まぁ、エントリ通りです。
その後、下の子どもの自転車のパンク修理。久しぶりやなぁ…。
カテゴリー: 趣味
夏休み・最後の直線・ゴール前
今日は分科会の日。
で、会場に行くと、向こうに見たことのある人がいます。ん?ん?ん?あ、ロニーさんだぁ!と行くと、あっさり『ポーポキ、平和って、なに色?』を買わされてしまいました(笑)。
でも、それからあと、延々とロニーさんと話。
「パレスチナで教わったワークショップなのよ」
などと言いながら、ポーポキ・ピース・プロジェクトの人たちと一緒にやっているワークショップに混ぜてもらったりしていると、あっという間に午前が終了。分科会には出なかったけど、こちらはこちらでそうとう有意義というか勉強になったというか、そういう時間を過ごさせてもらいました。
そうそう、分科会場におられたもうひとグループ、「とよなか国際交流協会移転問題」にとりくむ人たちも忘れちゃいけませんね。この問題、わたし流に解釈するなら「自分たちがつくりあげてきたホームを追い出されるのはイヤだ!」ということなんだと思っています。「ホーム」があるからこそ人が集まれるし、「ホーム」があるからこそ安心して活動ができる。「ホーム」を失うことは、「活動」ができなくなることにつながるんだと思います。この移転問題の本質は、おそらくは、「国流つぶし」なんだと思います。*1。昨日は「Kよぽん」が来ていたのですが、今日はいないのがちょっと残念。でも、いつも飲み会に参加させてもらっていて、みなさんに知ってもらっている関係でけっこううだうだといろんな話をすることができました。
昼ご飯は、A久澤さんとたこ焼き&お好み焼きです。二人で粉モンをつつきながら*2、人権運動の現場でのジェンダーについていろいろな話が飛び交いました。
最近感じることがあるのですが、トランスって、トランスならではの「話し相手」になりうるんじゃないかという気がしてくるんです。
なんというか、トランスの過程を通じて、あるいはトランスの結果の「場所」での経験を通じて、「男性/女性」に2分されない立ち位置から感じる「風景」って、実はとっても独特なものがあるのかもしれない。そして、その風景から出てくる「言葉」を必要とする人が、案外いるような気もします。
まぁ、同時にそのことは、その人にとってわたしは、しょせんは「トランス」であって「女性」ではないということでもあるのですがね(笑)。
午後は再びロニーさんと「やっぱ、stn、元気のでることやりたいよね」みたいなうだうだ話。
にしても、こういうところでロニーさんと会えるって、すごくおもしろいです。
てなことをやっているうちに、今年の大会も終了。兵庫の皆さん、お疲れ様でした!
夏休み・最後の直線・フル加速
朝、身体が動きません(;_;)。でも、起きなくちゃ今日のプログラムがあります。なんとか身体を無理矢理起こして、どうにかこうにか一日がスタートを切りました。
朝ご飯のあと、いきなり2時間半の班別討論。
ある班では、中学生が「学校でイジメを受けている」という話をすると、そこにいる高校生たちが一生懸命アドバイスをするという場面もありました。話し終わった中学生が「みんなに言ってすっきりした」と笑顔をとりもどしたのが印象的でした。
そんなこんなで、班別討論のあとの全体会。それぞれ班ごとにポスターをつくって討論の内容を発表します。そんな子どもたちの姿を見ながら「今年の夏も終わりだなぁ…」という思いがこみあげてきます。まだ大会が残っているんですけどね^^;;
昼ご飯のあと、バスに乗って全外教大会の全体会場に移動。しばし待機の後、大人の参加者たちに分科会の報告をします。
この報告、毎年全体会の「目玉」になっています。たしかに、2日間話しあった内容を、自分の経験を交えながら語る子どもたちの姿は、まぎれもなく「ホンモノ」なんですね。そして、そういう「ホンモノ」だけが持つ迫力があります。30分以上発表があるのですが、あっという間に終了。と同時に、今年の交流会も終了です。
疲れた…。でも、きっと来年も来るんだろうなぁ…。って、当たり前か…。
夏休み・最後の直線
今日から明日にかけて、兵庫県で全国在日外国人生徒交流会です。
なんとか予定していた電車に間にあって集合場所へ。到着すると、すでに全国からいろんなルーツを持つ子どもたちが集まっています。中には去年の交流会に参加してくれた生徒もたくさんいます。そんな子どもたちと「久しぶり〜」とかあいさつを交わしているうちに出発の時間です。みんなはバスに乗って六甲の山の中へ。
例年、交流会は、全体会のあと料理づくり*1に突入するのですが、今年は「山の家」で自炊ができないためにゲーム大会なんかをしながらプログラムに入っていきました。もちろん、司会をするのも内容を考えるのも実行委員の生徒たちです。わたしたち引率は、そんな子どもたちをのんびりと見ているのが仕事です。
そうそう、交流会って、もちろん生徒たちのものではあるのですが、引率の大人達にとっても「交流会」なのかもしれません。久しぶりに会う人もいればしょっちゅう会っている人もいるのですが、なによりの大きな共通点は「生徒をつれてきている」ということです。つまり、そういう引率は、やっぱり生徒とかかわっているわけで、べつに直接交流会や在日外国人教育にかかわらない話であっても、「あぁ!それそれそれ!」みたいな共通の基盤があるんですね。これがすごくいいんです。子どもたちがワイワイ遊んでいる最中、わたしたちもそんな生徒たちの姿を見ながら、ダラダラとよもやま話を楽しんでいました。
そうそう、この交流会には「卒業生」の存在も大きいかな。ある卒業生は引率補助として、ある卒業生は「やっている」という情報を聞きつけて「見に行きたい」という思いで来てくれます。高校の時はできたけど、大学にいったらできなくなったことなんていうこともたくさんあります。まして、社会に出たら、ますます限定されてしまう。そういう日常の中で忘れてしまったものやあきらめてしまったものを、「交流会」の場にくることで思い出すこともできるみたいです。そんな「ヤツら」ともゆっくりしゃべれました。
この交流会には「日本人」の子どもたちも少数ではあれ来ます。今年は、そんな子どもたちの話しあいの場に、担当者として参加をしました。
交流会の場では、在日外国人の子どもたちは「多数者」であり「主役」です。そういう場に来た時、ともすれば日本人の子どもたちは「話を聞く」にとどまるような参加形態になりがちです。でも、そうはなってほしくない。というのは、日常の場に帰った時に、在日の子どもたちは再び少数者にもどるし、それがまさに「日常」なんですよね。その時に、その在日の子どもを取り巻く多数者としての「日本人」がどういう社会をつくっていくのかということこそが、実は必要とされていることのはずなんです。
実際に日本人の参加者の話を聞くと、いろんな思いを持ってきてくれていました。中にはほんとうにしっかりとした「関係」をつくりながら、だからこそこの交流会に参加してきた生徒もいて、かなりホッとしました。
やがて、ルーツをミックスにした「班別討論」の時間。2時間半の設定ですが、みんなものすごい勢いでしゃべっています。
で、1日目のプログラムが終了したのが11時。問題はここからです。この元気な連中が、夜寝るとは思えません。それをなんとか寝かさなくちゃなりません。そのためには、教員が寝られない(笑)。しかも、単に「寝ろ」ですまないのが、この交流会の参加者のおもしろいところです。論理と情をからめながら、本人がそれなりに納得できる対話をしていかないと、話はまったく通用しません。もちろん、このあたりの「駆け引き」がおもしろくもあるのですが、眠くなってくるとそれもきつくなってきます。
結局今年に関しては、わたしが寝たのは2時半。最終は5時だったとか…。
*1:実はアイスブレーキング
校内研修
今日は、校内の人権教育研修会です。てことは、主催者なわけで。
昨日部長と「ちょっと早めに来ようか」などと話していたのですが、「じゃぁ、8時頃」って、ふだんと一緒の時間です。
てことで、ようやく日常の生活リズムにもどりはじめました。てか、6時起きがデフォルトって、なんだか歳のせいかなぁという気が(;_;)
今日の講師は大阪の中学校の先生。「公立学校ができること、すべきこと」というタイトルで、「ちからのある学校」になるためのシステムづくりみたいな話でした。
語り口が少々押しが強い感じなので「ちょっと苦手だなぁ」と思っていたのですが、内容そのものはすごくよくわかる話でした。
簡単に言うならば、いま(も昔も)「個人の力量を高める」ことを要求されているんですが、それでは現在の格差社会の中で低位におかれている子どもたちに対応しきれないという問題点からスタートされています。しかも、団塊の世代が退職することで、経験が少ない教員が大量に採用されています。ますます「個人の力量」が期待できない状況が進んでいます。
じゃぁどうするかというと、個人の力量に頼らないシステムをつくっていく必要があるということです。具体的には、たくさんの教員がひとりの生徒にかかわれるシステムをつくっていく。そうすることにより、ひとりひとりの教員の負担は減るし、子どもにとっても「逃げ場」ができる。
そういう問題の立て方からスタートして、具体的な「システム」を見ていったのですが、まぁ言ってみれば、「個人としては/教科としてはそれやってるよ」的なことがたくさんあります。でも、それを学校全体のシステムとしてやっているところがすごいですね。たしかに自分が個人でやっていることは「個人/教科のウリ」としてはおいしいのですが、それでは状況の根本的な解決にはならないし、時としては時間的/人的/思想的に校内でバッティングしてしまうこともあり、すごくやりにくい局面も出てきてしまいます。そういう意味では、「システムをつくる」ということは友好だなぁと思いました。
まぁ、中学と高校の違い*1というのはあるのですが、「やってみたいなぁ」と思わせる話でした。
*1:最大の違いは「人数」と「チームワークの有無」だと思っているのですが(笑)
再びダブルヘッダー
金曜日の研修会は、地域の研修会だったのに対して、今日の研修会は京都府全体の研修会です。でも、各校から代表が出てくるので、まぁ70名あまりの参加者です。もちろんわたしは「聴く側」です。
今日の講師はイダヒロユキさん。「働けなくてもいいじゃないか 脱貧困の視点と、人権教育の課題」というタイトルの講演です。
結論から言うならば、「おもしろかった」です。
なんというか…。「元気がでた」。それだけで十分です。
もちろん、いろいろ勉強になることもいっぱいあったし、発想をころりと変えられたこともあった。あるいは「なにをいまさら」と思うことももちろんあった。
でも、それ以上に、いまわたしがやろうとしている/やっていることにたいして「それや!それやで!」と背中を押してもらった気がしました。だからこそ「元気がでた」んですよね。
午後からは、実践発表の分科会。
午前とうってかわって、静かなものです。なんか最近、一人の子どもにかかわった実践があまり出てこないんですよね。う〜ん。
分科会の最後に「最近の人権教育って、人間関係みたいなところばかりに注目しているけど、元来人権教育っていうのは、例えば日本国憲法にあるような人権をウンチャラカンチャラ」という人がいて、その人最後に「で、どうなんですか?」と質問形式で終わってしまった。ところが誰も何も返さない。やっぱりこれ、返さないといけないでしょう…。
てことで、「はい」と挙手。
まぁ、法律に定められた人権って、そこから漏れる人がいるんですよね。
で、人間関係への着目ですけど。
人と人との間には、どうしても権力関係が生じてしまうことが多い。でも、そのことに敏感になり、権力関係に依存しない関係をつくりだしていくスキルとかをどう身につけていくのかみたいなことが、ここ数年の人権教育で考えられていることで、そのからアサーショントレーニングなんかが人権教育の中に取り入れられているんだと思うんです。
などと、わかったふうな口をきいてしまいましたよ。あ〜あ。
で、夜はF市にふたたび行って、わたしの高座。です。
あけた朝・死のロード(笑)休肝日?
目が覚めると、午前5時。
帰らなくちゃならない人もいれば、公園から帰ってくるヤツもいます(笑)。でも、全体的にはみんな寝ています。
「焼肉+風呂なし+爆睡=ドロドロ」
です。でも、子どもたちは元気にまだ話をしています。そうそう、頼まれていた「アンケート」をやってもらいましょう。熱心に鉛筆を動かしている子どもたちの姿を見ていると、なぜか「夏休みやなぁ」という気がするから不思議です(笑)。
そんなことをしながら、昨日の夜どんな話をしていたのかとか、近況報告とかいろいろ聞かせてもらいました。
と、地元でわたしたちの受けいれをして下さっているS本さんが「差し入れ」と韓国風みそ汁をもってきて下さいました。熱いみそ汁が五臓六腑に染み渡ります。うまい!
あとは片づけをして、みんなで昼ご飯を食べていって解散。
長い長い2日間が終わりました。
家に帰って、ちょいと用事をして、風呂に入って晩ご飯。久しぶりに、500mlの缶ビールと少しの日本酒の晩ご飯です。あぁ、肝臓が休まる(笑)
初の合宿開催!・死のロード(笑)再開2日目・通算6日目
昼ご飯を食べて、さて、大阪へ向けて出発。今日から明日にかけて、大阪市内において、「トランスジェンダー生徒交流会」の合宿です。
3時に某所にて集合。その後会場に移動して、しばし休憩。買い物リストをつくって買い出し隊は出発です。で、わたしはしばしゴロゴロ。
買い出し隊が帰ってきたところで野菜切り開始。夕方になったところで、火おこし開始。
そうそう、ある引率の方から「プログラムは?」と聞かれたのですが、答えは単純でした。
「焼き肉を食べて、明日の朝まで遊びます」
交流会をやるたびに感じるんですが、子どもたちは「いつまでも話していたい」という思いをもっているみたいなんですね。やっぱり、日常の場では、子どもたちは「ひとり」なんでしょうね。だから「仲間と一緒に過ごすこの時間」がたまらなく大切みたいなんです。じゃぁ、一晩ゆっくり一緒に過ごす時間をつくればいいじゃないかと思ったわけで、そこになんらかのプログラムは必要ないかと思ったしだいです。
あとはひたすらみんなで肉を焼きます。食べます。大人は呑みます。
気がつくと、10時でした。
「さて、そろそろ片づけようか。わたしは集会所のカギを開けて待ってるからね」
と言って、そのまま集会所で倒れることにしました。
子どもたちは「いつきさん、片づけないしずるい〜」とか言っていますが、身体が動かないんだからしかたないっしょ(笑)。
しばらく倒れていると、Y子ちゃんが「ここで寝れ!」とシュラフを敷いてくれました。ありがとう。
普通救命救急講習
元キャンプ屋さんなので、もちろんある程度は知っているのは知っているのですが「資格*1」が必要な状態になりまして、受けに行くことにしました。
会場に行ってみると、どうやら某水泳教室のスタッフ向けのものを一般にも公開しておられるものみたいで、ほとんどが水泳教室の若いスタッフの人たちです。
講習の内容は、1時間半ほど話を聞いて、あとは実習です。
話の方は、まぁ、通り一遍と言えば通り一遍なんですが、わたしの場合、やっぱこの日のことがあるので、かなりリアリティがあります。あのときのひとつひとつの場面、今でも鮮明に覚えていますから、ついそこに照らしあわせながら聞いてしまいます。
で、問題は実習。
こいつはフラッシュバックがおこるんじゃないかと、そうとう不安でした。でも、そんな不安を抱えられるくらいなんで、フラッシュバックはおこりませんでした(笑)。でも、「呼吸の確認」とか「気道確保」とか、わずか4ヶ月ほど前に生身の人間でやったことをそのままやるわけですから、「あの時ああだったなぁ」などと、実習をしながらも感じていました。
全員が一通り実習をして、時計をみてみると、けっこうサクサク進んだみたいで、終了予定時刻の30分前。「早く終わった、ラッキー!」と思ったのですが、そうはいきませんでした。どうやらこの講習、2時間半かけなくちゃならないみたいなんですね。
で、講師の方が一言。「じゃぁ、心臓マッサージのリレーをしましょう」
「へ?」
「男性は2分間」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「2分はしんどいなぁ…」と思ったその時、こちらを向いて
「女性は1分間」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
1分間で許してもらえました(笑)。
*1:てか、カード
お散歩
午前中は、最近恒例になっている「お散歩」です。今日はひとりでしたけど、気持ちよかったぁ〜。