言葉を書き並べる

今日のおべんきょ時間はグループ単位のミーティング。金曜日のおべんきょは、互いに研究・実践したい人権にかかわるテーマを出し合い、テーマが共通する人同士でグルーブをつくり、最後に発表するのが目標です。
で、今日のグループミーティングのお題はテーマを考えるための「基本用語」を出しあうのが課題です。で、わたしが選んだ課題は「同性愛」。メンバーはわたしとあとひとりだけです(笑)。
ちなみに、この相方さん、なかなかおもしろいというか、強者っぽいというか。最初のおべんきょの時の自己紹介で、いきなり「従来の人権学習はステレオタイプ的なマイノリティ像を利用する形で成り立っている」みたいな話をしながら、批判的に総括してはりました。頼もしいです(^^)。

さて、いざ、「同性愛」をテーマにしたふたりではありますが、実はあんまり知識がないってことが判明。
なので、とにかく思いつくタームをダラダラと垂れ流しです。で、垂れ流しながら、いろいろタームにまつわる話を出しあいます。
そうすると、いろいろ出てきますねぇ。もちろん、その話の中には、直接タームにはならないこともあるわけですが、でも、そんな話がタームの中身をふくらませたり、別のタームの発見のためのきっかけになったりします。
てことで、一時間ちょい、ガサガサ話をして、脳みそ使いながらも、とても活性化できたんじゃないかなぁ…。

追い詰められて

今日はセンセとふたりでおべんきょです。一週間ほど前にようやく準備の最初の一歩をふめたくらいの状態で、ここ2日くらいでなんとか形だけは整えたって感じです。はっきり言って、まったく展開が読めません。
しかも、そこへもってきて、眠い。おべんきょ場所に向かいながら、半分寝かかってます。友だちのつぶやきを見て、ようやく眠気から脱出できたかな…。
で、話題提供。35分で終了。ダメだ(;_;)。
と、センセ。
「うーん、このペーパー、あなたがやりたいことと近いところもあるけど、ぜんぜん違うね」
_| ̄|○
そこからペーパーの解読がはじまります。ペーパー読んでないのに、わたしの提示したほんの少しの情報と、ペーパーの一部を読んで
「読んでないからわからないけど、けっきょく○○をしようとしてるんでしょ?」
すげえなぁ…。読む側もすごいし、必要なところに必要な情報を「わかるように」書いている書く側もすごいです。いまのわたしにはできないですね。わたしの文章は「なんのことやらわからない」けど、全体読んで、最後に「はぁ…、そーきたの」ってヤツですからねぇ。

でも、ここからの時間がよかった。
ブレーンストーミングよろしく、いろんなことを出しあって、ゴチャゴチャしていた頭の中が少しずつ整理されてきました。たぶん、やりたいことがふたつあって、それをミックスして提示しようとしていたんですね。で、それをわけてはどうか?という提案。
あ、クリアになった!
センセも
性教育に行くのかと思ってたけど、ようやく人権教育に帰ってきたねー。おかえり!」
って言ってくださいました。
うん。とりあえず、その方向で行くことにしましょうか。先は長い^^;;。

エッセンスとしての言葉

で、数学のおべんきょです。
今日はいままで2回のおべんきょでやってきたことを多項式でやろうということのようです。つまり、ユークリッドの互除法多項式でやろうと。
こういうことをしようとすると、すべて「定義する」ところからはじめなくちゃならないんです。例えば、「約数とはなにか」とか「公約数とはなにか」とか「既約な多項式とはなにか(整数でいうと素数)」とか。で、「既約な多項式は係数が有理数の場合1次式か、あるいは実数解を持たない2次式の証明」みたいなのを通過して、ようやく「ある多項式は既役な多項式の積で一意的にあらわせる」ことの証明で、本日の内容終了でした。

でも、ひとつひとつの式や言葉にムダがないんですね。一見まわりくどく見えるけど、そのまわりくどさは厳密性を担保するために必要なものであったり、あるいはわたしの理解不足を補足するためにあえてつけていたりするわけです。
なので、おそらく本来はエッセンスとしての言葉を真に必要な順序で書き並べることによって、ひとつのものごとをあらわしていくんでしょうね。

まったく!数学ってやつはo(^^)o!
という感じです^^;;。

資料は裏から見る

今日は結婚差別にかかわる意識調査の話でした。
部落の人と部落外の人の結婚で被差別体験のある人のパーセンテージ、60代と30代とでどちらが高いかみたいな話でして。これ、30代なんですよね。わかりきった話ですけど、からくりは簡単で、昔は結婚差別を受ける以前に、そもそも通婚(部落の人と部落外の人の結婚)が少なくて、だから差別が少なかったと。
まぁこれ、からくりを知っている人にとっては当然の話なんですが、からくりを知らない人には、もしかしたら「昔のほうが差別はゆるかった」っていう結論に至る可能性もあるわけで。
もっとも、裏ばかり見てもこれまたいけないのかな。
例えば、「部落であることを相手に伝えた」「伝えなかった」と結婚時の被差別体験にはさほどの違いがなかったりします。ということは、「伝えないこと」のメリットがさほどないということになります。ま、伝えなかった理由の第二位が「伝える前に相手は知っていた」ってのがあって笑ってしまいました。
結婚差別にかかわる意識調査の話は前にも聞いたことがあるんですけど、あらためて聞くと、調査結果はいろんな角度から見なくちゃならないんだなぁという、これまたごく当たり前の結論に達したりするわけで(笑)。

あまりに注目

で、夜はおべんきょ。うれし恥ずかし数学タイムです。
今日のは「aで割ったあまりがr、bで割ったあまりがqである数nをひとつ求めよ」って話でした。
これ、ユークリッドの互除法から出てきた「aとbの最大公約数をdとすると、ax+by=dとなる整数x,yの組が存在する」から求めることができます。
ちなみにこれ、aとbが互いに素であれば存在しますが、そうでない時は存在しない場合もあります。で、存在する時の条件を求めたりしてました。
ここで直感的に求めることも可能なんですが
「あまりに注目してみましょう」
とのお言葉。なんでも「法演算」というのを使ってみるとか。これ、「aをnで割ったあまりとbをnで割ったあまりが等しい」ときに「aとbはnを法として合同である」→「a≡b(mod n)」ってやるそうです。簡単に言うと、「数」をあまりで分類する感じでしょうか。で、これを使うと、具体的にはあまりの差がaとbの最大公約数の倍数であることが条件になるようです。
ついでに「10で割ったあまりがr1で12で割ったあまりがr2である数nと10で割ったあまりがq1で12で割ったあまりがq2である数mがあるとき、nとmの差を求める」なんていうのもありました。これは十干十二支で考えた時の年の差をもとめるってお題でした。

でも、あまりって「あまり」っていうぐらいですから「いらないもの」「半端もの」って感じがしがちなんですが、実は「商」よりも「あまり」のほうが使い道があるんですね。
でも、「ま、そりゃそうだな」と、なんとなく納得もするわけで…^^;;。

わかるかなー

今日は日本の人権教育の歴史です。わたしも知ってるようで知らなかったこと。ま、知ろうとしていなかっただけですけどね。
そうか。わたしが義務教育時代に人権教育(同和教育)を受けた覚えがなかったのは、わたしの記憶力の問題だけじゃなくて、そもそも教科書の中に記述がなかった可能性があるんだ。そんなこともわかるわけで、なかなか有意義でした。
もっとも、そんなことを身をもってわかるのは、センセとわたしのふたりくらい。若いおべんきょ仲間にわかるはずもありません。
他にも「ウケどころ満載」のおべんきょタイムだったんですけど、笑っているのはわたしだけ。ま、そんなひとときでしま。まぁ、ほとんどマニアの世界だからしかたないか…^^;;。

「型」

今日は午前に出張です。てことは、午前はデスクワークがまったくできないということです。まいった(;_;)。
えーと。5時までの間に残された時間は…。4時間か。この4時間でどこまでデスクワークができるかですね。
と、ひとつ用事が入った(;_;)。残された時間は3時間。
あ、もうひとつ用事があった(;_;)。残された時間は2時間。
ダメだ(;_;)。

てことで、なにもかも中途半端なままおべんきょ場所へ。やり残したことがいくつかあったので、おべんきょ仲間部屋で作業作業。
で、一対一のおべんきょ開始です。
んー。もらうコメントはボロボロです。どうやら「型」が身についていないみたいです。
ま、そりゃそうです。「上段の構え」とかを身につける前に「冗談のカマえ」と「円月殺法」で切り抜けてきたわけで、そんな人間の書く文章は、「演武」の世界ではボロクソです。
でもま、とにかく今できることをひとつひとつこなして、「型」を習いながら身につける以外方法はないようです。そして、「型」を身につけることは決して悪いことではないとも思っています。
ま、そんなおべんきょの時間でした。
にしても、時間が…。どうやってつくろう(;_;)。

あわただしい→個人授業(笑)

今日は午後から出張です。で、明日も午前は出張です。ということは、明日の昼までの仕事を今日の午前のうちにやらなくちゃならないわけです。
えーと…。
考えるヒマがあったら手を動かしましょう。
と、
「あ、いた!」
という声。いや、メッチャ焦っていろんなことしてるんですけど^^;;。その焦り、他の人にはわからんやろなぁ…。
最後に大切なメールを一本送って出張へ。

会議の場所ではひとつ先のことを考えなくちゃなりません。が、突然「いま」のことを振られたり。あぁ、難しい。

会議のあとはおべんきょです。特別に個人授業をしてもらっているのですが、とても緊張します。いや、緊張と言ったら語弊がありますか。でも、「遊び」が少ないので、頭を休めることができないんです。それが疲れます。
もちろん、それと引き換えに「対話」があるので、相互に深めあう&脱線しあうことができるのですが(笑)。
そんなこんなで、一時間ちょいのおべんきょ終了。

さて、家に帰ってビールだo(^^)o

人権教育の四側面

まぁ、いまさらと言えばいまさらなんですけど、でも、やはり興味深く聞くのです。
ま、他のおべんきょ仲間はたぶんこんな話はごぞんじないわけです。なので、センセはわかりやすく伝えようとされます。わたしにとっては、そこが興味深いわけです。どこにスポットをあてるのか。どこをどのように伝えるのか。どんな例示をするのか。そんなところに、センセの問題意識や関心が反映されます。

そう言えば、かつて「部落史の講演」を人を変えていろいろ聞いたことがありました。わたしはそれぞれの人がどんなふうに部落史を語るのかにすごく興味があったんですが、興味ない人は
「みんな一緒のこと言ってる」
「前に聞いたし、わかってる」
なんて言うんですよね。
ま、興味のあるなしに左右されるんだからあたりまえか^^;;。

てなことで、終わってからセンセとしばし話。わたしの「役まわり」の確認などして、おべんきょしゅうりょ。

メッチャ集中!

これから半年、月曜日は数学のおべんきょです。
おべんきょ場所に行くと、おべんきょ仲間はおらず、わたしひとり。さてさて、どうなんねん^^;;
センセが来られて、いきなり
「さて、どうしましょう…」
とのこと。高校1年の教科書を見せてもらって
「解けますか?」
そりゃ解けます^^;;
センセ、「う〜ん」と考えられたあと、いきなり
「定理A:pがabの約数ならば、pはaの約数orpはbの約数」
とか書きはじめられます。で、いきなり証明!さらに
「定理B:aとbの最大公約数をdとする時、ax+by=dを満たす整数x,yが存在する」
とか書いて、証明をはじめられます。うぉ〜!集中しないとついていけません。さらに
「だから、ユークリッドの互除法はね」
みたいな話。
鬼のような集中時間を1時間ちょい終えて、脳みそくたくたです。でも、ダイエットにいいかもしれません(笑)