stn21のセミナー→卒業生の会

今日はイベント2連発です。
でも、午前中は家の中でゴロゴロ。昨日の食べすぎと飲みすぎをなんとかしなくちゃ。
で、昼前から行動開始。とりま同志社大学に行きます。イベントひとつめはセクシュアルマイノリティ教職員ネットワークのイベント「セクシュアルマイノリティとしても教職員vol.2\」です。それにしても資料が重い。
大学で今日のレポーターのKずみさん@千葉と合流。視聴覚器機の確認だけやって、すみやかにランチです。もちろん、向かうは心のふるさと天一です。うまいわ。

食べ終わって会場にもどると、当然のことながら参加者の方々が来ておられます。笑われました。
で、イベントスタート。まずは分科会。わたしは第1分科会、Kずみさんのレポートの司会です。
Kずみさんのレポート、なかなか興味深いです。もちろん総学を使った「LGBTQ研究」そのものもすごいです。でも、後半のおまけがまったくおまけになっていない。こちらが本論っぽいです。まぁそれはそうかもです。基本的に「LGBTQ研究」は実践だし、子どもたちが研究をするわけで、教員としてはいかに場をつくるかってことですからね。それに対して、後半はご自身のことやご自身が研究をされたことですから、厚さの方向性が違います。ところどころにきちんとネタをぶっこんでおられるのですが、みなさん笑っていいのかどうかとまどっておられたのが残念でした。てか、そこは司会の腕の見せ所だったはずだよな。
で、後半は全体会。東優子さんの講演「性と身体:自律とインテグレーションをめぐる議論」です。なんだかむずかしそうに見えるけど、性の健康と権利をめぐる歴史と現状ってあたりの話でした。こういうのを聞くと「知ってないといけないよね」ってあらためて思いますね。こういう話を踏まえた上で話をするのと、踏まえずに話をするのではまったく話の厚みが違います。終わったあとにほっしーが、ちょっと興奮気味に「話、すごくよかった。勉強になった」って言ってたけど、ほんとうにそんな講演でした。
で、速やかに懇親会へ。ここではカミングアウトするかどうしようか悩んでいる教員と同じテーブルになりました。なんか「わたしはこうだからこういう処遇で扱ってほしい」というカミングアウトにはどうもなじめないんですよね。ではなくて、社会を変えるカミングアウトが必要なんじゃないかと思うのです。でも、なかなかむずかしい。その点うちの組合はたいしたものですよね。わたしを女性部長にするわけですからね。まぁでも、社会を変えるっていうのは、そういうことを積み重ねた先にあるんだろうな。
まぁそんなことを話しているうちに懇親会終了。

ここからほっしーともうひとりで東九条に移動。卒業生の会です。
マダンセンターに到着すると、すでに鍋の準備がほぼできています。今日はいつになく人が多い。京都の卒業生が2人来ています。と、うちのガッコの卒業生が来て、さらにうじも来たりして、大盛況です。あかん、酒が進むやんか。

すごくサービスしてもらったo(^^)o

今日は1年間の総決算の日です。なにかというと、当落を決める教科会議です。さてと、わたしのクラスから赤点が出るか?
ちなみにわたしは成績担当。当落を最も早く知れる立場です。昨日のうちに成績が入っているので、わたしは見込み点を計算したりソートして成績をつけたり。ちなみにexcelなんでvlookupを使えばいいじゃんと思われがちなんですけど、いろいろ考えながらやる作業でもあるので、最終的には手作業と変わらないかな。
で、ギリギリ教科会議にデータを間に合わせて、ほっと一息です。
教科会議が終わったら、最後の成績処理。これで今年度の教科の仕事はおしまい。
あとは雑務です。なんにもないはずなんだけど、なんかゴチャゴチャあるんですよね。
そうこうするうちに「いつ電話に出られますか?」というメール。電話か…。なんでも「メールは失礼だから電話で」と上司に言われたとか。やれやれ。てことで、長電話をしたり。

てことで、普段より遅めに職場を出て、家族と合流。目指すは「チヂミの王様」です。
チヂミの王様のマスターとは25年来のつきあいです。はじめて会ったのは、今はなき「山城屋」というテント村みたいな市場でした。上の子が生まれてすぐの頃かな。よくパートナーと三人で買い物に行きました。その後、東九条に移ってこられた当初は、京都在日外国人生徒交流会のキムチ漬けの時の材料はチヂミの王様からわけてもらっていました。そんなことで、家族にぜひとも食べてほしいなと。で、タイミングとしては、わたしの誕生日とパートナーの誕生日を兼ねて、かつ昨日がおわった直後の金曜日かと。ちなみに、12日は子どもたちがケーキを買ってきてくれました。

9日はなにもなし(笑)
お店に入って、とりまビール。いきなりサービスのプレモルです。そして出てきたのがこれ。

あまりにも豪華すぎます。もうしわけない。
いつもの通り店内は満席です。マスターも皿出しをしておられます。でも、一段落ついたところで椅子を持ってこられて…。さらにCAVAも持ってこられて乾杯です。
そこからあとは、いろいろ話。昔のことから今のことまで、東九条の話から韓国の話まで。ゲラゲラ笑いながら、ずっと話をしていました。
それにしても、ほんとにいろんな人にお世話になりながら生きてるよなぁ。ありがたいなぁ。
それにしても、食べすぎた。というか、子どもたちはわたしよりももっと食べすぎたらしいです。まぁそうでなくてもチヂミの王様はいっぱい出てくるからなぁ。

久しぶり

今日は授業にまみれる月曜日。でも、図書室学習なので、みんなにがんばってもらいましょう。もっとも、ヤバイ子が勉強してないのが気になるんだよなぁ。

で、夜はS岡さん(かつてのS井さん)のお家で家呑みです。
S岡さんとのつきあいは…。長いです。2005年のGID研究会で一緒にスタッフやった時以来なので、もう14年のつきあいなんですね。そういや、S岡さんを連れてきたのはゼロ島さんでした。その後、ゼロ島さん・S岡さん・S岡さんの子どもさん・わたしの4人でたまに飲みに行ったなぁ。ゼロ島さんは子どもさんに自分のことを「グラン・パ」って呼ばせてました。ゼロ島さん、子どもが好きだったなぁ。うちの子もずいぶんかわいがってもらいました。
で、S岡さん、現在は障害者の就労支援の仕事をしておられます。なので、いろいろそんな話。まぁ、GID研究会の事務局長をされていたくらいなので、支援しておられる中には発達障害のあるトランスの人もおられるとか。うーん。「重複障害」ってわけじゃないけど、たぶんたいへんだろうなぁ。だって、トランスってコミュニケーション能力がすごく求められるし、そのコミュニケーションのあり方が非典型とされる発達障害ってことですからね。たぶん、そのふたつが重なると、自分を責めて鬱とかにもなりやすそうです。でも、それって、本来その人が悪いわけじゃないし、自分を責める必要なんてないんですけどね。
まぁそんことを考えながら話を聞いていたのですが、やがて同居人さんなんかも交えた晩ごはんタイム。みなさん、あまりお酒は飲まれないみたいで、わたしひとりがワインをグビグビ。そのうち、なぜか話が在日話へといき、さらに音楽談義へと変わっていきます。というのはS岡さん、バンド活動をされていて、パートナーさんはサックス奏者をされていて、他のお客さんもバンド仲間だとか。さらに子どもさんはホルンをやってて、とにかく音楽関係者なんですよね。
で、「ロックは構築的だ!」とか「パープルはバッハだ」とか「ロバート・フリップは変態だ」とか、なんだかわからん話をやりはじめたところで、そろそろ帰らなきゃってことになりました。
いや、でも楽しかった!
今度は屋上で焼肉も楽しいだろなぁ。

つい力んだ

今日は去年に引き続き、日教組の「人権教育実践交流集会」です。今年の場所は奈良。近いです。なので、前泊はせずに朝にスタート。午前は打ち合わせです。
それにしても、一昨年共同研究者として声をかけてもらって、去年・今年と担当させてもらっています。が、やはり「わたしなんかでええんか」感がぬぐいきれません。てか、きっとわたしよりも豊かな実践をされている方もおられるはずです。わたしにアドバンテージがあるとすれば…。ないな(笑)。
ま、少しは研究してるところかな。

てことで、午後から集会がスタートです。今年の講演は竹平さん。同和教育の大先輩です。なんかもう、「昔話」がおもしろいです。ちなみに、後ろに座っておられるのはおとついの講師さんなわけですが、2日連続で「昔話」を聞けるのは楽しいです。が、「昔話」の興が乗りすぎたのか、本題とちゃうのんというところまでほとんどたどりつけず。でも、みなさん
「竹平さんはあれでええねん」
と笑っておられるので、たぶんそういう人なんですね。
お次は分科会。今年のレポーターはふたりとも知り合いです。
まずは大阪のレポート。ご自身のカムアウトの授業をきっかけに、性の多様性についての授業を広げるとりくみです。しかし、自分のカムアウトを授業に使うってむずかしいですね。あくまでも自分を主役にするのではなく、題材として扱わなくちゃなりません。そして、子どもたち自身が自分のことに思いを馳せるように、どう伝えるかがキモだと思っています。でも、子どもたちの感想を読んでると、いろいろ考えてるみたいだし、なによりレポーターの方が「楽になった」っていうのがいいのかもしれない。なぜなら、子どもとの関係も楽になるからです。で、わたしがいいなと思ったのは、中学校でのとりくみだけじゃなく、校区の小学校にも出前授業をされているところです。つまり、それだけの連携ができているってことですからね。てことで、小学校時代から性の多様性、特に同性愛についての情報を伝えることの重要性を指摘しておきました。
次は三重のレポート。基本的には去年の日教組教研で聞いた話なんですが、今回は立場が違います。同じレポーターとして聞く時は「穴」を探すのですが、共同研究者として聞く時は「山」を探します。つまり「いいとこ探し」って感じかな。でも、それだけではだめです。てか、三重のレポート、いいんですよ。だから、「谷こそが山」であり「山こそが谷」なんですね。だから、そういう場所を探しながらレポートを読んでました。そんな中で思いついたのが「国際基準」です。というのは、三重のレポートの中で「世界人権宣言」に触れられているんですけど、それだけでは不充分なんじゃないかってことです。流れとしては世界人権宣言の教材をつくった時に考えたことを念頭においてます。てことで、「ジョクジャカルタ原則」のことを話したり。
あとは、やはりLGBTの問題を女性差別の問題とつなげなきゃなりません。そこで伝えたのは「LGBT「を」教えるのか、LGBT「で」教えるのか」って話です。まぁ鉄板ですね。つまり「ノーマルをつくることでアブノーマルが生まれる。ということは、アブノーマルを分析することでノーマルがどのようにしてつくられているのかがわかる」ってことです。まぁそんなあたりから、異性愛規範なんかを少し話をしてみたり。
それにしても、もうひとりの共同研究者の東さんはすごいわ。見事に分科会をまとめられました。
そんな感じで分科会も無事終了。

懇親会ではスーパー○ライしか並んでなかったので、わがまま言って黒ラベルを出しでもらったり。
2次会では「カリラ」を飲んでみたり。
3次会では泡盛を飲んでみたり。
でも、明日のことも考えなきゃ。とか思って、部屋飲みをすべく缶チューハイを一口飲んだところで気を失いました(笑)。

両側から壁を越える ー歌でたどる平和と人権の日本近現代史ー

今日は午後から第2のふるさとに出張です。中身は総会、わたしのターゲットは記念講演です。講師は古川正博さん
古川さんをはじめて見たのは、たぶん香川の全同教の時ですね。あの時ははっきり言って「なんだ?この人」って思ってました。ただ、その時は「この人」が古川さんとは知らず、古川さんを古川さんと認識したのは、クロスベイスの呑み会の時でした。それ以来、なんとなくいろんなところで会って、そのたびにあいさつ+しょーもない話をする仲になりました。で、全同教の「この人」と「古川さん」が同一人物であることがわかったのは日教組教研の時です。この時山口の人と飲んでて、そこにあの分科会の司会の方がおられて、なにかのはずみで「あれ、古川さんでな。とにかく歌おうとするからとめるの必死やったんやで」と言われて「あー、なるほどな」と。
まぁそんなこんなで「今日は絶対に行くぞ」と決めてました。
駅からの長い上り坂を歩いて会場に到着すると、総会開始前なのにすでに古川さんがギターを抱えておられました。
「ども」
ってあいさつしたら、別に驚いたふうもなく
「ここが地元ですか」
と返されたのですが、実は驚いてたらしいです(笑)。
で、総会もだいたいつつがなく終了。いよいよ記念講演です。タイトルは「両側から壁を越える」。これ、藤田敬一さんがよく引用する金時鐘さんの言葉じゃんと思いながら、まぁそのツッコミは入れないことにしました。
講演内容は、さまざまな人権問題を書き連ねた近現代史の年表に自分史と歌を重ねるものなんです。ただ「〜らしいです」という言い方をされるのが謙虚というかなんというか。もちろん、はじめに「自分は研究者じゃないなら」って前置きされていて、それを受けての話なんでしょうが。ところがそんな古川さんの語り口は、自分史がはじまるとガラリと変わります。特に中学校教員になってからのエピソードは熱い!まぁ、鶴見橋→我孫子南→大池と渡り歩いておられるし、教員になったのが1970年代ですから、生徒も教員も熱いですわな。それを笑顔で笑い話のようにされます。でも、聞いてる人間は圧倒されてます。
ずっと聞きながら、なるほどなーって思ったのは、ほんとにテーマは一貫してるんですよね。それは「視点を変えて見てみよう」ってことです。あるひとつの出来事を、自分(教員and/or加差別者)の側からだけ考えるのではなく、他者(生徒and/or被差別者)の側からも考えよう。考えられなくても想像しようってことです。でも、その「想像」はそう簡単にできるものじゃありません。そこで「出会い」が必要になる。
そういう話のところどころに「歌」が入ります。これがちょうどいい気分転換です。それにしても「里の秋」ってそんな歌だったんだ…。
終わってから、そこにいた高校教員が
「圧倒されるわ」
って言ってたので
「まぁそれは70年代の大阪の中学校やからしゃーないですわ。なので、圧倒されても、自分の経験や出会いの中でやればいいよ」
って答えておきました。
まぁでも、古川さんがみんなに好かれるの、なんとなくわかりました。

で、夕方から懇親会があるのでしばし時間つぶしをしながら、いろいろ裏話。そうかぁ、あの出来事の裏側にはそういう話があるのかぁ。

で、懇親会。参加者は基本的には支店長・副支店長・本部あたりのえらいさんですが、第2のふるさとではそのあたりは関係なしです。
おいしい中華料理をいっぱい食べて、ビール→紹興酒→日本酒→焼酎というダメダメなコースをたどって、9時におひらきです。
引っ越ししなけりゃここから5分で帰れたのに、これから1時間半かけて帰らなきゃならんのがきついな(笑)。

ある種歴史的だな

今日はエルファの職員研修です。ちなみに、この話はこの日に依頼されました。
今日の話はミッション1。こないだの打ち合わせで唯一の打ち合わせらしい打ち合わせは「1時間半でよろしく」でした。1時間半は相当なプレッシャーです。
てか、考えてみると、わたしはほとんど京都では話をしてないんですね。それも、ウトロや東九条といった、長くお世話になり自分自身の「拠点」とまで思ってるところで自分の話をしてません。たぶん、みなさん、あらたまって聞くのもなんなんだよなって思っておられるのかな。
でも、この間の「LGBT」への関心の高まりの中で、あらためて聞いてみようと思ってくださるようになったのかもしれません。先日インフルエンザになった関係で行けなかったんだけど「希望の家カトリック保育園」でも話をしてほしいと頼まれたからなぁ。
もしかしたら、古い知人であるわたし、あるいはいつも出会ってつまらん話をしてるわたし、年に一回高校生と焼肉売ってるわたし。あたりまえにそこにいるわたしの「背後」にあるものに、ずっとぼんやりと興味はあったけど、それをあえては聞けなかった。そのいい機会と思ってくださったのかな。
でも、それはそれでわたしにとってはうれしくもプレッシャーです。もちろん「わかってもらう」とかいうことは1mmも考えていません。いつものように淡々と話をするだけです。そして、きっと楽しんでもらえることもわかっています。でも、やっぱりプレッシャーです。
で、お座敷スタート。それにしても佐藤さんとか鄭さんがいるのは職員なのでいいとして、村木さんとか、なんでいるねん(笑)。
実はわたしのことをご存じない人も半分くらいおられるので、はじめのつかみがいきなり成功。うれしいわぁ。そこからの前半部は、基本笑いのセクションです。知ってる人たちはゲラゲラ笑ってくださいます。
中盤は「語り」かな。ここはガッツリと聞いて下さいます。そして終盤のレクチャー部。「なるほどー」という感じの人とか「ほへー」ってなってる人とか。いいんです。全部わからなくても、「わからんくらいいろいろある」ってこのさえ伝われば、あとはあとです。で、最後のオチのところも笑っていただけて、最高に気持ちがいいお座敷でした。

お座敷のあとは懇親会。近くのお好み焼き屋というか鉄板焼き屋というか、そんなところに行きました。
「スーパー○ライ以外のビールはありますか?」
と聞くと
「アサヒならあります」
とか、胸を張って
「うちはスーパードライです!」
とか言われて少しへこんだけど、ワインもそこそこおいしかったし、たべものもおいしかったし、もうええわ。それよりなにより、話が一番おいしくて、やはりこれやなと。

今年もネタだらけ

今日は午前がお医者さんで、午後が出張。夜は会議というトリプルヘッダーです。長い一日になりそうです。
とはいえ、朝がゆっくりなのは助かります。少し仕事をして、出発。今日は血液検査もしてないし、貼り忘れの薬が売るほどあるので新しく処方してもらう必要もないので、まぁよもやま話をして終わりです。そうそう、ザイヤフレックスの時のネタを話したら、えらいウケました。

で、いったん家に帰ってごはんを食べて、今度は自宅近くに出張です。中身は府市私合同の進路保障研究会。なんで人権担当が進路保障やねんという話なんですが、「同和教育の総和は」という上の句に続く下の句は「進路保障である」なんで、当然なんです。これ、いつもネタ感満載です。だって、ガチの進路担当が進路の話をすると、「競争に勝つ」話になって、人権とは全然違う話になったりします。去年もいろいろあったけど、今年はどうかなぁ。
何でも今年は「e-portpholio」の話です。なんか、大学入試が変わって、いろんなデータが使われるようになるらしいけど…。でも、文科省は水路づけだけして、あとはベネッセに丸投げです。てことは、全国の高校生のデータをいち私企業が独占するわけです。これはこわい。しかも、例えば3年間のデータがいくわけだから、「人生のやり直し」がきかない。だいたい、誰にだって「消してしまいたい過去」ってあるだろうと思うのです。もちろんそんなの消えるわけないんだけど、せめて自分の胸のうちに収めておいて、たまに思い出したらふとんに潜って「うわぁ」ってなるくらいでいいと思うのです。でも、それがいち私企業のサーバーに残されてしまう。イヤやわ。
で、なぜそんなふうになったかというと、なんでも「蓄積した知識を問うのではなく、思いもよらないことが起こった時にどうするか」が求められるらしいです。まぁ、この間思いもよらないことはたくさんありますね。公文書の改ざんとかね(笑)。
で、それを問う有名な入試があるそうな。それがこれ。

「あなたにはこれまで3年間真剣なお付き合いをしてきて、来年くらいに結婚の約束をしている彼ないしは彼女がいるとします。ところが2カ月前にふとしたことで知り合った別の人が好きになってしまい、今付き合っている人と別れる決心をしました。600字以内でお別れの手紙を書いてください」(2014年愛知医科大学小論文)

マジか。この問題、ネタとしてのおもしろさはわかるし、なるほど「何が起こるかわからない」わけなんだけど、これはアカンやろ。しかも、2019年の今、レポートとしてこれを無批判に出す神経がわからない。まさに数日前に「同性婚訴訟」がはじまって、報道でも大きくとりあげられてる今ですよ。なので、そんなあたりを指摘したけど、たぶんわかってないな。
まぁガチの進路担当の話は進路指導の勉強にはなるけど、結局は社会のありように迎合すること、そしてそこで勝ち抜いていくことにつながるんですよね。
あと、とある高校がウトロについて調べ学習をした子どものレポートをされたんだけど、そしてとてもいいレポートなんだけど、「つながることの大切さ」みたいな話は、教員にとっては壮大なブーメランになるんですよね。つまり、教員が人権を切実に考えるためには、やはり「問題とつながる」必要があるってことです。それをやってないから、どこかタニンゴトとしての人権になる。でも、そのブーメランがわからない人もたくさんいるんだろうなぁ。

で、いったん家に帰って、少し用事をして、再び家を出て、今度は大阪です。何が悲しくて半径1kmの出張のあとに大阪やねんと思いますが、恒例の会議なのでしかたないです。
とりまKうさんといつものところでガソリン補給して、会議に参加。最近落ち着いてきたのか、ツッコミどころがなくなってきたけど、少しツッコミ。
「報道なんかで「性同一性障害」がとりあげられる時、かつては「金串伝説(笑)」みたいなのがあって、それなりに精神的ハードルが高かったように思うのですが、今はとりあげられる人が多様になってハードルが下がったんじゃないかなぁ」
みたいな。するとKうさんはすかさず
「真のTSか…(笑)」
とツッコミ返し。まぁそういうことです。
そんな感じでがつつがなく会議も終わり、あとはクールダウンの飲み。

うまいわ。
でも今日も一本早い電車に乗って帰ることにしましょう。

特性を把握する

明日は、いわゆる「前期選抜」なる入試があります。なので、授業は午前の4時間短縮授業。それにしても、ひとクラスは今週授業がないんだけど、大丈夫か?で、もうひとクラスで「雷」を落としてやりました。まぁねぇ、黙ってられない子なのはわかってるんだけどね。ほっとくわけにもいかんのよね。たぶん、その子を含めて何人かが原因で、このクラスでは「雑談」をしなかったんですよね。ほんとに「何年ぶりだろ」ってくらい雑談をしませんでした。アカン1年やったなと思います。
ま、そんなこんなで午前がすんで、午後からは入試の準備です。なんだかんだと細かいことをやって、4時頃に準備が終了。ガッコを飛び出そうかと思ったけど、キリの悪い時間なので、しばしクールダウン。定時まで同僚と少し話をして、定時あがり。

そこから移動開始です。で、向かうは滝井。今日はまんまるの会です。もちろんO田さんとのミーティングはなし。いきなりのまんまるです。
会場に着いたら、えらいたくさんいます。しかも新しい参加者。しかも(たぶん)トランス男性。けっこういい話しあいができたらしく、場が温まってます。が、買い出しがまだ。これはえらいこってす。とにかく買い出しに行きましたが、お惣菜が全然残ってない。やれやれ。とにかくそこにあるのを全部買い占めて、そこからは厨房仕事です。
ようやく一段落ついたところで話の輪に入りました。
まんまるの会に来てる人、けっこうみんな心理検査とかのたぐいを受けてます。なので、自分の特性を「理解」してます。これ、大切なことだと思うんですよね。なんとなく「他の人と違うなぁ」「これが得意/苦手だなぁ」と思うことはよくあります。が、それをデータとして理解すると、それの活かし方とかリカバリーのしかたとかも理解できます。すると、日々の生活が楽になる。もちろんしんどさには変わりないのかもしれないけど、やはり楽になる。
なんかでも、みんなとんがってます。
A「3日起きてられます」
一同「すごっ!」
A「でも、診断出ませんでした」
一同「えー」
B「ADHDの診断出てます」
い「なんでそんなに落ち着いてるの(笑)」
みたいな。まぁ、ある種、まんまるの会って、才能の寄せ集め集団ですね。定型発達が肩身が狭いみたいな。
今日、雷を落とした子は、たぶんトランスじゃないから、まんまるの会には来ないだろうけど、自分の特性を理解したら、少しは楽になるのかもしれないなぁ。
そんなこんなで今日も10時をまわってしまいました。さっさと片づけをして帰らなきゃ。

今日もこのコース

今日は午前も午後も出張です。なので、少し寝坊もできるかな。午前は第2のふるさとへ。会議の後、会場の小学校の見学をさせてもらうなど。いやぁ、小学校はおもしろい!1年生と6年生があまりにも違う。ちなみに1年生のクラスは30人オーバー。これはたいへんだ…。まぁなんしか、絶対小学校の教員はできないなと思ってたら、中学校の教員も「絶対できない」って言ってたから、やはり小学校は独特な世界なんでしょうね。でもま、わたしは中学校もやりたいとは思わないし、たぶん小・中の教員からしたら「高校なんてできない」と思うだろうから、校種によってそれくらい違うってことなんでしょうね。
で、午後の会議は高校の人権教育担当者の会議。こちらも年度が終わる頃なので、いろいろ忌憚のない話が出てきたりして、けっこうおもしろいです。

で、夜はH郷さんと打ち合わせ。なんでも今度こんなんがあるらしいです。しかし「桂木さん」「南さん」に囲まれたわたしの貧弱なことよ(笑)。
なんでもH郷さん「京都駅の南がいい」ということなので、どうしたものかと思ったけど、まぁ先週のコースが無難でしょう。
てことで、まずは角打ちへ。ここ、ぜったいH郷さんを連れて来たかったんですよね。だって、H郷さんはバリバリの歴史の専門家ですからね。この時の話もおもしろかったなぁ。で、お店ではお酒を飲みながらお母さんの話を聞いたり打ち合わせをしたり。すじの煮込み、おいしかった。

続いていくのは、もちろんカメちゃん。もう、鉄板のおいしさです。ここでもあーだこーだと、おかあちゃんといろいろ話。それにしても、やはりすばらしい絵柄です。

そうそう、大切なものの写真を撮っておきました。

てことは、「お好み550円+油カス200円+卵50円=800円」ってことですね。それから瓶ビールが550円か。
なんでも練込みもあるらしいから、また来よう。
で、シメは「やきやき」です。それにしても「食べログ」のカテゴリの「郷土料理」って(笑)。ここで、盛岡から帰ってきたHるひさんが合流。そのままわけのわからん状態になりながら裏メニュー濃い目をガッツリ飲んでしまいました。
これはやばいな。

初滑りはアシスタント・雪と氷の世界(1日目)

今日と明日は久々の「雪と氷の世界」です。
例年は年始に行ってますが、今シーズンは年末のおべんきょ成果と年始のゲンコに加えて、指の治療もあったので、断念していたのでした。が、それにとどまらず、今シーズンそのものも断念という可能性もあったのですが、さすがにそれはということで、やはり滑ることにしました。
ところが、今日はレッスンなし。そりゃそうです。上級者のお客さんがおられるんですが、上級者担当のスタッフがいるから、わたしは出る幕がない。てことで、アシスタントをしながらビデオ撮りなんぞをしました。
にしても、上級者担当のスタッフのレッスン、勉強になりますね。さすがは研修に行ってるだけのことはあります。そして滑りがうまい。うーん、セルフエスティームが下がるなぁ(笑)。てか、比較の対象にするのがアカンか。
レッスンのあとは、校長に晩ごはんに連れて行ってもらうなど。いつもの超大盛りのお店です。ごはんを少なめにしてもらってもこの量です。

それでもなんとか食べきりました。
食後は温泉。

極楽です。でも、お風呂から上がったら、教程を読んで勉強です。さらにDVDもあるので滑りを見てイメージを焼きつけます。なにせ、明日はわたしがレッスンせにゃならん。

とはいえ、9時頃からはミーティングと称してお客さんの部屋で飲み会(笑)。「ほれ」とウィスキーを注がれて「ども」と飲んでるうちに11時半。こらアカンわ(笑)。