東九条マダン

6時半起床。7時半出発。8時現地着。
まずは大量の荷物を下ろして、出店準備。
でも、生徒が全然来ないよ…。そうこうするうちに、卒業生*1から場所の問い合わせの電話が入ったり、別の卒業生*2から「東寺まで行ってしまった」とかいう連絡が入ったり、それなりに人が集まりそうになってきました。やがて、中学生が友だち連れできてくれたり、なんだかんだと人が集まって、活気が出てきました。

それにしても、マダン当日に働かなくちゃならないことが増えてきたなぁ。それって、生徒の集まりが悪いということなんですよね。てことは、やっぱりなにか新しい方向を考えていかないとやばいんだろうなぁ。

なんてことを考えていたのは昼頃までです。そこからは、極楽とんぼのように、あちらの知りあい、こちらの知りあいと、知りあいを渡り歩きながら、いろんな情報交換をしたりする時間が過ぎていきます。まさに、これが「マダン」なんですよね。

で、3時過ぎ。そろそろ売れ行きが落ちてきました。おそらく、最後にもう一押ししたらもうひと売れするんだけど、そこまでやると撤収がたいへんです。なにせ、炭火の焼肉の処理の一番たいへんなのは、「炭の処理」ですから。なので、今年は早めに撤収を開始。
おかげさまで、明るいうちに撤収ができました。
車を家に置きに帰って、服を着替えて、ふたたび出撃。

*1:子連れ

*2:彼氏連れ

で、上映日

今日は学校公開です。今回は、保護者がメインターゲットとか。なので、土曜日だけど、今日は出勤日。でもまぁ、強制じゃないからまだマシですね。
通勤はバイクだからジーンズです。そのままでいいかと思ったのですが、まぁ、ターゲットがターゲットだし、管理職はじめ皆さんかなりピリピリしておられるみたいなので、ここはおとなしくスーツに着替えることにしましょう(笑)。
といっても、わたしの出番は、準備と撤収なので、お客さんの前に出る機会はほとんどなし。まぁそのほうが賢明でしょう(笑)。
同時進行で、中学生対象の部活体験もやっているので、放送部の連中はそちらの方でもばたばたやってました。
でも、昼前にはおしまい。
それにしても、しんどかったけど、ビデオをつくるのはいい経験になりました。
うちの学校がどういうことをやっているのか、何をウリにしたいのかというあたりが、ちょっと垣間見られました。まぁ、わたしがやっていることはその中には入っていないんですけどね(笑)。

さぁ、お家に帰って明日の準備だ!

関西の片隅で…

で、いま某番組をしている最中なのですが、明日の朝が早いのですでに布団の中です。
というか、見たい気持ちと見たくない気持ちが半々で、ちょっと複雑なんですよね。
見たい気持ちはもちろん言うまでもないのですが、見たくない気持ちってなにかというと、
「いつのまにか、出演者は全員東京の人になったんとちゃうん?」
ということなんですよね。
それって、かなり特殊な状況しか反映できないんじゃないかなぁと、わたしみたいな関西の片隅に住んでいる人間は思うわけですよ。
まぁ、制作費用を安くあげるためにはそうなるのかなぁと思うのですが、なんかモヤモヤが残るわけで…。

ふたつめの山も越した

なにが悲しくて土曜日も7時に家を出るのやら。
でも、しゃーないです。
職場に行って、スーツに着替えて、神妙な顔をして仕事をしましたよ。
まぁ、作成したビデオがそれなりに好評だったので、ちょっとホッとしましたけどね。
昼過ぎに家に帰ってきたんですが、ふと気づきました。
明るい時間に家にいるのはいつ以来だろう…。
それでも昼ご飯を食べて、ビールを呑んで、昼寝をして、淡々とした土曜日の午後を過ごさせてもらいました。

とか言いながら(笑)

夜は八幡市で高座。
1時間半の予定が、いろいろあって1時間10分ほどしかありません。大いにあせりましたが、みなさんの反応がすごくいい!そのおかげで、つい延長してしまい、結局1時間半ほどしゃべれました。よかったよかった(笑)。
いや、基本的には「延長」はあかんと思っているのです。なので、途中でちゃんと仁義を切りました。
「あの、すみませんが延長します。用事がある人は帰って下さってけっこうです。みなさん全員が帰られても、わたし一人でしゃべってますし」
これがウケたみたいで、みなさん最後までおられました。すみませんすみません。
結局、話が終わって、その後会場におられた方々といろいろ話をして、最後は
「このあたりでおいしいお好み焼き屋はありますの?」
という定番の話をしたりして、そうとう楽しかったです。

波瀾万丈なぁ…

今日は、人権学習の日。
2・3年生は、担任が話をして、1年生は具志アンデルソン雄馬さんの講演というパターン。
はたしてわたしがつくった教材は使えるんだろうか。まぁ、そうとう気にはなっていましたが、そこはそれ、やっぱり担任さんなわけで、それぞれに持ち味を出してやっておられたようです。
で、1年生の講演ですが…。相も変わらず具志さんの浪花節のような講演はいいですね。子どもたちがほんとうに引き込まれて聞いています。
ただ、ふと気になることがある。
具志さんに限らずなんですが、当事者の講演って「その人にしか語れないすごさ」というのをしみじみと感じさせられることが、よくあるんですよね。それはそれでいいんだけど、聴く側はそういうのにだんだん慣れてくるなじゃないかという気がするんですよね。特に、子どもたち。
当事者の迫力に比較すると、わたしたち教員の話のなんと迫力のないことか(笑)。すると、当事者の「迫力」に慣れてしまった子どもたちは、わたしたちの話にどれほどの重きをおいてくれるのかなぁと思ったりもするのです。
でもねぇ。
波瀾万丈な人生を送る人なんて、そうそういるわけじゃないと思うんですよね。あるいは、波瀾万丈な人生を送ったからといって、そういう人がみんな、「語れる」わけじゃないと思うんですよね。大切なのは、波瀾万丈であろうがそうでなかろうが、どこかに自分の変わり目みたいなものを感じ、その変わり目から自分の人生をていねいに見つめ直し、そこからなにかを学び、そしてそれを言葉化して伝えることができるかどうかなんじゃないかという気がするんです。
まぁ「波瀾万丈」は、そういう意味では単なるカンフル剤でしかないんじゃないかとも思うんですよね。
とはいえ、「波瀾万丈」に勝つのはなかなかむずかしいわ(笑)。

やっと完成!

いよいよあしたが人権学習の日。あさってが「学校紹介ビデオ」の上映日。どっちをとるか…。
まずは、人権学習です。てか、こっちが本務だよ(笑)!
ひたすら印刷・印刷・印刷です。半日かかりましたorz
こちらが一段落したら、ビデオの編集開始です。でも、細かいところをチェックしている最中にも、担任さんから電話がかかります。勤務時間が終わる時間まで、あと30分。それまではみんながいてくれるけど、それを越すと「いる」という保証がなくなります。つまり、いろんな人といろんな話ができるのは、あと30分だけということです。とりあえず、編集をあきらめて、各種交渉に走ります。
でも、こんな時にも決して笑顔は忘れてはいけません(笑)。にっこりと余裕を見せながら、心の中は焦りまくる。なんか、自虐的に快感だったりします(笑)。

さて、人権学習の交渉がすべてすんだところで、ビデオの最終チェック。その後、管理職なんかに見せてOKが出ました。
あ〜、終わった!

ひととき

今日は放課後追認補充。
まぁ、科目を落とさない方がいいに決まっているのですが、こういうのもいいかもしれないと思います。だって、教科のことだけじゃなくて、いろんなことをゆっくりと話すことができるいい機会になりますから。
今日も補充が終わった後、しばし雑談。
「先生、化粧せぇへんの?」
「そやなぁ、めんどくさいやん」
「わたししたってもええけど、わたしがしたらパンダになるしなぁ」
「笑」
そら、高校生の化粧をわたしみたいな年齢の人間、できませんわ。
「そやけど、せっかくなんやから化粧せんといかんと思うわ」
ありがとうね…。なんか、「受け入れられている」という安心感が、心の奥底からわきあがってきます。
そんな話から、その子の知っているFTMの子らの話へ。
「若い時からモンモン入れて、あの子ら、どうすんのかなぁ」
といろいろ心配してくれる、とても優しい子です。
こういう子に支えられて、今の私がいるんだろうな。やっぱ、この学校、やめられへんなぁ…。って、こいつ、今年卒業やんか。もう一年おらへんか(笑)?

だれがそうさせた?

神奈川県の高校が服装を理由に不合格にしていた件です。
まぁ、「叩く」人たちの気持ちもわからないわけじゃないけど、こういうことをやった学校の気持ちもよくわかります。
この高校、けっこうしんどい学校なわけですよ。で、昨今の情勢っていうのは、しんどい学校にはしんどい子が地域ごと、あるいは県によっては全県レベルで集まってくる。すると、その学校の風評は悪くなって、さらにしんどい子が集まってくるという、スパイラルになっています。
その時問題になるのは「風評」なんですよね。「あそこの学校は」と、世間から叩かれるわけです。地域や保護者*1の支援も得られない状況の中で、その学校は孤立無援の状況で闘わなくちゃならない。
さらに、教育委員会も「おたくの学校は成果があがっていない」と予算や人間などのリソースを引きあげてしまう可能性があるわけで。
きっとその学校の教職員は一生懸命「なんとかしよう」とがんばっている。でも、がんばってもがんばっても、入学してくる子は「しんどい子」なんですよね。すると、「成果をあげる」ことはすごくしんどくなってきます。ここに、スパイラルを加速する要因が出てきます。
まぁ、すごく雑感的なんですけどね。
で、こうやって、学校の「順位」は、そこにいる教員の頑張りとは関係なく、固定化されていきます。では、その固定化に抗おうとした時、どうすればいいか。非常に簡単でして、「いい子を入れる」あるいは「普通の子を入れる」方向へ走っていくわけです。で、それはとりもなおさずそこからはみ出る子を「入れない」ことにつながっていきます。だって、それぞれの学校には定員があり、入学予定者総数というパイには限りがあるからです。で、成功すれば「しんどい学校」から脱出できるかもしれないけど、新たな「しんどい学校」をつくっていくことになるわけです。で、失敗すると、「何をやってもダメな学校」というレッテルを、いろんなところからはられてしまい、これまたスパイラルを加速する要因になったりするわけで…。

なんだかなぁ…。

*1:「しんどい子」の保護者はたいてい忙しいので、なかなか教育に自分のリソースをまわすヒマがないっす。

さて、いよいよ逃げられないorz

先週から今週にかけて、ほんとうに仕事がテンパっています。
まずは、今週末と来週末にある人権学習の詰め。
いちおう教案・教材は各担任さんに提示してあるものの、まだどなたからも「意見」が出ていません。いつなんどき、何を言われても大丈夫なように、それなりに態勢を整えておく必要があります。
で、来週頭というか日曜日には東九条マダン。まぁ仕事じゃないけど、やっぱり大きな行事です。きのう仕込みはしたけど、まだ準備が終わったわけではありません。いろんなものの買い出しや、細かいことがまだまだ残っています。例えば、できあがったタレが冷めたところで、ペットボトルに移し替えなくちゃなりません。たいしたことじゃないんだけど、学校の帰りに東九条に寄って、これをしなくちゃならない。めんどくさいと言えばめんどくさいことなんですよね。さらに、キムチも適当に漬かったところで、ビニール袋にでも入れて冷蔵庫に入れた方がいいと思いますし…。
さらに、今週末土曜日にある学校公開用の学校紹介ビデオ。これが一番の難関です。ソースがあると言えばあるし、ないと言えばない。たしかにいろいろあるんだけど、それらが「学校紹介ビデオ用」に撮影されたものじゃないので、結局使えないものもたくさんあるわけで。まぁだいたいのプロットができあがっているんだけど、まだまだ暗中模索の状態です。
さすがに同時に3つ案件があると、マジでやばいです。どうしよう。でも、日は迫ってきています。逃げられませんorz