今日は午後から人権関係のお座敷です。高校の教員が200人ぐらい集まるそうな。会場にちょっと早めに着いたので、ついでなので準備の手伝い。まぁこういうのをやっているのは性にあうんですよ。と、そこに会長さんが来られて一言。
「具体的に子どもたちをどう支援したらいいのかという話をしてほしい」
ん〜、困った。そういうの、ストーリーに組み込むのが難しいんですよね。ただ、徳島ではすでに5回くらい話をしているし、たぶん「新ネタ」を要望されている人もいるだろうしなぁ。
で、午後からお座敷開始。
ずらりと並んでいるお客さん。まぁ、いつもとちょっとネタを変えて、部落や在日の生徒達とのかかわりをていねいにしゃべりましょう。でも、これ、笑いがとりにくいしなぁ…。
案の定、はじめのうちはけっこう固い感じです。ところどころで笑顔を見せるも、笑いが出るところまでは行きません。ま、そういう系統の話じゃないからしかたがないか。そのうち笑わせるぞと心に決めながら、話を進めていきます。
そのうち、ネタに到着したところで、ようやく笑いが出てきました。あ〜、よかった…。
で、「具体的なサポート」については、サクラの人に質疑応答で振ってもらいます。
「サクラ、ありがとうございます」
と一言お礼を述べてから、ビデオを交えて20分ばかりしゃべくり倒しました。
おわってから、会長さんに
「あんな感じで」
と話をしたら
「よかったですよ」
とひとこと。まぁ「悪かった」とは言えないのでその分は割り引いて考えなくちゃね。でも、まぁよかったよかった。
投稿者: ituki
あなどってはいけない街
てことで、京都駅前からバスに乗ります。揺られ揺られて3時間。着いたのは徳島です。駅前に友だちが待っていてくれました。車に乗せてもらってホテルにチェックイン。続いて、本日の呑み会の会場へ。
連れて行ってもらったのは、おしんという店。
お品書きを見て、
「けっこうええ値するなぁ」
と思ったのですが、出てきた肉を見て驚きました。まずは、塩タン。これが分厚い。いや、薄いのをさっと炙って食べるのもいいんですが、分厚いのをレアで食べるのもまた、すごくいい!ロースもとろけそうです。さらにシマチョウがおいしい!やはり「白い肉」がおいしいかどうかが、その店の評価軸ですよね。で、出てきた「イリカス」!
関西の「油かす」とはまた違います。「油かす」は、基本的には大腸とか小腸を炒ってつくるのですが、「イリカス」はいろんな部位が混ざっています。お店の人が
「ここ、赤センやで」
と教えてくれたのを食べると、これがうまい!
さらに、
「これ食べ」
と持ってきてくれたのが膵臓です。いやぁ、見た目とぜんぜん違い、淡泊な味。
でも、さすがにこのあたりで胃袋は限界です。
ちなみに、話の方も、さすがに徳島の濃いぃ高校教員(+小学校の教頭さん(笑))の集まりだけ会って、こちらのほうも胃袋限界です。
とにかく、徳島を堪能したという感じでした。
でも、イリカスのぞうすい、食べたかったなぁ…。
朝はクネクネ
とりあえず、先日引導を渡した母親のパソコンにwindows7をインスコしようと思って、パソコンに火を入れました。と、DVDをパスしていきなりwinXPが立ちあがりました。
「ありゃぁ、BIOSの設定忘れてたか」
と思った次の瞬間、
「立ちあがった?」
てことで、母親のパソコン、復活です。わけわからん。まぁ立ちあがったならそれはそれでいいとしましょう。とりあえず、データ用のハードディスクを買ってきて、そいつにデータを待避して、次にダメになったらwin7を入れるってことで。
完全に学生のコタツ状態になったわたしのふとんのまわりを、さすがに整理しようかと。チョコチョコ整理していたら、なんか汗が出てきました。
「どうしよう…」
結局、冷蔵庫に行って缶チューハイを一本。プシュ!ングングング。おいしい…。
上の子どもに見られちゃいました。
「あー、まだ10時半なのに呑んでる」
す、すまん…。
薬局に行って、ボクサータイプの生理用ショーツを買います。安くてよさそうなのがありました。それを買い物籠に入れるとパートナーが一言。
「あ、それ買うの?わたしも一緒の持ってるし…」
「ええやん、サイズがLやし」
あとで名前、書いとこ。
3連戦
で、ちょうどお昼時。司会の方とか、前に打ち合わせに来られた方とかUITトリオとかと一緒に歩きはじめます。まぁ上本町なので、「ハイハイタウン」があるんですが、昼時なのでどこともいっぱいです。というより、この時間にすいている店があったら、それは逆に厳しいでしょう。
で、歩きはじめたのですが、最終的には日本橋まで行ってしまいました。なんとか黒門市場にあるお好み焼き屋さんを発見。ようやくここでビールにありつきました。いやぁ、長かった。
ここで東大阪の人たちと別れて、わたしはUITトリオとでんでんタウンへ。目的は、先日引導を渡した母親のパソコン用にwindows7と、レスキュー用のSATA→USBのコンバータを買うこと。もうひとつの目的は、クラブ用にビデオカメラを買うことです。約1時間うろつきまわって、すべてそろいました。なので、通天閣へ。Uさん曰く
「秋田人、これが通天閣や!」
なんのことかよくわかりません(笑)。
で、そのままジャンジャン横町へ。串カツどて焼きビールで2次会です。
と、今回の主催の人と連絡がとれたので、京橋へ。
「このあたりにまぐろの店がありましたよね」
「あ、「とよ」ね」
ということで、とよへ。たどりつくと、そこは屋外立ち呑みスペースでした。主宰者のCさんは慣れた口調で
「コース」
と頼みます。すると、なんかもう、山盛りのウニといくらとマグロが出てきます。なんじゃこりゃ。
でもさすがに立ち呑みは今日はつらい。7時を目途に退散しましょう。
帰りの京阪、まだすいています。でも、わたしたちはフラフラ(笑)。
あー、よく呑んだ。
なにわ研
「なにわ研」というのは、東大阪市人権教育研究会の夏季研のことです。ちなみに名前の由来は「アウィーナ大阪」でやるからだとか。ちなみに、この「アウィーナ大阪」の名前の由来は「naniwa」をひっくり返して「awinan」としたとか。まぁ、そのまま「アウィナン」とやっちゃうと、なんとなく最後がかわいすぎますよね(笑)。
お座敷の開始時間は、午前9時半。えらい早いです。会場に到着したら、「寝た子を起こして仲良くごはん<を食べる人が登場*1。
「久しぶり〜」
とあいさつ。
でも、あっという間に9時半直前です。あわてて会場へ向かいます。と、あまり人はいません。まぁこんなもんでしょう。ここでUITトリオと久々にご対面。相変わらずな人たちですが…。
司会の人たちと打ち合わせをしていると、なんだかどんどん人がやってきます。なんでも、はじめに出していた希望と変更してこっちに来られたとか。みなさん物好きやなぁ。
てことで、話しはじめます。なかなか大阪の人たちを「つかむ」のは難しいのですが、それでもところどころでわいて下さるので、だんだん調子に乗ってきます。
てことで、無事与えられた時間ギリギリで終了。ところが、質疑応答がまたいっぱい出てきます。これはうれしいですね。あの
「質問がある方はおられますか?」
「シーン」
というのは、ほんとうに嫌いなんですよね。
おわってからもいろんな人たちと個人的に話。こういう時間が、実はとっても大切なんだと思います。ご自分が感じられたことだけじゃなくて、どこで引っかかったのかがわかります。そこからその人の人となりがわかります。そんな「出会い」から、また新たなつながりが出てきたらいいなぁ。
*1:ちなみに、わたしは最初「寝た子を起こして仲良く朝ご飯」だと思っていた^^;;
新しい視点から部落問題を考える
今日は人権教育研究会の夏季研。午前は記念講演。講師は関西大学の石元清英さんです。
わずか1時間半の講演の中で、部落の現状・歴史、さらには「部落とはどこか」「部落民とは誰か」について語り、さらに人権教育への提言までいってしまうあたり、すごいです。
先日の板東さんの話もそうだったんだけど、いままで自明としてきた「部落」「部落民」は、実は自明のものではないんですよね。すごく簡単に言えば、
「まわりから部落とみなされたところが部落」
なんですよ。これって、完全な自己言及です。でも、そうとしか言えない。さらに、
「まわりから部落民とみなされた人が部落民」
これもまた、完全な自己言及です。でも、これもまた、そうとしか言えない。石元さんは「血筋の間違い」をきわめてロジカルにあらわされます。2000年調査(だと思う)のデータである、「純ブラ85%」「半ブラ15%」として、いくつかの仮定をおきながらではありますが、5代前までさかのぼると、16通りのパターンができます。この16パターンの確率を計算されるわけです。すると、「純ブラ」の確率なんて、1%未満になったりします。つまり、血筋の問題ではないと。結局まわりからの視線の中にあるわけです。
ここに部落問題の「語りにくさ」が出てくる。
そういう意味で、石元さんは
「部落問題は応用問題」
と言われます。これ、どこかで聞いたなぁ。あぁ、藤田敬一さんだ。
「にもかかわらず、従来の人権学習では部落問題から入っていった」
まぁそりゃそうです。そこで
「例えばミソジニーみたいなものを扱って、人間関係の問題を考え、そこからの応用問題としてやった方がいいのでは」
という提起がなされました。ここで「いじめ」とか言わないところがいいですね。ミソジニーは、「女性vs男性」という対立構造でとらえるだけじゃなくて、女性自身の中にも存在しますから、単純な「差別・被差別」の構図になりにくい。
とにかく、この夏、わずか1週間経たない間に、ふたつの立場から「部落とはなに?」「部落民とはなに?」ということを聞けたのは、大きな収穫でした。
ちなみに帰られる石元さんを送りながら、
「どうしても人権学習では◯◯「を」教えると考えがちなんだけど、◯◯「で」を教えるというふうに発想を転換すると、けっこうどの問題をやっても、人間関係とか社会の話に持っていけますよ」
みたいな生意気を言ってしまったりしていました。
で、遠方より友来る
遠方の友と
と、そこに明日からの集会に参加すべく前乗りで来られたT村さん登場。近況を話しあうのもそこそこに
「ビール!ビール!」
ギネスを傾けながらしばしお話。と、そこに中村美亜さん登場。
T村さん曰く
「どなた?」
「中村美亜さん」
「え〜!」
考えてみると、3月にお座敷かけてもらったの、『クイヤセクソロジー』の読書会主催だったわけで、その著者とのご対面なわけですね。T村さん、すっかり舞い上がりながら
「本持ってくればよかった〜」
を連発。
まぁ、いい出会いがあったからいいやんか。
「性と生」分科会
今日は分科会の日。いろいろありましたが、やっぱり「性と生」分科会に出てしまうのはしゃーないですね。というか、助言者は中村美亜さんやし。
とにかく今はあまりすたすた動けないので、早め早めに行動しなくちゃなりません。さいわいここ数年でそういうクセができつつあるので*1、+5分程度早めに動けばなんとかなります。
会場に着いてしばらくすると、中村美亜さん登場。
「おひさしぶりです〜」
「あ〜、いつきさん」
覚えてもらっていた\(^o^)/
午前中はレポート発表・質疑応答と助言者からのコメントで終了。言いたいことは山ほどあるけど、「質疑応答」で「意見」を述べるのは反則だというポリシーがあるので、ガマンガマン(笑)。
昼食休憩の時に、鹿児島のまりあちゃんのお母さんと対面。ひとことで言って、おもしろい人やな。でも、考え方に共感することが多々あって、うれしかったです。
で、午後はグループ討論。20分ぐらいで6〜7人がひとことずつしゃべる…。てことは、持ち時間は2〜3分ですね。てことは、しゃべれる内容は、ほんとうにワンポイントですね。
で、各グループからの発表。
で、休憩。
なんでいままでダラダラと書いたかというと、このしゃべりのわたしが、約4時間、ずっと黙っていたわけで。てか、グループ討論の1分ぐらいですよ。
てことで、全体討論ではたまっていたものが吹き出てしまいました。司会者の方、すみません、すみません。
*1:仕事上の問題で、そうしなくちゃならなかった
全体会が終わって、とりあえずホテルへ。と、途中で見つけた足裏マッサージ。40分で2500円。安い!てことで、フラフラと入ってしまいました。
で、ちょいと時間をつぶして「私的懇親会会場」へ。
今日は奈良・三重・和歌山・京都の合同呑み会です。
ここで、またまた「おんなたち」の「女性部」「母女」への思いを知りました。でも、酔っぱらっていたからよくおぼえてない(笑)。
そうだ!11時に入札せなあかんかった。帰らなくちゃ。