スピーカー修理・続報

朝、しんどいです。まぁでも、昨日が飲み会で、今日がこれくらいだったらマシかな。とりま出勤。立番ではMさんと車談義(笑)。
しかし、立番の時って、みなさんとにかく「会話」をしておられます。なにをそんなにしゃべるネタがあると思うけど、しゃべっておられます。ちにみに、わたしは「パーティートーク」が苦手なので、あまり話をしません。必然的に立番ではひとりでいることが多いです。そんな中、去年のM田さんとか、Mさんは比較的会話ができる相手かなぁ。もっとも、向こうがどう思っているかはわかりませんが(笑)。
ただ、この「会話」の中で、きっとお互いいろいろ確認をしているんでしょうね。例えば「同じ種類の人間」とか「同じ方向を向いている成員」みたいな感じの確認です。なので、そういう輪に入らないわたしは、「同じ種類/方向」とはみなされない。そんなことはあるかもしれません。そういう意味では、「教員の雑談」の参与観察はおもしろいかも。
立番が終わったら、午後の教科会議まで特にやることがありません。なので、しばしのんびり。
午後、教科会議までかなり時間があるので、スピーカーの修理です。まずはツイーターのチェック。音は出てますね。ということは、ネットワークがダメと言うことです。なので、とりあえず、ツイーターをネットワークの基盤から切り離して、単独でネットワークをつくるという方向になりました。同僚さんがコンデンサーを持ってきて下さっているので、そいつをつかって鳴らしてみると、鳴りました。いい感じですね。
ということで、組みつけて視聴。音源は「バッハの無伴奏チェロソナタ」です。きれいになっています。いいですね。念のために「バッハのゴールドベルク変奏曲」も鳴らしてみましょう。アリアはいい感じです。が、第1変奏曲のアタックのところで歪みました。ダメじゃん。ということは、ツイーターの交換ですか。作業は明日に持ち越しです。
その後教科会議。まぁなにがなんということもなく終了。あとは成績処理をしたら、今日の仕事は終了です。
さてと。帰ってお風呂に入ってビールを呑みましょう。

修理屋さん

朝、やはりしんどいですね。疲れが取れている感じがしません。土日は休まないとダメってことですね。
とりま出勤。メールチェックからの職朝→立番です。
遅れてくる生徒がいても、厳しく怒ることは誰もしません。「どうしたんや」という声かけをします。えらいしんどそうな生徒がいたので
「どうしたんや?」
と声をかけると
「しんどかったんです」
とのお返事。まぁしんどそうに見えます。が、ふと気になって、立番してる教員に
「教員ってすごいね。しんどくならないんや」
と言うと
「しんどくなりますよ。でも、がんばって来てるんですよ」
とのお言葉。さらに
「30過ぎるとガクッときます」
とおっしゃるので
「わたし60過ぎてるけどな」
とだけ言っておきました。
しかし、35歳くらいの時って、しんどかったやろうかと思い返すと、しんどかった記憶がないですね。ひたすら走りまわってたけど、「しんどいけどがんばって来た」という感覚はなかったなぁ。なぜみんなそんなにしんどいんだろう。わたしが鈍感なだけか(笑)。
ちなみに、今はしんどいです。でも、わたしがしんどそうって、みんな思ってないだろうな。走るしな(笑)。
立番が終わったら、スタジオづくりです。今日はネットで配信があります。機材セットしながら、教務部長に
「こんなん、誰がするんやろなぁ」
と不安を口にします。ずっと「どうせやるなら」と思いながら、その時その時のベストを模索してきて、今があります。
「きっとみんな、わたしが仕事してないとおもってるやろなぁ。でも、実はわたし、メッチャ仕事の密度をあげてるねん」
と言って、わかってくれるのは、たぶん同年代なんやろなぁ。
お昼をまわると「ながら」になりました。今晩あるおべんきょ会のペーパーを読んでいたら、メッチャ眠くなりました。ヤバイな。
そうだ、スピーカーだ!ということで、わたしより年長の教員のところに行って
「いま、ヒマですか?」
というと
「スピーカーやな」
と反応してくださいました。
視聴覚教室に行って、音を流しながらチェック。どうやら、左のスピーカーは端子がダメなんだとか。左のスピーカーについては使ってない端子と交換したらOKでした。
問題は右のスピーカーでツイーターがダメらしいです。しかたないので、ネットワーク部を見るために裏のフタをあけましょう。が、固着しててあかない。てか、プラスのネジの穴が錆びてふさがってます。どうする?なんしかkure556をふってドライバーをハンマーで叩いてねじ込みますか。まわりました。
しかし、イマドキの教員、こんなことするんだろうか。そもそもスピーカーを修理しようとは思わないだろうし、ネジをはずそうとも思わないんじゃないかなぁ。ましてや固着してたら「ムリ」ってなるかなぁ。
まぁ、kure556とかハンマーとかがある放送室もどうよって話ですが(笑)。
で、同僚さん、ネットワークを見て、コンデンサーがブラブラしてるのを発見。
「持ってますか?」
と聞くと
「あるよ」
とのことで、修理は明日に延期になりました。しかし、家にコンデンサーのスペアがある人もたいがいです。
そんなこんなで定時に退勤。家に帰ってzoomです。今日のおべんきょ会は4人あらため5人のおべんきょ会です。
いつものようにセンセがお題を出して、育てられるかどうかを、とりとめもなくディスカッションします。これが、なかなかまとまりません。いや、まとめるつもりはないんだろうけど、方向性がイマイチわからない。それでも思いついたことをあれやこれやと出しあいます。か、8時をまわったところでまだ続行しようとされたので、思わず
「いつまでやるんですか?」
と口走ってしまうなど。いや、結論が出るまでやってたら、ほんとにいつまで続くかわかりません。てか、2時間が限界です。
てことで、5人のおべんきょ会、終了。メッチャ疲れたけど、シャワーを浴びてビールにしますか。

教室の風景をフェミニズムの視点でまなざす

朝、目が覚めると6時前です。せっかくの土曜日なのにもったいない。なので、おふとんの中でしばしゴロゴロ。8時過ぎに起きだして、猫の額で朝ごはん。

3月とは言え、やはりまだ寒いですね。なので、食べ終わったら早々に撤収です。
で、9時過ぎにスタート。今日はセクシュアルマイノリティ教職員ネットワークのセミナーです。が、その前に実家に寄らなきゃなりません。なんでも、浴槽のエプロンがはずれたんだとか。いろいろ見ていると、どういうしくみかだんだんわかってきました。要は、ネジのところに引っかけて、上はパッキンでとめるわけね。かなり力が必要だったけど、なんとかエプロンを取りつけられたので、よかったよかった。
そのまま某所でワインを買い込んで、会場の同志社大学へ。スタッフの集合時間になって、ボチボチとみんな集まってきました。やがて、今回ものすごくお世話になったO寺さんが来られました。今回同志社大学でできるようになったのは、水月亭で、たまたまO寺さんと一緒になったのがきっかけでした。やがて、今回メッチャお世話になった和田さんが来られました。メチャクチャサービス精神が旺盛な方です。やがて参加者の方が来られる時間です。と、「久しぶりです」と声をかけられて見ると杉田さんでした。メッチャ久しぶりです。と、岡野さんが登場です。なので、「東九条マダンでお会いしました」とアピール。
やがて、今回の講師のほっしーさんが来られました。てことで、機材セット開始です。が、なかなかつながらない。どうやらHDMIがいうことを聞かないようです。でも、そのうちつながったので、よし。
で、ほっしーさんの講演開始です。
はっきり言ってすごいです。まずはなにがすごいかというと、先行研究にあたっておられるところです。木村涼子さんとか片田孫朝日さんとかが出てきます。片田さんが出てくるということは、ポスト構造主義に依拠しているということです。もうひとつのすごさは、教員の持つ権力性を自覚して、それをいかに適切に行使するかを考えておられるところですね。そういうふたつの態度を持ちながら、「自分らしさ称揚系」を批判的に乗り越えられていきます。
ちなみに、今回の話は「実践」についてです。その実践を支えるものとして、こうしたバックボーンがある。で、実践の紹介です。これがまたおもしろい。いや、きっとメチャクチャたいへんだったんだろうなと思います。でも、そういう中できちんと実践されます。しかも、「あらかじめ準備しておいた性教育実践」ではなく、偶発的な性教育実践であるところがすごいです。これは質問をせねば。
ということで、いろんな人の質疑応答に混じって
「通常、性教育の実践って、あらかじめ準備しておくことが多いと思うのですが、なぜ突然国語の授業が性教育の授業に切り換えることができるんですか?」
と質問。すると、
「内側からわきあがってくるんです」
とのお言葉。なので、さらに質問。
「ふだん、何を考えてるんですか?」
すると
「ずっとフェミニズムのことを考えています」
まぁそうでしょうね。だからできるんです。そして、このひとことを、若い参加者に聞いてほしかった。
講演会の後は交流会です。みなさん、ワイワイとしゃべっておられますが、わたしは少し用事。さらに交流会パート2があったので、そちらは参加。
そんなこんなで5時に終了です。お次は懇親会です。会場はバザールカフェです。ちなみに、飲み物は持ち込みです。なので、ワインを買ったのでした。
懇親会の最初は店長さんからバザールカフェの説明です。このあたりがおもしろい。そして乾杯です。
まずは前菜。

うまいわ。そしてメイン。

ちなみに、ちゃっかりとほっしーの隣に陣取りました。せっかくなので
「「ずっとフェミニズムのことを考えています」というひとことを聞きたかったんです」
と言うと
「いつきさんもでしょ?」
と返されて
「そうです」
というお約束のやりとりです。
やがて〆のグリーンカレーです。

いやぁ、おいしかったです。
さらに2次会です。ここでようやくみなさん自己紹介。まぁそんなもんでしょう。そんなこんなで、10時過ぎに解散です。
明日、大丈夫かなぁ。まぁ日曜日だからいいか。
しかし、ほんとうにいいセミナーでした。ほっしー、ありがと!

朝からワチャワチャ

今日は滋賀県の某中学校でお座敷です。ここ、毎年呼んでいただいています。今年は声をかけてもらったのが少し遅くて、日程的にも時間的にも少々タイトな中で、この日になりました。ちなみに、午後からは会議があるので、時間についてもかなりわがままを聞いてもらった感じでしょうか。
で、最寄りの駅へ。ところが、なかなか迎えに来て下さった方が見つかりません。なんか、それっぽい人がいるのですが、役場の車に乗っておられます。おかしいなぁと思ったら、実はその方でした。なんと、中学校に公用車があるんだ。まぁでも駅からかなり離れたところなので、そういうことなのかな。
学校に着いたら、そのまま会場の教室へ。機材セットです。といっても、つつがなく接続できて、生徒さんを待ちます。と、保護者の方がおひとり。なんでも、4年ほど前に上の子どもさんが在学していて、その時に聞いてくださったんだとか。で、もう一回聞きたくて来られたんだとか。いや、話、一緒やし。
やがて生徒さんが入ってきました。けっこうワチャワチャしています。いい感じですね。
てことで、お座敷開始。うーん、つかみがイマイチです。が、「いつも笑ってくれるんだけどなぁ」とぼやくと、ちゃんと反応してくれます。学年は変わっても、優しさは変わりませんね。笑うべきところはちゃんと反応してくれて、聞いてほしいところはちゃんと聞いてくれます。それが、表情から伝わってきます。
てことで、間に10分ばっか休憩を入れたけど、2時間連続の授業をしゃべりきりました。最後の拍手も温かいですね。
で、支店長室へ。ここで交流会に来ている子が行っていた中学校の教員の方が来られて、ひとくさり話。
で、急いで駅まで送っていただいて、そのまま職場へ。が、すでに会議がはじまってずいぶんと経っています。まぁええか。
やがて会議が終わって、みなさん職員室に帰ってこられました。ちょこっと報告を聞いて、あとは採点です。うーん、詰めが甘い。どうなるかなぁ。
採点が終わって、いろんな処理をしていたら定時が来たので退勤です。今日はちょぼやき会があるので、そちらの会場へ。今日のスピーカーはYーきです。自分をつくった3つのできごとを語ってくれました。もちろんひとつは知っていますが、あとふたつは詳しくは知りません。ある人のライフストーリーを、どの角度から光を当てて浮かびあがらせるか。その光の当て方によって、浮かびあがってくるライフストーリーはぜんぜん違いますね。なんか、そういうことを感じさせてもらいました。
ちょぼやき会のあとは、懇親会です。今日はY田さんの壮行会も兼ねています。ワイワイと呑んで食べてしゃべって、10時過ぎに解散。ですが、せっかくなので、駅ナカでもうひと呑みしましょうか。Iっぽくんがいないのが寂しいけど、まぁいいか。
ということで、11時前にこちらも解散。さて、帰りましょう。

木を植えるように・再び

今日は午前も午後も出張です。午前の出張は第2のふるさとです。なので、朝は少しゆっくり。最寄りの駅からは相わからずの登山です。雨はつらいな。
会場に着いて、資料を机の上に並べて、しばし雑談。やがて会議開始です。
まずは保育園の報告です。とりくみの報告のあと、絵本についてのアンケート結果報告。なぜかここで盛りあがります。
「今日日、絵本の読み聞かせの重要さみたいなことは保護者に伝わるのか?」
って話です。まぁそりゃそうです。youtubeにあやしてもらうのは、すでに定番です。しかも、絵本は高い。思わず
「絵本をpdf化してタブレットに放り込んで、タブレットの読み聞かせとかどないですか?」
と提案するなど。まぁ、著作権をパスできないか。ただ、絵本の読み聞かせって、例えば
「そこ、もう一回」
みたいなことができるし、もっと言えば「読み手」と「聞き手」の相互行為として成立するので、そのあたりが大切なんじゃないかなと思ったり。
その後、高校からの報告です。わたしも持っていったペーパーの説明をしたり。さらにその後、内田さんのレジュメをめぐってディスカッション。あらためてレジュメを見たけど、なかなか示唆に富むレジュメですね。ただ、読み込まないと読めないので、うちの教職員はどれくらい読んでくれたのかなぁ。
そんな感じで、午前の会議終了。終了後、来年度へ向けて、少し謀議。そして、午後の出張先に向けて移動です。
午後の出張先は7年前に来た木を植えるように家を植えるムラです。ちなみに年末のツーリング先です。しかし、小雨がぱらついてます。どうなることやら。
なんでも後半天気が悪化するので、まずはフィールドワークから。ただ、このムラは平坦路がなく、急坂しかありません。会館を出たら、まずは登りです。あきれるほどの急坂です。ちなみに、ムラの中には大きくは2本の山道があるのみです。それらが合流して、ひとつの峠道になります。その後、地区改良事業で、中腹にもう一本横に道を通すことで、合流地点まであがらなくても横移動が可能になったとのことです。当初、合流地点までしか登らない予定だったらしいですが、つい
「一番上まで行きましょう」
と提案。結局行くことになりました。ちなみに「一番上」とは峠ではなく、さらにその上にある「火葬場」のことです。しかし、この急坂を遺体を担いで上がるって、どうやってやねんと。そして、「火葬場」のあたりの風の強いこと。たぶん、狭い谷間を風が吹き上がるから、上の方は強風になるのかな。
で、再び急坂を降りて、合流地点からもう一本の坂道へ。坂の横に手すりがついてます。そりゃそうです。高齢化が進むこのムラで、手すりなしは考えられません。
ただ、前から不思議だったのは、家がけっこうしっかりしています。そして、なんとなく栄えていた感があります。なんでだろうと思っていたら、どうやら急坂は旧の街道だったんだとか。なるほど!しかし、難所やったんやろなぁ。
てことで、坂道を降りきると、風はやんでました。でも、上は吹いてるんでしょうね。会館に入ると
「どうぞ」
ということで、温かいお茶を準備してくださってました。ありがたい…。ひとくち飲むと、温まります。優しさもじんわり伝わってきて、なんとも言えない気持ちになりますね。
その後、支部長さんの話とか質疑応答とか。支部長さん、講話ははじめてとのことで、メッチャ緊張しておられました。もうしわけないです。
そんなこんなで、今年のフィールドワークも終了です。とても有意義でした。帰り道、
「また数年後、よろしくお願いします。わたしはいないと思いますけど」
とあいさつしておきました。
「ぃやいや」
と笑っておられましたが、マジでいないぞ(笑)。
てことで、帰りますか。
帰り道、身体が冷え切ってるので、角打ちに寄ることにしました。今日もレジェンド席にはレジェンドがおられます。
「きざみ、あるよ」
「そしたら、きざみ」

ここはいつものおだやかな時間が流れています。レジェンドのみなさんの中には、来られなくなった方もおられたり、復活された方もおられたり。少し寂しかったりもするけど、ゆるくつながり続けたいな。

変形ダブルヘッダー・人権教育実践交流集会2日目

朝、ふと目が覚めると7時前です。昨日帰ってきたのは1時前でした。そのまま倒れるように寝たので、なんか身体中が痛いです。とりま、起き上がって、朝ごはん。12階から見える風景はきれいですね。
ちなみに「富山ブラックカレー」なるものがあったので、つい食べてしまいました。食べ過ぎやな。それにしても、ホワイトソーダとか、レモンスカッシュとか、ソフトドリンクがごくごく飲めてしまいます。よほど飲み過ぎだったのかな。
朝ごはんを食べたら、しばし部屋でゴロゴロして、チェックアウトです。
今日はフィールドワークです。「イタイイタイ病コース」と「富山大空襲コース」があったので、後者をチョイスしました。
まずは講演。話してくださるのは、空襲を直接体験した方のお子さんです。と言っても、たぶんわたしより少し若いくらいかな。
なんでも、お父さんの「語り」を踏襲されているんだとか。で、お父さんは、空襲からはじめるのではなく、「その前」の歴史からスタートされるんだとか。なので、それを踏襲されて、中国侵略あたりから話しはじめられました。
うーん。なんというか。いい話ではあります。が、少し違和感がありますね。とりあえず、その違和感は置いておきましょう。
講演が終わったら、バスに乗って神通川へ。雪景色です。

ここにたくさんの人が避難してきたんだとか。そして平和の大切さや、戦争をしないことの大切さを語られます。が、ここでも違和感が。
次に行ったのが、天女像。

横には説明板があります。もともとの説明板の下に、英語の説明板があとから取りつけられています。英語のを見ると、日本語のものに加筆されているみたいです。

日本語の説明は「空襲があったこと」「たくさんの人が亡くなったこと」「その後復興を遂げたこと」が書かれています。が、英語の説明はそれに加えて「広島・長崎の原爆のリハーサルの爆弾が落とされたこと」が書いてあります。なぜ日本語の説明にないことを、英語の説明に「わざわざ」付け加えたんだろう。疑問が残ります。
というか、違和感ですね。それは「被害者として語る」時の語り口なのかな。端的にいうなら、「誰を加害者とみなすのか」ってことです。それがあまり明確でないままに「平和の大切さ」を語られます。もしもこれが「平和学習」の語り口であるなら、やはり自分のテイストとは違うなぁ。
そんなことを考えながら、フィールドワーク終了。ここから「イタイイタイ病コース」に参加しているAっちゃん待ちです。まぁ、『バトラー入門』があるのでいいんですが、なにせ駅構内は寒い。かなり震えながら1時間ほど待って、ようやく合流。昼ごはんを買い込んで、新幹線に乗りましょう。

てことで、新幹線→サンダーバードと宴会をして、無事京都着です。

ここからわたしはなぜか東九条の小さなレンタルスペースへ。今日は安本さんプロヂュースの「トークイベント」です。しかし何を話すんだ。
そうこうするうちに、参加者の方々が来られました。
てことで、トーク&配信開始。まずは「はじめに」の話からかな。なにごとにも「前フリ」というのがあります。そして「ポジショナリティ」のことか。それが終わったところで、ようやく本題ですね。「おわりに」の話を絡めながら、第4章以降の話をしましょう。
そんなこんなで、約1時間話したところで、第1部終了。なぜかそのまま第2部です。ここで質疑応答ですが、やはり「配慮」や「支援」の話になりますね。まぁ、書名が書名なので、そういう方向に行くのは仕方ないけど、実はテーマはそこではないんですよね。
なので、少し話の方向をずらしながら、問題提起をしてみたり。
そんなこんなで、無事、トークも終了。実は来年度フェミゼミで話をするので、その予行演習的なところもありました。
トークが終わったら、当然呑み会です。はじめに行った店は「テント」の中だけど、灯油切れでストーブなしなんだとか。さすがにそれはキツイです。なので、いつもの「赤チリ屋」でゲラゲラ話。
てことで、楽しい時間が過ごせました。安本さん、ありがとー!

今日は〆た・人権教育実践交流集会1日目

土曜日というのに、起床は6時です。そして普段より早くスタートしなくちゃなりません。しかも、ふだんはリュックひとつでいいんだけど、今回は「本」があるので、キャスターバッグをゴロゴロ引きずらなければなりません。きついな。
なんとか京都駅にたどりついて、サンダーバードに乗りましょう。滋賀県北部は吹雪いていますね。さすがです。前に富山に来たときは直通だったけど、北陸新幹線がで来たせいで、敦賀で乗換です。めんどくさいな。ちなみに、電車の中では読書です。今日から『バトラー入門』です。ちなみに、前に半分くらい読んだけど、そのままになってしまっていたので、最初から読み直しです。いや、おもしろい!
富山に着くと、雪ですね。道路は融雪用の水が出ているので、べちゃべちゃです。まいったな。そんなこんなで、会場のホテルに到着。今日と明日は、今や恒例となった「人権教育実践交流集会」です。
まずは打ちあわせ。しまった、『バトラー入門』を読んでいる場合じゃなかった。レポートを読まなきゃならなかったんだ。でも、あとの祭りです。というか、少し前にざっくり読んだので、その時の記憶をたよりに打ち合わせに参加。
打ち合わせが終わったらおべんとです。

量が多い。とりま、おかずを中心に食べましょう。
やがて、全体会です。今回は珠洲市の市議会議員をされている方が「ふたつの災害」について話されました。なんというか、とにかく、ご自身が被災者であるにもかかわらず、「たいへんな中」をかけずりまわって、さまざまなサポートをされているんですね。すごいです。ちなみに、市議会議員になられる前は中学校の教員をされていました。ちなみに、年齢は一緒です(笑)。
ただ、とにかく眠いです。話の内容が眠いのではなく、昨日から眠い。なので、ついウトウトしてしまいました。すみません。
その後、分科会。まずはU海さんから「ジェンダー・セクシュアリティをめぐる現状」についてのレクチャーです。今年はけっこう時間を守られました(笑)。そしてレポート。まずは小学校1年生に対する実践です。「ジェンダーについて、ぜんぜん知らない」と言われますが、4時間にわたる授業を展開されて、やはり小学校だなぁと思うなど。もちろん、ツッコミを入れようと思えば入れられるでしょうが、それはわたしの仕事ではありません。続いて中学校に対する実践です。こちらは本来美術の教員なのに、なぜか家庭科を担当させられて、でもせっかくなので「やろうか」ということで、家事労働の授業を展開されました。美術の方の実践もおもしろいんですが、専門外の家庭科をされるというのが、なんともすごいですね。
そんなこんなでレポートが終わって、グループ討議。討議の柱を言うのがわたしの役まわりです。基本的にはふたつ。ひとつは「「気づき」の共有」です。もうひとつは「「小粒な実践」の共有」です。グループ討議がはじまると、みなさんいきいきと話をされています。いいですね。
で、最後に共同研究者からのまとめ。わたしが先のはずだったけど、ipadがつながらないので、U海さんに先にやってもらうことにしました。ちょっとイヤな予感がしたけど、やはり時間がかなり延びてしまいましたね。まぁでも「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」についての話なので、とても大切です。時間は譲りましょう。
で、わたしのターン。やはりipadがつながらない。と「再起動」という声が聞こえたので、話をしながら再起動。無事つながりました。ちなみに、話の内容は『セックスの発見』の話と、「割り当て」の話です。特に後者は「語り」を使いました。やはり「語り」の力は大きいですね。が、少し焦ったので、シッチャカメッチャカでした。やれやれ。
で、交流会。U海さんやN尾さんといろいろ話。だけど、結局「飲み」がメインになるのは仕方ないですね。
交流会のあとは、なぜか「青年部交流会」に乱入です。30歳ほど年が離れているけど、なんだかんだと楽しく遊ばせてもらいました。そして、最後の〆は「富山ブラック」です。

夜中の0時をまわっているのに、あたしゃなにをやってるんだろう。でもまぁ、おいしかったからいいか。

自分を解放するための人権・同和教育

朝、体調は悪くないです。やはりウィスキーを減らしてハーブティーがいいようです。
いつものように出勤。昨日に引き続き、歩いている途中にM田さんが追いついてきたので、おしゃべりです。かつてはこんな感じだったんだけど、一緒に話をしてた人がみんな転勤してしまって、こういう時間がなくなったんですよね。久しぶりです。
今日は午後から出張なので、あまり時間がありません。とりま、職朝→立番ののち1・2時間目の連続授業です。
「試験範囲は終わってるけど、とにかく数学は毎日触らないと、すぐに忘れちゃうよ。今、数3とか教えられるとか思わへんもん」
と言うと、みんなざわつきました。
「来年、オレら、数3やるん?」
とか言ってるので
「あ、キミらは数Cね。おもしろいよー」
と言うと、またまたざわつきました。
「あ、ごめんごめん。わたしが「楽しい」って言ったら「難しい」と同じことやったね(笑)」
まぁそんなこんな。
授業が終わったら、明日のためのプリントを準備したり、あれやこれやと雑務をして、おべんと食べて、ひと息ついたら出発です。
今日も出張先は第2のふるさとです。今日は人権・同和教育研究会の総会です。ちなみに高校教員はオブザーバー参加です。
まずはいわゆる総会で、いろいろ総括です。総括はいつもあっという間に終わります。と、講師の土田光子さんがこちらに来られました。
「もしかしたら、ここ、ちゃんと同和教育やってるところ?」
「やってますよ。メッチャやってます。ちなみに全同教の熊本大会でご一緒した時のレポートの子、ここの子です」
てことで、そして記念講演開始です。
いきなりつかみは
「みなさんのところがちゃんとやってはるの、わかりました。今日みたいな話をしなくてもいいと思いますけど、やります」
です。そういやわたしもミッション1やるときに「近くの川」について聞き込みしたり、この日は「ジャーマンスープレックス」についての情報を仕入れたりしてましたね。
そして本論へ。まずはワークをふたつです。実は一昨日の会議でワークの話を聞いていたので、どんなのかなぁと思っていたのですが、なるほど、うまくつくりこまれてますね。さすがはODEN(大阪多様性教育ネットワーク)です。まぁでも、ワークはそれそのものじゃなくて、それを振り返り、気づいたことを指摘すること、さらにはそこから得られるものをきちんと予想し、把握してないと、単なる遊びになるんだなぁということも、同時に思いますね。
ワークのあとは、いよいよ「解題」の講演です。相変わらず切れ味が鋭いですね。理論と実践を往復しておられるからでしょうね。そして最後にこの日の講演のネタをされました。そうか、前はマクラだったけど、これがオチになるのか。
そんなこんなで、やはり刺激的な講演終了。
「これからポルトガルに行くので」
と言いながら帰っていかれました。ちなみに、ネタではなく、本当にこれから行かれます。が、それとてもネタにする精神は、こんなことこんなことをするわたしにはわかります。
電車の時間があるので、しばらく第2のふるさとの人たちとお話をして、さてと、帰りましょうか。お風呂とビールが待っている。

会議にまみれた日

今日は1日出張です。なので、朝は少しゆっくり。
午前の出張先は、第2のふるさとの小学校です。電車の都合で少し早く着いたら、まだ会議の部屋は授業で使ってるので、職員室の空き机で待機してくれと。ただ、職員室のみなさんはウェルカムモードです。まぁ遺産の呑み会にも参加してるし、そう見ておられるんでしょうね。
やがて会議開始。まずは授業見学です。みんな、マジメに授業に参加してますね。ただ、低学年のクラスが人数がパンパンです。よくやるなぁ。あと、1年生がタブレットの入力方法を習ってる感じで、モヤるなど。いや、タブレットを使えてロイロノートを使えることそのものは悪いとは思いません。が、所詮は「ソフト」というか「アプリ」というか、それだけのことです。その前提になるものが扱えないとアカンのと違うのかなぁというのが、「古いタイプ」の人間の発想です。
その後、会議。いろんな話題が出たけど、教職員アンケートがおもしろかったかな。「人権を切実な課題と考えるようになったのはいつか」みたいな質問があって、ほぼ「教員になってから」だったんだけど、中には「小学校時代」という答えがあって、なにがあったんだろうと。どんな小学校時代を送れたんだろうと。どんな教員と会ったんだろうと。なんか、そんなあたりにヒントがあるのかな。
そんなこんなで、午前の会議は終了。午後の会議の場所に移動です。午後の会議は「一軒おいて隣の高校」です。早くに着いたけど、会議の部屋があくまで1時間半ばっかあります。相談室みたいな部屋にいさせてもらって、メールのやりとりをしたり、おべんと食べたり、本を読んだり。
やがて部屋が開いたので移動。そして会議開始です。
徳田さんの講演の感想を共有したり、各校の人権学習や人権研修のの紹介をしあったり。はたまた支援学校の状況を教えてもらったり。まぁでも、年度も終わりに近づいてる感がありました。
てことで、午後の会議も終了。途中、少し寄り道をしましょうか。

ワンコインの幸せです。ここで、レジェンドと少し話をして、さてと帰りますか。
帰ったら、少し用事をして、zoomを立ち上げましょう。今日はstn21のミーティングです。
まぁ、なんというか、ゆるい会議ですね。まぁでもイマドキの人たちの会議ってこんなのかなぁ。それともメンバーの雰囲気なのかなぁ。とりあえず9時まで会議をして終了。
さてと。買ってきた日本酒です。

天寶一の直汲み生です。

好きな味ですね!こいつをチビリと呑んで、寝ようかな。

沈没しようと思ってたけど

朝、メチャクチャボーとしてます。脳みそが濁ってますね。今日はおとなしくしていようと思って、二度寝しようと思ったら宅急便屋さんが来られました。
本の再入荷です。てことは、お金を振り込まなきゃ。てことは、お金を引き出して、お金を預けなきゃならんということですね。調べてみると、日曜日でも無料らしいです。やってしまうか!
てことで、朝ごはんを食べたら、銀行まわりをして、家に帰って入金完了。がんばって売らねば。
でも、今日は家でおとなしくグダっていよう。
と思ったら
「いつきさん、来ないの?」
という連絡が…。今日は「大学教職員LGBTネットワーキング」が京都で開催されています。どうしよう。たぶん本を持っていったら、確実に売れますね。が、そのために行くのもアレやしなぁ。
と、ゾンさんから
「交流は大切だし、おいで」
という連絡が。
…。行くか(笑)。
ということで、本を担いで会場へ。ちょうど前半の最後の演題です。
すぐに休憩時間になったので、Fじ田さんに本売り。と、Mち田さんですね。対話的オートエスノグラフィの人です。めっちゃフレンドリーな人で、本を買ってくださいました。
やがて後半のセッション。ゾンさんとRぽたんによる発表です。まず、急遽本の宣伝のスライドを入れてくださって、ありがたや。
発表の内容は、確かに特例法の第4要件と第5要件の変化にともなって、18歳時点で書類上の性別記載が変化したのちに入学する学生がいる可能性が出て来たことにかかわるものです。これ、新たな局面を迎えたってことですね。お二人の発表は、そのことを踏まえたものでした。とても貴重な提言なんだけど、実は少しモヤモヤ。ただ、濁った脳みそでは、そのモヤモヤをきちんと言語化できません。まいったな。
さらに次の発表は、とある大学におけるゲストスピーカーの問題です。実は、この話は少し聞いたことがあったので、関心がありましたが、端的に言うと「それ、部落差別にかかわることだったら起こらないだろう」というのが、率直な感想でした。なので、そんな発言をしてみると、ものすごいヘッドバンキングしてしておられる方がおられて、やはりそうだろうなと。ただまぁ、まだ「その時代」まで来てないってことなんでしょうね。
お次の発表はマッチングアプリの話で、もう、何が何だかわかりません。が、いちおう夜の仕事をしているところの学生さんだったので、キャンパスで会える時があればいいなと思ったり。
その後、短い時間だけど、岩本さんの追悼の時間です。へー、そんな人だったんだと思ったり。
全部終わったら、
てことで、本日の集まりは終了です。このあと懇親会があるけど、そして当日申し込みがみたいだけど、やめておきましょう。今日はおとなしく家に帰って、のんびりすごしたほうがいいです。
まぁでも、いい会でした。また機会があれば参加したいな。