戦闘開始

今日は午前が始業式、午後から入学式というハードな一日です。いや、ハードなのは、放送をやらなくちゃならないからなんですけどね。
午前の始業式では、いきなり「別会場*1」の設置を要請されました。いままではケーブルを引き回していたけど、今回からは大丈夫!だって、トランスミッターを買ったもん!
それにしても、思ったよりたくさんのFM局が受信できるんですね。てか、あいている周波数域がなくて、エライ困ったです。でも、なんとか局と局の隙間のところを探しあててようやく周波数探しは落ちつきました。で、次はトランスミッターからの距離の問題。これも、さんざん延長してなんとかOK。でも、今までに比べたら、格段に楽やなぁ。
午後の入学式では、「例の曲」なんかが流れるんですけど、放送室で座ったまま「みんな座っているかなぁ、立っているかなぁ」などと、会場見物。まぁ、ご時世ですわな。
あとは、放送部員にこまかく指示を出しながら、とにかく練習をさせます。多少不安だったけど、本番の緊張の中でしか身につけることができないものってありますから、失敗を恐れずに役割をまかせることも必要かなぁということで…。失敗した時は笑ってごまかせばいいし(笑)。

*1:服装・頭髪でひっかかった生徒を隣の体育館に入れて、そこで始業式を受けさせるんですよ

山歩き・パート2

で、無事山を下りて電車に乗ろうと思いプリペイドカードを探したのですが、ない…。カバンの中を見ても、ない…。ポケットの中にも、ない…。てことは、山の中で落としたか…。困った。免許証も入っているのに…。時計を見ると4時過ぎ。てことで、即断。
「全コース逆に歩くし、先に帰って」。
で、歩きはじめたらパートナーが「わたしも行く」と来ました。大丈夫かな。かなりのペースで歩くつもりだけどなぁ。
で、歩きはじめたけど、結論から言うと、ストレスの発散にもなりました。帰りの電車も入れると約2時間半。久しぶりにパートナーとふたりだけの時間が持てました。別に何がどうということはないのですが、いろいろと話がはずみます。たぶん、ふたりだけの関係じゃなくて、子どもたちもいる「ファミリー」だからこそ、より会話もはずむんだと思うんですよね。もちろん、子どもがいないファミリーはありだと思うし、シングルもありだと思います。でも、わたしたちのファミリーは、そういう関係なんだろうなと思います。
てことで、久しぶりの時間を過ごして、けっこう楽しかったな。でも、さすがに疲れました。家に帰って、晩ご飯を食べて、お風呂に入って、台所の片づけをして、あとは爆睡でした。

山歩き

うちの親が「一緒に山を歩こう」とうるさいので、春休み最終日、行くことにしました。しかし、きついですね。かたや、70過ぎの人。かたや9歳の子ども。もう、歩くペースから何から何までぜんぜん違います。しかも、みんなが好き放題をするので、えらいストレスがたまってしまいました。

選挙

今日は、京都府知事選。なので、選挙に行きました。ドキドキ(笑)。
京都の選挙権には性別欄はありません。でも、選挙人名簿には性別欄があります。ただし、本人確認は生月日(年はなし)のみです。でも、受付でもらう紙には性別欄があります。前回の選挙の時には、「女性」に◯をされたのですが、今回はきちんと(笑)「男性」に◯をされてしまいました。で、投票用紙の引換所。えらい困っている感じで「あの〜、男性でいいんですか?」と質問されてしまいました。失礼な(笑)。でも、ウィットの効いた返事を考えていなかったのが失策でした。「いちおうね…」とだけ答えたのはまずかったなぁ。次の選挙用にいい返事を考えておかなくっちゃね。

こちらの山遊び

京都府南部の町にいた頃から、うちの家族(というか、パートナーとわたし)は山遊びが好きでした。何より楽しいのは、山菜探しです。3月の終わりには「ふきのとう」。4月の声を聞いたら「つくし」。桜が散る頃になったら「たらの芽」。5月になると「わらび」。あと、4月の終わり頃からは、朝起きると家の前にタケノコがおいてあることがありました。近所のタケノコ山をもっている人が、売り物にならない堀り損じをおいていってくれます。これを、お米と一緒に大鍋で炊いてやります。あたりには、お米とタケノコの混じったなんとも言えない香りが漂います。
で、京都市北部に引っ越してきて、まだなかなか「沢」を探しあてていないんです。去年も今年も「つくし」くらいしか食べていません。
ところで、昨日パートナーが大原に行って、染め物の工房に出会ったようです。で、たまたま残っていたハンカチを桜染めしてきたとか。上の子どもが前から「桜染めがしたい」と言っていたらしく、今日、再度行くことにしました。
工房の名前は「大原工房」。染め物体験をさせてくれたり、工房の中には藍染めや渋染めの手づくりのいろいろなものがありました。
で、染め物体験。子どもを連れていったこともあるからか、きちんと説明をしてくれて、1時間ほどけっこう楽しめました。
基本的に自然の素材を使って「茶色」「赤色」「黄色」「青色」の4色をで染めるそうです。もちろん、季節や環境によって色はさまざまに変わるみたいでもあります。で、色を濃くする時はミョウバンを使う。あとは、これらをうまく組みあわせてさまざまな色をつくりだすとのことです。
上の子どもは桜の根っこを煮だした桜染め。下の子どもは、「そこに咲いている菜の花をとっておいで」と言われて、工房で働いているお姉さんと一緒に菜の花を摘んでいました。菜の花のまわりを見ると、伸びてしまったふきのとうもあったりして、なかなかいい感じです。
桜染めはきれいなピンクから、ミョウバンをつけることで少し深いピンク色になります。シルクのハンカチなので、光沢があってすごく綺麗です。菜の花で染めると薄い黄色になります。そこに貝殻虫でつくった赤を混ぜてやると、少し深みのあるオレンジになります。輪ゴムで縛って染めたので、黄色とのコントラストのある染めあがりでした。
工房からまわりを見ると、大原の田園風景が広がります。なんとものんびりとした風景に心が和みます。
なかなかゆったりとした春の一日を過ごすことができました。

講談社からの手紙

朝、ポストを見ると封筒が入っています。講談社からでした。中をあけると担当者さんからの手紙でした。
読んでみると…。結論だけ言うと、担当の方は、とても誠意のある方だなぁと思いました。でも、担当さんにはどうしようもないことがあるんでしょうね。特に、庄司陽子って、ベテランだし、担当さんも意見が言いにくいんでしょうね。
さらに、たぶん本人は本気で「偏見をなくすために」と思っているだろうから、よけいに思いこみが邪魔をしているんじゃないかなぁ。でも、そのわりに「知識と出会いが少ないなぁ」という感じ。もちろん、自分自身は当事者でもない(だろう)し、当事者の友達もいない(だろう)し、それはそれでしかたないとは思います。でも、大切なのは、「偏見をなくしたい」という根っこは揺るがず、それでも、変わり続けることのできる柔軟さなんじゃないかなぁ…。

決戦前夜

昨日は、年度直前の会議日でした*1。月曜日は、とうとう始業式&入学式。ということで、今日は始業式との間の空白の一日です。この一日、ゆっくり休むもよし、準備に使うもよし。泣いても笑っても、月曜日から新しい1年がはじまります。
わたしはというと、「いらん仕事」のほぼ最終作業。写真の取り込みと貼りつけです。
ちなみに、わたしの職場にあるスキャナはSCSI接続。今日日のパソコンにSCSIのボードなんてささっているわけがないです。なので、昔のパソコン*2にスキャナを接続してセッティング。ところが、SCSIのバイオスはスキャナを認識しているのに、OSの段階で認識してくれない。おかしいなぁと思っていたら、なんとSCSIボードをOSレベルで切っていました。そうか、そういえば昔、WIN95の終了時に不具合が起こってSCSIを殺していたことがあったよなぁ。てことで、一件落着。あとは、サクサク取り込んで、ネットワーク経由で画像を保存。ペーメ上にぺたぺた貼りつけて終了。
さて、これで落ちついて新学期が迎えられそうです。

*1:わたしは病休〜(笑)

*2:PEN2 266MでOSはWIn95。あらたにドライバを入れないとUSBが使えない(笑)

ついでなので「IS第5巻」

昨日買ったので、こちらの感想も。
つい、泣いちゃいます。5巻では、カミングアウトをめぐる本人や家族の葛藤。まわりの支え。でも、支えだけではない冷たい世間。それらをすべて、とりあえず自分で引き受けるということ。「何かを得るためには、何かを捨てなくてはならない」。使い古され、言い古されたことだけど、やはり重い言葉です。その言葉を笑顔で吐くことが大切なんですよ。泣き顔や苦しみ顔で話す言葉は、結局は他者の胸には届かないということ。
たしかに、ISの現実をすべては伝えきれていないかもしれない。でも、メッセージは充分に伝わってきます。
さてさて、このあとどんな展開になるんだろう…。

ところで、第8話

で、女性診療科の待合室における読書の感想。
う〜ん、浅薄…。
ありえない精神科医の言葉*1。唐突な大学入学後の人権擁護サークルとの出会い*2とサークルの人たちの受容*3。さらには、唐突な彼女の出現*4。しかも、本人は「レズ」だの「ホモ」だのと言いまくっているしさ。「自分はレズやホモみたいなものじゃない。ちゃんとした普通の人で、たまたま肉体と心の性別がずれているだけ」っていうことなのかな(笑)?
しかも、いろんな「受容(笑)」は、すべてが天から降ってくる。なんでやねん。トランスの中にも、いわゆる性同一性障害という人だけじゃなくて、女装・をかまなどさまざまなアイデンティティをもつ人もいます。生きてきた軌跡にも、パートタイムという選択の中でふたつ(以上)の「生」を生きざるを得ない人、フルタイムという選択の中で周囲との軋轢に苦しむ人、引きこもりの経験者、周囲の白い目にそれでもひるまずに生きている人、いろんな人がいます。さらには、性的指向とのからみも大切だと思うのです。そういう現実に生きているさまざまな人たちから学ばないとダメっす。
他にもツッコミどころが満載です。
花見の時に、精神科のお医者さんに見せたら…。爆笑していました。なんでも、大学で告られたシーンで「彼女、性同一性障害らしい」とかいうところのあまりにも説明的なセリフにひっかかったようです。で、隣にいた人がまた爆笑。「こんなかっこいい精神科の先生はいないよ〜」ま、ひっかかるところは、人それぞれみたいです。あるFTM曰く「このままだったら、来週号でSRSするんとちがうか」。まぁそういうペースです。
さてさて、このあとどんな展開になることやら…。

*1:両親もパートナーも去ったわけだけど→おまえがアウティングしたんだろうが!

*2:「君の話が聞きたい」って、あのね…

*3:話題がなぁ…

*4:だれよりも男らしいって、その男らしさって何よ?

その後、宴会受診者の会

関西医科大学ジェンダークリニック受診者の会(仮称)」というのがありまして、まぁかれこれ10ヶ月(=5回)ほど活動してきたのですが、最近その性格があきらかになりました。単なる宴会グループです。まぁ、世話人と会場を貸してくれる人と集まってくる人の性格が、そういうものだということです(笑)。
今日は、第1部「保険について」ということで、保険屋さんに来ていただいて、いろいろ話を聞きました。まぁ個人的な感想は、「結局、他の病気と変わらない扱い」ということです。あ、SRSを考えていて、でもまだジェンダークリニックに行っていなくて、しかも保険をかけようと思っている人は、まずは保険をかけてからジェンダークリニックに行った方がいいですよ。そうすれば、SRSに保険が適用される可能性が大です*1。ちなみに、SRSを受けた後はきびしいです。ついでに、美容整形*2は、「医療行為」にあたらないと解釈される可能性がありますので、黙っておけばいいという感触も得ました。まぁ、ここだけの話ですけど…。
で、第2部は近所の公園で花見。7時頃からだったので、夜桜はきれいだったけど、寒かったっす。あまりにも寒いので、8時過ぎにいつもの会場にもどって、そこから再び宴会開始。終わったのは11時。なんちゅう会やねん(笑)。
でも、回を重ねるごとに、だんだんみんなが仲良くなってきて、だんだんみんなが互いのことを話しはじめて、すごくいい感じの会に成長しつつあるなぁと思いました。

*1:ということは、受診者の会に来ている人は全員適用されない

*2:ex.Wにおける胸オペ