今年のGID学会は長崎。さすがに「遠いなぁ」とは思ったものの、ふだん関西や関東でやったら、九州の人たちはその遠いところを来られるわけで、やっぱり行かなくちゃならないでしょう。
てことで、起床は5時(笑)。昨日はシャワーを浴びることもできなかったので、せめて洗髪ぐらいはしなくちゃね。さて、始発電車の時間は…。すぎてるやんorz。おいおい、飛行機、間にあうのか?
まぁ急いでもしかたがないので、とりあえず空港へ。結局着いたのは40分前。余裕でした。
さて、朝ご飯をゲットするかとウロウロしていると、M田さん@関西医科大学がおられます。同じ飛行機だったんですね。で、出発ロビーのあたりでブラブラしていると、向こうからNの宮さんとかHらさん@大阪医科大学が来られます。と、やがてO田さん@関西医科大学の登場。Y田さん@関西医科大学も登場。と思っていたら、Sやかさん登場。あ、向こうに見える和服のおばさんはO迫さんじゃないですか。この飛行機、落ちるんじゃないか(笑)?
でもそんなこともなく無事長崎に到着。
空港に着いたら、すでにSんちゃんが来ています。「1時間ほど待ってほしい」と言われていたんだけど、なんでいるの?ちょうどそこにO田さんとY田さんがおられたので、Sんちゃんの車で一緒に会場まで行くことにしました。
車の中では「差別を受けるとは何か」みたいな話から、「共依存」の話から、「昨今の日本経済」の話から、「今日の昼のちゃんぽん」の話から、まぁいろんな話題が出てきました。
やがて、会場に到着。11時過ぎ。ちょうどいい時間です。と、向こうから、なんだか…、なんちゅーか…な人が登場。Y口さん@◯グモです。外を見ると、大きなマスクをしたHり間さん、定番の青いリュックのゼロ島さん。「やっぱりGID学会だなぁ」と雰囲気が盛りあがってきます。
受付もまだなので、とりあえずちゃんぽんが食べられる店を探しにSんちゃん・O田さん・Y田さんと4人でスタート。ちょっと探したけど、いい店がありました。
中に入って、当然のように◯ール*1を呑んでいると、K上さんが登場。おぉ一緒にいるのはSさ木掌子さんではありませんか。二人が向かった先を見ると、朝お会いしたNの宮さんとHらさんがおられます。なんちゅー店やねん。あ、◯ールを隠さなくっちゃと思ったら、Nの宮さんとHらさんの机の上にも同じような液体がありました(笑)。
やがてちゃんぽん登場。うまい!
視線をK上さんたちの方に向けると、K上さん、ちゃんぽんを前にして携帯をいじっています。高校生かい*2!さて、おいしかったし、お店を出ようかと思ったら、入れ違いに入ってこられたのはSやかさん。思わず「右を見てみ」と言ったら、Sやかさん、のけぞっておられました。
なんしか、この店、トランス率高すぎ…。
投稿者: ituki
結局サクッと終わらない(笑)
昨日も一緒に呑んだ大分からのお友だち。実は、今日一緒に呑むことになっていたので、結局2日連続になりました。せっかくだから、Kよぽんさんも誘って3人でおたふくへ。
Kよぽんさんは、すでに到着していて「我慢できません」とビールをすでに呑んでいました。
いつものメニューを一通り頼んで、「うまいうまい」とぱくつきながら、いろんな話。
「9時の閉店が近づいてきたし、明日も早いから、そろそろ…」と思っていたところに、一通のメールが来ました。教組のお友だちのHろみちゃんからです。「近くのプールバーで呑んでいます」。
てことで行くことにしました。
プールバーに行くと、Hろみちゃん・かっくんといった知った顔が呑んでいます。はじめはのんびりしゃべっていたのですが、やがてプールバーであるにもかかわらず、熱い討論がはじまってしまったのはいったいなんでだろう…。
まぁ、今日は終電じゃなかったからよしとするか(笑)。
今日も終電
第1部が終わったら、皆さんに「ゴメン」といって会場を後にして、急いで京都駅前へ。こちらで別件の呑み会が入っていたという。この別件の呑み会、大分から来られた方々の呑み会なんです。みなさん、これに参加されている方々です。その中に、前からお世話になっているMき野さんという方がおられて、この方と「呑もう」ということになっていた、という*1。
会場に着くと、みなさんすでにできあがりかけです。これくらいのところへの乱入がちょうどいいです。わけのわからない状態でこっそりと入って、グダグダしゃべっていました。
9時前に解散。その後、向こうにS仁を見ながらダラダラ歩いて2次会へ。1次会ではおじさまたちもたくさんおられましたが、2次会は女性のみ*2。
なんか「当事者の権力がどう」とか熱弁していた気がしますが、「楽しかった記憶」以外はよくおぼえていません。
気がつくと、結局今日も終電ですわ…。
まんまるの会
その後、まんまるの会。第1部の「自己紹介の会」も、だんだん定着してきたかな。というか、わたしも慣れてきた気がします。まぁのんびりやりましょう。
あ、エントリーが「呑み」じゃないのは、呑んでいないからです。
薬の量あれこれ
で、なんで電車で通勤かというと、今日は恒例の病院をはしごする日です。にしても、なんで病院だと電車やねんというと、車で行くと帰れなくなるからですね。
まずは、枚方から。
1時間半ほど待って、Iちゃん参り。いつものグダグダトークが炸裂。うしろで看護士さんが笑っておられます。OKです。これでなくてはなりません。
そうそう、ホルモン量の話をしていたんですが、「基本的には卵胞期の値くらいで推移するのがいいだろう」ということです。でも、どうしても多い量を希望される。「やめたほうが…」と言ってとめても、結局個人輸入でやってします。だったら、まだ医者の側がコントロールできる範囲で出す方がマシという判断が働いているみたいです。
結局、ホルモンなんて魔法の薬じゃないということ。そして、体とのバランスを考えた時に、「しょせんこんなもの」とあきらめることが大切なんだよねという話をしていました。
その後、滝井へ。
こちらのほうも、いつもの通りよもやま話+時事放談(笑)。
で、こちらのほうでも薬の量の話をしたんですが、精神科でも同じような話があるそうな。
「眠れないんです」
「じゃぁ、この薬、これくらいで」
「いや、眠れないんです」
「これくらいでいいですよ。これ以上だと体にもいい影響がないですよ」
「いや、だから眠れないんです」
で、あくまでも出さなかったら、他の医者に行って、薬を出してもらうという…。
なんだかなぁ…。
と、とまった!
朝、発車ベルが鳴っています。あわてて階段を駆けあがったその瞬間、いきなり足がとまりました。
いや、マジで動かなかったんです。
でも、優しい車掌さんは、一度ほとんど閉まったドアを開けて下さいました。ありがとうございます。
にしても、はじめてだな、こんなの…。
で、2次会
交流会が終わったら、いつもの通り大人と子どもにわかれて2次会。
大人はいつでも漂流するんですけど、今回は、久々に「おかん」があいていたのでみんなでなだれ込みました。しばらく飲んでいると、交流会に参加できなかったサポーターのEい一*1さんとかも来てくれて、いい感じに座がグダグダになっていきます。そうそう、大人にもいろんな語りがあって、これまたいい感じです。
なんというか…。子どもの語りにわたしたちも啓発されるんですよね。それが、より深いつながりをつくっていく。交流会ってそういうものだと、この交流会にかかわってあらためて感じました。
8時をまわったところで、そろそろ体調も崩れはじめたので、おひらき。
まだまだ飲み足りないKよぽんに「ゴメン」と言いながら、◯フオクのために帰ったいつきでした。
*1:トトロ
交流会は元気だよ
今日はトランスジェンダー生徒交流会の日です。
いちおう11時スタートだけど、わたしは「買い出し」からのスタートなので、10時には近くの、もよりではない駅で「買い出し部隊」と合流。
今回は、メインは「サムゲタン」と決めていたけど、それ以外のメニューは結局思いつかなかったので、Kよぽんに一任。買い出し途中「これは時間がかかりそう」と判断したので、先に一人で行って圧力鍋を火にかけることにしました。
ホッと一息ついたところで最寄りの駅までお迎え。
集合場所に集まってくる「いつもの顔」「久しぶりの顔」「はじめての顔」。「さぁ、交流会がはじまるぞ」という気分になってきます。
とはいえ、具体的に何をするとその場所まで決めていないのも交流会です。まぁ、みんないろんな経験をしているだろうから、そういうのを語りあうだけでなんとかなるだろうという感じです。
Kよぽんが今回提示したメニューは、「生春巻き」。「焼きビーフンも」と本人は言っていたけど、結局、焼きビーフンは生春巻きの具になってしまっているのがなんとも。でも、それがすごくおいしい。しかも、けっこうお腹がふくれてきます。たいしたもんだ…。
一通り食べたところで、みんなで進路の問題とか制服の問題を語りあいます。
MTFとFTMの「格差」みたいなのが出てくるのも、これまたいつものこと。でも、そこで投げたらアカン。格差ゆえに「ふん、あんたらなんてまだまだやんか。こっちのほうが…」みたいな話になってしまうと、「仲間」を切り捨ててしまうことになるんだよ。その言葉を誰に向かって語るのか。誰にこそ伝えないといけないのか。
しんどいことをグチるのは必要だと思うけど、それは「グチなんだ」という自覚を持って、決して仲間を切り捨てない伝え方を身につけなくちゃいけないと、わたしは思っています。
ってなことを書いても、みんなここ読んでないけどね(笑)。
現在の部落問題を考える
今日は「冬季現地研修会」ということで、リバティおおさかへ。
ちょこっとガイダンスを受けた後、まずは特別展示。日本の差別について通史的に展示してあるのですが、なかなか興味深かったです。なかでも、娼妓の帳面を見たら、かなりえぐいですね。ほんとうにほとんど「元金」が減らないように調整をしている。ちょっとめまいがしました。
その後、総合展示。こちらのほうは「いつものとおり」と書きたいところですが、少しずつ少しずつ展示してある内容が増えているみたいで、「がんばってはるなぁ」という感じ。なかでも「T’s festival2000」のチラシがあったのは感涙ものでした。ひたすら「なつかしい!」ですね。
今にして思えば、順子姐さんとの出会いはこの時だった気がします。いずみちゃんとも出会い直したし。過去を懐かしむわけではないですが、「やっぱりこのあたりが自分の原点にあるなぁ」という気がしました。
てなことをしているうちに、あっという間に1時間がたちます。ここの展示物、多すぎ。でもおもしろい。
午後からは朝治さんの講演。タイトルが「現在の部落問題を考える」。
「感想を10字以内で述べよ」という問題が出たら、答は「すごくおもしろかった」です。
まずは、研究者にありがちな「部落問題を考える時に、キーになるのは◯◯」という語り方を避けられます。どちらかというと、「あれも大事だし、これも大事だし、この観点も抜くわけにいかないし…」という感じ。もちろん、それぞれについての深い洞察は持っておられるわけですが、どれかを抽出して語ることを避けられる感じかな。
だから、ダラダラとしたまわりくどい要点の絞られない語り口にならざるを得ないわけです。ただ、それだけだったら「わけわからん」となりそうなんですが、そこに朝治さん独特のキャラクターがあって、なんとも言えない持ち味を醸し出されているんですね*1。
おそらく、根本にある感覚が、「部落の人間にとって、部落であることはとても大切な要素のうちのひとつであるけれども、でも要素のうちのひとつでしかない」ということなんですね。そこからスタートして、部落問題といかに向きあうのかということを考え、そのことを通して、他の差別問題と自分自身がどう向きあうのかというあたりまでを、おそらく考えておられるのかな。いや、朝治さん自身はそこまでは語っておられないんですが、話を聞きながら、わたしはそう感じさせられました。
なんか、ちょっとふんわりした感じでリバティをあとにしました。
*1:単なる酒好きという話もありますが…
ガザのテレビを見た
すごい状況。
岡真理さんから30分ほどレクチャーを受けただけだったので、半年前の状況ではあるけど、映像で見ることができたのは、わたしにとって必要だった。
「封鎖」という状況の中で、人々が絶望し、生きる希望をなくしていくということ。そこ中にも「生きる」ということに希望を持ち続ける人がいるということ。しかし、そんな「きれいごと」では住まない状況におかれている人が、今同じ地球上に存在しているということ。
認識を新たにしました。