さもありなん

朝、身体が動かないわけてはないけど、やはり疲れが抜けてない感じです。なので、少しゆっくりして車出勤。それでも普段と変わらない時間にガッコに着くので、なんかもやもや。
基本的には今日はとくになにもありません。なので、放送部のゴチャゴチャしたことをやったり、諸々雑事をしましょう。
と、副支店長が来ました。なので、支店長室へ。まぁいいことも悪いこともあるわけです。そんなもんですね。しかたないです。この期に及んでだけど、作戦を変更しますか。
若い教員の中にはいい感覚をしてる人もいます。でも、担任の経験はしてほしい。すると、担任が終わるまで待たなきゃなりません。そこまでの時間はない。そして、担任経験をしたってことは、それだけ今のガッコにいたことになるので、在籍年数が増えて、早期の転勤の可能性が高まるってことです。まぁしかたないですね。たぶんフツーのガッコになるでしょう。しかし、ほんとうに「拠点校」を失うことの意味をわかってないな。まぁでも、そんなもんでしょうね。「さもありなん」てやつです。
そうだ。この間、ふたつ呑み会が入ってきたけど、ひとつは体力の限界、もうひとつはダブルブッキングでキャンセルしなきゃなりません。思い切って声をかけてくれた人に連絡。おふたりとも快くキャンセルの申し出を受け止めてくださいました。すみません。
しかし、呑み会をキャンセルとか、数年前のわたしでは考えられないな(笑)。
なんか、あまりおなかが減ってないけど、とりまおべんとを食べて、ペーパー読み。が、眠い(笑)。
と、職員室に行くと、なにやら若手が「作文」してます。どれどれ。理由を聞くと、そういうことね。作文を見せてもらったら「背筋」が整ってないですね。なので「この文章はここに移動しようか。ここにひとつ具体的な話を入れようね。そうそう、もうひとつ、ここにこの文章を入れようか」とアドバイス。まぁ少しは背筋がまっすぐな文章になったんじゃないかな。我ながら器用だな。
そんなこんなで定時になったので退勤。帰りは用事があるのでウトロに寄りますか。実は今日呑み会があるけど、パスしたのでした。まぁでもSふぁんさんに話があるので、しばし謀議。ついでに呑み会の場所の近くまで送って、そのままおうちへ。
疲れたな。とりま、ビールを呑んで早めに寝よう。と思ったけど、クレイジー・ジャーニーの特番かよ!寝られないじゃん。

昔を振り返ったり

朝、しんどいなぁ。まぁでも、出勤しなきゃならんので出勤です。
朝の恒例行事をすませて、職朝→立番からの、1時間目は試験返しです。とにかくこのクラスの子らの最後の闘いは終わりました。あとはわたしが引き継ぐだけです。いつもの通り、子どもたちに1年間の感想を書いてもらって、最後の5分をもらってひとことコメント。
毎年、週6時間の授業を担当してるけど、ほんとうに濃密な時間を過ごしてるなと思います。毎年毎年、忘れられないことがいっぱいあります。ただ、このクラスはそれだけじゃなくて、サラダボウルのような子どもたちです。授業が終わって感想を読んだら、なんとなく「自分」を出してくれてる子が多くて、それがうれしかったですね。
とにかくこれで「数字」が確定したので、最後の成績処理です。成績が出たらペアの教員と小会議。原案ができました。
午後はなにをしよう。と、セクションのチーフとふたりになったので、少し話。「しんどい学校のやり方」をめぐる話です。
いまの同僚の人たちは、わたしがかつて担任をしてたときに事を知らないんですよね。てか、そもそも「ギョーカイ」で知られるようになったのは、担任時代の実践がきっかけです。そういうのがないと、単なる「机の上の論議」にしかなりません。でも、今の人たちは知らないから、たぶん「机の上の人」って思ってるんじゃないかな。なので、少し昔話をしてみました。まぁ、どうなるかわからんけどね。
やがて他の人が部屋に帰ってきたので、おしゃべりも終了。さて、なにをしようかな。そうだ、筋トレた(笑)。いや、筋トレ、1ヶ月以上やってないので、ヤバイです。
てことで、着替えて筋トレをして、その流れで走ることにしました。

本日のラン。
校舎と陸上のタータンをつなぐ、1周900mくらいのコースです。とりま5kmを目標にしましょうか。走りの前に筋トレをやったからか、なかなかスピードがあがりません。まぁ今日はこんな感じで淡々と走りましょうか。
結果、5kmを30分29秒でアベレージは6分05秒でした。1km毎のラップは5分53秒→5分57秒→6分13秒→6分09秒→6分11秒でした。
遅いですね…。まぁでも、これが現実ですね。受けとめましょう。

走り終えて、ストレッチをして、軽く仕事をしたら、定時です。
今日は帰りにマダンセンターに寄らなきゃなりません。「かずえちゃん」からお誘いがあったので、飲もうかと。サシか人を呼んでもいいかを聞くと、人を呼んでもいいとのことだったので、それなら久しぶりにマダンセンターで「鍋」を囲みながらの迎撃作戦だなと。
とにかく急いでマダンセンターに行って、野菜を切りまくります。そしてコンロを点火。沸騰したところで手羽元投入。そんなことをやってたら、ボチボチと人が集まってきたのでカンパイです。
ここから各自自己紹介をはじめますが、長い(笑)。まぁしかたないです。そういうメンバーです。そんなこんなで9時過ぎになったところで、水ようかんタイムです。うまいわ。そして「かずえちゃん」の自己紹介。深いですね。
なんだろ。たぶんこういう時間を過ごすことが、自分の人権教育の幅をつくりだすことになってるんだと思いますね。だからこそ、こういう時間を大切にしたいし、ここで得たものを子どもたちにフィードバックしたい。そして、わたしの「後継者」は、こういうことができる/できる人にしかなれない。
まぁでも、わからんやろなぁ。
そんなこんなで、11時が近づいて来たので片づけ開始。かずえちゃんがすべて洗ってくれました。ありがとー!また遊びましょう。

なにを「指導」の対象とするか

朝、少ししんどいですね。やはりアルコールに弱くなってるみたいです。どれくらい減らせばいいのか、試行錯誤かなぁ。いや、昨日は「63回目」なので、気がつかないうちに飲みすぎた可能性もありますね。
とりまそれでも出勤です。今日は試験最終日です。1・2時間目とも試験カントクが入っています。が、試験期間の前半、いろいろあったので、しかたないです。2時間目のカントクは担当しているクラスです。試験が終わったら、ターゲットの子が
「頼むし。落ちたらやめんとアカン。やめたくない」
と言ってきました。知らんがな(笑)。
「そやな。やめてそのかっこしてたら、単なるコスプレやもんな」
と言うと
「いややー」
と言ってました。そりゃイヤでしょう。
出してきたプリントを見たら、必死で問題を解いていた形跡があります。これをもっと早くにやれば、今ここで不安にならなくてよかったのにな。まぁでも、そうはいきませんよね。
カントクが終わったら平常点の計算でもしましょうか。うーん、ビミョーやなぁ(笑)。
今日はなにやらいっぱい「指導」が入ってるようです。もちろん協力はしますよ。が、モヤりますね。
なにを「指導」とするかは、生徒と教員の相互行為であり、教員間の言説によって構築されます。つまり、ある事象を「指導対象」とみなすかどうかは、状況と場面に依存するということです。
こんなことを書けば身も蓋もありません。てか、子どもらは怒るでしょうね。だって「指導」は「校則に依存する」のがタテマエですから。でも、実は校則はアンブレラ概念であって、細かなことは書いてありません。細かなことは「細かなところ」に書いてあって、それは常に更新し続けられています。言い換えると、「細かなところ」は、「指導の結果」を参照してつくられるってことです。で、その「指導対象」が状況と場面に依存しているわけですが、その状況と場面は、生徒と教員の相互行為だし、その相互行為の中で「なにを」問題とするかってことを、教員は解釈している。
まぁこんなことをゴチャゴチャ書くのは、言うまでもなくこの間読んでる『<教えること>のエスノグラフィー』の影響です。
てことで、おべんと食べて、指導が入ってくるかなぁと思っていたのですが、来ない。そうこうするうちにスタートの時間が来ました。
てことで、移動開始。今日は進路と労働局と人権の三者の会議です。会場に到着して、労働局の人から名刺を渡されたので、わたしも名刺を渡したのですが、あれ、裏側に「玖伊屋」情報が印刷してあるヤツやんかと。まぁ渡してしまったから後の祭りです(笑)。
会議の方ではいつものように「マッチング問題」についてひとこと。いや、職種・業種・人数別の集計データをもらえたので、これはええわと。
そんなこんなで午後の会議も終了。さてと帰りましょうか。少し早目に帰れたので、水曜日のための買い出しでもしましょうか。
そんなこんなで、1日終了。あとはビールタイムです。うまし。ビールのあとは日本酒をチビリ。

天寶一の生酛です。

これもおいしいけど、直汲み生のほうが好きかなぁ。

63回目

朝、動きたくありません。なんか、お酒に弱くなったなぁ。この間のcovid-19以降な気がします。感染の後遺症なのかなぁ。まぁでも、アルコールを減らすことになるので、そのほうがいいですね。
今日は何もないけど、まぁでも起きますか。てことで、10時前にのそのそ起き出して、朝ごはんを食べたのは10時半です。ブランチですね。ややこしい。
朝ごはんを食べたら、メールチェックとかブログ書きとか。なにせ、一昨日から昨日はパタパタしてたので、そのあたりがたまりまくってます。しかし、なぜこのブログ、ほとんど誰も読んでないけど、毎日書き続けるんだろうとは思いますね。が、たぶん記録のためだと思います。muchanの時からカウントしたら、23年です。間もなく四半世紀です(笑)。
ブログを書いたら走りましょうか。

本日のラン。エールを送って以来なので、1ヶ月近くあいてしまいました。とりま、いつもの6km+1kmコースを走りはじめました。最初の1kmが5分40秒を切っていたので、えらい速いなと。さらに次の1kmが5分15秒なので、びっくりです。ただ、ここでしんどくなって、ペースがガクンと落ちました。なので、5kmに変更しましょう。結果、5.1kmを29分07秒で、アベレージは5分29秒でした。1km毎のラップは5分37秒→5分15秒→5分40秒→5分58秒→5分45秒でした。
まぁ、久しぶりなので、こんなもんでしょうね…。

帰ってきて、汗がひくまでしばしダラダラ。その後、おべんとのネタづくりです。副菜をつくったら、お次はメインです。冷凍庫の中に鶏肉が残ってたので、解凍→味つけ→グリルで焼きましょう。焼いてる間はPCで調べもの。
焼いてるのを忘れてしまいました。しもた、焦げた(;_;)。
夕方は散歩。帰ってきたら晩ごはん。肉を少し焼いたけど、メインは魚です。うまいな。しかし、肉よりも魚のほうが脂っこいですね。まぁ、サバとか鮭のハラスだからか。魚の脂は日本酒で流すに限ります。
今日のお風呂は食後かな。そして少しウィスキーを飲んで、ハーブティーを飲んで、さて寝ようかな。
そんな63歳の誕生日でした。ちなみに、今日はパーリーはないのでした。なにせ、3日後にパートナーの誕生日が来るので、短期間に2回もやってられません(笑)。
しかし、なかなか先が見えないけど、とにかく前へ進むしかないか。

船頭をしろと…

朝、体調は激悪です。昨日、飲みすぎたのかなあ。そんなことないはずだけどなぁ。弱くなったのかなぁ。
とりま、それでも出勤です。朝の立番で、とある教員が昨日ペペロンチーノを食べすぎたのでニンニクくさいとのことでしたが、わたしもアルコールくさいな。
てことで、1時間目の試験カントクでは
「お酒くさかったらごめん」
と、先に謝っておきました。
午前は試験カントクにまみれて、あっという間に昼休み。
おべんと食べたら、明日の特殊業務の準備です。が、これも1時間ちょっとで終了。
やがて時間が来たのでオンラインの打ち合わせ。なんでも、5月に船頭になってくれと。えーと、うしろからいろんなものが飛んでこないか少し心配ですが、まぁ大丈夫でしょう。乗りかかった船なので、ちゃんと乗りましょう。
そんなこんなで、1日ボーとしながら過ごして、定時に退勤です。あかん。いろんなことをやる元気がありませんでした。

しっかりダラダラする・こもりん5日目

朝、目が覚めると7時過ぎです。日曜日なのに「もったいない感」がないのは、ここ数日しっかりと休めているからでしょうね。
外は雨です。ほんとうはそろそろ散歩がしたいところだけど、断念。いつもの通り、朝の行事をすませて、気がつくとお昼です。お昼ごはんをすませたら、読書開始です。なににしようかと思ったけど、チョイスしたのは『<教えること>のエスノグラフィー』です。
読みはじめると、なかなか最初のあたりがやっかいですね。おそらく「インタビューは語り手と聞き手の相互行為である(桜井 2002)」みたいな感じでひとことであらわせる「いま」ではなく、まさにインタビューとか参与観察とかが、相互行為であることを言いはじめたころのものなのかな。なので、言語行為論は出てくるは、現象学的社会学が出てくるは、もちろんエスノメソドロジーも出てくるは、とにかく「そこ」に至る道筋がていねいです。ものすごく勉強になります。が、すみません。ていねいに読んでいたら日が暮れるので、とにかくざっと読むことにしました。
てことで、そのあたりの理論的なあたりが終わったところで、本日の読書の時間は終了。まぁでも、明日からは「ライト」な感じのところになるはずです。じゃないと、読めない。
あとはシャワーを浴びて、クセスゴ最終回を見ながらビールを呑んで寝ましょうか。
しかし、ここ数日、ほんとうに充実していたなぁ。
次にこんな日を過ごせるのはいつなんだろう。

在宅勤務とか工作とか・こもりん3日目

今日は卒業式本番です。もちろん、職場には行けません。が、なんとなく緊張です。
とりま、部員や副顧問に連絡して、準備状況を確認です。なんでも「式歌」は加工バージョンを使うことにしたんだとか。まぁそりゃそうでしょう。
やがて保護者が入ってくる時間になりました。このあたりからは「待つ」ことしかできません。
が、その最中に、印刷屋さんから電話があったり、あれやこれやと各種連絡です。そんなこんなをしていると、11時をまわります。念のために職会資料に出ていた大雑把なタイムテーブルを確認すると、11時40分くらいまであるみたいです。てことで、頃合いを見て
「そろそろ片づいた?」
と連絡すると
「まだ片づけ途中です」
とのお返事。
「ごめん」
と返すと
「あとケーブル1本です」
とのお返事。そういうことかい!
その後副顧問とも連絡が取りあえて、とりあえずひとつアクシデントはあったけど、なんとかなったらしいことがわかりました。よかった…。ただ、課題は課題なので、「今回のアクシデントをいかにして回避できるようにするか」「アクシデントが起こったことをできるだけ早く確認するためにはどうするか」ってことは、ミーティングで話しあった方がいいかな。
まぁそれでも、3年前に引き続き、わたしがいない状況で卒業式ができたのは、将来的にはとてもいいことです。
ということで、午後はフリーになった気持ちですね。
それにしても、ふだんは職場のPCがメインで、家のPCはあまり使わないけど、今回のように家のPCを使う時間が増えると困るのが、実はマウスだったりします。現在はこんな感じです。

キーボードの位置はちょうどいいんだけど、マウスがビミョーに遠いです。さらに、手が固定できないので、肩に力が入って、メッチャ肩こりになります。キーボードスタンドにステーを噛ませて、マウスの台を近くに持ってくることを考えていましたが、それもめんどくさいなと。そう言えば、職場に使っていないタッチパッドがあるので、水曜日にそれを持って帰ってきてキーボードの間に入れようと思っていました。が、学校に行けなくなりました。さてどうするか。
つくるか…。
高さが250mmで、幅が200mm、できれば長さが400mmほしいですね。いろいろ探していたら、ちょうどいい「素材」が見つかりました。210x150x220の本が40冊入っていた段ボール箱でした。ということで、つくりました。

単に段ボールを半分に切って押し込んだだけです。それでも、ものすごく快適になりました。さらに、箱の中に入っていたものも入っていたものなので、愛着がわきますね。それにしても、なぜもっと早くつくらなかったんだろう。

工作のあとは読書です。
メッチャおもしろいですね。「教職アイデンティティ」のあたりとか「社会化過程」のあたりとか、「がってんボタン」を100回くらい連打したいですね。というか、若手教員はもちろん、中堅教員にとってもいい学びになるはずです。
てことで、読書に疲れたところでお風呂に入りましょう。きっとビールがおいしくなるはずです。
しかし、今日の前半は在宅ワークだったけど、後半は有意義な時間だったかな。

摩擦係数を増やす・こもりん2日目

朝、ムダに目が早く覚めます。が、とりあえず寝ましょう。が、昨日ほどの体調の悪さではないですね。検温すると、ほぼ平熱です。頭痛も、たまにズキンと来る程度で、悩まされるほどのことはないです。
とりま、朝ごはんを食べて、さてどうするか。
最大の難問は今日の午後にある卒業式の予行と、明日の午前にある卒業式本番の放送です。とりま昨日副支店長に「今週休みます」という話はしてあります。
そうそう。今回は「感染してすみません」は絶対に言わないでおこうと思いました。やはり現在もcovid-19にかからないための「予防」的なことはあります。が、それが行きすぎると「予防に失敗した人」になってしまう。そして、その自認があるから「感染してすみません」になる。でも、相手はウィルスです。なので、感染は起こりべくして起きる。感染したときに「とりみだす」。それでいい。だから「とりみだしたこと」は話しても「謝らない」。
と同時にもうひとつ、「ありがとう」はいっぱい言おうとも決めています。教科に、セクションのみなさんに、そしてなにより放送部に。
ただ、放送部に「ありがとう」という前にやらなきゃならないことが山のようにあります。
てことで、今日の予行についての諸連絡をひたすらします。さらに副顧問にも同じ連絡をします。同じ連絡をすることで、何が起こっているかを共有してもらうこと、そして適切なアドバイスをしてもらうためにです。
まぁ、機材セットはそれはそれ。予行の進行も、まぁそれはそれ。と、なんでも「式歌」が3番まであるのを1番しか使わないんだとか。うーん。予行ではフェードアウトで処理したみたいだけど、不細工だよな。やるか。
ということで、いつものsound engineとradio lineでちょこちょこいじって、無事加工を終えました。こいつを副顧問に送って、今日の業務は終了です。さすがに疲れた。
さてと。あとは読書の時間にしましょう。何を読もう…。そうだ!『〈しんどい学校〉の教員文化』だ!

読みはじめると、とまりませんね。おもしろい。ただ、たぶんこの世界は、いまのうちの教員にはわからないだろうなぁ。
例えば、しんどい生徒が踏みとどまるのは、教員の力じゃないんですよね。子どもたち同士の「摩擦」の中で漏れ落ちないんです。でも、子どもたちの間にある摩擦係数が低ければ、漏れ落ちてしまう。わたしたちができることは、その摩擦係数をいかに増やすかってことです。それが「集団指導」であり、具体的には「クラスづくり」なんです。<しんどい学校>の教員は、教員だけではどうしようもない状況を経験しているから、やはり集団の力に頼らざるを得ない。ところが、そこまでしんどくない学校だと、教員の力でなんとかなってしまうから、集団の力に頼るという発想も経験もなくなってしまう。すると、全部ひとりでやらなきゃならなくなって、つぶれる。
わたしが担任していたとき、同時に3人くらい謹慎になったこともあったけど、のんきなもんでした。毎日生徒の家に行ってしょーもない話をして、クラスの話をして、次の日はクラスの中で謹慎の子どもたちの話をする。それだけでも摩擦係数は増えます。そして学校に帰ってきたときに受けとめてくれるのは、クラスの子どもたちです。だから漏れ落ちない。
もちろん中村さんがインタビューしたり参与観察した小中学校よりは、はるかに楽なシチュエーションだったとは思います。それでもやっぱりそういうやりかたは有効なんですよね。
てことで、もちろん全部読み切れないので、明日の楽しみにしておきましょう。

悪化の結末・こもりん1日目

朝、目が覚めると、体調は微妙です。熱を測ると、やっぱり37.5℃くらいです。頭痛もします。どうしよう…。とにかく今日は休みましょうか。なにせ、明日が卒業式予行で、明後日は卒業式です。そこまで体調が悪いままだとヤバイです。
が、ここでもうひとつ、迷いごとが。お医者さんに行くかどうかですね。「特休」をとるためにはお医者さんに行かなければなりません。てか、発熱と頭痛を理由に「休みます」と言ったら、当然お医者さんに行くと、誰もが判断しますよね。問題は、そこで検査するかどうするかです。
なんとなくこの時を思い出しますね。あの頃は街のあちこちに検査場がありました。が、今はない。が、お医者さんに行ったら、当然検査をすることになります。問題は、インフルにしろcovid-19にしろ、陽性反応が出たら5日間休まなきゃなりません。となると、卒業式の放送ができなくなると言うことです。が、陽性が出る状態であるにもかかわらず、職場に行ったら、それはそれでウィルスをまき散らすことになるので、まずいです。
ということで、お医者さんに行くことにしました。で、結果はこれです(笑)。

たぶんそうだろうなと思っていました。が、どうせならインフルがいいなと思っていました。理由は簡単で、薬が安いからです。案の定
「薬、どうされますか?処方箋を入れたら20000円くらいしますけど」
「やめときます」
代わりにカロナールを処方してもらいました。こちらだと処方箋代180円プラス薬科代440円で、合計620円です。
家に帰って、あちこちに検査結果を伝えて、明日と明後日についての段取りをして。そんなことをしていると、頭痛も軽くなってきたし、熱も下がってきたし、少しずつ元気になってきました。これも3年前と同じですね。ちなみに、少し後の日を見ていると、見つけました
ーーー
でも、とにかく本丸です。書籍化です。ここから逃げたのではなにもならない。
精神的に追い込まれそうだけど、とりまプリントアウト。そして読む…。
あのきつかった日々がもどってきます。あぁ、ここは苦労したなぁ。あぁ、ここはごまかしたなぁ。いろいろあります。が、読みながらふと思ったことは
「案外おもしろいやん」
ってことです。
確かに修正点は山のようにあります。ただ、あの時に受けた指摘に答える方法は、なんとなく今はわかっています。そのための1年10ヶ月です。なので、修正点の多さにめげたらダメなんでしょうね。それよりも「生き残る」ところの方がはるかに多い。であるならば、やはりそちらを頭の中に入れて向きあう必要がある気がします。
なんとなく、前を向けそうだな。
ーーー
これが書籍化に向かう初日だったんだなぁ。
まぁとりあえず今できることは読書か(笑)。

と、おちついて昨日もらったラインを見ると、おそろしく心が揺れる内容でした。どうしよう。のるかそるか。おそらく「個人」レベルでは「のる」がありなんですよね。でも、個人ではどうしようもないことがある。激しく迷って「そる」返事をしました。
しかし、個人を捨てているってことだけは、伝えないとアカンやろな。

体調悪化

今日は午前はヤクゲト、午後は出張です。なので、朝は少しゆっくり。とは言え、ヤクゲトしてるお医者さん、かつてよりも診察開始時間が早くなって、かつ診察してる曜日が減って、きっとたいへんなんやろなぁ。
ちなみに
「本、出ました!」
と言ったら
「買います!」
と言ってくださって、申しわけないけど、うれしいですね。たぶん、同年代の人で、いろいろ共通することがあります。
ヤクゲトが終わったら、少し寄り道して、そのままいったんおうちへもどりましょう。午後の出張は「母校」なので、家で昼ごはんです。ついでにパートナーにヘッド&肩をもんでもらうなど。実は、この間ホテルに泊まったとき、枕の高さが高すぎて肩がカンカンになってるんですよね。
で、午後の出張です。京都の府立・市立・私学が一堂に介して進路と人権について発表する研究会です。それぞれのカラーが違うので、おもしろい。さらに、たまに進路についてのレポートがあって、わけがわかりません。
まずは府立高校のレポートに甘噛みです。
「あの、アイマスク体験は何を目的としてやって、どういう感想がありましたか?」
体験はあくまでも体験でしかないし、それは当事者の体験をなぞることにはなりません。
「だって、全盲の人、暗闇の中でも苦労しないって言ってはりました」
苦笑されました。
私学のレポートに質問です。
「あの、ぶっちゃけ、講師料はいくらですか?」
笑われました。が、大切です。
「言えないけど、かなり高いです」
まぁそういうことです。別に私学をどうこう言うつもりはなくて、それぞれがそれぞれの条件の中でやるってだけのことです。ただ、大切なのは、そのバックを明らかにする必要があるかなということです。なので、わたしのバックを。
「かつて生徒から500円とって人権学習したら、管理職から「やりすぎ」って言われてつぶされました」
しかし寒いな。ドアが開いてるからか。てか、母校は北国にありますからね。
そんなこんなで研究会終了。今日はK藤くんと会う約束があるので京都駅に向かいます。が、地下鉄がまた寒い。てか、なんで送風してるねん。風が冷たい。
で、合流場所へ。とにかく鍋でもつつきましょう。が、だんだん寒くなってきました。てか、これ、やばいぞ。もしかしたら熱があるかも。
K藤くんとはいっぱいしゃべりたいことがあるけど、体調が悪すぎてもちません。なので、1時間半で終了。熱を測ると、37.6℃です。微妙な熱ですね。とにかく寝ましょうか。
と、目が覚めると10時過ぎです。少し体調がもどったかな。まだおべんとを詰めてませんでした。さらに「メイン」もつくってませんでした。なので、そんなこんなをやって、再び寝ましょうか。