朝起きたら6時。
目覚めの瞬間にふと出てきたフレーズ
今も聞こえる♪
酔うと負けの唄♪
なんで朝っぱらからorz
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朝起きたら6時。
目覚めの瞬間にふと出てきたフレーズ
今も聞こえる♪
酔うと負けの唄♪
なんで朝っぱらからorz
昼は組合の女性部の昼食会。
自分が女性部に何かができるとは思えないんだけど、せめて「来てね」と言われたら、できる限り参加することが「できることかな」と思っています。やっぱり「人数」って元気のもとですから。
でも、途中で「ゴメン」と抜け出して、大阪へ。なんかよくわからないけど、金香百合さんのされているeトコという「場」の1周年の交流会があるらしくて、Kま本さんとかA久◯さんとかS々木さんに誘われていくハメになりました。
ここ、おそらくはふたつの側面を持っているんですね。ひとつは地域のコミュニティスペースという「内側」への「場」の提供。もうひとつは、さまざまな活動拠点として交流スペースをもちいることによる、「外」と「地域」の交流の場の提供。ここにはもちろん金さん自身が在日ということも含まれていますね。かなりさまざまな可能性を内包したことをやっておられるなぁという気がしました。
ただ、いくつか…。
今回のイベントではカントリー&ウェスタンのライブがありまして。わたしが中学〜高校の頃って、ちょうど諸口あきらとか高石友也とナターシャセブンとかの全盛時代だったので、わたしもすごく好きなんですが、やっぱり「西部の白人」の臭いがするんですよね。なんともいえないモヤモヤ感が残るんです。
あと、「血のつながりにこだわらない家族」みたいな表現、あるいは「人は一人で生きていると寂しいもの」という表現がそこここにちりばめられていまして。いや、そういう人もいるでしょうけど、そうじゃない人もいる。「そうじゃない人」のことを捨象した思いこみみたいなのがなんか漂っていて、これまたモヤモヤ感が残ります。
ん〜。マージナル感が稀薄な感じなのかなぁ…。よくわからないや…。
朝起きると、雨。
それでもカッパを持って出かけます。行き先は山。
カッパを着て、傘をさして、ひたすら山の中を歩きます。まさか雨の朝には来ないだろうと思いながら。
たしかに誰もいませんでした。でも、完全に先を越されていました。めあてのものはありませんでした。というよりも、1週間遅かったかもしれない。
今年の山菜とりもイマイチでした。はぁ…。
いきなり思いついた替え歌です。
ネタを探してヤツが来る〜♪
右手にパソコンぶらさーげてー♪
もちろん「我が良き友よ」ですが…。
実は、毎月〆切があるというわけのわからない状態に突然おかれていまして、日々、ネタ探しの連続なんです。ちなみに、おとついの日記の内容は、実は「ネタが少ない」という嘆きだったんですよ。
さて、今日は身体計測の日。てことは、いろんな生徒と会う機会があります。期待に胸膨らませて(笑)持ち場に行ったのですが、案の定転がっていました。
てことで、来月のネタは今日拾ったということで…。
今日は午前はヒマなので、ちょっとひと遊び。午後からは某在日外国人教育関係の会議。
ひと遊びが長引いたためか、会議に遅れそうになったので、急遽自転車で行くことにしました(笑)。必死で自転車を漕いで、なんとか会議の開始には間にあいました。
会議の方は、いろんな論議があるにしろ、まぁ滞りなく終わり、その後呑み会。
別にこの会議の呑み会がイヤなわけじゃないのですが、最近なんだかんだと呑み会の時間帯に別の呑み会とか用事が入ることが多くて、ついつい「パス」とかいうことが多かったんですよね。一部の人は、単に「つきあいの悪いヤツやなぁ」と思っているでしょう。でも、一部の人は「なんで最近はつきあわへんにゃろ」と思ってくれているみたいです。まぁ理由がないわけではないけど、それほど強い理由じゃないので、時間があれば一緒に呑むのは楽しいんですけどね。
で、今日は特になんの用事もないので、久しぶりに最初から最後までつきあうことにしました。
と言っても、2軒目の中ごろにはダウンしかけ。弱くなったなぁ…。まぁみなさん弱くなっているから、それはそれか…。
御着は、その街のなりたちから、「隣町」とはちがうみたいです。なので、通う小学校も別。いわゆる「一般」の子どもたちと混じって通うことになる。なので、小学校での在籍率は3%程度だったとか。
そういう状況での子ども会活動にかかわられた教員と、地元で育った方の報告でした。
まぁ、子ども会活動については、法に裏づけられた感じかなぁという…。身もふたもないですが(笑)。に対して、地元出身の方の「学校でももっとやってほしかった」という言葉は、きちんと聞かないといけないと思いました。
で、子ども会活動について聞いていて、なにがすごかったかというと、教員じゃなくて地域の人たちの思いですね。地域の人たちが、ほんとうに子どもたちを大切していた(している)ことが伝わってきます。
そういえば、工場を見学するために地域を歩いていたのですが、違法駐車や放置車両がない。ゴミが落ちてない。改造バイクなんかがとまっていない。ほんとうに落ち着いた静かな町並みです。自分たちの「ムラ」を大切に考えておられることが、そういうところから伝わってきます。
この人たちに囲まれて育つ子どもたちが、今、例えばフィギュアスケートで活躍しておられたり、絵画の世界で活躍しておられたり、あるいは教員として研究者として活躍をしておられるんだなぁと、あらためて思いました。
工場見学がすんだら、柏葉さんの工場跡へ移動。ここで「皮革研究家」の柏葉さんから皮革の歴史と御着の話を聞きます。
皮鞣しの発祥の歴史については、ここにもあるように、3つの説があるそうな。
で、柏葉さんは「朝鮮伝来説」をとっておられるとのこと。
革を鞣すためには、鞣すための薬品が必要。古くはヌカを使っていたとか。で、ヌカができるためには臼が必要。臼の伝来は610年で、そこから革を鞣すのに適した土地を探していく。
まず、革を鞣す場所として、「古志の国」=今の新潟県に行く。ところがダメ。そこで、島根県の出雲市近辺に行く。ちなみに、ここにも「古志」という地名がある。ところが、ダメ。皮革を乾燥させるためには、雨が少なく温暖な場所でないと行けない。で、やってきたのが松ヶ瀬、現在の高木になる。
水につけて塩でもどして脂を加えて乾燥させてを繰り返して鞣すのが、もともとの鞣し方。これが白鞣し。別名姫靼とも言うが「古志靼」とも言う。
みたいなことを言っておられました。よく覚えてないけど(笑)。
で、御着に皮革工場ができたのは、すごく最近とのこと。もともと御着あたりは人が住んでいない場所だったようです。で、隣町がすごく貧困で、明治期になんとか産業を振興させたいとの思いで、高木から皮革職人を招いて白鞣しを教わったとか。ところが、本当のことを教えてくれるはずがない。で、三重の松坂からタンニン鞣しを教わったとのこと。
タンニン鞣しは固いので、靴底に利用できます。折しも日本が積極的に戦争に参加していた(笑)時代だったので、軍隊での利用が多かったとか。その後、タンニン鞣しはたいへんなので、クロム鞣しに移行し、それにふさわしい用途で利益を上げる。さらに、クロム鞣しにパラフィンを入れて防水加工をしたものでりえきをあげるなど、浮き沈みはあるものの、クロム鞣しとタンニン鞣しを使いわけながら皮革の街として発展してきたとのことです。
ただ、かつては「◯◯地域はタンニン鞣し」「◯◯地域はクロム鞣し」という感じで、地域ごとに鞣しの種類が違い、それはそれなりに共存をしていたのが、最近は「もうかる鞣し」にいずれの地域も殺到するという感じで、結局かなりしんどい状況にあるとのことです。
また、老舗の街じゃなくて新しくできた街のため、皮革の街としては立地条件には恵まれていないみたいです。なによりも、水がたいへんなようで、苦労されたみたいです。
なんでも正倉院の中にある革の袋を見てみたら、「どうもおかしい」と。「「マチ」がない」と。で、いろいろみなさん論議しておられたけど、柏葉さん曰く「キンタマの革でつくった袋やで」とのこと。なるほど。マチはいらんわなぁ(笑)。
正倉院の中には他にも革でつくった箱なんかがあるそうです。これを復元してみたとか。ものすごく丈夫みたいです。小学校なんかに持っていって子どもたちに見せる時、2階から落としてみるそうな。たしかに塗りははげるけど、まったく壊れない。
さらに、革でヘルメットをつくってみたら、これまた強い。
なんでも最近凝っておられるのがヌカの鞣しだそうです。風合いがすごくいいんですね。これでお面をつくると、たしかに黄金色に輝いています。
まぁ、マニアックな皮革研究家です。
そうそう、最後に「これ、なにでできているかわかりますか?」と出されたステッキ。牛の「長いもの」でできているらしいです(笑)。
今日は兵庫県の姫路市の御着という場所にある皮革工場のフィールドワークです。ちなみに主催は全国キリスト教学校人権教育研究協議会の関西地区です。
このH市の皮革工場の話は前々から聞いていて、すごく行きたかったので、今回はなんとしてでも参加しようと思っていました。
集合は1時。せっかくなんで、昼前に現地に行って、近くをブラブラしながらお好み焼き屋さんでも探そうと思っていたのですが、乗っていた新快速で急病人が出たため予定が大幅に後ろにずれ込んでしまいました。まぁ病人なんでしかたがないか…。てことで、お好み焼き屋さんを捜すのはあきらめて*1、ラーメン+餃子&飲み物ですますことにしました。
で、地元の総合センターに到着。着くと既に皮革資料室で説明がはじまっています。どないなってんねん。
どうやら案内していただく柏葉さん、すごくサービス精神が豊か*2みたい。なので、じっとしてられなくて、早めに来られた方相手に説明をされていたのかな。だったらちょっと早めに来るんでした。
で、定刻になってフィールドワークスタート。今回は、3つの工場をまわります。
1500万円ぐらいする大きなドラムが全部で7台あります。ドラムは縦回転。まぁ最近はやりの洗濯機と同じですね。この中に、薬品*3と原皮を入れて1昼夜ばかりゆっくりまわしていると毛が抜けてくるとか。これを横で乾燥させて第1段階終了です。
ここでいうならば、「1、ソーキング」「2、フレッシング」「3、脱毛・石灰漬け」あたりなんでしょうか。
ちなみに、原皮はオーストラリアやアメリカから輸入してくるとか。季節は現地の夏がいいらしいです。脂分が少ない・毛が少ない→ダニが少ないというのが重要な要素のようです。
ここでは革*4を一定の厚さに削ります。なんでも、ウン千万するイタリア製の機械を導入しておられるとか。よく見ていると、途中まで入れて抜いておられます。全体をいれてしまわないのはなんでかなぁと思っていたのですが、ふと気がつきました。しわができる場所の直前でひいておられます。てことは、おそらく入れる方向を変えることで、しわのできる方向が変わって、すべての面を削ることができるんでしょうね。
ちなみに、削ったカスをグツグツ煮ると「煮革」→「膠」ができるとか。
H市の有名どころでは、高木というところがありまして、こちらのほうでは、現在日本でただ一人森本さんという方が、「白鞣し」をされています。で、今回行った御着では、「クロム鞣し」と「タンニン鞣し」が主流ということです。もっとも、柏葉さんのしゃべり口では「タンニン鞣しの方がものがいい」という感じでしたねぇ。
今回見学させていただいた工場では、地面に穴が掘ってあって、水が張ってあります。そこに、イギリスから輸入しているタンニンのドンゴロスが吊ってあります。どうやらこうやってタンニンのしみ出した薬品をつくっているみたい。そこに革をつけていくようです。
ちなみに、3つの工場の中で、ここが一番臭いのきついところでした。
で、タンニングの終わった革は道をはさんだ向かいにある場所で乾燥させます。その後、必要に応じて染色をして、最後にガラス玉で磨いてつや出しをして製品になるとのことです。
いずれの工場も、すごく古い木造の建物で、しかも壁がスリットになっています。これにも意味があるそうな。
タンニンで鞣した革は鉄に反応すると黒くなってしまいます。なので、鉄骨の建物だとまともな製品にならないとか。言われてみると、木造の工場の中を見回してみると、うまく木を組んであり、「釘で支えている」という感じがあまりしません。なるほどなぁ…。
さらに、壁がスリットになっているのは、風通しをよくして革がうまく乾燥するためだとか。なるほどなぁ…。
今日も午前中は研修。再び集中力を高めてレッスンに参加。
午後は「最後」ということで、もうひとりのスタッフに最後のレッスンをまかせることにしたみたい。まぁ、流れと課題はわかっているので、やりやすいといえばやりやすいけど、やりにくいといえばメチャやりにくいですわなぁ。まぁ、わたしはアシスタントだからいいですけどね(笑)。
で、なんだかんだと午後のレッスンが終わって、いよいよフリー。
今シーズン最後ですから、もう一回てっぺんまで行くことにしましょう。てっぺんは、この季節とは思えないものすごくいい雪です。西日を背中から受けるので、自分がまきあげげた雪が影になって斜面にうつります。それが、ほんとうにサラサラと舞っています。こんなにいい雪なのに、今日でシーズンが終わりなんてもったいないなぁ。
とか思っているうちに、ほんとうに時間が来ました。名残惜しいけど、しかたがありません。
さぁ、帰りますか…。