伝えたいことは?

今日は下の子どもの小学校最後の授業参観。行かない手はないです。
てことで、行ってきました。
しかも、授業内容は「エイズ学習」。もう、wktkですよ(笑)。
まぁ流れとしては、
「基礎知識」→「ジョナサンくんの話」
という、それだけの展開です。
でも、45分の中で何をどう伝えるか、ずいぶんと悩まれたんでしょうねぇ。いや、わたしも15年ぐらい前に、はじめてエイズ学習にとりくんだ時、同じ流れでしたから。
でもねぇ…。子どもたちの感想を聞いていて、「なんだかなぁ」という気になりました。担任さんには悪いけど…。
子どもたちの感想は
エイズは怖い。ジョナサンえらい」
なんですね。はたしてこんな感想を求めていたのかな?きっと違うはずなんですよね。たぶん…。
知識っていったいなんのために学ぶんだろうと思いました。
当事者にとっては、まさに自分が何であるかを知り、生き延びるために必要不可欠なものだと思います。
では、非当事者にとっては?きっと、「病気にかからない」ためじゃなくて「ともに生きるため」に必要なんだと思うのです。
当事者がいくら
「日常生活ではHIVは感染しない」「だから安全なんだよ」
と言っても、まわりがそれを知らず、あるいは認めなかったらその当事者は「安全である」とはみなされない。社会において「安全」とみなすのは、本人からの訴え(申告)ではなく、まわりの受容(知識)に依拠するんじゃないかと思います。
っていうの、いずれも一緒のことだよなぁ…。

差別の諸相

まぁ「諸相」なんていう難しいことじゃないんですけど。
今日は、人権教育関係の会議の日です。で、情報交換とか研修とかの意味で、ちょいちょい視聴覚教材を見たりするのですが、今回は「ルーツを見つめる 〜大阪・若者たちの肖像写真〜」というNHKの番組を見ました。
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10002200090806130030174/
これ、何回かブログでも書いた「対岸の肖像」に出た若者たちの中の3人を追いかけたドキュメントです。
なんでこの番組を見ることになったかというと、
「今の若い部落の人たちは、どんなことを考えているのだろう」
という疑問を出した人がいたからです。
で、見終わって…。
やっぱり涙が出るなぁ。

かつて部落差別を語る時は「貧困」とか「劣悪な環境」とか、あるいは「就職差別」「結婚差別」というような形で話をしてきたんですけど、そういうものは、明らかに「マシ」になってきています。じゃぁ「部落差別はなくなった」のか。それは違うと思っています。
その答えのうちのひとつが、この番組にあると、わたしは思っています。
ここに登場する若者たちは、例えば「自分が自分であるためにルーツと出会い直す」わけです。あるいは、「自分のことを語るか語らないかという葛藤の中で生きる」わけです。そういう若者たちの姿の中に、わたしは現在の部落差別を感じます。
ところで、こういう話にたいして「わかりにくい」という反応が返ってくることがあります。でも、わたしはそうは思わない。
ようやく部落差別が「貧困」とか「環境」とかいう表層的な問題の奥にあるところに触れるところまで来たんだと思っています。そして、そこまできたからこそ、他の被差別者とつながれるところまで来たんじゃないかとも思っています。
自分のことを語るか語らないかという葛藤を持つのは、別に部落の人間だけじゃない。「ルーツと出会い直すところから今を生きなおす」のも、別に部落の人間だけじゃない。
そういう意味では、「個別の問題」「特殊な問題」から「普遍的な問題」へと、ようやく変化してきたんだろうなぁと思います。そして、普遍的だからこそ共感も呼べる。そんなことを感じながら、ビデオを見ていたんですがね…。

なんかまとまらないorz

で、宴会

途中、一軒家庭訪問をすませて、夜は宴会。3年生担任団に「おつかれさま!」というヤツです。
かつてわたしが2年の担任をしていた頃、同じ担任団の同僚と一緒に「3年生担任をねぎらう会をしよう」「これを伝統にしていこう」なんて言っていたのですが、結局あの頃は「3年のためにやったけど、3年になったらやってもらえなかった」という、まぁこれまたありがちな話でした。
それに比べると、今はほんとうに継続してやっているので、いいなぁと。
でも、たぶん「ねぎらわれる側」になることは、あってもずいぶんと先なんだろうなぁ。そのころにはこんな会はあるかなぁ。
てなことを考えながら、淡々と呑んでいましたよ。

で、卒業式

わたしは諸事情から毎年学年1クラスしか担当しません。なので、直接教えた生徒は、学年でせいぜいが80人しかいないということになります。しかも、3年生は教えないので、卒業生については、教室でのバタバタは1年のブランクということになります。
なんでこんなことを書くかというと、やっぱり卒業する生徒達への密着度というかなんというか、そういうのが希薄なんですよね。
そんなわたしなんですが、それでも何人か気にしてくれる生徒がいるのはうれしいものです。
でもまぁ、いつまでも「過去」に生きるんじゃなくて、さっさと「過去」なんて忘れて、「次のステップ」の人生を展開してくれたらいいと思いますよ。

痛い(笑)(雪と氷の世界2月版・2日目)

朝起きると筋肉痛です(笑)。
右肩が痛いのは当たり前として、お尻から腰からあちこちが痛い。原因はわかっています。コブです。毎年のことです。やっぱり普段使わない筋肉を使いますから、くるんですよね。
でも、この痛みが「コブをやったんだなぁ」という充実感につながります。
「いてて」と思いながら起きて、外へ出ると雪が降っています。やるな…。
今日の午前はレベルがバラバラの4人です。ひとりはある程度滑れるけど「基礎がしたい」という人。もうひとりは去年初心者で2時間だけスクールに入った人。あとの2人は昨日の小学生です。
さて、この4人をどう料理するかな。
学校で教科を教えるなら学力的に真ん中にあわせるとか上にあわせるとかできますが、スキー指導でそんなことをやった日には、一番下の生徒さんがえらいことになります。当然あわせるのは、一番技術的に下の人です。それでいてそれ以外の人を退屈させず「レッスンを受けてよかった」と思わせるのが、スタッフの仕事です。難しいけどね。
まぁ「滑走距離」という意味では不満が残ったかもしれませんが、技術的にはよかったんじゃないかな。←自己評価ですけどね。
昼休み。しんどい…。やはり寝不足&コブのダメージ&昨日からのプルーク攻撃ですね。
しんどい身体にムチを入れて午後のレッスン。
午後は午前の技術的に一番しんどい人ひとりだけ。こうなると気が楽です。生徒さんは、結婚で日本に来られたフィリピン人の若いお母さん。
いやぁ、おもしろい!すんごいポジティブな人なんですよね。
リフトから落ちそうになっても、きちんとそれを「ネタ」にしてくれます。リフトを降りる時も、いつも大騒ぎ。おかげさまで、リフトの係員の人にきっちり顔を覚えてもらいましたよ。
レッスンも、うまくいかなくても、常に「次」へ気持ちが向かいます。
たぶん、この人、上達が早いだろうなぁ。
リフト上でも、フィリピンと日本の学校の違いとか、子育ての違いとか、いろんな話ができました。う〜ん、もっとA久◯さんからフィリピンのことを聞いておけばよかったよ。
レッスンが終わったら、約1時間フリー。
今日の雪はグサグサ。当然ありとあらゆるところに小さなコブができます。それが、夕方の冷え込みで凍ります。こういう斜面はやっぱり難しい。だから燃えます(笑)。
なんだかんだと気持ちよく滑って、今回のスキーは終了。来月も来られるかな。
さぁ、あしたは卒業式だ。

で、山奥へ(雪と氷の世界2月版・1日目)

毎シーズン、目標としては「月1回・シーズン10日」を掲げています。やっぱり、いちおう「プロ」の末端ですから…。
てことで、ようやくあいた土日なので、山にこもることにしました。
にしても、金曜日から雨です。全国的に気温も高いので、きっと山も雨だろうなぁと思いながら向かいます。
さいわい、山に着く頃には雨もやんで、まぁまぁのコンディション。
今日の午前はお客さんはなし。てことで、フリーです。ラッキー!
当然高度があがった方が雪のコンディションがいいので、一番上まで行きます。コブが育っています。つい入ってしまうのは性ですね。
1本目は失敗。途中、「なんじゃこりゃ?」というえらいリズム崩しのコブがあったんですよね。で、2本目挑戦。「まぁ、なんとかなるか」と思って行ったけど、なんとかなるものです。ふぅ。でも、1本目からいけないとあかんよなぁ…。
あちこちのコブをやるわけですが、いずれのコブもでかい。と、あるコブで失敗。そうでなくてもあがらない右肩が持ち上げられて、痛いのなんのって。しばらくうずくまってましたよorz
午後はレッスン。小学校2年生と4年生のきょうだいです。去年はじめてスキーをはいて、今年2回目とか。
「教え方を教えてもらえ」
と言われたアシスタントがついてきたけど、小学生相手に教え方も何も(笑)。とにかく姿勢だけ気をつけて、あとはどんどん滑らせるだけです。とにかく、子どもがクッタリなるまで、いっぱい滑らせてやりました。でも、楽しそうだったからいいよな。

いよいよかぁ…

今日は卒業式の予行の日。保健室で切り傷に絆創膏を貼っていたら、1年生の時に教えた生徒が入ってきました。
「先生、オレ、もう卒業やで」
「へ?まだ2年生と違ごたん?」
「ちゃうで、3年やで!」
「ごめんごめん」
なんか、1年生の時に教えた子は、なんとなく自分の中の「像」が1年生の時のままでとまっているんですよね。なので、せいぜいが「今2年生かぁ」というところくらいまでしか想像力が働きません。
でも、子どもたちは、いつのまにか3年生になり、卒業していくんですね。
さぁ、月曜日はいい卒業式にしなくちゃな。

某プロジェクトの再提出

1月中旬に提出した某プロジェクトの原稿。その後、厳しいチェック^^;;を経て手元に返ってきました。で、最大の難関は、
「◯◯の部分をもう少しわかりやすくしつつ、全体のページ数を原稿用紙20枚分減らしてほしい」
という要望。
まぁ、若干水増しした部分があったので^^;;、そのあたりをずばずば切っていったらずいぶんと減りました*1。でも、それとて限界があります。原稿用紙16枚分減らしたあたりでとまってしまいました。
さて、問題は「わかりにくい」というところの補足。
実は、今回のプロジェクトに出した原稿は、いまの自分の問題意識の最前線あたりについて書いた文章です。当然、自分の中でこなれていません。こなれていないと「なぜわからないのかがわからない」というところに陥ってしまいます。
で、まさにそんな感じ。
「ここにこう書いてあるのに、なんでわからへんの?」
と思ってしまうんですが、たぶん読んでいる人は
「ん?もう少していねいに説明して」
って思われるんでしょうね。
自分だけではどうしようもないので、友だちに「ヘルプ」を出したら、返事が返ってきました。なるほど、そこでひっかかっていたのか…。でも、こなれていないからどう説明していいのかが、いまいちピンときません。
でも、今日・明日中には提出しなくちゃなりません。
てことで、
「原稿用紙2枚分オーバーしました。許して下さい」
というメールと一緒に送ってしまいました。あとはどうなることやら…。

*1:って、どんだけ水増ししてたんや>自分

安定したと思ったら

メールチェックをしようと思ったら、ダメ。また鯖落ちかと思ったけど、全然大丈夫。pingを打ったら、あれ?ipアドレスが勝手にもとにもどっている。
なんでだろう…。
へ?バリュードメインが回線・ネットワークの変更中?
そんなことがあるのか…。
しばらく様子を見ましょうか。

(追記)
フカーツ!

(さらに追記)
職場のパソコンから自分のアドレス宛にメールを投げると、緊急避難的に借りたサーバーに届く。携帯からメールを投げると「本家」の方に行く。おもしろいなぁ。
結局、うちの職場のDNSサーバーが「タコ」ということなのかな?

これで一安心

で、今日、婦人科へ。
いま通っている婦人科、すごく人気が高くて、開店(笑)と同時に待合室が満席になります。
今日は仕事が早めに終わったので、かなり早めにお医者さんへ。まだ開店40分前でした。しかたないので、しばらく前で待つことしました。
と、別の受診者の方が来られました。
「あれ?まだ?」
「えぇ、あと30分ほどあきませんよ」
「ちっ!早く来すぎちまったぜ」
ええ感じです。
そうこうするうちに、あっという間に4人の行列。やはり早く来ないととんでもないわ。

で、今回のお題は「グリグリをグリグリすると痛い」という^^;;。
まぁ乳ガンは痛くないと聞いているので違うんだろうとは思っていましたが、念のために来てみたんですよね。で、超音波で見てもらうと…。
「確実に乳房は発達していますね。確かに少し黒いところはありますが、左右が同じぐらいの大きさですから、まず正常と考えていいでしょう」
とのことでした。ふぅ…。