朝、みんなは静かです。仕事に向かうKよぽんはちゃんと起きました。でも、「一蓮托生」と言っていた「核弾頭」は起きません。まぁ、前回通りなんで、そんなもんでしょう。というか、今回は、ずいぶんおとなしかったです。たぶん、前回はテンションあげて参加してくれてたんでしょうね。
にしても、やたら頭痛がします。二日酔いか?でも、それだけでもないような気もします。
しばらくダラダラしてから、とりあえず朝ごはん。鍋にいれそこねた冷凍うどんとか、K野さんが残してくれたラーメンとかをもしゃもしゃ食べました。お腹にものが入ると、少しずつ頭痛がひいてきたので、きっとお腹が減っていたのでしょう(笑)。
やがて、SHコンビが帰る時間になったので、駅まで送って、今回の迎撃作戦は終了です。
かなり激しかったな(笑)。
カテゴリー: 趣味
今回のメインイベント・大分の友だち迎撃作戦第2日目(その1)
今日は今回のメインイベント、いつもの「お散歩」です。
とりあえずはSHコンビと3人で「南まわり」です。一周まわってきたら、すでに1時間近く過ぎています。年々長くなります。これって、年寄りのくどさなんかなぁ^^;
ここから北まわり。そして七条へ。ここで、コインロッカー捜索の旅に敗れたK野さんが合流。今回は人数が少ないので、ふだんは行けないところにもちょいと寄り道。いまも残る共同流しや共同トイレに一同
「ほんまもんや!」
と、えらい興奮しています。そろいもそろってマニアです(笑)。
そこからいつもの通り五条へ。
今回はここでも少し寄り道。うーんなかなか風情があります。また、ここ、通ろう。
さらに、今回は前に宮前さんに教えてもらったところもおりまぜてみました。
そして、最後の瞬間に歓声があがったのは当然です(笑)。
今回は、〆としてK野さんの案内で「境界線」とか「夜学跡」も教えてもらって、かなり濃いぃ「お散歩」になりました。
いきなり町ブラ・大分の友だち迎撃作戦開始
朝、
「なんで休みの日にこんなに早く」
と思いながら起きて、朦朧としながら家を出ます。京都駅到着は8時半前。なんせ、SちゃんHボンの到着がその時間だからしかたありません。
まぁ、合流時にミスドのドーナツをひとつおごってもらったから、よしとしましょうか。
とりあえずマダンセンターに荷物を置いて、さてどうするか。どこかに行くにしても、交通機関、混んでるやろしなぁ。
しゃあない、車をとりに行きましょう。
てことで、3人で京都市北部へ。で、車に乗って、京都縦断の旅です。
まずは、T地区へ。「狭山差別裁判糾弾!」の立て看を見て
「おわぁ!」
「鳥肌立った!」
とか興奮している君たちは、たぶんマニアだね(笑)。
続いてK地区へ。どうやらあたりの家の大きさにおどろいてよそ見をしていたらしく
「ほれ、ここ」
と言った瞬間、笑いはじめた君たちは、やっぱりマニアだね(笑)。でも、このK地区は、法律ができる前から地区改善事業をしていて、京都の「先駆性」がよくわかるところです。でも、まさに
「道が狭くなる、狭くなったそこに部落がある*1」
が、いま、形を変えて同様の状態になっているんですが、それはおそらく「歴史の産物」なんだと思います。
で、京都駅近辺でおなじみK野さん@徳島を拾って、ひたすら南下。到着したのはウトロです。
車を降りて、中をブラブラ散歩します。そう言えば、来るの、久しぶりです。少し町並みがかわったな。建物が少し減ったり、飯場の屋根がかなり傷んでいたり。でも、相変わらず道で会う人たちは笑顔で迎えて下さいます。
帰りは別のK地区を通って、とりあえずマダンセンターに帰りました。
*1:映画「人間みな兄弟」の冒頭
事務屋はハードや(;_;)
今日は午後から某在日外国人教育関係の事務局会議。早急につくらなくちゃならない文書を今日の会議中に仕上げる予感がしたので、indesignをぶちこんであるパソコンを持参します。
しかし、一介の数学教員が、なぜアカデミックパックとはいえ、indesignなんぞ常用してるんだ?
会議の場所についたら、まずは腹ごしらえ(笑)
で、スマホでテザリング開始。なにせ、必要なデータが随時メールで送られてくるので、ネット環境が必須条件です。
ほんまになにやってるんやろ…。
会議開始から1時間後、予想通り文書作成開始。あかん!プリンタや!まぁ、こういうときのために、ドライバは放り込んであります。そのへんからUSBケーブルを引っ張り出してきて、適当に接続。これで準備完了。さぁ、どっからでもかかってこい(笑)!
みなさんが
「ここはこうやろ」
みたいな話をしているのを聞きながら、ひたすらそれを反映していきます。
「こことこことここをこう」
「いや、ひとつずつ!」
みたいな感じで、リアルタイムで変更できるスピードが生命線です。
完成版をプリントアウトして一通り確認してもらって終了。さて、機材を元通りにしなくちゃ…。
改定入管法の勉強会
今日はわたしも所属している「全朝教京都」の久々のセミナー。前に開催したのは…。「私には浅田先生がいた」の出版記念会だったから、メッチャ前のことです。
で、今回は、この7月から施行される改定入管法の勉強会。RINKの草加さんに講師で来ていただきました。
詳しいことははしょるとして^^;;、えらいことです。
まずは、なんでわたしがはしょるのかというと、ややこしくてわからへん。で、日本語がまぁわかるわたしがわからへんということは、日本語がわたしよりも不自由な人、つまり、入管法が対象にしていて、今回もっともターゲットにしている中長期滞在者にとってはもっとわかりにくいということです。しかも、きちんとアナウンスされているかというと、かなり不徹底です。
で、内容的にも罰則規定が大幅に強化されています。どうやら、外登法が「運用面」でいろいろ配慮してきた部分を、一気にガラガラポンする意味で、外登法をなくして入管法で一本化しようというのが狙いとか。
にしても、ここの産業とか、日本人はほとんどやらない仕事やし、どないなるんやろう。
お散歩〜
今日はここの人たちと一緒に宮前さん+いつきのスペシャルお散歩です。
とりあえず、みなさんと合流。わやわやしゃべりながら、出発点のマダンセンターまで行きます。ここから定番のコースを歩くのですが、さすがに今日の人たちはいろいろ知っておられるので、話が早い。助かります。それでも、知識として知っておられることと、実際に歩いてその場で考えることの間には差があります。だからみなさん、お散歩が好きなんでしょうね。
さらに今日は、この間下見をしたところを宮前さんが案内されます。
「ウソが混じってますよ」
というわたしに対して、ちゃんと資料を準備しておられる宮前さんはさすがです。
そうそう、長仙院というお寺、わたしはさっさと出ようとしたんですけど、
「回復者の方々を連れてきたら、1時間ほどじっとたたずんでおられました」
という話を聞いて、
「もしかしたらそういうのを当事者性というのかなぁ」
などと、少し考えさせられました。
で、上映会
朝ご飯は当然のことながら前日の残り物がメインです。もう、お腹いっぱいです。
昼前に東九条を出て、プラプラと歩いていきます。カントクはちょっと前に放浪の旅に出ました。後かたづけ組が残ってやってくれています。ありがたやありがたや。てことで、わたしはこのあたりを歩くのがはじめてなMちゃんを案内がてら一緒に行くことにしました。
で、会場に到着。N江さんが忙しそうに準備をはじめておられます。そこに、スタッフを頼まれた方々もやってこられます。カントクは時間ピッタリに登場。
とりあえず会場を開けてもらって音響のセットと機材チェックです。と、ここで問題発生。問題解決に向けていろいろ試してみたのですが、ここの調整卓、めっちゃ融通が利きません。あちらを立てればこちらが立たず状態です。それにしても、試写をした時に当然気づくべきだったんだ。めっちゃ落ちました…。
それでも会場にはたくさんの方々がきて下さいました。うちの同僚の方もきて下さったし、外国人教育関係の人も来て下さったし、もしかしたら、わたしの知りあいで関西在住の方々の半分ぐらいが来られていたのかなぁ。とてもうれしかったです。
上映会後はトーク。
今回は、基本的にはわたしが聞き役で、カントクが語り役です。考えてみると、映画をはさんでふたりできちんと話をしたことがなかったので、わたしも知らないことがいっぱいあります。「作り手」としてのカントクから聞きたいことがいっぱいあります。今回はけっこう時間をもらえたので、ゆっくりと聞くことができました。
でも、たぶん聞きたいことの半分もいけてないだろうな。さらに、話しきれなかったエピソードもたくさんあるし。てことで、自己採点は72点。もっとも、みなさんけっこう笑って下さったし、会場からは
「100点!」
という声も飛んできましたから、それなりにいいトークになったのかな。
カラオケ状態・GID学会2日目(その1)
朝起きて枕元を見ると、なぜかチューハイが1本あります。捨てようと思ったけど、つい一口だけ飲んでしまいました。習性ですな(笑)。
で、会場へ。
とりあえず荷物をおいて打ちあわせ会場へ。このあたりで、だんだん頭がボーっとしてきました。これはヤバイです。やはりさっきの一口が効いたか?
それにしても、きのうからなにをしゃべるかを考え続けているのですが、まったく思いつきません。どうしよう…。
まぁ、発表の順番が最後だし、そこまで小一時間あるからなんとかなるでしょう。
シンポがはじまっても、パソコンの画面を見ながら、メモ書きの文章をあっちやったりこっちやったり。でも、こんなことをしていたら、討論にならないです。ダメです。
で、順番がまわってきたので話。
幸い数ヶ所ウケたのでホッとしましたよ。
シンポのあとはガイドライン第4版の話。ここまでは集中力が持ったのですが、そのあとはもうダメです。まぁ「趣味で下着を買いにいく人と間違われるのがかわいそう」みたいな話で突っ込もうかと思ったくらいかなぁ。
で、ようやく昼休み。
会場の外に出たら、関西のお友だちが2人ほど来ておられます。
「お昼、行きましょうか」
「行きましょう」
てことで、昼ご飯を呑みに行きました。
まぁ…。呑んだな。
で、会場に帰ったら、当然のことながらはじまっています。聞きたい演題もあったけど、入りそびれてしまったところで、つい会場の人に声をかけられて、こんなことになってしまいました。
で、さんざんみなさんに冷やかされて、今年のGID学会も終了です。
いったいなにをしていたんだろう>自分
まぁ、2日目の内容はここに書いてあるしなぁ。
疲れた…・GID学会1日目(その1)
とりあえず、朝受付に行ったら三橋さんがおられました。と、そこにO田さんも…。
となると、う〜ん。なんしか受付をすませたら昼ご飯を呑みに行くしかないでしょう。向かいにあるそば屋に向かう途中Mともちゃんがやってきました。
「昼ご飯、行くよ」
「え…」
強引に誘ってしまいました。
で、いよいよ開会です。
今回こそ綿密なメモをとるぞと決意してパソコンを起動して打ちはじめました。さらに、スライドもパチパチ。
でも、ダメです。集中力が続きません。
いや、決して昼ご飯のせいでも、前日の晩ご飯のせいでも、さらに夜食のせいでもありません。今回の学会、休憩がないんです。すべてのセッションがちょい押し気味で、その分へつられるのが休憩です。さすがにノンストップはきついです。
前半戦はボーっと話を聞いてしまいました。
で、ちょっと用事であちこち電話して、後半戦。血みどろです。でも、ずいぶんなれました。てことで、一日目終了。まぁ、ここを見れば内容はわかるということで^^;;
京都に残るハンセン病の跡
その後、宮前千雅子さんの案内で京都に残るハンセン病の跡をたどるフィールドワークです。なんと豪華なことに、マンツーマンですよ。
まず行ったのは「長仙院」です。
ここにはかつて京都にあった「物吉村」のお寺にあった仏像なんかが移されています。そのことを示す「北御門院長棟堂 清圓寺」という札があります。仏像は真っ黒です。宮前さんは
「ハンセン病の人たちが一生懸命護摩を焚きながら祈っていたんでしょうね」
と言葉を添えられました。
次に行ったのは松原通。ここ、かつての五条通とか。そういえば、そのままずっと行くと清水坂に行きますからねぇ。
ここの川沿いあたりが、かつての物吉村です。いまでこそ宮川町なんかがあってにぎわっていますが、かつては「野辺」だったところです。この一角に、「清圓寺」があったことを祀る小さな祠があります。
中にはちゃんとおいなりさんもおられます。
この一帯、「弓矢町」とか「轆轤町」という地名です。まさに、「つるめそ」であり「木地師」です。
わたしは、いわゆる「皮多系」についてはちょっとは勉強しましたが、「非人系」の歴史についてはほとんど知りません。というよりも、おそらくは研究段階なんでしょうね。それだけに、非常に興味深く感じました。