久しぶりの「つもと」@飛鳥

前に「つもと」に来たのはいつだろう…。ずいぶん前のことです。でも、「つもと」は、まぎれもなくわたしにムラのお好みのおいしさを教えてくれたところです。
今日の打ちあげは「つもと」ということで、久しぶりにやってきました。
つもとのおいしさは、なんといってもスジです。「わかば」はすじ肉をそのまま炒めるという、ありえない方法で食べさせてくれますが、つもとはこんにゃくなんかと柔らかく炊いたものをお好みの上にのせてくれます。この炊いた状態のものが、とにかくうまい!
今回頼んだのは「スジカス」のお好みです。スジもたっぷりですが、カスもしっかり乗っています。

つもとの焼き方の特徴は、具材の上に少し残しておいた生地をかけるところにあります。この生地がカバーしてくれるので、具材がガリガリになりません。

で、完成品がこれ。

キャベツがみじん切りなので、生地がフカフカです。すごく食感が軽い。
ソースは酸味がきいた味です。確認してはいませんが、おそらくは金紋と思われます。
久しぶりに来て、やっぱりおいしさを確認できたのは、とてもうれしかったです。
恒例のdataは、前のリンクを見て下さい。

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いつもお世話になってますm(_ _)m

今日は、いつもお世話になっているNPO法人JUMPの方がやっておられるPTA@小学校の研修会です。
「2時間たっぷりしゃべってや」
ということでしたので、ホッと一安心。でも、最近疲れ気味やし、大丈夫かなぁ…。
ここの小学校、もともと児童数がかなり少ないらしいです。なので、必然的に保護者の数も少ない。それと、基本的には動員をかけない主義とのこと。しかも、今日は冷たい風が吹く雨の日。悪条件が重なりまくっています。てことで、参加された方は少なかったのですが、それだけに、
「聞くで!」
という熱気が感じられました。なかでも会長さんがすごい!ことごとく反応してくださいます。おかげさまで、2時間があっという間に過ぎました。

総括の季節やなぁ

今日は某研究会の最後のブロック会議。1年間、人権についてのいろんな話をしながら、情報交換をしたり、なんだかんだしてきた「なかまたち」です。でも、1年たったら解散。4月からは新メンバーになります。これがしんどい。またまた1からそれをつくりなおさなきゃならないのです。
てことで、今日は会議が終わってから、近くの居酒屋で呑み会。とはいえ、みなさん忙しく、集まったのは半分もいませんでしたけどね。でも、他校の教員と人権をネタに語るって、そうそうできることではないんです。それができる宴会は、やっぱり大切にしないといけないなぁと思いました。
ちなみにこの宴会、「食事会」なんで、8時過ぎには修了。家には余裕で帰れました。
が、地下鉄で寝てて、危うく反対方向に行きそうになったのは、この間の宴会疲れかな^^;;。

みなさんがんばらはったんやなぁ…

今日は某研究所某大学の修了式の日です。とはいえ、修了式そのものはわたしは関係ありません。が、なぜかそのあとの宴会へ。
受講生の方のうち数人は、この間の上映会にも来てくださっていて、かなり関心をお持ちな感じです。うれしいな。だって、普通に仕事や生活をしていたら、おそらくは関心というよりも、情報すら入ってこないだろうから、そういう意味では「きっかけ」くらいにはなれたわけですからねぇ。
で、「飲みに来てくださいね」と言われていたので、呑みに行ったということで(笑)
みなさん仕事の合間を縫って半年間勉強してこられて、さらには自己啓発などというのもあって、さらに課題もこなしてその最終日ということで、とてもなごやかに盛りあがっておられました。呑みの間には、なぜかクイズコーナーもあって
「同和対策事業特別措置法ができたのは何年か?」
とか、一般社会では
「んなもん知るか!」
なクイズが出てくるあたりがおもしろいです。
てなことで、あっという間に時間が過ぎて2次会へ。
なぜかわたしはボーリングです。まぁストライクを一回だけとったけど、溝に数回落ちたからダメですね。
その後カラオケ。みなさん、飛ばしますねぇ。でも、わたしはあした仕事ですがな。
終電には間にあいました。

もとにもどそう

カントクの
「5時40分だよ」
の声で起床。うわぁ…。とりあえず帰ろう。
家に帰ってお弁当の算段をして、出勤です。
同僚に
「しんどいねん」
と言っても、すでに
「自業自得ですね」
しか言ってもらえません。
それでも、午前の業務を終え、午後の出張を終え、なんとか一日が過ぎました。
あとは家に帰って休むだけです。
11時頃にふとんに入って、ちょいとメールのやりとりしたら爆睡でした。
さぁ、回復しなくちゃ。

で、懇親会とか

懇親会は、あらかじめの予約制だったけど、主催者がいろいろ苦労して下さって、なんとか希望者全員まで収容してもらいました。たしかに会場は狭いけど、それだけに距離が近くていろいろ話ができるというものです。

さらに2次会。
このあたりになると、なにがなんだかわかりません。語り込んでいる人もいるし、泣き出す人もいるし。まぁ青春です。

で、お開き。
そういえば、わたしはカントクと今回もぜんぜん話ができていません。ここは少しの時間だけでもサシ呑みをしましょう。てことで、ふたたび東九条へ。
で、ふたりで向かいあって話しはじめたけど、とつぜんカントクが
「ラーメン、食べに行こう」
と提案。たしかにお腹が減ってます。
てことで、9条通りから堀川通りからあちこち放浪。ところがどこもあいてません。まぁいいです。こうやって夜の待ちをほっつき歩きながら話をするのも久しぶり。
結局たかばしにある第1旭でラーメンをすすって、ふたたび東九条へ。結局、そういうことなんです。
センターに着いたら、もうフラフラ。
「このままタクシーで帰ろうか、朝まで寝てタクシーで帰ろうか」
「寝てったら?」
と布団を敷いてもらったところで、瞬殺でした。

で、上映会

朝ご飯は当然のことながら前日の残り物がメインです。もう、お腹いっぱいです。
昼前に東九条を出て、プラプラと歩いていきます。カントクはちょっと前に放浪の旅に出ました。後かたづけ組が残ってやってくれています。ありがたやありがたや。てことで、わたしはこのあたりを歩くのがはじめてなMちゃんを案内がてら一緒に行くことにしました。

で、会場に到着。N江さんが忙しそうに準備をはじめておられます。そこに、スタッフを頼まれた方々もやってこられます。カントクは時間ピッタリに登場。
とりあえず会場を開けてもらって音響のセットと機材チェックです。と、ここで問題発生。問題解決に向けていろいろ試してみたのですが、ここの調整卓、めっちゃ融通が利きません。あちらを立てればこちらが立たず状態です。それにしても、試写をした時に当然気づくべきだったんだ。めっちゃ落ちました…。

それでも会場にはたくさんの方々がきて下さいました。うちの同僚の方もきて下さったし、外国人教育関係の人も来て下さったし、もしかしたら、わたしの知りあいで関西在住の方々の半分ぐらいが来られていたのかなぁ。とてもうれしかったです。

上映会後はトーク
今回は、基本的にはわたしが聞き役で、カントクが語り役です。考えてみると、映画をはさんでふたりできちんと話をしたことがなかったので、わたしも知らないことがいっぱいあります。「作り手」としてのカントクから聞きたいことがいっぱいあります。今回はけっこう時間をもらえたので、ゆっくりと聞くことができました。
でも、たぶん聞きたいことの半分もいけてないだろうな。さらに、話しきれなかったエピソードもたくさんあるし。てことで、自己採点は72点。もっとも、みなさんけっこう笑って下さったし、会場からは
「100点!」
という声も飛んできましたから、それなりにいいトークになったのかな。

で、合宿

夜は明日に備えて、「カントク」と明日のトークの打ち合わせを兼ねたお泊まりです。
もともと家でやるつもりだったんだけど、片づけが間にあわないので、やっぱり東九条へ。
ふたりほどから
「どうせ泊まるんだろ。泊まるなら教えろ」
というメールがあったので教えると
「行く」
とのこと。
ま、いいか。
さらに、Tーマスから
「前夜祭やってるの?」
という問いあわせ。あのね、前夜祭じゃありません(笑)。でも来るらしい。さらにAっちゃんからも
「泊まるの?」
というメール。来るらしい。
まぁ行動を読まれるとこうなるんだな。それでも軽く打ち合わせをしたところで、カントクはお疲れなようでおねむ。わたしも疲れていたのでおねむ。

年度の最終日〜新年度の前座

体調は…。当然のことながらよろしくありません。
でも、今日は終業式の日です。シャキッと行きましょう。
ということで、無事終業式も終了。みんなホッとした顔してるなぁ。でも、この影には涙をのんだヤツもいるわけで。まぁ、自業自得なんですけどね。

午後からは新入生説明会。
まだ「人となり」を知らない状態なんで、どういう子らかわかりません。でもまぁ、精一杯虚勢をはっているみたいな子もいるし、すんごい不安そうな子もいるし。4月が楽しみです。

発表メモ・GID学会番外編

とりあえず、メモだけはっておきます。

「男とはなにか、女とはなにか」。「性を変更する」ってどういうことか。それを考えないと、支援の方法は見つからない。
とある民法学者によると規定はない。「社会から女性と見なされる人のことを女性という」→部落の定義

結論的には、身体加工のみ性の変更ではない。社会的な関係をどう変えていくのかということが重要。
しかし、そのことを特に若年層当事者は誤解しがち。なぜなら、SRSには付加価値が多すぎる。→身体加工に走ってしまう

やりたい子はやったらいい。でも、それをしないと性の変更ができないとするのはまちがっている。

高校2年で出会ったある参加者。
高校中退→板前→「なにやってるねん」「保育士になろう」→高校に行く→卒業→短大入学
中退前「医者に行きたい」「ホルモンしたい」
「医者はいつでも行ける。ホルモンはいつでもできる」といって邪魔した。

メールで取材。
Q「きみにとって、わたしは邪魔やった(笑)?いや、正直、邪魔して時間かけさせたやんか。あの時間は無駄やったか意味があったかを聞かせてm(_ _)m」
A「すぐに治療したいとゆうのはあったんですけど、時間かけずにぱっぱっとやってたら、親に何の話もせずやってたから、時間かけたというのには良かったのかもしれないと、今になって思いますね。でも高校のときとかは、なんでそんなすぐに治療とかしていったらあかんねん!今すぐにしたいねん!て思ってましたね、正直(-_-;)」

繰り返す。
やりたい子はやったらいい。でも、それをしないと性の変更ができないとするのはまちがっている。

今の動き→医療と学校と家庭の連携→「個人のケア」で突破しようとしている。
で、教員にも期待される。「教育は大切」わかるけどね。
でも、教員は忙しい。
「無理解」というけどね。→研修→課題は山積み
研修は、「知る」ためじゃなくて「わからないけどわかりたいと思っていることの糸口を見つけるためのもの」。研修を受けたから理解できるものではない。

で、わからないから専門家のところに連れて行こうとなってしまう。これが連携?
学校教育の中でになわなければならない役割は何?
専門家のところに連れて行くこと?ちゃうやろう

ほんとはみんな「なんとかしたい」と思っている。それは教員の本能。でも、ルールとの間の齟齬がある。ルールはなぜある?誰が必要としている?制服は誰が必要としている?

ある高校生の話
あるFTM→ズボンをむりやりはいていく。
ケース会議。親の了解がないとダメ。親に話せる関係じゃない。暗礁に乗り上げていた。たぶん病院にも行けない。さて、どうする?

1対1の限界では?
「医療」は原則1対1

しかし…
「交流会」はグループのケア→学校でできること

自分と出会うためには他者と出会わないとわからない。

「他者」は、まずは同じ属性

さっきの「大学行った子」も交流会に来ていた。「違う」とは思っていたみたいだけど、それでも来ていた。
交流会ではつめる。
中学生のFTM→必死
高校生のMTF→声が出せない。わかる→でも出す

さっきの高校生のこと
「交流会に参加した翌日父親に話をした。制服を今すぐに何とかするとまではいかなかったけど、これから話し合っていこうと父親に言われた」
好きな女の子から「なにむちゃくちゃしてるの」と嫌われた。交流会に参加後「自分は自分」→仲直り

病院に連れて行ったら病気になり、交流会に連れて行ったら変態になる。

それは生徒だけではなく教員も。

その高校生を連れてきた教員
「解決策として女子のズボンをはくことになった→「いや」だった。女子のズボンをはくふりして男子のズボンをはけばいい。本人は納得」。
抜け道を見つけられるようになった。

「他者」のもうひとつは「異なる属性」→学校でできること2

ある当事者を支援しようとするなら、その当事者自身へのかかわりと、周囲への働きかけが必要。周囲については、教員も含む。周囲のかかわりについては「そのことを」伝えるのか、「そのことを通して」伝えるのか。わたしは後者。それが「かわいそう」ではない伝え方につながる。GIDは特殊な問題ではない。

ある部落の生徒→「講演を聴いているまわりの子どもたちの顔を見た時に、このクラスなら言えると思った」

最後に写真

医療とのかかわりはぜんぜん言いませんでした。
たんなる教員のぼやきやけど、それを知った上でどう連携をとるかを一緒に考えていきましょう。

今年の最大のヒットは
病院に連れて行ったら病気になり、交流会に連れて行ったら変態になる。
でした。