案外できるもんやなぁ

今日はとにかく一日眠かったです。なのに職員会議もあったりして(;_;)。
会議のあとはさっさと帰ろうと思ったのですが、ふと、今度やる「リビングライブラリ」のグループわけをやろうかなと。
10人の方に2セッション話してもらうのですが、聞く方は「聞きたい人のところに行く」ことになります。なので、1回目と2回目が人数が均等になるようなグループわけをして、人数の把握をしたうえで、場所の確保とかしなくちゃなりません。でも、全員を割り振った時に、はたして10人全員がうまくいくのか…。
ずっと考えていたのですが、うまい方法が見つかりません。なので、とりあえずやってみましょう。
まずは、人数が多い2人の語り部の両方を選択している子らを、1回目と2回目が均等になるように割り振る。続いて片方の語り部のみを選択している子のみピックアップして、均等になるように割り振る。次に、片方のみを選択している子の残りの回は自動的に入るので、そこにはめていく。で、自動的にはまったもののうち、人数のアンバランスがきつい語り部を選んでいる子をピックアップして、残りの子を均等になるように割り振っていく。
というのを繰り返すと…。あら不思議。1時間半ほどでできてしまいましたo(^^)o
案外できるもんやなぁ…。

こんな夜更けに串揚げかよ(笑)

で、大阪に行って、定例の会議です。
会議のあとはいつもの呑み会…。と思いきや、いつもの店が貸し切りで、放浪の旅です。で、入ったのは串揚げのお店。「こんな夜更けに串揚げかよ」と思いましたが、これがなかなかのヒットです。けっこうさっくりと軽く揚がっているので胃にもたれません。
てことで、おいしいワインを呑みながらワイワイ話。
だけど、胃にもたれないから、おなかが減ってる(笑)。でも、家に帰ってなにか食べるのは、ぜったいにしないぞ。

首まで浸かる

今日は某人権教育関係の研究会。テーマは「部落差別」です。午前はフィールドワーク。午後は部落史の講演。
まずはフィールドワーク。いやぁ、やはり「パチモン」とは違います。講師の山内さんは、地元でガッツリ研究と実践と運動をやっておられる方ですから、中身が濃い。しかも、「個人の立場」とか「私見」とかを遠慮なく話されるのでおもしろい。
にしても、こういう話を聞いたら、またまたそれを「パチモンお散歩」に取り入れてしまうのが、わたしの小器用なところです^^;;。

午後は「戦前から戦後の部落史」。これまたおもしろい。いままで戦前から戦後の部落史って、どうしても「運動の視点」とか「実践の視点」で見てきました。でも、現実には政治体制とか社会状況とか経済状況とかっていう大きな流れの中で「それ」があるわけですね。例えば「戦前の10カ年計画」が総動員体制の中で必要だったとか、同和対策事業が高度経済成長とリンクしてるとか。まぁ、運動側からすると「運動の結果勝ちとった」ってならなくなるのはイマイチな話です。が、もちろん「運動がなければ実現できなかった」ということを含み込んでなお、大きな時代状況を踏まえなきゃ、「次の一手」が打てない。というか、打っても実現に結びつかない。
だから、「醒めた目」って必要なんだろうなぁ。

研究会のあと、若手教員から「なぜ最後の人権学習って結婚差別なんですか?」という質問を受けて、しばし絶句。いや、15年前なら答えられただろうけど、なんか答えられなくて。なので
「なんでやろねー」
「でも、センセーのところでもやっておられるんでしょ?」
「いや、やってないですよ」
みたいな会話。
たぶん、一般的には「もっとも誰にでも起こりうる話で、今も残る差別」みたいな説明になるんでしょうね。でも、わたしはその前提となる結婚制度そのものを問わなきゃならんと思ってるし、その観点で教材つくると文句言われるし(笑)。
ちなみに、結婚差別と言えば、やはり出てくるのは「宿毛」です。で「宿毛 結婚差別」でググるこんなのが出てきました。

「センセーなら最後にどんな話をされますか?」
って聞かれたので
「「人権とは考えることではなく行動すること」って言うだろうなぁ。で、それを子どもたちに言うってことは、自分に返ってくるってことで、だからいろんなことをやってるんですよね」
みたいな返し。
なんか、話が盛り上がって、「じゃあ、少し飲みますか」と、思わず「わかば」に行ってしまいました。だって、人権担当者にはあの空気を吸わせたいんですよね。
で、おもしろかったので、次の予定は遅刻確定です(笑)。

平常運転

なんだか、昨日の昼間に仙台の河原で焼きガキ食べてたのが信じられません。
信じられないことは、子どもたちに話すと、ヤツらも信じられないわけです。なので、「昨日の今頃な」って話したら、みんなポカーンとしてました。
でも、それはそれです。たまりにたまっている仕事はあるわけで、それをやらなきゃなりません。今度やるリビングライブラリ、ようやく動きはじめました。ここまで長かった。でも、子どもたちに配るプリントもできたし、今ごろだけど依頼文書もできたし。このあと、まだまだやらなきゃならないことはあるけど、まぁ、「作業」なので、なんとかなるでしょう。
仕事をやって家に帰ると、上の子どもが「麸チャンプルー」をつくってました(笑)。
さてと、明日は健康診断があります。あまり呑まないでおこう…。呑んじゃった^^;;。

河原にて

朝はホテルにいられるだけいて、再び東北学院大学に移動です。なんか、今日は河原でカキバーベキューをやるとか。というか、「ほんとにやるのか?」と少し疑いながらも「やめるという発言がどこからも来ないから、とりあえずやる方向で」という、なんともえーかげんな話で大学に向かいました。
案の定、みなさん「ほんとにやるのか?」と思っていたらしく、連絡を入れたところから動きはじめました。
が、いざやるとなると、これがすごい。七輪を用意して、食材を用意して。まぁ、芋煮の国ですから…。
焼きガキ

牛タン

とても絵になるI川センセ

夕方近くなったところで、福島に行っていた黒坂さんから「帰ってきました!」という連絡が入って、これはもうひと呑みしなければという雰囲気になったあたりで、すでに判断力がおかしくなっています。気がつくと、あたりは暗くなっています。これはヤバイ。帰れなくなります。後かたづけは学生さんにお願いして、新幹線に飛び乗って、なんとか帰れましたとさ…。

これもダブルヘッダー?→貝祭り

朝起きると…。ん?体調が悪くない。昨日の、あの絶不調がウソのように、体調が悪くない。よかった…。はたしてウコンの力のおかげなのか、はたまたあまり呑まなかったのがよかったのか。まぁ両方か…。
ということで、朝ごはんを食べたらチェックアウト。
今日は「日本母性衛生学会」のシンポジウムで話をするらしいです。
この間のGID学会の時にKぼりえさんから「せっかく話するなら、スライドをつくった方がいいよ」とアドバイスされました。なるほど。たぶん、早口で話を追い切れない時に、スライドがあれば視覚情報で補足することができるということですね。たしかにそうですね。ということで、今回はスライドをつくってみました。
打ちあわせの会場に行くと、すでにみなさんおそろいです。それにしても豪華メンバーです。座長は針間さんと茅島さん(慈恵医大)。シンポジストは山下梓さん・中塚さん・中田ひとみさん。ここにわたしが加わるわけで、かなりなプレッシャーです。
山下さんはLGBTIQの概論と国際情勢。中塚さんは医療関係。中田さんは看護関係と、それぞれがシンポジウムに位置づいています。が、わたしはどうやら「当事者枠」らしいです。うーん。当事者ならもっとふさわしい人がいるだろうに、なんでわたしのような「汚れ」をと思うのですが。
てことで、スライドの最初は「自己紹介」。ここで一発笑いをとっておきましょう。そこからは、自分の話をほんの少しして、あとはトランスジェンダー生徒交流会の話へと流すことにしました。にしても、打ちあわせの時に針間さんから「他の人は時間を守るだろうから何も言わないけど、いつきさんは時間オーバーして独演会しそうだから20分で打ち切るから」と釘を刺されていて、これがものすごいプレッシャーになっていました。なので、やっぱり早口で時間稼ぎをする羽目になってしまいました。でも、みなさん、けっこうウケてくれたのでうれしかったです。で、針間さんからのプレッシャーをはねのけて、20分48秒で終了。よかったよかった。

お昼ご飯のあとは、岩手大学に行って「pPoi」さんの展示を見学。すっきりとしてかわいい展示でした。

で、新幹線に乗って仙台に移動。今日はお友だちの黒坂愛衣さんと呑みの約束です。が、せっかくだから、研究室で小さな学習会をしようということになって、「じゃぁ」と新ネタを披露。同席されていたのが学生さんと郭基煥さん石川真作さん。おふたりともおもしろい人ですね。てか、このページのおちゃめな3人組はいったいなんなんだ(笑)。
てことで、1時間半ほどしゃべって、軽く質疑応答。もちろん、「軽く」と言っても内容は深いです。例えば、「ジェンダーアイデンティティは一方の性の「否定」としてしか存在しないのではないか?」とか「トランスジェンダーというアイデンティティを獲得したとして、その先は再び多様な存在になるので、トランスジェンダーというアイデンティティは記号でしかないのではないか?」とか。まぁ、そんなことを話しながら、次第に「呑み会モード」へと移行していきます。

で、呑み会。
なんか、メッチャおいしい刺身とかメッチャおいしいカキ・ホタテ・ハマグリとか、もちろん牛タンとか。そして、ビールはヱビス!さらにおいしい日本酒とか。これはたまりません。
で、話はというと、黒坂さんと「フィールドワークだねぇ」とか、「フィールドノートだねぇ」とか。なんといっても『とちぎ発』はやっぱりおもしろいとか。
そんなこんなで仙台の夜は更けていくんだけど、明日もなんか昼呑みの約束をしてしまっているんですよね^^;;

体育祭からの遠征

今日は体育祭です。てことは、朝が早いです。5時起きで電車に飛び乗って、7時過ぎに職場に到着。昨日の今日なので、ものすごく体調が悪いです。二日酔いなのかなんなのか。もしかしたら肝臓が弱ってるかも。不安が頭をよぎります。でも、もうひとつ、とにかく眠い。
放送の立ち上げを確認して、そのまま放送室へ。寝転びながら明日のプレゼン資料をつくることにしました。
昼には責任持ってやらなきゃならない放送業務があるので、再びグラウンドへ。午後はまたまたこもりんです。
それにしても、昼になっても体調が悪いです。ヤバイです。
で、閉会式を終えて、大急ぎで放送の崩しを終えて、同僚に頼んで車に乗せてもらって移動開始。

京都駅について、Nかたさん@奈良と連絡をとりあって、同じ新幹線に乗ることにしました。道中お互い「眠い眠い」と言いながら、いろいろ話。これがプレゼンのネタになるんですよね。
さらに東京から東北新幹線に乗ります。が、眠さが限界です。ウトウトしているうちに盛岡に到着。

待ち受けてくれていたのは、Oかっち&Sょーこさん@青森とかH高さん@宝塚。さらにはHり間さんとかY下さんも合流して、豪華メンバーの宴会開始です。
しかし、11時呑み開始ってどうよ。結局1時前まで呑んでたけど、明日の朝大丈夫か?てか、自分の体調が心配です(笑)。

限界か?

今抱えているゲンコ、今日が締め切りなのはわかっています。でも、時間がない。いままでずいぶんと時間はあったけど、書けなかったです。うーん。なんでだろ…。限界かなあ。
で、今日も書けませんでした。だって、p4cの日ですからねぇ。
後期はどうなるかなぁ。

夜は、またまたゲンコの打ち合わせ。
お酒もそろそろ限界だな^^;;

やっとかえってきた日常はバタバタ

お座敷からの結婚式からの出張で、おそろしくバタバタした日々を過ごした一週間でしたが、今日は日常です。
が…。
メッチャバタバタです。
授業だの雑務だの会議だのってやってると、あっという間に夕方です。帰りに家庭訪問をして、家に帰ったら8時前。
それだけ動いたけど、自分がやりたい雑務ができなくて、脳みそを投入することもできなくて…。
これはヤバイです。間に合わん(;_;)。

やはり「人」だなぁ→リビングライブラリの打ち合わせ

今日は一日出張です。向かう先は茨木市。ここの教育委員会は「一人も見捨てへん」ことを実現するために、いろんなことをされているとか。その視察です。
話をしてくださったのは、そのプロジェクトを立ち上げつくりあげてきた人です。
話を聞くとすごいです。基本的な考え方は、全国学力テストの点数を指標にしながら、学力状況を分析し、学力上位層を増やして学力低位層を減らすという、ある意味オーソドックスな話です。でも、ここがすごいのは、特に力を入れているのが、学力低位層を減らすところにあるってところです。
従来はこういうことを実現するために「現場の努力でなんとかしろ」ってやってた。でも、それはムリです。というか、限界がある。なので、この教育委員会は、その実現のために、SSWや専門支援員、あるいは新採2年目の人の支援をする人など、かなり多くの人を投入しています。また、人の投入のしかたがすごい。分析の結果、学力が向上していないと考えられるところには向上したところから人をまわして、より多くの人を投入しています。なぜなら、そこには環境的によりしんどい状況があって、その解決のためにはより多くの「力」を必要としているからです。
このあたり、昨今の方向、つまり、成果をあげたところにより多く配分するってのと正反対の考え方です。でも、わたしは「行政の考え方」としては、極めてまっとうだと思います。
それにしても、「小学校」は結果が出やすいけど、「中学校」って出にくいんですね。まぁ、理由はよくわからないけどなんとなくわかりますが…。
そんな話を聞いたあと、小学校に行って授業を見せてもらいました。わたしが興味を持ったのはくっちゃんくっちゃんなクラスです。モグラたたきが限界に来ていました。あのクラス、たぶん例えばわたしひとりだと、とうてい太刀打ちできないです。もう一人いてもダメですね。あとで聞いたら、最大4人投入したとか。やはり、しんどいところには人を投入しないとどうしようもない。人を投入してやっとスタートラインに立てる。成果はそこからしか出せないということが、あのクラスを見るとよくわかります。でも、従来は「その状況」を「学校/教員の努力が足りない」ってことにしていた。でも、それでは解決できないし、たぶん「学校/教員」は育たない。育たなければ、結局それは社会の損失になって、より多くの格差を生み出していく。
で、この考え方の根底にあるのは「同和教育」なんですよね。やはり、あの原点に帰らなきゃなぁ…。

見学が終わったら、少し時間があったので、1時間半ほど「自主フィールドワーク」。おもしろかった(笑)。

夜はM木ちゃんと打ち合わせ。ワインをかたむけながら、どんなことを話してほしいかをいろいろ話し合いました。
話って、ツボとかコツがあります。それは「自分が言いたいこと」ではなく「相手が聞きたいこと」を話すってことです。で、それを身につけようと思ったら、たくさんの講演を聞いて、考えることです。えらそうなことを書きましたが、わたし、職業柄、かなりたくさんの講演を聞く機会があるので、それが結果としてそういうことを考えるベースになってるんだろな。

てことで、今日もとっても充実していましたが、今日も呑んじゃったなぁ。