朝、なんとか目が覚めました。が、Mと子さんがごそごそされているので、それをいいことに、もう少し寝ておこうかなと。
てことで、7時半に「宿」を脱出。ありがとうございました。当然のことながら、昨日と同じ分科会に参加です。受付の20分くらい前に到着したら、すでに「列」ができています。それがどんどん長くなっていきます。受付がはじまったら、速攻昨日と同じ好位置をキープしました。
さてと。2日目がはじまりますね。今日は2本ともムラ中の「つどい」づくりの実践です。
1本目は三重県です。ここ、実は去年の交流会のキャンプの第一候補でした。が、どうやら数年前に宿泊では使えなくなったとかで断念したところです。自分が育った「集まり」を次の人につないでいくための実践です。メッチャいいです。なので、より深堀するために質問。
「小学生の時に指導員から「隣の友達を大切にすることが差別をなくすことにつながる」って言われたと書いておられますが、いま「隣の友達」とは誰のことと思っておられますか?また「大切にすること」は「つながる」なので、「大切にすること」の続きはなんだと思われますか?あとひとつ。「人権感覚」と書いてありますが、具体的になんだと思われますか?」
報告者の方、一生懸命考えながら答えられましたが、途中で泣きはじめられました。いや、いじめるつもりじゃないんですよ。
でも、語られた言葉を集めると、ステキな返事がありました。なのでフォローの発言。
「先ほど、「人権感覚とはタニンゴトにしないこと」という発言がありました。この言葉にすべてが詰まっているかなと思いました。タニンゴトということは、「隣の友達」は「タニン」すなわち、自分とは異なる人権課題を持つ人ってことになるかと思います。そしてその人の課題をタニンゴトにしないんだから、まさにそれが「大切にする」ことの続きになるかと思います。なので、きちんと答えをもらえました。ありがとうございました」
その後もいろんな人が質問したり、意見を言ったり。
で、2本目のレポートは高知県です。こちらは指導員としてかかわっておられる方です。レポート中、気にやる文言があります。なんでもO久保というトランスの当事者が講演して「人はみんな違うから認めることが必要」みたいなことを言ったんだとか。「認める」か…。
なので
「当事者の人が何を言おうがかまいませんが、わたしたちはその言葉を子どもに翻訳する役割です。「認める」ってどういうことですか?もっと踏み込んで言うなら、「認める」でいいんですか?そうだ、いろんな人権課題にとりくんだって書いておられますが、それをする意味はどこにあると考えておられますか?」
我ながらいやらしい。とりま答えてくださったけど、伝わっていなかったので、追加。
「自分が答えを持っていて質問するのはダメだなと思いながらですが…。「認める人」がいるってことは「認められる人」がいるわけです。そこには当然のことながら権力勾配があります。そういう権力勾配を放置していいのかってことです。あと、いろんな人権課題にとりくむのは、いろいろな課題があることを知るためにとどまらず、それらをつなぐためにとりくんでいると考えています」
と解説。すんません。
で、総括討論の時間です。が、総括討論の時間に「寝た子を起こすな論にどう反論するか?」みたいな質問する人がいます。当然のことながら、わたしは他の趣旨の発言をしようと思ってるから、発言できない。あるいはレポーターへの質問を今頃する人がいます。当然のことながら、わたしには発言権がない。さらに、そういうのとは関係なしに延々と話をする人がいます。お前ら、実践協力者に「しゃべりすぎるな」って不規則発言してたのに、自分はどやねん。ちなみにわたしは質問するときは質問しかしないので、30秒以内に発言は終わってます。しなたないので
「他の人の発言を保障してください」
と不規則発言してしまいました。
どうなるかと思ったけど、最後の最後にあててくれたので「短時間で話をします」と前置きして
「ここは「つどい」をつくる人たちが集まっているので、ひとこと。わたしはさまざまな交流会にかかわっていますが、「誰も排除しない」ことを常に心がけています。それはこんな出会いがあったからです。ある部落出身の青年がすばらしい講演をされました。「とてもよかったです」と話しに行きました。ところがそのあと、誰もまわりにいないタイミングで、その青年は「実はぼく、ゲイなんです」と言ってくれて、さらに「部落であることとゲイであることの両方を知ってるのは、いつきさん、世界であなただけです」って言われました。やがてその青年はギャンブル依存になりました。原因は結婚のプレッシャーでした。なのでみなさん、例えば結婚差別の話をするときに、その場に同性愛者がいるかもしれないと、常に思ってください。そしてその可能性を考慮して話すようにしてください」
これだけを言うのが時間的に一杯でした。まぁでも伝わったみたいだからいいや。
これで総括討論も終わったなと思ったら、なぜか指名されたつもりになったらしい人がさらに「思い出話」をするから、なんなんだと。
まぁそれでも総括討論が終わって、総括です。実践協力者のK林さんが、わたしの発言を拾ってくださったのでありがとうございます。
そういや、参加者の中にトランスであることをカミングアウトしてた方がおられたけど、わたしは自分のことは話さなかったなぁ。まぁ、話す必要もないし、そもそもわたしは子どもたちのアライなので、当事者じゃないからなぁ。
そんな感じで、今年の全同教大会も終了。疲れた。
帰り際、三重のWか松さんと少し話をしたり。と、Fる川さんがおられたので、昼ごはんグループに混ぜてもらいました。昼ごはんは、なぜか近くの焼肉屋さんです。うまし。そして最後にパチリ。

いいクールダウンができました。F川さん、ありがとうございます!
さてと。帰ろう。明日から日常だ。自分の発言に恥じない実践をするかどうかが問われています。
カテゴリー: 考え
「不法移民」ってどんな人?
朝、やはり目覚めがいいですね。ハーブティー&早く寝るのもあるけど、もしかしたら東九条マダンと人権学習が終わったのも大きいかもです。なんか、顔の歪みが少ない感じがします。
てことで車出勤。すごい霧です。が、運転にはあまり関係ないです。すごい雪の時のほうが運転しにくいかな(笑)。
部屋に着いたら朝ごはんを食べて、雑務です。
1時間目は試験カントクです。あ、書かなきゃならない紙がない。そんなときはteamsのチャットを使うんだとか。なるほどね。便利ではあります。
3時間目は確率分布の復習です。金曜日は二項分布をやったけど、そうじゃないパターンです。こちらがたぶんたいへんです。というのは、子どもたちにとって確率を求めるのが鬼門だからです。なので、まずは二項分布と今日のプリントの見分け方を押さえた上で、確率の求め方とかをやりますか。
終わってから
「役にたちましたか?」
と聞くと
「たちました」
と答えてくれたので、まぁよしとしましょう。
職員室に帰ってひと息ついたらオンラインの打ち合わせです。なんか、いろいろ話してたら、お座敷のあとに読書会をやるとかいう話になって、マジかと。熱心やな。うれしいけど。
で、メールチェックをするとややこしいメールが。せっかく〆切を12月15日まで伸ばしてもらったのに、そこを〆切にした仕事の依頼かよ!なんでそうタイミングを一緒にするねん。
午後はこの時のインタビューのトランスプリクトの修正をしようかな。おもしろい。ただ、関西弁が強いので、AIの文字起こしは厳しいものがありますね。
で、1時間労働者の権利を行使して、夜の仕事へ。今日はいつになく混んでます。まぁ余裕があるからいいけどね。
今日は「インクルーシブ教育の続き→多文化共生教育」です。多文化共生教育もSENの文脈でとらえることができるので、ここに入れようかなと。
インクルーシブ教育のところは、まずは「日本型インクルーシブ教育」の図を見せて、「ここに社会モデルがあるかどうか」って話をして、その後「サラマンカ宣言」とか「特別な教育的ニーズ」の話をして、「日本型インクルーシブ教育の課題」を提示しておしまい。
そのまま「多文化共生教育」に突入です。まずはワークです。
「不法移民ってどんな人?」「どうやって日本に来たの?」「なにをやったの?」
で考えを交流してもらいましょう。ちなみにこのお題を出した瞬間、みなさん「え!」という顔をされました。たぶん考えたことはなかったんでしょうね。とくに「どうやって」に対して出てきた答えは「荷物にまぎれて」みたいなのがあって、それムリやろと思ったり、そう言えばカルロス・ゴーンがやったなと思ったり。
そこから人口動態→「ことばの壁」→「制度の壁」と駆け足で説明して、最後はインクルーシブ教育にもどります。
「インクルーシブとはプロセスである」「終わりなき探求である」
ふう。しかしネタおろしはきついです。とにかく楽しかったけど疲れました。とにかく帰ってビールを飲んでクールダウンですね。
キャッシュレス時代の「ざる」
今日は午前と午後の両方とも出張です。なので、朝は少しゆっくり。まぁでも、そんなにしんどくないです。やはりハーブティーを飲んで早く寝るのがいいみたいです。当たり前か。
まずは午前の出張は第2のふるさとの小学校です。人権担当者の情報交換です。とはいえ、基本的にはこの会議がなくても情報交換はしています。まぁそれを個別のやりとりではなく共有するためのものですね。あとは人権にかかわるとりくみの交流です。小・中は人権週間ということで、いろいろやっておられます。それが当たり前なんでしょうね。そのあたり、高校とは文化が違いますね。
情報交換あとは授業見学。おもしろい。1年生の入学当初を見せてもらったので、成長しているのがわかります。
「1年生、人間になりましたね(笑)」
「なりましたか(笑)」
みたいな会話。小学校の教員になりたいとは思わないけど、でも小学校の教員はおもしろいんだろうなぁ。
4年生は「ざる」という教材を使って部落問題学習をしてました。
T「お金払うとき、どこに置く?」
S1「クレジット!」
S2「paypay!」
T「現金や」
当然「トレイ」という答えを期待してるんだろうけど、出てくる答えはこんな感じです。しかしキャッシュレスの時代になったら「ざる」という教材は実感がなくなるんだろうなぁ。
で、午後の出張先に移動開始。ただ、遠方なので間に合いません。早めに出させてもらいました。
午後の出張先は京都府北部の高校です。到着した町のたたずまいが、いかにも「北部」という感じです。
到着したら、ギリギリの時間です。てことで、会議です。が、まぁこちらは定常運転です。特に年度も後半なので、そんなに議題がパタパタするわけではありません。なので、あっという間に終了。その後、各地の担当者が集まってこられて全体会議。ほとんど確認事項なので、これもつつがなく終了。あとは京都府南部の人間で軽く打ち合わせ。
さてと。帰りますか。ここからも長い旅路です。が、京都府北部の人はこれをいつもやっておられます。まぁたまには南部の人間も経験することが大切ってことです。てか、これはこれで楽しい。
ふと角打ちに行こうかと思ったけど、紅茶を買わなきゃならんので、やんぺ。帰ってミニッツペーパーの入力をしたら、いい時間になりました。
さてと。ビールだ。
違うだよなー
朝、目覚めはまぁまぁかな。でも、全体的に少しウィスキーを飲みすぎです。1杯減らさねば。
とりま出勤。途中露天販売のところに車がとまったので
「なんか置かれますか?」
と聞くと、置かれるんだとか。なのでお買い上げ。

またまた大根葉な日がはじまりますね。
今日は出張のない火曜日です。なので、時間はたっぷりあります。まぁでも、そんなことを言っても、すぐに1日過ぎるんでしょうけどね。
まずは今日配布の「たより」を印刷。そして立番からの「たより」の配布です。これで6日連続です(笑)。
あとはメールのやりとりをしたり、プリントをつくったり。
そうだ、若い衆に昨日のことを伝えなきゃ。
い「技術職員室に22号を配りに行ったら「あれ、21号は」って言ってはって、メッチャ読んでもらってることがわかってん」
若「「たより」メッチャみなさんの反応いいです」
い「へー」
若「みなさん、ガッツリ読んでくださってます」
い「あのさ、友だちが同じように「たより」をつくってるんだけど、なんか、同僚から「ペーパーレスなんだからteamsで配信したらいい」って言われたらしいんだよね」
若「へー(笑)。違うだよなー、ちょっと違うだよなー(笑)」
い「それな(笑)」
確実に「大切なこと」が伝わってることを、いろんな意味で感じますね。これ「配る」だけでは若い衆には伝わりません。「手応え」があるから伝わるんです。まさにうちの職場が若い衆に伝えてるんですよね。うれしいな。
てことで、武内さんのを読みますか。
実は一昨日読み終えています。が、この状態では、とてもではないけど「書く」ことはできません。なのでおさらいしなくちゃ。
もう一度最初から読みはじめると、メッチャわかりやすいです。そうか。そういうことをしようとしておられたのか。まぁ、わたし個人も漠然とは考えていたけど、それを理論的に、かつ膨大な資料をもとに、具体的にされてるんですね。まさに歴史社会学です。
逆にホッとした一面もあるかな。わたしがやろうとしていたこととは違うので、違いがあってあたりまえということなのかもしれません。
とにかくおもしろい。第3章に入ると、「いよいよはじまった」というワクワク感がこみあげてきます。「どんなメニューがあるんだろ」という感じかな。
でも、いったんここでおしまい。今日は若い衆の研究授業があります。なので、いつもの位置に陣取ります。なんしか「数学のこと」は他の人が言うだろうから、わたしは別のことを話しましょう。
授業内容は「投げ込み教材」です。マグニチュードからジュールを求める話です。おもしろいです。が、「なにを」ではなく「どのように」に着目しましょう。
途中グループで話し合いがあったけど、静かですね。これ、ふだんやってない感じですね。まぁ、研究授業なんてやらせだから、それはそれでいいです。オチもきちんとつけておられました。
てことで、合評会。
「ふだんから机をくっつけてのグループやってます?」
「やってないです」
やっぱり(笑)。まぁ、本店から人も来るわ、支店長もいるわでは「好きにやれ」とは言えませんからね。しかたない。
合評会が終わったら、再び武内さんです。そんな感じで、5時半には疲れてしまったので、帰りますか。あとはビールタイムです。今日はウィスキーを1杯だけ減らさねば…。
それにしても、このブログ、長い間トランスネタを書いてないな。ほとんど日記だわ。まぁでも、そういう日常を送ってるってことなんでしょうね。
もう少しで駆け抜けられる
朝、今日は車出勤なので、少し寝坊をしましょう。
で、出勤。水曜日は居残り当番なので、職員室から出られません。まぁ準備は授業が終わってからでいいでしょう。
とにかく11月の前半はきついです。まずはキムジャン→事後合宿→まつり→焼肉がありました。それそのものは楽しかったんだけど、体力がそがれました。そして、リビングライブラリの準備を経て、東九条マダン→チョアフェスとイベントをはしごして、完全に体調を崩しました。その体調のままでリビングライブラリをやって、作文読み→作文入力→編集作業をやって、さらに土曜出勤→玖伊屋でした。日曜日の夕方に頭痛はとれたものの軽く呑みがありました。いずれも楽しいんです。が、体力を削ぐものでもあるんですよね。まぁ、去年も同じことを書いています。いや、去年はゲンコがあったか。
てことで、今日は11月第2週恒例の「ハルヒ」講演会です。楽しみです。
その前に授業を2発。と、
「せんせい、試験返しとちゃうの?」
との生徒のお言葉。そうでした。ちなみに教科書も間違えてました。完全にダメです。なので、問題を当てるだけ当てておいて、いろいろとりに帰るなど。
帰ってきての阿鼻叫喚タイムです。
2時間目は取り出しです。といっても、ひとりしか来ません。どうすんねん。ちなみに極形式です。これができるだけで、大幅にできることが増えます。来た子はかなり収穫があったみたいです。
授業が終わったら、ひと息ついて、講演の準備です。と、学年の担当がひとりでシートを敷いてます。ありがたい。わたしは機材セットです。昼前にできたので、体育館に機材を放置しておべんとタイムです。かつては機材を放置なんて考えられなかったけど、こういうことができる学校になったんだなぁ。おべんと食べたらお迎えです。
1年ぶりですね。お互いひとつずつ歳をとっていきます(笑)。まぁでも、年齢差は変わらないので、あまり変化を感じません。
やがて昼休みになると、体育館の準備の生徒がドヤドヤ入ってきて、準備開始。こういうことができる学校になったんだなぁ。いろいろ感慨深いです。
やがてハルヒ講演会です。まずはわたしからひとこと。
「君たち、人権学習だ。なんのため人権学習をやるか、覚えてる?」
前にいた子にマイクを向けると
「みんながハッピー!」
と元気に答えてくれました。実は、日常的に
「みんながハッピー」
という言葉が聞こえてくるんですよね。なんかおもしろい。
「そう。人権学習は「みんな」がハッピーになるためだよね。今日のテーマは障害だけど、「障害がある人がハッピー」じゃなくて「みんながハッピー」になるために話を聞くんだよね。いつも言ってる通り、人権は思いやりや優しさじゃない。だから、困ってる障害者を助けるなんていう話をしてもらうわけじゃない。「みんながハッピー」になるためにどうすればいいのか、「障害」を通してしっかり考えてね」
と前フリをして、いよいよ開始です。
今年のハルヒさんもいい感じです。子どもたちの中に言葉が残る感じで、ゆっくりと考えながら話す感じかな。「立て板に水」では子どもたちの中に言葉が残りませんね。反省です。たしかにネタは同じなんですけど、ビミョーに変えてこられます。たぶんそれは「考えて」というよりは「流れ」なのかな。
途中、
「「頭おかしいんか?」って言われて、そりゃおかしいんやけど」
という話に思わず
「その自虐ネタ(笑)」
と吹き出したら、となりの体育教員も笑ってて、やっぱこの人いい人だと思ったり。
そんなこんなで10分のインターバルをはさんで、後半は依存の話。これも谷家さんの話とつながります。
そんな感じでふたコマの講演終了。感想文書きの時間が少ししか確保できなかったけど、それはそれです。まぁ、担任の担当教員は困っただろうけどね。
さてと。機材の撤収だ。やがて放送部員が来たので、放送室への搬入は任せて、ハルヒさんの「送り」です。
そういや、数年前までは京都駅まで一緒に行って、一緒に軽くごはんを食べたりしてたよなぁ。でも、最近はその余裕がありません。ごめん。
職場にもどったら職員会議です。会議室に入ったら、若い衆が来て
「居残り当番ですよね」
とのお言葉。あわてて部屋にもどるなど。
そんなこんなでしばしゲンコをいじってたら、みんな部屋に帰ってきました。5時半になったら退勤。
今日は髪の毛をカットしてもらいます。前に切ってもらったの、3ヶ月くらい前かな。メッチャ伸びてます。こいつをバッサリ切ってもらいましょう。「ラン仕様」です。
さっぱりしたところで帰りますか。
しかし、このキツかった半月も、あとは感想文集を出したら終わります。たぶん…。
差別と表現
朝、目が覚めると6時前です。せっかく寝坊できる日なのに、もったいない。でも寝られません。しかたない、起きますか。
午前はうだうだしてからビールの買い出しです。なんでも、少し安いらしいです。買い出しをしながらどうしようか迷うなど。でも、行きますか。
てことで、おにぎりを持って、地下鉄→バスで到着したのは千本北大路です。バスから降りようと思ったらTさんから声をかけられました。来たんかいな。ということで、一緒に佛教大学へ。今日は「きたけん」の学習会です。テーマは「差別と表現」、紙屋川開キ町を取材した「ハートフル・ワールド」を見たあと、ディレクターの下野さんの貴重提案、そして下野さん・満若さん・森下さんの3人によるパネルディスカッションです。
少し早めに到着したけど、よかったです。時間になると満席です。ちなみに、パネデのコーディネーターは堀家さんの予定だったんだけど、変更になりました。どうしたのかなぁ。体調を崩しておられたら心配だなと思ってメールしたら、お子さんが体調を崩しておられたとのこと。お大事に。
で、まずは「ハートフル・ワールド」の動画から。おもしろいですね。特に後編が。よくぞ語ってくれましたね。そしてその内容がおもしろい。が、もやもやが残るのは残ります。まぁyoutuberとの差異化をどこではかれるかって話です。そんなことを考えていたら、堀家さんからメッセージが来て、少しやり取りしながらの動画視聴になりました。これがなかなかおもしろい。
後半のパネデも少しもやもやします。満若さん、よくしゃべるのはいいんだけど、少し「ムダ」が多いかな。まぁ若いから仕方ないか。てか、かつてのわたしみたいですね。「知らない人と出会えて、いっぱい学べる」みたいな話です。が、それだけだったらマイノリティの搾取と言われる可能性があります。そのあたり、どう考えておられるのかなぁ。やはり、「お返し」が必要なんだと思うのですが…。そのあたり、森下さんはさすがですね。森下さんについてはこの間話を聞かせてもらっていたし、やはりガチな人です。安心して話を聞くことができました。
てことで、おもしろかったけど、もやもやが残る学習会でした。
家に帰ったら、まだ7時になっていません。走ろうかな(笑)。
本日のラン。公園の周回コースにしようかと思って表に出たけど、気が変わって「アップダウンコース」に変更しました。ただし、暗くなっているのでクマも怖いし、ショートコースにすることにしました。最初の1kmのコールを待っていましたが、聞こえません。時計を見ると、バッテリー残量が少ないらしいです。まぁいいや。本能の赴くままに走りましょう。3km地点の登りはやめようかと思いますが、やはり走ることにしました。
結果、5.8kmを34分29秒で、アベレージは5分52秒でした。1kmごとのラップは6分24秒→5分56秒→5分57秒→5分32秒→5分36秒でした。ちなみにあと150m走ったら6kmになったんだけど、残念。まぁでも下り区間でペースアップできたのはよかったかな。
家に帰ったら、軽くストレッチして、おふろからのビールです。まぁいい1日でしたね。明日がこわいけど。
グダグダ
朝、メッチャしんどいです。当たり前です。土・日・月・火と4日連続飲み会がありました。うち、土・日はお座敷のあと、日曜日は大阪でした。月・火は焼酎でフィニッシュしました。ふだんと違いすぎます。
てことで、帰りに買い物も必要なので、車出勤です。
ガッコに着いても、あまりやる気が起きません。が、出張の復命書を書いたり、最低限のことはしなくちゃ。
幸か不幸か1時間目はプリント学習です。が、その前に「情勢」の話はしなくちゃならんかな。
考えてみるとT市さんを選んだのは自○党です。その後、公○党が連立を解消しました。で、自○党は数合わせのために維○と政策協定を結びました。が、その間、衆議院選挙も参議院選挙もありませんでした。つまり、選挙公約とは無関係な永田町の「都合」でこのあたりの状況がつくられたってことです。そして国会議員のみの選挙でT市さんが総理大臣になりました。
つまり、T市さんの総理大臣への就任に選挙権を持つ人々はまったく関与してないってことです。もちろんそういうルールではあります。なので、しかたないといえばしかたない。が、あまりにも「関与してない感」が激しすぎます。まぁ、解散せずに総辞職だったからこうなったんですけどね。でも、それも維○との数合わせを確認したタイミングだったし、やはり「なんだかな感」が強いです。
まぁでも、いずれにしろ、常にウォッチし続けることです。そして、自分の権利を適切に使うことです。でないと「こんなはずじゃなかった」ってことになりかねません。なにしろ仮に戦争があった場合、兵隊として行くのは子どもたちです。
「教え子を再び戦場に送るな」というスローガンが現実に近づいています。
ちなみに、「戦争をしない」ということは憲法に書いてあります。わたしは公務員なので憲法を守ることは仕事です。なので、仕事をしているだけのことです。
てことで、プリント学習です。対数の復習です。月曜日に2時間で計算系をすませました。月曜日に休んだ子は「何が起こってるねん」状態のはずです。が、質問に来ませんね。どうするつもりだろ。
2時間目は複素数平面です。「至れり尽くせりプリント」をつくるのを忘れてたので、ふつうの授業です。久しぶりでしょうね。しかし、ヤバイ子らは寝ています。どうするつもりだろ。
あとの時間は「あき」です。そうだ、気になる子の情報を聞かねば。そうなりましたか…。まぁしかたないです。
と、メールが…。えーと先週の報告を書けと?しかも11月15日〆切?えーと、11月末〆切のゲンコがあって、ここからは東九条マダンとかリビングライブラリとかをこなしながら、それをやろうと思ってるんですよね。そこにもうひとつ入ってくるんだ。ひでぇ。
でも、やる気が出ません。とりま、明日のプレゼンのチェックでもしましょうか。
そんな感じでダラダラと仕事。放課後は追認です。が、来ませんね。前回はかなり前だったからなぁ。まぁ黒板に「呼びに来て」と書いて、職員室で待機かな。そんなことをしていたら、気がつくと定時です。が、なにやらバタついています。しばらくつきあうか。が、あまりにもしんどいので、30分ほどしたところで退散。
帰ってシャワーを浴びてゆっくりしよう。
微修正
朝、眠いです。が、今日は早めに出ましょうか。いつもの通り、職員室は一番乗りです。とりま、今日の部落差別のプレゼンをざっとおさらいしましょう。うーん、なんかしっくりこないな。てことで、微修正。
明後日の夜の仕事のプレゼンも見なくちゃ。うーん、文字の揃えが汚いな。てか、レジュメがイマイチです。少し足しますか。
水曜日は居残り当番なので、担任さんのところに行けません。連絡があるんだけどなぁ。まぁいいか。
てことで、1時間目の授業。担任さんに会えて、少し諸連絡。授業の方はテスト返しです。阿鼻叫喚です。ちなみに、数学がめっちゃ苦手な子が、今回まともな点をとってくれて、点数を見た瞬間アワアワ喜んでくれて、その姿を見てなんかうれしくなりました。高校生が我を忘れて喜ぶ姿なんて、なかなか見られるものではないです。2時間目も試験返し。こちらは2年目のつきあいです。トップ争いをしてるふたりが「よっしゃー!」「うおー!」とかやってます。こちらの姿もいいですね。
3時間目は、この間かかっていた「文章」をえいやと送りました。いつも「わたしはふさわしいのか?」「書いたことに妥当性はあるのか?」と自問自答します。それでも恩返しです。
4時間目、ようやく体育館のセットです。ゲストが来るわけではないので、簡易版です。昼休みに放送部員が来てスクリーンを吊ってくれました。これでセッティング完了です。職員室にもどる時間もあまりないので、そのまま体育館にいたら、2年生がボチボチ集まってきました。
やがて時間が来たので、なんの前置きもなくスタートです。真っ暗な画面で音が鳴りはじめて、「なんや?」という顔をしていた子どもたちが、やがて笑いはじめました。でも、笑いながらもいつの間にかスクリーンに集中しはじめてくれました。なんか、この間と同じ感じですね。
で、動画を流して、本題です。
今回新たに加えたスライドを見せて
「この難しい「問い」を一緒に考えよう」
と呼びかけます。簡単に言うなら、「部落差別の社会モデル」です。
ずっと社会モデルで考えてはきました。でも、それが「社会モデル」と言い切れなかったんですね。でも、ここにきてようやく「社会モデル」と言い切れるようになってきた。だからこそ、Mさんたちの実践も「教室」という小さくはあるけどひとつの社会の変革へとつかながった。そう考えたとき、背骨が通った気がしました。
ただ、新しいスライドを入れたり、レジュメに入れられなかったことを話したりしたので、少し話がゴタツいたかな。てことで、チャイムが鳴るのに5分ばっか残して終了。疲れた。
放課後、あまり気乗りがしないけど、走ろうかなと。
本日のラン。とりあえず、キャンパスの外周往復コースを走ることにしました。陸上部の子らが練習していて声をかけてもらえるのがうれしいですね。でも、ペースは上がりません。最初の1kmのコールでタイムを見たら6分45秒とか出ていてびっくりしました。6kmにしようか5kmにしようかと思ったけど、結局4kmの周回でやんぺ。
結果、4.4kmを28分39秒で、アベレージは6分25秒でした。1kmごとのラップは6分41秒→6分39秒→6分22秒→5分58秒でした。
かなり遅いな…。
とりま、帰ってビールかな。疲れた…。
「がんばる」考とか
今日は某人権教育研究大会の出張です。なので、朝は少しゆっくり。ルートとしてはふたつありますが、歩かなくちゃならないけど安くて早い方にしました。まぁ朝の散歩にちょうどいいかな。
会場に着いたら、まだ受付開始前です。が、受付してくれます。まぁそういうゆるいところです。とりま、全体会場に行って好位置キープです。キープしたら、あとはロビー活動です。
やがて開会全体会開始です。ジェンダーバランスが悪すぎ。n:0です。無限大です。
そしてお待ちかね、久保敬さんの記念講演です。タイトルは「大切なことは、子どもが教えてくれた」です。あまりにもそのまんまです。
のっけから、腹話術が出てきます。さすがは小学校の元校長です。そして小学校のエピソードがわさわさ出てきます。なんかいいなぁ。高校とはまったく違いますね。やはり教育の原点は小学校にあるんだなと思います。ただ、そういう「原点」が奪われつつあると言うか、ずらされつつあるというか。原点はずらしちゃだめなんですけどね。来年の夏季研は決まりかなぁ。
ということで、講演の後あいさつに行くと
「あ、名前は知ってます」
と言われて、なんでやねんと思ったけど、考えてみたらfacebookでつながってました^^;。
ちょうど隣に会長がいたので
「来年、久保さんでいいですよね」
というと
「もちろん」
という答えが帰ってきたので、即決です。まぁもっともご本人を前に「だめ」とは言えませんよね(笑)。
てことで、午前の部、終了。館内はご飯が食べられないので、外でランチとしゃれこみましょう。

午後の分科会はどこに行こうかと思ったけど、「谷間の町」のレポートがあるので、そこに行きましょう。3本とも小学校のレポートなのでどうなるかなぁ。
レポートを読むと、うーんってなります。ひとつは、子どもたちのバックボーンがわからない。単に表面に出ている「低学力」とか「暴力性」とか「不登校」とか、そういうのしか書いてありません。そして、その子が「がんばった」というのがストーリーです。それって人権じゃないし。ただ、きっとそういう話にとどまらないものがあるはずです。なぜなら、人権の研究大会に支部から選出されたレポートだからです。なので、紙面に書かれていないことを探るべく質問をします。
が、その前にやっぱり「がんばった」から「認められる」というのは、なんか違う気がします。なので、そこを質問します。が、どこかすれ違いがあります。たぶん、子どもを前にしている、ある種の「当事者」であるレポーターと、その現実を知らないわたしとの間のギャップなのかな。でも、ずいぶんと「剥いた話」をしてくださるレポーターで、そういう方がおられるのがうれしいですね。
なので、さらに続けて質問しようと思ったら、当該校の支店長さんが発言されて、「うーん」となるなど。できればセッションの最後に「まとめ」をしてほしかったなぁ。支店長さんの発言は、レポーターとも平場のイチ参加者とも違う「重み」があります。なにしろ当該校の責任者ですし、当該校としての発言になります。なので、質問を切られてしまう可能性を持っているんですよね。もしかしたら、ご自分ではそうは思っておられないのかもしれないし、なんなら「そうは思ってほしくない」くらい思っておられるんだろうけど、「支店長」という責任ある仕事に対して付随する「重み」であって、それは個人の思いとは別に作用するんですよね。
まぁでも、当初思っていた内容とは違う質問をしようかな(笑)。レポートのあと、レポーターさんのところに行って感謝の意を述べるなど。
次のレポーターは、若い人ですね。なので再び「がんばる」ことへの疑問を呈したり。いや、本人ががんばることそのものは否定しないし、なんなら「がんばる」ことは本人にとって必要なんだと思うのです。が、それを評価の対象とすること、もっと言えば「存在意義」にしてしまうことに、わたしは疑問を持ってしまう。だから、しつこくその話をするんですよね。そしてそれは、ブーメランのように自分に返ってくることでもあるわけです。分科会の論議ってそういうものです。
3人目は「谷間の町」のレポートです。これもなかなかわかりにくい。完全にバックボーンが隠れています。こちらはなかなか難攻不落です(笑)。まぁでも、保育園や中学校の人も来ているので、あとで聞けばいいか。てことで、レポートのあとに聞きに行ったら
「いつも会議で出てくる子のことです」
と言われて合点がいくなど。いや、レポートに出ている以上にたいへんな中実践をされたんじゃないですか。もったいないなぁ。
その後の討論では、保・小・中・高の流れの中で、人権学習をいかにして「私人間」から「社会」へと変換していくかって話を問題提起しました。まぁいつものことですけどね。その中で、いろいろな話が出てきたけど、つい発言。
「多様性ワークショップというのがあって、左利きの子が自分の不便さを主張する時があるんです。それって、実は、自らが理不尽な状況に置かれていることを表明しているわけなんです。そのときに、右利きの子がその理不尽さにともに怒ること。それが「社会」を変えることにつながっていく。わたしはそういう人権学習をしたいんです」
伝わったかなぁ。
そんなこんなで、研究大会終了。いつも司会者の人に「しゃべりすぎてすみません」と謝るのですが、今回も謝ってみるなど。すると
「ブログ、たまに読んでます」
と言われて、ひっくり返りそうになるなど。恐縮です^^;。
さて、今日はウトロに行かねばなりません。少し時間がありますね。Tじさんと京都駅で待ち合わせて、少し角打ちに行きますか。
お店に入ると、レジェンド席が満席です。と
「久しぶり」
と声をかけられて、誰だろうと思ったら、H田さんでした。めっちゃ痩せて、かっこよくなっておられます。と、いい匂いがします。そうか、今日は金曜日か。注文してしまいました。

うまい!
しばしグダグダ話をして、その後ウトロへ。到着したら、マダン劇の真っ最中です。こっそりと祈念館の中に入って、こっそりと駐車場に抜けて、さらにこっそりと楽器を取りに行ってスタンバイ。やがて出番です。エンディングのティップリです。今日のチンはいい音がしますね。
その後、シームレスに打ち上げです。なんだかんだと呑んでいたら、気がつくと11時前です。やばい。帰りましょう。
学力微考
朝、ちょっとゆっくりしましょうか。今日の午前は第2のふるさとで会議です。京都駅で、少しトラブルなど(笑)。まぁそういうことなのね。で、いつものように登山をして、会議室へ。涼しくなってきたから助かりますね。
今日の会議は「学力分析」です。データは「全国学力・学習状況調査」と「京都府学力・学習状況調査-学びのパスポート-」です。
が、「学びのパスポート」がわかりにくい。問題は公開されていないし、出てくるのは「結果」と「伸び率」だけです。その「結果」が、いったいなんの結果なのかもよくわかりません。なので、議論が湿りがちです。なんなんだろう…。そうか。コンピテンシーか…。
つまり「何を学ぶのか」というコンテンツで従来は学力をはかっていたけど、「それをどのように用いるのか」というコンピテンシーを加えて「学力」を定義しようとしているんですね。簡単に言うと「能力を測る物差し」を転換しようとしている。でも、まだその途上にある感じです。なので、「わけがわからない」。
ただ、「それをどのように用いるのか」というのは文脈に依存します。となると、文脈を読み解く力が必要になります。おそらくは「全国学力・学習状況調査」の問題文が、どの科目も長くなる傾向にあるのは、そのあたりを意識しているのかな。となると、結局は「日本語能力」に行き着くのかな。
ということで、
「昔やっていたこと、もう一回やりません?」
みたいは発言をしてしまいました。まぁ簡単に言うと、この会議も「コンテンツベース」から「コンピテンシーを加えた新たな「学力」」へと移行しなくちゃならないんだけど、そうはなっていない。ただ、新たな「学力」って、結局は古い話ってことです。
そんなこんなで午前の会議は終了。
午後は出勤です。が、特にガッツリとやることはありません。なので、ながらで仕事。
15時過ぎになったところで職場を離脱。大阪に向かいます。今日は先月に引き続き、輪ゴムパッチンの日です。今日も最後の2発が痛かった。
さてと、帰りましょうか。帰り、角打ちに寄ろうかと思ったけど、まぁやめておきましょう。おうちビールがうまい季節です。