なんか、鴨川の水位が異常なほど上昇しています。川にある段差のところで、なんか水が逆巻いています。川面を水しぶきなのか水蒸気なのか、そんなものが漂っています。
それでも橋の下には人が住んでいます。
あまりにも大きな水の力の前で、人の姿はあまりにも小さい。
雨が降るたびウトロのことが気になります。きっと床上までいってるだろうな…。
ここしばらく、ずっとそのことが頭の片隅にひっかかっています。
投稿者: ituki
部落問題の伝え方
午後から人権教育関係の会議。
会議の中で、新入生からとったアンケート結果の分析があったんですが、やっぱり昨今の状況が顕著にあらわれていますね。一番大きな変化が、中学時代に在日問題・部落問題の学習をしているパーセンテージが、いまや25%程度になっているということです。
で、
「なぜなのか?」
という論議がちょろっとあったのですが、その中で
「伝えにくくなっている」
という話が出てきました。
たしかに、部落の歴史はかつてのような単純なものではなくなっています。また、部落を取り巻く状況も、「貧困」とか「低位」という一言で表せなくなってきています。もっと言うと、
「部落民とは誰か」「部落とは何か」
ということが、ひとことでは言えなくなってきています。
でも、一方では、これこそが「部落差別」なんじゃないかという気がしています。
つまり、部落差別は「差別事象」にあらわされるものではなく、社会の構造そのものの中にあるんじゃないかということです。
でもこれ、確かに伝えにくい。でも、逆に、だからこそ伝えなくちゃならない。
う〜ん。
家でもつくった
まぁこんなもの
で、おたふく・もうひとつの祇園祭
お店に入ると、Kっくんがいます。久しぶりです。
再会を喜びあって、あとはグダグダと呑んで食べてしゃべって。
と、ここでちょっとおどろきの話が聞けました。
Kっくん、えらい疲れた表情だったので
「どないしたんですか?」
と聞くと、
「昨日、神輿かついだんや」
とのこと。神輿洗いだったんですね。
祇園祭は山鉾巡行がメインじゃなくて、本来は「神幸祭・還幸祭(神輿渡御)」がメインだったようです。
で、この神輿、「錦(にしき)」「三若(さんわか)」「四若(しわか)」の3基プラス「子ども神輿」の4つになります。ちなみに、子ども神輿は「四若」の神輿です。
「錦」をかつぐのは、錦市場近辺の人々。「三若」をかつぐのは、三条通商店街近辺の人々。そして、「四若」をかつぐのは、「おたふく」近辺の人々です。と言うと、「えっ?」っと思う人がいるかもしれません。
てことで、ちょっと探してみると、灘本さんのブログがひっかかってきました。確かに「祭り」には「キヨメ」がつきものですから、当然と言えば当然なんですが…。
さらにKっくんは、
「うちらのところだけじゃ人が足りひんから、他のムラからも手伝いに来てくれるんや」
と話します。まぁ、友だち関係ということもあるのかもしれませんが、でも、誰でもいいかというと、きっとそうではなくて、ムラの人じゃないといけないんでしょうね。
祇園祭と犬神人については、京都部落問題研究資料センターの「センター通信第10号(2008年1月発行)」に『日吉山王祇園祭礼図屏風』の図入りのがあるので関心のある人は読んでいただければと。
でも、こうした「歴史」の話ではなく、「いま」も祇園祭の最も大切なところをムラの人々が担っているということは、すごく興味深い話です。
で、フィールドワーク・刑場跡をたずねて
お昼にA久◯さんと合流。今日は九条山近辺の散策です。
京都の町中には2ヶ所刑場があって、ひとつは円町のあたり。もうひとつは九条山*1にあったらしいです。
てことで、前々から行きたいと思っていた九条山を、最近刑場マニアになりつつある阿◯Zさんに案内してもらおうという趣向です。
蹴上で合流したのですが、駅から外へ出ようとするとすごい雨。ふだんの行いの悪さが如実にあらわれます。まぁいいでしょう。
しばらく浄水場の横を歩いて、やがて山の中に入ります。といっても、横を走っているのは東海道、つまり三条通で、えらい車の量です。と、右手に石碑がありました。
今回は雨が降っているので近づくのはやめました。その代わりにこんなところを見つけちゃいましたので、紹介しておきましょう。
この九条山、他にもなかなか謎に満ちた感じがありまして、そのあたりについてはもう少しきちんと調べてみたいですね。
やがて、山を下っていくと、旧東海道との分岐点に行きます。
いちおう三条通は東海道ということになっていますが、当然のことながらかつての東海道はあんなに広い道ではありません。旧東海道は、軽自動車一台がやっと通れるくらいの狭い道です。でも、稜線をうまく使って*2高低差がないようにつけられています。やるな…、昔の人。けっこう道ばたには灯籠なんかもあって、こちらもゆっくり歩くといろんなものが発見できそうです。
で、三条通に降りて、こちらはよく知られた供養塔をちょっと見ました*3。
てな感じで歩いていたのですが、お腹が減ってきたので、おたふくへ移動です。
そうそう、御陵の駅に向かう途中、変な名前の中華料理屋さんがありました。なんでも、読みスジはマッカーサーだとか。なるほど…。
玖伊屋の朝
玖伊屋
6月に続いて7月も玖伊屋です。まぁ「奇数月開催」にするためのイレギュラーな日程なんですけどね。
さて、7月…。メニューはどうしよう…。と考えて、
「そうだ、パスタナイトでいこう!」
と安直なところに流れてしまいました。最近ほんとうにネタが尽きているなぁ…。
とりあえず考えたメニューは4種類。
- 納豆パスタ
だれもが一度は夢見るけど、その前でひるんでしまってオクラで妥協してしまうとか。でも、なかなかいけますよ。ポイントは、ごま油ですね。
- トマトソース
定番中の定番です。ベイリーフを持ってくるのを忘れたのが痛い。それにしても、買い出しを担当してくれたBんちゃん&UIコンビが買ってきた巨大なトマトの缶には笑ってしまいました。
- ペペロンチーノ
困った時のペペロンチーノです。でもおいしいからいいでしょう…
- 和風パスタ
大葉の千切りとミョウガのみじん切りを混ぜ込んで、しょうゆをかけただけのもの。これはこれでおいしいからいいでしょう。
まぁ、そこそこ好評でした。
話題は…。
今回は某ゼロさんが来られたおかげで、なかなかうるさく(笑)盛りあがりました。
でも、わたしは相変わらずあっさりダウン。最近は早く寝ちゃうよなぁ…。
で、今日が誕生日
家に帰ったら、パートナーがピザをほおばっています。なんでも、晩ご飯をつくるヒマがなかったとか。忙しい人だ…。
わたしはとりあえずお風呂に入って、しばしなごみます。
やがて、習い事から帰ってきた下の子ども。なんか、そわそわしています。
やがて、パーティーのはじまり。と言っても、ケーキにろうそくをともして、みんなで歌を歌って、ろうそくを吹き消して、プレゼントを渡して。まぁ定番中の定番をやるだけのことですが。
それでも、下の子どもは目をキラキラさせて喜んでいます。ほんまに子どもやなぁ…。
パーティーが終わったら、下の子どもが一言。
「次はクリスマスか…」
って、いったいいつの話やねん(笑)。
プレお祝い
明日はうちの下の子どもの誕生日です。でも、明日は家族全員がバタバタする日なので、今日、「プレお祝い」で外食することにしました。
いや、わたしは外食*1しまくっていますが、わたしを除く3人はほとんど外食はしません。特に下の子どもは一番外食の機会が少ないかな。てことで、今日は子どものリクエストにこたえて外食することにしたわけで。
「なにが食べに行きたい?」
「ん〜と…」
「1・ステーキのDん、2・Sイゼリア、3・回転すし、どれがいい?*2」
「回転すし!」
てことで、回転すしです。もちろん一皿100円均一の所にしか行きません。
でも、子ども達は大喜びです。なんか、競うように食べています。って、競わんでええし…。
わたしはというと、お酒+6皿ほどでお腹がいっぱいになってしまいました。まぁこんなものなのかなぁ…。