎる

朝、まぁまぁの体調です。とりま荷物があるので車出勤です。
朝は立番から。そして走りです。走りの授業も残すはあと2週間。とはいえ、ガチで走るのは今週までです。

本日のラン。1000mのTT、トラックを4周です。とりあえず「速いチーム」に混ざりましょう。トップはかなり速いですね。わたしは1周目は60秒を切るくらい。でも、ここからどんどんタイムが落ちていきます。結局タイムは4分32秒でした。
まぁこんなもんかな。ちなみに、去年のベストタイムより遅いのは、走り込みが足りてないなら当たり前ですね。
しかし、「遅いチーム」に入ってトップを引っ張るのもありだったかも。

走りが終わったら少し作業。
午後は3年生のための立番が入りました。その後、会議。まぁなかなか厳しいですね。
定時で上がって、少し寄り道をして、少し遅れていきセンへ。今日はちょぼやき会です。
今日のスピーカーはTださん。この間参加されたばかりの方です。到着したら、すでに話ははじまっていました。が、スライドを見ながら追いつきます。
Tださん、生まれは1971年の沖縄なんだとか。ここから、なかなかにディープな人生がはじまります。引っ越しとか両親の離婚とかが頻発するんですが、それをさらりと話されます。が、親が離婚と再婚を繰り返すと、当然登場人物が増えます。さらにきょうだいもおられるので、またまた登場人物が増えます。そのうちごちゃごちゃになってわからなくなりました(笑)。
話が終わったら質疑応答。みなさんいろんな質問をされますが、わたしの頭の中には『ヤンキーと地元』や『裸足で逃げる』が渦巻いています。なにしろ、語りの背後に厳しい家庭状況と、それをつくり出す「本土」復帰直後の沖縄の経済状況が見え隠れしますからね。
なので、そんなあたりを質問。すると、ディープな沖縄社会が少しずつ姿をあらわしてきました。おもじろい。いや、おもしろいと言ったらアカンのでしょうが、interestingです。
そんなこんなで、なかなかに興味深いちょぼやき会を終えて、本の即売会。持っていったぶんがすべて売れてしまいました。ありがたや。
その後、恒例の飲み会です。なんだかメッチャ食べものをたくさん注文したみたいでお腹いっぱいになりました。でも、お酒はセーブ。ビール→日本酒→日本酒→泡盛で終了です。
てことで、お店を出たのは10時半過ぎ。まぁマシかな。最後に記念写真。

ありがと!

農楽&マッコリーズ

朝、身体を動かしたくありません。が、行かなきゃ。とりま朝ごはんを食べて、電車に乗って、移動開始です。到着したのはウトロです。とりま、Sふぁんさんにごあいさつ(笑)。
しばしボーとしてると、農楽隊のみなさんが来られました。今日は朝鮮総聯南山城支部の新年会です。
まずは平和祈念館前の広場でリハーサル。いい感じですね。ちなみにTじさんに
「うしろで練習してみ」
というと
「やります!」
とのこと。リバが終わったらMどりさんが
「こうやって叩くんや」
と教えておられて、いい感じです。
昼ごはんを平和祈念館で食べたら会場へ。
今回は朝鮮歌舞団が音響機材を持ってこられているので、わたしは特にやることもなく。が、よく機材を見ると、ステージパスをモニターにつかっておられます。やはり非力なのかなぁ。
で、着替え終わったら、マッコリーズのリハーサルです。激しいな(笑)。
リハーサルが終わったら、歌舞団の人に
「チンが揺れるんですよね」
と相談すると
「上のところを押さえたら、音に影響がありませんよ」
と教えてくださいました。なるほど。
やがて新年会開始。オープニングは今年も農楽です。しかしあれですね。スピードが早くなったりする、いわゆる「燃える」ところで脳みそがクールダウンするのは、たぶん合唱をしてたからでしょうね。そんなこんなで楽しい農楽が終わったら、とりま着替えましょうか。
ホールにもどると井上満郎さんのマニアックな歴史の話です。しかし、やはり山城地方の話も出てきますね。
で、1部が終了。2部は歌舞団の公演&飲みです。机の上にはこれが…。

メッチャおいしそうですが、昼のおべんとでけっこうおなかがいっぱいです。まぁでもええか。
しかし、1テーブルに8人と言われてるのに10人くらいいるし、乾杯の前に飲みはじめるし、相変わらずフリーダムな農楽隊です。
それにしても歌舞団の公演はすごいです。もちろんプロなので当たり前ですが、それでもやはりすごい。
と、突然音響の電源が落ちました。えーと、復旧しないのね。てことで、電源がいらないマッコリーズの登場です。
今回はチャッセのところは歌舞団の方が参加されます。さらにSふぁんさんがピリをされるので、その間チャンゴはTじさんひとりになります。なので、ここも歌舞団の方がサポートしてくださいます。畏れ多いです。
しかし、やっぱり激しいな(笑)。
サムルが終わったら、出番はすべて終わりです。なので、少しゆっくりと飲みますか。
そんなこんなで夕方に新年会も終了。その後、平和祈念館に移動して、焼ききれなかったタコ焼きを焼いてもらいながら、さらに飲みます。ここでJぇすんさんとこの話を振り返りながら、いろいろ話。いや、なんだか申しわけないです。
やがてタコ焼きも食べつくしたので、帰りましょうか。
で、近鉄に乗ったけど、竹田で降りて、結局近くの居酒屋に行くのもいつものパターンです。
しかし明日は月曜日だぞ。大丈夫なのか?

やはり空気が柔らかい

朝、6時半起きです。ふだんよりは30分遅いけど、眠いものは眠いです。ここからバスに乗って移動開始。最寄り駅から京都駅→大阪駅→天王寺(阿倍野)と乗り継いで、最後は大阪府中南部の街へ。去年に引き続き、今年も呼んでいただきました。
去年はややこしい時期だったけど、今年は特に何もなく。しかし、JRも地下鉄もメッチャ混むんだなぁ。
会場に着いたら、そのままホールへ。セッティング開始です。今年は機械が触れる人でした。
しばらく待つと、生徒さんが入ってこられました。見ていると、出席をとってるのは生徒さんのようです。
「全員出席です!」
と教員に報告した直後にそのクラスの生徒さんが入ってきて
「そろってへんやんかぃ!」
と教員がツッコミを入れてたりして、なかなか和やかです。
やがて時間が来たのでお座敷開始。去年もだけど、今年もみなさん、反応がメッチャいいです。話をしていて楽しくなります。
と、はんぶんくらい話したところで遅刻した生徒さんが入ってきて、それを見た生徒さんが笑ったり。でも、教員が怒ることもなく。これまた和やかです。
そんな感じで100分間ノンストップで話して終了。
今年も元気をもらえました。
話のあと、数学の教員が来られて
「変態が世界を変えるって、どんな授業をされてるんですか?」
と質問されたので、
こんな話ですよ」
と説明したり。納得されてました。
で、仕掛け人のTも草さんと合流。近くにあるさくら食堂でランチです。

うまし!てか、お腹いっぱいです。
もちろんおいしい食事をいただきながら、いろいろ話。やはり一緒に外国人教育やってきた仲間との話は楽しいです。
食後はTONPALへ。資料コーナーをいろいろ探ってると、フィールドワークの資料があるらしいです。これはほしい!ということで、受付の人に
「ありませんか?」
とたずねると
「あれはフィールドワークをされる方にだけ配ってるものなんです」
と、やんわり断られてしまいました。このご時世なので、まぁしかたないよなぁ。でもほしいなぁ。とにかくぁゃιぃものではないことだけは伝えようということで、名刺を渡して
「高校の教員で」
と説明。受付の方は奥に座ってる上司とおぼしき人のところに名刺を持っていかれると、その上司さん
「あぁ、いつきさん」
と。なんで知ってはるねんと思ったら、大阪府連の女性部長さんでした。
てことで、いろいろ説明を受けながらちゃっかり資料をゲット。しかし、前にも似たようなことがあったけど、我ながらひでぇな。
女性部長さんにお礼を言いながら
い「少しまち歩きをしてもいいですか?」
女「わかりますか?」
い「まぁなんとかなるでしょう。あ、カメラはまわしませんから」
女「笑」
みたいな会話。
しばし、まちを歩いていると、なかなかにおもしろいです。いかにも「つくられた旧の街」とムラの風景がとても対照的ですね。いろいろ考えさせられます。が、夕方になってきたので帰りましょうか。
とても有意義な1日でした。

ハンセン病差別が生んだ えん罪としての菊池事件

今日は1日某人権教育研究会の総会です。なので、朝は少しだけゆっくりできます。といっても、せいぜい1時間程度ですけどね。でも、この1時間ゆっくりできるのでぜんぜん違うなぁと、いつも思います。これくらいの時間に家を出られる仕事だったら、もう少し続けてもいいかもとも思いますね。
てことで、会場へ。すでにみなさん集まっておられます。わたしも受付準備をするなど。
やがて総会がはじまりましたが、わたしは受付なので、ロビーにいます。スキマから風が入ってきて寒いな。で、午前の総会は終了。
講師のかたを迎えに行きましょうか。今日の講師は弁護士の徳田靖之さんです。はじめてお会いしたのは7月ですね。その時に「来てもらおう」と決めました。
とりま、駅で合流して、お礼を言いながら会場へ。あとは「おえらいさん」に引き渡したら、わたしはおべんと→録画準備です。
そして記念講演開始。ちなみに、今回はプレゼンはありません。久しぶりに「しゃべりだけ」の講演です。内容は「菊池事件」です。が、その前に、まずは自己紹介をされます。それがいきなりすごい。父親が太平洋戦争で戦死されたこと。その後弁護士をめざされたこと。島比呂志さんからの告発を真っ正面から受けとめられたこと。なんだろう。「逃げ」がない。
そして、ハンセン病の絶対隔離の話です。隔離政策という日本政府の過ちにより、一般市民が「加害者」にならされた。そのことをていねいに語って行かれます。
そして、「菊池事件」です。菊池事件の概要を話されたあと、その問題点をていねいにあげていかれます。当然のことなんですけど、その「問題」の根拠が法律、なかでも日本国憲法であることが、法曹界の人なんだなと、あらためて思います。ちなみに和泉さんの場合は医学でした。「わたし」はなにを根拠にするんだろう。社会学か…。
いろいろ考えながら、ヒョイと時計を見ると3時です。3時?もう、1時間半たってるの?てことで、講演が終了です。が、ここからの質疑応答がすごい。
質疑は時として、自分の守備範囲の外の話になることがあります。そういうときにどう答えるのか。徳田さんは、専門外であることを正直に話した上で、ご自分の経験や専門性をもとにていねいに返されます。が、その内容がハンパないです。
わたしからは「ゴメンと言える社会をどうやってつくれるのか?」という質問をしましたが、徳田さんは「わからない」としながらも、
「国が謝るために裁判で勝つしかない」
としながらも、それは
「社会が変わってきたからだ」
とされました。さらに
「社会は虐げられた少数者が変えてきた。名もない虐げられた人たちの闘いが歴史を変えてきた。いま起こっている少数の人の闘いに、自分の問題として参加できる人をどう増やすかということが、社会を変えることにつながると思っている。そういう闘いの中で「過ちを認められる社会」ができていけばいいなと思っている」
とされました。
ガチでカッコイイです。人権は思いやりでもなく優しさでもなく、闘いの中で勝ちとるものであるということを、闘いの経験の中から話して下さいました。
ということで、記念講演終了。今日はどうしても用事があるということで、あわてて帰って行かれました。が、「また一杯やりましょう」というひとことは忘れられませんでした。

総会の後片付けをしたら、そのまま京都市内へ。打ちあげです。ほんとうは徳田さんも来られるはずだったけど、しかたないです。ひたすら飲んで食べてしゃべって、気がついたら10時過ぎです。ヤバイ。明日があります。帰りましょう。

実践ってなんだ?・日教組教研3日目

朝、目が覚めると、ちゃんと寝てました。昨日、朝のタイムスケジュールがわかったので、それに沿って粛々と準備を進めて、8時前の電車に乗って移動開始。
そう言えば、あれからちょうど1年ですね。今年も教研に来ているから、何もできません。心の中で少し思い出すことにしましょうか。
今年の日教組教研も今日の午前中でおしまいです。会場に着いたら、いろいろごあいさつ。そして分科会開始です。
今日の論議の柱は3本。まずは「ジェンダー平等教育を実践するにあたって困っていること」です。
えーと、やってないから困ってないです(笑)。ただ、やってないのは「授業実践」です。でも、この分科会で出てくるレポートの多くは「授業実践」です。じゃぁ、わたしは実践してないのか。なので
「ジェンダー平等教育がなんなのかわからないのが困っていることです」
と発言。さらに
「授業実践は「ジェンダー平等教育の実践」の一部でしかないと思っています。でないと、わたしはここに座れなくなってしまいます。ジェンダー平等教育って、「これがジェンダー平等教育です」って抽出できるものじゃないと思っています」
と追加。司会者の方からスルーされました(笑)。そりゃそうでしょうね。答えを言ってるもん。
2本目の柱は「今回学んだこと」です。
これは初参加の人のためのものですね。なのでスルー。ただ、性自認について「どのように決定されるのかがわからない」という発言があったの、ストーラーの話をちょろっとしておきました。
そして最後の柱「どのように伝え広げるか」です。
やはり「反差別はカッコイイ!」ですね。なので
「わたしたちやっていることは、カッコイイことなんです。だから「おしゃれに楽しくカッコよく」実践しましょう」
とハッパかけ。
あとは総括討論です。ここはフロアの人に譲りましょう。と思っていたら「奥さん」発言が出てきました。瞬間、レポーター(の一部)に緊張が走ります。が、コメントがない。ガマンしきれなくなったS渡さんが発言。さらにフロアからU海さんとかI藤さんとが発言。さすがです。
そんなこんなで、今年の日教組教研も終了。
S渡さんとT永さんと3人でお昼ごはんを食べながら、いろいろ今回の総括をしたり、近況報告をしあったり。そして、品川まで移動→新幹線です。帰りの新幹線で初日に残ったウィスキーを飲もうかと思ったけど、読書の時間にしました。当然眠くなるので、しばし爆睡。そんなことをしていたら京都です。
コンタクトを受け取って、お家へ。疲れた。おべんとのネタをつくって、どうしようかと思ったけど、やはりお風呂に入りましょう。あとはビールタイムですね。
さてと。今日は早めに寝ちゃいましょうか。明日から日常です。

パラダイムを変えたいな・日教組教研2日目

朝、6時半に目が覚めました。悲しいなぁ。しばしベットでゴロゴロ。でも、おべんとをとりに行かなきゃなりません。フロントでおべんとを受け取ると、「なんじゃこりゃ」状態です。えーと。サンドイッチと簡単なおべんととお茶のセットです。明らかに朝ごはんと昼ごはんですね。ラッキーです。
ということで、部屋にもどってサンドイッチと紅茶で朝ごはん。必要なものをリュックに詰め込んで、8時前にスタートです。湘南新宿ラインを使うと、山手線の西側にはあっという間に行けるんですね。だからと言って、きついですけどね。
会場に着いたら、いろいろごあいさつ。今日は9時から17時半の長丁場です。
午前は「労働・家族」です。まずはレポートが2本。うーん。モヤモヤ感が募ります。が、このモヤモヤ感を「質問」という形で出しにくい。まぁいいや、質問しようと思ったら、質問の時間が終わってました。
ということで討論。
どうしても「労働・家族」って、二分法的な構図で捉えがちです。なので
「対立の構図で捉えるのをやめませんか?なぜなら、対立の構図で捉えると、「人を2つのカテゴリーにわけることはかまわない」ということが隠れたメッセージとして伝わるからです。
と発言。難しいんですけどね。
あと、「互いに補いあって」というフレーズが出てきたので、思わず
「性別特性論になりますよ」
と指摘してしまったり。そして、午前の総括討論では、質問しようと思った質問をぶつけてしまいました
「あなたはこの授業で生徒に何を伝えようと思いましたか?そして、あなたがこの授業をすること学んだことはなんですか?」
きちんと答えてもらえませんでした。残念やなぁ。
ここで昼休憩。陽が出ていないのでちょっと寒いけど、せっかくおべんとがあるので、今日も公園で食べましょうか。ということで、S渡さんを誘って公園で昼ごはん。もちろん燃料補給は忘れません。寒くなってきたので、再び会場へ。
やがて午後の分科会開始です。午後は「性の教育」です。こちらは優れた実践がガンガン出てきて、ひたすらすごいなと。
ここで何が言えるだろう。SHSRについては、「中絶の権利」かな。配偶者の同意が必要って、マジでどうよと。
あと、「生命の安全教育」についてですか。あれ、もともとは性暴力の加害者・被害者・傍観者にならないためのものです。だから、基本的なテイストは「〜してはいけません」というメッセージです。でも、そのメッセージは、わたしが人権学習で一番出したくないメッセージでもあります。なので、例えば
「合意がなければ触ってはいけません」
ではない伝え方をしたい。そこでキーになるのが、セクシュアル・プレジャーかな。つまり
「合意をとった方がより楽しめるよ。だから、合意をとろう」
というメッセージです。デートDVの教材なんかでも、そうメッセージを出したいなあ。
そしてもうひとつ、「性の多様性を尊重する学校教育」ですね。これは毎年言っている気がしますね。既存の枠組みをそのままにしておいて、そこに「付け加える」形での包摂じゃなくて、枠組みそのものをつくり変えること。それをすでにやっているは…。ということで
「そこでヒントになるのは、インクルーシブ教育だと思います」
と発言。そもそもインクルーシブ教育は障害に特化したものじゃなくてSENを持つすべての子どもを対象にしていますからね。と同時に、セクシュアルマイノリティ生徒を「支援」「配慮」の対象ととらえるのではなく、既存の枠組みを顕在化させる存在と捉えることかなぁ。
そんなあたりのことを発言しました。で、2日目終了。いずれにしても、パラダイムの変換を起こしたいなぁ。
分科会が終わったら、当然のことながら呑み会です。昨日気になったS濱さんも誘ったりして、みんなでお店に突入。ちなみに、お店を探してくださったのは、三重のK口さん。ありがとうございます。
みんなでワイワイやっていたら、共同研究者来られて、ぎゅうぎゅう詰めになりました。ちょうど店を追い出される時間なので、2軒目に行きましょう。ということで、2件目ではアヒージョをアテにワインです。結局終わったの10時過ぎ。ここからホテルまでの移動が40分くらいかな。ちょうど多賀さんもおられたので、いろいろ話をしながら横浜まで移動。ただ、これでは終わりません。AっちゃんとS濱さんと3人で、コンビニでお酒を買い込んで、ホテルのロビーでもうひと飲み。日付変更線あたりでようやく解散です。
明日までもつかなぁ。

初日から飛ばしすぎた・日教組教研1日目

朝、目が覚めてもしばしダラダラ。今日は1日労働者の権利をとってるので、早起きする必要はありません。のんびり朝ごはんを食べて、お昼のおにぎりを持って、スタート。行きに少し早い新幹線に予約変更して、向かうは東京です。会場近くに到着して、まずは昼ごはん。

と、
「いたいた」
という声が…。三重のMきさんのHろべーさんでした。
「去年はたいへんでしたね」
と言われて、なんだったっけと思ったけど、たしかにたいへんでした。
燃料補給が終わったら会場へ。久しぶりの人がいてごあいさつ。
今年もやってきた日教組教研です。
今日のテーマは「意識・慣習の見直し」です。ちなみにセクマイ関係はずっと「性の教育」に入ってだけど、こちらに移動したのね。
まずはレポートが3本。
特に特例法の要件についてディスカッションしたレポートがおもしろいですね。と思ったらfacebookの友だちでした^^;。
しかし報道席にいる人が気になるな。ちなみに、レポートが終わったら消えてました。なるほど。
その後、柱に沿ってディスカッションです。とりま、柱は3本あるので、それぞれの柱に何を話すか、戦略を立てましょう。
なんだろ。とにかく、揺るぎない「sex」があって、そこに「gender」と結びついた「role」があるという捉え方の語りがあちこちから出ます。これのなにが気になるかというと、二分法的な語りが出てくるってことです。わたしからすると、その二分法的な語りそのものが、この場において二分法的なgenderを構築しているように聞こえてきます。
このあたりは去年かなり発言をして、多賀さんがきちんと説明来てくださったので、それを踏まえて発言しましょうか。ただ、なんとなくはずみがついてしまったので、発言しまくってしまいました。
完全に飛ばしすぎやな。明日のためにとっておかなきゃならんのに。
ちなみに休憩時間に声をかけてくださった若手教員がおられて、なんか変態臭がただよってます。気になるな…。
そんなこんなで1日目終了。S渡さんと一緒にインクルの宴会に突入するのも恒例になってきましたね。ここであれやこれやと話をして、飲みまくって9時過ぎにお開きです。
今日は二次会はやめておきましょう。なにせ、ホテルは横浜です。まぁでも電車に乗れば連れて行ってくれるのがお江戸ですね。とりま、コンビニでウィスキーの小瓶を買って、チビリと飲んだけど、これはダメですね。寝ちゃいましょう。

新年のあいさつ

朝方目が覚めました。が、二度寝を敢行。次に目が覚めると9時です。幸せです。今日は午後から出張だけど、午前は休みをとっています。
てことで、朝はのんびり。その後、夜の仕事の準備でもしましょうか。ほんとうは仕事なんてしたくないけど、たぶん今やっておかないと詰みます。午後の出張のためのギリギリの時間まで準備をして、念のために会議の開始時間を確認すると、1時間間違えていたことが判明しました。やれやれ。
てことで、昼ごはん。

釜玉ラーメンです。白菜と玉ねぎも一緒に茹でました。うまし。
で、出張へ。何が悲しくてこんな日に出張なのかとは思いますね。来年は5日にやるとか言ってるし、いろいろおかしい…。
この出張、進路関係のやつです。ところどころ「ん?」と思うことがあります。例えば、求人状況は好調なんだとか。でも、生徒のニーズとのマッチングはどうなんだろう。聞いてみたら、二極化してるんだとか。つまり人気のある仕事と人気のない仕事があるってことです。まぁそうでしょうね。
ちなみに、「ウェイター・ウェイトレスが多い」とか書いてあって、「おいおい」と。いや、そんな求人、今どきしてるのか?「ホール・スタッフ」でしょう。仮にそんな求人のしかたをしてたらアウトだし、進路担当者が「ホール・スタッフ」を勝手に「ウェイター・ウェイトレス」って脳内変換してたら、それはそれで問題だし。
さらにビジネスメイク講座をしてるガッコがあるとか。それもアウトでしょう。もちろん、わからないわけじゃないです。高校生が「やりたいメイク」は仕事では通用しません。だから、それを教えなきゃというのが現実です。が、一方で「仕事はメイクしていく」という規範をつくりだしてしまう。まぁ現場の苦しいところです。
そんなこんなで会議も終了。会議のあとにわたしのところに来られた女性[1]たぶんの出席者が、最後の件について「あれはアカンやろ!」って言っておられたので、まぁそういうことです。ちなみに、女性の出席者は3人[2]だいたいで、ほとんどが男性でした。これもまた「アカンやろ」なわけですが。
帰り道、うちの事務局長に車に乗せてもらって移動。京都駅までお願いしようかと思ったけど、ふと気が変わってギョースーまで乗せてもらうことにしました。ここで買い出しをして、市バスで京都駅まで移動。そろそろ日本酒がなくなるので買わなければ。
さてと、どうする?今月のスケジュールを見ると、今日しかないですね。ということで、角打ちへ。
今日もレジェンドがおられます。
「あけましておめでとうございます」
と新年のごあいさつ。と、
「新年の酒、飲むか?」
と言われてごちそうになりました。

「桃の滴」です。うまし。さらに
「これ、お母さんから」
と。

ということで、豪華な食卓に。
あとは、あーだこーだとしょーもない話。これが楽しいです。そんな中で、ポロリと「アボジ」とかいう言葉が出てきます。すかさず
「陶化中学校出身ですか?」
とかいう質問をすると
「そうや、みんなそうや」
からはじまって、
「うちが貧乏で高校に行けなかったけど、あきらめたんや。でも、やっぱり行きとうてな。でも、朝鮮学校は高い。だから定時制に行ったんや」
みたいな話が出てきます。
そんなこんなで、すぐに出ようと思ったけど、閉店までいてしまいました。といっても、19時です。
さて、帰ろうと思ったら、レジェンドが払ってくださいました。えーと…。
ごちそうさまです。

footnotes

footnotes
1 たぶん
2 だいたい