歩く→流行病→歩く→会議の作法?→アウェイ

今日は午前午後と会議の出張があって、夜は呑み会。長丁場です。てか、夜の呑み会、めんどくさいです。
とりあえず、午前の会議のために第二の故郷へ。毎回思うけど、この図書館へ行く強烈な登りの20分、なんとかならないか?まさか、頭を鍛える前に身体を鍛えよというわけでもないだろうけど、ほんとにこれはアカンと思います。

で、会議。
子どもたちの学力について話し合う、とてもおもしろい会議です。
それにしても、やはり「発達障害」は流行ってるのかな。単に気づくようになって顕在化しただけなのかな。それとも、子育てのあり方が変化したのかな。いや、「子育てのせい」なんじゃないんです。「子育ての変化」が「顕在化を促した」のかなってことです。あるいは、みんな検査をするようになってボーダーの裾野が広がったのかな。よくわからないけど、「増えた」ことは確かなようです。
これ、実は「GID」にも同じことが言えるかと(笑)。流行りなのか、顕在化なのか、それが社会の変化によるものなのか子育てによるものなのか、はたまた感染してるのか。なんしか「増えて」いますからねぇ。
まぁ、そんなことを考えながら、ムラの子たちの学力について、変化したこと変化してないことなんかについてみんなで話し合いました。

で、会議のあとは次の会議の場所へ移動。これがまた、メッチャめんどくさい。並行して走るふたつの鉄道の間はけっこうあるのに、その間をつなぐ交通機関はありません。しかも、出張先は両方の鉄道の外側にある。
途中

を食べて、再び田んぼの中を30分ほどテクテク。メッチャ湿度が高くて大汗かきました。

午後の会議は人権担当者の会議です。
会議の司会ってむずかしいですね。いかに参加者にしゃべってもらうか。今年の担当者はけっこうお互いを知ってる感じなのでやりやすいんですけど、会議のまわし方でしゃべるかしゃべらないかが決まります。
なんか、いろいろ考えたけど、たぶん司会がしゃべりすぎないことが大切なのかなと。でなくて、話をまわす。論点を明らかにして、意見を募る。はじめのうちは、出なければ指名もあり。で、締めくくり的な発言が出たら、「まぁこんなところですかね」と終える。最後を司会がまとめちゃうと、常に司会の私見で終わってしまうので、参加者が発言しなくなってしまう危険性がある気がします。
今日の会議は途中、司会者が放置してくれたおかげで(笑)、ずいぶんと意見交流ができたかな。ちなみに、京都府南部では特別支援学校の地殻変動が起こっているようです。

で、夜の呑み会にそなえて、いったん職場へ。雑務をわわわ!とやっつけちゃいます。で、夜の呑み会の前に駅までテクテク。必要な切符をゲットして、呑み会会場へ。
今日は生徒指導関係の人々の呑み会です。なんでわたしがそんなところに行くかというと、わたしは生徒指導部に属しているからです(笑)。
にしても、アウェイ感はハンパないです。
なにせ、もとから他校の教員を知らない。しかも、根っからの文系畑で来たから、横のつながりのない人間関係の中にいます。なので、ますます知らない。さらに「大部屋」にいなくなって久しいので、自校の教員すら知らない(笑)。
そんなところにもってきて、そもそも話題があわない。
まぁそんなこんなで、ハンパないアウェイ感に身を包まれると、人は自然に無口になって、自然とお酒を飲むようになるのです。
てことで、紹興酒を半分ほど飲んだところで「あ!これはアカンやつや」と気づいて、水を飲んでました。
でも、そんな中、優しい人もいるわけで、ひとりでいると横に来てくれて話をしてくれるとか、ほんとにありがたい。
でも、家に帰って汗ダクの身体をシャワーでなんとかして、ビールを飲んだ瞬間、ようやく緊張した笑顔がほどけましたとさ。

さすがは!

今日は夕方から大阪府北中部の学校でお座敷です。与えられた時間は1時間。でも、テーマは壮大です(簡単に言えば「専門外まで含む」ってこと)。
にしても、今日は暑い!時間があったので、迎えを断って、会場まで歩いたのですが、止まった瞬間汗が吹き出しました。にしても、途中小学生に「どこ行くの?」ってナンパされたのはおもしろかったなぁ。あ、ナンパじゃないか。不審者か(笑)。
で、お座敷開始!
今日も快調に飛ばします。が、舌がもつれる。あれか、口の中の水分が足りてない?とにかく、水分補給しながら、1時間しゃべりまくりました。ちなみに、わたしは話をしながら考えをまとめていくタイプなので、時計を見ながら「ここの説明はこれでいくか」とか考えます。特に新ネタはその要素が強いので、毎回ビミョーに変化する。やがてその変化が収束はしていくんですけどね。なので、今回のネタは、まだしばらくはふらつくかな…。てか、まだまだ勉強が足りないのですよ。
それにしても、聞いている人たちの反応がおもしろい。「うんうん」と力強くうなずく人もいれば、とにかく唖然としながら、それでも聞いている人もいる。でも、それでいいんですよね。既知の知識を確認するうなずき、未知の知識を獲得する唖然。すべての反応が楽しいです。
そんなこんなで、1時間吹っ飛ばして、なんとか終了。よかった…。

で、今から京橋で、とあるM原高校の生徒のI川さんと待ちあわせです。
この松B高校、3年生になると卒業論文みたいなのがあって、それのためのインタビューだとか。すごいなぁ。で、待ちあわせの打ち合わせの中で「わたし、るるくをやっていて」って出てきたから、これまたすごいなぁ。
そもそも、MB高校、バリバリの同推校で、「一切の差別を許さない学校」です。そんなこんなで、ここ数年で言うなら、バリバラなんかにも出ていたりもします。
で、今日の話を聞いてくださった方おふたりと、合計4人でお店に入って、あーだこーだと話。
インタビューもおもしろかったけど、そのあとの話もおもしろい。てか、ほとんど一方的に話してたな^^;;。
やがて、I川さんは「門限が」ということで帰られて、残った3人はもう少しお店にいて、それでも少し早めに帰りました。

にしても、暑さにやられたな…。

流れに身を任せるな!

土曜日に、なにやら「相談したいことがある」との電話があって、「いつがいい?」と聞いたら「月曜日にRぽたんと会う」とか言うので、まぁつきあいやなと思って、わたしも合流することになって、仕事終わりに難波まで出るはめになってしまいました。
で、居酒屋に入ってダラダラ話をしていたのですが…。
その子、とってもいい子です。でも、あまりにもよすぎて、あまりにもまわりに感謝をしすぎて、我を通せない。だから、思うようにトランスできない。だから、まわりでトランスしてる子を見るとうらやましいけど、でも「トランスできないのはしかたない。自分のせい」って思っちゃう。で、そんな自分を支えてくれるまわりに感謝する。
そんな子。
そんな子に、わたし(たち)は何が言えるのか。
R「これ、ほしい?」
リアップレディスバージョンです。Xさん、黙り込みました。
R「どっち?」
X「ほしいです」
R「これを手にとったらどうするかわかってるね?」
目の前でリアップをチラつかせるRぽたん。悪いヤツです(笑)。たたみかける悪いわたし。
い「髪の毛切れって言われたらどうするの?」
X「前髪は…」
違う!説教がはじまります。
で、総括。
い「どうしたらいいと思う?」
X「もっと自分のことを考える」
い「考えるじゃねーよ!」
X「自分がやりたいことをやる」
い「それだよ!」
やりたいことをやってるRぽたんとわたしは、きっと悪いヤツらです。でも、トランスってほっといたのではできない。流れに身を任せると、自然とassigned genderへと流されていく。その流れに抗うことをトランスというんだと思うのです。
散々そそのかしておいて、悪いふたりは別のお店へ。あ、財布の中、38円しかない。ごめん、Rぽたん、貸して^^;;。

セリフーが飛んだー♪→2ヶ月遅れの誕生日会

朝、動きたくない…。考えてみたら、昨日は飲み放題で、ずっとワインを飲んでいたんですけど、切れ目なく飲んでいたからどれくらい飲んだんだろう…。ヤバイですね。
でも、行かなきゃなりません。なにせ、今日は午前中に東近江市でお座敷です。
もうろうとした頭で、とりあえず、近江八幡駅に着いて、さてどうするんだっけ。メールの過去ログをあさって、その後わたしがとらなきゃならない行動を確認したり。で、車に乗せてもらって、いきなり二日酔いであることを自白しました。まぁ、和やかに笑ってもらえたからよかったよかった。
会場に着いて、水をもらってゴクゴクゴク。おいしい水です。井戸水だそうです。鈴鹿山脈の伏流水です。で、しばし休憩。頭の中で少し復習。だって、「基礎編」話すの、いつ以来だろう…。

で、10時になってお座敷開始。
とりあえず、マクラを振って「これから2時間ほどおつきあいのほどを」で、いよいよスタート。表向きは笑顔ですが、内心久しぶりなので緊張です。
なんか、少々焦りがあるのか、いつになく早口な自分に、少し不安を感じます。残り時間をチラチラ見ながら、瞬時に「このネタ入れようか」「入れよう」「やめよう」と判断しながら話をするのがいつものパターンですが、なんかうまく読めない。うーん。
そんなことを考えながら話しているうちに…。
ヤバっ。次のネタなんだっけ^^;;。
「すみません、セリフが飛びました」
やってまいました(;_;)。
それでもなんとかかんとか最後まで来て、残り40分ほど残して基礎知識に突入。質疑応答の時間がとれるなとひと安心した瞬間、司会の人が前に出てこられたのが視界に入りました。
「あの、もしかして、11時半まで?」
「はい」
やってもた!
「すみません!あと5分ください!」
とウソをついて10分もらってなんとか終了。まぁでもおかげさまで、グダグダ言わずともひとことで説明できる言葉を発見できたのでよかったです。必要は発明の母です(笑)。
ほんとに久しぶりの「基礎編」でしたが、みなさんの笑顔に元気づけられてなんとか最後までいけて、ホッとしました。

で、近江八幡まで送ってもらって、駅前のラーメン屋さんで昼ごはん。熱いスープが五臓六腑に染み渡ります。
で、家に帰って、そのまま布団の上にダウン。限界です。

で、夕方に起き出して、外出のしたくです。
今日は2ヶ月遅れの母親の誕生日会。実家近くのピザ屋さんで晩ごはんです。
下の子どもが「サイゼリアみたいなところ?」と聞くので「ちゃんとしたピザ屋さん」と答えておきましたが、ほんとうにちゃんとしたピザ屋さんでした。
おいしいピザとおいしいワインを飲んで、その後実家でケーキを食べて、11時に帰宅。
あかん、限界や…。

飲み過ぎました。

今日〜明日、大山とか米子とか、とにかく鳥取県西部の人たちが研修で京都に来ておられます。で、飲もうかと。
ちなみに、この人たち、なんだかすごいです。なにがすごいかというと、今日お誘いを受けているのは京都大阪の人でかつて鳥取県西部に呼ばれた人たちで、メンバーが中村◯成さんとかKり本知子さんといった飲んだくれとか、こちゅかるさん@食通とか、なかなかのメンバーです。ま、わたしはどっちでもないですが(笑)。
お店は「味仙」。いつも前を通りながら、「おいしそうやなぁ、高そうやなぁ、マダンセンターで宴会やしなぁ」と思っていた店です。
で…。
まぁ、なんしかたいへんな呑み会でした。もう、なにがなんだか…。とにかく、呑んで食べて呑んで呑んでしゃべって呑んでみたいな。でも、それはきっと大山の人たちの空気がそうさせてるんでしょうね。楽しさと真剣さが同居してる。真剣だからこそ楽しく飲める。いろんなカムアウトもあったりして、ますます楽しく呑める。
ちなみに、楽しさって、「即時的なおもしろさ」とはまた違うんですよね。その時は涙が出ても、楽しいんです。
そんな時間が過ごせたものだから、もちろん帰りの記憶はありません(笑)。

総括

で、当然呑み。三重県外教の人たちって、全外教の人たちの中でも少し空気が違う気がします。柔らかいっていうか、なんというか…。
でも、みなさん、真剣に人権にとりくんでおられます。なので、話も弾むし、お酒も弾むし(笑)。
そんななか、今日も天邪鬼的発想で、みなさんを煙に巻いてしまいました^^;;。
ちなみに、今日気づいたのは、わたしの発想法って「チンジャラ発想法」なんだなってこと。なにか、ヒントになる言葉がぴょーんとパチンコの台の中に入ったら、あとは釘の間をカチャカチャ動いて、チューリップに入ったらジャラジャラ玉が出てきてみたいな。なかなかにやかましい(笑)。
で、8時前にお開き。帰りの電車の中ではぐっすり寝…。と、一本のメールが来て青ざめました(;_;)。
あしたから、忙しくなりますね(;_;)。

サシ呑み

今日は朝から組合の定期大会です。何が悲しくて土曜日の9時に集合やねんとは思うのですが、議長を引き受けたからしかたありません。
とにかく「時差ボケちゃいます、呑みすぎです」と言い訳しながら議長をこなしました。
で、午後からは某在日外国人教育関係の会議です。ほんとはサボりたいけど(笑)、事務局次長がサボったらあかんわな。てことで、会議に出たのですが、会場がいつものところではなくマダンセンターです。和室です。耐えられません。休憩時間にベッドに寝転んだら、本格的に寝ちゃいました(笑)。
でも、なんとか会議に復帰。
その後の飲み会は、「わかば」です。ここでもfacebookでAwardのことを知ったなかまがお祝いしてくれました。
でも、ここも早々に離脱して、ダメダメ先輩と合流。久しぶりにサシ呑みです。お店はお福。なんでこんなとこ知ってんねんという話なんですが、A久◯さんの紹介で前に来たことがあるということでして。で、飲んでいると、あとから入ってきた妙齢のカポーが話しかけてきてくれて、いつの間にかママさんも入れて5人でカラオケ大会です。
いやぁ、楽しい!
とは言え、10時半にはお店を脱出。実はマダンセンターにパソコンを忘れていたという(笑)。ダメじゃん…。

見たことないよ!

今日は、わたしにものすごく大きな影響を与えたK納さんと呑む会です。ちなみに、この会を設定するきっかけになったのは、うちの卒業生で大学教員やってるMなみちゃんとの再会で、そのさらにきっかけになったのは、放送部の卒業生のN田さんがテーマにトランスジェンダーを選んだおかげだったりします。
で、せっかくなので、酒豪のN村さんも誘って、4人で東九条の韓国料理のお店に集合。
なんか、K納さんを囲む会のはずが、のっけからAwardについてみんな話はじめたり。
にしても、外国のというか国際的なというか、そーゆーAwardって、基本的にはなんなのかがわかりません。「説明して」って言われても「wpathってのがあってね」からはじめるしかない。てことで、そこからはじめて
い「outstanding student contribution awardだから…」
M「outstandingってなに?」
これがわかりにくいというかなんというか。だって、「stand」の「out」ですよ。いちおう辞書を引くと「傑出した」とかあるけど「未決済の」みたいなのもあって、なかなか笑えます。
で、ここでサプライズです。

こんなすごい花束、もらったことはもちろん、見たこともない!うれしいなぁo(^^)o
でも、そんなこんなの話をしながら、当然ビールを飲んで、おいしい料理を食べて、話は障害女性の方へと流れていくわけです。だって、本来はK納さんを囲む会ですからね!
なんか、障害女性たちで国連なんかの会議でロビイング活動したりした話を聞かせてもらって、たしかにそんな闘い方もありかなぁと思ったりしました。たぶんそう思うのは、APTNの人たちを知ったからなんでしょうね。
そんなこんなで、ワインを飲んで、ハイボールちゃんとした濃い目を飲んで、お開きです。
またこの人たちと呑みたいな(^^)。

2年後へ向けて・wpath(6日目)

朝、最終日に行くSさきさんは早起きです。タフです。M木ちゃんも起きてます。なんか、玖伊屋の朝です。しばらく3人で話をしていたのですが、起きてこなくちゃならないRぽたんが起きてこない。そろそろタクシーが来るぞ。と、起きてきました。
「目覚ましかけるの、忘れてた!」
なにやってんだ(笑)。

そうこうするうちに、O田さん登場。Yのさんも登場。そこから、昨日のジェンダーポリスの総括会議の開始です。
今回集まった人のうち、特にHがしさん、Sさきさん、T田さんはフェミ分が強い人たちです。わたしはというと、そこまで強くはないだろうけど、意識して生きています。だからこそ、ジェンダーポリスなんてのが出動をする。Yのさん、たぶんその毒気にあてられたんでしょうね。少ししんどかったみたい。でも、わたしはそのしんどさは大切なんじゃないかと思うのです。それは、わたしも別の種類ではあるけど、ジェンダーフェミニズムに触れた時しんどさを感じたからこそ思うのです。なので、そんなこんなを話しあったり。
そうこうするうちに、「片づけしなくちゃ」ということで、バタバタ片づけ開始。
10時半くらいにすべてを終えて外へ。
と、なんか、すごい車がやってきました。放水車で道路のゴミを吹き飛ばし、そのうしろをゴミをかき集める車が続きます。それを見て、なんか「いいな」って思いました。アムステルダムではゴミは毎日収集しているそうな。で、ゴミを収集した時に袋が破れたりして、多少ゴミが散乱します。それを掃除しておられるんですね。もちろん「仕事」です。この掃除を地元住民の自主性に任せるのではなく、公共の仕事としておこなう。これって、雇用の創出です。オランダの税金はとても高い。でも、それがこういう形で還元されることで、社会全体が豊かになる。なんか、みんながのんびり幸せそうな顔をしてるのは、そんなあたりにあるのかなぁと思いました。
やがて、タクシーが迎えに来ました。ゴミ収集車のうしろをのんびり走ります。イラつきはない。たぶん、当たり前のことなんでしょうね。跳ね橋があがって、船が通る。ここでもイラつきはまったくありません。なんか、いいなーって思いました。

さてと。あとは空港でチェックイン。わたしが原因でO田さんが飛行機に乗り遅れかけるというパプニングはあったものの、無事飛行機に乗車。肘掛けに肘を置くRぽたんにジェンダーポリスが出動したものの、無事飛行機は飛び立ちました。
さてと。日本に帰るか。
そして、2年後のwpathにもう一回参加しよう。その時までに、おべんきょも実践も、そして語学も高めよう。やるべきことはいっぱいあります。
が、アルゼンチンなんだよな(;_;)。

逃げられない・wpath(5日目)

朝、少し早めに起きてポスターの「仕掛け」をつくります。いや、昨日みなさんのポスターを見たら、A0版のきれいなポスターだったんですが、わたしのはA4を貼りあわせたものです。でも、せっかくなので仕掛けをつくったんですよね。てか、完全に「ネタ」に走ってます。
実は、わたしはもともとオーラルで申し込んでいたのですが、ダメで、「ポスターでもやるよ」にチェックしてたので「ポスターになったよ」ってメールが来たんです。で、きっと「ポスターは出したければ誰でも出せるんだろう」と思ってたのですが、Kうさんが言うには「審査があるに決まってるやん」とのことでした。しまった、それならもう少しマジメにつくればよかった。と思ったけど、後の祭りです(笑)。
てことで、ポスターをリュックに詰め込んで、会場へ。ふむ。日本人は誰もいません(笑)。
とりあえず、入口近くのところがポスターの設置場所だったので、さっさとポスターを貼ることにしました。

貼り終わったら、とりあえず会場の中へ。と、数人の方から「Congratulation」と声をかけてもらいました。昨日とはうってかわってラフな格好なのに、わかるんだな^^;;。
でも、これでまったく逃げられないことがわかりました。
やはり、ここにきて、連日の夜中までの飲み会の疲れが出てるのか、マジでしんどいです。そしてなにより眠い。会場の中の空気がしんどくて外にあるブランコで寝転んで休憩。でも、雨と風で寒い。なので、中に入って温まって。そうそう、ポスターを見なくちゃ。昨日はどちらかというと医学系が多かったけど、今日は社会学系や運動系もチョコチョコあります。また、医学系も少し違います。なかなか楽しい。中でも、ナラティブセラピーを導入した臨床のポスターとか、メッチャ小さい子どものケーススタディのポスターとか、ものすごく興味深いものがありました。それにしても、今のトレンドは、やはりGICなんですね。それから家族問題かな。そんなことを考えているうち、ようやくHがしさん登場。てか、よくポスター完成させたなと。で、貼るのを手伝ってから再び会場の中へ。
と、「トーマスさん」がやってきてあいさつ。ここからHがしさんによる「ソギー/ソジー」リサーチのスタートです。ところが、Hがしさんがトーマスさんの話をしているうちは3人だからいいのですが、よその人のところにリサーチしにいくと、トーマスさんとわたしの二人きりになっちゃいます。「まいったな」と思ったら、トーマスさんの助け舟。
と「どこで教えてるんだ?」
い「Between Kyoto and Nara」
と「おぉ、伏見稲荷なら行ったよ!知ってるかい?」
い「Of course.There are many red Torii.」
と「そうそう。狐憑きもあるな」
い「Kitsune-tsuki is very afraid」
と「んなことねーよ。うちの庭にはfoxはいっぱい来るよ。餌付けしてるさ。かわいいよー」
い「Ah,fox is very pretty. But kitsune-tsuki is afraid」
みたいな会話。優しいなぁ(^^)。
そんなこんなのうちに、ランチタイムが来ました。この1時間はポスターの横に立って質問受付をしなきゃなりません。恐怖の時間です。ただ、幸いにしてみんなが横にいてくれたので、少し安心かも。で、結局2時間ほどそこにいて、疲れてきたので一度帰ろうかと。

ここから、雨の中を少し観光です。とりあえず、「アンネの館」に入ったはものの長蛇の列であっさり却下。てか、「からくりのある家なら忍者屋敷行ったし!」「隠れるところならガマに行ったし!」とかいう不届き者なので、行くつもりもなく。それよりも行きたかったのは「HOMOMonument」です。ここは、ナチス時代に、同性愛者が集められて収容所まで行進をさせられた、その出発地点です。その負の遺産を忘れないためにモニュメントがあり、たくさんの花が捧げられています。

中にはレインボーフラッグもあるし、トランスジェンダーフラッグもあります。なんか、そんなのを見て「ここに「わたしたちの存在」が、きちんと位置づけられているんだな」って思えて泣けてきました。と同時に「新木場にこんなのあるんだろうか」とも思いました。

で、観光が終わって(笑)、アパートへ。しばし休憩してからポスターはがしに再び会場へ。
途中、化粧品屋さんに声をかけられて、もらったグミを一口かんだら石鹸だったのはご愛嬌。
ポスターはがしてると、何人かから再び「Congratulation」と声をかけられちゃいました。ヤバイよ、完全に覚えられてるよ(笑)。ほんとに逃げられません。
てことで、わたしにとってのwpathは終了。

あとはアパートに帰って打ち上げです。

みんなでジェンダーポリスを出動させまくりーの、別件をすませてわざわざ来てくださったHがしさんに「謙虚になろうよ」と説教たれてしまいーの、楽しい夜は更けていきました。