どこかの楽園をめざすのではなく

起床は6時。眠いです。てか、ずっと騒いでるヤツがいたから、深くは寝られませんでした。まぁこれも裏ですわ。
そこから片づけの指示をして、のろのろ片づけ。それでも8時前にはながらになって、管理人さんが来られたところで勘定すませてチェックアウト。備品を部屋に放り込んで、今年の裏も終了です。でも、これもカウントダウンだよなぁ。
で、職場の最寄り駅から向かうは大阪。今日はトランスジェンダー生徒交流会です。
最寄り駅に着いたのは集合時間の30分前。どうしようかと思ったけど、おにぎりひとつ買って、集合場所でムシャムシャ。
やがて初参加の人が集まってこられました。楽しんでくれるかなぁ。
今日のメニューはカレー。考えてみるとカレーははじめてです。さらに今日は基本ノンアル。これもはじめてです。まぁ、ノンアルと言っても、わたしは少しは飲みますけどね。で、子どもたちはジャガイモ人参玉ねぎをひたすら切ります。
が、なんかおもしろくないな。だって、煮込みはじめたらやることがない。なので、肉まんをつくることにしました。ちなみに、つくり方は簡単です。すでに加熱済みの肉団子をミンチにもどして、玉ねぎのみじん切りとあわせて、塩コショウとガラスープを足して混ぜる。皮は中力粉をこねるだけ。それを手のひらで伸ばして、具を乗せて包むだけです。衛生面は…。どうせ加熱するから大丈夫でしょう。完成したのを食べたら予想以上においしかったし、子どもたちも大喜びです。
さらにカレーを食べ終わったところでケーキづくり。小学生の頃から参加してた子が大学に合格したお祝いです。でも、あとでわかったけど、他にもいたんだよな。そんな子らみんなのお祝いにしなきゃなりませんでした。反省。
で、話し合いの時間です。
みんな、自分の話もするし、質問もするし。活発に話し合いをしますね。が、なにか違和感が…。なんなんだろ。
そうか、「今いる場所が居心地悪くても、他にも場所がある」って言う子が出てきたんだ。これまでは、いないわけじゃなかったけど、ほんの少しニュアンスが違ったな。ここの交流会が目指すのはそういうんじゃない。思わず「この子は今の場所をどうするかを考えているので、「こんな場所がある」って話ではない」って介入してしまいました。
今の場所が居心地が悪い。それは、実はどこに行っても同じこと。そんな時にガマンするのもひとつの方法です。その場所を変えるのもひとつの方法です。でも、そこから逃げない。どこかにある楽園を探してそこに行くことを目指すんじゃなくて、今いる場所でどう生きていくかを考え実行していくことなんだな。
まぁ、次に来た時にどうしようと思ったか、どうしたかを聞くのが楽しみです。それにしても、来る会を重ねるごとに少しずつ語れるようになっていく子を見るのは楽しみですね。

で、6時に終了。その後、大人は恒例の「幸楽」に移動して、ようやくアルコール解禁です。ちなみに子どもたちは別の場所で二次会です。これもまた昔のやり方です。卒業生たちがいろいろ模索してくれるのがうれしい。
で、ワイワイ飲んでたら、子どもの二次会を仕切ってくれてたYーきが到着。「やっと飲める!」。おつかれさん&ありがとう!
そこからもうひと盛り上がりして、なぜかカラオケに行くことに。マジか…。ここで12時くらいまで歌って、Kっ川くんに家まで送ってもらうなど。帰ったら3時半くらい。ほんとにいつも申し訳ないm(_ _)m。でも助かりました。
服を脱ぎ散らかして、ベッドに潜り込んで「やっとふかふかのところで横になって寝られる」と思った次の瞬間寝ちゃいました。

γGTP値との闘い

今日は午前はヤクゲトのために休みです。なので、朝は久しぶりにふとんでゴロゴロ。ゴロゴロしてても、始業時間よりはるかに早い。さらにパートナーが仕事に遅れそうなので、最寄りの駅まで送ったけど、一番近いガッコならこの時間に出ても間にあいます。なんでこんなに通勤時間をかけてるんだろ…。
で、血液検査の結果を受け取って、そのままヤクゲト場所へはしごです。
い「血液検査の結果です」
医「うん、いい値ですね。閉経の女性がホルモン補充してるのとほぼ同じね」
ちなみに、ホルモンの結果はこんな感じです。

測定日 E2(pg/ml) T(ng/dl) 薬(錠/日) ビールの本数 ビールの味
2006/08/10 67.3 0.05(ng/ml) 4 1本弱
2007/02/08 1430.0  5 1本弱
2007/04/10 1386.0 4 1本弱
2007/06/14 587.2 3 1本
2007/08/16 104.1 2 1本
2008/02/14 681.1 2 1本
2008/04/10 418.0 1.5 1本+α
2008/06/04 65.0 1 1本では足りない
2009/01/27 69.0 1.5 1本
2009/09/17 88.8 603.9 1.5 1本
2009/12/8 174.9 33.6 2 1本
2010/04/26 97.5 5/3 1本
2010/08/09 10以下 0.4 12.9 43.3 0 1本
2011/02/16 43 0.3 13.7 35.3 0.5 1本(無敵)
2011/09/21 24 0.2 14.3 36.3 0.5 1本
2012/07/24 10以下 0.1以下 17.8 63.0 0.5 1本
2012/11/17 30 0.2 9.9 25.1 1 1本
2013/11/11 42 0.1 4.7 19.2 1 1本
2014/03/04 50 0.1 10.2 22.1 1/2 1本
2014/11/06 20 0.1 8.2 17.3 1/2 1本
2015/04/18 42 0.2 4.6 11.9 1/2 1本
2015/11/10 72 0.3 4.3 15.2 1/2 1本
2017/02/13 41 0.2 5.4 14.7 1/2 1本
2017/07/01 18 0.2 10.1 28.2 1/5 1本
2017/10/31 118 0.2 8.5 21.5 1/3 1本
2018/02/13 13 0.2 15.3 43.3 1/3 1本
2018/05/05 105 0.3 7.7 24.7 2/7 1本
2019/07/01 65.1 0.03 26.5 41.5 2/7 1本
2020/02/07 40.9 0.03 21.5 38.6 2/7 1本

※2013/11/27よりエストラーナを1/2
※2017/03よりエストラーナを1/5
※2017/07よりエストラーナを1/3
※2017/10よりエストラーナ0.360mmを1/3
※2018/02よりエストラーナ0.720mmを火・金
狙う値はE2が50〜100

ちなみに、基準値は以下の通り。

ホルモン 男性 女性
E2(pg/ml) 19〜51 19〜226(卵胞期)・49〜487排卵期)・78〜252(黄体期)・39以下(閉経後)
テストステロン血清(ng/dl) 225〜1039 3〜67
望ましいT値(ng/dl) 100

で、あいも変わらず、ホルモンよりも問題なのはγGTP関係です(笑)。

測定日 γGTP ALT
基準値 1-80 5-45
2010/08/24 107 36
2011/08/23 223 82
2011/09/21 184 57
2012/07/24 100 29
2012/11/17 72 26
2013/11/11 118 34
2014/03/04 100 22
2014/11/06 118 23
2015/04/18 90 26
2015/11/10 94 39
2017/02/13 115 26
2017/07/01 124 34
2017/10/31 129 28
2018/02/13 86 25
2018/05/08 100 32
2019/07/01 55 21
2020/02/07 117 30

血液検査してくれるところでは
「休肝日をつくってください」
って言われたけど、まぁそれはそうなんでしょうね。ただ、ものすごく体調が悪かった2月あたまのデータと考えれば、まぁ悪くない値です。

てことで、午後は出張。会場は家の近くです。なので、いったん家に帰って、おにぎりつくって、再び徒歩で会場に向かいます。
この出張、毎年ネタだらけなんですが、今年はどうかな。主権者教育の専門家の話は参考にはならんけど、まぁあれやな。通級指導の話はおもしろかったかな。特にスモールステップを可視化させる修法はおもしろかったかな。ただ、「世間話ができるようになりたい」とかSSTの話が出てきたところで、やはりツッコんでみましょうか。
「スモールステップ、うちの子らにやらしたいというか、自分もやりたいなと思いました。あと、わたしも世間話が苦手なんですが」
とかいうところからはじめたけど、まぁウケんわな(笑)。で、質問の元ネタはもちろん浦野さんの話です。つまりコミュニケーションは相互行為なので、それがうまくいかない原因を片方にのみ負わせるのはおかしいって話から、SSTを拒否する場面とかなかったのかって質問をしたんですけど、ピントをはずしてたみたいでした。残念。

で、夜は恒例の会議です。歩いて帰れる出張先からなぜに大阪と思ったけど、しかたありません。まずは京都駅で乗り換えなので、少し時間調整。

うまいわ。
で、大阪駅で降りて、Kうさんと合流して時間調整。

うまいわ。
そして会議では、いつものように軽くツッコんでみるなど。すると帰りのエレベーターで
「Tう田さんといつきさんはトムとジェリーみたいですね」
とツッコみが入るなど。
で、いつものところで〆の呑みをして、今日も平和に1日が終わります。いや、終わってない。帰らなきゃ。持ち帰りにしてもらったカツサンドをぱくつきながら家に帰ると0時前。長い一日も終了です。
しかし、これではγGTPが下がるはずもないな(笑)。

役まわりはこなせたかな→言葉のパワー

朝、目が覚めると7時。まぁこんなもんかな。とりま、お風呂に入って朝ごはんですね。そのまま9時過ぎまで部屋でダラダラして活動開始です。
会場まで移動して、みなさんにごあいさつ。と、山本さんが来ておられます。たぶん今回ずいぶんとご苦労されたんだろうな。
やがて東海講座の開始です。どれくらいの参加があるだろうと思ったけど、100人くらい来られてて、ほぼ満席です。よかった。
第1講は桒原さんのレクチャーです。とにかく話の内容はマジメです。ご自身の実践に基づいた話は、王道ですね。ただ、体調がイマイチなので、少し外に出て古川さんと話すなど。そうこうするうちに昼前になったので近くで牛丼を食べて腹ごしらえ。帰るとすぐに昼休みになったので、機器のセットです。
てことで、1時からがわたしの出番。内容をどうしようか、ずいぶん悩んだのですが、やはりミッション3で攻めることにしました。前の方に三重の友だちのSか田さんとかY山さんがおられます。この人たちは笑ってくれるかな。
てことで、お座敷スタート。
今日も快調に飛ばします。みなさんあっけにとられてます。いかんいかん。笑ってもらわねば。てことで、「笑っていいですよ」とお願いをしたあたりから、少しずつ場が和んできました。よかったよかった。
それにしても、ミッション3の1時間半バージョンを選んだんだけど、なぜか2時間半バージョンとあまり変わりません。おかしいな。でも、スライドってはじまってしまったら、そのスライドに沿って話をするしかないので、まぁいけるところまでやりますか。
てことで、快調に飛ばして、そこそこ笑いもとれて、ええ感じかなと思ったのはいいんですけど、残り20分の時点で、まったく終われそうにないことが判明。しかたないので、後ろに座っておられる古川さんに「終われる気がしないんですけど」と言うと「ええよ」と返ってきたので、そのまま延長戦に突入。結局10分オーバーで終了です。きっと古川さんの歌を聞くために来ておられる人もいたんだろうな。ごめんなさい。
で、10分の休憩時間にいろいろあいさつしたりして、すぐに第3講の古川さんの登場です。古川さんの話は前に一度聞いています。なので、今日は前のときの話を思い出しながらのんびり歌を聞いてました。が、新幹線の時間があって、古川さんの話を最後まで聞けません。残念やなと思いながら会場をあとにしました。

帰りの新幹線、何をする元気もありません。やはり身体が疲れてます。てか、眠い。ウトウトしながら、なんとかかんとかたどり着いたのは大阪駅です。今日はなぜかこのイベントの前夜祭に乱入させてもらうことになりました。
なんか、豪華なメンバーがそろっておられます。てか、話されてる内容についていけない(笑)。たぶん、今わたしが外部からの情報をシャットしてるのがアカンのでしょうね。なので、はじめのうちはもっぱら聞き役。
でも、そのうちマイノリティの話になってきたので、このあたりからわたしも混じろうかなと。で、マイノリティの持つ「刀」の話をしたら、温さんが「刀を持たされることもある」と言われました。なるほど。ただ、「刀」というメタファーと「持たされた経験」=「持たされた刀によって、自らを傷つけた経験」が、ご自身の柔らかいところに突き刺さったのかな、つらい思いをさせてしまいました。
言葉って、難しい。言葉は基本的にはパワーなので、それは時として暴力にもなりますからね。
でも、笑顔でもどってこられて、そこからしばし総括です。
そんなこんなで10時過ぎにおいとま。楽しかった。げど、メッチャ疲れた。

ヤツらの要求

朝、やはり眠たいです。睡眠時間が必要なのはわかりきった話なのに、しかたがないですね。
今日は40分授業です。でも、試験範囲を終えるために必要な時間はせいぜいが15分。あとはプリント学習です。なので、あっという間にレクチャーが終わります。おそらくこれがほとんどの子にとっての「最後の数学のレクチャー」になります。
てことで、サックリと授業を終えて、あとは「仕事の振り返り書」の資料づくりをしたり、はたまた今度つくられる予定の大学向けの教科書のゲラを初稿を読ませてもらったり。これ、おもしろい!そこに筆者としてではないけどかかわらせていただけるのがうれしいです。
放課後は月曜日にある特殊業務の準備。と、校門の外に「やりがいのある子」が3人ばっかいます。でも、特殊業務が優先です。放送室でゴソゴソしてると、若手教員が
「Oせんせいがお呼びです」
とのこと。これは「やりがいのある子」関係やな。めんどくせー。Oせんせいのところに行って
「なに?」
と聞くと
「ヤツらはいつきを要求してます」
マジか…。人質かよ。
行くと、最近来なくなった「気になるクラス」の子でした。
「せんせい、授業おもろいか?」
「静かで楽やけど、ちょっとつまらんな。今日な、みんなに「あいつらが来なくなった原因つくったの、お前らにも責任あるやろ」って言ったんやわ」
「知ってるで」
「誰に聞いた?」
「〇〇」
「ふぅん」
みたいな会話。
それにしても、なにもできなかったわたしを、それでもヤツらは要求してくれたんだ。それだけで、なんか、少し救われたかな。
そんな気持ちで職場を出て、向かうは静岡です。明日はこのpdfファイルのお座敷です。なので、今日は前夜祭。
なんか、何もできてないのに、人権教育の研修会で話すのは気が引けるなと思ってましたが、それも「ヤツら」のおかげで少し楽になりました。なので、全国組織のえらい人々と飲んでみたりました。一次会はサックリ終わって、その後この間ご一緒できなかったY山さんたちと合流。ワインボトルを頼んだら甘っ!「王様の涙」でした。
その後、コンビニで缶チューハイをゲット。部屋呑みをしたけど、当然最後まで飲めずダウンです。

屋根に雪が降り積むとき→相変わらず

朝起きると体調はまぁまぁです。そこそこの時間に寝ることが大切ですね。
今日も気になるクラスはうるさい。というか、気になる子がうるさいだけですけどね。ところが、授業の後半、その子が寝ちゃいました。しゃべり疲れたのかな(笑)。
でも、そこからとたんに静かになりました。その瞬間、三好達治の詩「雪」が頭の中をよぎりました。
ーーー
太郎を眠らせ、太郎の上に雪降り積む
次郎を眠らせ、次郎の上に雪降り積む
ーーー
教室の中は雪の夜のような静けさです。やはりこっちのほうが好きだな(笑)。
ただ、明日で試験範囲が終わるから、こんな時間はもうないでしょう。
てか、アクティブ・ラーニングって、こういう静かな時間は望むべくもないから、やはりアカンと思うんだけどなぁ。

で、午後は休みをとって滝井参り。が、とにかく眠いです。起きてられるかなぁ。受付したらすぐに呼ばれたのでビックリ。やはりこちらの人数は少ないんだな。O田さんとは30分ほどよもやま話。まぁいつものことですね。
そしてまんまるの会。とにかく眠いので、早くビールが飲みたい。てことで、自己紹介をさっさと終えて、ビールの買い出しです。あとは厨房にこもって調理です。
前回、たまごを焼いてそれなりに好評だったので、今回も焼くことにしました。今回はトマトのオムレツとチーズのオムレツです。フライ返しがないから焦げ色つけずにつくるのは至難の業です。特にトマトのオムレツは難しいです。まぁしゃーないです。あとはいつもの「眠々のセミ餃子」です。
調理もひと息ついたところで、若い衆としばし話。が、昔話になるのがアカンところです。てか、若い衆から「ギャル」とか言われるのもまたアカンところです。
そんなこんなで9時くらいから退散の準備。9時半前には「ゴメン、お先」と退散です。さすがに最近しんどい。それでも家に帰ったら11時。やはり遠いわ…。

ひたすら呑む

朝起きると9時過ぎです。眠い。さてどうする?
とりま、鍋が残ってるので、それを始末しなきゃならんですね。
ただ、なんとなくおなかが減ってない。とりまおふろに入ってからかな。
そこからちょこちょこ切ったはったをしたら11時。頃もよし。ワインを買って、荷物を持って、外鍋です。今日は陽射しが暖かいです。ここでまたまたいろんな話。それにしてもSおりちゃん、苦労を呼び寄せる人だな(笑)。
で、陽が少し傾いたしワインもほぼあいたので、部屋にもどって、チューハイを仕入れて、フェアウェル部屋呑み。
結局6時間飲んだところで解散です。
家に帰ると晩ごはん前。
おふろに入って、晩ごはんを食べながらビール飲んで、さすがに限界が来たので寝ることにしました。
てことで、奇跡的な9時就寝。今日は12時間しか起きてなかったのか。でも、こんな日があっていい。

仕事を振り返る

朝、職場に行ってPCに火をくべてメールチェック。と、約束通り校正原稿を送ってくださってました。ありがたい。パラパラ見ると、話し言葉を残しながらも正確な記載に変わっていて、ほんとに申し訳ないなと。
ということで、午前の空き時間に組版が終了。これで入稿できます。
その後、「仕事の振り返り書」に着手。「何をやってきたか」をひとつひとつのペーパーに対して書かなきゃなりませんが、これが難しい。ひとりで書いたものはやりたかったこと、やったこと、できたことが簡単に書けますが、共同でやったものはそうはいきません。でも、それは同時に、そこまで自分の中でこなれてなかったことの証左です。反省だな。
てことで、のつこつしながらも書き終えて、チェックしていただくためにI田さんに送るなど。定時に上がろうとしたところにI田さんから電話。アドバイスをしてくださろうとしたけど、PCの火を落としたところです。ここからPCを立ち上げてプリントアウトしたら、電車に間にあわない…。と、朱をいれてくださるとか。申しわけないです(;_;)。

で、京都駅でSおりちゃんと合流。今日は鍋パです。ビール→ワインと進んで、あっという間にワインがなくなりました。どうする?まぁええか。てことで、近くのコンビニでワインを買ってさらに飲む。こいつもあっという間にあいてしまいました。どうする?まぁええかと、ウィスキーをなめなめ、なんだかんだと話。
そういや、サシ飲みははじめてでした。
てことで、気がつくと1時半。寝よう。

今年も母女→悪友と

今日は大津で近畿ブロックの「母と女性教職員の会」があります。しんどいなと思いながらコーヒーを淹れて、窓の外を見ると、雪!

マジか。まぁでも毎年こんな日は何日かあるんだけど、今年は少ないだけのことですね。
てことで、電車に乗って大津に向かうんだけど、山科でも雪。そして大津も雪。雪の中をしばし歩いて会場へ。この時点でなんとなくボーとしてます。
で、「女性部長会議」を終えて(笑)、午前の記念講演。講師は艮香織さんです。はじめてお会いしたのは、たしか11年前です。あの時はたいへんでした(笑)。その後、長い長いブランクがあって、その次はHリムさん企画の時ですね。あの時はすげーって思いました。で、今回の母女をするにあたって、地元のOくちゃんさんが「ガチの性教育の講演を企画したい」とのことで、「つきましては艮さんをお呼びしたいけど、どない?」とか言われて「それええやん!」となって、今回の企画になったと。
今回は2年前と違って「人権とは」という話から入られました。と、滋賀のお友だちのE川さんから「えらそうや」とのメール。えらそうなわけではないのですよ。聞いてる人の大多数は教職員で、その人たちに「知識」の伝達をしてるのですよ。なので「知識や理屈、あるいは言葉として「知っておく」ことは大切かなと思ってます」と返事しときました。いや、ほんまにそうなんですよ。どこかで誰かからツッコミが入った時に「アワアワアワ」ってならないためにも大切なんです。
あと、やはり「性」は「人権」ってことはおさえとかなきゃならんですよね。隣の人と「これまで受けてきた性教育について話す」というセッションがあったので「どんなの受けてきました?」と聞くと「男女の身体の違いとか」って言われたので「それ、生物ですやん」とツッコんでみると「たしかにそうですね」と。
いや、生殖器の話も大切です。でも、それを教えることを性教育とは言わない。同時に、例えば「人間関係」を教えることも大切なんじゃないかな。だからこそ「人権」がからまってくる。
艮さんの話は、そこからユネスコの話とかWHOの話とかに進んでいきます。が、ここらあたりで、明らかに時間が足りない(笑)。てか、スライド見ると、もともと時間が足りない。てことで、ここらへんは最小限で飛ばされて、最後の最後に再び「人権」へ。ネタはどこかで聞いた話です。それがちょっとうれしかったかな。

昼ごはんのあとは、分科会。わたしは「女性の生き方」分科会の司会です。いろいろ変だけど、もっと変なこともあったから、ええんでしょう。
ちなみに分科会の前に「討議の柱」を考えなきゃならないのですが、おふたりの提案者の共通項を必死で考えました。かたや子どものアドボカシーの話、かたやご自分のライフストーリー。共通点はどこか。いろいろ考えたんだけど、自分がジェンダーにからめとられながらもそれに気づいてない状況から、今の状況へと変わっていかれたんだなと思ったので
「「気づく、向きあう、変える」でどない」
というと
「教研やー」
って笑われました。そりゃそうだ。
分科会の前半は提案者の話。おふたりともマジメです。そしてがんばり屋さん。そのこととジェンダーが結びつくんですね。でも、渦中にいるとそのことに気づかない。さらに言うなら、ジェンダーが内在化している。だから逃げられない。それがどこかで破綻する。それは子育ての中であったり、過剰な家事であったり。そこでようやく気づく。そこから自分が置かれている「位置」と向きあう。そして自らの生き方を変えていく。そんな話でした。
で、わたしの司会は後半、いわゆる討議の時間です。誰も発言しなかったらどうしようかと思ったけど、けっこう活発に発言が出て助かりました。でも、あえてグループ討議の時間をつくったり。
そうそう。
「いつまで性別でわけるのか。最小限必要なところ以外はわけなくてもいいのでは」
とかいう話が出てきて、さらに
「最小限必要なところって?」
という問いに、
「身体」
ってつぶやきが聞こえてきて、メッチャ反応しかかったけど、ここで反応したら共同研究者になるのでガマンするなど(笑)。
てなことで、分科会も無事終了。

分科会のあとは懇親会。4時半から6時半というメッチャ早めの晩ごはんですが、遠方からの人もおられるのでしかたないですね。ビールがキリンだったのでラッキーでした。
で、懇親会が終わったら京都駅へ。そのまま、なぜか南行きに歩いて、とあるホテルへ。ここに大学時代の「悪友」が泊まってます。なんでも今度子どもさんが京都の大学に入学されるんだとか。てことは、また会える機会ができるかな。韓国料理をつつきながら、悪友とかおつれあいとか子どもさんとしばし懇談。
でも、明日は仕事だ。早上がりにしましょうか(^^)。

世界が広がると感受性も増すのかな

朝、寒いです。久しぶりにお湯をかけた車のウィンドウが再凍結します。通勤途中も手が痛い。でも、これが普段の冬なんですよね。
電車の中から自分宛てにトドリストをメールします。職場に着いたら、トドリストに従ってサクサク仕事。
授業は2発。合間に生徒の走りにつきあってみたり。
それにしても、タイムは一緒に走る人に左右されるもんですね。今日は約4kmのコースをいいペースで走れました。

これ、ここ数年で一番早いペースかもしれません。
そんなこんなで、いろいろしてたら、あっという間に定時です。さっさと職場をあとにして、崇仁へ。今日は久しぶりのちょぼやき会です。会の前はいつもの通り、軽く燃料補給。今日は昨日角打ちで教えてもらった「おでん」を食べようかな。

うまい!味噌味がたまりません。一味をかけると、またおいしい。味噌味をビールで洗い流して、お店を出ました。
で、ちょぼやき会。今日の担当はYもぎ田さんです。現在リビングライブラリで本としてお世話になってる方です。今日の話はうちのガッコで話されてる内容+αを話してくださいました。
Yもぎ田さんの話を聞くと、仕事だけの人間がいかに狭い世界に生きているのかがよくわかります。たとえその職場がどれだけ大企業であってもです。話の中で「同じ話題しかない」みたいなことを言っておられましたが、そうなんですよね。結局仕事のグチがメインの話題になるんですよね。同質集団ってそういうことなんです。
そんなYもぎ田さんが、いろんなことがあって、仕事100%の生活がガラリと変わる。ここからがYもぎ田さんのおもしろいところなんですね。たぶんもともと興味をたくさん持つ方なのかな。そういうYもぎ田さんの特性が発揮される人生がはじまります。ただ、単に興味を持つだけじゃなくて、その興味を少し引いたところから観察したり、あるいは寄ったところから共感したり。そんなひとつが、例えば水俣病。そして水俣病から原発のことを問い直されます。
おもしろいなと思ったのは「被害者・当事者」となった時に、じぶんの「加害者性」へと思いを巡らせる。その加害者性は「他の問題」ではなく、自分自身の被害者性である原発へと向かうんですね。
ご本人は「考えるのが好き」って言っておられたけど、「考えながら生きる」ということがいかに大切か、そしてそれがいかに自分が生きる世界を広げてくれるかが、とてもよくわかる話でした。
うちの子ら、この話を聞いてるんですよね。伝わってるかな。というか、伝えるのはわたしたちの仕事か。
ちょぼやき会のあとは、今日は「中光園」に行きました。ここ、この間来たところです。ここでお腹いっぱいになるまで食べて、崇仁新町に行こうかと思ったけど、これは無理だなと。
てことで、いつものようにUりんちゃんに送ってもらって帰りました。家に帰ると10時過ぎ。よかった。10時半には寝られる…。

新年のあいさつ

今日は午前も午後も出張です。なので、朝は少しゆっくりめ。電車に乗って第2のふるさとへ。保小中高の合同会議です。
なんというか、保育園ってすごいなとあらためて思いました。職員一人ひとりが部落問題について自分のテーマを決めて調べて、それを互いに発表しあうとかやっておられるんですよ。すごいわ。それを聞いた小学校の教員は「うちの学校、かつては同じようなことを合宿してやってました」とか。
そういうのを聞くと、ほんとに高校ってのはチームワークとしてはダメだなって思います。まぁわたしもそのチームワークを乱す人間ではあるんですけどね。そして、その自由さが大切だってこともわかってるんですけどね。ただ、教職員の人数が多いということと、仕事が分担されることで専門化されてることのメリットも大いにあるしなぁ。そして、大学はもっとダメなんてしょうね(笑)。
午後の会議の前に隣のガッコの食堂へ。てか、食堂のあるガッコはいいなぁ。もちろん、温かいごはんを安くで食べられるってのもメリットなんですけど、それだけじゃなくて、みんなで食卓を囲んで食事ができるので、そういうところでムダ話ができるんですよね。それがいい。もっとも、ひとりでごはんを食べることになる人もいたりするってのもあるわけですが。てか、かつておべんとを持っていくことで、そういう「輪」を壊したわたしが言うことでもないか(笑)。
で、午後の会議。ここで話題になったのが「マイクロアグレッション」をめぐる話です。
どうやらきむうじゃさんの「「日本語おじょうずですね」は差別か」という問いにいまだに捕まっておられる方がいる。それはとてもいいことだと思います。簡単に答えを出したりあきらめたりするんじゃなくて、考え続ける。
ただ、考える時の立場が違う。つまり、言葉を発する側にとって、それは差別と「される」のかということにこだわっておられる。もちろん大切な観点です。が、おそらくマイクロアグレッションはそういうのではない。被差別の側が「なんとも言えない居心地の悪さ」に出会った時に、「マイクロアグレッション」という概念を手に入れることで、その居心地の悪さに名前をつけることが可能となり、説明することが可能となる。
例えば「日本語おじょうずですね」の中に込められているのは、「日本語ネイティブスピーカー=日本人」というステレオタイプなんだけど、そのステレオタイプは同時に「在日」という存在をそこから排除することによって成立している。そこに在日は反応する。で、なぜ反応するかというと、在日という存在がカテゴリー集団として与えられてきたトラウマなんですよね。それがvulnelabilityへとつながり、マイクロアグレッションへとつながっていく。それは言葉を受けとる側のことなんですよね。つまり、マイクロアグレッションがマイクロアグレッションとして存在するのは、あるカテゴリー集団に対して与えられたトラウマとの関係なんだってことを、この間考えたんです。
ま、そんな話をするのですが、言葉を発する側としては「何も言えなくなる」「コミュニケーションがとれなくなる」となってしまうんですよね。
まぁ、継続論議だな(笑)。
で、少し早く会議が終わって、少し早く京都駅に着いたので、久しぶりに角打ちに行こうかなと。考えてみたら、今年になってまだ行ってません。
「あけましておめでとうございます」
と扉を開けたら、みなさん
「おー、来た」「久しぶりやな」
と声をかけてくださいました。うれしいな。たぶんたまに来る常連としてカウントしてもらってるんだろな。てことで、いつものを注文。

せっかくなので、「主」のようなおじさまに身の上話を聞いてみたり。果たしてこの行為はカミングアウトなのかアウティングなのか(笑)。でも、カミングアウトを迫る問いに答えてくださるわけで、やはりそこにはケン・プラマーの『セクシュアルストーリーの時代』的なものがあるのかなと思ったり。
そんなこんなで小一時間で帰ろうとしたら、いつもにぎやかなおじさまがお酒をおごってくださってたらしいです。マジっすか。お代は280円!
てことで、家に帰ってお風呂→ビールだな。
と思って家族でワイワイごはんを食べているうちに、いつの間にやらデッサンの話になりました。わたし以外の家族というか、うちの母親もパートナーの母親も、メッチャデッサンがうまいんです。
「わたしは絵が苦手」
と言ったら、上の子どもが
「そんなことはない」
と言って出してきたのがこれ(笑)。


そういや、昔こんなの書いてたな^^;