朝、6時に目が覚めました。やはり眠いです。たくさん寝たはずなんだけど、たぶん「睡眠」ではなく「気絶」だったんでしょうね。
今日は機材を持っていかなきゃならないので車出勤。いつものように部屋を開けて、朝の行事をすませます。その後職朝→立番。
向こうでポスト石破の話をしています。
「高市さんだったら経済をまわしてくれそう」
「やはり安倍さんはいろんなことをしてくれた」
君たち…。思わず
「高市はやめてくれ。あれはネトウヨだよ。差別発言しまくり」
と言うと
「そういう見方もあるんですね」
とのお返事。さらに
「安倍とか中抜きしまくりやん」
と言うと
「ちょっとくらいいい」
とのお返事。マジかと思っていると
「民主主義は多数決」
とかいう言葉が聞こえてきて、頭がクラクラしました。たぶん見えている風景がまったく違うんでしょうね。昔から感じていたけど、自分の孤独感は、根源的にはこういうところにあるんでしょうね。
しかし、あらためて、ほんとに石破なイヤだったんでしょうね。利権がまわってこない。そういう意味ではA倍は「仲間」に利権をバラまきまくってたから、おいしかったんだろうなぁ。
月曜日は最後の10分はわたししかいないので、クールダウンです。
立番を終えて職員室にもどったらケーブル作成です。新しく買ったパワーアンプのスピーカー端子はスピコンなので、「スピコンーフォノのオス」のケーブルをつくって「メスーメス」で変換して接続しなきゃなりません。はんだ付け、苦手なんだよなぁ。あー、でも、ハンダが古いからかもしれませんね。
2時間目は授業です。当然、石破の辞任の話とその後の話をして、そのまま三角関数です。が、テンションがおかしい。眠いんだけど、眠くない。眠くないけど、眠い。そんな感じで3時間目も授業。で、三角方程式とtanの不等式の宿題を残して終了。
4時間目ははんだ付け(笑)。
昼休みが来たので、機材セットと新機材の搬入→交換です。そのままダラダラと舞台稽古につきあいながら、少しずつ明日の準備のために機材を搬入しはじめます。やがてほぼほぼ搬入完了。
そうこうするうちに舞台練習は完了。あとは部活のリハです。しかし軽音はバラバラやな。それぞれが自分が出したい音を出して、セッションをしない。思わずそこらにいた陸上部の子らに
「軽音って陸上みたいにバラバラやな」
って言ったら、みんなビミョーな顔で笑ってました。すまぬ。
そんなこんなで、今日も7時前に退勤。疲れた。シャワーを浴びてビールだな。そして早く寝よう。
カテゴリー: 考え
教育に非正規はそぐわない
朝、なんとかかんとか起きて、とりま出勤。
今日の午前はひとコマだけなので、ゲンコをとりあえずやっつけましょう。ちなみに、テンプレートで書くと2段組なのでめっちゃ可読性が悪いです。なので、ベタ打ちで書いていますが、どうせ文字数オーバーでしょうね。
ちなみに、ゲンコのために『インクルーシブな教育と社会』を持ってきました。で、ユネスコの文章が引用されているけど、引用箇所がわかりません。とりま、Global education monitoring report summary, 2020は日本語訳があったけど、これじゃないんだよな。で、guideline for inclusionの日本語訳を探したけど、ないですね。しかたない。papagoを使いましょう(笑)。まぁそんなこんなで、ユネスコを使いたかったところにしかるべき文章が入ったので、とりま完成です。
テンプレートに流し込んだら、1ページ超過していました。まぁでもこれなら許容範囲内です。
そんなこんなで午前が終了。午後は文化祭準備です。体育館に行くと、すでに準備をはじめています。よしよし。ただ、1年生が全員ではない。来年が心配です。
視聴覚教室は…。なんか、無駄な荷物が多いですね。そんなのを片づけていたら、スポットライトの近くに隠されたコンセントを発見。41年目にしてはじめて「ここ」にコンセントがあるのを知りました。そんなこともあるんだなぁ。
で、パタパタしていたけど、なんとなくながらになったので、レスト。が、若い衆が帰ってきて「暑ー」とか言ってるので、申しわけなくなって、再び体育館へ。とりま1年生が来ていました。まぁええか。
そんなこんなで勤務時間終了。今日は帰らせていただきます。
で、向かったのは「いきセン」です。今日は「ちょぼやき会」です。今日のスピーカーはTじさんです。事前に読ませてもらったけど、いいレポートですね。Tじさんと言えば、いろんなことがあったけど、まぁでも今年から正規雇用になったからなぁ。まぁそのあたりの変遷についてのレポートです。正規雇用の人間としては知っておかなきゃならない内容だなと、あらためて思いました。
レポートのあとは、非正規雇用の経験者からいろいろ話を出してもらいました。で、わたしも思い出しました。「伝える」側も、非正規雇用だと「これ、来年以降にいきるのか?」って思います。やはり「教育に非正規はそぐわない」です。
「ちょぼやき会」が終わったら、打ち上げ。いつものお店に向かいます。が、最近は少ないなぁ。今日も4人です。でも、少ないなりにいろんな話ができて、それはそれでいいですね。ちなみに、みなさんから「食べろ」と言われて、いろいろいただきました。
で、解散。家に帰ったら、なんとなく小腹が減っていることに気づきました。なので、カップラーメンを食べるなど。まぁええか。
今回のわたしの仕事とか
朝、目が覚めると6時半。起床は7時なんだけど、トイレも行きたいので起きますか。ついでに薬も飲みましょう。ただ、少し眠いですね。
朝ごはんを食べて、子どもたちは話しあい。今日は班に入るのはやめましょう。ロビーでだらけていたらHんみさんが来られました。なんとなく『トランスジェンダー生徒と学校』の話から、ミックスルーツの若手教員の話へ。なんでも、本の中にあった「行為主体」という捉え方8がよかったんだとか。マイノリティって、年齢と関係なく、それぞれの場を個々の力でサバイブしていくんですよね。そこから学ぶことは、たとえ年下であったとしても、たくさんあります。
やがて子どもたちの話しあいの時間が終わって、全体会へ。でも、わたしは岡山駅の近くに移動です。ここでマイクロバスをレンタルして再び会場へ。今回のわたしの最大の仕事はバスの運転手さんです。会場にもどって昼ごはんを食べて、子どもたちをバスに乗せて、大人たちの全体会会場へ。子どもたちを降ろしたら、再びゼンコーの会場へ。子どもたちの荷物を乗せて、再び大人たちの全体会会場へ。荷物を降ろしたら、ガソリンスタンドで給油→バスの返却です。
さすがに疲れました。
大人たちの全体会会場に行ったら、子どもたちのアピールタイムはとっくの昔に終わっています。まぁいいや。ただ、ゼンコーの閉会行事には間に合いました。で、子どもたちとバイバイ。また来年会いましょう。
このあたりでそろそろ体力が切れてきたので、ブーストを決意。
少し復活したかな。で、大人の集会へ。と思ったけど、あれやこれやと用事が入ってきて、結局全体会にはほとんど参加できませんでした。まぁいいや。
その後、25分くらい歩いてホテルにチェックイン。チェックインしたら、再び25分くらい歩いて懇親会会場へ。会場に入ると、階段教室みたいな席になっています。すでに飲み会ははじまっています。AっちゃんとKはるちゃんと3人でテキトーに場所を陣取ろうと思ったけど、なんとなく大阪の人と鳥取の人がいるところに陣取って、飲み開始。そのうち、YんほさんとSとさんの場所に移動。なんか、気がつくと研究者系のところに行ってしまうのが、今の自分なんだなぁ。
そうこうするうちに、各県の紹介がはじまりました。京都については、若い子らに振りましょう。なんか、自分の話もしなきゃならなかったので
「マイクロバスの運転担当をやりました。あと、全外教の資料をつくりました。みなさん、原稿をゆっくり出してくださってありがとうございます!」
ただ、みなさんには響かなかったみたいで、拍手をもらってしまいました。
と、とある県の紹介。いろんな話があったからみの中で
「男同士で一緒の布団で寝ました」
という発言が…。とっさに
「なぜそのひと言を話した?!」
と発言してしまいました。すると
「いや、実際に一緒の布団で寝たから」
「じゃ、事実を言っただけなんですね?」
「そうです」
「わかりました」
それをネタにするのはあかんやろう。てか、反差別の集会の懇親会で、その発言が出るか?ちなみに、その県、ジェンダーバランスが悪い&年齢層が高いんですよね。優れた実践を積み重ねてきた県だけど、多様ではないな。
てことで、波乱気味の懇親会も終了。その後、Yんほさんたちと2次会へ。このあたりで記憶が怪しくなっています。とりま、みなさんがホテルまで送ってくださって、無事帰れました。
無事かどうか、知らんけど。
テーマがわからん
朝、なんとなく頭がボーとしてます。なんなんだろ。それでも、とりま出勤。職場に着いたら、机の上に処理しなきゃならない書類があるし、昨日の復命書も書かなきゃならないので、さっさとすませて副支店長のところへ。
実は今年度、三者面談に通訳の人に来てもらわなきゃならない状況がうまれています。が、本店はお金の算段をするだけで、探してくれません。
「なんとかしろ!」
とは言ってるけど、それを待っててはダメなので、ありとあらゆる人脈[1]O阪大学関連とかSが弁護士会関連とかを使って、なんとか見つけています。
しかし、こんな人脈、誰が持ってるねん。みんな苦労してるけど、それはとっかかりがないからです。というか、どうやればとっかかりに行きつくかという術を知らないからです。ただ、とっかかりを見つける術があればそれでいいかというと、そういうわけじゃありません。とっかかりをから実現するまでには、それはそれで別の苦労があります。それをやって、ようやく通訳に来てもらえる。
まぁそれをうちのガッコでは実現してて、まわりのガッコの副支店長はビビってるらしいけど、それではダメですね。つまり「これだけの苦労をしないと見つからない」ということ「これだけの人脈がないと見つからない」ということ。そしてなにより「他の誰がこんな人脈を持ってるねん」ということです。おそらくは「いちヒラ教員」の枠を越えている。それを本店は認識しなきゃなりません。
まぁ朝っぱらそんな話を副支店長と話しました。
今日の授業は1・2です。1時間目は三角関数のグラフ書き。そんなに難しいかなぁ。2時間目は複素数平面。こちらはなにやってるかわからんやろなぁ(笑)。
ここからは、いろいろ外部とのやりとりがはじまります。と、副支店長が来て、番頭格の教員から
「いいですか?」
と呼ばれました。あんまりよくないんだけどね。とにかく部活の統廃合が喫緊の課題なんだとか。
まぁ言わんとすることはわかりますが、例えば通訳の話も喫緊の課題ですが、たぶんそれが喫緊の課題で、それをやってるとは思ってないだろうな。途中、呼び出しがあったので中座。帰ってきたら話し合いはほぼ終わっていました。
しかし
「どう思われますか?」
と突然聞いてくるのは、きっと話を聞いているかどうかを確認しているんだろうな。やれやれ。
放課後は夏休み中のスケジュールの確認。と、8月頭にあるお座敷、テーマは何だったっけ?そういえば電話でやり取りしたんだけど、メモを残していないので、どういう話をしたのか、なんとなくの記憶しかありません。しかたないな。聞いてみよう。
まもなくして返事が来ました。
「タイトルは「ジェンダー教育 誰も排除しない学校をめざして」です」
とのお言葉。そんな大きなタイトルをつけたんだ。恥ずかしいですね。
しかし、最近、もともとのお座敷とは違うオファーが来るようになって、なにがなんだかわからなくなってきています。
まぁでも「ウイング」が広がっているのかもしれません。それはそれでいいのかも…。
footnotes
↑1 | O阪大学関連とかSが弁護士会関連とか |
---|
序列化はやめよう
朝、ずいぶんと体調はマシになってきました。が、どうせ、土日でダメになるんでしょうね(笑)。
今日は車出勤です。行きにガソリンを入れると、8000円近くかかりました。高いな。
職場に着いたら、今週のタスクリストを確認。ずいぶんとあれやこれや。気がつくと職朝の時間です。やれやれ。職朝のあとは立番。そして3連続授業です。
そういえば言うのを忘れていたな。
「みなさーん、来週の日曜、何がありますか?参議院選挙ですね。3年生は日本国籍を持っている場合は18歳になったら選挙権を手にします。ちなみに外国籍の人はいくつになっても選挙権はありません。この国の制度はそうなっています。だから、選挙権を持った人は、持てない人のためにも必ず行ってください。今回の選挙で、ひとつ気になっていることがあります。それは〇〇ファーストと言っている人々がいるということです。〇〇ファーストということは、同時に「〇〇ではない人」は2番目以降になるということです。成績つけて人を序列化しているお前が何をいうかと言われそうだけど、人権教育をしているわたしとしては、人を属性で序列化することは考えられないことです。なぜなら、この教室の中で序列化することと等しいからです。今回の選挙では、このあたりのことが争点のひとつになっています。選挙権をもつもたないにかかわらず、どんな人々がどんなことを言っているか、きちんと知っておいてください。くれぐれもSNSとかではなく、正確な情報を手に入れてください。そして、選挙が終わっても、政治に関心を持ち続けておいてください」
もしかしたら、日本人の子どもたちはさらりと流してしまうかもしれない「あのブレーズ」を、刃を突きつけられたかのように感じるかもしれない子どもが同じキャンパスに、あるいは同じ教室にいるかもしれないということは知ってほしいし、知らなきゃならんだろうと思います。
そんなこんなで3連続授業を終えて、あとはゲンコと向き合うなど。でも、なんか文章が出てきません。困ったな…。しかたないけどね。
そうだ、明日のメニューも考えなきゃ。帰りに買い出しをすれば楽ですね。てことで、帰りに食材を買ってマダンセンターに放り込んで、バイク屋さんへ。なにせ自賠責が切れてます。ここで大雨です。店先でバイクをいじっておられたお客さん、途方に暮れておられます。
しかし、このバイク屋さんもしんどくなってきたのかなぁ。ここに代わるバイク屋さんを探さなきゃならんのかなぁ。イヤだなぁ。ここがいいなぁ。
そんなことを考えながら、期日前投票です。入れたい人が何人もいるのは、悪いことではないかもです。とにかくみんな当選してほしいですね。
さてと。帰りますか。
なぜにコメンテーター
朝方、寝られませんでした。なんか、足がむくんで暑い。そうか、足を上げればいいのかな。台の上に足を乗っけて寝たら寝られました。
目が覚めたら6時です。が、今日の午前は出張です。なので少しゆっくりしましょうか。頃合いもよしということで、スタート。向かうは第2のふるさとです。
最寄りの駅で電車を降りて歩きはじめたら、車の中から声をかけられました。かつて担任をしてて、今は児童館で働いてるMさんでした。せっかくなので車に乗せてもらって、情報交換。
出張先の中学校に着いて校長室をのぞいたら、某連絡会の会長さんがおられるので、部屋に入って要望事項を少し話したり。ちなみに、この中学校には日本語指導を必要とする子がいます。なので、取り出しの部屋に行ってみました。すると、中学生
「guy?」
とか言ってます。まぁ、どこの国でもそうなるんだよ(笑)。このあたりは「普遍」というものです。ちなみに、会長さんの返事は
「high schook teacher」
でした。こうやって話をすり替えるのもまた普遍的な処世術ということです。なので
「mathmatics teachet」
と言うと
「oh」
となりました。こうやってすり替えを畳み掛けるのも、これまた万国共通です(笑)。
まぁこれからは、性別よりも数学になるでしょう。
で、会議です。まずは授業見学。みんなおとなしくなりました。そして活発でもあります。いい学校になったなぁ。本当に長い間実践を積んできたんだよなぁ。
ちなみに見学中、たくさんの教員とあいさつを交わせるのもこの中学校の特徴です。それだけ知り合いが多いということです。
で、情報交換会。しんどい状況は変わっていませんね。まぁそんなこんなで会議は終了。
ここから電車に乗って移動開始です。今日は宝塚の小学校で理科の授業研があって、なぜかわだしがコメンテーターをすることになりました。
おかしい。いろいろおかしい。
京都駅から新快速に乗ろうとしたら10分遅延とのこと。やれやれ。それでもなんとか間にあいました。
まずはH野さんの6年生の授業から。仮設実験授業です。おもしろい。今日のテーマは「さまざまなパートナー」です。大きくは問は3つ。はじめはコアホウドリの巣に卵がふたつあったところから。お次はペンギンの卵の話。そして哺乳類の話。それぞれと問が答えの選択肢を提示して、ディスカッション→意見表明→発表と進みます。
しかし、「卵2つが巣にあったのはなぜ?」に「浮気」と答えた小学生は、なかなかですね。とにかくおもしろい。もちろん目的は「自然界では同性で子育てするペアもあるよ」ってことの提示です。
ただ、H野さんは「「自然がそうだから人間も」という立場はとらない。なぜなら、自然のうちの都合のいいところだけを利用することになるからだ」とされます。
授業を聞きながら、ずっとこの意味を考えていました。
授業のあとは参加者全員がひとことコメント。えーと、聞いてないよ(笑)。たぶん誰もコメントしないだろうから、そのぶんしゃべってって言われてるよ。
まぁ、コメントしようとおもってたことをどんどん話されて、なにをしゃべろうかと。
てことで、いくつかの話をしたあと、さっきのH野さんの決意表明です。
「きっとH野さんは自然は自然として、何も評価せず、あることをそのままうけとめるとされてるんだろうと思います。そこに何らかの意味付けをすることこそ社会的な行為です」
つまり、「意味づけすることは社会的行為」ってことを際立たせるためには、意味付けをせずに、そこにあることを「あること」とだけ提示する。そんなことをされたのかなと。
コメントのあとは、マニアックな性の多様性の基礎知識です。これもまた、H野さんが言われていることと重なりますね。「存在そのものは、かつてからある」ということ。ただ、そこに「意味づけ」をする。その「意味」がさまざまに変化していく。というか、変化させていく。そういう社会的行為の歴史の延長に「いま」がある。
なんか、授業を聞くことを通して、より伝えたいことが鮮明化した気がしました。
しかし、時間が短い。とにかく1.2倍速で話して、なんとか予定していた4時半のチャイムとともに終わることができました。
授業研のあとは、校長室で少し話をして、駅まで送ってもらって、軽くいっぱい。でも、あくまでもクールダウンです。なので、すぐにバイバイ。
さてと。帰っておうちビールを楽しもう。
そういう感じだったのね→3回目
朝、少ししんどいですね。早く帰ってきたんだけどなぁ。まぁでも外飲みはしんどいのか。今日は荷物があるし、早めにカッコに行きたいので車出勤。
まずは今日のレジュメの印刷です。印刷しながら朝ごはん。今日のパンはイレギュラーです。
東大阪のラグビーカレーパンらしいです。まぁ、花園がありますからね。おいしかったけど、なかなか重い。
プリントアウトが終わったら職員室に持っていって、帰ってきて、あれやこれやしたら1時間目。少しボヤいてサクサク授業。2時間目も少しボヤいてサクサク授業。2時間終わると11時です。ここから2時間が、今日の唯一のフリータイムです。
てことで、午後の人権学習の機材準備をしたり、明日のレボートの仕込みをしたり。
しかし、英語科はなかなかにqueerです。ワークシートを使って「自分」を肯定的に引き出す作業をされます。そしてそれを友だちと交流する。なるほどなぁ。ちなみにプライドウィークの仕込みなんだとか。なるほどなぁ。
おべんと食べたら昼休みです。そのまま機材セット。と、今日の講師さんが来られる時間です。校門まで行きますか。
やがて来られました。今年も2年生1学期の人権学習は金和永さんの講演です。なんか、少し元気な感じですね。
とりますぐに体育館に来てもらって、そのままセッティング。間もなく生徒もそろって、人権学習のはじまりです。
まずはわたしからひとことコメント。
「ここの学校の人権学習はどんなのかわかってるね?差別されてるかわいそうな人の話を聞くわけじゃない。その人に思いやりを持とうという話でもない。今日のふぁよんさんの話はふぁよんさんのことを聞くためじゃない。ふぁよんさんの話を聞きながら、その背景にあることを考えてほしい」
たぶん何言ってるかわからないかもしれませんね。でもいいんです。
で、ふぁよんさんの話。
いいですね。延々と自己紹介をして、最後に
「ここで話している自分はナニモノなのか」
という問を立てて前半終了。生徒たちに
「わかる?」
と聞くと
「わからない」
という答えが返ってきたので
「それはちゃんと聞いてるからわからないんだよ。すばらしい!」
と返事。
そして後半です。まずはコメント。
「今日の話は「こんな差別をされました」というわかりやすい話じゃないよね?でも、それが大切なんだ。ふぁよんさんは「自分とはナニモノか」という問を立てられた。それは「探求」と一緒なんだよ。みんなもやってるね。だから、ふぁよんさんと一緒に考えていこう」
ふぁよんさんは、後半も相変わらず、複雑な問いに真正面からとりくまれます。なので、出てくる言葉は複雑です。今回も途中「ナニジン」をはさまれます。いいなぁ。
そんなこんなで最後のオチへ。
さてと、みんなどんな感想を書くかな。
終わったあとに新転任の担任さんに
「どうでした?」
と聞くと
「人権人権してなくていいですね」
とのお返事。複雑やな(笑)。まぁそうなんだけど、でも、逆にどんな話を聞いてきたんだ?まぁいずれにしろ、うちの人権学習はこんな感じですよ。
あとは崩しですね。すませてふぁよんさんを見送りましょう。
別れ際にこんな会話。
「来年もよろしく。来年が最終年です。次の人がお願いしたら別ですが」
「ほんとですか!」
と驚かれてしまいました。なので
「これまで来てくれた講師さんたちに集まってもらって呑み会したいね」
「ぜひやりましょう!」
さてと。お次は職会か。てことで、会議が終わったら5時をまわってます。まぁ、超勤四項目やしな。とにかく帰りましょう。
家に帰ってひと息ついたら、PCに火をくべました。
まずは明日使うプリントの作成。これ、職会があったからつくる時間がつぶれたんですよね。で、問題をチョイスしたところでタイムアップ。そしてzoom in!
今日はふぇみゼミ3回目です。今日からがいよいよ「本」の内容です。気分は「フルボッコ大会」です。まぁいいや。
ということで、今回は序章から第4章までを裏話も交えながらざっと話しました。終了したのは9時半前。さすがに疲れました。とにかくビールを呑もう。
寝る前に、プリントを完成させましょう。これで明日が迎えられる。
解放カルタ
朝、眠いです。が、今日で今週も終わりです。それだけを希望にして出勤です。
金曜の授業は1・2・3の3連続授業です。ということは、12時まで授業をしつづけているということです。ということは、午前いっぱいは他のことはなにもできないということでもありますす。
ただ、幸いにして2クラスは試験前の最後の授業でプリント学習です。なのでPCを持っていきました(笑)。ターゲットの子が質問には来たけど、それくらいですね。もちろん机間巡視[1]「きかんじゅんし」って、たぶん専門用語ですね。変換できません。をしながら質問に答えたりちょっかい出しはするものの、少しは授業以外のこともできたかな。
帰ってきたら、ひと息ついておべんとタイム。おべんと箱を洗い終わったら、出張の準備です。さて、出ようと思って、ついでに書類を出しに事務室に寄ると
「荷物が来てます」
「書類を持って行ってください」
と、次々に言葉が飛んできます。いや、あの、今から出張やねん。電車に間にあわなくなります。
「月曜日に」
と言って、そのまま駅へ。向かうは第2のふるさとです。今日はここの同研の総会です。
まずはみなさんと新年度のあいさつ。やがて総会がスタート。まぁつつがなく総会は終了。総会のあとは専門部会なんだとか。せっかくなので、人権同和学習の部会に参加することにしました。
レジュメを見ると「解放カルタ」とあります。もちろん存在は知っていますが、現物はみたことがないです。どんなんだろう。
と、部会長が「解放カルタ」の説明をされます。なんでも、昨日作成にかかわった方に聞きとりをされたんだとか。
まぁ簡単に言うと、もともとは「識字教室」があったと。ただ、もう少し活動のレンジを広げるために「婦人教室」に改変したと。ところが、活動が拡散してしまった。そんな時に、全研に参加して岡山の実践で「解放カルタ」のとりくみを知ったと。で、自分たちもとりくもうとされたと。
説明を受けたら、実際にカルタをしてみました。
なんというか…。部落解放に向かう熱い気持ちが伝わってきます。なんか、すごく前向きです。そして、希望にあふれている感じがします。なんなんでしょうね。昨日読んでた文章は『月刊スティグマ』の2025年5月号の記事なんですが、それを思い出しました。まさに運動の黎明期という感じがします。いや、解放カルタそのものは1990年代につくられてるので、成熟期なんですが、そこに描かてる世界は黎明期なんですね。
なんか、こういう思いを「引き継ぐ」ことが大切なんだろうなと思います。
そんなことを話したら、ムラ出身の教員が
「この世代の人たちは、子どもたちには同じ思いをさせたくないと思って運動をされてたんです。だから、逆に引き継がせようとは思ってなかったんです」
と言われました。
うん。それはそれでいいんです。「引き継げ」と言わせようとは思っていない。でも、次の世代が「引き継ぎたい」と思えるようなとりくみを、わたしたちはしてきたのかって話です。言い換えると、世代と世代をつなぐとりくみを自分自身はしてきたのかってことです。たぶん不十分だったんだろうなぁ。でも、今からでもできないかな。それはムラの中での「引き継ぎ」ではなく、いろんな人がクロスオーバーしながらの引き継ぎです。
そんなことを考えながら、セッションが終わりました。
うん。今日のセッションはよかったです。自分の原点というか、「実践のふるさと」を思いだして、少し泣きそうになりました。
さてと。このふんわりとした感覚を持って帰ろう。
帰りの駅で、うちのガッコの生徒とか卒業生のお母ちゃんと会ったりして、これまたふんわりしました。
やはり長くいるものだなぁ。
footnotes
↑1 | 「きかんじゅんし」って、たぶん専門用語ですね。変換できません。 |
---|
まぁええか
朝、体調はまぁまぁです。とりま出勤。今年度の月曜日の時間割は朝イチがあいているので助かります。のんびりと立番をして、1日がスタート。
ちなみに、代講が入らないかとヒヤヒヤしたけど、それは大丈夫でホッとするなど。
今日は夜の仕事があるので、そいつのプレゼンを考えますか。なにせ、この間、一昨日のプレゼンを考えてたから、こちらができませんでした。
しかし、こんなにじっくりと『生徒指導提要』を読むことは、夜の仕事がなければなかったでしょうね。おかげさまで生徒指導が「理論化」できます。いやこれ、すんごい大切で、やはりこれまで「直感」でやってたなと。というのともうひとつは「生徒指導」というアンブレラも手に入れることができて、より重層的に「指導」を捉えることができるようになりました。
ただ、レクチャーになってしまうんですよね。これをどうするかです。
動画を見せるか?
手持ちの動画をいろいろ探ります。うーん、候補は「minami子ども教室」か。
そんなことを考えながら、サックリと授業を終えて、そうだ、明日の準備をしなければ…。機材はすでにウトロにありますが、少しケープルを持っていったほうがいいかな。
掃除カントクのあと、労働者の権利を取得して、夜の仕事場へ。到着したら、先週のミニッツペーパーをプリントアウト。さらに「人権教育たより」もプリントアウト。先週のミニッツペーパーの中に「薬物乱用防止教育」について書いたものがたくさんあったので、うちの子らがどんな感想を書いたのか読んでもらいましょう。
で、夜の仕事開始。まずは谷家さんのfacebookの投稿を見せて、プリントアウトしたものを配って、いくつかコメント。そして本題です。
40分ほど話をしたところで
「動画を見る?」
と聞くと、学生さんたち「そっちがいい」オーラを出してこられます。そりゃそうでしょうね。なので、「まぁいいか」と思いながら、動画上映。
動画の中に、学校はほとんど出てきません。主人公は子どもや親、そして金光敏さんです(笑)。まぁでもこれを見せる意味はあります。
本当に困難な状況があって、それをなんとかしようとしたとき、学校は無力です。その無力さを知ること、自覚することから「なんとかする」ことがはじまります。必然的に「第3の場」をつくらなきゃならんだろうし、それを信頼できる人が担ってくれることが大切です。そうなると、学校はフェードアウトする。でもそれは学校がなくなったとか、学校が手放したとかではなく、やはり学校が基本としてある。
そんなことを感じ取ってくれたらいいなと思いました。
動画を見終わると、少し早い。でも、中途半端です。まぁいいか。
すでに世間はゴールデンウィークに入ってます。なのに明日も授業日らしいです。ミニッツペーパーを書いてもらったらちょうどいい時間になるでしょう。
てことで、夜の仕事も無事終了。あとはビールを呑んで、明日に備えましょう。
上の人
朝、目覚めはまぁまぁです。まだ4月がはじまったところだからかな。
とりま出勤。今日は1年生の「世界人権宣言」の授業があるので、1年の担任さんにごあいさつ。その後、職朝→立番からの1時間目・2時間目と授業です。
まぁしかし、今年も「持ち」が楽ですね。実は昨年度末、もっと楽な「持ち」になりそうだったんだけど、3年生の授業にかかわってほしいとのことで、今の「持ち」になりましたが、充分に楽です。ありがたい。
てことで、さっくりと授業をすませて6時間目の準備です。みなさん
「やることがあれば手伝いますよ」
と優しい言葉をかけてくださって、これもうれしい。でも、いつものことなので、特にないんですよね。たぶん他の人だったら大ごとなんだろうけど、そんなこともなく、さっくりと準備終了。
さてと。プレゼンに向き合いますか。
実は今日まで40分授業なので、短縮バージョンにしなきゃなりません。どこを切るか。やはりここかな。そうた。この間鳴らなかったから、リベンジしよう。そんなこんなでプレゼンの修正完了。体育館に行きますか。
やがて1年生が入ってきました。やはり緊張します。なんか、整列とかに時間がかかってるので、「早くしろ」と念じます。やがてみんな座ったところで、「I of the fire」スタート。なんとなく「しゃべり」はなしにして、スクリーンだけで「語る」ことにしました。みんな苦笑しながらも、スクリーンをじっと見てくれてます。いい感じです。ここから30分ほどいつもの通り、動画としゃべりで走りきりました。
終わったあと
「あんなんでよかったですか?」
と1年生に聞くと
「メッチャよかった!」「あの演出よかった!」
と好評だったので、よしとしましょうか。
ちなみに、新採の副担当さんも
「自分が受けたことのない授業でした」
と言ってたので
「オシャレに、かっこよく」
と言っておきました。
さてと。終わったら撤収です。そこでも生徒さんに
「どうやった」
と聞いてみます。と、ある生徒さんが
「モヤモヤする」
と。どうやら「ホームレス」のところでモヤモヤしてるらしいです。つまり、自己責任の部分もあるだろうと。そこきたか。
しかたないので「この社会のセーフティーネットは意外と脆弱」という話をしたり「他者の合理性」みたいな話をしてみたり。
さらに「権利」の話になったときに
「自分は権利っていうのは選べることと思ってる」
と。例えば、選挙権があるということは、「選挙に行くかどうかを選べること」ということらしいです。まぁ、選択することは権利といえば権利だけど、「ない」ところから勝ちとった人々からすると、「そうじゃない」となるんじゃないかな。
さらに自己責任から派生して、能力みたいな話になったときに「上の人」という言い方をしてきて、これまた「うーん」となりました。どうやら「総理大臣」は「上の人」らしいです。なので
「人に上下をつけるのはやめようよ」
と提案。でもこれがそうはいかないらしいです。
「総理大臣は上の人ではなく、単なる役割分担」
と言いましたが、もやってるみたいです。
なんかでも「あー」と思ったのが、例えば報道なんかで「総理大臣がおっしゃった」みたいな語り方をします。あたかも総理大臣が「上」という感じです。あるいは歴史の教科書の記述もまた「支配者史」です。そんなのもまた「上」という感じを隠れたカリキュラムとして伝えているのかな。そんなのが積もり積もると、人の関係を「上下」で捉えてしまうようになるのかもしれません。
ちなみに、その生徒さん「下の人をつくりたくない」「人を見下したくない」と言っていて、それは同意ですね。
結局1時間くらいいろんな話をして、最終的に
「仕事しに行くわ。ありがとう」
でわかれました。
こうやってモヤモヤする気持ちを正直に言ってくれるのはすごくうれしいです。でなければ、単なる洗脳です。そして、その生徒さんのモヤモヤをうけとったわたしもモヤモヤする。そういうモヤモヤの連鎖はとても大切です。
そんなことを考えているうちに定時です。帰りに少し寄り道して買い物したり。
家に帰ったらプチ工作。できたのはこれ。
スピーカーを置く台です。
飲みながらつくった割にはいい感じです[1]当社比
これで新システムが常用できますね。QOLがあがりそうだ。
footnotes
↑1 | 当社比 |
---|