ほぼ新ネタ

今日は夜に大分は中津でお座敷です。主催は「部落問題を考える会」という、そのまんまな名前のグループです。
とりあえず、仕事がすんだら電車に飛び乗って、そのまま大分へ。なんとかかんとか開始には間にあいました。
問題は、与えられた時間です。なんでも
「1時間15分で」
というリクエスト。1時間半でもいつでもオーバーしているのに*1、1時間15分は無理です。てことで、いつもの話は断念。もうひとパターンでいこうかと思ったんですが、せっかくだから、新ネタで攻めてみようかと。といっても、完全な新ネタではなくて、この間秋田でやったネタなんですがね。
さてさてどうなるかと思ったけど、お客さんが「その筋」の人たちなんで、結果としてはよかったのかも。それがわかったのは、もちろん「お座敷」が終わってからですけどね(笑)。

*1:たまにぴったりに終わるんですが、それがなぜなのか、ぜんぜんわからない

よりみち@崇仁

崇仁には「あいこちゃん」だけじゃなくて、他にも数軒お好み焼き屋さんがあります。ほんとうに栄えた場所だったんだということが、よくわかります。というか、今も続いているんだから、今もそれなりの活気があるということですよね。
で、前から気になっていた「よりみち」に行ってみることにしました。
ここは、JRの南側になるので、「メインストリーム」からはちょっとはずれています。でも、まわりには他にもお店屋さんが何軒もあります。
店に入ると、いきなり地元のお姉ちゃんが食べています。てことは、かなり期待ができます。わたしがテーブルに座ると、お店の方はいきなり隣のテーブルの上を片づけられます。と、地元のカポーがおふたり。予約をされていたみたいです。
店の中にはおでんも炊かれています。このあたりは奈良の風景と同じですね。ちなみに奈良では「おでん」とは言わずに「関東炊き(かんとだき)」と言うみたいですが。
で、メニューを見ると安い!というか、「素玉」があるあたりに、この店の自信を感じさせられます。
とりあえず、カスのお好みを頼みました。
ちょこっと下を向いているうちに、気がついたらお好みがひっくり返っていました。しまった、「生」の写真を取れなかったOπ
さて、焼き上がりはこんな感じ。

えらく大きいカスが入っています。

ではソースを塗って食べてみましょう。にしても、おたふくのソース壺と色が反対なんで、辛ソースを全面に塗ってしまいました。まぁぜんぜん問題はないわけですが…。
で、一口食べて…。
んまい!
生地に味がついています。あと、べた焼きにしては、生地がしっかりとしているというか。パリっとした感じというよりは、もちっとしたというか、ふんわりとしているというか。味がついていることと相まって、ちょっと経験がない感じです。焼いたあとではわからないけど、カスもしっかり入っている感じです。そして、先ほどのえらい大きいカスを一口。うん、トロトロです。これはうまい。
なんか、あっという間に食べてしまいました。
今回はカポーがいたりお姉さんがいたりしたので、あまりお店の人とは話ができなかったけど、これはなかなかおもしろいかもしれないなぁと思った店でした。

ちなみに一回店を出て、忘れ物をしたことに気づいて帰ってきたら、すでに店は閉まっていました。団地の1階ですから、裏にまわったらなんとかなるだろうと思ったのですが、どの家かわかりません。と、そこにいたおばちゃんに
「よりみちって、どの家ですか?」
と聞いたら
「3軒目や。ドンドンドンと叩いたら出てきはるわ」
とのこと。
で、叩いていると
「あかんあかん、もっと力いっぱい叩かんとあかん」
とアドバイス
う〜ん、なんともフレンドリー。なんかこういう感じ、好きなんですよね。もっとも、どれだけドアを叩いても出てこられなかったので、表に回って電話しましたけどね(笑)

てことで、恒例のdata。

カス玉 450円
ビール (アサヒとキリン・中瓶)500円(大瓶は550円)
スタイル べた焼き系
その他 素玉は400円です。なお、「カス」と頼んだだけでは卵は入ってきません。でも、カスのトッピングが50円なんで、かなり安いです。もちろん「マンボ」もあります。おでんは1品100円。他にもスジ炒めとかもあります。となりのカポーは「ネギちょうだい」と、かっくんみたいなことを言っておられました(笑)。
独断的評価 ★★★★★(あの生地は謎です)

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「柔軟な」子どもたちよりも大人たち

今日のお客さんは幼稚園の保護者のみなさん。おそらくは全保護者数の1/4くらいの人が来てくださったのかな。
人推の方は前に聞いてくださったみたいで、すごく一生懸命宣伝をしてくださったとか。そんなたいそうな話ではないのですが、それでもすごくうれしいですね!
みなさん、はじめのうちは笑っていいのか笑ってはだめなのか、ずいぶんと迷っておられたみたいですが、まぁ、話の内容のほとんどがしょーもない話とわかってくださったあたりから、徐々に笑いが出てきました。よかったよかった。
で、終わってから、しばらく聞いてくださった方と話。

保「子どもって柔軟ですよね。テレビなんかにもたくさん出ておられるから、すごく柔軟に受けとめられるんじゃないかな」
い「そうですかねぇ。でも、しょせんは「笑い」の対象としてしか見ないと思うんですよね。そういう時に、まわりの大人がどう伝えるかが大切なんだと思うんですよ」
保「なるほど」
い「やっぱり、感覚で受けとめるのと、知識として理解して受けとめるのではぜんぜんちがうと思うんですよね」

たぶん、保護者の方に話をする意味って、すごくあると思う、今日この頃です。

さすがにダウン

朝、いちおう目は覚めるのですが、身体が動かない。てことで、ここは体調の悪いパートナーに頼む以外、方法はありません。すみませんすみません。
それでもなんとか出勤。午後までもたせます。
午後、自分の試験が返ってきていることに突然気づきます。でも、「採点の祭典」状態にはなかなかなりません。
とりあえず、しばしダラダラ。
と、突然採点の神様が降りてきて、いきなり採点開始。気がついたら祭典完了していました。よかったよかった。
さぁ、今日はおとなしくしよう。

はじめて「あとりえ西濱」に行った

なぜ朝のうちから晩ご飯をつくったかというと、わたしは夜は呑み会なのでした。
午後にちょいとひと仕事すませて、古巣の芦原橋へ。
まずはちょっと人数が多かったので「Jん平」なる居酒屋へ。ここでみなさんでグダグダトーク。それにしても、参加者の中にスキーのインストラクターがおられたのにはびっくりです。思わずスキー談義で盛りあがってしまいました。
で、2次会は「とみや」です。ここ「岳」の跡地の隣にある店で、2階には「人権専門古書『宣言堂』」なんてのがあるらしいです。それにしても、先客がおられたのですが、
「いいからいいから」
と席を譲っていただいて、先客の方々は隣のお店に行かれます。ちなみに隣にあるのは「あとりえ西濱」です。
で、しばらく「とみや」で呑んだ後、わたしも隣に移動します。
ここ、一回来たかったんですよね。噂はA久◯さんやK本さんからさんざん聞いていたんですが、なかなか行く機会がなくて、いままで来られていなかったんです。
で、なんか社長の太田さんと話をしていたみたいなんですが、酔っぱらいすぎていて覚えていません。でも、なんかいろいろ話をしていたな(笑)。また素面で行って、もう少し酔いが浅めの時に話をしたいなぁ。
てことで、気がついたら11時過ぎ。これはあきません。とりあえず最終の新快速にはなんとか乗れて、ひたすら京都に向かいます。で、目が覚めたら大津(笑)。
パートナーに
「迎えに来られる?」
ととりあえず電話をしてみましたが、来られるわけないですわ。だって、頭痛で倒れているんだもん(笑)。でも、パートナーは
「半分出してあげるからタクシーで帰っておいで」
と優しく言ってくれました。ありがとうありがとう。
てことで、なんとか家に帰れましたよ。
それにしても、途中A久◯さんの家の近くを通った時、思わず
「電話したろかな…」
と思ったのは、ここだけの秘密です(笑)

パートナー倒れる

昨日「熱がある」とか喜んでいたパートナーですが、今日はえらい頭痛らしく、倒れてしまっていました。で、
「晩ご飯をつくっておいて」
って言われたので、休みをとることにしました。ジャガイモとウィンナーを炒めたり、なすびを炒めたり、春雨を炒めたり。そうそう、白菜の葛ひきでもつくりますか。

たまってる…

別に仕事を休んだわけではないのに、やっぱり仕事がたまっています。
てことで、プリントづくりをしたり、映像の編集をしたり、あれやこれやをやっているうちに、あっという間に時間が過ぎていきます。
帰りにはいつもの通りお医者さん。
「うわ…。痛いですか…。う〜ん」
いつもながら脅してくださいます(笑)。
で、家に帰ったらパートナーがうれしそうに言います。
「熱が出てるねん」
なんでも仕事を休めるからだそうです。生徒と一緒ですな。
わたしも指を怪我しているのをいいことに休みます。すると、上の子どもが晩ご飯をつくってくれるとか。しかも片づけも下の子どもと協力してやってくれるとか。
うん、家事労働観というかなんというか、そういうのを育てるのって「親が動けない」ということもけっこういい契機になるのかもしれない。

で、おしまい

ほんとうは明日まであるんですが、そうもいきません。てことで、数人で水戸駅前の居酒屋で(わたしだけ軽く)呑み。
今回の感想を話しあったり、それぞれの地域の話や学校の話をしたり。こういう情報交換をすることで、「自分の地域・学校が当たり前」という思い込みから解放されるんですよね。もちろん助言者の方の話を聴くことも、レポートを聞くことも、論議をすることも大切なんですが、それにとどまらず、こういう時間をつくることが大切なんだよなぁと、あらためて思いました。
さぁ、あん肝もあんこう鍋も食べたから、そろそろ帰りますか。

今回の収穫

今回「おもしれ〜!」と思ったのは、ふたつ。
ひとりは大分の高校教員。この方、国語の教員なんですが、漢字の書き取りに男女雇用機会均等法とか労働基準法の条文を使うそうな。やるな…。
もう一人は三重の小学校教員。まぁなんというか…。確信犯ですわ*1

*1:帰りのバスの中で、「自分の机のまわりは汚いけど、教室はめちゃくちゃきれいにするよね」「そうそうそう!」と意気投合した

ぼやきやな(日教組教研・2日目)

今日の午前は「性の教育」がテーマです。メインの助言者は池上千寿子さん。はっきり言ってファンです(笑)!
まずはレポートが3本。これまたレベルが高い。なんというか、ツッコミどころがないんですよね。さらに、なんとなく話がもろに「性教育」という感じになってきたので、論議にからむこともできません。
ただねぇ…。
「生殖のメカニズムを教える中で「命の大切さ」みたいなことを話した時に、そこで傷つく子がいるのでは*1?」
みたいな話が出てきまして…。なんか違うなぁと。いや、
「あんたなんて生まれてこなかったらよかった」
みたいなことを言う親がいるということのしんどさはあるんでしょうが、それとは別に「命の大切さ」みたいな話はできるのではないかと。というか、それって「多様な家族のあり方」みたいなところから切り込む話ではないのかなと。なんてことを考えていたら、やっぱり池上さんが
「今、その子がどういう家庭状況であろうと、それとは別に命の不思議さみたいなことは伝えられる。そこから大切さも伝えられる」
みたいな助言をされていました。
なんてことを考えていたら、時間がどんどん過ぎていって、結局本丸(笑)「多様な性」についての論議は午後まわしになりました。

で、急いで昼食の場所を探します。で、ようやく見つけたのが「お好み焼き」って店。かなり不安に感じながらお好み焼きを頼んだのですが…。まぁしゃーないですね。
それでも焼きそばと焼きうどんはおいしかったので、よしとしましょうか。

で、午後。いよいよ「性の多様性」の論議の時間なんですが…。
いっぱい話が出るだろうと思ったら、たったの4人。しかもそれで論議の時間はおしまい。まぁええわ…。
あ、わたしが話をしたのは
「性の多様性を教えるのは、「少数の人がいる」ということを知るためではなく、セクシュアリティという側面から自分とは何者かということを考えるためだと思う」
性同一性障害をなんのために教えるのか?人数比率から言えばもっともっとたくさんいて、しかも「いないことにされている」同性愛者について、もっととりくまないといけないのではないか」
みたいな話ですわ。

続いて「労働」の話。ここでもすごいレポートがガンガン出てきます。もう、完全についていけません。みなさん、膨大な時間を使って、労働観とか権利とかを教えておられます。それに対して、わたしなんてまったく実践をしていないですからねぇ。と、ふと思いついて、レポーターの皆さんの所属を見てみると、ほとんどが小学校です。
謎がとけました。
それにしても、ああいう実践を受けてきた子どもたちがうちの学校に入ってきてくれたら、ずいぶんと学校の雰囲気も変わるんだろうなぁと思いながら、「きっと来ないな」というボヤキが出てきます。

そんな感じで、最後はぼやきまくって*2終了です。
最後に助言者の方々がいろいろ話をされまして、それはそれぞれおもしろかったのですが、やっぱり池田さんのひとことですね。
「みなさん、家族ってなんだと思われますか?それをあしたまでの宿題にしましょう。わたしも考えてきます」
わたしには「あした」はないけど、でも、来年*3、そのあたりの発言をしてみたいなぁと。

*1:母子家庭・父子家庭とか児童養護施設にいる子とか虐待をうけている子とか…

*2:「生徒って掃除しますか?」とか「罰に掃除を使うのは労働観を育成する上であかんですよねぇ」とか

*3:来ることができたら