「がんばる」考とか

今日は某人権教育研究大会の出張です。なので、朝は少しゆっくり。ルートとしてはふたつありますが、歩かなくちゃならないけど安くて早い方にしました。まぁ朝の散歩にちょうどいいかな。
会場に着いたら、まだ受付開始前です。が、受付してくれます。まぁそういうゆるいところです。とりま、全体会場に行って好位置キープです。キープしたら、あとはロビー活動です。
やがて開会全体会開始です。ジェンダーバランスが悪すぎ。n:0です。無限大です。
そしてお待ちかね、久保敬さんの記念講演です。タイトルは「大切なことは、子どもが教えてくれた」です。あまりにもそのまんまです。
のっけから、腹話術が出てきます。さすがは小学校の元校長です。そして小学校のエピソードがわさわさ出てきます。なんかいいなぁ。高校とはまったく違いますね。やはり教育の原点は小学校にあるんだなと思います。ただ、そういう「原点」が奪われつつあると言うか、ずらされつつあるというか。原点はずらしちゃだめなんですけどね。来年の夏季研は決まりかなぁ。
ということで、講演の後あいさつに行くと
「あ、名前は知ってます」
と言われて、なんでやねんと思ったけど、考えてみたらfacebookでつながってました^^;。
ちょうど隣に会長がいたので
「来年、久保さんでいいですよね」
というと
「もちろん」
という答えが帰ってきたので、即決です。まぁもっともご本人を前に「だめ」とは言えませんよね(笑)。
てことで、午前の部、終了。館内はご飯が食べられないので、外でランチとしゃれこみましょう。

午後の分科会はどこに行こうかと思ったけど、「谷間の町」のレポートがあるので、そこに行きましょう。3本とも小学校のレポートなのでどうなるかなぁ。
レポートを読むと、うーんってなります。ひとつは、子どもたちのバックボーンがわからない。単に表面に出ている「低学力」とか「暴力性」とか「不登校」とか、そういうのしか書いてありません。そして、その子が「がんばった」というのがストーリーです。それって人権じゃないし。ただ、きっとそういう話にとどまらないものがあるはずです。なぜなら、人権の研究大会に支部から選出されたレポートだからです。なので、紙面に書かれていないことを探るべく質問をします。
が、その前にやっぱり「がんばった」から「認められる」というのは、なんか違う気がします。なので、そこを質問します。が、どこかすれ違いがあります。たぶん、子どもを前にしている、ある種の「当事者」であるレポーターと、その現実を知らないわたしとの間のギャップなのかな。でも、ずいぶんと「剥いた話」をしてくださるレポーターで、そういう方がおられるのがうれしいですね。
なので、さらに続けて質問しようと思ったら、当該校の支店長さんが発言されて、「うーん」となるなど。できればセッションの最後に「まとめ」をしてほしかったなぁ。支店長さんの発言は、レポーターとも平場のイチ参加者とも違う「重み」があります。なにしろ当該校の責任者ですし、当該校としての発言になります。なので、質問を切られてしまう可能性を持っているんですよね。もしかしたら、ご自分ではそうは思っておられないのかもしれないし、なんなら「そうは思ってほしくない」くらい思っておられるんだろうけど、「支店長」という責任ある仕事に対して付随する「重み」であって、それは個人の思いとは別に作用するんですよね。
まぁでも、当初思っていた内容とは違う質問をしようかな(笑)。レポートのあと、レポーターさんのところに行って感謝の意を述べるなど。
次のレポーターは、若い人ですね。なので再び「がんばる」ことへの疑問を呈したり。いや、本人ががんばることそのものは否定しないし、なんなら「がんばる」ことは本人にとって必要なんだと思うのです。が、それを評価の対象とすること、もっと言えば「存在意義」にしてしまうことに、わたしは疑問を持ってしまう。だから、しつこくその話をするんですよね。そしてそれは、ブーメランのように自分に返ってくることでもあるわけです。分科会の論議ってそういうものです。
3人目は「谷間の町」のレポートです。これもなかなかわかりにくい。完全にバックボーンが隠れています。こちらはなかなか難攻不落です(笑)。まぁでも、保育園や中学校の人も来ているので、あとで聞けばいいか。てことで、レポートのあとに聞きに行ったら
「いつも会議で出てくる子のことです」
と言われて合点がいくなど。いや、レポートに出ている以上にたいへんな中実践をされたんじゃないですか。もったいないなぁ。
その後の討論では、保・小・中・高の流れの中で、人権学習をいかにして「私人間」から「社会」へと変換していくかって話を問題提起しました。まぁいつものことですけどね。その中で、いろいろな話が出てきたけど、つい発言。
「多様性ワークショップというのがあって、左利きの子が自分の不便さを主張する時があるんです。それって、実は、自らが理不尽な状況に置かれていることを表明しているわけなんです。そのときに、右利きの子がその理不尽さにともに怒ること。それが「社会」を変えることにつながっていく。わたしはそういう人権学習をしたいんです」
伝わったかなぁ。
そんなこんなで、研究大会終了。いつも司会者の人に「しゃべりすぎてすみません」と謝るのですが、今回も謝ってみるなど。すると
「ブログ、たまに読んでます」
と言われて、ひっくり返りそうになるなど。恐縮です^^;。

さて、今日はウトロに行かねばなりません。少し時間がありますね。Tじさんと京都駅で待ち合わせて、少し角打ちに行きますか。
お店に入ると、レジェンド席が満席です。と
「久しぶり」
と声をかけられて、誰だろうと思ったら、H田さんでした。めっちゃ痩せて、かっこよくなっておられます。と、いい匂いがします。そうか、今日は金曜日か。注文してしまいました。

うまい!
しばしグダグダ話をして、その後ウトロへ。到着したら、マダン劇の真っ最中です。こっそりと祈念館の中に入って、こっそりと駐車場に抜けて、さらにこっそりと楽器を取りに行ってスタンバイ。やがて出番です。エンディングのティップリです。今日のチンはいい音がしますね。
その後、シームレスに打ち上げです。なんだかんだと呑んでいたら、気がつくと11時前です。やばい。帰りましょう。

学力微考

朝、ちょっとゆっくりしましょうか。今日の午前は第2のふるさとで会議です。京都駅で、少しトラブルなど(笑)。まぁそういうことなのね。で、いつものように登山をして、会議室へ。涼しくなってきたから助かりますね。
今日の会議は「学力分析」です。データは「全国学力・学習状況調査」と「京都府学力・学習状況調査-学びのパスポート-」です。
が、「学びのパスポート」がわかりにくい。問題は公開されていないし、出てくるのは「結果」と「伸び率」だけです。その「結果」が、いったいなんの結果なのかもよくわかりません。なので、議論が湿りがちです。なんなんだろう…。そうか。コンピテンシーか…。
つまり「何を学ぶのか」というコンテンツで従来は学力をはかっていたけど、「それをどのように用いるのか」というコンピテンシーを加えて「学力」を定義しようとしているんですね。簡単に言うと「能力を測る物差し」を転換しようとしている。でも、まだその途上にある感じです。なので、「わけがわからない」。
ただ、「それをどのように用いるのか」というのは文脈に依存します。となると、文脈を読み解く力が必要になります。おそらくは「全国学力・学習状況調査」の問題文が、どの科目も長くなる傾向にあるのは、そのあたりを意識しているのかな。となると、結局は「日本語能力」に行き着くのかな。
ということで、
「昔やっていたこと、もう一回やりません?」
みたいは発言をしてしまいました。まぁ簡単に言うと、この会議も「コンテンツベース」から「コンピテンシーを加えた新たな「学力」」へと移行しなくちゃならないんだけど、そうはなっていない。ただ、新たな「学力」って、結局は古い話ってことです。
そんなこんなで午前の会議は終了。
午後は出勤です。が、特にガッツリとやることはありません。なので、ながらで仕事。
15時過ぎになったところで職場を離脱。大阪に向かいます。今日は先月に引き続き、輪ゴムパッチンの日です。今日も最後の2発が痛かった。
さてと、帰りましょうか。帰り、角打ちに寄ろうかと思ったけど、まぁやめておきましょう。おうちビールがうまい季節です。

シーズンインの気配

朝、体調は悪くないけど、起きたくありません。それでも起きて、出勤。まぁ、起きるときがイヤなんだな。
職場に着いたら、まだ部屋には誰もいないので、冷蔵庫にあった最後の1本をいただきましょう。

これでどれくらいもつだろうか。
朝ごはんを食べたら、用事のために速やかに職員室へ。いろんな人のところに行って、あれやこれやと用事をすませて、立番→1時間目の授業です。
いや、複素数平面はおもしろい。ただ、まだほんとうのおもしろさに到達する前です。なので、子どもたちは死にかかってます。複素数平面の醍醐味は極形式からなんだろうな。てことで、そこに一歩踏み込んだところで終了。2時間目の授業は確率です。すでに1年生でやっているけど、それをあらためてやっています。しかし確率の授業するの、久しぶりだなぁ。ひとつ飛ばして4時間目は三角関数の合成。
ここでいつも話すのはノイズキャンセリングヘッドホンの話です。
「だから、言ってるじゃん。三角関数なんて、身のまわりにゴロゴロしてるねん。もちろんノイズキャンセリングの原理なんて知らなくても生きていけるよ。でも、知ってるとそのすごさがわかるし、キャンセルしにくい音があることも理解できる」
午後は、まずは昼寝(笑)。やはりもちませんでした。
目が覚めたら、めんどくさい仕事とか、レポートとか。まぁでもレポートもぽぽできたので、月末〆のゲンコかな。自殺関係を調べようかなと思って検索したら、「自殺総合対策大綱」って2022年にも出てるんだ。てことは、ほんとに自殺大国なんだな。
しかし、自殺のハイリスクグループに性的マイノリティがあるのに、トランス叩きってどうやねんとは思うけど、いまやトランスは性的マイノリティに入ってないのか(笑)。
クールダウンのためにfacebookを見ると、知り合いの投稿があってどんよりするなど。なんでもセクマイの講演会を聞いて出したプリントにQ&Aがあって、その中に「トイレ問題・お風呂問題」があって、
ーーー
そこに対する配慮は当然あるべきです。男性の体のままで公共の女性風呂や女性トイレを利用するべきではないと思います。
ーーー
とある。そして「みなさんの理解の参考としてください」と書いてある。そもそも「男性の体」ってなんやねんと思いますが、それ以上になんだろ…。これが部落のことだったらどうなるんだろう。例えば部落外の人が
---
一緒に食事…もちろんかまいません
一緒に仕事…もちろんかまいません
結婚…これはイエの問題なので、結婚は差し控えてもらうべきです
ーーー
みたいなことを書いたら大問題になりますよね。
つまり、配慮するのは誰かって話です。他のことは「非当事者」なんだけど、トイレ問題・お風呂問題になった瞬間に、配慮するのは「当事者」になる。そしてそれが同列に語られる。しかも、シスジェンダーがトランスジェンダーに対して「配慮すべき」と言う。しかも、この傲慢さに気づかず「理解の参考」と書いてある。それでもきっと「自分はわかっている」「人権だ」って思ってるんだろうなぁ。
放課後は追認補充。たったひとりのために、とりま3人で出動。子どもの前でわざわざ日程調整をしてみました。
「えーと、この日程だけど、どう?」
「あ、水曜日、進学補習があるのでダメです」
「じゃぁ、残り二人で入ろうか」
「すみません」
みたいな会話を生徒の前ですることで、いかに「仕事を増やしているか」をわかってもらいましょう。それが今年度のことにつながればいいかなと。もちろん、日程調整は芝居です。
そんなこんなで定時が来たので帰りましょう。帰り道、迷ったけど、やはり走りますか。

本日のラン。せっかく気温が30℃を切ったし、今日走らなかったら次がいつになるかわからないので、眠たかったけど走ることにしました。コースは600mちょいの周回コースです。今日はゆっくりでいいから6km走ることにしました。目標ペースは1km6分30秒です。1kmのコールで時計を見たら、だいたいそれくらいだったので、そのペースを維持することにしました。4kmを越したところで1kmだけペースアップ。目標は6分切りだったけど、これもOKでした。
結果、6.4kmを40分51秒でアベレージは6分22秒でした。1kmごとのラップは6分25秒→6分24秒→6分26秒→5分56秒→6分34秒でした。
シーズンインの気配がしますね。

家に帰って汗を冷まして、おふろにイン。あとはビールタイム。
そうこうするうちにパートナーが遅番から帰ってきました。なんでも昨日の夜にヘッドをやった時、頭にいっぱい「ふくらみ」があって、それをマッサージしたら治ったんだとか。なんなんだろう。ただ、パートナー曰く
「継続的にヘッドをやったほうがいいかも」
ということで、今日も寝る前にヘッドをやってもらいました。当然のことながら、そのまま爆睡です。

見えている風景が違う

朝、6時に目が覚めました。やはり眠いです。たくさん寝たはずなんだけど、たぶん「睡眠」ではなく「気絶」だったんでしょうね。
今日は機材を持っていかなきゃならないので車出勤。いつものように部屋を開けて、朝の行事をすませます。その後職朝→立番。
向こうでポスト石破の話をしています。
「高市さんだったら経済をまわしてくれそう」
「やはり安倍さんはいろんなことをしてくれた」
君たち…。思わず
「高市はやめてくれ。あれはネトウヨだよ。差別発言しまくり」
と言うと
「そういう見方もあるんですね」
とのお返事。さらに
「安倍とか中抜きしまくりやん」
と言うと
「ちょっとくらいいい」
とのお返事。マジかと思っていると
「民主主義は多数決」
とかいう言葉が聞こえてきて、頭がクラクラしました。たぶん見えている風景がまったく違うんでしょうね。昔から感じていたけど、自分の孤独感は、根源的にはこういうところにあるんでしょうね。
しかし、あらためて、ほんとに石破なイヤだったんでしょうね。利権がまわってこない。そういう意味ではA倍は「仲間」に利権をバラまきまくってたから、おいしかったんだろうなぁ。
月曜日は最後の10分はわたししかいないので、クールダウンです。
立番を終えて職員室にもどったらケーブル作成です。新しく買ったパワーアンプのスピーカー端子はスピコンなので、「スピコンーフォノのオス」のケーブルをつくって「メスーメス」で変換して接続しなきゃなりません。はんだ付け、苦手なんだよなぁ。あー、でも、ハンダが古いからかもしれませんね。
2時間目は授業です。当然、石破の辞任の話とその後の話をして、そのまま三角関数です。が、テンションがおかしい。眠いんだけど、眠くない。眠くないけど、眠い。そんな感じで3時間目も授業。で、三角方程式とtanの不等式の宿題を残して終了。
4時間目ははんだ付け(笑)。
昼休みが来たので、機材セットと新機材の搬入→交換です。そのままダラダラと舞台稽古につきあいながら、少しずつ明日の準備のために機材を搬入しはじめます。やがてほぼほぼ搬入完了。
そうこうするうちに舞台練習は完了。あとは部活のリハです。しかし軽音はバラバラやな。それぞれが自分が出したい音を出して、セッションをしない。思わずそこらにいた陸上部の子らに
「軽音って陸上みたいにバラバラやな」
って言ったら、みんなビミョーな顔で笑ってました。すまぬ。
そんなこんなで、今日も7時前に退勤。疲れた。シャワーを浴びてビールだな。そして早く寝よう。

教育に非正規はそぐわない

朝、なんとかかんとか起きて、とりま出勤。
今日の午前はひとコマだけなので、ゲンコをとりあえずやっつけましょう。ちなみに、テンプレートで書くと2段組なのでめっちゃ可読性が悪いです。なので、ベタ打ちで書いていますが、どうせ文字数オーバーでしょうね。
ちなみに、ゲンコのために『インクルーシブな教育と社会』を持ってきました。で、ユネスコの文章が引用されているけど、引用箇所がわかりません。とりま、Global education monitoring report summary, 2020は日本語訳があったけど、これじゃないんだよな。で、guideline for inclusionの日本語訳を探したけど、ないですね。しかたない。papagoを使いましょう(笑)。まぁそんなこんなで、ユネスコを使いたかったところにしかるべき文章が入ったので、とりま完成です。
テンプレートに流し込んだら、1ページ超過していました。まぁでもこれなら許容範囲内です。
そんなこんなで午前が終了。午後は文化祭準備です。体育館に行くと、すでに準備をはじめています。よしよし。ただ、1年生が全員ではない。来年が心配です。
視聴覚教室は…。なんか、無駄な荷物が多いですね。そんなのを片づけていたら、スポットライトの近くに隠されたコンセントを発見。41年目にしてはじめて「ここ」にコンセントがあるのを知りました。そんなこともあるんだなぁ。
で、パタパタしていたけど、なんとなくながらになったので、レスト。が、若い衆が帰ってきて「暑ー」とか言ってるので、申しわけなくなって、再び体育館へ。とりま1年生が来ていました。まぁええか。
そんなこんなで勤務時間終了。今日は帰らせていただきます。
で、向かったのは「いきセン」です。今日は「ちょぼやき会」です。今日のスピーカーはTじさんです。事前に読ませてもらったけど、いいレポートですね。Tじさんと言えば、いろんなことがあったけど、まぁでも今年から正規雇用になったからなぁ。まぁそのあたりの変遷についてのレポートです。正規雇用の人間としては知っておかなきゃならない内容だなと、あらためて思いました。
レポートのあとは、非正規雇用の経験者からいろいろ話を出してもらいました。で、わたしも思い出しました。「伝える」側も、非正規雇用だと「これ、来年以降にいきるのか?」って思います。やはり「教育に非正規はそぐわない」です。
「ちょぼやき会」が終わったら、打ち上げ。いつものお店に向かいます。が、最近は少ないなぁ。今日も4人です。でも、少ないなりにいろんな話ができて、それはそれでいいですね。ちなみに、みなさんから「食べろ」と言われて、いろいろいただきました。
で、解散。家に帰ったら、なんとなく小腹が減っていることに気づきました。なので、カップラーメンを食べるなど。まぁええか。

今回のわたしの仕事とか

朝、目が覚めると6時半。起床は7時なんだけど、トイレも行きたいので起きますか。ついでに薬も飲みましょう。ただ、少し眠いですね。
朝ごはんを食べて、子どもたちは話しあい。今日は班に入るのはやめましょう。ロビーでだらけていたらHんみさんが来られました。なんとなく『トランスジェンダー生徒と学校』の話から、ミックスルーツの若手教員の話へ。なんでも、本の中にあった「行為主体」という捉え方8がよかったんだとか。マイノリティって、年齢と関係なく、それぞれの場を個々の力でサバイブしていくんですよね。そこから学ぶことは、たとえ年下であったとしても、たくさんあります。
やがて子どもたちの話しあいの時間が終わって、全体会へ。でも、わたしは岡山駅の近くに移動です。ここでマイクロバスをレンタルして再び会場へ。今回のわたしの最大の仕事はバスの運転手さんです。会場にもどって昼ごはんを食べて、子どもたちをバスに乗せて、大人たちの全体会会場へ。子どもたちを降ろしたら、再びゼンコーの会場へ。子どもたちの荷物を乗せて、再び大人たちの全体会会場へ。荷物を降ろしたら、ガソリンスタンドで給油→バスの返却です。
さすがに疲れました。
大人たちの全体会会場に行ったら、子どもたちのアピールタイムはとっくの昔に終わっています。まぁいいや。ただ、ゼンコーの閉会行事には間に合いました。で、子どもたちとバイバイ。また来年会いましょう。
このあたりでそろそろ体力が切れてきたので、ブーストを決意。

少し復活したかな。で、大人の集会へ。と思ったけど、あれやこれやと用事が入ってきて、結局全体会にはほとんど参加できませんでした。まぁいいや。
その後、25分くらい歩いてホテルにチェックイン。チェックインしたら、再び25分くらい歩いて懇親会会場へ。会場に入ると、階段教室みたいな席になっています。すでに飲み会ははじまっています。AっちゃんとKはるちゃんと3人でテキトーに場所を陣取ろうと思ったけど、なんとなく大阪の人と鳥取の人がいるところに陣取って、飲み開始。そのうち、YんほさんとSとさんの場所に移動。なんか、気がつくと研究者系のところに行ってしまうのが、今の自分なんだなぁ。
そうこうするうちに、各県の紹介がはじまりました。京都については、若い子らに振りましょう。なんか、自分の話もしなきゃならなかったので
「マイクロバスの運転担当をやりました。あと、全外教の資料をつくりました。みなさん、原稿をゆっくり出してくださってありがとうございます!」
ただ、みなさんには響かなかったみたいで、拍手をもらってしまいました。
と、とある県の紹介。いろんな話があったからみの中で
「男同士で一緒の布団で寝ました」
という発言が…。とっさに
「なぜそのひと言を話した?!」
と発言してしまいました。すると
「いや、実際に一緒の布団で寝たから」
「じゃ、事実を言っただけなんですね?」
「そうです」
「わかりました」
それをネタにするのはあかんやろう。てか、反差別の集会の懇親会で、その発言が出るか?ちなみに、その県、ジェンダーバランスが悪い&年齢層が高いんですよね。優れた実践を積み重ねてきた県だけど、多様ではないな。
てことで、波乱気味の懇親会も終了。その後、Yんほさんたちと2次会へ。このあたりで記憶が怪しくなっています。とりま、みなさんがホテルまで送ってくださって、無事帰れました。
無事かどうか、知らんけど。

テーマがわからん

朝、なんとなく頭がボーとしてます。なんなんだろ。それでも、とりま出勤。職場に着いたら、机の上に処理しなきゃならない書類があるし、昨日の復命書も書かなきゃならないので、さっさとすませて副支店長のところへ。
実は今年度、三者面談に通訳の人に来てもらわなきゃならない状況がうまれています。が、本店はお金の算段をするだけで、探してくれません。
「なんとかしろ!」
とは言ってるけど、それを待っててはダメなので、ありとあらゆる人脈[1]O阪大学関連とかSが弁護士会関連とかを使って、なんとか見つけています。
しかし、こんな人脈、誰が持ってるねん。みんな苦労してるけど、それはとっかかりがないからです。というか、どうやればとっかかりに行きつくかという術を知らないからです。ただ、とっかかりを見つける術があればそれでいいかというと、そういうわけじゃありません。とっかかりをから実現するまでには、それはそれで別の苦労があります。それをやって、ようやく通訳に来てもらえる。
まぁそれをうちのガッコでは実現してて、まわりのガッコの副支店長はビビってるらしいけど、それではダメですね。つまり「これだけの苦労をしないと見つからない」ということ「これだけの人脈がないと見つからない」ということ。そしてなにより「他の誰がこんな人脈を持ってるねん」ということです。おそらくは「いちヒラ教員」の枠を越えている。それを本店は認識しなきゃなりません。
まぁ朝っぱらそんな話を副支店長と話しました。
今日の授業は1・2です。1時間目は三角関数のグラフ書き。そんなに難しいかなぁ。2時間目は複素数平面。こちらはなにやってるかわからんやろなぁ(笑)。
ここからは、いろいろ外部とのやりとりがはじまります。と、副支店長が来て、番頭格の教員から
「いいですか?」
と呼ばれました。あんまりよくないんだけどね。とにかく部活の統廃合が喫緊の課題なんだとか。
まぁ言わんとすることはわかりますが、例えば通訳の話も喫緊の課題ですが、たぶんそれが喫緊の課題で、それをやってるとは思ってないだろうな。途中、呼び出しがあったので中座。帰ってきたら話し合いはほぼ終わっていました。
しかし
「どう思われますか?」
と突然聞いてくるのは、きっと話を聞いているかどうかを確認しているんだろうな。やれやれ。
放課後は夏休み中のスケジュールの確認。と、8月頭にあるお座敷、テーマは何だったっけ?そういえば電話でやり取りしたんだけど、メモを残していないので、どういう話をしたのか、なんとなくの記憶しかありません。しかたないな。聞いてみよう。
まもなくして返事が来ました。
「タイトルは「ジェンダー教育 誰も排除しない学校をめざして」です」
とのお言葉。そんな大きなタイトルをつけたんだ。恥ずかしいですね。
しかし、最近、もともとのお座敷とは違うオファーが来るようになって、なにがなんだかわからなくなってきています。
まぁでも「ウイング」が広がっているのかもしれません。それはそれでいいのかも…。

footnotes

footnotes
1 O阪大学関連とかSが弁護士会関連とか

序列化はやめよう

朝、ずいぶんと体調はマシになってきました。が、どうせ、土日でダメになるんでしょうね(笑)。
今日は車出勤です。行きにガソリンを入れると、8000円近くかかりました。高いな。
職場に着いたら、今週のタスクリストを確認。ずいぶんとあれやこれや。気がつくと職朝の時間です。やれやれ。職朝のあとは立番。そして3連続授業です。
そういえば言うのを忘れていたな。
「みなさーん、来週の日曜、何がありますか?参議院選挙ですね。3年生は日本国籍を持っている場合は18歳になったら選挙権を手にします。ちなみに外国籍の人はいくつになっても選挙権はありません。この国の制度はそうなっています。だから、選挙権を持った人は、持てない人のためにも必ず行ってください。今回の選挙で、ひとつ気になっていることがあります。それは〇〇ファーストと言っている人々がいるということです。〇〇ファーストということは、同時に「〇〇ではない人」は2番目以降になるということです。成績つけて人を序列化しているお前が何をいうかと言われそうだけど、人権教育をしているわたしとしては、人を属性で序列化することは考えられないことです。なぜなら、この教室の中で序列化することと等しいからです。今回の選挙では、このあたりのことが争点のひとつになっています。選挙権をもつもたないにかかわらず、どんな人々がどんなことを言っているか、きちんと知っておいてください。くれぐれもSNSとかではなく、正確な情報を手に入れてください。そして、選挙が終わっても、政治に関心を持ち続けておいてください」
もしかしたら、日本人の子どもたちはさらりと流してしまうかもしれない「あのブレーズ」を、刃を突きつけられたかのように感じるかもしれない子どもが同じキャンパスに、あるいは同じ教室にいるかもしれないということは知ってほしいし、知らなきゃならんだろうと思います。
そんなこんなで3連続授業を終えて、あとはゲンコと向き合うなど。でも、なんか文章が出てきません。困ったな…。しかたないけどね。
そうだ、明日のメニューも考えなきゃ。帰りに買い出しをすれば楽ですね。てことで、帰りに食材を買ってマダンセンターに放り込んで、バイク屋さんへ。なにせ自賠責が切れてます。ここで大雨です。店先でバイクをいじっておられたお客さん、途方に暮れておられます。
しかし、このバイク屋さんもしんどくなってきたのかなぁ。ここに代わるバイク屋さんを探さなきゃならんのかなぁ。イヤだなぁ。ここがいいなぁ。
そんなことを考えながら、期日前投票です。入れたい人が何人もいるのは、悪いことではないかもです。とにかくみんな当選してほしいですね。
さてと。帰りますか。

なぜにコメンテーター

朝方、寝られませんでした。なんか、足がむくんで暑い。そうか、足を上げればいいのかな。台の上に足を乗っけて寝たら寝られました。
目が覚めたら6時です。が、今日の午前は出張です。なので少しゆっくりしましょうか。頃合いもよしということで、スタート。向かうは第2のふるさとです。
最寄りの駅で電車を降りて歩きはじめたら、車の中から声をかけられました。かつて担任をしてて、今は児童館で働いてるMさんでした。せっかくなので車に乗せてもらって、情報交換。
出張先の中学校に着いて校長室をのぞいたら、某連絡会の会長さんがおられるので、部屋に入って要望事項を少し話したり。ちなみに、この中学校には日本語指導を必要とする子がいます。なので、取り出しの部屋に行ってみました。すると、中学生
「guy?」
とか言ってます。まぁ、どこの国でもそうなるんだよ(笑)。このあたりは「普遍」というものです。ちなみに、会長さんの返事は
「high schook teacher」
でした。こうやって話をすり替えるのもまた普遍的な処世術ということです。なので
「mathmatics teachet」
と言うと
「oh」
となりました。こうやってすり替えを畳み掛けるのも、これまた万国共通です(笑)。
まぁこれからは、性別よりも数学になるでしょう。
で、会議です。まずは授業見学。みんなおとなしくなりました。そして活発でもあります。いい学校になったなぁ。本当に長い間実践を積んできたんだよなぁ。
ちなみに見学中、たくさんの教員とあいさつを交わせるのもこの中学校の特徴です。それだけ知り合いが多いということです。
で、情報交換会。しんどい状況は変わっていませんね。まぁそんなこんなで会議は終了。
ここから電車に乗って移動開始です。今日は宝塚の小学校で理科の授業研があって、なぜかわだしがコメンテーターをすることになりました。
おかしい。いろいろおかしい。
京都駅から新快速に乗ろうとしたら10分遅延とのこと。やれやれ。それでもなんとか間にあいました。
まずはH野さんの6年生の授業から。仮設実験授業です。おもしろい。今日のテーマは「さまざまなパートナー」です。大きくは問は3つ。はじめはコアホウドリの巣に卵がふたつあったところから。お次はペンギンの卵の話。そして哺乳類の話。それぞれと問が答えの選択肢を提示して、ディスカッション→意見表明→発表と進みます。
しかし、「卵2つが巣にあったのはなぜ?」に「浮気」と答えた小学生は、なかなかですね。とにかくおもしろい。もちろん目的は「自然界では同性で子育てするペアもあるよ」ってことの提示です。
ただ、H野さんは「「自然がそうだから人間も」という立場はとらない。なぜなら、自然のうちの都合のいいところだけを利用することになるからだ」とされます。
授業を聞きながら、ずっとこの意味を考えていました。
授業のあとは参加者全員がひとことコメント。えーと、聞いてないよ(笑)。たぶん誰もコメントしないだろうから、そのぶんしゃべってって言われてるよ。
まぁ、コメントしようとおもってたことをどんどん話されて、なにをしゃべろうかと。
てことで、いくつかの話をしたあと、さっきのH野さんの決意表明です。
「きっとH野さんは自然は自然として、何も評価せず、あることをそのままうけとめるとされてるんだろうと思います。そこに何らかの意味付けをすることこそ社会的な行為です」
つまり、「意味づけすることは社会的行為」ってことを際立たせるためには、意味付けをせずに、そこにあることを「あること」とだけ提示する。そんなことをされたのかなと。
コメントのあとは、マニアックな性の多様性の基礎知識です。これもまた、H野さんが言われていることと重なりますね。「存在そのものは、かつてからある」ということ。ただ、そこに「意味づけ」をする。その「意味」がさまざまに変化していく。というか、変化させていく。そういう社会的行為の歴史の延長に「いま」がある。
なんか、授業を聞くことを通して、より伝えたいことが鮮明化した気がしました。
しかし、時間が短い。とにかく1.2倍速で話して、なんとか予定していた4時半のチャイムとともに終わることができました。
授業研のあとは、校長室で少し話をして、駅まで送ってもらって、軽くいっぱい。でも、あくまでもクールダウンです。なので、すぐにバイバイ。
さてと。帰っておうちビールを楽しもう。

そういう感じだったのね→3回目

朝、少ししんどいですね。早く帰ってきたんだけどなぁ。まぁでも外飲みはしんどいのか。今日は荷物があるし、早めにカッコに行きたいので車出勤。
まずは今日のレジュメの印刷です。印刷しながら朝ごはん。今日のパンはイレギュラーです。

東大阪のラグビーカレーパンらしいです。まぁ、花園がありますからね。おいしかったけど、なかなか重い。
プリントアウトが終わったら職員室に持っていって、帰ってきて、あれやこれやしたら1時間目。少しボヤいてサクサク授業。2時間目も少しボヤいてサクサク授業。2時間終わると11時です。ここから2時間が、今日の唯一のフリータイムです。
てことで、午後の人権学習の機材準備をしたり、明日のレボートの仕込みをしたり。
しかし、英語科はなかなかにqueerです。ワークシートを使って「自分」を肯定的に引き出す作業をされます。そしてそれを友だちと交流する。なるほどなぁ。ちなみにプライドウィークの仕込みなんだとか。なるほどなぁ。
おべんと食べたら昼休みです。そのまま機材セット。と、今日の講師さんが来られる時間です。校門まで行きますか。
やがて来られました。今年も2年生1学期の人権学習は金和永さんの講演です。なんか、少し元気な感じですね。
とりますぐに体育館に来てもらって、そのままセッティング。間もなく生徒もそろって、人権学習のはじまりです。
まずはわたしからひとことコメント。
「ここの学校の人権学習はどんなのかわかってるね?差別されてるかわいそうな人の話を聞くわけじゃない。その人に思いやりを持とうという話でもない。今日のふぁよんさんの話はふぁよんさんのことを聞くためじゃない。ふぁよんさんの話を聞きながら、その背景にあることを考えてほしい」
たぶん何言ってるかわからないかもしれませんね。でもいいんです。
で、ふぁよんさんの話。
いいですね。延々と自己紹介をして、最後に
「ここで話している自分はナニモノなのか」
という問を立てて前半終了。生徒たちに
「わかる?」
と聞くと
「わからない」
という答えが返ってきたので
「それはちゃんと聞いてるからわからないんだよ。すばらしい!」
と返事。
そして後半です。まずはコメント。
「今日の話は「こんな差別をされました」というわかりやすい話じゃないよね?でも、それが大切なんだ。ふぁよんさんは「自分とはナニモノか」という問を立てられた。それは「探求」と一緒なんだよ。みんなもやってるね。だから、ふぁよんさんと一緒に考えていこう」
ふぁよんさんは、後半も相変わらず、複雑な問いに真正面からとりくまれます。なので、出てくる言葉は複雑です。今回も途中「ナニジン」をはさまれます。いいなぁ。
そんなこんなで最後のオチへ。
さてと、みんなどんな感想を書くかな。
終わったあとに新転任の担任さんに
「どうでした?」
と聞くと
「人権人権してなくていいですね」
とのお返事。複雑やな(笑)。まぁそうなんだけど、でも、逆にどんな話を聞いてきたんだ?まぁいずれにしろ、うちの人権学習はこんな感じですよ。
あとは崩しですね。すませてふぁよんさんを見送りましょう。
別れ際にこんな会話。
「来年もよろしく。来年が最終年です。次の人がお願いしたら別ですが」
「ほんとですか!」
と驚かれてしまいました。なので
「これまで来てくれた講師さんたちに集まってもらって呑み会したいね」
「ぜひやりましょう!」
さてと。お次は職会か。てことで、会議が終わったら5時をまわってます。まぁ、超勤四項目やしな。とにかく帰りましょう。
家に帰ってひと息ついたら、PCに火をくべました。
まずは明日使うプリントの作成。これ、職会があったからつくる時間がつぶれたんですよね。で、問題をチョイスしたところでタイムアップ。そしてzoom in!
今日はふぇみゼミ3回目です。今日からがいよいよ「本」の内容です。気分は「フルボッコ大会」です。まぁいいや。
ということで、今回は序章から第4章までを裏話も交えながらざっと話しました。終了したのは9時半前。さすがに疲れました。とにかくビールを呑もう。
寝る前に、プリントを完成させましょう。これで明日が迎えられる。