樹村さんのアドバイスに従って、内容を削除します。ただ、とりあえずここに残しておきます。
ソースを発見したら、また掲載します。
投稿者: ituki
活気のある街やなぁ…
「夜」までまだ時間があるので、ちょっと縁のできた大阪府東部のムラに散歩に行くことにしました。ちなみにこのムラ、運動が3つありまして、そのうちひとつはたぶんここだけじゃないかと*1。
今回は完全な「散歩」です。頭の中にある地図と、自分の嗅覚だけが頼りです。しばらく歩いていると、細い路地の町並になります。
道がある。道が狭くなる。そこに部落がある。
とは、名作「人間みな兄弟」の冒頭のシーンですが、それは昔のことです。たぶんここは違います。さらにしばらく歩いていると、突然街並が変わりました。見慣れたムラの風景です。とりあえずずんずん進んでいきます。やがてムラの中心街に入ります。すごくお店がたくさんあります。人の行き来も盛んです。さらに、一番にぎやかなところに水平社宣言の碑が建っています。あまりにもすごすぎます。
さらに進んでいくと、またまた突然街並みが変わりました。
「あ、出た」
再びムラの中にもどります。と、お墓があります。
「ムラ墓かな?」
ちょっと中に入るも…。なんか違う。ムラに隣接しているのに、なんだか違います。もうしばらく歩くと、再びお墓があります。
「こっちかなぁ…」
なんだか混乱してきました。と、電話が鳴りました。お友だちのC木さんからの電話でした。
「人権文化センターで待ちあわせましょう」
人権文化センターに入ると、ちょうど識字のおばあちゃんたちがつくられた「法」以前の街並みのジオラマがありました。長い間識字にかかわっておられる方からジオラマを見ながら説明を聞きます。
なんでも、お墓については、もともとは混在していたのを、後に
「一緒はイヤだ」
というムラ外の人の考えで別々にしたんだとか。なるほど、あの妙な違和感はそこにあったわけですね。
一方、このムラ、ずいぶんとまちづくりに力を入れておられるとか。なるほど、活気がある→ムラから出ていく人が少ないのは、そういうこともあるんですね。
自分が感じた空気に、どんどん説明がついていきます。
「またゆっくりと来て下さいね。今度は案内しますよ」
「はい、またゆっくりと来ます」
てことで、再び移動です。
*1:いまでもゼッケン登校しているとか。すごいよなぁ…
やっぱりこっちが楽
今日も試験監督を終えて、大阪府内の某所へ。
ここ、実は昨日と同じ場所だったりします。集まってこられたのは、職員研修とおぼしき方々と、「好きで来ている」感じの市民のみなさん。
今日はもちろんいつものネタです。
担当の方曰く
「いちおう2時間ありますが、質疑応答の時間をとってもらって…」
わたし
「あ、たぶん無理だと思います(笑)」
やはりどうしても2時間必要なんですよ。てことで、あきらめてもらいました(笑)。
で、いつもの旧ネタ。やはりしっくりきます。この間は1時間半で収めないといけないので、ちょっと枝葉末節を刈り取ってしまい、自分なりにちょっと消化不良気味だったのですが、今日はそんなこともなく。
聞いてくださっているみなさんも、はじめは硬い表情だったのが、だんだんと和らいでくるのがわかります。なんと言っても、一列に並んでいる顔、はじめは見えなかったのが、だんだんと首が横に動きはじめて、あちこちから顔が見え始めるのが、前から見ていてわかります。
爆笑はなかったけど、微笑みで充分元気をもらえて最後まで話せました。
話し終わって担当の方に一言。
「あー、しゃべったしゃべった。思いっきりしゃべった。スッとした」
まぁこんなもんですわ。
あ、要約筆記のみなさん、すみませんでしたm(__)m*1。
*1:みなさん、終わってから厳しいミーティングをしておられました。にしても、たいへんだよ
こだわり
で、打ち上げ。
あとで主催者の方に聞いたら、コーディネートをされたD口さんが
「いつきさんのお座敷は呑み会がセット」
と主張されたとか。でも、当事者の方も含めて20人ぐらいの方が来られました。うれしいなぁ。
お店に向かったところでトラブル発生。
「お店、どこですか?まさか◯民じゃないでしょうね?」
「え、W民です」
「それだけはやめてください」
しまった、わたしのこだわりを言うのを忘れていました。
「となりに◯民があるのですが、そこならいいですか」
「U民だったらOKです」
経営母体が違うんですよね。
てことで、急遽打ち上げ会場を移動。幹事さん、すみませんすみません。でも、譲れないとこなんですわ。
呑みながら、自己紹介がてら全員から感想をもらいました。
「へー、そこにひっかかったんだ」
「ほー、そこやったんや」
いろいろネタをまぶしてみたんですが、それぞれにいろいろなところでひっかかられるんですね。今後へ向けて大いに参考になりました。
にしても、精神の方々、「オリーブ」の時もそうだったけど、ムチャクチャおもしろい。まぁ呑み会まで来ることができる方々だろうからでしょうけどね。中には2ヶ月に1回だけ許される一杯のビールを、今日に持ってこられた方もおられて、もう、大感激です。
てことで、2次会に行って、気がついたら終電。まぁ、明日は明日だわ。
新ネタ披露
今日から期末試験。
原則的には、お座敷は平日ならば夜と決めているのですが、試験中はまぁええかと。てことで、今日の午後は、精神障碍者の授産施設の総会でお座敷です。当事者の方もおられればボランティアの方や職員の方もおられて、すごく幅広い方が対象になります。しかも時間は1時間。どうするべ…。
てことで、今までまだ形になっていなかった「その後」について、新ネタをつくることにしました。
「その後」の難しさは、まだ自分の中で歴史として固定されていない内容について話さなきゃならないということなんですね。なので、「外から見て笑いをとる」ということがきわめてしにくい。ついまじめな話になってしまいがちです。そこにどう笑いをまぶすかですね。なんしか、5分に一度は笑ってもらわないと、なんとなく居心地が悪いわけで、これはやはり悲しい性なんだろうなと。
てことで、新ネタに挑戦。
お座敷直前のわたしを見て、最近ずっと一緒に行動している人たちが後から
「いつきさん、すごい緊張していましたね」
と言っておられました。そりゃそうです。
話をしている最中も、たまになにをしゃべるのか忘れるところがあって、ついネタ帳を見てしまいます。まだまだこなれていませんね。
とは言え、一応の方向性は出てきました。もう数回話をする機会があれば、とりあえず「お座敷」にかけられるレベルまではいけそうです。まぁ問題はその機会を与えてくれる人がいるかどうかですがね(笑)。
人を変えるもの
今日、はじめて「携帯指導」なるものをすることになってしまいました。一度前に注意した子なんだけどなぁ。その時に言ったのは
「人は外圧では変わらない。人が変わるのは内圧なんだ」
ということでした。
基本的に、いくら罰則規定をつくっていっても、その罰則ゆえに数は減るかもしれないけど、根本的な改善はないというのが、わたしの基本的な考えです。もちろん、当面の抑止力として「厳罰化」が必要な場合があることは肯定しながらも、根本的には内側から
「やらない」
と心に刻むところから、行動の変化が出てくるんだと思います。
問題は、その「内圧」をどうやって生み出すようにしていくのかなんですよね。これが難しい。「内圧」を高めるような直接的な働きかけは、基本的には「外圧」なわけで、そういう「外圧」では「内圧」は高まらないと、これまた考えるわけです。そうすると、直接的ではない働きかけを繰り返しながら、本人自身の気づきと力で「内圧」を高めていくという、とても長いスパンのとりくみにならざるを得ません。
でもまぁ、それでお金をかせぐのが「教員」という仕事なんだろうなぁと思うと、のんびりとしかないかなぁと思うわけで…。
なんてことを考えてると、きっと時流から取り残されるんでしょうねぇ。
さらにその後の顛末
夕方から骨折の最終チェック。レントゲンを見てお医者さん曰く。
「きれいに治ってますね。この方向だと、まだ少し影がありますが、まぁ大丈夫でしょう」
てことで、一応完治。
あしたから「ぞうり」じゃなくて「サンダル」がはけるな(笑)。
子守り
パートナーは今日も研修だとか。てことで、わたしは子守りです。
帰りにスーパーによって、安そうな食材を選びます。今日は…。胸肉やな(笑)。こいつを電子レンジで酒蒸しにしたら、棒々鶏みたいなのができます。
あとは、キュウリの千切りと、ついでだからタマネギもスライスしてやればいいかな。そうそう、副菜としてひじきと切り干しを炊いてと。
完璧や(笑)。
歴史は重層的なもの
この間バスに乗っていたら、あとから乗ってきたおじさんが大声で
「今度の選挙は◯主党には入れん。民◯党には裏切られた」
とほえていました。
まぁ、おじさんがどこに入れようと別にかまわないんだけど…。にしても、えらい判断が早いなぁと思ってしまうのです。
わたしは歴史は専門外ですが、それでも部落史の勉強をした時、
「歴史は重層的である」
と習いました。
つまり、前のものを引きずりながら、少しずつ変化をしていくということですね。
◯主党政権になってからまだ9ヶ月でしたっけ。おそらくは明治以降の長い歴史の中でつくってきた政治・官僚・財界などの関係が破綻した中で、これを立て直すのは、こんな短期間では無理。しかも、鬼のような借金と不況と福祉の切り捨てをしたあとを引き継いでのことなんで、そこからの脱却には、それ相応の時間とリスクがあることは予想できるわけで。
もしも選挙が「うまくしてくれる誰か」を選ぶものであれば、
「裏切られた」
はあるかもしれないけど、おそらく政治っていうのはそういうものではない。
あのおじさん、次はどこに入れて、またまた
「裏切られた」
と愚痴をこぼすんだろう。
で、打ちあわせ
東京の友だちペアと一緒に京都駅へ移動。再会を約束して、わたしは大阪へ。
今日は夏にある「お座敷」の打ちあわせだとか。実は
「なんで打ちあわせなんか必要なんだろう」
と思っていたのですが、待ちあわせ場所に登場した人たちを見て納得です。わたしを入れて、全部で8人もいます。結局、夕方からちょっとおいしいものを食べながら呑もうという算段なわけですね。
納得したところで、ビール→ワインとすすみます。
隣に座られた方と話が盛りあがります。なんでも、前にわたしの話を聞かれたらしくて、その話の一部が「ストン」と落ちてきたとか。とてもうれしかったです。
いつも思ってることなんですが、聞いて下さった方が元気になってもらえる話をしたいと思っているんですよね。で、「元気になった」という人と出会えると、わたしもまた元気をもらえます。そんな関係をつくりたいな。
とか思っていましたが、なにしろここは大阪。9時になったところでお開きです。
昨日も今日も昼から呑んでいるし、かなり身体が疲れています。さて、家までたどりつけるだろうか。