卒業生たちと呑み

今日は恒例の放送部の卒業生たち主催の焼肉パーティー。現役と卒業生の交流の大切な機会です。場所は京都府南部のキャンプ場です。
てことで、夕方卒業生の車に乗っけてもらってキャンプ場へ。わたしが到着すると、すでにみんな焼肉をつついています。わたしも負けじと参戦。心配していた雨も、なんとかもっているみたいです。
ひと通り食べたところで、恒例の「儀式」です。現役たちを従えて、河原におります。
で、儀式終了。まぁ今年もなんとかなったな…。
あとは鍼灸をやっている卒業生に鍼を打ってもらったりしながら、ダラダラとした夜を過ごします。ほどほどに呑んだところでダウン。
それにしても、こんなことやっている時間、ないんだけどなぁ…。

隙間をつくる

てことで、無事大阪に到着。
向かうは大正区です。今日は関西沖縄文庫の金城馨さんの案内でフィールドワークです。
わたしは金城さんのフィールドワークは2回目なのですが、みなさんははじめて。なかなかみなさん興味津々で歩いておられます。わたしも前回のことを思い出しながら、
「あぁ〜、そうやったなぁ」
と歩きます。
途中、デーゴの花のことを話されたり、エイサー祭の話をされたり。すごく味わい深いフィールドワークでした。
その後、関西沖縄文庫に行って金城さんの講演。
前回聞いたのは6年ぐらい前になるでしょうか。その時よりも今回の方がよりわかりやすい気がしたのは、わたしがこの間少しではあるけど勉強したおかげなのか、はたまた金城さん自身もこなれてきたからなのか。
中でもすごくおもしろいと思ったのが「隙間をつくる」「隙間を広げる」という発想です。
AとBが
「A||B」
みたいな感じで壁をはさんで隣同士の状態だったら、Aであることから逃げる時Bに入るしかない。ところが、
「A|  |B」
みたいな感じで壁と壁の間に広い隙間があったら、Aであることがら逃げる時、隙間に入れる。すなわちBに入るという選択肢以外のものができる。
いま、金城さんにとっては、関西沖縄文庫もエイサー祭も、そのような「隙間」であるということなんですね。
これを聞いて、もう、いろんなことがストンと落ちてきました。なるほどなぁと。いままで自分が出会ってきた/やってきたさまざまなことを言葉化できた気がしました。
やっぱり異種格闘技戦はおもしろいなぁ…。

で、合宿へ

で、大阪へ移動。今日〜あした、トランスジェンダー生徒交流会の合宿です。
とりあえず夕方に集合して、そこから買い出しです。現役高校生はとりあえず2人。その子らを買い出しに連れ出します。ちなみに、トランスを含め大人がえらいたくさんいます。でもまぁいいでしょう。
で、焼き肉の準備をしているあたりから、現役高校生が徐々に集まりはじめます。で、焼き肉開始。当然わたしは「呑み」開始です。あとは、てきとうにやるだけです。
9時を過ぎたあたりで、いったん焼き肉終了。一度全員で円形に座って自己紹介。いつもの通り、ツッコミ入れまくりです。ちなみに大人についてはツッコミを入れてもしゃーないので、
「自分のチャームポイントを一言」
にしておきました。
あとは完全フリータイム。
おもしろいもので、初対面の子ども同士がなんとなく円形に座って、そこに先輩を交えていろいろ話をしています。そんな風景を見るのがとても好きだし、すごくうれしくなります。不登校系の子どもを持つ親同士も、いろいろ真剣に話をしておられます。たぶんしんどいんやろなぁ。うちの交流会は親のサポートはしないことにしているけど、来られることを拒んではいません。参加されて、そこで話をされたら、それはそれでいいと思います。親も子どもの先輩の話を聞きたいんだろうな。
そうそう、途中でKさん@某クリニックが来られていろいろ雑談。たまたま来ておられたM谷高校のRさんと世代間の違いを感じさせるトークをしておられました。これはかなりおもしろかったです。他のマイノリティ(というくくりはあまりにもおおざっぱすぎますが)の話が聞ける交流会であることも、この交流会の楽しさなんだろうな。
子どもたちの話込みは延々と続きます。でも、わたしは疲れてきたのでダウン。

やっぱ楽しい

今日ももうろうとした朝です。とりあえず、小さな庭の石畳に煉瓦を追加したりしながら、復活を待ちます。
で、昨日の夜中に電話したことを詫びる電話をして、スマホをとりに行って。帰りに子どもの自転車のパーツ(ワイヤ)をゲット。なにやら最近子どもが
「自転車、漕いでも前に進まない」
とか言っているみたいなので、ちょこっと整備をしようかと。どうやらリアブレーキの引きずりと、ディレーラーが動かないのが原因みたいです。
家に帰って、リアディレーラーとリアブレーキのワイヤ交換。こうやって自転車触るの、久しぶりです。子どもからは
「とーちゃん、楽しそうやな」
といわれてしまいました。いや、楽しいです(笑)。子どもに
「乗ってみ」
と乗らせてみたら、えらい楽だったそうで。子ども、喜んでいました。

在日外国人教育関係の会議

今日は台風直撃です。でも、なぜか会議があります。ちなみに、鳥取の人から
「公共交通機関が動いていないので無理」
という連絡がありました。そりゃそうだ。

というか、わたしも今日の夜米子に行きたいと思っていたんですよね。メチャクチャおもしろそうなセミナーがあるんで、そいつの観戦をしたいと。その後の交流会に出たいと。で、明日梅田でセミナーがあるから、帰ってこなくちゃならないんですけどね。ちなみにうちの若い衆に
「土曜日、会議のあと呑むためだけに米子に行って、翌朝一番で帰ろうかどうしようか悩んでいるんだけど」
と言ったら
「ステキですね!でも、ボクなら絶対しません(笑)」
と笑い飛ばされました。
でも、
「台風の影響で次の日梅田に帰って来れないか…」
と言いながら断念したんですが、そもそも高速バスが動いていなかったらいけないわな。

てことで、ゆるゆると会議がはじまって、昼のビール。これがまずい!いや、前によく行っていて、「味が落ちた」ということで行かなくなったラーメン屋ですが、味の落ち加減が一段と進んでいます。ビールサーバーの洗浄をまともにしていないから、ビールが匂います。揚げ焼きそばをたべたら、麺がしめっています。さすがに食べられたものじゃありません。食べたけど。
店を出て、思わず
「缶ビールとメンマが一番おいしかったですね」
と先輩に言ってしまいました。

さて、午後〜も会議。夏の大会の総括が延々と続きます。いつもに増して延々と続きます。まぁ実りが多かっただけにたいへんだったんだもんなぁ。
で、5時半会議終了。

文化祭2日目

今日の午前は通常プログラム。なので、午前中はゆっくりします。
昼は各部の活動があるので、ここからはセッティングの変更の嵐です。どのマイクをどこに持っていくかとか、いろいろ考えないといけません。このあたりを子どもたちができるようになったら楽なんですが、まぁ難しいだろうなぁ。考えてみると、ヤツらにとっては3回しか経験できないんだもんなぁ。それに比べて、わたしは…。まぁいいか(笑)。
バタバタしながらも、なんとか文化祭も終了。さて、崩しだ。
仮設の芝居小屋を崩す時は、ちょっと心が痛みます。ほんとうに「ハレ」が終わって「ケ」が帰ってくる感じ。
さぁ来週からは平常授業がはじまる(;_;)

文化祭1日目

生徒たちは
「7時半集合!」
とか言っているので、わたしも7時半出勤です。でも、天気は雨気味。今日は野外のプログラムもあるからなぁ…。
職場について、とりあえず仮設の電話の設置をしようと思ったら、えらい土砂降り。やれやれ…。
それでも、文化祭がはじまると「ながら*1」になります。まぁ生徒指導部長と放送担当のわたしが走りまわると、本当にろくなことがないわけで、平和だっていうことです。
そんなこんなで、ダラダラしているうちに夕方です。
あぁ、平和に終わった。

*1:○○し「ながら」でもできるという感じ

「自尊感情を育てる学校づくり」

今日はうちの職場の人権教育研修会です。ふだんは呼ばれる側ですが、今日は呼ぶ側。これはこれで、かなりプレッシャーがあります。なにがプレッシャーかというと、うちの職場の皆さんの反応なんですね。
基本的には「いま、これが課題だろう」「いま、これが関心事だろう」「いま、これを知りたいと思っているだろう」というふうに、風を読みながら、「この人!」と自信を持って人を選んでいます。でも、その読みがあたるかどうかはわからない。
今回は、春の研修会で「自尊感情がわからない」という質問が出てきたので、その流れの中で佐久間敦史さん@大阪教育大学に来ていただきました。
佐久間さんとはまだ数回しかお会いしていないのですが、でもすごく印象的な方なんですよね。なにより、数年前に
「これが最後の仕事なんです」
と言われ、話をさせていただいたことがありました。当時はまだ小学校現場におられながら、人権教育研究会の仕事もしておられ、若い教員の育成もされているという、すごくご多忙な頃だったんだと思います。

で、今日の講演会。
まずは地元のネタから行くあたりが、基本的に「やっぱり関西人」です。その後、子どもたちの意識調査の結果なんかを出されるわけですが、そこへのツッコミが、同年代*1にはかなりウケる内容なんですね。かなりまじめな内容なはずにもかかわらず、ところどころで笑いが出てきます。すごいよ。
最後にリフレーミングのワークショップをして終了なんですが、最初に言われた
「夏休み最終日なんだから、さわやかに終わりましょう」
という言葉通りの終わりでした。終わってからの皆さんの表情も、いつになく柔らかかったような気がします。
いやぁ、感謝です!

*1:40代以上という感じ

たまにはちょっと遠回り・死のロード(5日目・その1)

朝起きると、体調は最悪です。でも、1時に東京に集合です(笑)。
なんしか朝ご飯を食べて、10時までゴロゴロ。さて、あと3時間どうしよう。ここは藤沢…。そうか、江ノ電に乗ろう。
てことで、江ノ電に乗車。
いやぁおもしろい!第1印象は
「狭っっっ!」
実は叡電みたいなもんだろうと思っていたら、ぜんぜん違います。線路の両側すぐに家が建ち並んでいます。しかも、かなり曲がりくねっています。なので、当然見通しが悪い。はっきり言って、こわいです。しかも、そのコーナーのRがきつい。かなりヤバイです。でも、海あり川ありトンネルありと、なかなか変化に富んだ30分でした。こんなのもいいかも。
で、鎌倉からJRに乗って新橋へ。待ちあわせの時間まで少しあります。あまりにも体調が悪いので、足ツボマッサージ屋さんへ。出てこられたのは、やっぱりフィリピン人ぽいおばちゃんでした。
「う゛」
とかうめくと
「イタタタタ?」
と、笑いながら優しく聞いて下さいます。すごくいい感じでした。30分押してもらってずいぶんと身体が楽になったところで、U兄と合流(笑)。

分科会・死のロード(3日目)

今日は分科会の日です。でも、やっぱり眠いものは眠い。それでもとにかく会場へ。
今日は「とよなか国際交流協会」のレポートがあるから、やっぱり参加しなくちゃなりませんよね。国流のレポートは午後からです。前の方に陣取って、がっつり聞きましょう。
国流のレポート、なにがいいって、力が抜けてます。「○○をしなくちゃ!」という感じじゃなくて、「おもしろそうだからやった」「やったら、やっぱりおもしろかった」みたいな。で、思わず質問。
「なんで国流の人って、みんな笑ってるんですか?」
もちろんしんどいことはいっぱいあるんです。それはわかっています。でも、やっぱりみんな楽しそう。そして笑っています。これって、ものすごく大切なことだと思います。だって、しんどそうな人のところにしんどい人は寄っていかないと思います。
で、みなさんの答え。
「楽しいから」「おもしろいから」
ゲームをやる楽しさじゃないんですね。新しいことを発見する楽しさであり、自分が変化する楽しさみたい。そう言いながら、やっぱりみなさんの顔は笑顔でした。
てことで、今年の大会も終了。来年は、なんと大分開催ですよ。