朝、部員たちは苦しみながらも起きて、発声練習をしたみたいです。わたしはというと、3日目恒例の朝の掃除です。
午前は「番組発表」。初日に1・2年生を2グループにわけて、お題を与えて、ラジオドキュメントを作成させました。その作品の発表会です。それぞれの班が、限られた時間と限られた機材を使って、それでも予想以上におもしろい作品をつくってくれました。もしかしたら、今回の合宿の最大の成果のうちのひとつかもしれません。
午前の後半は、「機材講習」。こちらのほうは、現在プロをやっている卒業生から、放送機材を組む時の細かなノウハウなんかを教えてもらいました。これまたすごくよかったかな。問題は、それを覚えているかどうかだな。誰もメモをとっていなかったしorz。
で、昼から帰路につきます。学校まで機材を運んで、結局家に着いたのは午後7時。マジ、倒れそうです…。
投稿者: ituki
合宿2日目・死のロード(笑)再開2日目
朝、部員たちは発声練習。でも、卒業生と顧問はお寝坊(笑)。
まぁ、合宿なんて、子どもたちが企画して、子どもたちがプログラムを考えて、子どもたちが実施するものですから、わたしが出る幕なんてないわけで。だから、別にいいんです*1。
でも、さすがにそれではまずいので、発声練習の終わり頃から参加。子ども達といっしょにメディテーションのひとときも持つことにしましょう。
午前は「研究発表」。う〜ん。もう少しきちんとした内容がほしいなぁ。でも、研究することや発表することのトレーニングを受けていないからしゃーないか…*2。
午後は、恒例の「山登り」。今回は、「山登り班」と「山歩き班」にわけることにしました。なにせ、年々ハードになってきていて、今年は無理な子はほんとうににっちもさっちもいかなくなると思われるコースなんで。
「山歩き班」は信頼できる卒業生2人にまかせます。わたしは「山歩き班」。昨日一度登っているとはいえ、やはりしんどいものはしんどいです。そうこうするうちに、ペースの違いから「ゆっくりコース」と「どんどんコース」にわかれてしまいます。わたしは「どんどんコース」の先頭*3。「ゆっくりコース」は、これまた信頼できる卒業生にまかせることにします。
「どんどんコース」は順調にピークを踏むことができました。今回、一部同じコースを往復することになるので、ピークからの帰りに「ゆっくりコース」と会えるかなと思っていたのですが、まったく来る気配がありません。ふと、頭の中をイヤな言葉がよぎります。と、ある卒業生が「わたし、もどりましょか?」と言ってくれます。ほんまに助かります。わたしは残った生徒をつれて下山開始。「山歩き班」との合流をめざします。で、合流地点に着くと…。いません。どないなってるねん。またまたイヤな言葉が頭をよぎります。しかたがないので、元気な部員をふたり、「山歩き班」がいると思われるところまで派遣します。で、ひとりには「会えたら報告にもどってくるように」。酷かもしれませんが、しゃーないです。
やがて30分ほどしてもどってきました。てことは、こちらは合流可能だな。とりあえず、「どんどんコース」全員を引き連れて「山歩き班」と合流。先に宿舎に返すことにします。さて、問題は「ゆっくりコース」ですわ。「山歩き班」と合流したあと、ふたたび下山口にもどります。と、「ゆっくりコース」の一部がいます。どうやら、「ゆっくりコース」はほんとうにおしゃべりを楽しみながらゆっくりと歩いていたみたいです。
まぁ、全員の無事が確認できたので、一安心。あとは宿舎に返すだけです。
それにしても、卒業生たちが大活躍ですわ。でもまぁいいんです。彼らをマンツーマンでつけることができるからこそ、安心して山を登れるんですわ。
夜は、恒例の「儀式」。今年も無事すんで、わたしの役目もほぼ終了です。
あとは、卒業生と現役生が交流しているのを確認しているうちに爆睡。
合宿1日目・死のロード(笑)再開
朝、荷づくり開始。前の晩にやればいいのですが、疲れていてやる気が起こらなかった&ケンミンショーを見ていた関係で、やらずに寝てしまいました。
待ちあわせ時間には間にあいませんでしたが、そこは顧問の強さで集合場所をどんどん北へずらして、なんとか合流成功。そのまま一路、現地に向かいます。やがて、生徒とも合流。いよいよ合宿の開始です。
初日の午後は、子どもたちは機材講習だそうです。で、わたしは卒業生と一緒に、明日の午後のプログラムの下見。目指すは「頭巾山」山頂*1。登山口までは完全な林道です。完全に普通の車でそろそろと走ります。
で、登りはじめたのですが…。ひどい道です。単に尾根をひとつ直登するだけ道です。あとは、ひたすら尾根道をずっと歩き続けます。途中、思わず「帰ろうか」と話しあいましたが、それでもいくつかのピークを踏み越えながら、1時間半後には山頂に到着。それまでの疲れが吹き飛ぶような山頂の景色です。
でも、遠くでは雷の音がしています。危険です。山頂のすぐしたから、いきなりふもとの林道に降りる道があります。ここをまっすぐ降りて、林道着。あとは1時間ほど林道を下って車の置いてある場所に向かいます。しかし、途中でサルの呼びあう声は聞こえるわ、鹿の後ろ姿を見るわ、思いっきり自然を満喫させてもらいました。にしても、ひとりで歩くには怖い道ですね。
そうとうヘトヘトになりながら、それでも4時間のコースを3時間で踏破。
にしても、あしたもう一回か…。
夜は、恒例の卒業生との交流。なんだかんだとしゃべっていたら、気がつくと2時半。あしたもプログラムがあるし、寝よう…。
*1:もっとも、宿の方からは「危険だからやめておけ」と言われていたのですが(笑)
トラブル発生
せっかく昨日撮った「記念写真」、パソコンに転送しようと思ったら、いきなりデータが飛びました。てことは、この夏にパートナーが撮った下の子どものデータもダメなわけね。
でも、ファイルサイズを見たらデータそのものは残っているようです。てことで、まずは「完全復活」とかいうソフトでサルベージ。けっこうデータは残っていました。で、サムネイルは見えるのですが、ほとんど開きません。てことは修復ですね。
ネットで調べてみると、無料ソフトで修復できそうなのは、JpegAnalyzerのようです。とりあえずデータを開いてみると、1/3くらいのデータは、最後に無用なデータがくっつけられているみたいで、こいつを削除したらOKでした。
問題は、RSTの順序が違ったり、データが欠落している(みたいな)ものが残りの2/3。たしかに写真を見てみると、順番がぐちゃぐちゃになっています。ほとんどパズルみたいですね。
ま、jpegの勉強をして、コツコツ修復してみますか。
ドナドナ…
とうとううちのジムニー、ダメかもしれないという状態になりました。
だって、冷房が効かないのはまだしも*1、ターボの加給圧がおかしいのか、「ピコッ」とか言ってターボがきかなくなるんですよね。しかも、燃費が10kmいかない。
あしたで車検切れなので、とうとう乗りかえることを決断しました。
にしても、長いつきあいでした。
JA11が出てきたのが1990年。その時すぐに買った1型ですから、これで18年間のつきあいです。
ちなみに、パートナーと出会ったのが1990年で、結婚したのが1991年。子どもが産まれたのが1992年ですから、パートナー並みの長いつきあいなんですよね。
考えてみると、結婚を決めて、その記念に友だちがとってくれた写真はジムニーの屋根に二人で座っている写真だったよなぁ。2人家族→3人家族→4人家族になっても、ずっとずっとジムニーで走りまわっていたよなぁ。
てことで、きのう、家族でジムニーとの記念写真。そして今日はドナドナの日です。
車屋さんまでの40kmほどを、加給圧があまり上がらないように慎重なアクセルワークで走ります。まぁ、京都は南行きは下りだから楽ですけどね。
さて、次はジムニーのライバルパジェロミニです。といっても、2WDだけど(笑)。あ、人生で初の2WD車だなぁ。
*1:毎年修理&クーラーガス充填もそうとう金額的にしんどいです
で、恒例の…・死のロード(笑)・再開8日目
高座が終わったら、一駅ほど歩いて海を渡る橋のたもとにある高いホテルのビヤガーデンへ。と思ったのですが、天気が悪いので「ビヤホール」でしたが。
でも、こういうのいいかもしれません。だって、ダラダラと長い時間じゃなくて、2時間程度でサクッと終わるから、帰りの電車の心配もありませんからね。
で、ビヤホールを出たら2次会。突然帰りの電車が心配になります(笑)。
で、2次会もサクッと終わったと思ったら、突然観覧車に乗ることになりました。いや、単に2次会メンバーのうちの2人が「高いところはこわい」とカムアウトしたからなんですけどね(笑)。
で、高いところを堪能したところで、今日はお開き。しかし、みんなちゃんと家に帰れたんだろうか…。
新ネタ
某大阪府南部の高校で「セクシュアルマイノリティの立場にある生徒の現状と抱えている課題について」というタイトルでしゃべれという話があり、行ってきました。
困った。新ネタです。
さすがに道中の電車の中でいろいろ考えたのですが、考えているうちに寝てしまうというありがちなパターンに陥って、結局途中までしかネタがつくれませんでした。
で、学校に到着してすぐに高座。
まぁ、結局なんだかんだ言っても、完全な新ネタにはならないわけで、いままで話をしたり文章を書いたりした数パターンを適当に組みあわせたら、あたかも新ネタみたいなものができるわけで、けっきょくそこでお茶を濁しながらも、笑いは確実にとるという、これまたありがちなパターンでなんとかこなしました。
にしても、ひさびさに「オチ」のところは緊張しました。いい経験だ…。
反省会・死のロード(笑)・通算7日目
朝起きて…。お、起きられない…。
でも、無理矢理起きて、出勤です。
今日は午後から日直。といっても、クラブで何かあった時のためにいるだけのことなので、何か仕事があるわけではありません。ただ、先週はほとんど学校に行けなかったので、いろいろたまっていることがあるだろうなぁ。
で、ちらちら仕事をしていると、いきなり大仕事が降ってきました。
テープおこしのファイルが来たのですが、これがすごかった。文章の途中にやたら改行が入っているわ、無意味な半角空白がいたるところに入っているわ。あまりのひどさにしばし呆然。
でもまぁ、テキストファイルで空白処理をしたりしたら、それなりになんとかなるかと気を取り直して作業開始。3時間ほど格闘して終了。にしても、もう少しなんとかしてくださいよ…。
さぁ、仕事を終えてお家に帰って、すぐに「街」へ向けて出発です。
「行ってきます」
と子どもに声をかけると
「またかぁ!」
とあきれられてしまいました。そりゃそーだ。
今日は、いろいろあった日の反省会みたいなもので…。
高座のあとに話に来られた学生さんと、その後いろいろメールのやりとりをしていたのですが、そのうち
「じゃぁ、一度会いますか」ということになって、反省会の開催です。
きっかけは「「ありのままのわたし」って、ほんとうはないんだ」というわたしの「解題」に対する反応からスタートしていたんです。
う〜ん。なんか最近「どこかにあるはずの「ありのままのわたし」を獲得したい」みたいな風潮があるように思えてしかたないんですよね。これ、日常生きている自分は「ありのままのわたしじゃない」へのリアクションというか、「本当の自分は今の自分じゃない」という自己否定感のあらわれみたいに思います。でも、その「ありのままのわたし」を獲得するためになにをするかというと、「自己啓発セミナー」みたいなところで癒しを経験したり、あるいは「自分へのご褒美」と称して「自分探しの旅」に出かけてみたり。まぁ、それでOKならべつにとやかく言わないんですけど、ほんとうにそうかよという思いはあります。
わたしにとっての「ありのままのわたし」っていうのは、「どこかにある」ものじゃないんだと思います。じゃなくて、それを獲得するために右往左往するその航路の軌跡の中にあるんじゃないかと思うのです。あるいは、右往左往するその「方向性」の中にあるといってもいいのかな。
あるいは、「ありのままのわたし」って、つかんだと思ったら実は蜃気楼だったみたいなものだと思うのです。
じゃぁ、「おまえはなぜあんなタイトル*1をつけるんだ」と言われたら、ひとまずは、「ウケがいいから」と答えておきましょう(笑)。でも、わざわざそのために「ために」をつけたんですけどねぇ…。
てなことを含めて、けっこう深い話をいろいろやりとりしていましたよ。
*1:「ありのままのわたしを生きる」ために
死のロード(笑)・さらに休肝日
集まられた方々を見た時、瞬間「どうしよう」と思いました。だって、そこそこの年齢層のおじさまがたがけっこうおられましたから。でも、話しはじめてしばらくしたら、ずいぶんと柔らかい空気があたりを包み込みはじめました。みなさん、すごい柔軟な感じなんですよね。
F市のとりくみって、すごいなぁと思いました。
最後はなんとも言えない心地よい「疲れ」を感じながら終了。
さて、今日は寄り道せずに帰りましょう。
京都縦貫道を使うよりも、山道を走った方が早いんですよね。車でぐねぐねと走りながら2時間ちょっと。11時半頃には家に着いていました。
家に帰ったら、とりあえずクールダウンのためにビール。あと、ちょっと残っていたチューハイ。録画してあったF1ハンガリーグランプリをみて、布団に入ったら爆睡です。
再びダブルヘッダー
金曜日の研修会は、地域の研修会だったのに対して、今日の研修会は京都府全体の研修会です。でも、各校から代表が出てくるので、まぁ70名あまりの参加者です。もちろんわたしは「聴く側」です。
今日の講師はイダヒロユキさん。「働けなくてもいいじゃないか 脱貧困の視点と、人権教育の課題」というタイトルの講演です。
結論から言うならば、「おもしろかった」です。
なんというか…。「元気がでた」。それだけで十分です。
もちろん、いろいろ勉強になることもいっぱいあったし、発想をころりと変えられたこともあった。あるいは「なにをいまさら」と思うことももちろんあった。
でも、それ以上に、いまわたしがやろうとしている/やっていることにたいして「それや!それやで!」と背中を押してもらった気がしました。だからこそ「元気がでた」んですよね。
午後からは、実践発表の分科会。
午前とうってかわって、静かなものです。なんか最近、一人の子どもにかかわった実践があまり出てこないんですよね。う〜ん。
分科会の最後に「最近の人権教育って、人間関係みたいなところばかりに注目しているけど、元来人権教育っていうのは、例えば日本国憲法にあるような人権をウンチャラカンチャラ」という人がいて、その人最後に「で、どうなんですか?」と質問形式で終わってしまった。ところが誰も何も返さない。やっぱりこれ、返さないといけないでしょう…。
てことで、「はい」と挙手。
まぁ、法律に定められた人権って、そこから漏れる人がいるんですよね。
で、人間関係への着目ですけど。
人と人との間には、どうしても権力関係が生じてしまうことが多い。でも、そのことに敏感になり、権力関係に依存しない関係をつくりだしていくスキルとかをどう身につけていくのかみたいなことが、ここ数年の人権教育で考えられていることで、そのからアサーショントレーニングなんかが人権教育の中に取り入れられているんだと思うんです。
などと、わかったふうな口をきいてしまいましたよ。あ〜あ。
で、夜はF市にふたたび行って、わたしの高座。です。