で、お友だちの車に乗せてもらって西大寺へ。
なぜかここで呑むことになりました。で、あーだこーだと呑んで、8時頃に解散。わたしと事務局長は京都まで乗ります。となると、特急か…。30分の特急の旅には、やはり飲み物が欠かせません。ということで、事務局長はオリオンビール、わたしはストロングチューハイです。
で、京都に着いたら
「もうちょっと行きますか?」
と言われたので
「お、おぅ」
と受けて立って行ったのが「へんこつ」です。この間あいさつしてもらったから、そのお礼です。
てことで、たらふく食べてたらふく呑んで、10時過ぎに解散です。さぁ帰ろう。無事最寄り駅で降りてバスに乗って、時間の確認のためにスマ…。ない…。
あわててバスを降りて、駅に引き返して改札で聞くも、拾得物はなし。うーん。
激しく落ち込みました。どうしよう…。
しかたないからバスに乗って、ふと手提げ袋を見ると、その中に入ってました。
まいった…。
カテゴリー: 呑み
ダブルヘッダー→クールダウン
今日は関西学院大学の講義の日です。関学には「人権教育科目「セクシュアリティと人権」」というのがあって、オムニバス形式でいろんな人が話されます。わたしは去年からこの講座の非常勤講師になりました(笑)。ちなみにわたしの前任者は日高さんだったらしいです。与えられたお題は「トランスジェンダーと学校」というドンピシャの内容です。
で、去年はどうだったかというと大雨で休校でした。でも、夜は千鳥足倶楽部が開催されましたけどね。
今年は補講日の土曜日なので助かります。てことで、少し寝坊の8時に起きて、あわてて支度して関学に向かいました。遠いわ。さらに甲東園のからの道はきついわ。第2のおべんきょ場所が駅から遠いと思ってたけど、比較になりません。圧倒的に負けました。
少し早めに到着したので、スライドを少しいじったり。今回のスライドの原型になるのは去年の琉球大学の話です。なんしか、大学は90分弱の設定が厳守ですから、とにかく話を切り詰めなきゃなりません。もちろん盛り込んでもいいけど、そのぶん減らすのが大原則で、わたしがもっとも苦手とするパターンです。でも、これも修行です(笑)。
今年度の受講生は例年よりも少し少なめだとか。しかも、昨日が講義日で今日は補講日の土曜日ということで、さらに少なめだとか。それなら、せっかく来てくれた学生さんたちのために、精一杯楽しんでもらいましょう。
てことで、話しはじめたのですが、固い^^;。しかも話のペースが早いから、学生さんたちが反応する前に次に行ってしまうので、笑うヒマもないですよね。これはいつも言われてることです。
「いつきさんの話には「間」がない」
わかってますが、時間がないんですよね。
それでもだんだん慣れてこられたのか、ネタに触れると笑顔になる人が出てきて、ようやくホッとしてみたり。
そんなこんなで無事予定の時間ピッタリに終了。てことは、もう少し削らないとアカンということですね(;_;)。
でも、終わってからひとり学生さんが来られて話をしたり。この学生さん、性の多様性を伝えるための絵本をつくっておられます。これがメッチャかわいい。かわいいけど、もっといいものにしたいとか。なので「アドバイスを」って言われて恐縮しました。
で、再び甲東園までスタスタ歩いて、メチャ混みの阪急→御堂筋線でなんばへ。乗るのは近鉄特急です。ようやく昼ごはんにありつきました。
でも、証拠隠滅もしなくちゃね。
30分の旅の先は大和八木。今日は組合女性部の定期大会で、そのお座敷です。
女性部の定期大会かぁ。うちもやらなきゃなぁ…。
お座敷そのものは代議員でなくても参加できるとかで、退女教の方も来られたり。
で、お座敷開始です。こちらはいつもの「ミッション3」。同じ教員なので、普段よりも「学校」を意識して話します。午後からずっとなのでたぶん疲れておられるんでしょうね。意識が飛んでいる方もおられますが(笑)、メッチャくいついてこられます。さらに笑いがよく起こる。そりゃそうです。わたしのネタは古いから、同世代限定で、そのあたりの人にとってはツボなんですよね。
そんなこんなでこちらは10分延長でやっと終了。まぁ主催の方が笑顔だったのでよしとしましょうか。
で、夜は懇親会。向かうは「ごきげんえびす」です。みなさん、わたしのこだわりをよくご存知で、とてもうれしいです。
でも、席につくと、さすがに身体が疲れてます。まぁそりゃ、90分をふたコマ。途中は混んでる電車でしたからね。
ここでおいしいヱビスビールを呑んで、ワインを呑んで、体力をとりもどします。
話題はさすがは女性部な内容ですが、さらにわたしも100分で話しきれなかったことをしゃべってみたり。
で、F嶋さんと二次会へ。この方はこの本をつくられた方なんですが、それだけじゃなくてすごい教育実践を積み重ねてこられた方です。そんな方と、ちょっとおいしいお酒をチビチビ飲みながら話すのは、とても楽しいひと時ですね。
そんなふうに慌ただしい1日も、穏やかに終わっていきました。
10年ぶり
2年生の研修旅行も今日まで。てことは、1年生の代講も今日までです。わたしのやり方はクセがあるから、みんなやりにくかっただろな。まぁ、わたしのことなんか速やかに忘れて、元の教員のやり方を早く思い出してほしいな。
で、今日の夜はUりんちゃんの同僚M田さんとの呑み会です。この同僚さん、10年前に同じセクションで2年か3年ほど一緒に仕事しました。さらにおつれあいのT中さんとも1年ほど一緒に仕事しました。なので、今日は4人で飲むことになりました。
Uりんさんは仕事の関係で宇治まで来られるとのことで、じゃあうちの職場まで来ますかと。でことで、少し早めに来られて、あのめっちゃ散らかった職員室で、しばしおしゃべり。その後、雨の中をドライブ。雨の日は混みます。でもまぁしゃーないです。
で、着いたのは久しぶりの「おむらや」です。ここ、野菜が主体なのでおいしいんですよね。
で、久しぶりのM田さんとご対面。変わってないなぁ。
このM田さん、「こいつには負ける」って感じた数人の教員のひとりです。まとってるオーラが変なんです。根の頑固さと人懐こさが同居していて、その頑固さは時として教員に向き、人懐こさは常に生徒に向いてる感じです。なので、教職員劇向きのキャラです。よく登場してもらいました。それだけでなく、一緒に生徒会を担当しました。あの時からうちの生徒会は変わりました。そう言えば一緒に西成高校に行って、その後「合同宴会」をやりました。あの時は「生徒会で夜回りしよか」なんていう話が、当然のようにされてたな。考えてみたら、メッチャ攻めてました(笑)。
とにかくエピソードがどんどん思い出されてくるM田さんですが、今はとある高校に腰を落ち着けて、味を出しておられるみたいです。
てことで、Uりんさんとふたりで仕事の話をしてみたり、M田さんとわたしで昔話をしてみたり。と、いきなり
「真矢、知ってますか?」
知ってますがな(笑)。末広を案内してもらいました。
「ぼく、真矢と大学4年間一緒に講義受けてた友だちなんです。ふたりで一番前に座って「人権ってなんだ!」ってやってました」
大学時代からキャラは変わってないみたいです。てか、真矢とそれをするか(笑)。
そんなこんなで話は人権関係へと進んでいきます。
「ぼくのベースにかならずあるのは人権なんです。なので、それが感じられない人とはつきあいが薄くなるし、感じられる人とはつながりが切れないんです」
そうかぁ。うれしいなぁ。こんな教員がいることがうれしいです。そして、わたしがこんな教員とつながりを持ててることもうれしいです。
話はいつの間にかフィールドワークへと流れていきます。
「うちの職場にも人権好きなヤツいます。きっと喜ぶと思うんですよ」
「ほなやろか。歩きまわったあとのビールがうまいんやわ」
「やりましょ!」
決まるときは早いです。こうやって、少しずついろんな教員とつながっていけたらうれしいな。
遅れて来られたおつれあいのT中さんともいろいろ話。この人も柔らかい感性をしておられることが伝わってきます。なんかいいなぁ。
てことで、すごくいいひとときが過ごせました。Uりんさん、ありがと!
あまりにも楽しかったので、つい天一本店へ(笑)。
うまいわ…。
一見さんではなくなってきたかも
今日は遠足です。かつては遠足の日はみんなつきそいでどこかに行ったけど、最近は出張旅費の削減のために、副担任を中心に数人がつきそいで行って、それ以外の人は学校待機になりました。わたしは2年の副担任です。2年は研修旅行に行っててわたしは引率でないから、遠足のつきそいもなし。
てことで、生徒のいない、教員もほとんどいない、とても静かな学校で仕事です。
ちなみに、こんな日しかできない仕事もあるのはあります。今日は、来週の人権学習で使う「多様性ワーク」のカードの印刷です。去年「2〜3時間かかるかなぁ」とか思ったけど、今年もそれくらいかかるかなと思ったら、やっぱりかかりました。
やることはたいしたことないんです。28枚を両面刷りなので14枚。これらを7色でわけるので、同じ色のカードが2枚になります。まずはA4の紙に8枚印刷するので、41枚印刷したら全クラス分が一度に印刷できます。つまり、両面刷り41枚を14種類、色を変えながら印刷したらOKです。これをセットにします。ここで帳合機の登場です。仕切りがわかるように白紙を1枚足して、帳合すると15枚ワンセットのものが41セットできます。これを裁断機で8等分すれば完成です。
この裁断がめんどくさい。41✕15の615枚は一気に裁断できません。これを一気にやると汚くなります。なので、6回くらいに小分けにしてやります。裁断の回数は4回。つまり、24回裁断するわけです。これが時間がかかる。そんなこんなで、午前の時間はすべてカードづくりに捧げました。
午後は少し読書。できれば今日、遅くとも明日にはノートをつくって、さらに日曜日までに読まなきゃならかい本が1冊あります。「それは仕事か?」と言われると、とてもビミョーですが、人権担当である限りは、やはり仕事です。
で、昼過ぎに職場を出て、昨日使ったDVDの返却です。月曜日に「マジか」と思ったので、今日はまっすぐ行きました。社会教育課の方、どうもわたしの顔を覚えておられるみたいで、気さくな感じで対応してくださいます。なので、
「このDVD、使いやすくていいですよー。来年も4月はじまったらすぐに予約して、この時期に使いますから、よろしくお願いします」
って言っておきました。
これで今日の仕事はおしまい!
なので角打ちへ。この間電話がかかってきたので、そんなこんなの話もしなきゃなりません。お店に入ると、いつもの方々がおられます。
「よー飲むねーちゃんが来た」
とか言ってくださる方がおられて、うれしいなぁ。さすがに顔を覚えてもらえてきたかな。
お店の人は顔を覚えるのが仕事です。そもそもカウンターから店内を見ると、とてもよく見えるので、顔を覚えやすいです。でも、客同士は面と向かうことが少ないので、なかなか覚えてもらえない。こうやって毎日来ておられる方から覚えてもらって、少しずつ店のなじみになっていきます。「おたふく」にもそうやって行きました。
で、お客さんと話をするようになると、お客さんが自分のことを話されるようになります。もちろん、その前提として、わたしもわたしの話をする。
い「そろそろ帰らなあきませんねん」
客1「まだええやんか」
い「明日も仕事で、朝起きるの、早いんです」
客1「何時や」
い「5時45分起きですねん」
客1「あの人は1時起きやで」
い「え!」
客2「オレは市場で働いてるねん」
い「こんな時間に飲んでてええんですか?何時に寝はりますの」
客2「これで家に帰って、晩ごはん食べて、酒飲んで寝るやろ。9時やな」
い「ほな、4時間ですやん」
客2「慣れたわ」
みたいな。しかし、これで家に帰って、まだ飲むんだ(笑)。ちなみに、客2さんは、市場の仕事が終わったらこの店に来られるので、市場と角打ちと家の三角形を生きておられるのかな。すごいわ。
常に黙々とお酒を飲んでおられる、おそらくは一番の常連さん。この方はイスに座布団を置いて、常に定位置です。なにやら注文されて出てきたのはオムライス。そんなんあるんや。
客1さんは、これまで何回かお会いして、いつも向こうから声をかけてくださる気さくな若い常連さん。
「久しぶり!元気か!」
「ども、なんとかやってます」
みたいな会話です。でも、いろいろ話をしてるうちに、ぼんちゃんの先輩だったことがわかったり。今日はたまたまオモニも来ておられて、ついつい
「アンニョンハシムニカ」
とかあいさつしたらびっくりされたので
「イルボンサラムですよ。でも、チャンゴたたけます」
とか、さらにびっくりさせてしまったり。
そろそろ帰ろうかと思ったら、客1さん、いきなりハンドマッサージしてくださって、ひとこと
「痛風やな」
って、マジかいな(笑)。
もう、ゲラゲラ笑いながら、メッチャおいしいお酒を飲んで、家に帰って、お風呂に入って、晩ごはん食べてお酒を呑んで…。
やってること、客2さんと一緒やわ(笑)。
ちなみに、寝落ちして、下の子どもに11時過ぎに起こされたんですが、どうやら寝落ちしたのが9時ごろらしいです。ここも客2さんと同じ。違うのは起きる時間くらいですね^^;。
マジか→英語が飛び交う飲み会
今日は午後から人権学習で使うDVDを借りに行かなきゃなりません。なので、5時間目の授業が終わったらガッコを飛び出して、とりま京都駅へ。京都駅ではちょっと寄り道してヨドバシカメラへ。狙いは「おべんと箱」です。
別に今のおべんと箱が気に入らないわけではありません。てか、気に入ってます。が、もうひとつ必要、それもできれば明日の夕方までにあるのが吉です。
とにかく夜に用事があると、帰りが遅くなります。いつも遅くに帰ってから、おべんとを詰めて、翌朝の用意をして寝るので、家に帰ってから30分くらいいろいろやって寝てます。すると、翌朝がきつい。でも、そうせざるを得ないのは、詰めるべきおべんと箱は、わたしが持ってるからなんです。
なので、スペアのおべんと箱があると楽だなと。
ところがヨドバシカメラにはない。いや、あるんですが、すべて保温タイプです。単なるおべんと箱がない。マジか…。保温タイプは、保温部分が大きすぎてリュックに入らないんですよね。まいったな。そうか、ドンキか!でも、先に府教委です。地下鉄に乗って、車内でドンキのおべんと箱を検索したら、いいのがない。マジか…。こちらは、とってもかわいいか保温タイプです。ネタでかわいいのにしてもいいんだけど、子ども用なので小さいんですよね。しかたないので、「河」に頼ることに。すると、あった…。今使ってるのと同サイズか?念のためにおべんと箱を取り出してものさしで図ってみると、同サイズでした。
てことで、こいつをポチって、案件がひとつ終了。
で、府教委までテクテク歩いて、さぁ建物に入ろうとしたら張り紙が。
「府教委は移転しました」
マジか…。てか、府の職員であるわたしは、なぜにそのことを知らない(笑)?で、移転先は…。丹波口?マジか…。
府教委があった京都市営地下鉄丸太町駅からJR嵯峨野線丹波口駅ってアクセスがメッチャめんどくさいじゃないですか。なんでも、阪急大宮駅からも行けるようですが、はっきり言ってめんどくささはほとんど変わりません。
でも、選択の余地はありません。地下鉄の駅までテクテク歩いて、地下鉄に乗って京都駅へ。これがまた、改札前でたたずむ人がいるんだよな。そんな人の間を縫ってひょいと電光掲示板を見ると、あと2分。えーと、嵯峨野線は端っこなんだよな。とにかく走って行くと、ピッタリ間に合って、ほっと一息です。
で、無事DVDを借りて、帰りの嵯峨野線。すし詰めです。マジか…。そりゃそうです。時間は5時前。花園大学の学生と京都先端科学大学の学生と立命館大学の学生が乗り込んでるところに、北嵯峨高校の生徒と嵯峨野高校の生徒が混じって、さらに嵐山帰りの観光客と太秦映画村帰りの修学旅行生が乗る時間帯です。しかも、京都駅の嵯峨野線のホームは先頭車両に乗らないとすぐに次に行けない。まぁこうなるよなぁ。
で、京都駅からはJR京都線。向かうは大阪です。
明日・明後日、大阪府立大学でこんな公開授業があります。でも、当然のことながらわたしは行けません。だって、授業と出張にまみれてるし、明後日にいたっては人権学習でしゃべらなきゃなりません。なので「行けない」とコメントしたら、Hがしさんから「前日夜は?」という悪魔のような誘いがあって、ついそれに乗っかってしまいました。
てことで、到着したのは「季節料理 四季」です。すでにI歩&Kんちゃんが来ていて7人分の座席を陣取ってくれてます。間もなくHがしさんも到着。ここにJessica Lynnさんとそのお友だち?、さらにBrian Davisが来られて、宴会開始です。
それにしても、なぜにみんなで昔の写真の見せ合いっこするんだろ。てか、わたしの見せたらライパル心を燃やして見せはじめるから、これ、洋の東西を問わず、「トランスはネタに走る」ってことなのかな。基本的にやることは変わらないってことですね。
そんなこんなで、シリアスな話もネタに走った話もいろいろ楽しんで、9時にお開きです。早い!いやこれ、はじめに「早めにはじめて9時に終わろう」って提案してました。
で、最後に記念写真をパチリ。
さぁ、帰りましょう。
なんと、家に着いたのは10時過ぎ。せっかくなので、職場用のコーレ-グースの詰め替えをして、その手で目をこすったら、ヒリヒリ。マジか…。
それでも普段通りの時間に寝られました。9時お開きは正解だな。でも、明日は不可能…。
何が違うのかな
今日から授業は「円の方程式」に入ります。まぁ点がとれるヤツです。覚えさえすればね。てか、「図形と方程式」の分野は「公式を覚えてあてはめる」だけで、それなりに点がとれます。なのに、なぜか点がとれないんだよなぁ。まぁ、公式を覚えてないのとあてはめられないんだろうな。なので、いかにそれらができるようにするかなんですけどね。
で、2つのクラスで同じ授業をしたんだけど、反応があまりにも違う。片方のクラスでは笑いが起きたけど、片方のクラスではほとんど反応がない。笑いが起きたクラスでは、隣で社会のノートを写してる子に「今日の授業、なんか知らんけど、おもろいで」と、暗に「聞いてみたら」って言ってくれたんですけどね。
たぶん、「笑い」って、緊張がカタルシスを迎えることで起きるものかなと思います。で、緊張は集中によって生まれます。集中してる人は、その場に参加してるんですよね。てことは、笑いが起きたクラスは、その場に参加してる子が多くて、すなわち集中してるってことになるのかな。
ちなみに、もうひとつのクラスでも笑いは起きたけど、それはある生徒を当てた時なんですよね。どちらかというと「いじり」の笑いです。まぁ、その子はいじめにあってるわけではないのがわかってるから、そこはスルーしたけど、まぁそんな感じです。「笑いの質」が低い。
いま、授業のやり方を「反応がないクラス」向けにカスタマイズしてます。とにかく、徹底的に苦手な子に点をとらせるための授業の工夫をしてます。で、そういう授業は、実は高得点層にも「利」があったりします。たぶん「笑い」のあったクラスは点が伸びるんじゃないかな。でも、もうひとつのクラスは自信がないです。いや、一部の子らの点は伸びるか。つまり、クラス内の格差が拡大するのかな。
2つのクラス、何が違うのかな。
そんなことを考えて職員室にもどってスマホを見ると、スパムメールが来てます。めんどくさい。おとついあたりから来るようになりました。
たぶん、来始めると、どんどん来るようになります。しかし、スパムメール出すヤツ、なにがおもしろいんだ?
で、夜はまんまるの会。
最近、参加者が変わりはじめました。いや、最近は違うか。常に変わり続けてるんだけど、今の変化が「変わった感」が強いのかな。ここ一年くらい、若いトランス男性が来るようになりました。
まんまるの会は受診者の会だから、当然みんな体をいじりたい。自己紹介タイムでもそんな話が出てきます。
「もっと自分の考える性にあわせた外見になりたい」
思わず
「充分そう見えるよ。実はね、トランスが一番「そう見える」と考えるハードルが高いんだよね」
もちろん、元ネタはこの本です。
と、他のベテラン参加者からも、そんな「はやる気持ち」に水を指す発言が。
「そうそう、少しハードルを下げると楽になるよ」
こんな感じがいいですね。
飲み会タイムでは、しょーもない話です。
ちなみに、まんまるの会に来るトランス女性は、不思議と「しょーもない話」をする人が少ない気がします。基本的にマジメかな。何が違うのかな。まぁ、まんまるの会のトランス女性には過酷な経験してる人が多いから、それはそれでしかたないかもしれません。
そんなことを考えながら、9時くらいから「やぱいかも」って思いはじめました。なにがヤバイかというと、明日のことです。朝起きられないかも。なので、9時半くらいにおいとま。トントン拍子て電車が来たので、さっと帰れたけど、それでも家に帰ったのが11時過ぎ。あかん、睡眠時間が足りない(;_;)。
もぐら叩き→それでもここでは継承はなされてるよな
今日の授業の組み立てを考えて、さぁやろうと思ったら、ひとクラスは「府立高校模試」なるものでつぶれました。やれやれ。で、もうひとつのクラスがなかなかです。
今日は15分だけ授業をして、残りの時間はプリントなんですが、やらない。てか、できない。
もちろん黒板には解き方というか、公式の使い方を図式的に書いてあるんだけど、それを見てもわからないんでしょうね。もちろん、多数の子はやります。が、やらない子とできない子が目立ちます。やらない子は、まぁいいんです。でも、やらない子ができない子を引っ張ってやらさない。てことで、そこのつながりを切りながら、ひとりひとり教えていくんですけど、ほとんど5〜6人の子の家庭教師を同時にやってる感じです。これ、他のクラスなら「教えあい」に持ち込めるんだけど、教えられる子がいないから、それができない。なので、教えてる時はやるけど、他の子を教えに行ってる間はできない。もぐら叩きです。
こうなるのはわかってたんだけど、なぜそれがわからんかなぁ。まぁ、「日本の競技スポーツ」、特に「高校における競技スポーツ」はコーチの言うとおりにやって、自分たちで考えるってことを要求しないことが、まだまだ多数やからなぁ。でも、授業はクラブとは違うんですよね。モチベーションも強制力もまったく違う。
まぁでも、「落とさない」ためには年間トータルで点をとらせるしかないので、こんなことを続けて、少しずつ「やる子」を増やしていくしかないかな。
で、グッタリ疲れた次は府立高校模試の採点です。これがまためんどくさい。まぁ、採点が好きな教員なんていないと思いますけどね。これ、早めにやってさっさと終わってしまえばいいんだけど、あとの方になると自分のを終えて他の人のを助けたりするハメになったりするので、延々とやらなきゃならないです。
こんな採点、府教委が人を雇って処理すればいいはずなんだけど、教員にやらせるんですよね。まぁお金がないらしいけど、アカンやろと。「働き方改革」と反対の方向だし、人を雇えば雇用が増えて、もしかしたら収入や消費が増えると税収も増えるわけで、そうしたら府の予算がないのも好転するはずなんだけど、その前のところで財布の紐をしめるんだよな。
で、疲れきったところで定時で退勤。
京都駅で「阪急北千里線的な名前」のI田さんたちと合流。夏のお座敷の打ち合わせです。ちなみに、わたしとの打ち合わせの前は「堀家さん」としてたとか。他の講師を見たら「幸重さん」「李信恵さん」とあるので、ぎょえーな感じです。でも、I田さんはこういう人を知ってるわけですから、よほどあちこちで人とつながっておられるんだろな。それだけじゃなくて、男女共生部会のお三方も若いです。みなさんにわたしの問題意識を伝えると、「あぁ、それ!」と、打てば響くように返ってくる。
なんだかんだ言っても、大阪では京都よりは同和教育・人権教育の継承がなされてるよなぁと思いますね。もちろん、京都でもやってるのはやってるんだけど、打ち合わせを飲みながらやるという発想はたぶんないな。だって、わたしが飲んでる時間帯は、みなさんクラブで忙しいのが京都の現状です。それを変えないと、たぶん継承はムリやろな。もっとも「働き方改革」の真反対ですけどね(笑)。
そんな感じで、疲れた日の最後は「希望」で終わった気がしました。
で、お開きは9時。これはうれしい。二次会もなく、帰りましょう。家に帰ったら、ハーブティー飲んで寝ようかな。
今日もある種歴史的やな
ある種歴史的な日が半年くらい前にありましたが、今日は「希望の家カトリック保育園」でお座敷です。これもまた、ある種歴史的な日です。ちなみに、もともとは1月にやって、そのまま「旗開き」→「玖伊屋」の予定でしたが、インフルエンザで見事に崩壊したのでした。なので、今日はその代わりの日です。
とはいえ、とにかくしんどい。のろのろ起きだして、ゴロゴロ。昼ごはんはパートナーがパスタをつくってくれたので、猫の額で食べました。
子どもたちは買い物→「日本一」に行くとかで、久しぶりにパートナーとふたりで昼ごはんです。うん、優しいお味です。おいしい。その後、一緒に台所の片づけをして、出発です。
希望の家カトリック保育園の現在の園長さんは、叶さんです。叶さんとのつきあいは、大学時代にさかのぼります。たしか、「金大中助命運動」を一緒にやったんじゃないかな。あの時は、キリスト教が超党派で運動してました。その後、「パラムの会」でもご一緒したり。そう言えば、わたしがはじめてカミングアウトしたのは「パラムの会」でした。まぁ、叶さんは、ずっと東九条にかかわり続けておられる先輩です。ちなみにわたしは「かかわって」はいません。「出入り」しつづけているだけです(笑)。
希望の家には、他にもかつてうちのガッコの子どもたちに講演してくださったK厶さんとか、東九条マダンでずっと民族文化運動を支えてこられた方とか、ほんとにすごい人がたくさん保育士をしておられます。なので、やっておられる保育も「多文化保育」です。そんなところで話をするってのは、なんとも言えない気分です。
ひとつは「もうしわけない」という気持ちかな。あとは「関心を持ってくれてうれしい」という気持ちもあるかな。
東九条は、わたしにとっては、やはり「在日朝鮮人」ということと不可分だし、そこにおいては「ALLY」という自覚をもって出入りしてます。あくまでも活動の主体は在日朝鮮人なんですよね。なので、わたしの役割は「話を聞く」ことです。そんな場において「話をする」という経験は、普段とは反対の立場になるので、やはり奇妙な感じがします。
でもまぁ、そんなことも言ってられないので、話をしましょう。と、そこに「U山さん」が!マジか。この人も長いつきあいです。お互いキリスト教関係の父親を持った、なんとも言えないめんどくささを感じながら、自らもめんどくさい人生を生きている同士みたいな感じの「つながり」を感じている人です。
今日の話はミッション3でいくことにしました。というのは、やはり保育園ですから、ある種同業者です。わたしのライフストーリーよりも、子どもに直結する話を伝えたいと思いました。
が、与えられた時間は1時間半。もともとは「1時間」って言われてたけど「無理!」って言ってもらった1時間半です。果たして話は終わるのか?
てことで、いつものマシンガントーク開始です。笑いがない(笑)。どうやら話が早すぎるようです。そりゃそうだ。でもいいんです。山のような情報の流れに身を任せてもらえば、どこからともなく染み入ってくるものはあるはずです。それがあればいいです。結局しゃべった時間は1時間45分。すみません、すみません。
終わってから叶さんが来られて、ひとこと「おもしろかった」と。これはうれしい!さらに別の方も「ダブルであるわたしの課題と共通するものがあるって思った」と。うれしい!そうなんですよね。個別性と普遍性、普遍性と個別性です。あることに精通したからといって、他のことを簡単に「根っこは同じやね」とは言えない。まぁ、方便としては言われたら「はい」って言いますけどね(笑)。たぶん逆で、他の課題を聞くことで、自分の課題への新たな観点をもらうんですよね。わたしにとっては、それは「障害者解放運動」の「社会モデル」でした。でもだからと言って、障害者解放運動あるいは障害者のことがわかるはずもないです。ただ、障害者のことを通して、自分が考えていることに新たな観点をもらったっていうことです。まぁそういうのがあるから『障害のある先生たち』のインタビューを受け、シンポにも出させていただいたんですけどね。
まぁ、そんなこんなで無事終了。
ここから行ったのは、なぜかここ。
Sゅんすけと合流して、しばしダラダラ。ここはいつもの人々による、いつもの変わらない空気が流れています。でも、閉店は7時です。なので、さくっと切り上げて、マダンセンターへ。
すでにKきぴが来ています。さらに広島からH野さんが来られて、しっとりとした卒業生の会がはじまりました。が、鶏が焼けて、鍋ができたあたりで、そうやらわたしはダウンしたみたいです。気がつくと、廊下に布団を敷いてもらって寝てました^^;;
チャレンジふたつ
昨日久しぶりに「ほっとけ」と言われたけど(笑)、翌日も授業があるのは世の常です。で、「ほっとけ」って言った子も、たぶん「しもた」って思ってます。なので、そこは触れない(笑)。
てか、今日はがっつりやらなきゃなりません。
今日のテーマは直線です。こいつをどう教えるか。いろいろ考えたけど、バラバラに教えるんじゃなくて、「一本の線」にしたがって教えようかと。
基本的に教科書の並びって、あるものごとをやって、そこにこだわってから次に行きます。その「こだわる」ところがしつこさを招きます。あと「こだわる」ところは少しレベルが上がるので、苦手な子にとってはしんどい。
なので、今日は徹底的に直線の方程式をつくることにこだわった授業をしようかと。
まず、「傾きと1点が与えられた直線」です。これをベースに「2点を通る直線」「ある直線と平行で1点を通る直線」「ある直線と垂直で1点を通る直線」を一気にやろうかと。なんでかというと、はじめのがベースで、あとの3つは「傾きを求めるバリエーション」でしかないからです。しかもこれらは図形の問題なのに、図形を書く必要がない。なので、図形が苦手な子も「ベースの公式を覚えればいいんだ」ってなります。
ただし、50分の授業で4項目はかなり厳しいです。テーマの提示・公式の導入・例・問・答えのワンセットをひとつあたり10分でこなさなきゃなりません。
てことで「今日はやります」と宣言して、いつもの通り小さな声でガンガン進みました。
さすがにみんな倒れていきます。でも、注意するヒマなんてありません。てか、いいんです。やりさえすれば、月曜日のプリントでフォローができます。
最終的に生き残ったのはクラスの1/3くらいです。でも、その子らの集中力のすごさが伝わってきたし、残り5分残って雑談してる時の「やりきった感」あふれる爽やかな表情は、見ているこちらもすごくうれしい。なにより、中間試験まで倒れてた子が、今日の授業を集中して聞いてくれてたのがうれしかった、思わずお礼を言いに行きました。
さぁ、月曜日は「余計なこだわり」をササッとやって、プリント30分やな。目標は、直線の単元を3時間ですませること!
で、夜は鳥取西部の人権啓発担当者の飲み会です。なんでわたしが呼ばれるのかはわからんような、わかるような。場所は水月亭です。久しぶりやな。
てことで、お店に入ると「久しぶりやな」と声をかられるなど。とりま、持ち帰り用の豚足を注文して、あとは呑みです。
が、ふと思いついて、聞いてみました。
「トランスジェンダー生徒交流会のキャンプがあるんですが、鳥取でできますか?」
こう言われると
「できる」
しか答えはありませんよね。でも、それだけじゃありません。
「えーと、高知ではかつおの差し入れがありました。島根ではたぶん鮎かな。鳥取は?」
暴投もここまでいくとひどいもんですが、こんなこと言われたら「ある」としか答えられません。
「大山鷄とヱビスでいい?」
やったね!ということで、来年は鳥取に行くことになりそうです。
ほっとけ→いっぱい会った
今までは試験前に図書館学習をしていました。が、そんなのではおっつかないなと。なので、やり方を変えて、ひとつのクラスでは、単元が終わるごとに復習プリントをさせることにしたのですが、昨日の授業で、もうひとつのクラスもやばい子がゴロゴロいることを感じました。なので、こちらのクラスも単元復習プリントで攻めることにしました。
ちなみに、「質問に来い」と言っても来る子らじゃないので、ずっと教室をまわって、とにかく教えまくることにしました。
ところが、みんながみんなやるわけじゃない。なので、「やりなさい」となるわけです。ところがやらない。なのに「やってるやろ!」と。久しぶりのリアクションです。やってる子は「やってるやろ!」とは言いません(笑)。そしてとうとう「ほっとけ」と。
いやぁ、久しぶりに聞きました。何年聞いてなかっただろう。もしかしたら、1992年以来かもです(笑)。
しかし、「やってるやろ!」「ほっとけ」って、今時は中学生でも使わないんじゃないかな。まぁでも、ほっとけないので「ほっときません」と中学校か小学校の教員みたいな返事をしておきました。
で、夜はとある大学のセンセと飲み。めっちゃ久しぶりです。
待ち合わせをしたあと場所を決めようと思って、
「ニューエビスノはこないだ行ったしな」
と思って、向かったのは「まつ新」です。開店が6時なので、前で待ってたら、前を通る方があいさつされました。見たことあるけど、誰だっただろう思いながら軽く会釈したら、その方「へんこつ」に入っていかれました。へんこつのお母ちゃんか!にしても、あいさつされるとは^^;。
ちなみに、まつ新は6時になっても開かないというか、電話しても誰も出ないというか。そういやこないだも閉まってたし、つぶれたんかなぁ。いやだなぁ。
てことで、次の選択は「いろどり」です。ここは生がサッポロなのでOKです。ここで、インタビューという名目の飲み会開始。当然、話の内容は日本のトランスジェンダーをめぐる状況や、トランスジェンダー・スタディーズをめぐる状況へと進んでいきます。まぁ、飲み会という名目のインタビューですね。そんなこんなで、楽しい3時間半くらいを過ごしてたのですが、なにやら奥の方から団体客が帰ろうとしていて、そのトッブに車いすが。そこに座ってる人を見たら…。
「Kさちゃん!」
毎年リビングライブラリに来てくれてる人でした。
さらに店員さんが
「せんせい」
と声をかけてくれました。
「おぼえてますか?」
と。顔は覚えてます(笑)。名札を見せてくれたら「あー」と。数年前に授業を担当した子でした。なつかしいなぁ。とてもいい子だったんですよね。数学が得意だったわけじゃないけど。
「ほっとけ」って言われた夜は、いろんな人と会えた夜でした。きっと、みんなほっといてくれない人たちなんですね(笑)。