「がんばる」考とか

今日は某人権教育研究大会の出張です。なので、朝は少しゆっくり。ルートとしてはふたつありますが、歩かなくちゃならないけど安くて早い方にしました。まぁ朝の散歩にちょうどいいかな。
会場に着いたら、まだ受付開始前です。が、受付してくれます。まぁそういうゆるいところです。とりま、全体会場に行って好位置キープです。キープしたら、あとはロビー活動です。
やがて開会全体会開始です。ジェンダーバランスが悪すぎ。n:0です。無限大です。
そしてお待ちかね、久保敬さんの記念講演です。タイトルは「大切なことは、子どもが教えてくれた」です。あまりにもそのまんまです。
のっけから、腹話術が出てきます。さすがは小学校の元校長です。そして小学校のエピソードがわさわさ出てきます。なんかいいなぁ。高校とはまったく違いますね。やはり教育の原点は小学校にあるんだなと思います。ただ、そういう「原点」が奪われつつあると言うか、ずらされつつあるというか。原点はずらしちゃだめなんですけどね。来年の夏季研は決まりかなぁ。
ということで、講演の後あいさつに行くと
「あ、名前は知ってます」
と言われて、なんでやねんと思ったけど、考えてみたらfacebookでつながってました^^;。
ちょうど隣に会長がいたので
「来年、久保さんでいいですよね」
というと
「もちろん」
という答えが帰ってきたので、即決です。まぁもっともご本人を前に「だめ」とは言えませんよね(笑)。
てことで、午前の部、終了。館内はご飯が食べられないので、外でランチとしゃれこみましょう。

午後の分科会はどこに行こうかと思ったけど、「谷間の町」のレポートがあるので、そこに行きましょう。3本とも小学校のレポートなのでどうなるかなぁ。
レポートを読むと、うーんってなります。ひとつは、子どもたちのバックボーンがわからない。単に表面に出ている「低学力」とか「暴力性」とか「不登校」とか、そういうのしか書いてありません。そして、その子が「がんばった」というのがストーリーです。それって人権じゃないし。ただ、きっとそういう話にとどまらないものがあるはずです。なぜなら、人権の研究大会に支部から選出されたレポートだからです。なので、紙面に書かれていないことを探るべく質問をします。
が、その前にやっぱり「がんばった」から「認められる」というのは、なんか違う気がします。なので、そこを質問します。が、どこかすれ違いがあります。たぶん、子どもを前にしている、ある種の「当事者」であるレポーターと、その現実を知らないわたしとの間のギャップなのかな。でも、ずいぶんと「剥いた話」をしてくださるレポーターで、そういう方がおられるのがうれしいですね。
なので、さらに続けて質問しようと思ったら、当該校の支店長さんが発言されて、「うーん」となるなど。できればセッションの最後に「まとめ」をしてほしかったなぁ。支店長さんの発言は、レポーターとも平場のイチ参加者とも違う「重み」があります。なにしろ当該校の責任者ですし、当該校としての発言になります。なので、質問を切られてしまう可能性を持っているんですよね。もしかしたら、ご自分ではそうは思っておられないのかもしれないし、なんなら「そうは思ってほしくない」くらい思っておられるんだろうけど、「支店長」という責任ある仕事に対して付随する「重み」であって、それは個人の思いとは別に作用するんですよね。
まぁでも、当初思っていた内容とは違う質問をしようかな(笑)。レポートのあと、レポーターさんのところに行って感謝の意を述べるなど。
次のレポーターは、若い人ですね。なので再び「がんばる」ことへの疑問を呈したり。いや、本人ががんばることそのものは否定しないし、なんなら「がんばる」ことは本人にとって必要なんだと思うのです。が、それを評価の対象とすること、もっと言えば「存在意義」にしてしまうことに、わたしは疑問を持ってしまう。だから、しつこくその話をするんですよね。そしてそれは、ブーメランのように自分に返ってくることでもあるわけです。分科会の論議ってそういうものです。
3人目は「谷間の町」のレポートです。これもなかなかわかりにくい。完全にバックボーンが隠れています。こちらはなかなか難攻不落です(笑)。まぁでも、保育園や中学校の人も来ているので、あとで聞けばいいか。てことで、レポートのあとに聞きに行ったら
「いつも会議で出てくる子のことです」
と言われて合点がいくなど。いや、レポートに出ている以上にたいへんな中実践をされたんじゃないですか。もったいないなぁ。
その後の討論では、保・小・中・高の流れの中で、人権学習をいかにして「私人間」から「社会」へと変換していくかって話を問題提起しました。まぁいつものことですけどね。その中で、いろいろな話が出てきたけど、つい発言。
「多様性ワークショップというのがあって、左利きの子が自分の不便さを主張する時があるんです。それって、実は、自らが理不尽な状況に置かれていることを表明しているわけなんです。そのときに、右利きの子がその理不尽さにともに怒ること。それが「社会」を変えることにつながっていく。わたしはそういう人権学習をしたいんです」
伝わったかなぁ。
そんなこんなで、研究大会終了。いつも司会者の人に「しゃべりすぎてすみません」と謝るのですが、今回も謝ってみるなど。すると
「ブログ、たまに読んでます」
と言われて、ひっくり返りそうになるなど。恐縮です^^;。

さて、今日はウトロに行かねばなりません。少し時間がありますね。Tじさんと京都駅で待ち合わせて、少し角打ちに行きますか。
お店に入ると、レジェンド席が満席です。と
「久しぶり」
と声をかけられて、誰だろうと思ったら、H田さんでした。めっちゃ痩せて、かっこよくなっておられます。と、いい匂いがします。そうか、今日は金曜日か。注文してしまいました。

うまい!
しばしグダグダ話をして、その後ウトロへ。到着したら、マダン劇の真っ最中です。こっそりと祈念館の中に入って、こっそりと駐車場に抜けて、さらにこっそりと楽器を取りに行ってスタンバイ。やがて出番です。エンディングのティップリです。今日のチンはいい音がしますね。
その後、シームレスに打ち上げです。なんだかんだと呑んでいたら、気がつくと11時前です。やばい。帰りましょう。

「すみません」な1日

朝、しんどいけど起きなきゃ。とりま、コーヒーを淹れて、卵を焼いて、玉ねぎをスライスして、パンの上に乗せて、猫の額へ。

雨です。降り込んでくる雨が冷たい。負けました。家の中で新聞をパラパラ。
そしてスタートです。今日は組合の教研です。会場に到着して、しばし謀議。そして教研の前の臨時大会。なぜか議長です。
議長がすんだら教研開始。今年もレポートを出しています。しかたないです。全国に行くためです。ちなみに、〆切が9月中頃で、言われるまで気がつかなかったのでえらいことでした。まぁでも、いろいろ「埋める」ものがあったので、なんとかなりました。が、そういうレポートなので、30分もらっていたけど20分でネタが尽きました。すみませんすみません。
わたしの次は、いつもの通りAっちゃんです。が、わたしは出なくちゃならないのでおいとま。すみませんすみません。
で、向かったのはT中です。今日は先月に引き続き、第2回です。今日のテーマは「トランスジェンダー生徒の困難」です。が、それだけでは「アレ」なので、ついでに「顕在化させるもの」もスライドに入れてみました。
えーと。グダグダになりました。すみませんすみません。
わたしの次は今回も神原さんです。今回は「子どもの人権」です。ネタが多いなぁ。そうそう。神原さん、わたしの話へのコメントで、「T間センセと親友」って言われて、かなりうれしかったです。そういやおふたりで『ひとり親のエンパワメントを支援する 日韓の現状と課題』を出しておられました。
神原さん、卒論の時の図式を出してこられて、「学部の時からこんなキレッキレだったんだ」と驚くなど。その後も、めっちゃオリジナルの図式を出してこられて、すごいなぁ。
で、5時半からは打ち上げです。
今回は「寿司屋」に行くのだとか。かなり高額なんじゃないかとビビったけど、「せんべろセット」があるリーズナブルなお店でホッとするなど。ちなみにわたしが頼んだのはこれ。

少し油っこいです。が、飲み物は2杯ついているとのことで、いいですね。
ここで、ついついM井さんに苦言を呈してしまうなど。いや、とにかく放送機器を触りまくられるんですよね。そんなにいじらなくてもいいはずなんです。てか、舞台が動きはじめたら、放送機器は触っちゃダメです。そこまでが勝負で、触るってことは、失敗なんです。このあたりは「キャンプファイアーのファイアーキーパー」と同じです。
まぁでもかなりキツく言ってしまったかなぁ。酔ってたしなぁ。これもすんませんかなぁ。
てことで、20時前におひらきです。健全だ。

バッテリー容量

朝、体調はまぁまぁですね。とりま、朝の行事をすませて出勤。行きの電車の中でタスクリストをつくりましょう。ちなみに、タスクリストを書く場所はgmailの新規メールです。なんか、gmailアドレスを共有して「新規メール」で連絡をとりあう方法があるんだとか。いろんなことを考えますね。
職場に着いたら、まずは昨日の出張の報告書を作成したり、あれやこれや。ただ、「居残り当番」なので、部屋から出られません。なので、提出はあとですね。少し時間があるので、再来週のレジュメをつくって送るなど。
1時間目は支店長と副支店長が来る時間です。でも、すでに試験範囲は終わっています。どうしよう。とりま、復習のための「やらせ」をやりますか。でも、プリントを配布して、教科書を使ってやり方を伝えて、それから問題を解くというのは、悪くない気がします。
てことで、前半はフリーでプリントをしてもらって、後半、支店長と副支店長が来たところで
「やらせ、やるで」
と言って開設開始。
「はい、動いていいよ」
「あと2分で自分の席にもどろうか」
「はい、自分の席にもどって」
子どもたちがキビキビ動いてくれるのがいいですね。そんな様子を見て、支店長と副支店長は苦笑いをしながら出て行きました。さてと、残りもちょこっと説明するか。
2時間目は複素数平面です。みんな「グェー」という顔をしています。美しいんだけどなぁ。
授業が終わったら、2学期の人権学習の仕込みをしますか。音声の編集です。なんとなくやったら、なんとなくできてしまいました。
あとはちょこっと生徒の話を聞いたり、追認指導をしてみたり。
そんなこんなで、ちょっと忙しかったけど、定時に脱出。今日は「ちょぼやき会」です。今日のテーマはM下さん@某国営放送の話です。M下さんはこれのプロデューサーです。楽しみです。
zoomのセッティングに手間どったけど、お話スタート。話は「自己紹介」からはじまります。やはり、ここを話さないとダメですよね。これがおもしろいです。あの番組へと向かっていく流れが、あまりにも「必然」です。そして某国営放送の中でやってこられたことへと話は進みます。これまで作成してこられた番組を見て
「マジっすか!」
と声を出してしまったり。みんなが人権学習で使っている番組をつくってこられたんですね。
そして、某国政放送と部落問題の関係について。いろいろ考えさせられるところがありますね。そこで提起された「問題点」は、わたしたちがやっている人権学習と共通するところがありますね。
そんなこんなで、すんごい有意義な時間を過ごさせてもらいました。
あとは懇親会。Tじさんが
「朝起きたら、チャージが40%くらいな気がするんですけど、どれくらいですか?」
と質問されたので
「たぶん、わたしから見たら君は60%くらいチャージされていて、わたしが40%なんだと思うよ」
と返事。たぶん、そもそもバッテリー容量が違うねん。
そんなこんなで楽しい懇親の時間もお開きです。さてと、帰ってシャワーを浴びて寝ましょうか。

周年やるか…

朝、目が覚めると7時です。昨日寝たのが11時前なので、8時間以上寝たことになります。最低でもこれくらい寝ないとだめですね。ほんとうはもっと寝たいです。
が、そういうわけにもいかないので、とりま起き出して、昨日飲み忘れた骨粗鬆症の薬を飲みましょうか。これを呑んだら、30分間は寝ることも食べることもできません。30分後に朝ごはんの準備をして、猫の額へ。

さすがにひんやりとしています。気持ちいいですね。
食べ終わって、ひと息ついたらスタートです。今日はトランスジェンダー生徒交流会です。
いつもの集合場所に行って、少し待つと、初参加の人が親子で来られました。ちょっと緊張するけど、うれしいですね。で、時間が来たので会場に移動。こちらはいつものメンバーが揃っています。
今日はそうめん大会です。もちろん流しません。その代わり、韓国風とかベトナム風も楽しみましょう。もっとも、前者はキムチとプッコチを入れるだけだし、後者はニョクマムを入れるだけです。あとは大量にネギを刻んで、きゅうりの千切りをして。
さすがに素早くできますね。てことで、12時過ぎに食べはじめます。ちょっとだけ「ビールがほしいな」と思ったけど、子どもたちの姿を見ていると忘れてしまいました。
今回初参加の大学生と少し話。
「このあとね、15時から自己紹介をするんですよ。実は、すべては自己紹介の時間ためにあるんです。4時間かけてアイスブレーキングをしているんです」
びっくりしておられました。
そんなこんなで15時まで遊んで、ここからは自己紹介タイム。今日は人数も少ないし、輪を小さくして話し合いましょう。何周も何周も話をまわして、そろそろ16時半で終わりかなと思ったときに
「化粧をしたい」
「どのトイレに入ったらいいかわからない」
という話が出てきました。そうなんだよなぁ。交流会がスタートしてから5時間半たって、ようやくこれが出てくるんですよね。時間がかかるんです。でも、こういう話をしてくれてよかった。
てことで、17時に撤収終了。その後、打ち上げです。とりあえずKうさんとMきさんと3人で赤星をいっぱい。うまい!
打ち上げの人数も少ないかなと思ったら、案外多かったりして、これはこれでいいです。
考えてみると、はじめての交流会から19年経ちました。Mきさんが
「周年パーティーをしなくちゃ」
とか言われて、それならとYーきに
「やる?」
とたずねると
「やりましょう!」
との返事があって、そこからその話でひと盛り上がり。
でも、いい時間になりました。さいわいTじさんが来てくれたので、一緒に帰りますか。いや、ひとりだと不安ですからね。
てことで、阪急→地下鉄で、なんとか帰れました。よかった。

久しぶりの本番

朝、少しゆっくり目に起きはしました。が、あまりゆっくりしすぎるわけにはいきません。
てことで、朝ごはんを食べたらPCの前へ。10時前には出なくちゃならないので、残された時間は2時間ほどです。ゲンコを考えますが、なんかうまくいきません。書かなきゃならないことはずいぶん「わかって」きましたが、うまくブロックがつながらない。なにがネックになってるんだろ。
そんなことをやっていたら、スタートの時間になりました。てことで、移動開始。今日はウトロ農楽隊の出番です。
向かうは京都教育文化センターです。はっきり言って、あまり来たいところではありません。でもしかたない。
到着したら、ちょうどみなさんも到着されたところでした。とりま楽器運びから。楽器を運び終えたら、ステイです。この間にipadを取り出してゲンコを書き書き。やがて時間が来たのでリハです。今回は農楽隊としてサムルをします。わたしはプクを担当します。冒頭でF子さんとデュオをすることになっています。なので、リハがはじまる直前に
「叩く前に息を吸ってくださいね。それにあわせます」
と打ち合わせ。
そしてリハ。うまくあいますね。気持ちいい。サムルもいい感じで進んでいきます。イーチェのところで、突然Sにさんがケンガリを持って、「からみ」をはじめました。なつかしいなぁ。やりましょうやりましょう。わたしはプクからチンに持ち替えましょう。
リハのあとは昼ごはんを食べながら、しばしリハの反省です。どうもSにさんのケンガリが裏拍で入るらしい。Cひょんさんが指摘して、それを修正です。
昼ごはんを食べたらお着替えタイム。なんか、ごく普通に着替えてるのが、不思議な感じです。もっとも、別にジロジロ見るわけじゃないので、アレですが。
着替え終わったら客席へ。すでに前の人たちが演目をしています。が、眠い…。寝てしまいました。
で、本番。
えーと…。冒頭のデュオ、飛ばされました(笑)。てか、パンキルクナでチャンゴが走る走る。手で「もっとゆっくり」とサインを出してもにっこり笑って走っていかれます(笑)。まぁでもそのあとはケンガリのからみも含めてうまくいったかな。サムルのあとは農楽です。Cひょんさんが舞台を降りて、みんなついて行って、舞台が空になったりして、なかなかおもしろいです。みんなフリーダムに叩いて本番終了。
疲れた…。
あとは楽器を搬出して、着替えて、残りの演目を見て、本日のスケジュールは終了です。
その後ウトロのみなさんはウトロへ帰られます。が、ウトロ以外の人たちはHジャさんのおうちへ。
Hジャさんのおうち、とてもいい感じです。まずは乾杯。そして、めちゃくちゃおいしいポテチをいただいているうちに出てきたののがこれ。

タコスです。ちなみにミンチは大豆です。でも味付けがいいので、ミンチです。めっちゃおいしいので3枚食べてしまっておなかいっぱいです。
でも、遠方に帰る人もおられるし、わたしも明日があるので、8時くらいにおいとま。
ゲンコはできなかったけど、いい時間を過ごせました。

行くと楽しい

朝、暑さで目が覚めました。やはりクーラーかけないとキツイのかなぁ。
とりま朝ごはんを食べて、テレビを付けると、女子マラソンをしています。ボーと見ているうちに10時になりました。
てことで、zoomイン!今日は近ブロの女性部長会議です。いろいろ決めなきゃならないことを決めて、情報交換です。まぁしかし、どことも厳しいですね。なんといっても、活動をしようと思ったらお金がかかる。悩ましいのはどことも同じのようです。会議は昼前に終了。
お昼ごはんです。

今日も焼きそばです。
食べ終わったら、ゲンコに向かいます。といっても、ほぼ推敲段階です。少しいじって、全体を見渡してを繰り返します。これが一定煮詰まったら、9月末〆切のゲンコへ向けて準備です。なんでも「居場所」について書かなきゃならないみたいです。が、あらためてわたしがやっているのは「居場所づくり」ではなく「交流会」なんですね。何が違うかというと、前者が「こども家庭庁」であるなら、後者は「反差別の文脈」ってことです。あるいは「医療モデル」と「社会モデル」みたいな。どうしたものやら。
そんなことをしていたら、いい時間になりました。てことでスタート。ちょっと億劫です。ちなみに、向かうはウトロです。久しぶりの練習です。
到着したら、まだzoomのミーティング中でした。が、シェフはひたすら食事をつくっておられます。やがてミーティングが終わったので、農楽隊のサムルの練習。みなさん、うまくなったなぁ。いや、こんな書き方をしたら「なにを上から目線で」って自分でも思うのですが、でもみなさんうまくなられました。いや、年齢が80歳とかですからね。
サムルのあとは農楽です。クッコリが長い(笑)。
練習が終わったら「打ち上げ」です。メインは「カムジャタン」です。スペアリブがトロトロになっています。じゃがいもも崩れる寸前です。さらに、朝鮮かぼちゃの葉っぱがおいしい。あーだこーだといろんな話をしながら呑んでいたのですが、ハルモニが日本酒を気に入られてみたいで、グイグイ行かれます。すげえな。
ひと通り呑み終わったところで、片づけをしようと思ったけど、すでにハルモニたちが片づけをしてしまわれていました。すみません。
で、ここからは酔っ払いのサムルの練習です。みんなでいろいろ楽器を変えながら叩くと、これがおもしろい。ミスをしてもゲラゲラ笑います。結局10時前までガンガン叩いて、練習終了。しかし、まわりの人達は大丈夫か?
帰りの近鉄はガラガラです。みんなで今後の話なんかをしながら帰ります。そのまま2次会にも行かずにおとなしく帰りましょう。なんか、変わったなぁ。でも、楽だ。

発達障害について社会モデルで考える

朝、眠いですね。でも、今日は研修日なので出勤しなくちゃなりません。1日もつかなぁ。とりま出勤。
い「午前の研修は何時から?」
同「10時半です」
助かった…。
午前の研修は進路研修です。B社の人が来て、入試の動向とかソフトの使い方についての講習です。めっちゃめまぐるしいけど、話の中身はうまいですね。担任としては必要な情報でしょうね。
昼、眠いです。が、午後は人権研修です。ウロウロと準備をします。
やがて講師の方が到着。今回お願いしたのは浦野茂さんです。浦野さんは、かつて某人権教育研究会の総会で来ていただきました。とにかく講演がおもしろかった。あと、2019年1月ということは、このおべんきょ成果を書いている最終盤になりますか。終わってから短時間だったけど、いろいろ刺激的な話を聞かせていただいたことを覚えています。
とりま、支店長にあいさつをしていただいて、会場の教室へ。なんとなく研究がらみの話をしたり。
やがて講演開始です。今回も、細かく細かく話をしていかれます。なんというか、歩くときの「歩幅」が小さい感じですね。だからこそ、確実に前へと進んでいかれます。
「障害の社会モデル」と言ったときに、どうしても物理的なバリアが頭に浮かびます。典型的なのは、階段の前にいる車いすユーザーの姿です。こういうのって「階段をスロープやエレベーターに変えればいいじゃん」ってなる。社会モデルとしてわかりやすい。
ところが、知的障害や精神障害の場合、社会モデルで考えるのが難しいんですよね。それは「バリア」がなんなのかわかりにくいからです。なぜわかりにくいかというと、「バリア」の前提となる、この社会における「人々の方法」が可視化されていないからです。そんなあなたに「エスノメソドロジー」です(笑)。まさに「人々の方法」が研究対象となるんが、エスノメソドロジーです。
ただ、この話に到達するまで、これまた細かく細かく話をしていかれます。そして、「相互行為的環境についての社会学」でSacks,Schegloff&Jeffersonの登場です。「日常会話における順番交代のルール群」です。まわりの教職員を見ると、はっきりふたてに別れます。ポカンとしている人と、めっちゃ食いついている人です。ただ、後者が多いのがうれしいですね。
このようにして「人々の方法」がはっきりすると、その「方法」の難しさが理解でき、それがバリアを可視化させる。まさに「社会モデル」です。そして、この社会の「リデザインのすすめ」を提案されて終了。
講演後の質疑応答もよかったですね。例えば「人々の方法」が可視化されたなら、その「方法」を身につけることも可能なのではないかという質問に対して、「可能ではあるけど、それだけじゃなくて、社会をリデザインする」「社会をリデザインするのも大切だけど、方法を身につける方法もある」という感じの返答だったのも、前に話を聞かせていただいたときと同じ感じですね。おそらくそれは、バリアのわかりにくさに起因するがゆえのことなのかな。
講演の後、立ち話で「なぜうちの生徒が3人グループをつくるのが苦手なのかわかった」みたいな話題もあって、みなさん、いろんなことを考えられたんだなと。うん、やってよかった。
帰り道、内科と整形外科に寄ってヤクゲト。これでしばらく来なくてすみますね。あとはおふろ→ビールだな。
ということで、眠くて長い1日も終了です。

日本人「慰安婦」被害者と加害者の証言を考える

朝、体調はまぁまぁですね。やはり走るといい感じです。とりま朝ごはんを食べて、PCの前へ。少しゲンコをいじりましょう。
頃合いもよしということでスタート。今日は源さんが主催しておられる読書会の拡大会です。ゲストスピーカーは池田恵理子さんです。しかし、源さん、すごいなぁ。
ちなみに、わたしはこの時にお会いしました。この時はハクロン提出直前できつかったなぁ。てか、この時は5分話をするために東京から来られたのでした。今日はたっぷりと話を聞かせていただきましょう。
今日は姜徳景さんと万愛花さんと近藤一さんの御三方の動画と、それぞれの方にまつわる話を池田さんがされるということです。
実は「慰安婦」の話は、あまりよく知りません。別に避けてたわけではないですけど、他に関心事がいっぱいあったからなのかな。あるいは、どこかで「しんどさ」を感じるかもしれないと思ったからかもしれません。
で、聞いてみて…。
過酷な人生に絶句するとともに、それを強いた「日本」への怒りが込み上げてきます。「知ってしまった人たち」が、あくまでも追求し続けることがよくわかります。それはもちろんそうです。
が、うーん、それとは別に、どう言えばいいんだろう。参加者のみなさんの圧倒的多数は、おそらくはわたしよりも年上の、おそらくは女性です。はたしてみなさんは、姜さんや万さんの話をどういうふうに聞かれるんだろう。もっと有り体にいうならば、身体化しながら聞いておられるんだろうか。そして近藤さんの話はどんな感じで聞いておられるんだろう。わたしはどちらも身体化できません。これはわたし個人のことなのか、はたまたトランスであるからなのか。ただ、なんとなく「だから避けてきたのかなぁ」という気がふとしてみたり。いや、わからないですが…。
でも、やはり今日来てよかったです。思わず御三方のDVDを買ってしまいました。
集まりのあとは、なぜかバーミヤンです。ここで池田さんの前に座れたので、あれやこれやと話をしたり、話を聞かせてもらったり。気がつくと、ふたりでワインのデキャンタを2本あけていました。さらになぜか奈良駅に移動して「ゆるり」に入るなど。ここで日本酒を2杯飲んでしまいました。やばい、飲み過ぎです。
てことで、10時過ぎに解散。まぁなんとか帰れるかな。

インクルーシブ教育の理念の共有と深い理解

朝、しんどいです。こんなんで2学期いけるのかなぁ。
とりまゆっくりめに出勤。机の上には山のように書類があります。ひたすらハンコを押します。そうだ、若い衆は今日の出張、わかってるかな。補充授業から帰ってきた若い衆に
「今日予定してる」
と言ったら、
「え!今日ですか?」
というお答え。ごめん。まぁでも、そのまま帰ろうと思っていたらしいので、30分だけつきあってもらいましょう。
てことで、第2のふるさとへ。児童館のメンバーが変わったので、少しおとなしめです。でも、児童館の人たちが、いかに子どもたちのことをよく知っていて、心配もしているかということが若い衆に伝わったらいいかな。
児童館の話が終わったらちょうどお昼です。てことで、若い衆とはバイバイ。わたしは登山開始です。今日は第2のふるさとに数年前にできた特別支援学校でインクルーシブ教育についての研究会があります。なんで特別支援学校がインクルーシブ教育という話ですが、そういうものなんです。というか、おもしろい。ちなみに今日の研究会は第2のふるさとにある特別支援学校を含めた4校の研究会ですが、そこから派生して、えらい人数の研究会のようです。
しかし、真っ昼間の登山はきつい。なんでこんな山の上と思うけど、特別支援学校ってそういうところにあるんですよね。とにかく到着したら汗だくです。ただ、当然のことながら一番乗りです。まぁ、おべんとを食べましょうか。
やがてみなさん来られました。懐かしい人とあいさつを交わしたり、新谷さんが来られていたり、これまたおもしろい。
やがて研究会開始。なんか、支店長さんの意気込みが伝わってきますね。
続いて、昨年度、長期研修に行っておられたおふたりの発表。どうやら「交流及び共同学習」なる謎のワードがあるらしいです。思わず調べると文科省のサイトに「「交流及び共同学習」では「インクルーシブ教育」は実現できない」というのがあって、ひとり笑ってしまうなど。
そのまま今日の講演です。講師は野口晃菜さんです。どんな話なんだろ。
前半はインクルーシブ教育の概念と、そのキーとなる「社会モデル」の話です。まぁ知ってるって言えば知ってるんだけど、やはり専門家は深いですね。てか、新学習指導要領の制定にかかわっておられるだけあって、とても現実的です。とりわけ、「どんなコースに入るのか」ということと「教員定数」「カリキュラム」が紐づけられているというあたりは、首がちぎれるほどヘッドバンギングしてしまいました。なので、そのあたりをなんとかしなくちゃならんって話なんですね。
後半は具体的な授業実践の話です。うーん、もしかしたら、多様性ワークショップっていい線をついてるんじゃないかなぁ。
講演のあと、せっかくなのでごあいさつ
「松波さんの友たちです」
というと、めっちゃ喜んでおられました。なので名前を言うと
「なんか、聞いたことがあります」
とか言われて、なんでやねんと。
せっかくなので本の宣伝をしたりこれに書いたと話してみたり。アピールしてしまいました。
講演の後はグループディスカッション。わたしはオブザーバーでいいと言われたけど、せっかくなので保護者のグループに入れてもらいました。
保護者の話はおもしろい。「学童」の受け入れの話とか、はたまた支援学級の教員が変わったら、いきなりさまざまな授業が保護者同伴が必須になった話とか。話では聞いていたけど、ほんとにあるんだなと。
なので、いろんな話をしていたら、突然
「校長になってくれ」
と言われて、かつて卒業生から言われたことがあったなと(笑)。まぁ、わたしではムリですね。
そんなこんなで、研究会も終了。帰りは下山ですけど、まぁこの間みたいなこともなく、楽勝ですり
家に帰って、ひと思案。雨なぁ…。まぁいいか。

本日のラン。雨が降りそうだったけど、というか、超小雨がピリピリ降っていたけど、今日くらいしか走れる日がないので走りました。すぐに雨はやみました。その代わり、湿度がすごい。いつものコースがグッチョだったので、反対まわりにしてみました。
結果、3.5kmを20分21秒でアベレージは5分43秒でした。1kmごとのラップは5分49秒→5分36秒→5分37秒でした。しかし、暑くて4km走る気がしませんね。まぁしゃーないか。

さてと。あとはシャワー→ピールで寝ましょうか。

今回も行けた・放送部合宿2日目

起床は6時です。眠い。でも、「朝のプログラム」があります。
外に出ると、ひんやりというほどではないけど、心地いい風が吹いています。とりまみんなで輪になって朝のあいさつをして、近くの河原まで散歩。そして簡単に発声練習をして、メディテーションです。
朝ごはんも豪勢ですね。

ウィンナー2本は多い。
そして、午前のプログラム。機材講習です。昨日はケーブルの種類やプラグの種類。さらに機材の接続のしかたがメインでした。今日はマイクの種類の話とかサンプラーの話とか、少し個別の課題をやりました。そうそう、スタンドの立て方も教えなきゃ。
そんなこんなで11時くらいまで機材講習をやって、フリータイム。さて、このフリータイムを部員たちはどう使うかですね。1年生は無邪気に遊んでいます。一方、3年生は一生懸命調べてメモを取っています。これもいつものパターンです。
で、昼ごはん。おべんとうです。

おべんとうの中身が若い。ウィンナーが余分です。なので、卒業生あげてしまいました。
そして午後のプログラム。恒例の山登りです。昨日のうちからヤマレコで入念に下調べはしました。が、どうなることやら。
今回のメンバーは14人。うち卒業生とわたしは、なぜか山行中は給水をしません。てことは12人分の水分ですね。まぁ2リットルが4本でいけるかな。相変わらず、午後発とか、水分を共同で使うとか、セオリーの正反対をいきます。まぁ、登山じゃないのでいいんです。
さて出発ということで、いちおう宿のマスターに
「これから〇〇山を目指します」
と報告。と、登山口まで送っていただけるとのこと。ありがたいです。
0時25分に登山口到着。登山口からはいきなり階段です。これが地味にキツイ。20分ほど延々と階段を登ったら、お次は雨水でえぐれた道です。メッチャクチャ歩きにくいです。そう言えば7年前もすごい道でした。近年の激しい雨がかなり道を侵食していますね。
途中、川遊びタイム。

ここからぐんぐん登っていきます。ちなみに1年生が3人遅れ気味です。大丈夫かなぁ。ちょっと「待ち」の時間が長めです。
やがて、山頂の下の尾根に到着。遅れて到着した1年生に
「大丈夫?どうする?ここからはオプションだよ。山頂まで500mで15分。行く?ここで待ってる?」
行くとのことです。すばらしい。てことで、ここからはフリーです。でも、子どもたちはわたしを追い越しません。なので、サクサクと進みましょう。突然視界がひらけたところで、山頂に到着です。時間は15時08分。

琵琶湖どーん!

向こうに伊吹が見えます。

久しぶりの山です。気持ちいいですね。子どもたちも喜んでいます。
そして15時21分下山開始。下りは滑ります。とにかく気をつけましょう。ちなみに1年生3人のトップは卒業生に任せました。おかげさまで、大幅にスピードが上がりました。しかし、下りはキツイですね。しかも階段が多い。時間はどんどん過ぎていきます。まぁ暗くなることはないでしょうが、それでもできれば17時には下山したいなぁ。ちょっと焦りますね。
それでもなんとか17時15分に登山口に到着。ホッとしました。
さてと、宿まで歩きましょう。と思ったら、マイクロバスがやってきました。なんと、宿のマスターでした。
「ありがとうございます。タイミング、バッチリですね」
というと
「心配になって来たんです」
とのお言葉。すみませんすみません。
2日目の晩ごはんはバーベキューです。

M田さん、「肉!肉!」と言いながら焼いてくれます。
それにしてもいい感じですね。

てことで、おなかいっぱいになりました。
バーベキューのあとは子どもたちはおふろ。わたしたちは温泉です。気持ちいい。さっぱりしたところで宿にもどると、子どもたちは鉄火場を迎えていました。しかし、今頃かよ。今夜はたいへんだよ。
ということで、M田さん・卒業生・わたしの3人は自室へ。ふと思いついて、M田さんとわたしでミニ番組の制作をしてみました。サクッと台本をつくって、一度読みあわせをして、ワンテイクで収録終了。あとは卒業生が編集してくれます。
が、そのあたりで記憶がなくなりました。