アンケート

この3日間のツケが来るのが翌月曜日です。きました。
とにかくしんどいです。あたりまえだけど。でも、仕事は否応なくやってきます。
というところで思い出しました。「授業についてのアンケート」をまだとっていないんでした。これ、別にとってもとらなくてもたいていわかるんですけど、まぁ「やれ」と言われたのでやろうかと。ちょうど体調が悪かったから、授業の最後の10分くらいはこれでつぶれます(笑)。いや、やらずにすむならちゃんと授業をするんですけどね(笑)。
で、結果。まぁ、あんなもんでしょう。意外だったのは静かなクラスで「授業中私語が多くてうるさい」という声がちょこちょこあったこと。うるさい方のクラスでは「まだ数学は静かだけど云々」まじっすか、あれで静かな方ですか…。
ところで、このアンケート、記名式なんです。ところが、よそのクラスで「名前書くの、いや」という生徒がいたそうな。そういえば、わたしのクラスでも「名前書くの?」って聞いていたな。たしかに、記名式だと正直なことを書きにくいかもしれないです。
ただ、書いてもらう側としては、記名式じゃないと意味がないところもあります。というのは、たとえば「授業がわからない」というアンケートが帰ってきても、それが数学の得意な子が書いたのか苦手な子が書いたのかで意味あいが変わってきます。あるいは、「授業がうるさい」というアンケートが帰ってきても、それが席がうしろの子が書いたのか前の子が書いたのかで意味あいが変わってきます。本当に子どもたちの声をひろいあげようと思ったら、やっぱり名前を書いてほしいわけです。で、書いてくれるかどうか、特に「悪いこと」を書いてくれるかどうかは、書いた内容が「評価」に結びつくかどうかと直結するわけです。いくら「関係ないよ」と言ったとしても、生徒が信じてくれるかどうかは別です。
そんなことを養護教諭と話をしていたんですけど、ふたりの間での結論は、「生徒と教員の間にいい関係があれば記名で書いてくれるし、いい関係ができていなければ「名前書くの、いや」となるよね」ということ。で、さらに「わざわざアンケートをとらなくても、その時点でわかるよね」ということでした。
う〜ん、自分たちで出した結論ながら、恐ろしいわ…。

{日常]遠出もおしまい

朝はゆっくりと起きて、ほんとうにダラダラと過ごしました。その間も、人権をめぐる話とか性教育をめぐる話を延々と話しあい。よくもまぁ続くものだと思うけど、そんなもんなんですよね。
昼頃に、大分駅へ向けて出発。なにせ、車で小一時間かかります。
大分駅構内のお店でお昼ご飯。団子汁、うまいっす。鶏の天ぷらも名物らしいけど、京都でも食べたな…。そうか、「静」にあるんだ(笑)。「やせうま」っていうのもありました。まぁ、団子汁の団子をゆでて安倍川ふうにした感じですか。お餅ほどは重くないけど、それなりに食べ応えがありますね。
で、2時過ぎのソニックに乗って、小倉で新幹線。家に着いたら7時前。
あとは晩ご飯を食べて寝るだけです。
あー、メールチェック、2日間できなかったなぁ。その間メールをくれた人、すみません。

夜は更けていく

わたしが泊めてもらった家に集結したのは、なんと2家族+わたし。うち1家族の小さい子どもは宿泊つきという…。まぁ、子どもが少ないので、誰が友だちになっても、気がつくと家族ぐるみのつきあいになるんでしょうね。しかも、同業だったりしたので、昨今の厳しい情勢について話が盛りあがりました。
で、1時にダウン。マジで、電気を消したら即爆睡でした。

ゴボウとこんにゃくの汁

なんでも、このあたりでたくさんのお客さんがある時は必ず出る品らしいです。

  • レシピ

ゴボウはささがきにする。こんにゃくは一口大に切る。鶏のもも肉は一口大の半分くらいに切る。すべてを煮る。味つけは…。わからないけど、おすましだったので、みりんと醤油かな。砂糖も入っているかもしれません。食べる時は、針ショウガと三つ葉を入れる。

わたしが御馳走になった家ではとりあえずすべて炊いていましたが、あらかじめ鶏を炒めておいてから炊く家もあるそうです。ゴボウとこんにゃくも一緒に炒めてもおいしいかもしれませんね。ちょっと鶏の脂が浮いている汁にショウガがみごとにあいます。なかなかのお味です。

その後

お昼ご飯は、「秋子想(ときこあん)」ここ、和洋折衷の「お箸で食べられる欧風懐石」らしいです。ちなみに、ゆっくりとランチを楽しむ店らしくて、お店の人曰く「1時間半のコースです」とのこと。ところが、記者が出る時間まであと1時間しかありません。なので、1時間半のコースを45分で食べました。もったいなかったなぁ。ごめんなさい。
さて、汽車に乗って向かうは湯平。といっても、なにせ鈍行です。2時間ほどののんびりした旅になります。ところが、ふたつ手前の由布院駅に着いたのが、まだ1時間ちょっと過ぎたところ。「あれ?」と思ったら、なんと由布院の駅には40分ばっか停車するそうな。すごいよ…。ホームの橋に足湯があったので入りに行こうと思ったんですけど、残念ながら「いっぱいです」とのこと。入れませんでした。
で、湯平からお友だちの車で長湯へ。ここ、去年の12月にもおじゃました場所です。
まずはお友だちの家の近くの温泉へ。みなさんはそれぞれの性別のところへ、わたしは性別不問の場所*1に行くことになりました。
お風呂のあとは、お友だちの家で宴会。今回は、せっかくですから「カス」を持っていって3品*2つくりました。それ以外に、机の上は料理がいっぱい。しかも、それぞれが手間いりだけど、決して高価なものじゃないです。それがいいですね。その中で「これは!」と思ったのを一品。

*1:家族湯。ひとりでゆっくりできるのはうれしいけど、一人っきりなのは寂しいです…

*2:カス丼の具=ダシで炊いて三つ葉を放り込んで卵でとじる。カスのハリハリ=ダシでカスを炊いて、水菜を放り込んでシャキッとした状態でできあがり。カス入りもやし炒め=いわゆる部落料理ですね。カスを軽く炒めてもやしを放り込んで、塩・胡椒に醤油をひとたらし。

アイコンタクト

ところで、話をする前にちょっとレジュメをとりに行った、その時。ビビッと来る視線を感じました。瞬間「仲間や!」。終わったら「こっちへ」と言われたのですが、「仲間が来ている感じがしたので、会場に行って来ます」というと、おられない_| ̄|◯。とそこへ、目の前にあらわれました。いや、よかったです。会えて。うれしいなぁ…。
しかし、どこでこの高座(笑)の情報、聞いたんだろう…。

新ネタ

なんで日田まで来たかというと、今年も漫談をしに来たんです。
なんでも、去年話をしたあとのアンケートに「この話の続きが聞きたい」というのがすごく多かったそうな。で、担当の方から「続きを聞かせてほしい」という電話があったわけです。その時のわたしの返事は「あの…、続きはないんですけど…」。
いや、最近わかったことですが、漫談というのは「いやぁ、ついしゃべりすぎてしまって、全部しゃべれませんでした、ごめんなさい」ぐらいでちょうどいいみたいなんです。なので、ふだんしゃべっていないところって、実は中身を考えていないという(笑)。
で、そこをしゃべれということは、完全な新ネタっていうことになります。ネタおろしって、実はかなりむずかしいんですよね。まだ自分のものとしてこなれていないし、なによりウケる自信がまったくありません。なので、「笑ってもらえる自信がありません」って答えたんですけど、担当の方「別に笑いたいから話を聞きたい訳じゃないです」って…。んなまじめなことをいわれても…。笑いをとって中身がないというのがわたしのウリなんですから、笑いがなければなんにもないじゃないですか…。
でも、とりあえずこれもなにかの経験ということで*1引き受けてしまいました。で、ずっと考えていたかというと、そういうわけじゃなくて、きのう「ゆふ」の中で30分ほど考えて、とりあえず半分くらいはネタができたところでやめてしまったという…。
そんなところで話をはじめたのですが…。まぁなんとかなりました(笑)。てか、なんとかなったのか?とりあえず、最後の〆のところは「あ、まだ終わっていませんね、続きを聞きたいと思われたら、3回目を。そのころにはなんとかネタとして練れていると思いますんで」とひどいことを言っていました。
てことで、すみませんでしたm(_ _)m。

*1:ひでぇ〜!

統合するために

H田って、これで来るのは3回目です。1回目は2年前の夏。福岡から宇和島に行く途中、1日あいたので友だちと一緒に遊びに来ました。K町というムラでいろいろ話を聞いて、その後「ムジゲの会」の人たちが呑んでいるところに乱入して、濃いぃ一晩を過ごしました。
2度目に来たのは、去年の12月です。この時は、漫談をしに来ました。で、翌日、久住に行くために早々に出なくちゃならなかった、と。なので、市内を見るヒマもなく、久住高原を越えてしまいました。
で、今朝、ふと目が覚めたのが7時頃。天気予報では曇りか雨ということだったのですが、まだ降っていないみたいです。用事があるのは9時半から。ということは、朝ご飯を食べてもまだしばらく時間があります。てことで、散歩に出かけることにしました。
なにせ、ホテルがあるのはえらく区画整理がされている場所なんですけど、一昨年行ったK町は川の畔にある小さなムラです。ぜんぜん自分の中でつながりません。とりあえず、フロントで近所の地図をもらって、場所を確認。なるほど、こうなっているのか…。
まずは、近くにあった亀山*1を攻略。階段をトントントントンッとあがると、すぐに頂上です(笑)。そこにあったもの。「松方神社跡」。そうかぁ、ここが部落の貧困化の原因をつくった松方デフレで有名な松方正義の出身地かぁと、ちょっと感慨深く…。もちろん、そこにあった案内板にはそんなことは書いてませんでしたけどね。
そして、三隅川を渡ると、K町のムラがありました。2年前と同じ椋の木もありました*2。椋の木の下の枯れ葉をそうじしていたおっちゃん曰く「この木、触ったら御利益あるで」「そりゃそうですよね。たくさんの人の命を救った木ですものね」「ちゃうちゃう!年末ジャンボや!」まいりました。「昭和28年の水害の時、おっちゃんは中学生でなぁ。水が胸くらいまで来たんや。でもそのあとがたいへんやった。ここらいちめん水浸しでなぁ。いまでこそ同和対策事業でこんなにきれいになってるけどなぁ」。おいおい、いきなりカムアウトです。いい出会いをさせてもらいました*3
あとは、温泉街を通ってホテルへ。
ようやく、わたしの中で「日田」がひとつになりました。

*1:「キザン」と読むらしい

*2:あたりまえだ

*3:なお、言葉は関西語訳です

ちょっと遠出…

仕事の方は、午前であがらせてもらって、ちょっと遠出をしてきました。
遠出ってどのくらいかというと…。まずは新幹線に乗って西2時間半ほど。その後「ゆふ」に乗って1時間半。待ちあわせの時間も含めて5時間ほど。おかげさまで、某所の版組とか、ずいぶんと進みました(笑)。で、到着したのは、O分県のH田という町です。
そこからホテルに荷物をおいて、向かったのは「四季の里」というお店。
住宅地の中にあるお店なんですけど、前に立った瞬間「かっこいぃ〜」と思わず声が出ます。さらに、中に入ると「えぇ〜」という感じです。高いんとちゃうん…。
ここで、わたしを入れて7人で晩ご飯です。
ところで、飲酒運転が厳しい昨今、みなさん「代行」の利用です。それにしても、日Tみたいな町だと、車じゃないと飲みに行けないだろうし、でも晩ご飯を食べながらゆっくりと楽しむならお酒は必要だし…。まぁ、これも「格差」ってやつですね。
ここの食事、なかなかいいです。凝ってるというのじゃないですね。自然の素材の味を生かして、それを引き出す感じ。まさに好みだし、自分もこういう料理がつくれたらと思います。もちろん、こんなことをプロ相手に考えるなんて失礼だと思うのですが、自分には無理だな、と。
鮎飯*1とか、鯉の皮のから揚げとか、鯉の刺身*2とかは、それでもまだ想像がつきます。びっくりしたのは、グラタン。柿をくりぬいて器にしてあります。なるほどなぁ。もちろん、中身は突き出しに使ってあります。そして絶品だったのは、鯉の刺身の横についていた柚胡椒。普通、鯉の洗いは酢みそで食べますが、ここでは柚胡椒+醤油でいただきます。この柚胡椒が手づくりなんですよ。なんでも、柚の皮を細かく切って唐辛子とかとあわせてつくるらしいです。最後に出てきたみそ汁*3
店の外にも手づくりのものがいっぱい。蔓をとってきてイスをつくったりしているそうですが、イスの脚になるような蔓があるんですよね。あれならつくれるな…。
いや、おいしかったし勉強になりました。
そうそう、話の方はというと、やっぱり教員同士というもので、昨今のいろいろなことね。こちらの方もあつかったです(笑)。

*1:焼いた鮎を生米の上に載せてダシをはってオカマ^H^H^Hお釜の中に入れてあります。これを直接炊きます。

*2:さっきまで動いていたそうな。ぜんぜん生臭くありません。

*3:この味噌も手づくり。でも、ご主人は「ひとつ手づくりじゃないんですよ」って悔しがっていました。それは糀らしいです。

自分の身を守るために

夜、パートナーと下の子どもが風邪のために医者に行ったので、上の子どもと二人でごはん。
今日のごはんは鍋。てか、こないだ鍋にしたらおいしかったからか、それともその時の野菜があまっていたからかわかりませんが、鍋が続いています。まぁ、おいしいし、あったまるからいいけどね。
ごはんの最中の話題は、昨日から今日にかけての社会の動きとか、今後予想される社会の動きとか。そんな話と自分の未来を重ねあわせて、上の子、かな〜り「将来は暗い」という感覚を持ったみたいです。で、わたしからの提言。

とりあえず、「いま」がそういう時だということを認識すること。そこから自分がなにができるのかを考えること。そこから道は開ける。もしもそれをしなければ、時代の中に巻き込まれていく。だから、まず認識することからはじめよう。

てことで、夕食後は数学の勉強(笑)。
去年はダメダメだった「三角形の合同の証明」がそれなりにできるようになっていて、ちょっと安心。